中旬。
某ショッピングモールみたいなとこに行ったときのこと。館内放送がありまして、聞くとはなしに聞いていたんですが、どうも小学生の放送部みたいなしゃべりで、あんたもちっとちゃんとしゃべれやといった感じでございました。それ以上にインパクトがあったのは、「
ご来店のお客様にお車の移動をお知らせいたします。○○付近に駐車中の白の」とつまずきながら案内。っておい、
そりゃ車もう移動させられてるってことですか? 内容後半はお願いになってたんで多分、マニュアル的には「ご来店のお客様にお車の移動をお願いいたします」なんだろうなあ。でも繰り返しのときにも同じことをやっぱりつまずきながらいってたので、もしかしたら
強制移動がデフォルトなのかもしれんと思ったり。
朝、原付で走っていると信号停車。角っこに、短パンでメガホンでノボリ持ったおっさんがおる。む、選挙演説ですか。赤信号なんで、聞くとはなしに聞いてたんですがメガホンの調子があんましよろしくない。いったいこいつは何をいっておるのかと思いつつ、拝聴続行。と音がそこそこクリアになり、「
〜に長年従事してきた経験を生かしまして、まずは、おはようございます、まずはおはようございます、まずはおはようございます」長年何をやってたか分からんが、主義主張はともかくとりあえず挨拶運動だというのは分かったぜよ。きゃつの失敗は、単独で交差点に立っていたことであろう。あと二人くらい連れてて、流れゆく車への挨拶はお供に任せて演説して、余裕が出てきたら挨拶に加わるとかの方がえかったんでねえかい?
最近いくつかの作業を掛け持ちしているので、忙しい。といっても前は2カ所くらいだったのが4カ所(二つの部署でそれぞれ2つずつの作業)になっただけだ。2倍。
朝から夕方までのと夕方から夜中までとその合間合間にちょこちょこ入るわけで、さすがにそれはあんまりだろうと、遅まきながら人員整理が入った。具体的には私の作業は3カ所に減り、その3カ所の内に手伝いの人が1人ずつ付き、残り1カ所には3人ヘルプが入った、と思いねえ。まあ多少は楽になったかなといったところ。が、後者の3人が上の人たちにいわせると、「あんまし役に立たないだろうと思ってたけど、
3人合わせて0.7人前」うがー。しかもこの三人、周囲が要求するのは1人分の仕事なんですが、周囲に要求するのは10人分くらいの待遇。人間観察を趣味とする私なので、ひとりひとりを見てみると、1)処理速度は全体として遅めだが多少は流れが分かっているように見える
太ったのび太(0.4人前)、2)処理速度はやや遅め、作業と作業の合間に指示がない限りぼーっとして動かなくなる流れが分かってない
イワオ(0.2人前)、3)処理速度はやや遅め、結果を考えず勘違い先走り、自慢話のスイッチが入ると作業を中断してしゃべりまくる自己中心派
モジオ(0.1人前)。この3人の上で指示出しとかしてるのが、12月上旬くらいに書いた命令許容数が少ない人だったりするので大混乱。
イワオには隣で指示出しというかコマンド入力してくれる人が必要なんですが、そんなことするくらいならコマンド入力する人が仕事やった方が早いわけだし、下手にイワオに関わってると一人余計に拘束されてる形になる。太のび太はあんまし接触がないので分からないが、周囲の評価としては「まあ他よりマシ」といったところか。最大の問題はモジオ。
9ケタくらいの番号を書くマスがあるとする。実際使うのは7ケタ分。これまでは頭に00をつける形で書き込んでいたと思いねえ。それが今度から諸々の事情で00を書かずに、右二ケタを空白にすることになった。という説明がモジオたちに行なわれていた。私も聞いていたのだが、実際に書き込む紙に、実例を出しての説明だったし、まあ
通常そりゃ「今度から左詰になった」で済むことなんですがね。説明する人も下手だったのだが、二度ほど繰り返してようやく終了。「分かりました?」と問われた三人組、太のび太「分かりました」イワオ「……はい」モジオ「(マス目を指さしつつ)分かりました!
右側に詰めて左側空白ですね」元気いっぱい正反対じゃっ! モジオに理解させるのにさらに10分追加。
別のエピソード。ある作業部屋でパートのおばちゃんたちと一緒に私も小遣い稼ぎをしていたときのこと。隣室にいたモジオが飛び込んできて、周囲をがさごそ探し回り、棚を覗き込み、各机の引き出しを勝手に開け、ようやく中央にあるどでかい長机の真ん真ん中の備品入れ集合体に気づいたらしい。てか入ってすぐ見えるっちゅーねん。探し物があるなら七、八人いるんだから尋ねろや。黙ったままモジオは備品入れの探索を開始。無造作に鉛筆やらペンやらが入った缶をがさごそ、数分して大声で誰にともなく「
ペンシルってシャーペンですよね? ボールペンじゃないですよね? シャーペンってどれですかね?」ぴたり、と周囲にいた人たちの動きが止まった。それまで作業音がしてたのだが、しんとなったわけで。どうやらマジでいってるらしいモジオに、パート最年長のおばちゃんが哀れむような声で、「とりあえず後ろ押してみてボールペンの先が出てきたらハズレ、黒い芯が出てきたらアタリなんじゃないかな」結局ペンの尻をノックすることもなくそれっぽいのを鷲掴みにして部屋飛び出して行きましたが、パートのおばちゃんのアドバイス聞いてたんかなー。モジオが出て行くと同時に皆が深い溜息ひとつ。翌日、パートの人たちと話してて、「今日も
あのしょーもない人来るんかねえ」「来るんじゃないですかー」「
しょーもない人で分かるとこがあれだけど。どーすんのかねえ」というような会話があったり。
その後、順調にモジオはファンブルを重ねていきまする。社員の人も持っていない駐車権を夜勤限定ということでコネを使ってゲットしたのはいいが、
親の車を初っぱなからバックで壁にぶつけたり、社用車にぶつけたり。モジオらがやってるのはお客から預かった紙データをこんぴうたーに読みとらせていく作業なんである。最小2枚、最大数百枚の単位で内容が分かれていて、順番におおよそ三百枚ほどで紙が束になってる(数十枚〜数百枚が区切りのところにきたら分割される)。預かりもんなので、読みとり作業が終わったら元あった通りにして返却しなくてはならない。さて、モジオである。読みとり装置を三回くらいダウンさせてデータ飛ばしかけたのはまだしも、気が付いたら、
通常300枚程度の紙束の最後が400枚くらいになってるという事件が勃発。可能性1)途中で90枚近くの単位を突っ込み忘れ、後の方でいきなり戻した。可能性2)途中で突っ込むのを間違え、以降順番に突っ込んでいってズレが生じ、段々大きくなっていった。信用問題なんで、相当にモジオは絞られる。フツーでは起こらないようなミスであり、どこがどうズレたのか、どうなっているのか等、モジオ自身が何やったかまったく覚えてないわ自覚してないわで、翌日
6人がかりで半日かかってフォローに追われていた模様(←私は関わってない)。これにより、
モジオの評価は「しょーもない人」から「どーしよーもない人」に格下げ。
さらに追加イベント。モジオめ、同じことをまたやったらしい。別場所にいた私のとこへ上の人が来て、「すまんがちょっと緊急迅速に手伝いに来てもらいたい」はあ? 「またやりやがった(溜息)」聞けば、データを読み取り、間違いに途中で気づき、そのデータを削除し、また別のデータの読み取りを続けるというのを何度かやったらしい。つまり、紙データは順番通りになってるが読み取りデータがまとめてズレてるとこが何カ所かあるってことで。
何しやがる、モジオ。修復するためには、紙データと読み取りデータを突き合わせて、違うとこを見つけ出し、読み取りデータは連番が入ってるんで後ろにどかどか入力されてる以上、差し込みが困難。てことは、お客に平謝りですなこりゃ。で私の周辺からもフォローで人がごそっと抜け、その人たちのフォローをするために私もまた入るハメになる。ちなみに
10人がかりで数時間。なんつーか、
無能というよりむしろ有害なんだが。別の話になるが、私が今やってる通常夜勤作業で結構長いことやってるパートの大学生がこのたびひとり抜けることになった。外国留学って話でめでたいんであるが、抜けた穴に誰を入れるかというのが問題になってきてて、一時はヘルプトリオを入れるという話が出てきて、「
すいません、それだけは、勘弁してください」と現場の者が猛烈に陳情しているところだったり。
そんなこんなで真夜中に原付で帰宅中。市立図書館の前を通る。そういや以前、図書館前で踊ってる男二人がいたよなー。スケボーでしたが。
また何かネタいねーがー、と疲労した頭で考えていたら、同じ場所に人影。しめたっ(←何が?)。脇の道に車が四台停まってて、以前の二人組はバン一台で、そのライトで照らされてたんだが、今回はライトなし。図書館内の非常灯の明かりくらい。
四人組がフォーメーション組んで踊りまくってました。ダンスコンクールでもあるんかlっちゅーくらい、秘密の特訓ちっく。てゆーか、何でこんなとこで? もしかして市立図書館の玄関前ってだんしんぐのメッカですか? あらーはいだいなり(←疲れてる)。
ようやく休みになったので、レンタルビデオのお店とかに行く。入口のモニターで「ガンダム無双」のデモやってるので、ぼけーっと眺める。「この数、お主ならどうする?」とか東方不敗なおっさんがヒイロにいってますよ? ヒイロ、Wなガンダムでいきなり飛び出し、敵の真ん中で暴れ狂います。戻ってきたヒイロに「何と無謀な。命が惜しくないのか」「命など安いものだ」という会話。雑誌とか見るに、
ヒイロ・ユイが東方不敗の弟子になったとか何とか。それにしても、
ヒイロたちがボコボコにしてたのがジムやザクUで、敵は一体誰なのよ? って感じですが。同じデモで
白ヒゲはマラサイとザクタンクの群れを殴ってましたが。動きは予想よりも軽そうだなー、でも実際プレイしてみないと分からんしねえ。てかプレステ3買う予定ないですしね、少なくともまだ。
ネットとかで、何故「ガンダム+無双」なのか、バンダイでナムコでコーエイなんだから他にも選択があったのではないかなどと以前話題になってるのを読みました。「
ドラゴンボール無双」とか「
北斗無双」とか。いやーでもそこまで行ったらやっぱり「
ジャンプ無双」だろう。操作キャラ両津とか、大空翼がサッカーボール武器にして敵を蹴散らしていくとか(そりゃ翼じゃなくて小次郎では?)。むう、あんましナムコな感じがしないですなあ。ナムコ路線で考えるなら、「
ソウル無双」(←「ソウルエッジ」や「ソウルキャリバー」)とか「
鉄拳無双」とか。格闘ゲームのキャラだったら、すんなり無双しそうして違和感なさげ。でもインパクトは薄いか。や、王子が塊を武器に敵にぶつかっていく「
塊無双」はどーよ? ってそりゃ単なる「塊魂」ですかそうですか。むー、「
エースコンバット無双」「
パック無双」「
ファミスタ無双」どんなになるか想像もできませんなあ。「
アイマス無双」(←こないだ「アイドルマスター」ってのがナムコのゲームだと知った)なんてどーでがす? んでもなー、せっかくバンダイでナムコでコーエイなんだから、
「ギョーカイ無双」でゲーム業界の制圧ってのはどーよ? 傘下の会社(部隊)を動かしたり、同盟したり、他者の陣営を切り崩したりとかさ。って
そりゃ「セガガガ」のアクション版ですかそうですか。
などと妄想垂れ流しにしてるくらいちょっぴりお疲れでございます。おかげであんまし重い本も読めません。いろいろ読みたいのはあるんですけどねー。「旬な話」も
いつものバカ話というより、バカの話メインになっちゃいましたなあ。時間がー、モジオがー。
購入した本:
SFマガジン編集部・編『SFが読みたい! 2007年版』、友野詳/グループSNE『ユエル・サーガ・リプレイ 2かくて秘密は語られた』『ユエル・サーガ・リプレイ 3かくて未来は開かれた』
読了した本:
友野詳/グループSNE『ルナル・サーガ・リプレイ 第1部四姉妹編(下)』『ルナル・サーガ・リプレイ 第2部銀色の闇編(上・下)』『ルナル・サーガ・リプレイ 第3部闇色の時(上・下)』『ルナル・サーガ・リプレイ 時の狂気篇』『ルナル・サーガ・リプレイ 魔獣の夢篇』『ガープス・ルナル・リプレイ 青嵐の島篇(上・下)』『ルナル・サーガ・リプレイ 天空の蹄篇』『ルナル・サーガ・リプレイ 月に至る子1〜3』