上旬。
ホントなのかどうかひそかに疑っているのですが、世の中５月に入りましてごーるでんうぃーくとやらだったようですな。ええ、曜日すら感覚が分からなくなってる人間にそんなこといわれましても……。
ともあれ、暑いのか寒いのかよく分からないままカレンダーは進行しまして、いやほんと朝寒いんですよ。午前中の後半からすげー暑くなって夏日ですよ。帰宅してからシャワー浴びたりご飯食べたりした後はクーラー。で朝寒い、という繰り返し。一方で、ミッション場各所で熱中症対策のチェックが始まっています。出勤簿のとこに体調チェック表があるし、実際に作業するとこにはデジタルでハンディーな温度計みたいなんがあります。温度やら湿度やらが表示されておりまして、危険度が高くなってきますと警報が鳴るらしい。
暑くなったといいましても、私、今いるミッション場に来たの去年の９月ですからね。８月は倉庫番で汗だくで冷蔵庫に入ったりして逆に寒くて凍えそうになったりしておりました。今のミッション場がどれだけのものかまだよく分かっていなかったり。ただ、ゲーム好きの同僚がちょっと動くと汗だくになっているのは分かりますよ。たぶんその同僚５００のペットボトルをミッション場で１日６本くらい飲み干しておりますよ。周囲からは２リッターとかのペットボトルにしろよ、とツッコまれておりますが。今からこれなら、夏ヤバくね？ という話を本人としておりまして、こりゃもうボンベか何かのように背負って口元までノズル延ばして水分補給しながらやるしかねえなということになる。いやそれだったら、個人用冷蔵庫に冷やしておくかクーラーボックスかみたいな。
気候がこれだとオカしいのが湧いてくるんですかね。先日のニュースで、歩道橋から投石して車にヒットさせたニュースがありました。中学生がガッコの制服のままやってまして、ドラレコに残ってるという。ええ、熊本での話。後日、親御さんともども謝罪したということでしたが、まあ示談中ですわな。いやホント危ないわ。以前は高速道路に向かって投石というのもありましたからねえ。怖いわ。
私のいるミッション場は、敷地内に他に多数のミッション場があり、いろんな会社が関わっております。そこの集合的な回覧とかで事故のニュースとか流れてくるんですな。先日あったのが駐車場での話。私らが停めるとことではないんですけどね、他の会社かな。えーと駐車している車の横にバックで入れようとして相手方の右後部ドアをごりごりと削ったようで。あと防犯カメラからの映像で駐車場内一方通行も完全無視。で、通報せず現場に留まらず上司に報告もなし。相手方がおそらく夕方に発見して通報したので発覚。やった人については「薬の過剰摂取のため覚えがない」ということだそうです。いやいやいやそれ、運転させちゃあかんやん。多分一発で自家用車での通勤取り消しでしょうな。
まあそれはそれとしまして、世間でいうゴールデンウィークに、先輩と飲みに行きました。いつ頃来れるかという時間の関係で、先輩に予約を任せておりましたが、前日になっても返事が来なかったんで、急かしたら忙しくて返信する余裕がなかったとか。そんな忙しいのか。ただ、前飲んだときのリベンジでお店と食べ物を予約したとのこと。ふむー。ただ寝不足なんで、あまり長時間は無理かもとか。
さて、当日夕方バスに乗り、私は出発。前回、というのはえーと２０２３年３月中旬ですか。バスに乗るのがそもそもそれ以来ですよ。記憶によれば結構道が混んでて遅くなって、予定していた本屋巡りもそこそこだったような。なので今回はちょいと早めに。ところが今回は道があんまし混んでもおらず、予定時刻通りに到着。えーと予約の２時間くらい前には街にいました。
前にも書いたと思いますけど、熊本の人、んー、範囲的には熊本市及びその近郊かな、中心部にある繁華街（下通り、上通り、新市街）に行くことを「街に行く」といいます。少なくとも私やその周囲はそうですね。ついでにいいますと、母方の実家は熊本市からふたつかそこらばかし離れたとこにいますが、「熊本に行く」というのはこの繁華街に行くことを指していました。買い物とか映画館とかさ。今はどうなんでしょうかね。
あー、そうそうバスに乗って、本を読んでたのです。ふと顔を上げてみますと、ちょうど女子高校生とかが反対側でバスを待ってたり、学生服の連中がチャリ走らせてたりしました。ふーむ。また、ちょっと歌のようなものが聞こえたな、と顔を上げると、月光仮面産業が走っておりましたよ。まだ存在していたのかあれ。
本屋に入る。諸々本を眺めたりする。ついでに周囲の人を観察したりもします。なかなか街に出てこないので、このように人間ウォッチングできる機会が減ってきてるのですよねえ。やれるときにやらないとな。
本の並びを見ておりまして、今回「一等賞や！」と思ったのは文庫新刊コーナー。ふと目にとまったのは『東大なんか入らなきゃよかった』の隣に『それでも僕は東大に合格したかった』が並べてあったことでしょうか。ちなみに違う人の本で、新潮文庫で同じ日に発売されております。新潮も狙っておるなあ。本屋の人も分かっておるなあ。
「新潮、やるやん」と思ったことがもうひとつ。作者別の棚を眺めておりまして、私の大好きな隆慶一郎のコーナーに入ったのですよ。あー、時代かねえ、昔ほどたくさん置いてないなあ。それでも新潮社頑張ってるなあ。『影武者徳川家康』や『吉原御免状』に『捨て童子松平ただて、いやいやいやちょっと待て。『忠輝』だと！？ その隣に『一夢庵』があって『花と火の帝』もあるぜよ。全部新潮社になってやがります。私が持ってる『忠輝』と『花と火の帝』は講談社で、『一夢庵』は集英社です。『花と火の帝』をひとつ手に取って後ろを見ましたら、講談社が初出で、全集を底本として、昨年出てるようです。ほふー。いや、本の並びとか見たら、私が好きだった作家とか結構もう出てないのですよ。それをこうして、改めて収録してくれるというのはいいことですよ。まあ、プラスアルファがないと買いませんが。
外国の作品を見たりもしました。なんか翻訳もので結婚も出産もしてないのに子どもができたみたいなタイトルのがあって、一瞬「ん？」ふーむ、ああ、養子かな、と思う。あれだ、「よつばと！」のとーちゃんとかそれだな。あるいはシングルマザーならぬシングルファザー。結婚も出産もしてない、けど子ども引き取ってるパターン。
翻訳ものでも、私の好きな本とか消えてるなあ。まあ本屋にもスペースに限りがあるしね。人気のないとか古い本は排除されていくのでしょう。単純に絶版になってるとかもありますな。洋書でもペーパーバックで、一冊だけ「Fellowship of the Ring」があって、トールキンよ……となる。せめて三部作の残りも置いてもらえないもんかね。当然のようにクリストファ・トールキン編集の遺稿集なんてのも置いてあるわけなく。ああいうのを一冊一冊お金貯めて買っていた日はもう遠いね。でも、翻訳の『指輪物語』は置いてあった。ただなんか背表紙が変な色ついててげんなりする。あと、最新刊みたいなとこに、トールキン自筆の絵とそれに基づく作家論みたいなデカいのが置いてありましたよ。ええ、６８００円くらいだったかな。迷いましたが、購入を今回は見送り。見送った理由はひとえに重かったから、ですよ。さすがに飲みに行くのにこれ持って行くのはしんどすぎる。先輩もトールキン読んでるのでネタにはなりそうでしたが。あ、ちなみに今調べてみましたら、新作でもなんでもなかった。キャサリン・マキルウェイン『J・R・R・トールキン:自筆画とともにたどるその生涯と作品』でした。２０２３年に出てますな。
ところで、前述のトールキン本、Ａｍａｚｏｎのレビューでなかなかマウント取ってる香ばしいのがありました。要はトールキンじゃなくてトルキーンじゃね？ ということで。自分は翻訳とか出る前から読んでた、とか瀬田訳をけなしてたりとか。ええ、トールキンって、たしか音声残ってますよね、講義だったか講演だったか。私もテープで持ってたかと思います。音声確認したレビューが別にあって本人はトールキンといってるとあって笑う。検索してみると、トールキン派とトルキーン派がいるんですけど。厳密にいえば、論文とかで発音を重視して書くのであれば、Tolkienの表記一択でしょう。そう書いてる人の見たことあるし。日本語の表記に落とした時点で、発音なんてローカライズされておろうよ。イセンガルド、アイゼンガルドだって発音云々の前に鉄ノ要塞なんていったってよかったわけで。実際Ｂｒｅｅは粥村と訳されておりましたな。あと、私の友人のニュージーランダーの発音だと、あえて表記するならトールキン、かな。ぱっと聞いただけだとアクセント前で、Ｌの音がほとんど聞こえなかったので、最初「トーキン」と認識しましたが。
本屋にて、ぎょっとした光景。文庫新刊の平積み台に、どっかのおっさんが重そうなリュックと紙袋をどかっと置き、上着を脱ぎだしたのですよ。おいおいおいおい。本が傷む。あれ、曲がったりキズでも入ったら弁償対象だよなあ。たしかにその日は暑かったし、上着脱ぎたい気持ちを分かるけど、フツーは荷物を棚には置かねー。床に置け、床に。と思う。横から跳び蹴りのひとつもかまそうかとマジで思った。
さて、本屋での散策を終えまして、移動開始。ゴールデンウィークのためか、人は多いなあ。ふと気づいたのですけど、マスクの装着率、低いなおい。道行く人の中で、マスクピーポーの割合は、２割くらいというとこでしょうか。集団の中に、ひとりかそこらいるような感じ。えーと最近調べてなかったけど、ここんとこのコロナの状況とかどうなってんねん。んー、４／２１～４／２７集計の熊本の週報によりますと、３月頭くらいの集計に比べましたらコロナもインフルも１／３くらいに減ってますな。つーか、インフルまだあるんだ、という気がする。そのインフル：コロナだと１：２くらい、コロナはインフルの２倍ちょいの患者数ですな。３月頭だとコロナの方が３倍くらい多い。てか、急性呼吸器感染症ってなんぞ？ ああ、厚労省のサイトにあったわ。引用しますと、
急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection：ARI)とは、急性の上気道炎（鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、咽頭炎、喉頭炎）又は下気道炎（気管支炎、細気管支炎、肺炎）を指す病原体による症候群の総称です。インフルエンザ、新型コロナウイルス、RSウイルス、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナなどが含まれます。
つーかこれ、マスクとか必要なやつだよね。この数が２週前までのデータ載ってるんですけど、３１１７→３８０１→３６８７と順調に増加してるようですな。なるほどねー。結論としまして、私はマスクをしております。いやバス乗るし、人混み歩くし、飲み屋に入るし。自己防衛しない理由がないので。道行く人は気にならないのかねえ。
家族連れなんてのも歩いていまして、ほぼ並行して通りを歩いていた家族連れ４人。両親に小学生くらいの兄妹。子どもらはサッカーか何かのユニフォームっぽいものを着ています。家族でお出掛けするのが楽しいのでしょう。子どもらがはしゃいでいるのがほほえましいですな。そのお兄ちゃんがいいました。「ラーメン食べたい！」なるほど私らはラーメン屋の前を通り過ぎようとしています。お父さんがお兄ちゃんをたしなめました。「これからご飯食べに行くんだから」まあ目的地があるならそうよね。「ラーメンは最後の〆にしようね」待てーっ。家族でご飯のときに出てくるセリフじゃねえ。それは飲み会のやつだ。つーか、子どもがラーメン食べられるほど、これからのご飯は腹八分とかに抑えるのか。よく分からぬ、と思いつつ、歩くの早めな私としては一部ラーメンに未練ある感じの家族連れを置き去りに先へ。
予約時刻の１時間くらい前にお店の前に到着。ぼけらーと周囲を観察する。季節柄、新人っぽい風の社会人が足早に歩いていたり、先輩風と飲みに行こうとしてたり、コンビニのホットスナックをかじりながら移動していたり。高校生もいるなあ。んで、旅行客。ごろごろと荷物転がしてる人がわりといました。外国人も。
まあ、さすがに２年前に目撃した「清掃中」の男女のようなけったいな人はいませんでしたが、インパクトあったのは白いすげーミニスカを掃いた若い女性が、母親とおぼしき人と歩いていたのですよ。ぶっちゃけ、すげー太ももでした。ええ、格闘漫画に出てくるような類いのごつさ。思わず二度見しましたもの。ああ、あれ、ズボンスタイルだとぱんぱんになるんでミニスカなんかなあ。ついつい気になって他の通行人を見ましたが、カノジョに匹敵するような太ももは老若男女見当たらず。か、格闘家かしら。
夜の商売系の人も多かったですね。キャバとかホストとか。キャバの宣伝カーが走り、バーの宣伝チャリ（電飾看板付き）が走り。私の見ている前で、立て看板に出ているホストの人が、通りへゴミ出しをしておりました。あー、すごい数のドリンク缶。あー、そりゃあそこで働いてるんだからゴミ出しもするわなあ。ひょっとしたらトイレ掃除とかもやっとるのかもしれん。格好からアクセサリーから看板通りでございましたよ。なんだかお仕事の裏ガワを見ているようで面白かった。
繁華街の狭い道路を車がひょいひょい走っております。端っこには車が停まっていて、私の前を「駐車禁止」という貼り紙とガムテープ持った人が通り過ぎていきました。店の前とかに停められたりしたのかね。ガムテとか種類や貼り方によっては跡が残って、器物損壊になったりするから気を付けないとねー。いや、駐禁のとこに迷惑駐車されたらやりたくなるけどね。
そんな具合にぼけらーっと待ちつつ楽しんでおりましたら、予約時間の２０分くらい前ですかね。先輩よりメール。今、職場を出たので、ちょっと時間遅れるかもとのこと。あれ、先輩の職場ってそんな街から離れてたか？ と思い、検索してみんとす。ああ、なるほど。市電かバスで来る形でしょうかね。とりあえず定刻までは外にいて待つ旨返信。
定刻になったので店に入る。２年前と同じお店です。時刻は１９時。すでにデキあがっている団体さんも結構おりまして、そのまま二次会だかに行く素振りの集団もいたり。回転、じゃないや開店が早いんですかね。１０分かそこら待ったら先輩到着。「あれ、だいぶ痩せたんじゃないですか？」「よくいわれるんだよねえ」とのこと。つか、痩せたというかやつれたというか。仕事疲れでしょうかストレスでしょうか。とまおれ、それぞれたくさんあるビールのメニューから一品選び、予約していたアイスバイン、つまり前回すでに売り切れていた名物をお願いし、さらにひとつふたつ料理を頼む。やってきたビールでまずは乾杯する。
それぞれの抱えてるミッションのこととか近況とかを交えつつ飲み食い。出だしのとこでまず私が尋ねたのは、明日休みなんですか、ということで。その返答は、「明日だけどうにか休み取った」でした。いやいやゴールデンウィークまっただ中、休み１日だけみたいなこといわれてもなあ。やつれるわ。
先輩がやつれてる最大の原因は、すげーはっきりしておりまして。４月頭から新しいとこに赴任して、まあその前の準備期間みたいなので引き継ぎとかやっておられたんですね。んで、４月になってから前任者がそもそも３月に終わらせてなければならないミッションが手も付けられてなかった、と。「は？」と思わず漏らしましたよ私。なんじゃそりゃ。んでそれ、４月になってから相手先からの問い合わせで発覚したようで。赴任して最初の仕事が、関係各所がどこなのかを調べ、そこに謝罪しまくるという。で、詳細を前任者が抱えたままどっか異動になっていて、それを調べなければならない。調べた上で、手を次々に打っていかないといけない。さらに、通常の業務も進行しなければならない。という地獄絵図の結果、やつれて休日出勤しまくりな先輩がここにおる、と。
さらに、ホウレンソウがなっていなくて、それぞれ配下のチームがかかえてる内容をお互いに知らないでいるみたいな状態だったようです。情報共有のなさ。それぞれにヌシみたいな人が仕切っていて、仕事のマニュアルみたいなものがあるわけでもないし、横の連携も取れてないと。なので、視野の狭い状態で勝手に優先順位を決めてやっていて、管理者も放置みたいな状態だったのかな、聞いてる感じ。上の方も「誰もやらないから自分がやる」みたいにやってるミッションがあったらしく、管理者ならそれ、誰かに振らなくてはならんだろうに、と。いうことで、先輩は風通しをよくすべく情報共有のミーティングをしたりとかもしているようです。た、たいへんだー。ぶっちゃけ、「ＴＯＫＹＯは大変だったでしょう、ってよくいわれるけど、あっちの方が絶対的に楽だった」とのことで。
２時間ばかりその店にいましたが、大半が社会人っぽくミッションのあれやこれやでございましたよ。「どうする？ 次行く？ 食べ物とか入る？」と聞かれたので「いやこの日に備えて『貪る者』様の魂を胃に部分召喚しておりますので」「ああ、そりゃ大丈夫だね」と共通の先輩の名前を出して強調しておく。大先輩にして旧支配者の一柱でもあらせられる人で、合宿やら飲み会やらがあると余り物をすべて食らうような御方でしたからねえ。懐かしや。
２軒目で、お酒を飲みちょっとメシを入れつつ、ゲームの話やら本の話やらになる。１軒目の後半くらいからやっと通常営業という感じのダベりになってきましたよ。スイッチ２の話や格ゲーの話やらになり、盛り上がりましたですよ。
１軒目どころか集まる前に本人も宣言されておりましたが、やはり疲労が溜まっているようで、２軒目の時点で先輩がグロッキー。なので、２軒目が終わって解散の流れで、それぞれ市電乗り場、バス停に向かうことに。まあ乗り場同士が近いもんですから、そこまでぽてぽて歩く。途中、月光仮面産業を見る。またかよ。そっから終バスよりも遥か手前のバスに無事乗り込むことができまして、日付が変わるより前に帰宅に成功。前々回が６時間ちょいくらい、前回が７時間くらい、今回が３時間ちょいくらいですかね。私が乗ったバスが２２：３０くらいのやつだったんで。いやー、我々も年を食ったというより、一方的に先輩がヘバってただけという気もします。とりあえず状況が落ち着くのを待って、「お盆辺りにリベンジですかね」ということになりました。いやはや。
そんなこんなでＧＷ中盤が流れまして、ああ、ようよう考えたら私もこの２日だけだったわお休み。その休み中に、また諸々本が届きましたよ。
前回辺りで『淡海乃海』外伝とかも届いておりますので、それも含めましてモノクロウサギと子日あきすず、小森収ですか。オキシタケヒコの『エルピス』は保留中。とりあえあえず続き物は助走かねて読み直し要ですかね。特に『人外姫様』の方は、だいたいデカいイベントの真ん中辺りで途切れて引きになるパターンの上、１年に１冊くらいのペースなんですよねえ。前回ハロウィンイベントの途中で終わって、１年半くらいリアルで待つハメになりましたよ。そんでもって、
「グイン」の最新巻も到着。つーか、１５０巻かー。本伝は読みましたが、続編プロジェクトは結構溜まっているのでまとめて読みたいなとは思っておりますけれど、とりあえず保留かな。五代ゆうは体調のせいもあって寡作なんで、次はどうなるんだというところでしたが、
帯の裏に１５１巻が２０２６年刊行予定の旨書いてありました。今年はこれで終わりか。それにしても最近の本は高くなりましたね。ファミ通が７００円だか８００円だかということでびっくりするんですが、このグイン、税込みで１０００円くらいしますよ？ 驚・愕。いやいつものグインの厚さですよ。ついに早川も創元みたいになってきやがりましたか。
そんな本を買う一方で、親方様からオススメされた本をＡｍａｚｏｎにて購入。ひとつは小説でひとつはコミック。えーと５／２に注文したのかな。小説の方は翌々日に届きましたが、コミックの方は別に予約注文とかでもないのに、５／２１到着予定で、いまだに発送すらされてませんよ？ 親方様に「もうお手元に届いているかと思いますが」てな前置きでコミックの方の感想っぽいのが寄せられてきまして、ＨＡＨＡＨＡ、Ｋｏｎｏｚａｍａですよみたいに返しておく。いやホントにこれ書いてる時点でも発送されておりませんよ。いつになることやら。
世間的にはゴールデンウィーク明けたくらいに、久々にパソに溜まってる諸々を外付けのハードディスクにバックアップしました。結構あったなあ。「旬」も画像付きでバックアップしたり、月イチのペーパーとかね。今使ってるパソも結構年期入ってるんでねえ、重要なのは残しておきたいところです。
ところで最近の話なんですけど、４gamerで「蓬莱学園」シリーズが復活するようです。具体的には新作小説がネットで連載開始ですよ。なんでも今の時代の蓬莱学園ってことで、元々のＰＢＭはいわゆる「９０年動乱」ですから、３５年くらい前か。えーっと３０年以上時代が進んでいるんですかね。かつては１０万人が在籍する学園でしたが、今は……２０万だと！？ うわ、イラスト中村博文じゃん。１冊で中断したままの『蓬莱学園の革命！』はともかくそれまでの小説が復刻しそうなんで、そちらも楽しみですよ。つーか、３０年経って、あの頃のメンツはどうしてるんでしょうね。公安委員長閣下とか「よろしい」とかいいつつまだいそうな気がするよ。小説版は連載がある程度溜まったら一気に読みたいですな。あ、思い出したので、発掘、
蓬莱タイムスとかとか、
総集編もあるでよ。引っ越してもまだ持ってました。
ゲームの話。気がつきましたら、結構ＤＬのソフトって買ってないなあと思うのですよ。うーん、前のクッパ狩りしたときくらいかしら。てことは年末くらい？ んで、買わないままリストにゲームが増えていくのですけれど、気がついたらＥＧＧコンソールのゲーム、９８０１版が出だしたりしててびっくりする。え、こないだまでＭＳＸとか８８０１版とかがメインじゃなかったっけ？ 私の記憶がたしかなら、ウィンドウズの前に触ってたのは９８０１だったようですよ。８８０１よりも馴染みがあります。その９８版が出てくるとなると、いろいろと記憶補正も含めて楽しみです。
資格試験の勉強の疲れか、いつもにまして、帰宅後猛烈に眠くて寝てしまうケースが今回多かったですな。「ラグナド」は平常運転としまして、動画見て、まあ動画でも資格試験の講習とかあるんでそちらも眺めたりとか。スイッチで遊んだゲームとしましては、
→ 
＋２時間半弱ってとこでしょうか。いやあ前半ずーっとレベル上げにいそしんでおりました。ずーっとというほど時間かけてませんが。で、今商業エリアにいるんですけど、これは、今やってるクエスト、「行方不明のコナー」ってんですよ。別チームで、ひとり行方不明になってるやつがいて、消耗した残りのメンバーで捜索に行くかいっぺん戻るかで揉めてて、代わりに探しにいくというもの。コナー自体は生存状態で発見したんですけど、彼が落とした通信機を探してほしいといわれたところ。その通信機自体はそれっぽい場所をすでに発見しているのですよね。ただ問題は、そこをちょうど視界に納める形で、２頭のモンスターが鎮座しているということで。ブツのところに向かって、拾うより先に発見されて一撃死かまされるというパターン。発見されたら戦闘状態になり、そこで通信機拾うとかできないようなんですよねえ。どうにか辿り着けないかとやってみるものの、今のところ発見→戦闘→逃走中に一撃死の流れ。そのクエスト、
推奨レベル３なんですよ。いやわし、すでにレベル１０なんだが！？ それにしても、ぽろぽろといろんなレベルの敵がいるのは相変わらずでして、そのあたり眺めてても面白いわ。あるときはぽてぽて移動しておりましたら、いきなり
背後から一般通過モンスターに蹴り飛ばされました。後ろにいるでっかいやつね。一瞬ダメージが表示されましたが、戦闘モードじゃなかったので即回復したのか、そもそもダメージ通ってないのか。どうもたまたまそいつの巡回ルート上に私がいたらしい。背後からで完全にいきなりだったのでびっくりしました。私のことなどおかまいなしにのそのそと歩いて行きやがりましたよ。このモンスターの足下に何匹かずーっと別の狼みたいなのがついていってて、おこぼれとかにあずかってるのかなあ、と思ったり。
夜のお散歩中にもやっぱりくっついております。あと、
岩かと思ったらモンスターだったりとか。こうしたフィールドのお散歩も楽しいのですが、これ、街に戻ったら装備とか売ってるんじゃね？ と思って街に戻りましたら、街は街で住民系のクエストが散らばっており、エスプレッソマシン壊したＮＰＣに修理素材持ってったりとか。そんなんをこなしているというとこですかね。ちなみに街で売ってる装備は、買える範囲ではまだそんなでもなかったです。うう、どうやって通信機拾うんだろう……？
てことでちょっとずつ進めているところです。ネットで情報を集めるということもしてないので、オープンワールド完全手探りですな。あと文字小さいので、説明とかろくろく読んでませんよ。ちまちまやるのが面白いです。
一方で、先日夢の中で、薄暗い画面で昔聞いたＢＧＭが流れてきて、あれこれなんだっけ……？ となりました。数秒後、「あ、これＦＣ版ウィズじゃん」となりました。うわ、ウィズライクもやりたくなってきましたよ。えーと、「世界樹リマスター」とかまだ２本分まるまる残ってるしなあ。
来月くらいに資格試験がありますので、そいつの勉強をしているのですが、いやー、面倒ですよ。ラムネ噛み噛みです。なんつーか高校以来じゃね、モルとかボルとかの単語が踊りアボガドロですよ<。私めちゃくちゃ文系なんですがねえ。なんつーか複合状態異常食らってグロッキーなわけですよ、モルボルだけに。ぐわー。来月までこの調子かもしれませんな。いのちだいじに。
購入した本：
モノクロウサギ『推しにささげるダンジョングルメ３』、子日あきすず『Free Life Fantasy Online １０』、小森収『明智卿死人を起す』、菊池快晴『怠惰な悪辱貴族に転生した俺、シナリオをぶっ壊したら規格外の魔力で最凶になった３』、白井智之『名探偵のはらわた』
読了した本：
モノクロウサギ『推しにささげるダンジョングルメ１～３』、子日あきすず『Free Life Fantasy Online １～２』
ホントなのかどうかひそかに疑っているのですが、世の中５月に入りましてごーるでんうぃーくとやらだったようですな。ええ、曜日すら感覚が分からなくなってる人間にそんなこといわれましても……。
ともあれ、暑いのか寒いのかよく分からないままカレンダーは進行しまして、いやほんと朝寒いんですよ。午前中の後半からすげー暑くなって夏日ですよ。帰宅してからシャワー浴びたりご飯食べたりした後はクーラー。で朝寒い、という繰り返し。一方で、ミッション場各所で熱中症対策のチェックが始まっています。出勤簿のとこに体調チェック表があるし、実際に作業するとこにはデジタルでハンディーな温度計みたいなんがあります。温度やら湿度やらが表示されておりまして、危険度が高くなってきますと警報が鳴るらしい。
暑くなったといいましても、私、今いるミッション場に来たの去年の９月ですからね。８月は倉庫番で汗だくで冷蔵庫に入ったりして逆に寒くて凍えそうになったりしておりました。今のミッション場がどれだけのものかまだよく分かっていなかったり。ただ、ゲーム好きの同僚がちょっと動くと汗だくになっているのは分かりますよ。たぶんその同僚５００のペットボトルをミッション場で１日６本くらい飲み干しておりますよ。周囲からは２リッターとかのペットボトルにしろよ、とツッコまれておりますが。今からこれなら、夏ヤバくね？ という話を本人としておりまして、こりゃもうボンベか何かのように背負って口元までノズル延ばして水分補給しながらやるしかねえなということになる。いやそれだったら、個人用冷蔵庫に冷やしておくかクーラーボックスかみたいな。
気候がこれだとオカしいのが湧いてくるんですかね。先日のニュースで、歩道橋から投石して車にヒットさせたニュースがありました。中学生がガッコの制服のままやってまして、ドラレコに残ってるという。ええ、熊本での話。後日、親御さんともども謝罪したということでしたが、まあ示談中ですわな。いやホント危ないわ。以前は高速道路に向かって投石というのもありましたからねえ。怖いわ。
私のいるミッション場は、敷地内に他に多数のミッション場があり、いろんな会社が関わっております。そこの集合的な回覧とかで事故のニュースとか流れてくるんですな。先日あったのが駐車場での話。私らが停めるとことではないんですけどね、他の会社かな。えーと駐車している車の横にバックで入れようとして相手方の右後部ドアをごりごりと削ったようで。あと防犯カメラからの映像で駐車場内一方通行も完全無視。で、通報せず現場に留まらず上司に報告もなし。相手方がおそらく夕方に発見して通報したので発覚。やった人については「薬の過剰摂取のため覚えがない」ということだそうです。いやいやいやそれ、運転させちゃあかんやん。多分一発で自家用車での通勤取り消しでしょうな。
まあそれはそれとしまして、世間でいうゴールデンウィークに、先輩と飲みに行きました。いつ頃来れるかという時間の関係で、先輩に予約を任せておりましたが、前日になっても返事が来なかったんで、急かしたら忙しくて返信する余裕がなかったとか。そんな忙しいのか。ただ、前飲んだときのリベンジでお店と食べ物を予約したとのこと。ふむー。ただ寝不足なんで、あまり長時間は無理かもとか。
さて、当日夕方バスに乗り、私は出発。前回、というのはえーと２０２３年３月中旬ですか。バスに乗るのがそもそもそれ以来ですよ。記憶によれば結構道が混んでて遅くなって、予定していた本屋巡りもそこそこだったような。なので今回はちょいと早めに。ところが今回は道があんまし混んでもおらず、予定時刻通りに到着。えーと予約の２時間くらい前には街にいました。
前にも書いたと思いますけど、熊本の人、んー、範囲的には熊本市及びその近郊かな、中心部にある繁華街（下通り、上通り、新市街）に行くことを「街に行く」といいます。少なくとも私やその周囲はそうですね。ついでにいいますと、母方の実家は熊本市からふたつかそこらばかし離れたとこにいますが、「熊本に行く」というのはこの繁華街に行くことを指していました。買い物とか映画館とかさ。今はどうなんでしょうかね。
あー、そうそうバスに乗って、本を読んでたのです。ふと顔を上げてみますと、ちょうど女子高校生とかが反対側でバスを待ってたり、学生服の連中がチャリ走らせてたりしました。ふーむ。また、ちょっと歌のようなものが聞こえたな、と顔を上げると、月光仮面産業が走っておりましたよ。まだ存在していたのかあれ。
本屋に入る。諸々本を眺めたりする。ついでに周囲の人を観察したりもします。なかなか街に出てこないので、このように人間ウォッチングできる機会が減ってきてるのですよねえ。やれるときにやらないとな。
本の並びを見ておりまして、今回「一等賞や！」と思ったのは文庫新刊コーナー。ふと目にとまったのは『東大なんか入らなきゃよかった』の隣に『それでも僕は東大に合格したかった』が並べてあったことでしょうか。ちなみに違う人の本で、新潮文庫で同じ日に発売されております。新潮も狙っておるなあ。本屋の人も分かっておるなあ。
「新潮、やるやん」と思ったことがもうひとつ。作者別の棚を眺めておりまして、私の大好きな隆慶一郎のコーナーに入ったのですよ。あー、時代かねえ、昔ほどたくさん置いてないなあ。それでも新潮社頑張ってるなあ。『影武者徳川家康』や『吉原御免状』に『捨て童子松平ただて、いやいやいやちょっと待て。『忠輝』だと！？ その隣に『一夢庵』があって『花と火の帝』もあるぜよ。全部新潮社になってやがります。私が持ってる『忠輝』と『花と火の帝』は講談社で、『一夢庵』は集英社です。『花と火の帝』をひとつ手に取って後ろを見ましたら、講談社が初出で、全集を底本として、昨年出てるようです。ほふー。いや、本の並びとか見たら、私が好きだった作家とか結構もう出てないのですよ。それをこうして、改めて収録してくれるというのはいいことですよ。まあ、プラスアルファがないと買いませんが。
外国の作品を見たりもしました。なんか翻訳もので結婚も出産もしてないのに子どもができたみたいなタイトルのがあって、一瞬「ん？」ふーむ、ああ、養子かな、と思う。あれだ、「よつばと！」のとーちゃんとかそれだな。あるいはシングルマザーならぬシングルファザー。結婚も出産もしてない、けど子ども引き取ってるパターン。
翻訳ものでも、私の好きな本とか消えてるなあ。まあ本屋にもスペースに限りがあるしね。人気のないとか古い本は排除されていくのでしょう。単純に絶版になってるとかもありますな。洋書でもペーパーバックで、一冊だけ「Fellowship of the Ring」があって、トールキンよ……となる。せめて三部作の残りも置いてもらえないもんかね。当然のようにクリストファ・トールキン編集の遺稿集なんてのも置いてあるわけなく。ああいうのを一冊一冊お金貯めて買っていた日はもう遠いね。でも、翻訳の『指輪物語』は置いてあった。ただなんか背表紙が変な色ついててげんなりする。あと、最新刊みたいなとこに、トールキン自筆の絵とそれに基づく作家論みたいなデカいのが置いてありましたよ。ええ、６８００円くらいだったかな。迷いましたが、購入を今回は見送り。見送った理由はひとえに重かったから、ですよ。さすがに飲みに行くのにこれ持って行くのはしんどすぎる。先輩もトールキン読んでるのでネタにはなりそうでしたが。あ、ちなみに今調べてみましたら、新作でもなんでもなかった。キャサリン・マキルウェイン『J・R・R・トールキン:自筆画とともにたどるその生涯と作品』でした。２０２３年に出てますな。
ところで、前述のトールキン本、Ａｍａｚｏｎのレビューでなかなかマウント取ってる香ばしいのがありました。要はトールキンじゃなくてトルキーンじゃね？ ということで。自分は翻訳とか出る前から読んでた、とか瀬田訳をけなしてたりとか。ええ、トールキンって、たしか音声残ってますよね、講義だったか講演だったか。私もテープで持ってたかと思います。音声確認したレビューが別にあって本人はトールキンといってるとあって笑う。検索してみると、トールキン派とトルキーン派がいるんですけど。厳密にいえば、論文とかで発音を重視して書くのであれば、Tolkienの表記一択でしょう。そう書いてる人の見たことあるし。日本語の表記に落とした時点で、発音なんてローカライズされておろうよ。イセンガルド、アイゼンガルドだって発音云々の前に鉄ノ要塞なんていったってよかったわけで。実際Ｂｒｅｅは粥村と訳されておりましたな。あと、私の友人のニュージーランダーの発音だと、あえて表記するならトールキン、かな。ぱっと聞いただけだとアクセント前で、Ｌの音がほとんど聞こえなかったので、最初「トーキン」と認識しましたが。
本屋にて、ぎょっとした光景。文庫新刊の平積み台に、どっかのおっさんが重そうなリュックと紙袋をどかっと置き、上着を脱ぎだしたのですよ。おいおいおいおい。本が傷む。あれ、曲がったりキズでも入ったら弁償対象だよなあ。たしかにその日は暑かったし、上着脱ぎたい気持ちを分かるけど、フツーは荷物を棚には置かねー。床に置け、床に。と思う。横から跳び蹴りのひとつもかまそうかとマジで思った。
さて、本屋での散策を終えまして、移動開始。ゴールデンウィークのためか、人は多いなあ。ふと気づいたのですけど、マスクの装着率、低いなおい。道行く人の中で、マスクピーポーの割合は、２割くらいというとこでしょうか。集団の中に、ひとりかそこらいるような感じ。えーと最近調べてなかったけど、ここんとこのコロナの状況とかどうなってんねん。んー、４／２１～４／２７集計の熊本の週報によりますと、３月頭くらいの集計に比べましたらコロナもインフルも１／３くらいに減ってますな。つーか、インフルまだあるんだ、という気がする。そのインフル：コロナだと１：２くらい、コロナはインフルの２倍ちょいの患者数ですな。３月頭だとコロナの方が３倍くらい多い。てか、急性呼吸器感染症ってなんぞ？ ああ、厚労省のサイトにあったわ。引用しますと、
急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection：ARI)とは、急性の上気道炎（鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、咽頭炎、喉頭炎）又は下気道炎（気管支炎、細気管支炎、肺炎）を指す病原体による症候群の総称です。インフルエンザ、新型コロナウイルス、RSウイルス、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナなどが含まれます。
つーかこれ、マスクとか必要なやつだよね。この数が２週前までのデータ載ってるんですけど、３１１７→３８０１→３６８７と順調に増加してるようですな。なるほどねー。結論としまして、私はマスクをしております。いやバス乗るし、人混み歩くし、飲み屋に入るし。自己防衛しない理由がないので。道行く人は気にならないのかねえ。
家族連れなんてのも歩いていまして、ほぼ並行して通りを歩いていた家族連れ４人。両親に小学生くらいの兄妹。子どもらはサッカーか何かのユニフォームっぽいものを着ています。家族でお出掛けするのが楽しいのでしょう。子どもらがはしゃいでいるのがほほえましいですな。そのお兄ちゃんがいいました。「ラーメン食べたい！」なるほど私らはラーメン屋の前を通り過ぎようとしています。お父さんがお兄ちゃんをたしなめました。「これからご飯食べに行くんだから」まあ目的地があるならそうよね。「ラーメンは最後の〆にしようね」待てーっ。家族でご飯のときに出てくるセリフじゃねえ。それは飲み会のやつだ。つーか、子どもがラーメン食べられるほど、これからのご飯は腹八分とかに抑えるのか。よく分からぬ、と思いつつ、歩くの早めな私としては一部ラーメンに未練ある感じの家族連れを置き去りに先へ。
予約時刻の１時間くらい前にお店の前に到着。ぼけらーと周囲を観察する。季節柄、新人っぽい風の社会人が足早に歩いていたり、先輩風と飲みに行こうとしてたり、コンビニのホットスナックをかじりながら移動していたり。高校生もいるなあ。んで、旅行客。ごろごろと荷物転がしてる人がわりといました。外国人も。
まあ、さすがに２年前に目撃した「清掃中」の男女のようなけったいな人はいませんでしたが、インパクトあったのは白いすげーミニスカを掃いた若い女性が、母親とおぼしき人と歩いていたのですよ。ぶっちゃけ、すげー太ももでした。ええ、格闘漫画に出てくるような類いのごつさ。思わず二度見しましたもの。ああ、あれ、ズボンスタイルだとぱんぱんになるんでミニスカなんかなあ。ついつい気になって他の通行人を見ましたが、カノジョに匹敵するような太ももは老若男女見当たらず。か、格闘家かしら。
夜の商売系の人も多かったですね。キャバとかホストとか。キャバの宣伝カーが走り、バーの宣伝チャリ（電飾看板付き）が走り。私の見ている前で、立て看板に出ているホストの人が、通りへゴミ出しをしておりました。あー、すごい数のドリンク缶。あー、そりゃあそこで働いてるんだからゴミ出しもするわなあ。ひょっとしたらトイレ掃除とかもやっとるのかもしれん。格好からアクセサリーから看板通りでございましたよ。なんだかお仕事の裏ガワを見ているようで面白かった。
繁華街の狭い道路を車がひょいひょい走っております。端っこには車が停まっていて、私の前を「駐車禁止」という貼り紙とガムテープ持った人が通り過ぎていきました。店の前とかに停められたりしたのかね。ガムテとか種類や貼り方によっては跡が残って、器物損壊になったりするから気を付けないとねー。いや、駐禁のとこに迷惑駐車されたらやりたくなるけどね。
そんな具合にぼけらーっと待ちつつ楽しんでおりましたら、予約時間の２０分くらい前ですかね。先輩よりメール。今、職場を出たので、ちょっと時間遅れるかもとのこと。あれ、先輩の職場ってそんな街から離れてたか？ と思い、検索してみんとす。ああ、なるほど。市電かバスで来る形でしょうかね。とりあえず定刻までは外にいて待つ旨返信。
定刻になったので店に入る。２年前と同じお店です。時刻は１９時。すでにデキあがっている団体さんも結構おりまして、そのまま二次会だかに行く素振りの集団もいたり。回転、じゃないや開店が早いんですかね。１０分かそこら待ったら先輩到着。「あれ、だいぶ痩せたんじゃないですか？」「よくいわれるんだよねえ」とのこと。つか、痩せたというかやつれたというか。仕事疲れでしょうかストレスでしょうか。とまおれ、それぞれたくさんあるビールのメニューから一品選び、予約していたアイスバイン、つまり前回すでに売り切れていた名物をお願いし、さらにひとつふたつ料理を頼む。やってきたビールでまずは乾杯する。
それぞれの抱えてるミッションのこととか近況とかを交えつつ飲み食い。出だしのとこでまず私が尋ねたのは、明日休みなんですか、ということで。その返答は、「明日だけどうにか休み取った」でした。いやいやゴールデンウィークまっただ中、休み１日だけみたいなこといわれてもなあ。やつれるわ。
先輩がやつれてる最大の原因は、すげーはっきりしておりまして。４月頭から新しいとこに赴任して、まあその前の準備期間みたいなので引き継ぎとかやっておられたんですね。んで、４月になってから前任者がそもそも３月に終わらせてなければならないミッションが手も付けられてなかった、と。「は？」と思わず漏らしましたよ私。なんじゃそりゃ。んでそれ、４月になってから相手先からの問い合わせで発覚したようで。赴任して最初の仕事が、関係各所がどこなのかを調べ、そこに謝罪しまくるという。で、詳細を前任者が抱えたままどっか異動になっていて、それを調べなければならない。調べた上で、手を次々に打っていかないといけない。さらに、通常の業務も進行しなければならない。という地獄絵図の結果、やつれて休日出勤しまくりな先輩がここにおる、と。
さらに、ホウレンソウがなっていなくて、それぞれ配下のチームがかかえてる内容をお互いに知らないでいるみたいな状態だったようです。情報共有のなさ。それぞれにヌシみたいな人が仕切っていて、仕事のマニュアルみたいなものがあるわけでもないし、横の連携も取れてないと。なので、視野の狭い状態で勝手に優先順位を決めてやっていて、管理者も放置みたいな状態だったのかな、聞いてる感じ。上の方も「誰もやらないから自分がやる」みたいにやってるミッションがあったらしく、管理者ならそれ、誰かに振らなくてはならんだろうに、と。いうことで、先輩は風通しをよくすべく情報共有のミーティングをしたりとかもしているようです。た、たいへんだー。ぶっちゃけ、「ＴＯＫＹＯは大変だったでしょう、ってよくいわれるけど、あっちの方が絶対的に楽だった」とのことで。
２時間ばかりその店にいましたが、大半が社会人っぽくミッションのあれやこれやでございましたよ。「どうする？ 次行く？ 食べ物とか入る？」と聞かれたので「いやこの日に備えて『貪る者』様の魂を胃に部分召喚しておりますので」「ああ、そりゃ大丈夫だね」と共通の先輩の名前を出して強調しておく。大先輩にして旧支配者の一柱でもあらせられる人で、合宿やら飲み会やらがあると余り物をすべて食らうような御方でしたからねえ。懐かしや。
２軒目で、お酒を飲みちょっとメシを入れつつ、ゲームの話やら本の話やらになる。１軒目の後半くらいからやっと通常営業という感じのダベりになってきましたよ。スイッチ２の話や格ゲーの話やらになり、盛り上がりましたですよ。
１軒目どころか集まる前に本人も宣言されておりましたが、やはり疲労が溜まっているようで、２軒目の時点で先輩がグロッキー。なので、２軒目が終わって解散の流れで、それぞれ市電乗り場、バス停に向かうことに。まあ乗り場同士が近いもんですから、そこまでぽてぽて歩く。途中、月光仮面産業を見る。またかよ。そっから終バスよりも遥か手前のバスに無事乗り込むことができまして、日付が変わるより前に帰宅に成功。前々回が６時間ちょいくらい、前回が７時間くらい、今回が３時間ちょいくらいですかね。私が乗ったバスが２２：３０くらいのやつだったんで。いやー、我々も年を食ったというより、一方的に先輩がヘバってただけという気もします。とりあえず状況が落ち着くのを待って、「お盆辺りにリベンジですかね」ということになりました。いやはや。
そんなこんなでＧＷ中盤が流れまして、ああ、ようよう考えたら私もこの２日だけだったわお休み。その休み中に、また諸々本が届きましたよ。
前回辺りで『淡海乃海』外伝とかも届いておりますので、それも含めましてモノクロウサギと子日あきすず、小森収ですか。オキシタケヒコの『エルピス』は保留中。とりあえあえず続き物は助走かねて読み直し要ですかね。特に『人外姫様』の方は、だいたいデカいイベントの真ん中辺りで途切れて引きになるパターンの上、１年に１冊くらいのペースなんですよねえ。前回ハロウィンイベントの途中で終わって、１年半くらいリアルで待つハメになりましたよ。そんでもって、
「グイン」の最新巻も到着。つーか、１５０巻かー。本伝は読みましたが、続編プロジェクトは結構溜まっているのでまとめて読みたいなとは思っておりますけれど、とりあえず保留かな。五代ゆうは体調のせいもあって寡作なんで、次はどうなるんだというところでしたが、
帯の裏に１５１巻が２０２６年刊行予定の旨書いてありました。今年はこれで終わりか。それにしても最近の本は高くなりましたね。ファミ通が７００円だか８００円だかということでびっくりするんですが、このグイン、税込みで１０００円くらいしますよ？ 驚・愕。いやいつものグインの厚さですよ。ついに早川も創元みたいになってきやがりましたか。
そんな本を買う一方で、親方様からオススメされた本をＡｍａｚｏｎにて購入。ひとつは小説でひとつはコミック。えーと５／２に注文したのかな。小説の方は翌々日に届きましたが、コミックの方は別に予約注文とかでもないのに、５／２１到着予定で、いまだに発送すらされてませんよ？ 親方様に「もうお手元に届いているかと思いますが」てな前置きでコミックの方の感想っぽいのが寄せられてきまして、ＨＡＨＡＨＡ、Ｋｏｎｏｚａｍａですよみたいに返しておく。いやホントにこれ書いてる時点でも発送されておりませんよ。いつになることやら。
世間的にはゴールデンウィーク明けたくらいに、久々にパソに溜まってる諸々を外付けのハードディスクにバックアップしました。結構あったなあ。「旬」も画像付きでバックアップしたり、月イチのペーパーとかね。今使ってるパソも結構年期入ってるんでねえ、重要なのは残しておきたいところです。
ところで最近の話なんですけど、４gamerで「蓬莱学園」シリーズが復活するようです。具体的には新作小説がネットで連載開始ですよ。なんでも今の時代の蓬莱学園ってことで、元々のＰＢＭはいわゆる「９０年動乱」ですから、３５年くらい前か。えーっと３０年以上時代が進んでいるんですかね。かつては１０万人が在籍する学園でしたが、今は……２０万だと！？ うわ、イラスト中村博文じゃん。１冊で中断したままの『蓬莱学園の革命！』はともかくそれまでの小説が復刻しそうなんで、そちらも楽しみですよ。つーか、３０年経って、あの頃のメンツはどうしてるんでしょうね。公安委員長閣下とか「よろしい」とかいいつつまだいそうな気がするよ。小説版は連載がある程度溜まったら一気に読みたいですな。あ、思い出したので、発掘、
蓬莱タイムスとかとか、
総集編もあるでよ。引っ越してもまだ持ってました。
ゲームの話。気がつきましたら、結構ＤＬのソフトって買ってないなあと思うのですよ。うーん、前のクッパ狩りしたときくらいかしら。てことは年末くらい？ んで、買わないままリストにゲームが増えていくのですけれど、気がついたらＥＧＧコンソールのゲーム、９８０１版が出だしたりしててびっくりする。え、こないだまでＭＳＸとか８８０１版とかがメインじゃなかったっけ？ 私の記憶がたしかなら、ウィンドウズの前に触ってたのは９８０１だったようですよ。８８０１よりも馴染みがあります。その９８版が出てくるとなると、いろいろと記憶補正も含めて楽しみです。
資格試験の勉強の疲れか、いつもにまして、帰宅後猛烈に眠くて寝てしまうケースが今回多かったですな。「ラグナド」は平常運転としまして、動画見て、まあ動画でも資格試験の講習とかあるんでそちらも眺めたりとか。スイッチで遊んだゲームとしましては、
→ ＋２時間半弱ってとこでしょうか。いやあ前半ずーっとレベル上げにいそしんでおりました。ずーっとというほど時間かけてませんが。で、今商業エリアにいるんですけど、これは、今やってるクエスト、「行方不明のコナー」ってんですよ。別チームで、ひとり行方不明になってるやつがいて、消耗した残りのメンバーで捜索に行くかいっぺん戻るかで揉めてて、代わりに探しにいくというもの。コナー自体は生存状態で発見したんですけど、彼が落とした通信機を探してほしいといわれたところ。その通信機自体はそれっぽい場所をすでに発見しているのですよね。ただ問題は、そこをちょうど視界に納める形で、２頭のモンスターが鎮座しているということで。ブツのところに向かって、拾うより先に発見されて一撃死かまされるというパターン。発見されたら戦闘状態になり、そこで通信機拾うとかできないようなんですよねえ。どうにか辿り着けないかとやってみるものの、今のところ発見→戦闘→逃走中に一撃死の流れ。そのクエスト、
推奨レベル３なんですよ。いやわし、すでにレベル１０なんだが！？ それにしても、ぽろぽろといろんなレベルの敵がいるのは相変わらずでして、そのあたり眺めてても面白いわ。あるときはぽてぽて移動しておりましたら、いきなり
背後から一般通過モンスターに蹴り飛ばされました。後ろにいるでっかいやつね。一瞬ダメージが表示されましたが、戦闘モードじゃなかったので即回復したのか、そもそもダメージ通ってないのか。どうもたまたまそいつの巡回ルート上に私がいたらしい。背後からで完全にいきなりだったのでびっくりしました。私のことなどおかまいなしにのそのそと歩いて行きやがりましたよ。このモンスターの足下に何匹かずーっと別の狼みたいなのがついていってて、おこぼれとかにあずかってるのかなあ、と思ったり。
夜のお散歩中にもやっぱりくっついております。あと、
岩かと思ったらモンスターだったりとか。こうしたフィールドのお散歩も楽しいのですが、これ、街に戻ったら装備とか売ってるんじゃね？ と思って街に戻りましたら、街は街で住民系のクエストが散らばっており、エスプレッソマシン壊したＮＰＣに修理素材持ってったりとか。そんなんをこなしているというとこですかね。ちなみに街で売ってる装備は、買える範囲ではまだそんなでもなかったです。うう、どうやって通信機拾うんだろう……？
てことでちょっとずつ進めているところです。ネットで情報を集めるということもしてないので、オープンワールド完全手探りですな。あと文字小さいので、説明とかろくろく読んでませんよ。ちまちまやるのが面白いです。
一方で、先日夢の中で、薄暗い画面で昔聞いたＢＧＭが流れてきて、あれこれなんだっけ……？ となりました。数秒後、「あ、これＦＣ版ウィズじゃん」となりました。うわ、ウィズライクもやりたくなってきましたよ。えーと、「世界樹リマスター」とかまだ２本分まるまる残ってるしなあ。
来月くらいに資格試験がありますので、そいつの勉強をしているのですが、いやー、面倒ですよ。ラムネ噛み噛みです。なんつーか高校以来じゃね、モルとかボルとかの単語が踊りアボガドロですよ<。私めちゃくちゃ文系なんですがねえ。なんつーか複合状態異常食らってグロッキーなわけですよ、モルボルだけに。ぐわー。来月までこの調子かもしれませんな。いのちだいじに。
購入した本：
モノクロウサギ『推しにささげるダンジョングルメ３』、子日あきすず『Free Life Fantasy Online １０』、小森収『明智卿死人を起す』、菊池快晴『怠惰な悪辱貴族に転生した俺、シナリオをぶっ壊したら規格外の魔力で最凶になった３』、白井智之『名探偵のはらわた』
読了した本：
モノクロウサギ『推しにささげるダンジョングルメ１～３』、子日あきすず『Free Life Fantasy Online １～２』