下旬。
ぶっちゃけ、あんましネタがない。といっておけば、分量少なめでも多め、じゃないや大目に見てもらえようか。理由はまあいつものやつで。今旬は、
金曜夜(前回更新日)→日曜まる一日→木曜夜→日曜まる一日という時間の跳び方をしていたのであります。ってこりゃ実質三日ないぞい。てか週の前半がここんとこないんですがどーゆーことよ?
記憶はないのに記録はあって、今回読んだ本をあんまし読んだ記憶はないのです。あ、ブルーストは覚えてますよ、
日曜だったんで。他は軽めのRPGリプレイとかをメインにしてるのは、重めのものを読む気力と体力と時間がなかったんでしょうなあ。って何で自分のことを推測してますか私。それにしても
後戻りなしタイム・リープ状態はどうにかしたいなあと思いつつどうにもならないのでございまする(涙)。んで、
次の月曜火曜も多分ないので、文芸部にも顔出せないし、更新もヤバいかもしれないということで、よく晴れた日曜の午後、これを書いてたりしているのでございまする。
というものの、日曜は朝6時に目を覚まし、ネットをうろつき、こないだ買ってきてた「大神」をプレイしておりました。カプコンのゲームなんて買うの久しぶりですよう。某「カオスなんちゃら」以来ですか。あんまし期待はしてなかったんですがね。ごめんなさい、謝ります、
カプコンなめてました。
すんげー面白れーです。ネタ少ないんで大助かりです、書きますようもちろん。4時間くらいしかやってないんですが、おおよその感じとしては、
「ゼルダの伝説」のシステムで、「俺の屍を越えてゆけ」の背景の「まんが日本昔ばなし」の絵柄した「moon」やってるような、分かる人にしか分からないたとえで申し訳ないですが、そんなたとえでひとつ。主人公は狼(=大神←「おおかみ」=アマテラス)なんですが、
こいつを走り回らせてるだけで楽しくて楽しくて。人型じゃないんで、走ってるのがものすごく似合うんですな。走ってると三段階まで速度がアップして、RPGにこれまでなかったような速度領域に(レースみたいな感じになる)。気持ちええ。ストーリーは闇に閉ざされた世界を元に戻していく話でして、狼さんの持ってる特殊能力が「筆しらべ」で、全部で十三種類。アマテラスが持っていたその力はスタート時に筆神となって封印されたりしてます。これらを解放すると使える術が増える仕掛け。「筆しらべ」で画面上の時間をわずかに止め、アナログジョイスティック使って線を引いたり円を描いたりすると、その形によって術が起動するのです。横一本線を引けばものを切断する「一閃」、壊れたものや失われたものを復活させる「画龍」、他にも空に円を描けば太陽を呼び出し、枯れ木やつぼみに円を描けば花が咲くし、水を誘導したりもできるし、何もない地面に点を打てば草木が生えてきます。この狼さんは自然を復活させるので、走ってると走った跡が芽吹くし、気持ちいい。特に地域のポイントになる樹を蘇らせると一気にどんよりした部分が浄化されていきます、
めちゃめちゃ気持ちええ。雰囲気的には「もののけ姫」のラストみたいな感じですかね。全体の絵柄は最初にいったような「昔ばなし」の切り絵系で、キャラや物のラインはすべて墨調。感動あり、笑いありな上に、ひたすら駆けずり回ってるだけで楽しいので止め時が分かりません。惜しむらくは、戦闘が簡単なこと、サポートしてくれる妖精がいるんですが
謎解きのヒントどころか答えいいやがります。まあそこをメインだと考えなければ定価で買っても十分価値があるかと。音楽もいいし、サントラほしいなあ。出てるんかいな。多分「塊魂」や「ワンダと巨像」とかと同じで説明が難しいし、興味がある人はやってみるのが一番。まだ
4時間くらいのプレイで序盤のはずなんですが、もうすでに元取った気分でございます。
今年のマイベスト3入り確定(マジで)。
ここんとこ本屋に行く機会もなかったんですが、久々に行ってきました、いつもの本屋。うわ、
のび太(仮名)発見。おそるおそるコミックを選択してレジへ。連休前のせいなのか、結構混んできてまして、レジに行ったら後ろに結構並んでる。「レジお願いしまーす」とのび太。
前はヘルプも来なかったんですが、おう、今度は手際のいいにーちゃんが来ました。のび太、成長したか。てか、正直そっちのにーちゃんの方がよかったんですが、
私行列の先頭だったんで、のび太が相手に。カードのやり取りをしつつ、「カバーお願いします」ここでのび太がフリーズ。「こちらビニールをはがすことになりますがよろしいでしょうか」とどっかで聞いたようなセリフ。「もちろん」といいつつ、内心
二度ネタはいかんぞ二度ネタは、のび太よう。とダメ出しをする。いやまったくこれまでネタが重ならないようにやってきたのび太である。
芸人としてはマンネリになってきたのであろうか。って、芸人じゃないって話もありますが、私にとってはネタの供給源でもあります。と思いながら観察していたら、自分の誤りを痛切に感じました。カバーがでかい。後に計測したところによると、
上に3.5センチ以上、下に2センチ弱大きくはみ出したカバーを巻きやがりました。
もちろんゆるゆるです。まあフツーの店員ならば上下折り直しているところですが、おにょれのび太、やりおるわ。
のび太の攻撃を受けて、ぐったりして帰宅。早速カバーの折り直しをはかるも、
サイズが違いすぎてなかなか合わない。ぐう。どうにかこうにか形にして、そのコミックを読み出す。ちなみに「よつばと!」の5巻である。前の巻では夏を終わらせる妖精「つくつくぼーし」が登場したが、今回も変なキャラ(?)登場ですよ。
目が光り、空を飛び、主武装はミサイル、お金を投入すると動き出すエコロボット「ダンボー」とか、1巻1話から名前だけ出てきていた
よつばの宿敵ヤンダが初登場したりと楽しさ満載です。夏休みの一日前から始まった物語ですが、もう連載では8月31日に辿り着いてしまってます(早坂みうらが宿題に追われてたり)。そろそろ終わっちゃうんかなー。前作「あずまんが大王」は高校を舞台に一年生の一学期から始まって毎月進行し、三年の三月卒業で連載きれいに終了したわけで、「よつばと!」も終わる可能性が高いなあ。
「よつばと!」は時間はゆっくり流れてますが、私の腕時計はやっぱり異なる時間を突っ走ってるようで。時間が跳んでる合間にふとカレンダーを見たら、12月31日。また別のときに見たら当然年が明けていたり。なるほろー。一年前にカレンダーがリセットされたままだったのだなあ。そういや前にちょくちょく止まってたんで新しい時計を買う羽目になった元凶の目覚まし時計は、ライバル登場に奮起したのか、あれから一度も止まってません。か、買わなくてよかったんじゃ?
てな具合に最近時の流れに身を任せてるわけですが、世間的にはもうゴールデンなウィークなのですねえ、私は連休あるんじゃろうか……とここまで書いたところで思いついたので、ちょいと黒髪の文芸部部室へ。今を外すと次に行けるのはいつか分からないしねえ。
「よつばと!」を置いてくるのだー。
(数時間後)
戻ってきたのらー。いやー、何かすんごい暑いですよう。とりあえず飯食って、風呂入って、「大神」を再開するのれす。
院生様、すいません、「FF12」当分できそうにありません(←おい)。
購入した本:
北方謙三『三国志の英傑たち』、藤澤さなえ/グループSNE『マリン・マーベル』、ロイス・マクマスター・ビジョルド『遺伝子の使命』
読了した本:
スティーヴン・ブルースト『勇猛なるジャレグ』『策謀のイェンディ』、藤澤さなえ/グループSNE『ダンジョン・パッション』『コロシアム・プレミアム』『ファンドリア・ファンクション』『トライアル・トラブル』『マリン・マーベル』、北方謙三『三国志の英傑たち』