上旬。
や、前回は正直すまんかった。2日に自分的修羅場は抜けたんだけどねえ、
3日、4日辺り連続でぐろっきーですよ、わるさー。ま、それまでと違って、今は最前線から戻ってきた連中の後始末とか戦後処理とか? そんなことをやってて、まったりー。旬の半分くらいは体調悪かったんで、ネタも少なめですなあ、今回も。すまん。先に謝っておくぞ。
「おう、これはうまそうだな」と我が父が取り出したものを見た土曜日。父は朝仕事に出かけるところで、その昼飯を物色していたのだろう。はて、どっかで見たような? それはカップの焼きうどん定食だか焼きそば定食だかで、取り上げて側面を眺めてみれば、
消費期限は2005.4.とある。うむ、と頷き、私は父に返した。「私は食さないので、持っていくとよい」このブツは、たしか
2004年のクリスマスくらいに我が両親が北海道から土産として持ち帰ってきたものに相違ない。付け合わせとして1メートルくらいの鮭の木彫り額があったはずだ。「旬な話。」でも書いてあるぞえ。「○○の昼飯と交換するか」と父は部下の名を呟き、北海道土産を持って出かけて行ったことである。翌朝、テーブルを見たら、かのブツが置いてあった。どうやら部下の人も食べなかったっぽい。
修羅場が過ぎ去った途端、反動で体調崩し気味なオフの日。ふらふらしながら市立図書館に行く。入口の立て看をふと見れば、「リサイクル図書配布」とか書いてるではありゃーせんか。
ややっ、生きていればいいこともあるもんですなあ。てくてく歩いてその場所まで行ったが、んー、何だか冊数が少ないでござるなあ。文庫は出てないし、外国モノが少ない。あんまし掘り出しものもないなあ、ととりあえず四冊ほど選んで、受付で用紙をもらって書き込む。昔、火星のあった場所、他3冊。んで受付に行くと、係の人が確認して一言、「
お疲れ様です」……は? 客に対する挨拶としてはどっか間違ってるような気がするのは気のせいか。それとも私、客だと思われてない?
忙しかった頃のリバウンドで
脳細胞がいまだ活性化されてない状態が続いているのです。
つい古本屋に行って『指輪物語』買ったり。いやいやいや、ちゃんと持ってるですよ、『指輪』フルセットで。でも所持してんのはアラン・リー表紙の新版でありまして、
旧版の巨大ガンダルフのやつとかは持ってない。ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、その前のバージョンがありまして、トールキンが描いたホビット庄の絵とかが表紙のやつ。古本屋で何冊か揃えてたんですが、今回2、4、5、6巻が置いてあった。はて私はどこまで買ってたのであったかと迷ったが、そこはそれ、脳細胞休眠期、これだこれだと深く考えず買っちゃったわけで。ま、ダブってなかったですけど。『指輪』はちゃんと最初のバージョンが全巻出てるんでいいですよなあ。荒俣宏『帝都物語』なんて、最初期の天野喜孝表紙バージョン、3巻までしかないですから(本編10冊、外伝もあるのに)。あー、何か読みたくなったよ、
加藤保憲物語(←違う)。
去年は『妖怪大戦争』で敵ボスとして登場してひどい目に遭ってましてけどね、加藤保憲。『帝都』じゃ無茶苦茶かっこええんですが。
こんな状況を想像されたい。片側一車線、歩道なし、ややカーブ。右に脇道、さらに数メートル先に左の脇道。朝。脇道に対する本線(と呼称してみる)に原付で私。朝なんで、本線は上下ともに混んでいる。歩道がないんで、横から抜くのも困難。そんな状況で、なかなか進まないといらいらしてくるわけで。
何といっても朝である、アドレナリン全開なんである。で、ふと気づいた。追加設定。右の脇道から車が出てきている。左の脇道から車が出てきている。まあ急いでるんでしょうな、朝だし! で横から出てきてるこの車ども、右折車なんですわ。曲がろうと出てきて手前の車線を完全に塞いで、停止。脇道の後ろからもどんどん車が詰まってきているのでバックもできない。結果、何が起こったかってえと、本線の上下、横から出てきた車の左から先がガラガラなんですよ。本線の詰まってるとこは、横からの車が前にいるから進めない。横から出てきた車は、行きたい車線が渋滞。
四本のブロックが風車状になったまま膠着してますなあ。そこで問題です。この状況を解決する答はなんでしょう? え、私? どうしたかってえと、簡単ですわ、本線の反対車線(ガラガラ)に突っ込み、右から来てる車の鼻先抜けて、そのまま左の車の鼻先も抜けて、ガラガラの本来車線に戻りましたがな。まあ私はこんな具合にあっさり状況打破したわけですが、その後、どうなったんでしょうな。解決する一番手っ取り早い方法は、横から出てきてた車のどっちか、あるいは両方が左折することだったんでしょうけどねえ。でもお互い自分のことしか考えてないだろうからなあ。
我を張り合って、お互い動けなくなってるってのは、日本のあちこちで発生してる状況なんでしょうがねえ。
似たような朝の状況。横断歩道を渡りたがってる高校生がいたので、不慣れな運転手が停車して譲ってあげた。途端、続々と高校生のチャリが渡りだしてしまい、車道はものすごい渋滞になったり(十分くらい続いた)。ついでにいえば、車道は車が少なかったわけじゃないんで、最初に停まった車の状況判断はいささか甘かったというところか。状況判断の甘さってのは他にもあって、よく朝いらついてるのが、「
行けるのに行けないやつ」と「
行けないのに行けると思ったやつ」というパターンである。どっちも道を塞ぐので迷惑きわまりない。やっぱり自分のテクニックとか車幅とか周囲の状況とかを判断しそこねてるから起こるわけで。こないだの朝、バスが斜めに二車線つぶして動けなくなってたのもそうだし、後ろに10台以上の二輪を引き連れて15キロくらいで走ってた原付もそうだし。んで、この話はいったいどこにオチがつくのか読みながら考えてる方がいらっしゃるかもしれないが、私もそう考えてるところである。オチが思いつかないので、自分も含めて、そーゆーのちゃんと判断していこうなあ、と思う今日この頃、ということにしておく(おい)。
西尾維新の新刊が出るというので、ネット検索してみた。とりあえず、キ/クニヤ。え、違うのも発売なってる? 講談社BOXって何のシリーズなのだ? 本屋に行ってみたら判明。真っ赤なソフトカバーが銀色の箱に入ってます。どかどか新レーベル立ち上げてどうするんだろうなあ。集めてる人とかはサイズやら変わって並べたときに複雑なんではあるまいか、と思ってみたりする。それにつけても、前に書いた西尾維新戯言シリーズ限定ボックス。
キ/クニヤ検索だと「入手不可」と表示されるが、私が行った
キ/クニヤ支店だと「欲しい人はレジに申し出られたし」みたいなことがいまだにレジ横に書いてあるのはどーしたものか。多分、帳簿ではないことになってるブツなんでしょう。よくある話です。ゴーストで裏なのです。
今旬のびっくり。「エルリック」5巻の帯「永遠の戦士エルリック 新三部作開幕」、え、いつの間にそんなことに。てか、
「ウルリック」ってだれーっ!? ちなみにウルリックって、第二次大戦前のフォン・ベック伯爵とからしい。伯爵家に伝わる
「黒の剣」を渡せとヒトラーが要求したりしてるらしいぞ。反ナチ組織とか出てくるっぽいぞ。知らない間に、知らない方向に走ってるよエターナルチャンピオン。今回の「エルリック」の5、6、7冊目が旧版にはなかった部分で、通し番号がついてますけど扱いは「新三部作」ってことなんでしょうなあ。
今旬のショッキング。はらたいら死去。マンガは興味なかったけど、うーん、はらたいらさんに全部、な人なのは知ってるわけで。63歳かあ、まだ平均寿命には達してなかったんですなあ。
購入した本:
木村航『串刺しヘルパーさされさん2』、長谷川敏司『円環少女4』、林トモアキ『戦闘城塞マスラヲ1』、寺田とものり『超鋼女セーラ』、北方謙三『三国志
八の巻水府の星』、J・R・R・トールキン『
指輪物語4 二つの塔(下)』『
指輪物語5 王の帰還(上)』『
指輪物語6 王の帰還(下)』、藍原みつと『フォーソルティアの風』、マイクル・ムアコック『夢盗人の娘』、坂本康宏『逆境戦隊バツ[×]1』
読了した本:
川上稔『終わりのクロニクル1(上・下)』『終わりのクロニクル2(上・下)』『終わりのクロニクル3(上・中・下)』『終わりのクロニクル4(上・下)』