上旬。
全ミッション場で二番目に朝早く到着するのは私である。一番はお偉いさんであるから、私のいるミッション場にはあんまし関係ない。早く到着した私は、ミッション場のパソや機材に次々と火を入れていく。んで
掃除のおばちゃんたちとダベったりする。ミッション中は寡黙な人なので、
下手するとその日一番しゃべったのが掃除のおばちゃんだったりするのはどうしたものか。ともあれ、他の人のパソは当然起動のみ(パスワードが必要なため)。で壁紙とかが見えるんですが、SEの人だかに絵心のある人がいるようで、幾人かは同じタッチの絵(南とか達也とかではない)が壁紙だったりする。使用者の似顔絵や口癖をアレンジしたものが大半だが、あるときあるパソでインパクトのある絵があった。右下に
水木しげるタッチの老婆が手を片方の袖で口元を覆って、もう片方の手をかざしている絵だ。タイトルは「
スナかけ婆」でして、や、
婆の手から飛び出しているのは三人のスナフキン。しばらく見つめ、ツボに入りましたよ。
たしかに「スナかけ婆」だ。いいなあ、これ。私も何ぞ描いてもらおうかなあ。
ミッション場に何ヶ月か前からヘルプで入ってるおばちゃんトリオがいまして。別部署で経験積んだベテランさんのようなんですが、ちっとも使えない風なのがどうしたものか。どうもパソに慣れてないというか、人の話を聞いてないというか、そんな感じ。同じミッション場であっても私とは違う班なんで関係ないんですがねえ、ちょっかい出せない分いらいらしたりすることも。何しろ、毎日のように遅刻してきます。遅刻してきた理由が「暑かったから」「雨だったから」とかそんな感じ。で前日までやってたことをキレイサッパリ忘れてまして、パスワード忘却、いじってたファイルがどこにあるのかソフトの立ち上げはどうするのか等々毎日説明が入ります。ついでに作業内容の同じ説明も毎日あります。おばちゃんトリオが仕事を始めるまでおかげで30分くらいかかるのですよ。ある日
SEを別部屋から呼びつけ、「ソフトが出らん」とアバウトな文句をいってるのが聞こえる。「昨日は出たのに」とかいってるおばちゃんをなだめるSE。結果、「
クリックをしてなかった」ことが判明。毎日使ってるやつですよ? ダブルクリックとかじゃなくて、ソフトの起動作業すらしてなかった(ダブルクリックし損ないは数日後に起こった)。ファイルに入ったデータのおかしいのを抽出するためチェックしていく作業のようなのですが、自分が前日どこまでやったかをすっぱり忘れていて、夕方頃「あれ? この印は何だろう?」と他の人に聞いてようやく、
一日かけて「前日作業をやり終えた印」に追いついたことが判明。つまり一日分無駄作業。膨大な量のファイルを小分けして三人でやってて、与えられた指示が「おかしいものにチェック」でして。その三人がやったものを一区切りごとにひとつにまとめ、別部署にいる部隊に転送、そこで細かい突き合わせとかが入る流れなんですが、あるときその別部隊の人から壮絶なクレーム。傍から聞いていると、どうやらこのようなことが起こったらしい。ひとりが
おかしいと思ったものにチェック入れ、ひとりが
おかしいと思わなかったものにチェックを入れ、ひとりが
自分が調べ終わったものにチェックを入れ、それをひとつにまとめて転送。で誰がどのページをやったかなんて記録してないんですよ、おばちゃんず。別部隊大混乱。まあそりゃそうですな。どれを突き合わせチェックすればいいのかまったく分からないわけですから。二週間くらい経ってから自分の作業内容について「ああ、そういうのをチェックするんだったのね」という人が現場にいるとすんごい怖いんですが実際。あと自分が観た映画の話とかDVDの話とかをミッション中大声で話すのは止めてほしいなあ。上の人たちは「仕事してください」「ちゃんとした仕事をしてください」とかいってましたが、あんまし強くいえないのかなあ。
そのおばちゃんずのうち、二人が元の部署に戻ることになり、ご挨拶にお菓子を配ってらっしゃった。「来週から元のところに戻ることになりました。
いろいろとご迷惑をおかけしたと思います。ありがとうございました。これ食べてください」と私のところにも来られた。私は手を横にぱたぱたと振りながら、「
いえいえいえ、まったく(やっとですか)まったく(もってその通り)まったく(迷惑をかけられました)お疲れさまでした(私たちがね)、
ありがとうございます(有り難いてか有ってはいかんことですよいろいろ)」と和やかに言葉を交わしおさらばでございます。一番まともじゃないっぽい人が残ってるのがアレですが。ともあれ、もらったお饅頭を眺める。はっ、
最近恒例のお土産シリーズ(お土産じゃないけど)。まあよくあるフツーのお饅頭だったのですけど、袋に「
名誉金賞受賞」とか書いてあるわけですわ。……? 何の? 何の金賞? しかも名誉? よくお菓子やら食べ物やらでこーゆーの書いてありますよね。○○賞受賞とか、それにしても
元になる賞の名すら書いてないのはどうか。ほらスポーツなどでも「○○大会1位入賞」とかどこの何の賞なのかくっつけるじゃないですか。これが「1位入賞」だけじゃワケ分からないっすよねえ。……はっ。「名誉」ってコンクールだか賞だかの「金賞」か。あるいは
「名誉金賞受賞 ○○まんじゅう」という商品名なのか。よく分からんのう。味はまあフツー。
鼻歌のひとつも歌いながら原付転がしてたりするんですが、こないだふと口ずさんでたのが「
メリーさんのひつじ」でござんした。私が覚えてるバージョンは「めーりさんのひつじー、ひつじー、ひつじー、めーりさんのひつじー、かわいいなー。どこでもついてっくー、ついてっくー、ついてっくー、めーりさんのひつじ、かわいいなー」て感じ。ウロ覚えなんで歌詞違ってる可能性高いですが。繰り返しているうちに、こうなった。「めーりさんのしつじー、しつじー、しつじー、めーりさんのしつじー、かわいいなー。どーこでもついてっくー、ついてっくー、ついてっくー(以下略)」くわっ、
執事がどこまでもっ。しかもかわいいとな? しょたな感じですか(もわんもわん)。振り返ると執事君がいて「お茶のご用意ができましたお嬢様」とか。いや
別にスダじいみたいなのでもかまいませんが(「びんちょうタン」に登場。ある意味かわいい)。ここで終わるのもアレなんで、もうひとひねり。「めーりさんのひつぎー、ひつぎー、ひつぎー、めーりさんのひつぎー、かわいいなー。どーこでもついてっくー、ついてっくー、ついてっくー、めーりさんのひつぎー、かわいいなー」
自動追尾式ファンシー棺桶! なんかコワっ。「ドラクエ」みたいな感じ? あるいは成田良悟ファンからすれば『ヴぁんぷ!!』の「教授」とか。いや、この文章展開だと棺桶が「メリーさんの所有するところの棺桶」なのか「メリーさんが入る予定の棺桶」なのかはたまた「メリーさんが入った棺桶」なのか。
メリーさんが入った棺桶が誰かを追い回してるのは怖いぞ。ということでまことに勝手ながら、これを読んだ
読者諸卿に対しましては「メリーさんの棺」の呪いをかけさせていただきました。今後同曲を耳にしたり口ずさんだ際に「棺」とか「執事」とかに変換される可能性が13%↑ですよ。あと夜道を歩いているときにふと
振り返るとそこに全自動追尾式ファンシー棺桶メリーさん弐型がいる可能性が7倍↑です。気を付けましょう。
棺の呪いはともかくとして、気になったので、帰宅してからネット調査してみた。出てきた歌詞が自分の記憶と違ってたりするのは、多分翻訳のバージョンがいくつかあるからだろうなあ。歌詞のあらすじは「小学校二年生のメリーちゃんが白い子羊を飼っていて、子羊はメリーさんが好きで後をちょこちょこついてくる。ホントはいけないのに学校までついてきちゃった。生徒は喜ぶが先生は子羊を追い出してしまう。追い出された子羊は、メリーちゃんが出てくるまでじっと待ってる」みたいな感じですか。ブログであげてる人なんてのもいて、子羊を追い出されてメリーが泣き出したところで終わるのは悲しいなんて書いてあったりもする。いくつか歌詞の載ってるとこを見て回って、子羊が追いかけ回されるのが5番、子羊がぽつんと待ってるのが6番。通常歌われるのが学校に来て子どもが大喜びする4番まで。で、さらに続きが8番まであることが判明。ちなみに7番は生徒が先生に「何故子羊はメリーが好きなのか」と質問するシーン。それに先生が応じる8番は「メリーが子羊のことを好きだから、子羊もメリーが好きなのだ」というシーンですね。んで
9番で羊が死んで、10番で棺がメリーを追いかけてくる、と(違う)。はっ、
羊の棺だったんですな。んでメリーの世話とかもしてたんなら、
執事の羊の棺になるのか。ないないない。メリーが泣く歌詞は見つけきれませんでしたが、おそらくそういう翻訳があるのかと。あ、私が覚えてるのとほとんど同じなバージョンは見つけました。ほっ。いや、こーゆーの調べるのも面白いなあ。
とちょっぴり
ファンシーでファンタジーな感じになったところでウサギの話。前回くるくる回りながら九州襲撃をもくろむ強いウサギの話を途中までしましたが、その続き。ちなみにヤフーな天気予報の
熊本全域風予報の欄に載った情報の
「北の風後強く上益城では後北の風非常に強く」という倍率ドンさらに倍みたいなピンポイントな予測は何だったんでしょう。一応念のためにいっときますが、「」の中はコピペですよ。そのまんま。益城以外は問題なかったんでしょうか。で例によってネタにするってことは、やっぱりヒドい目に遭ったりしてるわけでして。うがー。ミッション終えて帰ろうとしたら猛烈な風と叩きつけるような雨ですよ。歩き出して交差点で信号渡ってる途中、いきなり
傘の骨が内側に向かってへし折れ、数秒後、
下から吹き上がったビル風のため傘の骨が外側に向かって一気にへし折れました。ええそりゃあもう、
複雑骨折ばきばきでございます。しょうがないのでスボめた傘をかぶるようにして特攻。周囲を見るとウサギの使者に激しい抵抗をしている人たちもいるんですが、かなりの人が私と同じような状態になってます。これだと腰から下とかはみんなズブ濡れなんですがねえ。ああ、どっかで見たなあこの形と思ったら、
パラソルチョコみたい。リアルパラソルですが。ただビルが建ち並んでいると、風の方向が不安定なんで、
パラソルチョコがロケット発射台みたいになりそうな人もいました。てゆーかですね、
発射しちゃった人もいるみたいで傘が猛烈な勢いで地面をスキップしながら飛んできたりしているわけですよ。危ないっちゅーねん。風上に向かってのっしのっしと進んでいると、通行人の中にはもはや傘など差してない漢っぷりを見せつけている人もいて、逆に風通しのいい場所だとその方が安全だったりするのです。どうにかこうにかメリー・ポピンズになることもなく駐輪場に到着。地球に優しい私はリサイクルの可能性を考えて複雑骨折の傘を持ち帰ることにする。駐輪場を出た頃には暗くなり始めていて、水のあふれた道をとろとろ走る。大通りとかに出てひどく状況がやっかいなことに気付かざるをえなかった。何だか知らないが、
ウサギの起こす風は、常に左から突如私を襲うのである。前から来た風であれば、アクセルで対処しよう。後から来た風ならブレーキだ。右から来た風なら歩道に突っ込まぬように時折左足で蹴りを入れたりして応対できよう。が、左からの突風はやっかいだった。どのくらいの風だったかというと、不意打ちだったせいもあるが、
ラインの外にいた私の原付が車線の真ん中付近まで一気に押し出されたほど。車の通りがかなり減っていたのと、他の車も警戒しながら運転してたせいで助かりましたが。途中何度か原付どっかに置いて救援を呼ぶかと思ったり。どうにかこうにか前に進めた理由としては、1)雨がかなり強かった、2)夜になった、ということでしょうか。
黄昏時だったり雨がしょぼついてる状況だったら危なかったかもしれません。つまるところ私は
ゴルファーが芝を読むように、風を読みながら原付を操縦してたわけで。雨ツブが大きいためライトの反射が目立ち、風の動きがかなり分かる。どこらで風が強くなるか分かれば対処のしようもあります。ええ、
釘バットで往復ビンタ食らってるような雨なんて気にしませんとも。風通しのよい長い陸橋の上では、信号待ちしてる間に風を見て突撃を決意。風の具合が悪ければ風待ちになったでしょうなあ。それにしても、
どっかの原付がぴたりと私の後につけてスリップストリームかけてきたのには笑いましたが。明らかにこちらに動きを合わせてたし。もっとも街路樹のへし折れた枝を私がいきなり回避したときには慌ててたようですが(見えなかったっぽい)。風が渦を巻いている交差点を突っ切ったりしながら、ようやく我が家へ。ひふー。
ウサギとのバトルは勝った気がしないが負けなかったと思う。
原付で走っているときのこと。レストランのノボリにこんな文字がぱたぱたと。「
佐世保名物 レモンステーキ」さてここで整理してみよう。牛肉をステーキにしたのがビーフステーキだ。細切れの牛肉をステーキにしたのがハンバーグステーキだ。マグロをステーキすればマグロステーキだし、サボテンをステーキすればサボテンステーキである。ならばレモンステーキは? うむ。こんな感じであろうと想像してみる。
厚く切り分け、さっと表面を焼いて旨みを閉じこめ、レアな感じで。ナイフを入れると中からジュワーッとジューシィなレモン汁が出てくるんですな。ポテトとか添えてあるのかもしれません。ライスも付きますよ。それにしても最近の食料とかサプリメントとか見てるとレモン食べるのがバカみたいに思えるときってありません? だって
レモンにはレモン1個分のビタミンCしかないんですよ? などと脱線して、読者諸賢に
「佐世保人というものはレモンを焼いて食らっておる」という火のないところに煙は立たない知識を植え付けるのもどうか。
レモンステーキは佐世保バーガーに入っているのです。すいませんテキトーにいってます。実際はこってりデミグラスソースの代わりにレモンなどを入れたり肉につけたりしたさっぱり味のビーフステーキらしいです。なーんだ。
前回手にいれたアイテム「
ピーピング紫式部の肖像画」じゃないや2000円札を使ってとっとと本を買う。これでニセ札気分ともおさらばでーす。グインとか買ったんですが、今グインは「溜め」に入ってるのでしばらくは読まないでおくつもりでして。今「快楽の都タイス編」が展開中なんですが、おおよそ一年前ばーさんが病院に行ったときに付き添って読んでたんがまさにその始まりにあたるあたりですなあ。進んでないなあ。新作タイトルが『水神の祭り』ということはいよいよふぇすてぃばーでかーにばー開催ですかね。豹頭王グインに扮する旅芸人グンドがクム国
最強の剣闘士ガンダム=ゾックと戦うのが「タイス編」のクライマックスになるんでしょうなあ。……あれ? そんな名前でしたっけ。って違うわー。ネタが三つくらい混じってるような気がするぞ。ええと、正解はガンダル。ガンダルから東邦の魔王ヤンダル=ゾックにつながって、そこから捻り入れてガンダムか。その名前だと強くて早くて装甲厚そうな感じですよ……ある意味あってるかも。
読んだ本とか。恩田陸『木洩れ日に泳ぐ魚』を図書館で借りて読む。むー。相手が罪を犯してるんじゃないかと疑う男女が語り合いながら真実に到達しようとする、
よくある恩田話。『黒と茶の幻想』とかあんな感じだが、分量が乏しい分あっさりとしていて、もうちっとボリュームがあればどろどろしたものになって読み応えがあったのかもしれないが、いまひとつ。加納朋子『ぐるぐる猿と歌う鳥』をやっぱり図書館で借りて読む。講談社の箱に入ってるジュブナイルシリーズですな。相変わらずタイトルうまいなー、加納朋子。恩田陸の場合はタイトルいわれても内容思い出せないケースが多いんですが、加納朋子はうまい。ただし今回内容はいまいち。ミステリ風味が極端に薄く、子ども時代の私でもどうかと思うとーとつな展開があったり、説明不足だったり、盛り上げ方がうまくなかったり。残念。 秋田禎信『カナスピカ』が図書館にぽつんとあったので借りてみる。そういや先々代の文芸部部長あたりが騒いでましたっけか。秋田といったらラノベでは「オーフェン」の人として有名だったりするのでしょうが、今回は書き下ろしハードカバー。
ありていにいいまして、騒ぐようなもんじゃまったくない。中学生の少女が異星人の作った人工衛星と交流する話。人工衛星カナスピカは事故で地球に墜落、人型に変形したところに主人公の少女と出会い、自分が50年前に打ち上げられた場所を探して再打ち上げを目論むという流れ。まず第一に主人公周辺の人物の描き込みが足りなさすぎる。表面だけの付き合いに終始しているわりに、コミュニケーションが取れてない感じ。なのに仲直りイベントとか持ち出されても困る。第二に異星人に作られたプログラムであるカナスピカがそれらしく描かれてない。SF的には大敗。
人工衛星だといいはるラノベキャラでしかない。第三に環境設定が甘い。市役所に宇宙人対策室みたいなところがあるってのはいいとしても、その人物たちの関わりが始まりも終わりも唐突すぎる。宇宙への気持ちを中学生・高校生視点で描くなら岩本隆雄『星虫』、ティーンエイジャーと異星物との交流ならティプトリーの「たったひとつの冴えたやり方」とかあるわけで。
SFやファンタジー読みには食い足りないどころか食った気がしない本。薄かったからいつの間にかラストに辿り着いちゃったんですが、「オーフェン」はハマったけど、今回のようなレベルであれば今後読もうとは思わないなあ。
ヤフーオークションで、「ゴッド・オブ・ウォー2」が出品されているのを発見。希望金額が1万円〜5万円前後で、韓国版らしい。
高い方のものだと初回限定版でクレイトスさんフィギュア付きらしい。エロシーン等は規制なしのオリジナルのようだが、そんなことはどうでもよろしい。フィギュアには大変心躍らされるが、
吹き替えが玄田哲章氏ではない時点で興味半減だったり。
ということで相変わらず日本版の「ゴッド・オブ・ウォー」をちまちまやっておるのです。これまで聞いた評判の中に「フリーズする」というのがありましたが、私のときにはそういうのはなく、むしろやっかいなのが読み込みが遅くなるというのと、起動しないというのでして。
ムービー途中でいきなり「それは、どどどどどいうことだ」とクレイトスさんが突如ドモりだしたりするのは笑えるのですが、1度で起動しないどころか10回くらい読み込み失敗しまくってると、
中でクレイトスさんが大暴れしているんじゃないかとか、変な音がしてると
PS2を動かしている小人さんとバトっておるのかとか思ったりする。一度始まれば問題ないし楽しいのですが。他のソフトは問題なく起動するのでやっぱりクレイトスさんに問題があると思われまする。あ、ちなみに今回ゲームクリアしました。全体の感想としては、
今年プレイのゲーム中ベスト2確定です。今回はその軌跡を。
今までにあんまし書いてなかった魔法等について少々。魔法やサブウエポンはストーリーの展開でゲットしていく形式で、それぞれに特徴がある。経験値に当たるパワーオーブを注ぎ込むとレベルアップしたりする。登場順にこんな感じ。
1)
アニキの飛び道具:(正式名称Blades of Chaos)デフォルトの武器。鎖でクレイトスさんの腕に巻き付いている。結構遠くまで届く。攻撃時には炎をまとっている。レベルアップするとアクションが増え、炎がでかくなる。
熱くないのか、おっさん。
2)
オジキの祭:(正式名称:Poseidon's Rage)近距離範囲魔法。周囲に円状に雷が発生しまくる。踊るように敵がびりびり。その間無敵なので脱出に最適。これで
犬ケルビ(仮)は大も小も感電します(ケルビ→ケルベロスらしい。小犬バージョンと成犬バージョンがいる)。レベル上昇で範囲や威力アップ。
3)
オバゴの一睨み:(正式名称:Medusa's Gaze):石化ビーム。石化した相手は動きが停止、大ダメージを入れることが可能に。レベルアップで、石化までの時間短縮。
4)
オヤジの雷:(正式名称:Zeus's Fury):遠距離魔法。雷を矢にしてぶっ放す。結構連射可能で、画面内の敵を的にできるが、一度狙いを定めないといけない。レベルアップで溜めが可能になり、攻撃力も上がる。
5)
アネさんの極太:(正式名称:Blade of Artemis)威力抜群の大剣だが、至近距離でしか効かない。ダメージがデカく、デフォルトの武器とは敵のやられモーションがまったく違う。
雑魚敵とか上半身だけになって吹っ飛んで壁に激突とか、
ミノの首がスッ飛ぶとか通常攻撃で出る。レベルアップで威力がさらに増し、アクションが増える。
6)
オジキの手下:(正式名称:Army of Hades)足下から
嫌な感じの赤黒い鉄砲玉的子分たちが吹き出し、画面上にいる敵を次々に攻撃してコンボしまくる遠近両用魔法。一度出てくると後は自動なのでクレイトスさんが自由に動けるのもいいところ。レベルアップすると威力が増す。問題は登場時期が遅いことと魔法力の消費が激しいことか(満タン状態でも回復なしだと二度が限度)。
基本的に2〜6の武器魔法に関しては、それを使わないとゲームが進まないってことはほとんどない(入手直後の戦闘で使用を強制されることはあった)ので、レベルアップも好み次第ですかねえ。アニキの飛び道具が好きだったので、魔法に関しては私はほとんどなし。終盤にかけてはオジキの愉快な下僕は何度か使用したくらいですか。何しろイージーモードでぬるーくやってるせいもありますが、戦闘でほとんど死なないのです。クリアまでに戦死でゲームオーバーってのが3度しかありませんでした。
ピンチだったのは偽魏延(←@「三國無双」)のサテュロスを同時に五人相手にして最終的に十人くらい倒すというイベント戦くらいですが。戦死したのはイベントのメデューサ戦。
魔法の力を得るために首をモギ取れといわれるんですがメデューサおばさんのビームの距離や効果発生までの被爆量が分からず、逃げ回っているうちに石化。そこへ
鍛えられたアウトボクサーの動きでおばさんが飛び込んできて丸太のようなシッポアタックを食らって一撃粉砕。うわー、「
やり直しを要求するー」とばかりにこんてぬーして、どうにか首をゲット。これに懲りて、両さん型、じゃない量産型メデューサであるところのゴルゴンが出てくると
矢を射込まれようがミノに殴られようが完全無視で最優先で撲滅に突撃することになりますが。二度目の戦死は終盤。細い通路に入ったら目の前にゴルゴン。とりあえずぶん殴って殺害。そのまま細い階段を登っていって弓兵倒していったらその先にゴルゴン×2。放射されるビームを避けようとするクレイトス先生。しかし細い階段で横には逃げられない。しょうがないので階段を走って戻る。とりあえず広いところまで引っ張り出して、と思ったところで石化。するすると
鍛えられたアウトボクサーの動きで(中略)一撃粉砕(しかもダブル)。戦死三度目は同じ場所。今度は警戒しながらとにかくゴルゴンを誘導すべく行動する。が、やたら伸びてくるビームをかわしながら後退するのが難しくとっさにジャンプ。追いかけてきたビームのせいで
空中で石化、するすると鍛えられたアウトボクサーの動きで(中略)一撃粉砕、されるまでもなく、着地と同時に木っ端微塵で即死。三度目のチャレンジでなりふり構わない心境になっていた私、二匹のゴルゴンを
見るなりいきなりオジキの下僕を呼びつける。狭い状態で弓兵二人も巻き込み、クレイトス先生も突っ込んで武器を奮いまくって阿鼻叫喚。そもそもゴルゴンは体力があんましないんですぐにカタがつくんですがねえ。さすがにここまでやられると。
ともあれ戦闘よりも死ぬ可能性が高いのはやっぱりトラップ。シーンごとに何か仕掛けがあってそれをかいくぐっていくわけですが、ここで発表、苦戦した、というか二度とできればやりたくないトラップベスト3。
第3位:パンドラの神殿内、
後から壁が追いかけてきて、捕まったらそのまま壁にはりつけられてカッ飛び、先にある壁でサンドイッチトラップ。
これは苦しかった。サイドビューのシーンなんですが、奥行きがあることになかなか気付かなかったのと、R1ダッシュの溜め具合がつかめなかったせいで多分
15回くらい即死してます。
第2位:パンドラの神殿内、
上下左右からトゲトゲの壁が迫ってきて道が狭くなるトラップ。
これもR1ダッシュがらみ。手前から奥へ向かって進むのですが、トゲに触れたら一発昇天なのがやっかいでした。
死亡回数は往路で1回、復路で2回。回数は少ないものの、
何故くぐり抜けることができたのかいまだによく分かりません。
第1位:パンドラの神殿内、
高くて細い道で丸ノコ付いた羽がぐるーんぐるーんトラップ。
死んだ回数
50回強。乗り越えるまでにかかった日数4日。何回か挫折しかかりました。
起動までに20分くらいかかった挙げ句、10回連続転落して死にまくって電源を落としたときとか。クレイトス先生のスパルタ人スペックとしては、
1)足を踏み外して落ちても端を「ふぬっ」とつかんで復帰できる。
2)2階程度の高さならば落ちても安心(
スペランカーの人より丈夫)。
3)ジャンプして着地したときに足場がなかったり端っこすぎたりしたら即転落。
この一本橋系トラップは何度も出てきてるんですが、流れとしましては「画面に対して上下左右直角で動きやすく落ちても下が水なのでダメージなし」→「画面に対して斜めに一本橋、落ちても下が水」→「画面に対して斜め、落ちたら水だが海なので即死」とレベルアップしていき、さらに「渡ってる最中に敵が弓攻撃(渡る前に撃破可能)」→「渡る先から敵が弓攻撃(渡る前に
オヤジの雷で叩きつぶす)というオプションが追加され、少しずつ難しくなっていって、これ系最後のトラップです。角度は直角あり斜めあり、時間制限や敵はいないが、ダメージを与えるノコギリが動いている(病院とかの天井でゆっくり動いている羽みたいなやつ一枚一枚に丸ノコが四つついてる状態)。しかも道が長い上にあちこち曲がっている。「GOW」においては、高さの描写が巧妙なんでございます。いや、コワいのよ上にいると。その効果を担っているのは、こちらの動きに合わせるカメラワークと下の画面のスクロール、だけではなく、おそらく下で動いているものが必ずあるということ。船のシーンでは、ずっと下で波が動き、アテネ市内では煙が動き、パンドラ神殿外壁部では遙か下方で四つん這いクロノスとそちらに向かって垂れ下がっている太い鎖が揺れている。問題のトラップシーンでは、クレイトスさんがしばらく前に通ったとこが下にあるんですね(下通っているときにも角度によってはぐるーんな羽が動いているのが見える)。で側溝を溶岩がずーっと流れてるんですな。こちらの動きと関係なく動いているものがあると、どうしてもそちらにピントを合わせそうになっちゃうのです。そうすると足下がおろそかになる。かといって、クレイトス先生にピントを合わせると視界の中で勝手に動いているものが高さを意識させちゃう。結果として、コワくなっちゃうわけ。ふらふら歩いていると足踏み外したりするんですが、まあこれについては復帰ができる。ノコに当たるとダメージ食らう上吹っ飛びます。
吹っ飛んだ先に足場がなくて、「おわああああぁぁぁぁ」と落ちていく先生。足踏み外して
復帰しようとしている真っ最中にノコの一撃食らって「おわああああぁぁぁぁ」と落ちていく先生。しょうがないので羽を飛び越えようと
ジャンプした先に足場がなくて「おわああああぁぁぁぁ」とか。ジャンプに高さが足りなくて
ノコの上とか落っこちて吹っ飛ばされ「おわああああぁぁぁぁ」とか。何度も死んでようやく分かったことはといえば、復帰は諦める、レバーを入れてジャンプするとろくなことがないということ。ならばぎりぎりまで引き寄せて垂直二段ジャンプですよ。と角度が甘かったらしく、
通り過ぎていくノコの後に引っかかって「おわああああぁぁぁぁ」あるいは垂直ジャンプのはずが
世界が自転していたせいかズレた位置に着地して足を踏みはずし「おわああああぁぁぁぁ」とか。50回以上死んで、一回だけ先に進めましたよ。そりゃもう
トラップ越えた方がむしろ必死ですわ。
ヘタ打って死んで再開ポイントがぐるぐるトラップ前だったら目も当てられません。どうにか乗り越えました。ふひー。何で突破できたかいまだに分かりません。
この手のトラップアクションに関しては得手不得手があるようで。私が始めたのとほぼ
同じ頃に作家の川上稔が「GOW」開始して、同じ日に終了してるんですが、彼が挙げてる印象に残ったトラップがまったく一致してなかったり。そういうのを知ると面白いなあ。
ともあれいろんなものを乗り越えてエンディングへのラストバトル三連戦に辿り着きました。その一発目である敵は、
クレイトス先生を前にして突如背中からにょきにょきと甲殻類みたいな足を生やすのです。思わず突っ込んだ私、「
カニアーマーかよ!」
「カニアーマー」とは旧フロレターリア文明の遺物である生体兵器である。プロトタイプは生命維持装置を兼ね、高い防御力と攻撃力を有していた。最大攻撃は足の先からぶっ放す「蟹光線(イブセマスジー)」で、プロトタイプはその最終局面においてリミッターを解除、残った足のすべてから「蟹光線」をまき散らした恐るべき兵器である。なお、「コバヤシタキジー」ではないかと突っ込むのは禁句である。
参考文献:富士見書房刊『アルセイスの氷砦』他(菊池たけし/F.E.A.R.)
この状況でカニアーマー男ですかよ。「人間ごときが」とかわめくカニアーマー男をひたすら殴るクレイトス先生。
蟹鍋に見えているのかもしれません。が敵の体力メーターがなかなか減らない。そこで
ふと思いついてオジキの下僕を呼び出す。ぴ、ぽ、ぱ。呼ばれた飛び出した下僕どもがカニの体力をがしがし削って削って削って、力尽きる。再び召喚。その間もクレイトスひたすら殴る。でメーター0にしたところで次の戦闘開始。最後から二番目の戦闘は、私個人の感想でいえばクレイトス先生のベストバトル第二位の盛り上がり。量産型を相手に
意味のある大暴れをするクレイトス。敵が時々魔力回復のオーブを吐くのでそれ溜めて下僕召喚して体力回復を繰り返して終了。多分、この
二戦目の結末からエンディングへの展開は、じゃぱーんのぬるーい人たちにとっては納得のいかないものかもしれません。私にとっては納得のいくものでしたが。そして第三戦。開始時に
「うわっ、そうくるか、おい」と喚きたくなるようなシーンがあったり。戦闘そのものはイージーモードのせいか、わりとあっさりでした。てか、始まるなり
いきなりオジキの鉄砲玉どもを呼び出して一緒に「タマぁ取ったらあ」と突っ込んで大乱闘してたせいもあるんでしょうが。ぶっちゃけここに至までの過程で戦闘や諸々の事情については盛り上がりまくってたんで、余熱のような戦闘だった気もします。
そうしてようやくクリアして、チャレンジモードが出現。このミッションを
クリアすればコスプレクレイトス誕生でーす。ぽちっとな。どくんどくんと脈動する「LOADING」の画面。5分を過ぎてもまだどくんどくん。……あれ? さらに5分しても変化なし。これは
もしかして初フリーズですか? クリアデータはあるので問題ないとはいえ、泣く泣くリセット。翌日、もっぺん起動させ(るまでに結構かかり)、チャレンジモードを選択。どくんどくん。
10分後、リセット。結局のところ私が
チャレンジモードに入ったのはクリアして三日目のことでした。しかも私には結構難しくて今のとこ未クリア。嗚呼。
というときに雑誌を見てたら、「ゴッド・オブ・ウォー2」の日本語版発売決定。
しかも10月、さらにプレステ2。慌てて騒いでネットにつないで情報確認。うむ、本当らしい。速攻で予約しましたともさ。
なので、「1」は今年のベスト2確定止まりなのです。カプコンさんに希望としては、
日本版オリジナルの予告編(洋画劇場風)に作ってほしいなあ。「1」の予告編は結構ちゃちかったので。もちっとこう、盛り上がる映画風に。
映画風といえば、こないだニュースで
「魁! 男塾」が実写映画になると知った。ストーリーは伊達臣人率いる関東豪学連が攻めてくる話のようで、主人公剣桃太郎とか富樫を照英がやるとかの配役が出てたりするのだが、違うだろ、そこじゃないだろ、ポイントは。
塾長は誰がやるんだ? 民明書房はどうなる? だと思うが如何に。CGを使わないマジアクションとかいってるが、
CGなしでできるんか、塾長の一喝?
先日、往復ハガキが届いた。誰か結婚のひとつでもしたのかと思ったら、クラス会のお誘い。高校の1年の、である。私の高校では毎年クラス替えがあってたため、1年のクラスっていまひとつ集まる理由とかが今までなかった感じなんすわー。しかも
私の場合、愛校心とか帰属意識とかカケラもないんですね。何故だろうと分析してみるに、多分、私は
場所とか集団に対してではなく人に対して縁を結んでいる。結果として、場所とか集団に帰属執着しているように見えるかもしれませんが、実際は「誰それがいる集団」という形になっているよう。だから母校のため、とか後輩が頑張ってるなどといわれても「知らんがな」で終わってしまう。これが私の直接知っている誰それが頑張ってる、という形であればいともあっさり引っ張りだされるわけでして。大学の研究室にしろサークルにしろ、例えば私が知っている人がいる限りそこに私との縁があるが、そういう人たちが皆いなくなってしまったら、私がそこにいたり来たりする理由がなくなるわけで。今回のクラス会は個人名が挙がっているので、理由としては十分なわけですがね。1年のときに限らず、
高校の私って、面白みのない上にヤなヤツだったかんねー。クラスのほぼすべてが私を敵と見て八つ当たりしていたような雰囲気だった2年のときなら招待状すら来ないだろうし、まあ1年ならメンツ的にもいいのかなあ。今の私の方は観察したりして面白おかしく過ごせる自信があったりするんですが、周囲はなあ。
などとうじうじ考えていたら、あるとき頭にぽっかりと浮かんだ言葉。「
神さまめ、ふーんだ」ああ、これは
高校のときの私の言葉だ。考え込んでいる自分がおかしくなってきちゃいましたよ。よし決めました。
昔の私を知っている人たちに会いに行きましょう。ついでに、高校のときの私の作品を掘り出してきました。勢いで掲載しますんで、興味があればどうぞ。「神さまめ、ふーんだ」かあ。
ミッション場が休みに入ったので、珍しく街に出る。一年半ぶりくらいですかね。本屋を回ったり本を買ったり本を漁ったりしてました。真っ昼間外に出るのはあまりないんですが、店の外に出ると
なるほど多少は暑いようですな。でもまあ正直なところ、
夜の私の部屋の方が暑いぞ。例えば今とか。ぐわああ。これにある程度慣れてれば外も問題ないですが、外には日焼けがあるんですよねえ。あんまり出たくないなあ。
ということで6回目ペガ話。そろそろ終わりかなー。
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ペガ話、6回目でーす。
諸々の事情で1回休みにしようと思ったんですが、気が変わりました。
延ばし延ばしにしていた蹄鉄の話から。設定3−1から3−4で出てくるんですが、
設定3−1:メリグリン2の分泌過少に陥る病を蹄割病という。罹患した場合、飛行困難になるか離陸困難になる。
設定3−2:メリグリン2の分泌過多に陥る病を蹄腐病という。罹患した場合、飛行困難になるか着陸困難になる。
設定3−3:四肢のメリグリン2の分泌バランスがおかしくなる病を狂蹄病という。罹患した場合、まっすぐ走るなどの基本的な動作が困難になる。
設定3−4:メリグリン関連の病は蹄鉄でどうよ?
病気を治すためなどの理由で蹄鉄が出てきたあたりの設定からの流れです。ここで私の頭に浮かんだのは、
メリグリンの抽出ができるのではないか、ということ。空気に触れた時点でメリグリンは空気固化作用を始めるのでそれを回避できればメリグリンが採れる。蹄鉄を装着することによって空気に触れるメリグリンの量が調整できるんであれば、蹄鉄にメリグリンを溜めることができるのでは?
設定6−1:メリグリンの抽出は可能である。
迷うところではあるんですがねえ。これにもうひとつの設定を付けるかどうかで流れが大きく変わります。
設定6−2:メリグリンの合成は可能である。
6−2については6−1の設定があって初めて可能になることだと思われます。よって時代設定的には、可能時期のズレが生じる可能性大。これまで延ばし延ばしにしてきて、あんまり考えたくないなあと思ってたのは、そのギャップの時期のイメージとして出たもののせいかもしれません。すなわち、
設定6−3:合成が可能になるまで、あるいは合成が不可能であるなら、メリグリンの抽出は地上種を含むペガサスから行われる。
乳搾りのようにはいかんのですわ、これが。何となれば、メリグリンは、力んだときに出るもんですから。それも空中での緊張。とすれば、
設定6−4:メリグリン採集のため、人工的にペガサスを蹄腐病に感染させる方法がある。
設定6−5:メリグリン採集のため、ペガサスは両足を固定した上で宙に吊され、空中にいるような状態を再現させられる。
ひどいなーと思う(だからやりたくなかった)わけですが、多分効果的な方法ではないかと。
馬房にずらりと吊されたペガ達とか病気でちょっと雰囲気違うペガ達がずらりとか、そんなイメージが浮かんでしまったのですよねえ。もちろん、蹄腐病ペガが出すメリグリンが通常のメリグリンと量以外は変わらないというのが条件ですが。両足固定するのは、採集者の安全のため。でダメになったペガは肉になって前回の設定の役に立つか、地上種として乗用馬になるのか。
こうまでして抽出採集することに何の意味があるのか。あるいは合成するメリットは、といえば、つまるところ、
ペガなしでメリグリンが利用できる、ということでして。大量生産できるようなシステム及び状況に応じて的確にメリグリンを放出できる機構さえあれば、人や建物を宙に浮かすことができます。やり方によっては浮かし続けることもできるでしょう。あるいはもっと単純に物の荷運び等が楽になるということもあるかもしれません。これができればブレイクスルーになるポイントだってのは分かってたんですが、まあ、深く考えていくとまた問題点とか出てくるかも。
てな感じで、とりあえずそろそろ終わりが近いかなあという気もします。次回は、もちっといろいろな側面を考えようかなあ。
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「お盆休みを故郷や行楽地で過ごそうとする人たちの帰省ラッシュが始まっています」って
行楽地は帰省じゃないだろうと思うのだがどうよ? あとテレビ見てたら「びっくり魚」がどうのという催しものが熊本であるそうだが、
ウーパールーパー(アホロートル)は魚じゃないべ?とツッコミつつお盆休み突入でございます。
購入した本:
六塚光『レンズと悪魔W』、ぺんたぶ『腐女子彼女。2』、栗本薫『水神の祭り』、榊涼介『ガンパレード・マーチ山口防衛戦3』、三雲岳斗『アスラクライン8』、久住四季『ミステリクロノ』、上月司『れでぃ×ばと!4』
読了した本:
古橋秀之『ブラッドジャケット』『ブライトライツ・ホーリーランド』、ぺんたぶ『腐女子彼女。2』、森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』、茅田砂胡『王女グリンダ(上・下)』、パトリシア・ブリッグズ『ドラゴンと愚者』、秋田禎信『カナスピカ』、伊坂幸太郎『グラスホッパー』、恩田陸『木洩れ日に泳ぐ魚』、加納朋子『ぐるぐる猿と歌う鳥』、三雲岳斗『アスラクライン8』、坂照鉄平『太陽戦士サンササン』