下旬。
前回、
熊本市立図書館で不愉快な対応を受けた話をちょびっと書いた。要は
客を客とも思わぬトノサーマな応対だったわけで。一応、その後のことを書く。クレームの電話を掛けて1時間もしないうちに、貸出中のままだった北村薫『玻璃の天』は、私のリストから削除されたわけですよ。それが土曜日。翌日曜日の午前中には、『玻璃の天』はすべて全館貸出中の表示。つまり、稼動してやがるわけで。何だ
やっぱりちゃんと返してるじゃん! ということで以下はことの経過の推測である。私が借りてた『玻璃の天』は分館のものであった。これは表紙開いたところに二分割された帯がぺったり貼ってあったので間違いない(←大江本館ではやらない仕様)。で木曜の夕方返却。返却された分館の本は週に何度か元の場所へ輸送される(分館によって巡回の曜日が違う)。で、思うに
金曜日の段階で輸送便に乗ったのではないか。土曜の昼には貸出中になっていたのがその根拠(搬送中ならそう表示されるから)。私が電話掛けたのが土曜の朝である。当然のことながら、図書館の「調査」というのは、私の貸出リストを見れば分館の本だというのは一目瞭然(本のコード番号が違うので)。当然ながら私は分館の方への問い合わせ込みだと思ったわけですわ。でもあのたわけた対応及びその後の展開を見ると、
本館の書架及び返却本ラックのみずさんな調査だった可能性が非常に高い。だって、問い合わせてればその時点で分館には本があったと思われるし。以後、本館で返却するたび、
誰がそれを受け取って返却処理をしたかチェックしてしまう今日この頃。
雨が降る中、朝っぱらから原付で走っているときのこと。結構激しい雨で、当然私はカッパ着てたのです。ふと思ったのは、「
ああ、人の考えることというのはいろいろであるなあ」ということ。朝、ミッションに行く途中
、激しい雨が降ってる場合、通常原付人はどのような行動を取るのか。極端な人だと「急病で休む」という選択肢があるかもしれない。あるいはバスなどを利用するという人もいる。カッパ着てる人も多い。で、私の前を走っている人は、ゴム長靴履いた重装備だったわけでございます。これは「
どうにかして濡れないようにする」という発想ですわいな。前述のバスなどもそうかもしれない。一方、私は、草履履きだったんですよ。靴下とかちゃんとした靴とかはビニールに入れて防水状態。私の発想は「
どうせ濡れるんだから濡れてもいいような格好でごー」です。ちなみにカッパの襟の内側にはマフラーのようにタオル巻いてたり。ゴム長の人が濡れない状態を保ってお仕事に行くで、私は装備の切り替え前提で濡れていい状態にするってことですなあ。人の発想というのはいろいろあるもんです。
私のミッション場における机ってのが街路に面した窓際にありまして。ブラインドがひらひらしてるんですな。外がちょいちょい見えるんです(1Fじゃないですが)。ただし、外が見えるっていっても窓からパソコン一台分離れてるとこ座ってるせいで街路はほとんど見えず、空と向かいのビル、街路樹くらいですか。窓に水滴がついてると、「や、こんな時間に窓の掃除してるよ、大変だなあ」とか「近くのコンビニが水撒いてるのであるか」と現実逃避するわけです(
雨だと断定すると鬱るんで)。歩いてる人とか車見えないんで、ホントにそんなに見えるんですがね。んで、先日のこと。空がどよよーんと曇っていやーんな感じの午後。
えらく街路樹の枝が揺れてるんですね。それを見ていた私と隣の人。
隣「ずいぶん風が出てるなあ」
私「いや、あれは下で常務が揺さぶってるんですよ」
常務というのはえらい人ですな。時折あちこちのミッション場に顔を出すものと思いねえ。
隣「常務が!?」
私「そうですよ(きっぱり)」
隣「でもこれは一人で揺さぶってるような揺れ方ではないような」
私「実はここだけの話、
常務とその部下たちが街路樹を揺さぶっているんです」
隣「何でそんなことを!?」
私「
そーゆー秘密倶楽部活動なんです。
いかに大きく、たっぷりと揺らすかとか小刻みに揺らすか、
揺れがどのくらい続くかを競うのです」
隣「捕まりますよ」
私「大丈夫。常務だから」
隣「理由になってないなってない」
その後、倶楽部活動はパートの人たちとか定時で帰る人たちとかにはバレないようにその時間帯は休憩しているとかいう設定が加わったり、「この揺らし方はあそこの主任だ」とか具体的な名前が飛び交ったり。そんな感じで気分転換したり。結構この手の馬鹿な話好きなんですよねえ。昔後輩に「
ポッキー狩り」のネタを披露したこともありましたっけ(「ミッション場で飛んでいたポッキーをゲットした」というような話から始まり、「
渡りポッキー」とか「狩猟解禁」「
野生ポッキー」「
養殖されたポッキー」とかそんな単語で広がった馬鹿話)。ともあれ、ふと窓を見たら、秘密倶楽部活動はお休みに入っていたり。
最近熊大文芸部の部会の後で、院生の人とかと御飯を食べに行ってるんです。そこでオバカな話をしたりマジメな話をしたりしております。結構刺激を受けることも。前々回とその前は「邪馬台国」についてとか「ガンダム」な話で盛り上がり、前回は「ファンタジーにおけるリアル武器戦闘」とかゲームに新しいものは今更生まれるのか、とか。ファンタジーの武器戦闘については、日本の場合は特にマンガとかコンピュータRPGの影響が強くて、さほどリアルさがないのですな。「
何故敵に当たったブーメランが手元に戻ってくるのか」とか(本来ブーメランは当たらなかったら戻ってくるわけで)。武器の大きさとか攻撃範囲とか結構アバウトに扱ってるしなあ。テーブルトークRPGなどではそこそこリアルなんですけどねえ(ダンジョンでハルバード等長柄武器が使えないとか狭い場所で振り回したら武器が味方に当たるとか)。まあその手の話をしだすと私は長いので、「じゃあ
今度私がいろいろ持ってる本を貸しましょう」とよくある流れになったり。
食事しながら話に登ったネタのひとつとして、熊本ではいかに車がエラそうなのか、というのがありました。エラそうというよりも、マナーが悪いんじゃないかなあ。私としては車よりもまず
バイクの煙草をどうにかしてくれんかなあと思う。といったら一緒に食事していた院生様と卒業生様が目を丸くされる。バイクで煙草吸ってる人がいるとは思わなかったらしい。いや、結構いますってば。で、たいてい火のついたまま煙草捨てるんですわ。私の方に飛んできたこともあるし。当然のように灰はまき散らすし。卒業生様の話では、上通や下通の繁華街では歩き煙草は条例で禁止になるとかならないとかってことでしたが、バイクの煙草とか車の助手席から煙草突き出してくるのもでんじゃらすだと思うぞ。どうにかしてくれい。
あと、某3交バス(←伏せ字)の運転ですかね。
というような会話の数日後。朝、熊大にほど近い道を原付で走っていたときのこと。目の前で突然くだんの3交バスが停まりまして、ええ、バス停までかなりあります。渋滞か信号停車かなと思ったのは、ウインカーも乗降中の文字もなかったから。左側を抜けようかと横に出たら、乗客が降りてる真っ最中でして。アブねーってばよ。客殺す気か3交バス。てか何でこんなとこで下ろしてんだ? でようやく動き出して、横から見てると、前方のバス停の向こうからおばーちゃんが手を振りながら走ってきてるんですわ。バスがバス停に近付いてきてて、乗ろうとしてるんですね。で、そのバス、
バス停ではまったく停まるそぶりも見せず、おばーちゃん完全無視で走り去りました。おばーちゃんが妙にしょぼーんとしてるのがかわいそうでございました。同じバス、次のバス停前。もう一台別の3交バスがバス停に停車しておりまして、「時間帯からすればこのバスも停車するだろう。だって左ウインカー出してるし。そこでまとめて二台を右から抜く」という計画を立てる私。が、目の前のバスが
停車せず左ウインカー出したまま、前のバスを抜きにかかりやがりました。うわ、アブねー。で熊大前ですわ、専門用語で朝の旧57号線。バスがバスを追い抜ける余裕があるわけなく。そのバス、右に首を向けたまま、前のバスにも距離が近すぎて、両車線を斜めに塞いで動けなくなる。傍迷惑な。で前のバスが進んだので、無駄に道を塞いでいたそのバスは左にハンドルを切ったのです。切りすぎて今度は首が左に曲がりすぎて歩道に突っ込みそうになったり。
後ろから見てると、酔っぱらい運転以外の何物でもないですわ。でまた逆に切り直して、バス停とバス停の真ん中くらい教養門前でいきなり停まって客をひとり降ろしてみたり。その後もみょーにふらふらしてまして。えーと、なんちゅーか、
この運転手に必要なのは教習車だと思うんだが如何に? てか、どこの初心者マークですかこれは?
ここまで無茶苦茶なのは珍しいと信じたいところだが、3交バスだしなあ、他にもいそうだなあ。
てことで、
長らくお世話になってきましたが、いよいよお別れのときが来ました。って前にもやったなあこのネタ。今回のお別れは、原付。経過はこんな感じ。ゴールデンウィークの後でベルト交換したりしましたが、その後も「なーんかパワーが出ないなあ。またベルトへたってきたんじゃないかな?」と思うところがあり、休みの日にバイク屋に行ったわけです。中を見てくれたおにーちゃん曰く「ベルトも交換した部品等もまったく問題なし」続けて、「修理履歴を見るとクランクの交換を少なくとも二回やってます」実際は別の店でもう一度あったような。「クランクケースを交換したわけじゃないんで、もしかしたらクランク周りに歪みが出てきたりしてるのかもしれません。それでパワーが別のところに散ってるのでは」クランクケースごと交換とかなれば何万もかかるし、その上他の長く使ってる部品との絡みで別のとこが痛むかもしれないとのこと。
「えーとつまり、買い換えた方がいいと」「はい」とどきっぱり。
さすがにもう無理っぽい。しょうがないなあ。その場で問うたことは、三点。任意保険はこれまでの値段で継続するのか、自賠責の残りはどうなるのか、前に聞いたときは
下取り価格1万円だったのはまだそのままか。中古を見せてもらったのだが、あまり気に入る感じのがなく、「このくらいの値段でしたが、もう少し出せば新車が買えますよ」といわれ、新車コーナーも見る。「中古で出てるやつは2サイクルですが、4サイクルの方が、出だしは遅いですけど効率はいいです」てか新車4サイクルがメインですやん。いろいろ交渉して値引きさせ、前のについてたカゴを装備させること、ミラーは二つなどを決め、さらに
付け合わせにヘルメットをゲット。購入でございます。そのまま元の原付は下取りで置いてきて、代車を借りて帰宅。翌日新車納車。前のは給油口がシート下にあったんですが、今度のはシート開けて後ろの方にあるんですなあ。マニュアルも読んでないのでアレですが、オイルはどっから入れるんだろう。オイルの警告ランプもないし。「オイル給油は最初は1000キロ、次は3000キロごとを目安にしてください」はあはあ。って、3000キロって結構保つなあ。前のは1リッター1500キロくらいだったから、それ基準だと2リッターどっかに入れることになるのか。あるいは効率がいいのか。ともあれ馴らし運転であんまりスピード出さずに走ってる今日この頃。うーん、ホントに出だしは前の方が良かったなあ。全開にしてないんで、まだ速度がしがし出すとどうなるのかは不明。二日目に満タン給油して、走行距離を見てたんですが、1リットル分メモリがなかなか減らないのです。壊れてるんちゃう!? と何度思ったことか。ようやくメモリひとつ減ったときには、満タンにしてから80キロ以上走ってました。リッター80〜90キロってどうなんでしょう。前のと比べてもだいぶいいなあ。時代の進歩でしょうか。ともあれ、これで
長く現役で使ってるましーん第二位の座から原付転落。ましーんじゃないものならたくさんあるんですがねえ、
高校のときから使ってる消しゴムとか。ちなみに
長く使ってるましーん第一位は変わらず携帯電話、です。
ツーカーがJ−PHONEになった頃の機種で、その後会社が転々としましたが、ケータイは変わらず。えーと
今の会社は「やわらか銀行」?(違う)で、カメラ無しでございます。無茶苦茶ポイントは溜まってるんですがねえ。いや別に不便してないし、電池保つし。それにしても、
ケータイ使い潰すより原付使い潰す方が簡単なんですねえ。
たまーに、巡回している
オトモダチの人のサイトで、新聞社にいんたぶーを受けたというようなことが載っておりました。おう、しかも掲載日を見ると翌日。これはぜひとも見てさしあげねばーと、翌日図書館に(ウチで取ってる新聞じゃなかったんで)。読書案内みたいな感じだったんですが、なんとも素っ気ない感じで、しかも変な文章。ご本人の文章ではないのだなあと思いつつメールで感想を送りつける。
返信がいきなり「見んでいい」だったり。本人も不本意だったらしい。さもありなん。でもそんなんが来るだけでもすごいなーと小市民は思ったり。
大甲橋の辺りをぽてぽて歩いていたときのこと。ふと下を見ると、「うわ、川底が見えるざます」
白川もずいぶん水が綺麗になったんだなあ、と思ったり。でその数秒後、気付きました。水が綺麗なんじゃなくて、水が減ってるんでございますよ? 大きな石は露出してるし、
鳥がてくてく歩いてるし。先に書いた雨のシーン以降、あんまし雨降らなかったからなあ。水不足になるんでしょうか。もう夏です。旋風鬼、じゃないや扇風機が稼動です。
原付買ったし、そろそろミッションを増やしていかんといかんですなあと思ったり。夏は頑張りますかー。てか
諸々の事情で冬か来年GW辺り沖縄に行かねばならないような気もするしなあ。小銭稼いでおかねばっ。
購入した本:
菊池たけし/F.E.A.R.『フォーチューンの海砦(上・下)』、河嶋陶一朗/冒険企画局『災厄の王子』、清松みゆき/グループSNE『猫の手勇者くん、突撃!』、かたやま和華『楓の剣!』、ジョージ・R・R・マーティン『王狼たちの戦旗3』、菊池たけし『ラ・アルメイアの幻砦V3(上・下)』
読了した本:
大崎梢『サイン会はいかが?』、河嶋陶一朗/冒険企画局『災厄の王子』、菊池たけし/F.E.A.R.『フォーチューンの海砦(上・下)』、山本兼一『雷神の筒』、清松みゆき/グループSNE『猫の手勇者くん、突撃!』、榊涼介『ガンパレード・マーチ 山口防衛戦』、米村圭伍『面影小町伝』『退屈姫君 海を渡る』『退屈姫君 恋に燃える』