よく分かる!
かもしれない「旬な話。」ガイド





 というかですね。近況雑記のペエジに攻略を求めてどうするのかって説もありますが、どうよ?



概要:

主人公「私」とその周辺で巻き起こったり巻き起こらなかったりする平々凡々の日々を活写した連作。地口駄洒落にダブルミーニング、直喩隠喩変な比喩、ミスディレクション、レッドへリングにモンタージュなど様々な技法が使われたり使われなかったりで語られます。後の展開が主人公はもちろん書いてる人にも読めないことがある。しょっちゅう現実世界とリンクしてたりハイパーリンクしてたりもするメタ世界。最新作はおおよそ1日夜、11日夜、21日夜に掲載されます(たまに遅れる)。

 基本的に、

○ゲームの話
○小説やコミックの話
○映画等の話
○日常の馬鹿話
○創作に関する話
○なんだか怒ってる話

 などが脱線しつつ展開していく。登場人物はその場の勢いでキャラクター化されていき、登場回数が増えるとコードネームで呼称されたりする。一応フィクションであるということにしてもらったりすると、いろいろと平和なんじゃないかと思う今日この頃。



成立過程:

 そもそもは、大学の研究室のメンツで作成した「新聞」と呼称される素材に掲載されていたものが母体になっている。研究室のメンツの日常等が描かれるこのペーパーはいまだに作成され続けている。ちなみにこのガイドを最初に作成したときからさらに号数が進み、240ヶ月が見えてきたという案配。後述する研究室の当時の教官たちも読者としてネタくれたりしてます。
 さらに文芸部の卒業生の方々と組んで「無題社」というサイトを立ち上げた際、「新聞」のノリと内容で私がデッチ上げていたものが「旬な話。」であった。当時の文章から引用すれば、


 さて、元々無題社(それにしても「無駄医者」と変換してしまうのはどうか)のHPを立ち上がったとき、いずれコンテンツに加えようと、覚え書き風日記などをうだうだつけていた。自分で読み返してみても、どうしたことかあんまり面白いものではなかった。
 が、ハードディスクのクラッシュにより、その辺のデータが都合よく抹消されたので、代わりにこんなものを書くことにした。
 これだと10日にいっぺんくらい更新すればいいので、気分的には楽である。よっしゃ、決定。


 
 ところが2回くらい書いた時点でサイトが潰れたのでそのまま消滅。復活するのは自サイトをノリで立ち上げたときであった。以後紆余曲折を経て現在の形に。



場の説明:

研究室
 某大学某学部にある研究室。「私」がかつて所属していた場所。成立過程からして他の研究室からドロップアウトしたようなメンツの溜まり場。独立独歩独立不羈唯我独尊、そんな言葉が似合う毒舌家の集団。最初に覚えさせられることは「他人の言葉を鵜呑みにしない」「結局自分はどう思うのか」だったりする。拙作K大ものの村雨研のモデルになっているので、詳細雰囲気はそちらを参照。「私」はABO式血液型性格判断なんぞどーでもいいと思うが、研究室の構成員の過半数がB型で、AB型を合わせると9割強、AとOがほとんどいなかったこと(実話)が研究室の性質を端的に表しているような気がしてならない。ちなみに所属することで得られるスキルはおおよそ以下の通り。

 ツッコミ耐性(Lv1~5):基本中の基本。ツッコミのダメージ軽減及び次行動への移行速度が上昇。
 ツッコミ速度上昇(Lv1~5):ボケに対するツッコミの反応速度が上昇。
 ツッコミ(Lv1~):総合的かつ基本的な能力。ボケを見逃さない、隙を見逃さない、それがないならこじあけてツッコむべし。
 ツッコミ予想(Lv1~3):文字通り。自分の言動に対するツッコミを予想できるようになる。レベルが上がると予想が的確かつ指導教官の声で聞こえてくる。
 ツッコミ封じ(Lv1~3):防御系スキル。あらかじめツッコまれそうな箇所を塞いでおく。レベルが上がると言動の発動前に封じておくことが可能になる。
 ツッコミ返し(Lv1~3):予想されたツッコミに対して反撃する。ツッコまれることが前提であるため、レベルが低いと対処を間違って悲惨なことになることもある。
 毒舌(Lv1~10):様々な流派が存在する。比喩的にいえば、横から脇腹を刺す、真っ正面から斬る、背後からばっさり、隙を見て釘を打ち込む、等々。
 専門分野(Lv1~):研究室内では特にジャンル等の規制がないため、自分のフィールドを確保するのが重要。
 転地自在(Lv1~5):話題を自分のフィールドに引きずり込むスキル。結構重宝だが、レベルが低いと我田引水で他人へのイメージダウンになることも。
 専門連携:元々違うジャンルの知識等を別分野に応用させるスキル。スキル「専門分野」及び「転地自在」のレベルによって効果が変化。
 発表ダイエット:スキルではなく呪いの一種。研究室内における発表にのみ適用され、発表前には体重が激減する。このスキルを持っていると、他の発表の場ではたいてい動じなくなる。
 ハッタリ(Lv1~3):まことしやかに言動を見せるスキル。発表時等に有効。
 アドリブ(Lv1~5):まことしやかに物事を処理する能力。発表時等に有効。
 アドリブ創作(Lv1~3):「ハッタリ」+「アドリブ」+「ツッコミ」等のスキル取得者同士でたいてい発動する。その場でテキトーな話をまことしやかにでっちあげる。
等々。


 言葉などに関するスキルが多いが、まあこのようなもの。ツッコミの速度とツッコミのやりとりについては、たまたま他研究室から来てた人が驚愕していた記憶がある。「私」はあまりスキルレベルが高くない研究室での未熟者なので倒したからといっていい気になってはいけません


文芸部
 某大学のマイナーサークル。多くの言霊使いたちの集う場であったが、今は人数が少ない。創作・批評・怪しい儀式をもっぱらとしていた。「私」のスタンスは、「文芸部とは文章で芸をする部である」というもの。「私」と付き合いのある卒業生の人たちは「古きものども(OLD ONES)」と呼ばれ、また特化した人たちについては「ディープな方々(DEEP ONES)」とも。通常、部員及び部長は普通に呼ばれているものの、歴代部長のうち、レベルアップの末クラスチェンジをされた方々は特に「旧支配者」とも呼ばれていて、様々な能力を示される。「旧支配者」のうち、幾柱かは「旬な話。」に登場しているが、異名なしでそう呼ばれた場合は隣町図書館の御方を指す(現在図書館にはいらっしゃらない)。というのも卒業生の方々が表舞台に出てくるイベント「古きものどもの宴」(2005年2月くらい)で大活躍されたからである。かの人に代表されるように文芸部出身者は怪しげな術とか……ん? 何か部屋の外で音がしましたよ? 今他に人はいないはずですが、何やら柔らかいものを引きずるような……んん? 部屋の前で止まりました。湿ったものがドアを叩いています。ひいっ。名状しがたきものが部屋にゆっくりと姿を現して、うわ、止め、そんな、ひぐgggggggggggggggggggggggggggggggggggggg



主な登場人物:


 「」:主人公的存在。趣味はいろんなものの観察とか。まったりとその日その日を生きている。ネタになると思ったら自分の恥だろうが何でもネタにする人。結構物知らずでお馬鹿な言動をする。妄想エンジンを搭載し、話を変な方向に持っていく。もっとも的確な「私」評のひとつは中学校時代ポスターを描いていたときにそれを見た美術教師の一言。「あなたは真面目な顔して面白いこと考えとるねえ」ではあるまいか。あるいは研究室の先輩との会話「あんた気を付けんとそのうち刺されるよ」「いやあ、正直者がバカを見る世の中ですからねえ」とか。最近では「変わってないねえ」とよくいわれる。変な擬音語とか擬態語とかを時々使う、ぐう。

 父:「私」の父。マイペースでなおかつ新しもの好き。たまに変なものを見せびらかしては失敗する。ここ数年の趣味はひょうたん栽培。夏の終わりにはひょうたんの加工を始め、ひどい悪臭を漂わせている。

 母:「私」の母。やっぱりマイペース。アバウトな料理を作ってはネタにされている。

 弟:「私」の弟。沖縄にいるらしい。「私」ともその妹とも仲がいい。

 妹:「私」の妹。東京にいると聞いている。性格悪し。熊本に戻るたびに「私」と衝突する。

 祖母:還暦過ぎてから舞、書道、カラオケなどの趣味を身につけ、書道は師範免状までゲットした。最近足腰弱ってきている。思い込みが激しい。

 とここで終われば、何だか国民的マンガのような家族ものみたいだ。だがこれは「サザエさん」ではないのです。


 のび太(仮名):「私」がよく行く本屋の店員。毎回のようにドジを踏んではネタにされ、一時期レギュラーとなっていた。最近は成長の跡著しく、まっとうな人になってレギュラーから遠のいている。実は妻帯者であるらしい(新事実)。


 て感じで「サザエさん」ではなく「ドラえもん」の方向でひとつ(違う)。


 てな感じで他にも思いついたキャラがいたらざくざく紹介していく予定であるが、今は時間がないのでここまで。


 以上、これらを一応現在の公式設定にします。が気分で上書きされることもあるので要注意。



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