上旬。
いつもの雑貨屋さんのメニュー看板にこんな呪文が。「
ガラスセラミスcountly雑貨入荷中」ぬう? セラミスって何じゃい。家に帰って検索かけてみる。ほうなるほど、やはりあそこは花屋だったとみえる。セラミスってのはガーデニングの顆粒土ですか。ひとつ単語を覚えたでございます。もひとつ気になってる言葉を辞書で調べてみる。えーとなになに、「count」は「数える」でしょ、接尾辞「-ly」は「形容詞につけて副詞にする」って形容詞じゃないんでこれじゃない、次、次ぃ、名詞につけるのがありましたこれかな? ふむ「〜らしい、〜の性質を有する(manlyなど)」とか「繰り返し起こる(dailyとかmonthlyとか)」なるほど。ってことは結論。「何度も数える雑貨」てことでひとつ。
ってこりゃあれですね皿ですか皿を売ってるんですね、皿屋敷ですか。相変わらず変なお店ですこと。
前回もう行かないつもりだったバーガー屋に赴く。行かないつもりだったのですが、諸々の事情があって、まあ仕方がありません。時間帯、夜。おう、今度はカウンターに人がいます。でも何か読んでます。分厚めのカタログみたいなもの。それ持ったままおにーちゃんがうろうろ。む、あれはおそらく
バーガーマニュアルですな。私に気づき慌ててにーちゃん本を隠す。で注文開始。前回のねーちゃんのようにお釣りを間違えることなくやり取り終了。魚バーガーのセット(イモはL)です。コーラ以外しばしかかるということだったのでトレイを持って席に。ドリンクをすすりつつ、レシートに目をやる。えーと、
照り焼きなセットが書いてあるんですけど。思わず天井を見上げ、私はレシートをつかんで立ち上がった。カウンターに行き着く前ににーちゃんにエンカウント。にーちゃんはポテトとバーガーを持ってきている。もちろん照り焼きで。魚バーガーセットを頼んだことを告げると、にーちゃん、
癌の告知でも受けたような表情になって平謝りに謝る。「すぐお持ちしますんで」カウンターにすっ飛んでいった。とりあえずイモ持って戻る私。するとすぐににーちゃんが戻ってきて
死刑執行を待つような表情で「すいませんお時間が4分ほどかかるんですけど」「あー、別に照り焼きでもいいですよ」値段一緒だし。にーちゃんが走って先程の照り焼きを持ってきたので食す。しばらくするとまた出現し、
貢ぎ物を捧げてくれた。「よろしければ次にお使いください」
おイモ券である。何でこうもこの店はネタを提供してくれるかなあ。などと思いつつ、タダ券を眺める。「このカードを裏面のお店へお持ちください」みたいなことが書かれている。ひっくり返してみた。ぱっと目に飛び込んできたのは健軍店の文字。原付で30分くらいかかりかねない距離なんじゃが。おう、健軍店がリニューアルってことですか。先着プレゼントなんてどっかで聞いたようなネタが書いてあります。6月11日に何やらショーがあるとか。で肝心の使用可能店はというと、熊本市内の支店でのみ有効とあります。うむ。
これもらった店は熊本市内じゃないので使えないということですな。どーしろと?
やっぱり「信長」ちまちまやってます。結局毛利と共闘結んで行く方向に。共闘結んだことで同盟が二年に更新されちゃいましたが、共闘相手を叩くために毛利領の通過ができるようになりました。一乗谷方面に逃げた坊主どもを追撃開始。能登まで追いつめた辺りで、関係が「親密」だったはずの織田家が一乗谷に奇襲ぶちかましてきました。どうにかシノぎはしましたがね。ともあれ能登で本願寺一派を壊滅。翌ターンから本願寺派で投降を逃れた連中の登用開始。本多正信親子とか本願寺顕如とか結構な人材を入手です。んで、
左の頬を殴られたら往復ビンタで返した上にケリまで入れるのがスジってもんでしょ。近江の信長攻めです。猛烈な勢いで領地を一撃。鍋島直茂が明智光秀と羽柴秀吉を戦闘中捕らえました、すばらしいです。んでこちらに引き込もうとしましたがにべもなく断られました。と思いきやしゃしゃり出てきた立花道雪が説得し、二人ともこちらに所属することに。ビバ立花。そんなこんなで織田攻めをしていると、いきなりイベント発生。岡崎で教如を中心に本願寺派が蜂起、城下を巻き込んで本願寺勢力が強くなってきているとか。岡崎は徳川領ですが、家康、即座に岡崎をまるごと本願寺に寄進。岡崎は本願寺として独立しました。おおう、歴史ifイベントですな。地図的には、島津−織田−本願寺−徳川といった配置。ところがその本願寺に信長が攻め込み、あっさり撃退される。寄進したはずの徳川が本願寺に攻めかかるといった状態になり、どさくさ紛れに島津が信長を撃滅。本願寺に攻めかかり、島津勢になった
本願寺顕如が、独立派の教如を戦場で捕縛するといった親子対決ドラマが展開していい感じです。織田家の面々を味方にしてさらに島津パワーアップです。信長の観音寺城を入手したのでそこを本拠にし、城の名を安土城に改めます。そしたらイベント発生。朝廷から使者が来ます。信長は島津の参謀になってるんですが、どうやら明智光秀が朝廷に対して骨折りして島津の立場をよくしている模様。馬揃えや茶会を催すという話になります。信長が「あのキンカ頭の心づくしに」ひとつ光秀を島津の御前に招いて褒めてはどうかと進言。小姓は「今この地を離れるのは危のうございませんか」という。結構危なげなキーワードてんこ盛りですよ、
馬揃え、明智が丹後に向かう直前、本能寺で茶会。うひー。ここで選択肢が「京へ行く」「京へ行かない」と出て、私の勘は行くとヤバいといっています。とりあえず行かないと選択。何事もなくイベント終了。おう、そういや直前でセーブしてたんでした、行ってたらどうなったのか試してみることに。「京へ行く」を選ぶとイベントの続きが発生。光秀が島津義久の使者を迎え、「殿は軍を率いて京に上れと申されたのか」と確認するシーン。馬揃えのためですがね。
光秀じっと考え、ぼそりとつぶやく「ときはいま」。うわー、やっぱり。翌ターン何事もなかったんですが、安土にいた首脳陣がごっそり京に移動してます。ターン終了と同時にイベント起動。本能寺の変で義久、信長らが死亡。明智が丹後で独立。丹後にいた味方すべてが明智に寝返りました。ふひー、危ないところでした。セーブしたところに戻って、最初の選択の続きを再開。本能寺イベントを回避してさらに勢いに乗る島津は徳川を撃破し、武田を滅ぼし、北条領になだれ込みました。北条を撃破した段階で、残る標的はこちらとの同盟を蹴りやがった上杉、同盟中の毛利、佐竹、葦名、伊達、南部です。佐竹は上杉と同盟しててこの両家が間にいる葦名とは険悪、伊達は葦名、佐竹と婚姻関係があって、南部と戦闘中です。とりあえず佐竹領に攻め込んだ時点で、毛利との同盟が切れ、同時に毛利が長年の友誼をぶち破って島津領に乱入。西国は手薄だったのですが、こんなこともあろうかと、島津歳久を九州探題として残しておきました。彼を中心に毛利を食い止め、事なきをえました。んで、毛利攻め開始。メインウエポンの方々は東征に参加しているので、二線級の人たちを呼び戻して投入、そこへ島津義久と家久を組み込んで毛利をタコ殴りに。具体的には下関方面から、四国から、北陸からと攻めかかる。一方で、メインウエポンズは、立花道雪、鍋島直茂、島津義弘、織田信長、徳川家康、羽柴秀吉、鈴木重秀らを中心にして佐竹攻めを展開中といったところでしょうか。徳川四天王は信濃方面で真田とともに上杉を牽制中でございます。戦闘はこれで四方面作戦になってます。結構消耗が激しいんで、佐竹を滅ぼすか毛利を殴り倒したらいったん休息する必要があるでしょうな。それにしても歴史ifイベントおもろい。
ゲーム雑誌を立ち読みしていたときのこと。「戦国BASARA」の記事を読んだのである。来月発売のゲームなのだが、画面見てると「戦国無双」ライクな感じでしょうか。あんまりマークしてなかったんですけど、島津義弘が出てました。「ギルティギア・ゼクス」あたりに出てたようなゴツい剣を持ったジジイです。ほう、と思いながら隣のページで硬直。本多平八郎が使用キャラになってます。にしても、見た目アイアンゴーレムみたいな感じですなあ。画面写真を見てまた硬直。
空飛んでやがります平八郎。それも背中のバーニア噴かして。三段階まで速度調節可能!? しかも背面に砲撃筒装備!? 使用キャラは16人らしいんですけど、すんごく異彩放ちまくってます平八郎。ひとりだけ
戦国時代にモビルスーツが混ざったような感じで、戦国自衛隊どころじゃありませんよ。……はっ。やだなあ、きっと
カプコンさんはガンダムの「VS」シリーズに出す新作モビルスーツを紛れ込ませたんでしょう。あるいは後ろで二本レバーのリモコンで操作している家康がいるとか。家康は使用キャラではないんですが、声優さんの名前まで書いてあります。平八郎はというと、「声:なし」ぶっ、「サザエさん」のタマ未満ですか。いやいやいや、
きっと合成音とかで何かしゃべるに違いない。あるいはシャッター音とかガオーっていったりとか。画面写真をよく見れば、飛行形態の平八郎の背中に三つ葉葵が。
三つ葉葵のロボットですか。合体するのかもしれません、なんて記憶を刺激するものがありますよなあ。てなことを想像してると結構チェックしておいた方がいいような気もしてきたり。
掲示板に毎度感想を書いてくださる太一様がキ/クニヤで絶版文庫フェア開催と教えてくださる。
うう、キ/クニヤか……。まあ見るくらいならいいざんしょ。とにかく足を向ける。途中、蔦屋を発見。街の蔦屋にはまだ行ったことがなかったなあ、とそこはかとなくキ/クニヤ行きに気が進まぬ私は、そのまま入店。様子うかがいです。つらつら眺めていて、文庫が作者名でソートされてるのは図書館みたいだなあなどと感想を抱く。検索ましーんがあったので、使ってみる。前から探している本、該当なし。うむむ。思いついたので、別のを検索。
チマタだかチタマだかで噂のゲームブックでございます。えーと、
ば、る、さ、す、と。うむ。『バルサスの要塞』文庫新刊コーナーに在庫ありでござる。んじゃ、
ひ、ふ、き、と。『火吹山の魔法使い』は文庫コーナーにある模様。つーか、1500円くらいのものが検索に引っかかってきたので何事かと見てみると、コミック? そんなものが……。しばし虚空を見上げて考え、別のを打ち込む。
ぶ、れ、な、ん。『暗黒城の魔術師』、これですね。ぽちっとな。おお、在庫ございますです。い、ん、さ、つ。レシートを見て、ちょっち考え込む。時計を見る。探してみますか。の前に、文庫新刊で『バルサス』を観察。ぱらぱらめくってみる。む、『火吹山』のときは中まで見てなかったのでうっかりライトノベル風の表紙に騙されましたが、こりは挿絵すべて昔のまま収録されてるでございますな。
ガンジーも門番も相変わらずです。いや素晴らしい。堪能した私はレシートに導かれ2Fへ。そちらは文具とかCDとかDVDとか若者向けとか参考書とか売ってるのです。レシートを見る。二カ所にあるようです。えー、「2F 35番・児童書コーナーにございます」児童書扱いですか。棚番号が見えたので、そちらに向かうことに。岩波少年文庫とか並んでる書架を物色。まあここだったら並んでいてもさほど違和感ございますまい。しかし何度も目を走らせるが見つかりません。うむむ。じゃあもひとつの怪しい方を。何が怪しいかってえと、「
2F 11番・参考書コーナーにございます」何を参考にするのだと11番の棚方面に移動。あのう、
11番って高校生向けの入試対策とか英語の参考書とかのコーナーなんですけど。レシートには「ご不明な点がございましたら、お近くのスタッフまで」みたいなことが書いてあります。何でブレナンが参考書コーナーにあるのかが不明なんですけど。ふと隣を見れば「萌え単」が並んでいて納得しかける。高校生はブレナンとか「萌え単」とか見て勉強してるんでしょうか。
とりあえず14へ行けってのは人生の参考なんでしょうか? あ、知らない方に説明申し上げれば「14へ行け」はブレナン本を語る上では欠かせない名文でございます。ともあれどっかの高校生が参考書として買っていったものか、ブレナンは見つからず。残念。でも探せば隠れてるのかも。……てことで以上の本を(
「萌え単」除く?)お探しであった太一様にはこれをもってキ/クニヤ情報と相殺ってことで。
ぽてぽて歩きながらキ/クニヤへ向かう。ライトノベルで電撃文庫の新刊が出てるのを確認。川上稔も成田良悟もありました。よし。
もちろん買わずに2Fへ。絶版文庫の部屋に行ってみると「ふるほん文庫やさん」の文字が。ははあ、これは委託販売ってやつですか。中へ入ってみるといきなりカジシンのサイン本が。ふむう。さらに物色を始めて1分後、『ガイア・ギア』5冊セットを発見。値段を見れば2500円ちょいが期間中半額だそうで1200円くらい? 前々回後輩のためこれを探し求めてフラフラになってた私の苦労っていったい……。といいつつも、
古本道ではよくあることで。前回ネットで注文するとかしたとかいってた後輩に電話してみる。もしかしたらまだ注文してないかも。……出ねえ。気にしないで物色再開。今回の標的のひとつに斉藤惇夫の『冒険者たち』ってのがありまして、私、前に持ってたのを紛失して、買い直して、それがまたどっかに行っちゃったっていう。すんごい好きな本(テレビ版も好き)だったので機会があればまた買い直したいと思っておったのです。その『冒険者たち』を岩波少年文庫の美品で発見。ううん、でも岩波かあ。できれば講談社文庫の方がいいなあ。とりあえずキープ。で他の棚を見てると、ありましたありましたよ『冒険者たち』講談社文庫版。岩波版を戻して講談社版を手に取る。じーん。ところで、私はキ/クニヤで本を買わない誓い1年限定を立てたのでした。手には『冒険者たち』があって、カットーです。……うむ、
これは「ふるほん文庫やさん」の本であってキ/クニヤのそれではなく、「ふるほん文庫やさん」で本を買うのである。第一キ/クニヤの検索機使ったわけでもないし、店員がアホゥな態度を示したわけでもない。
よし。物色再開。今度は講談社の『世界SF大賞傑作選』の6、7、8を見つける。このシリーズ、8巻まであって、私は古本屋をかけずり回ってちょっとずつ集めたり、ネットで探したりしていたのです。結構揃っていたはずだが欠けてるのがあったはず。さて問題は、何が欠けてるのかはっきり覚えてないという点。じゃあ中身で判断すればいいじゃないかという話になろうが、ヒューゴー賞獲るような作品は他の本にも収録されてるわけで、そっちですでに読んだケースが多いのです。脳内検索して情報の断片を集める。(1)奇数の巻で欠けてるのがあった気がする。(2)1巻は持ってる。(3)3巻は結局配本されなかったはず。てことは私が持ってない可能性があるのは5巻か7巻かその両方で、目の前に7巻があると。買っちまうか。半額で600円くらいか。うむぅ。
マインスイーパーでテンパったような気分になりつつ、何となく持ってたような気がしてきて断念。後で調べたらやっぱり持ってました。欠けてたのは5巻だけ。そんで同じ棚にあった講談社の海外のSFシリーズで福島正実がやったテーマアンソロジーがいくつかあったのですが、これも苦労してすでに集めたものばかりでスルー。この手のアンソロジーシリーズで持ってなかったのがひとつあったので購入。成果は2冊ってとこですか。『冒険者たち』は収穫でした。おう、そうそう出る前に後輩にもう一度電話、と。……出やしねえ。まあこれはこれで仕方ない。
キ/クニヤを出た私は喜久屋書店で電撃文庫の新刊を買って帰りました。夜、後輩から電話。『ガイア・ギア』の話をすると、やっぱりすでに注文していたそう。しかも「ふるほん文庫やさん」フェアのことも知っていて、とうに下見をしていたとか。とほほのほでございます。
ある土砂降りの朝、原付を走らせていると、突然エンジン音が変わる。空回りしてる感じで、速度が上がらない。走らないわけじゃないんで、ベルトでもない。はて? とりあえず原付を押して雨の中バイク屋へ。朝早かったので開店しておらず、軒先でカッパ着たまま待つことに。その間、ケータイを取り出して、行く予定だった先方で連絡。バイクの故障でしばし遅れる旨伝え、
平身低頭誠心誠意っぽい態度を取る。バイク屋が開いたので状況を伝え、「代車を」といったらおっちゃん困った顔で、「実は代車がすべて出払ってるんですよ」ぐはっ。「昨日一台戻ってきてるはずだったんですが、いらっしゃらなくて」ぐぎー。「い、いつ頃戻ってきますか」「夕方くらいかなあ」「もうちょい早くなりませんかね」「この辺、お客さん大学生が多いからねえ。来るとしたら夕方の授業が終わってからってパターンが多いから。昨日来るはずだった人も大学生だったよ。予定は分からないねえ」ともあれ原付を預け、
前日来なかった大学生を呪いつつ、バス亭へ走る。後ろからバスが追いかけてきたのでそれに乗って移動。昼過ぎ、バイク屋から電話があり、代車はまだ戻ってきてないが、修理の方は翌日夕方完了で、17000円くらいかかるがどうするかとのこと。
しゅ、しゅうりおねがいします。夕方6時過ぎへろへろになった戻ってきた私は、バイク屋で代車を受け取り、帰宅。翌夕、バイク屋でマイ原付を回収。ちなみに代車を待ってた人がそこにいました。結構代車の回転すごくないですか?
あーもう梅雨ですねぇ。雨はヤだなあ。湿度高いし、カッパ暑いし。
購入した本:
日日日『アンダカの怪造学T』、六塚光『タマラセ
サイボーグは果実を愛する』、R・シルヴァーバーグ他編『世界カーSF傑作選』、斉藤惇夫『冒険者たち』、川上稔『終わりのクロニクル5(上)』、七飯宏隆『座敷童にできるコト』、久住四季『トリックスターズ』、成田良悟『ヴぁんぷ!U』、沖田雅『先輩とぼく5』
読了した本:
半村良『妖星伝(五)(六)(七)』、田中芳樹原案/小川一水・森福都・横山信義・羅門祐人『『七都市物語』シェアードワールズ』、ジョージ・R・R・マーティン『タフの方舟1 禍つ星』、八尋舜右『小説立花宗茂』、リチャード・ハワード『囚人部隊誕生』、六塚光『タマラセ
サイボーグは果実を愛する』、角田光代・岡崎武志『古本道場』