上旬。
一年前の「旬な話。」を「旬を過ぎた話。」へ移送するために読み直していて、何だか非常に懐かしくなったり。
いつもお世話になってるお花屋さん(
ネタ的に)で、こんな看板が出ていました。去年は同時期にハロウィンネタをぶちかまして、このペエジで散々な扱いをされてましたが、今年はちょっと違います。「
ハロー ウィーン 入荷中」あのう、何かスペースが空いてるのはバランスの問題でしょうか。前はビオラ格安で売ってたし、どうやら音楽の都ウィーンを擁する
オーストリア万歳な企画のようです。何やら隣の植木鉢の植物にちっちゃなカボチャのアクセサリーがぶら下がって
プチ人面樹のようになってますが、
オーストリアンおまじないでしょうか。てか、店の入口に実物大(
ただしジャンボな)カボチャの置物がどかんとあって異様な花屋の店先です。
去年の今頃、やっぱり台風の話を書いていたのですが、今年もやっぱり台風です。恒例です。2回ですけど。今年も14号とやらがやってきて、周囲は警戒を強めていたのです。私の家での備えはというと。まず去年瓦が吹っ飛ばされた後、瓦屋さんによって
瓦がすべてリベット打ちされてました。
窓にガムテープを貼りました。以前網戸の網が吹き飛ばされたことがあったので、網戸をすべて取り外しました。飛来物や風で窓が割れたり、瓦が飛んだりしたときの穴ふさぎにブルーシートもあります。去年くたばったじーさまの指導がいまだ生きていて、
各部屋に懐中電灯が備え付けられている旅館みたいな仕組みになっています。おもに洗い物やトイレに備えて
たらいや浴槽に水を張りました。飲料水はペットボトルのやつがごろごろしている上、中元で送りつけられてきたどこぞの温泉水が段ボールにいくつかあります。当日は停電した場合に備えて
冷蔵庫のナマモノを消費する方向で。とはいえ、実際休日になってた私は家でのーのーとパソつけてビデオ見たりゲームやったりしてました。風は吹いてましたし雨も降ってましたが、去年感じたような「もーすぐ停電が来る」とか「ヤバい」という勘も働かなかったのでございます。事実、熊本市内や近郊はたいしたこともなかったようで。ううむ。
とりあえず風呂わかして入りました。
ところで、山の向こうにいる熊大文芸部の卒業生(人妻)の方からメールが届きました。そちらは浄水施設が二カ所あるそうですが片方が水没したらしくて、復旧まで数ヶ月。もう一方がフル稼動してるっぽいんですが、水圧だかシステムだかの都合で水が高台には行かないそうで。
トイレのタンクの水すらたまらないといわれてました。たまたまメールもらった日の夕方、私ニュース見てて熊本市から水や水入りペットボトル満載の給水車が十台くらい派遣されたようなのを知っておりました。これは救援要請が出てたからだそうですが、そのことをとりあえず返信して頑張って下さいといいました。
熊本でも南の方は大変だったようだと聞いて、人吉の方にいらっしゃるこちらは研究室の卒業生の方(やっぱり人妻)にメールをしました。
人妻の方々から御飯に誘われてたりするんですが、その打ち合わせなども兼ねて様子伺いでございます。ところが、人吉はほとんど風が吹かなかったと拍子抜けしていた模様。ううむ。
テレビ観てたら、風速40メートル以上出てたとか騒ぎになってましたね。熊本はやっぱり「前の方がスゴかった」という観が強いようで、実際私が覚えてる昔のやつのときは、信号機が転がってたり、粗大ゴミの日にカーブミラーや標識が置いてあったり、バス停が行方不明になってたりしてたんですが、それに比べたら、ねえ。てかそーゆーのとか去年のやつとかあったから備えができるってもんですがね。ちなみに、91年だかの19号では九州各地で風速50メートルを軽く突破し、阿蘇では60メートル越えました(←調べた)。とはいえ、東京ではその先触れで水没しかかったりしてるわけですし、山の向こうとか大変だし、高速道路は落ちてくるし、被害に遭われた方には
お見舞い申し上げたいところでございます。とりあえず近所のお店にて義捐金ボックスに我が財布から
特殊エージェント野口英世をひとり送り込みました。
先日、本屋でようやく見つけた本を購入。建設会社の話ですがね。前から読んでみたかったのですが、なかなか売ってなかったのです。内容は、まあ建設会社が工事を発注されて、それを技術的な考証、検討、工期期間や見積もりの算出までをネットで連載したものです。
発注ブツはマジンガーZの格納庫(発注は光子力研究所)ですが。小難しいテクニカルタームもさほど出てこないし、よく知らないこういう職人さんとか専門職の話とか読むのは結構好きなんですよね。つーか、基本的に何でも読む方ですが。んで、まあこの本、だいぶ楽しませてもらいました。こーゆーのは、文芸部の部室に転がしておくと面白いかもしれないなあと思う。寄贈するべか。ああ、ちなみにウェブでは第三プロジェクトである
グランツーリスモ4のコースを新設する話が展開中です。二番目のは「メガロポリス中央ステーション」編で、発注は銀河鉄道株式会社建設局で内容は「
銀河超特急999号発着用高架橋(基礎および上下部)工事」でございます。楽しそうでしょ。書名は下の方に書いてあるんで、それをキーにして興味のある方はウェブで検索してみてください。
こないだブックオフに行きまして物色しておったのです。ブックオフは
全般に中古ゲームとか高い値段がついてるので、ゲーム関係のコーナーはほとんど覗かないのですが、まあ探してたゲームがあったのでたまたま眺めていた、と。すると、
某有名RPG8がずらりと並んで2500円切ってました。ううむ、と隣を見れば有名RPG5が3000円くらいで売ってあったりするわけで。
お高いブックオフでそれってどうよ? と思いながら購入したのがナムコの「もじぴったん」だったりするのはどうよ? いや面白いからいいんですけど。文字を組み合わせていろんな言葉をクロスワードのように作っていくゲームなんですが、こりゃ面白い。連鎖とかもあるし、使用文字に制限がつくステージもあるし。でも問われるのはゲーム的な勘とか経験よりもまずボキャブラリイですな。作った言葉の説明はちょこっと出るし、ネット評価では子どもと一緒に遊んだりするのもいい感じだと書いてあったがなるほどその通りであろう。欲をいえば、今のままだとステージクリアするとゲーム中組み立てた言葉は消えてしまう(ステージ中ならポーズかけてじっくり説明を見ることも可能)ので、それが登録されて次第に辞書みたいなのができるとよかったなあ。辞書育てゲーみたいな。が、まあ値段も今1700円前後だしお手頃で楽しゅうございました。
なかなか売ってない「もじぴったん」を探してて、とあるお店に行ったのですが、ここに貼り紙がしてあって、そこオープンして一年くらいですが、別のお店になるようです。うむ、これまではレンタルビデオ業務、新品中古ゲーム販売、ちょこっと書籍、でたしかカメラ屋さん系統のお店だったと記憶しておるんですが、これが別系統になるっぽい。もうちっと書籍とかに力を入れたお店になるんですかね、個人的には
鶴屋の裏くらいにあるようなお店になってくれるとよいのですが、それだと店内改装どころか建て直しになっちゃうからなあ。もっとも、新しい方のお店の系列は周囲にチャリンコで15分圏内に二軒あったりして、競争になってどっちかツブれたりせんかいな、と心配になったり。まあカメラ系列の他の店まで食われるとしたら、店舗が増えるというので、多分どっかの大学生とか大学院生とかが社員になったりすると新卒で振られてきたりするんでしょうな。よく分からんけど。まあ
サービスと品揃えがよければ他はどうでもいいですが。
こないだパソで予約録画をセットして、気になるので9時前に野球中継を見てみた。ううむ8回。ビミョーなところですが攻撃続いてるし、これだと通常番組延長でしょう。まあ15分くらいズレるでしょうね、経験上。ただ
某チームが10点近く差をつけられて負けてます。あ、見てる間にタイムリーで2点叩き込まれました、
うひょう。と思ってたらいきなり「試合の途中ですが放送時間の終わりが来ましたので」と
アナウンサーがいきなり終了宣言。おいおいおいおい。まあ、予約録画の設定いじり直ししなくてよかったですけど、なんだかなあ。多分、あのまま続けても某チーム贔屓筋にはウケないだろうからという判断なんでしょうね。おそらく立場が逆だったら放送時間延長が即座に入ったと思います。
アンチ某チームの意見とかは無視ですスルーですないも同然なのです。延長されても腹立ちますが、こういう扱いにもムカつきます。首尾一貫してほしいものです。
前回「よつばと!」の最新刊を読んだせいもあってか変な日記風になってました。今32度くらいありますけど、夜の私の部屋。もうすぐ夏も終わりですね。朝とか27度とかで寒くて目が覚めたりもします。
つくつくぼーしが夏を終わらせるのですあ、このネタ、「よつばと!」から。三角の服にとんがり帽子、ひまわりの杖を持っていて夏を終わらせて春にする夏の妖精ですな、つくつくぼーし。
閑話休題。日記でちょこっと触れてましたが恩田陸の話が出たのです。で、こないだふと「ダ・ヴィンチ」の最新号を見たら、恩田陸の特集が組んであったり。ライトノベルの話をしたら次くらいにライトノベル特集があったりして、うむむ、
ビミョーに時代を先取りでした。
今旬は少なめだけれど、個人的に好きな本が買えたのでよしとする。もうすぐ小林めぐみの新刊も並ぶし、宮本昌孝の『ふたり道三』も文庫になるし、楽しみでございます。あと本屋で倉知淳の「猫丸先輩」シリーズ最新刊を見つけたので速攻で図書館にリクエストぶちかます。『猫丸先輩の九龍』、じゃなかった『猫丸先輩の空論』これも楽しみです。
購入した本:
前田建設工業株式会社『前田建設ファンタジー営業部』、ロード・ダンセイニ『時と神々の物語』、三枝零一『ウィザーズ・ブレインV(下)』
読了した本:
井沢元彦・中津文彦・高橋克彦『歴史ミステリー作家養成講座』、多田克己×東雲騎人『百鬼繚乱』、酒見賢一『泣き虫弱虫諸葛孔明』、永田泰大『魂の叫び』、畠山清行著・保坂正康編『秘録陸軍中野学校』、前田建設工業株式会社『前田建設ファンタジー営業部』、畠中恵『おまけのこ』、川上稔『終わりのクロニクル5(下)』、眞鍋かをり『眞鍋かをりのココだけの話』