上旬。
時折、オークションに入札参加してるという話はこれまでに何度か書いた。結構いいモノが安く手に入ったりすると嬉しいものである。参加してるのは
ヤフオクなのだけれど、さほど嫌な思いをしたことはなかった(過去形)。で、今回話題にする商品は、PS2のちょっち古いゲームで、まあそこそこの値段だったので即決落札。ついでにその人の他の出品物を覗き、まあこの値段なら、というものをもひとつ落札。翌日、連絡のメールが来たので、カード引き落としで入金手続き。「かんたん決済」というシステムで、手続きをすると同時に、入金予定と内容が出品者にもメールされるので、たいていの出品者はその時点で(入金されていなくても)お礼のメールと発送準備を開始する。早い取引であれば、落札から1時間内にやり取りが終わり、夜だったら翌朝発送とか、昼だったら当日発送という場合もある。手数料が安いので、最近利用しているのである。んで、くだんのブツの場合も、それを行なったというわけ。手続きしてすぐその旨と発送先をメール。ところが、その後まったく連絡がない。入金予定日を二日過ぎた段階でメールで問い合わせ、半月過ぎたくらいで商品それぞれに設定されてる連絡掲示板に書き込み、
一ヶ月を過ぎた時点で相手に「非常に悪い」という評価をした。掲示板と評価はともに相手に通達が行くのでそれによってリアクションを求めるのである。さらに数日過ぎ、
警察のサイトをつらつら眺めつつ、被害届の出し方を研究していたところ、ようやくメールが来る。原因「田舎に出張」だと。すんごくウソくさいのだが(過去の評価を見ると、送ったといいつつ送ってなかったとかそんなケースがあるし)、百歩譲って出張だったとしても、まず事前に一言あるべきっしょ。だいたい、落札した翌日くらいに会社行って「今から一ヶ月出張することになった」なんてケースないでしょうに。最初の連絡の時点で出張があるので遅れます、とかいっておけばよかったわけで。
信用ができないし、誠意がない。商品が届くまでは油断できません。その週、日本は天気荒れ放題でして、雪とか雨とか。そんな中、商品二つがメール便で到着。
クロネコの人に感謝ですよ。だって、開けてみたら、中DVDロムですよ、
衝撃対策も防水も何もしてなくて、ケースより遙かに大きい封筒に直詰め。しかも封筒二つ。クロネコの人がわざわざビニール袋に入れてくれてなかったらびしょ濡れだったところです。さらに開いてみたら妙にケースがぱさぱさしてんの。たとえるなら
掃除してない部屋に一年くらい置いてたような。ディスク表面にも
埃が付着しまくり、さらに指紋もべたべた。……呆れました。なんつーか、相手がどういう気持ちになるか考えない人のようで。取引するならお互い気持ちよくやった方がいいでしょうにねえ。こみゅにけーしょんの難しさ、というよりも異文化理解のような気もしますが。
最近、小銭稼ぎをしているところが引っ越すというのでその作業をしておりまする。そうしたお仕事場を眺めていると、いろんな人がいるのだなということが分かります。当たり前ですが。で、私はいろんな人をこっそり観察してたりするのです。そんなこたあ、このペエジ見てる方々にはバレバレかと思いますが。熊大の某学部を卒業された人が、上の立場にいらっしゃるんですがね、この人、スゴいよ、いろいろと。何がスゴいかって、
多分コマンドが2つ以上入らない。マンガみたいですが。引っ越し作業中に、こんなことがありました。棚が三列あって、それぞれそこそこ荷物が入っている状況を想像されたい。根本的な指令、棚Aを空けておきたい。その後移動の関係上、派生指令棚Cにあるものを棚Bの空いてるとこに移し、棚Bの空いたとこに棚Aにあるものを移動させる。難しいですか? 文章だとややこしそうですが、実際に考えてみると難しいことでもないでしょう。でこの指示、私がもっと上の人から受けて、それをくだんの人に通達したわけです。説明するのに10分、絵図面を描いてさらに説明で10分、一端倉庫に行ったその人が
20分してから戻ってきて「この棚は空けるんですよね」といったのにブチ切れるのに3秒、「だ・か・ら、ここをこうしてここをこうするんです」と絵図面を指しながら説明で30秒。結局、
何もしてないということが30分後に分かりました。説明するのを聞いていたもっと上の人からいわれたこと。「
殴っていいよ」何も解決してないことが分かったときにいわれたこと。「この箱をここに、この箱をここに、とすべてこまかくいってやらないと」
できるかあっ! んでみんなでその人がやるはずだった仕事をやる羽目になったり。他にも
夜中の廊下を行ったり来たりして上司に報告するための会話シミュレーションを30分以上ぶつぶつやったり(報告は入室して近付いて用件だけ早口で10秒)、
想定してないことをいわれるとフリーズしたり、何か世代の古いパソコンみたいです。ちなみに
この人のせいで、熊大出身者が異様に変な目で見られる、というか面接でも落とされたりすることが多いのです。こんな人、40前後、妻子ありってどうよ? まあ世の中にはいろんな人がいるんだなあ(他にも周囲にはいろんな人がいるので)と、自分に関係しない分には面白く観察してるのですが、この人もコミュニケーション能力とか想像力に欠けてるよなあ。
前回、「
百貨均市」ののぼりの話をしました。ぱっと見、フォントとサイズの関係で「百均」に見えるんですが、追加調査でいろいろと判明しました。いくつかの店舗が参加してるのですけど、結論からいいますと
「百均」の「百」は「百円」の「百」じゃありませんでした。各店舗の一角で値段均一のコーナーができてるのです。「1980円均一」とか「1000円均一」みたいな。でもそれって、フツーの売り方とあんまし変わりない……この棚すべて1000円みたいな感じですしねえ。
「よつばと!」のCDを購入する。「よつばと♪ 組曲『冬将軍』」でございます。「ツクツクボウシ」が夏を終わらせる妖精で、三角の帽子と三角の服、ひまわりの杖といったスタイルだったのだから、「冬将軍」もそれなりだろうと思ったら、そのとおりでした。みかんと注連縄のカブト、マフラー、サンタの服で雪だるま軍団を率いた「冬将軍」コスプレをしたよつばがジャケット。いや、おもしれー。買ったら、今度出るコミックと絵本をすべて購入したらアイテムがもらえる応募券が付いてたのでらっきー。どうせ買うつもりだったし。CDは近場になかったのでアマゾンで買ったんですがね(よつば的表現なら「右の方から買った」になる)、ついでに英語版「Yotuba&!」も購入。セリフとか覚えてるんで英語見ながら読んでると楽しい。ただ、ジャンボの「
セミ取りならプロ級の腕前、略してセミプロ」といったダジャレネタがあっさり回避されてた(「Cicadas Master」になってた)のを見てびみょーにがっかり。訳は難しいんでしょうねえ。
かようにアマゾンをちょくちょく利用してるんですが、前回ちょこっと書いた友人の出産祝いの話。まだ全然進んでなくて、私も週末連続でツブれて(←引っ越し作業を延々としていた)、リサーチもできやしねえ。でちょっと時間ができたので空気清浄機をアマゾンで調べてみたり。こちらの予算は15000円前後、高くても20000円くらいってとこなんですが、正直、よく分からんなあ。まあこちらの予算くらいのが手頃でいいんでしょうなあ。でもって
そうした世情を裏付けるようにそのランクの商品って在庫なしばかり。考えることは皆一緒か。まあ多少遅れるかもよーとメールしたら、別にかまわないという返事。以前も出産後3ヶ月くらい祝いをするのにかかった例もあるし。じっくりやりましょうかね。多分、メインで動くのは私でしょうし。
成田良悟のサイトを見たら、いきなり
「バッカーノ!」テレビアニメ化のニュース。いや、びっくり。まあでもCDドラマになったし、コミック化もされるし、キャラが動くのでアニメ化も時間の問題だったのかも。さらに書店のネット検索で新刊の画像をチェック。あれ……? これ新刊? どっかで見たような表紙なんですが。今月出るのは『バッカーノ! 1934娑婆編』なんですが、この表紙……はっ、
これはトラップですな! なんとなれば、前作『バッカーノ! 1934獄中編』のカラー口絵と一緒ですよ。
前作持ってる人にとっては新作の気がしないというトラップ。しかも続き絵なんで、書店でフツーに並べてる分にはまったく違和感がないという(当然この展開だと口絵も逆になってるはず)。くそう、やるな成田良悟。2月には『世界の中心、針山さん』の2冊目が出るし。楽しみざますね。
購入した本:
水野良『新ロードス島戦記6(下)』、あきさかあさひ『終わる世界、終わらない夏休み 〜芹沢和也の終末〜』『終わる世界、終わらない夏休み 〜桜井深優の終末〜』、池宮彰一郎『忠臣蔵夜咄』、谷原秋桜子『天使が開けた密室』、大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき『大極宮』『大極宮2』『大極宮3』、内山靖二郎『白無垢の仮面』、朱鷺田祐介『クトゥルフ神話ガイドブック』、田中芳樹『暗黒神殿』、栗本薫『タイスの魔剣士』、池上永一『ぼくのキャノン』、岬兄悟・大原まり子編『笑劇』、坂本康宏『逆境戦隊バツ[×]2』
読了した本:
滝川羊『風の白猿神』、安部龍太郎『武田信玄の古戦場をゆく』、池宮彰一郎『忠臣蔵夜咄』、成田良悟『バッカーノ! 1933〈FIRST〉』『バッカーノ! 1933〈Last〉』、大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき『大極宮』『大極宮2』