2007年9月。


中旬。


 よし。いろいろ今回もあったようななかったような感じですが、とりあえず「旬な話」のスタートでございます。もちろんここ最近のトレンドに従って先細りな感じでごーなのです。てなわけで今回のメインから。


 お盆明けくらいにクラス会があったことは書きました。そのクラス会の発端が、クラスメートの何人かがイベントの役員をするから激励兼ねてということだったわけです。ぶっちゃけ愛校心なんて私は持ち合わせがないんですが、知ったメンツがいるなら協力くらいするのはやぶさかではないのです。てか、義理人情義侠心旺盛よ、私。でその後ちょこちょこやりとりしてたんですが、ミッションが忙しくなってきたこともあり、役員の人に、ばたばたでちょっち協力できそうにないんで寄付だけでもーとメールしたのです。レスがなかったので、クラス会の幹事やってたコに電話で連絡をつけることに。でようやく連絡ついたんですが、どうも役員の人にメールが届いてない。もう一通送ったんですけど、やっぱり届いてない。ついでにいうと、役員様の方から私にメールが送信できないそうで。ま、まあそれはともかく連絡ついたんで、ちょっと参加できないっぽいよと伝えたところ、「おいでよー」「休み取りなよ」というようなリアクションを食らい、「まあできたらね。頑張ってみます。いつまでに最終連絡すればいいの?」「前日」そ、そうなん? 


 ……というようなやり取りがあったのが、8月下旬くらいですかね。で、実はそのときモロにいいそびれてたんですが、私からのメールが届かない理由は私には多分分かっていました。相手方のメールが某フリーアドレスだったのです。でそこにブラウザからメールを確認することができるんですが、私のプライベートメアド、そのサイトから迷惑メール指定受けてるっぽい。実際試してみたんですが、そのサイトだと迷惑メールだと分類されたものは迷惑メール疑惑の軽いものだろうが重いものだろうが、設定いじらない限り、受信と同時に迷惑メールフォルダに放り込まれて一定期日後に自動削除されるっぽい。なので受信フォルダを見てもメールが届いてないように見える。で私の場合は多分疑惑の軽い状態なんでしょうね、実験途中私のメーラーに転送されてきたものは分類されておらず、ブラウザ上でのみ迷惑メール扱いだったり。ううぐ。でもそこのサイト、今まで普通にブラウザでもやりとりできてたのが、突然迷惑メール扱いになったりするんですよねえ(嘆)。多分、受信に関してはこれがアタリかと。もしかしたら私以外にもこういう人がいるかもしれないので、役員の人は注意した方がいいかもしれません。で、送信できない方に関してはちょっと自信がないんですが、迷惑メール指定受けたアドレスに一発で送信できないようになってるんじゃ? オークション等でやりとりしているときにこういう現象が時々ありまして、それまで普通にブラウザ上で送信してたのが、突然「送信に失敗しました」と出るようになるんですわ。そんときは慌てず騒がず、もっぺん送信すれば問題なくやれます。もしかしたら今回の件もこれなのかもしれません。アドレスが間違ってなくて、最近メールした人などは普通にやり取りしてるんで、私の側の問題じゃないような気がします。


 閑話休題。で私の仕様としましては、「頑張ってみる」といった以上、ホントに頑張ってしまうのです。ミッションをざくざくこなし、前回書いたようにお助け人が戻ってきたりしてたのでどうにか参加できそうな気配になってきました。しかも翌日お休みまでゲットできそうでございます。とりあえずイベント実行にからんでるのが私らの代ってことなんで、頭数くらいにはなれるかなくらいの気分で協力態勢ですよ。てことで、またクラス会の幹事の人に電話を入れる。この期に及んで他の役員の人の連絡先を知らないのはどうかと思うが、まあそういうものである。でリターンが来ないので、いや今日も疲れたし明日も早いしで寝るかーとベッドに転がったのが10日の夜11時。明かりを消した途端、ケータイが鳴りましたよ? や、リターンです。出てみると、応答がない。というか、「独身だし、この時間でもいいよねー」と別の誰かに話してる幹事の人の声。聞こえてますよ? うわー、ツッコミ入れたいぞ。などと思いつつ、参加できるようになったという連絡から。どうやら周囲に他の役員の人たちがいるらしくて、役員様に代わり参加費のことなどを細かく質問したりする。でクラス会の幹事の人に代わって、「で何の用事だったの?」などとマジボケでいわれて「いや今ので用件終わったがなー」「あ、そうか」といった流れ。最後に先日のクラス会で欠席した役員様が出る。また近々クラス会をするなどと話をして、「んじゃ当日にー」といったら妙な気配が。「いや仕事で来れないんだよ」「何じゃそりゃあ」おいおいおい。今度はマジツッコミしましたよ私。ともあれ翌日事務所に顔を出すことに。


 事務所に人がいるのが夜7時半以降(←皆自分の仕事とかが終わってから来ているため)などといわれたので、朝から「旬な話」の更新遅れについての告知をUPしておく。ついでにちょいと早めに出て、事務所の場所を確認しておく。最近暗くなるのが早いので夜に初見だと見つかりにくいかもと思ってのことであるが、いつものことといえばまあいつものこと。ミッションを前倒しでがしがしやってるため、遅くなるのは一向に構わぬわけでして、時間調整して事務所に。どうやら同期らしい役員の人が受付をしてくれ、ちょこちょこと話をする。置いてあった各期の卒業アルバムで確認をするが、お互いに覚えてなかった模様。まあクラスが一緒にならなかったら、そうそう覚えているものではない。申込書を書きながら「えーと、今何歳?」と私が真顔で尋ねたり(←年齢を数える風習がない)するシーンも。誰から今回の参加を勧められたのかという話になり、「やっぱ○○?」と欠席した(する)役員様の名前が出てくる。「いや、××さんとか△△さん、かなあ」とクラス会の幹事の人とかクラス会に来た役員の人の名前を出す。「あー、××さんか。中学校つながり?」「や、1年のときのクラスメートで、こないだクラス会があって……」といったらウケた。クラス会トラップ。申込書書き書きしながらそんなことを話していると、別の役員の人登場。「同期なんだってよ。覚えてる?」と先にいた人がいうと、もういともあっさりさも当然のように私の名前を言い当てられて、私が一番びっくりする。隣のクラスだったとかいうことであったが、すすすすいません、私は覚えてませんでした。三年のときの記憶とかがあんましないんすわー。パンフレットとか衣装とかもらって、後細かいものに関してはどこで買えばいいとか説明を受ける。「初参加なんだけど、大丈夫かね」とちょっぴり不安を見せると、「後ろについて、歩いて、踊ればいい」などとまことにたやすそうな説明も受けたりする。イベントは17日で集合が「白川公園に4時」とあっさり。夕方の、じゃないよなあ。


 さてイベントまであとちょいというところだったのだが、夕方突然内線がかかってくる。「あ、ちょっと手伝ってほしいことがあるんですけど」ちらりとカレンダーを見る。この手の話だと残業的隠しミッションになる。イベントに影響ないなら問題なしだが。「いつです」「今日」「……はい?」12〜14日隠しミッション発生。ミッションが増える。うぎー。ついでに15日もだ。ぎゃー。しょうがないので、ざくざくざくざくデータ処理したり資料作ったり調査進めたり。15日には抜け出して小道具を買いに行く。小道具買ったとこはイベントの舞台になるとこなんですが、もうすっかり準備ができていて、なるほどーといったところ。まあこちらも体調調整したりとかせねばなりますまいな。あ、15日朝には文芸部の部長からメールが来てまして、延び延びになってたコンパを17日にしようと思うがどうかという内容。即座に「無理」とレスする。その後思い直して、もう少し丁寧に理由などを付け加えて「無理」とレスする。


 15日夜。体調管理ぷろじぇくと起動。具体的にはへとへとに疲れてる状態で、物凄く早めに寝る。でとりあえず朝4時くらいに起きてみる。するってえと、16日は自然に就寝時間が早くなり、17日の朝本番をばっちりってすんぽーでーす。てか、私の心境としましては、「集合が4時→途中まで原付で行ってそっからちょいと歩くか→3時には出発せねば→てことは起床時間は2時半くらい?」とこんな幹事でしたので。目覚ましかけて夜10時くらいに寝てみんとす。4時起床予定なんで6時間すいみんぐ。が遠足前の状態というか何というかちょこちょこ目が覚めたりする。特に夜2時くらいに何度か起きる。でようやく4時。「んー、4時っつっても結構明るいなあ。これなら移動も楽かもなあ」と窓から空見て思うわけです。パソ起動して、メールチェックとかしててふと気付いたことが。何故パソ時計は6時過ぎてますか? ケータイ取り出して、時間を確認する。6時過ぎ。枕元の目覚まし時計を見る。4時過ぎ。……途中で止まりやがりましたね、こやつ。根性の足りない時計でございます。てことは何ですな、考えてみるに、やたらと目が覚めてた午前2時頃ってのが、もしやして起床予定時間の4時だったんでわ……? さすが私の体内時計ですよ。以上の反省点を踏まえ、目覚まし時計+ケータイアラーム(10分置きに3段階)を仕込むことに。でも多分一番効くのはほとんど負けなしの体内時計だと思う。ちょっと外回ったりして、適度に身体を疲れさせたり、図書館に行ったりする。あ、文芸部のコンパはメンツの都合が悪く、延期に。ちょっぴりほっとする。


 17日午前2時半。ケータイよりも早く、目覚ましより早く、体内時計により覚醒。ああ、やっぱり。心配だったのは天気。台風の接近だとか雨だとか雨だとか雨だとかいわれてたんですよねえ。何といっても去年実行委員長やってた人は相当な雨男だったそうで、そのせいかどうかは不明ながら台風が来て、イベント延期になったわけでして(何か史上初の延期だったらしい)。窓から見ると、星はまったく見えませんが、雨は降ってない、というような状態。とりあえず藤崎宮のお祭りの日でございます。天気予報は朝がちょい高めでその後次第に降水確率が減っていくような感じですか。準備をして予定通り3時くらいに原付発進。途中のコンビニでおにぎり×2を栄養ドリンクで無理矢理流し込む。時間外労働をさせられた消化器系に反乱を受け、始まる前からややぐったり。途中で原付を置き、荷物持って集合場所に4時前到着。役員方がいたので合流して、さも当然のように荷運びしてる私。準備が進み、クラスメートに「他に何かできることない?」と問うたところ「んー、じゃあ警備やってくんない?」と返答され、そうなった。かくして、当日飛び入りで臨時警備確定。ま、なんちゅーか、いつもの流れというか想定の範囲内というか


 私自身は、これまでお祭りとか別にキョーミもなかったし、練習する音が夜遅くとか聞こえてくると「うるさいなあ」と悪態ついたりとかしてる人だったのである。祭自体がどのような進行をしているのかもあんまし知らなかったのですな。ここ読んでる人も、そんな人がいるかもしれない。なのでちょっち説明。藤崎宮のお祭りの最終日に行われる随兵行列に今回は参加。各団体が馬を奉納するというイベントで、馬の後に鉦太鼓が続き、さらに勢子が踊りながらついて回る。午前中行われる朝随兵は藤崎宮をスタートして市内を練り歩き、昼には御旅所という休憩所(団体別に設定)に入る。午後になると夕随兵が御旅所からスタート。朝とは別のルートを通って藤崎宮に戻って、馬を奉納して終了。馬を引き回す人たちは、わざと馬を暴れさせたり回したりして観衆を楽しませたりするし、団体ごとに踊りや曲が違っていたりしてそれもまた楽しみどころである、らしい。地元の氏子団体や商店街や企業や高校の同窓会などが参加する。私が参加したのは高校の同窓会ね。で、警備ってのは、自分たちが観衆に接触するのを避けたり、通行人を通したり、更新が滞りなく行われるようにしたりするお仕事。


 で朝随兵が始まったのです。始まってみると、なんつーか、警備って仕事、私、適材適所? マジメだし熱心だし。イベント参加してみたら結構楽しむ人なので、フツーに楽しんでおるのですが、同時に一歩引いたところで容赦なく観察してる自分もいるわけでして。通行人はいねがー、とか、行列が膨らみすぎてねがー、とか、信号の位置はどうかとか、他の警備が何かこっちに知らせてないかとか、熱くなりつつ冷静だったりするのでした。びば。かくして、揃いの団扇と警棒でリズムと取り取り、叫んだり吠えたり大声出したり、踊ったり回ったり飛んだり跳ねたりくるくるぱたぱたしたり、はみ出た人押さえたり通行人通したりしてる初参加者私。その結果、昼休憩に入った段階で法被に塩浮きまくり、なおかつ「だいぶ飲んだだろう」といわれるほど日焼けで顔真っ赤。行列の最後尾に台車がありまして、そこで水分補給ができるようになっているのです。炭酸飲料(アルコールとかノンアルコールとか)やスポーツドリンクとかジュースとか。ビール飲んでもすぐ汗で蒸発するため、まったく酔わない私。むしろ興奮してナチュラルハイ。


 昼休憩に入ってお弁当など饗されたものの、食欲なっしんぐ。ちょっとだけ口にして、後はひたすら台車で氷いじったり、追加したり、物冷やしたり、物運んだり、サービスしたり、番人したり、と役員でもないのにひたすら働いてる私。熱中症対策で塩舐めたり、水分補給したりもして午後に備えますです。そんなことをしているうちに雨が降り出す。休憩が終わる頃には雨は止み、湿度だけがやけに上昇。暑い。それにしても、と思う。先日のクラス会に参加したメンツ9人中、5人が参加してるってのはミョーに集まりがよいのであるなあ。聞いてみたところ、別のひとりは用事が入って来れなくなったらしい。実際クラス会ドタキャンしたひとりも役員参加してるので、今回は都合6人か。というか、クラス会やっただけのことはあったかと思うクラス会とらっぷ。しかも一人は馬廻りだし。別の一人には「こないだは心配かけまして」などと頭を下げられたりもして、ネタにしたこちらこそ恐縮する。朝の集合時などでもそうだったのだが、卒業以来だったりする人にフツーに声掛けられたり、話したりと、楽しかった。それだけでも来てよかったなあとネジの緩みかけた頭で思ったり。


 ともあれへばりつつ、夕随兵開始。朝は子どもの参加(クラスメートのお子様方もいた)もあったのだが、夕は中学生以下不許可なのだそうで。平均年齢ぐっと上がった行進となる。何だか私が警備してる中央部の連中はだいぶいろんなものに酔ってるようで列が膨らみがちでテンションが高い。踊ってるのが観衆にぶつかりそうになる度に割って入ってガードする。列に押し戻す。狭い道が多いのと、午後になって観衆が増えたのでそうした機会が増えてくる。ついでに私も結構ちょこちょこ踊ったり跳ねたりして忙しい。そのうち、雨が降り出す。最初はいいお湿りかなといった気分だったが、土砂降りに。オトナになりましたら、そうそう着衣のままズブ濡れる機会なんてありませんで、なんつーか、一度そういう状態になったら泥遊びと一緒でテンション上がりっぱなしっすわ。流した汗も雨で流れ、ついでに団扇の色も落ち、最後の行程に。藤崎宮参道に入る前に、同期の連中は打ち合わせ通り最前列、馬より前に移動。踊ったり叫んだりしつつ表の鳥居をくぐる。んで、馬を先導する形でお宮に到着。後列が来たところで、奉納のコメントと万歳三唱で奉納終了。そのまま裏道に入って白川公園へ。行く途中、道路渡ったりする際、何人かでついつい車を警棒振って止めてみんなを誘導したり、車に頭を下げたり、「車が来まーす、歩道から出ないでー」などと終わってなお警備してる私ら。ふひー。家に帰り着くまでが旅行なのです(違うか?)。


 白川公園で、他の団体が戻ってきている音を聞きながら、解散式。警備のお役目返上です。雨はだいぶ落ち着いてきましたが、空では雷。打ち上げは7時半集合の8時開始、城の湯というとこでやると通達。で、またまたふつーに私は片付けの手伝いをやって、ちょっとヘバって休憩したり。一口じゃ無理だろうというサイズの氷をもらったので、火照ったデコに当ててみる。じゅーっ、と掌とデコの間で氷が溶けていくのが心地よい。氷でつるつるとデコを冷やして、だいぶ小っちゃくなった他の人に回す。それに味を占めて、捨てられたデカ氷を撫で回して涼を取ったりもする。いとおかし。一番しんどかったのは、ラストにドリンクとか乗ってた台車をトラックに積む作業でしたか。荷台まで上げるためのレールみたいなんもなく、よもや人力でジャッキするとは思いませなんだ。人海戦術なマンパワー。私結構ヘバってたんですが、役員の人たちは元気だねー。いやすごいわ。何人かの役員は先行して打ち上げの方へ行ったっぽかったが、最後まで残ってた私たちは、タクシー分乗で行くかなどと話しながら片付け。が、考えてみたら、会場は、藤崎宮の交差点を渡って上熊本方面にある。で、今まさに片方の車線塞いでそこを祭のパレードが行われているわけで。タクシーを拾うなら反対側に渡らねばならないが、渡るのが非常に困難な状態であった。結果、「いったん水道町に戻ってタクシーを拾って行く」という方針で十人近くぽてぽて裏道を歩いていく。で大通りに出ようとするところで、空のタクシーがゆっくりと曲がってこちらに向かってきたではないか。ひとりが手を振りながら前に出てタクシーを呼ぼうとし……見事にスルーされる。そりゃあもう、乗車拒否に違いないというくらいのスルーだった。ま、まあ見るからに祭に参加して、なおかつズブ濡れの法被とか着たまんまの集団である。気持ちは分かる、気持ちは分かるがー、うがー。多分、私らいろんなものを汗と一緒に雨で流しちゃってたんでしょう。水道町交差点に出るまでに「電車で行くか」という案がなしくずしに可決。時に7時半くらい。祭の日でパレードの通り道である水道町交差点である。電車がなかなか通れない。反対軌道の臨時を含む電車が三台停まったままなのを眺めつつ、私は内心首を傾げていた。電車がようやく来たので乗り込む。ルート的には辛島回りで上熊本方面に出て、そっから歩いて打ち上げ会場に行くということになる。電車降りててくてく歩きながら思うわけですよ。「絶対フツーに歩いた方が早かったよなあ」なんて。まあ実行委員長とか副委員長とか役員連中が大半なメンツなんで遅れてもどうにかなるだろう、と他人事のように思う私は非役員。到着して、風呂入って、足など揉み揉みして、打ち上げ会場。打ち上げ各テーブルで始まってました。空いてるテーブルに座って、誰かが来るたびに乾杯してる遅刻組。いやービールうめー。なんてこといってた私たちでしたが、ふと別テーブルに運んで来られたコーラがミョーにうまそうに見えまして。運んできたおねーさん即呼びして、「コーラ」「コーラ」「オレも」てことで6人くらい全員コーラにシフト。他のテーブルに来たのはコップのコーラでしたが、こちらには氷満タンのピッチャーでコーラ登場。どばどば注いでたらあっさり3人くらいでなくなる。うむ、少なし。「もういっこ頼んでくるー」とひとりが出かけてると、もういっこ来ました。というか、こりゃ3人分ので2個目が遅れて来ただけでは? 案の定追加分がさらに到着。いやー、コーラうめー。きんきんに冷えてるし。そんな流れで、ビールよりひたすらコーラに突っ走る一部のテーブル。その一方で別テーブルではアルコールがひたすら進んでる人たちもいたようですが。写真撮ったり挨拶したりされたり飲んだり食ったり。ラスト辺りで実行期が全員前に出て挨拶をするイベントが発生。最初の方でコメントの内容に規制が入ったせいで、次から次にコメント内容が変な方向にハードルが高くなっていく。いやあみんなよくやるなあと思ってたら私にも回ってきた。ので、自己紹介した後、大層マジメに「独身です」「いろいろ頑張ってます」という内容でコメントしたら、何やらウケた。トークのテーマはさておき、つまるところは「そこだけ切り取ると当たり前の文章であるが、文脈につながると変な風になる」といういつもの芸風だったりするわけですが(いやホントに)。もっとも私より後の人たちはさらにウケるコメントして、私も大笑いさせてもらいました。


 打ち上げも解散して、どっかでタクシーでも拾って帰るかー、とぽてぽてひとりで歩く。15分少々で藤崎宮前近くまで来ました。ああ。タクシー拾って、こーゆーとき結構運転手のおっさんとよくしゃべるので、祭の話などしていたところ、乗車拒否の件に入る。私の乗ったタクシーは、後部座席のシートを引っぺがして、下にビニールを敷き、土砂降りの中客を二組乗せたということで、その後シートを敷き直して普通に営業だったとか。てことは、私らがスルーされた方が珍しかったのか。帰宅して着替えてさすがにばたんきゅー。


 翌日、いつものように6時に起きる私。た、体内時計通りですかよ。そんで水分を補給して、バスに乗ってお出かけ。具体的には原付の回収ですよ。足の具合は大したことなく、右足の指の付け根にマメひとつ。基本装備の地下足袋買ったときには「指の股がスレるかも」といわれましたが、日頃ゾウラーなので指の股擦れるのは慣れっこなのです。ただ昔から爪先立ちになりがちな人なので、そんなとこにマメができたのかな。いつものゾウリ履いたら何の問題もなくすたすたすた。バスに乗ってて思ったことは、「すんげー暑くないですか今日」ということでさらに「昨日が今日じゃなくてよかったよー」実際朝起きたとき室温が34度くらいありましたよ。随兵がこの日だったら倒れてたと思います。原付をとっとと回収して、途中で心の声が「シュークリーム分が足りぬ」とおっしゃるので、コンビニに寄って小さいのをひとつ買ってはむはむとシュークリーム分の補給をして朝食とする。ちなみに「あずまんが大王」によれば「シュークリーム分が足りなくなると、疲労や集中力・思考力の低下等の症状が現れる」ということですが、説明いらないですかそうですか。通常、藤崎宮の祭が終わる辺りから熊本では気温が下がりやすくなるので、「随兵寒合」(←ずいびょうがんや)なんていったりするんですが、その後やっぱり暑いままなのです。あ、ちなみに翌々日くらいから顔の皮がぺりぺりと。まだ脱皮中です。

 てなわけで、総合的な感想としては、イベントは楽しかった。たまにはこーゆーのもいいよね。ミッション的には協力者みたいな気分で挑んだんですが、多少は頭数になれたのかなあといまだ自分の仕事にはやや懐疑的だったりするんですが。来年出るかどうかまではまだ分からないけど、うん、今年に限っていえば出てよかったなあと。んで、もちっと日頃から運動しようと思いました、まる


 後日。休み明けでミッション場に戻ってきたら。仕事が山積みになってました。隠しミッションだけじゃなくて、通常ミッションがいくつか追加された上、別にわりと緊急ミッションが入ってきたり、翌週納品だったり。ぎゃー。おかげで朝定時で仕事が始まる前に一仕事、昼休みをつぶして一仕事、居残りで一仕事という去年の状態に逆戻りしつつミッションをこなす日々だったりするのです。


 ……って、祭話なげーよ。テキトーにつらつら書いてたらなかなかまとまらないんだもん。んじゃ、こっからいつもの感じで。先日のこと。お土産シリーズ。こないだ父が仕事で鹿児島に行き、黒豚の肉を買ってきた。買ったところでついでに手作りのゴマだれなるものも購入。冷しゃぶが出てきたと思いねえ。さてはこれを掛けるとよいのであるな、とゴマだれボトルのキャップを外し、中ぶたを外し、掛けてみようとした。……出ないですよ。ぐっ、と押してみた。異音とともに何だか茶色いワサビみたいなものが噴き出す。む、タレにしては汁気が足りないような……。掛けながらさらに押すと、今度は汁気たっぷりというより、汁気だけが出てきた。そこでようやく気付く。よく振ってからお掛け下さい、自分。そのままシェイクに行こうとして危うく思いとどまる。キャップ外しっぱなしだし。第一、私はもう掛け終わってます。そのまんま父親の方へ移行。うまうまーと食べていると、母親がやってきた。私はもう食し終わりつつあるのだが、父の皿は手つかずで、父はというとビール飲んでる。「私も一口お相伴に」と母が入り、箸を父の皿に伸ばす。小皿に入れたゴマだれに取ったものを浸し、持ち上げようとして動きが止まる。手元を見た私も動きが止まった。「えーと、それ、ビニールに見えるんだけど」ためらいがちにツッコミ。黒豚肉を包んでいたラップが残ったまましゃぶしゃぶされたものらしい。しかもゴマだれ付き。うひー、前回カレーの話を書いた後だったので、ツボに入り、笑い転げる私。別の肉を模索する母。気にせずビールを飲む父。そんな一齣、家族の風景


 「ゴッド・オブ・ウォー2」の体験版を入手したのでやってみる。入手ルートは公式サイトの100人プレゼント、ではなくて、ヤフオクから。いや、プレゼント外れたし。でもまああれですな。予約してんだから、本編を待てばいいという考え方もあるんでしょうが、これはこれ、それはそれ。体験版は布教用に使うのです。ともあれ、セーブ機能なし、デフォルト武器最大レベル、最初の魔法最大レベルという状態でファーストステージがプレイできるというこの体験版、読み込みミスもなく起動しました。前作のラストで神パワーを手に入れたクレイトス先生ですが、風貌は変わらず、つまり「ハゲでヒゲでキズで入れ墨でマッチョで目つきが悪く顔輪郭が白鳥沢レイ子チックでタラコ唇な残虐超人(スパルタ人、妻子があった)」のままで、のっけから「彼は神々の愛など必要としていなかった」とナレーション入るわ、いきなりおっさんアップだわ、鎧姿だわ、スパルタ人の軍勢はロードス島攻めてるわ、といった状況。ロードスといえば、前作ではアレスが皇帝ベルドみたいな格好で大暴れしてたんですが、それとはもちろん関係ありませんよ、めいびー。そこに神パワーのクレイトス降臨。火の玉になってロードスに落ちてくるんですが、具体的にいうと、だいたい40メートルくらいのデカさ? 拳の一撃で建物に穴ぶち開けたりしてますよ。てか、クレイトス先生降臨のシーンで、手前にでかい像があるんですが、絶対これ動くぞ動くぞ動くぞ。この世界では、でっかいことは強いことなのです、大艦巨砲主義。というかですね、最初の舞台がロードス島ってとこからして絶対巨像が出てくるの決まりってことで。んで、カラスみたいなんが飛んできて、クレイトス先生にへばりつき、びりびりびりと神パワー没シュート。うわー、クレイトス先生小っちゃくなっちゃったー(マギー審司風)。代わりにカラスが巨像にぺとっとくっついて神パワー注入。ギリシア風巨像が動き出します。ひー、やっぱりー。で自分のぶっ壊した建物の屋根から小さくなって落ちていくクレイトス先生、いきなり敵兵に囲まれてますよ。小さくなったのはいいですが、クレイトス先生、まだ鎧です。いかんですよ、やっぱり。クレイトスといったら腰ミノですよ。だって今回もパッケージのイラストからスクリーンショットから全部いつものカッコですからね。いつ鎧が脱げるのか楽しみではあるんですが。もう、アレですわ、クレイトス先生だったら、いっそすっぽんぽんでも違和感ないかもしれん。そうするってえとモザイク装備とかで防御力は下がりますが、レーティングは上がりますよ(17歳以上対象→18禁)。で囲んできたロードス兵相手に大暴れしてるんですが、注目すべきは窓の外。巨像がですね、窓から覗き込んできたり、建物を揺さぶったりしてるんすわ、怖ぇよ、マジで。廊下を歩けばパンチで壁突き破ってきて、スパルタ兵ひっつかんでさらっていくし(腕がぱんぱんと廊下を叩いて触れた兵士を捕まえる)。ぶっちゃけ、PS2の映像じゃないっすよ、これ絶対。んで、巨像との戦闘もできます。もう遠くから手を伸ばしたり、建物の穴に手突っこんで引っつかんだスパルタ兵を屋根に叩きつけたりやりたい放題。どうにかファースト戦闘はこなしましたが、その際にCS攻撃が出ます。カタパルトで自分を巨像に向かって撃ち込み、顔面にへばりつき、迫る手を避けて跳躍、さらに顔を滑り、片目をえぐるという一連の動作。ロードスの巨像っていったら、高さがだいたい35メートルくらいでしたか。クレイトス先生との比較からすると、おおよそ顔面が4メートルは軽くありそうな感じ。てことは八頭身としてそのくらいですか。デカっ。しばらく間を置いて、セカンドバトルになるんですが、まだ倒してないんすわ。強いっちゅーねん。CS攻撃を再び仕掛けるときに、コロッサスの腕を、とかメッセージが出てくるんですな、ああ、やっぱりコロッサスなんだ。ロードスの像の名前ですわい。ちなみにコロシアムの語源でもありまする。コロッサスが戦えるくらいデカい闘技場ってことだし。それにしてもまだクリアしてないんですけど、すんげーええですわ。声優さんはもちろん玄田哲章氏だし。あと、細かいとこでいったら、操作がだいぶ楽になってる。シャッター式の扉を開くときなど、前作ではR1ボタンの連打という押しにくい作業だったんですが、これがR1で扉に手を掛け、○ボタン連打になりました。かなり快適。また、CS攻撃も結構ボタン判定が緩い感じで楽そう。初めてやったコロッサス戦でもあっさり出せたし。他には新アクションとしまして、ロープアクションが体験版にも入ってますね。前作でロープアクションっていったら、張られたロープをぶら下がって渡っていくのと、垂れ下がったロープに飛びついて上り下り、垂れ下がったロープにぶらさがってターザンジャンプがあったのですが、今回は特定の引っかける場所があればそこに武器を投げてぶら下がり、ターザンジャンプができます。多分いろんなトコで応用が利くよなあこれ。もひとつ木の板が貼られた壁を登るシーンがあるんですが、前作ではでっぱりのある壁とかデコボコした壁とかはわしわし登っておったクレイトス先生、今回は両手の短剣をざくざく刺しながら普通に壁登って行きますよ? ひー、動きが進化してる。その場面では敵が出なかった(コロッサスが裏から殴りつけて壁がべこりと盛り上がるのはある)ので、敵への攻撃アクションがどうなるのかが楽しみ。まだ終わってないにしろ、こりゃ買いですね、私的には。かなり期待できるっすよ。


 ある作家さんのブログ見てて、「長門の100冊」に挑戦みたいな感じで自分的オススメ本を並べてあった。「長門」というのはおそらく「涼宮ハルヒ」のキャラであらう。1冊しか読んでないのでとやかくいうべきことではないが、私なら何を挙げるかなあと考えてみたりもする。その作家さんとこのを見る限り、1作家1作品みたいな感じ(ペンネーム違いだとダブリあり)ですかね。そんなわけでつらつらリストアップしつつ考えてみますと、無茶苦茶難しいぞこれ。オススメ作品書いてる作家100人挙げきれぬぅ。自分の読書範囲の狭さに呆れちゃっいましたよ。80人越えたあたりで出てこなくなる(ダブリが一組あり)。くう。原因としましては、多分好きな作家になったらばかばか読んでるというのと、そこそこ数を読んでいるにしろ大当たり、というものがなかなかないためでしょうか。100作になったらどかんと載せてみようかと思ったものの、いつになることやら。ちょほほ。それにしても、自分のオススメ本ってのは、自分の頭の中見せてるみたいでどうかとも思ってみたり(←今更何を)。


 そんなある日、ネットをさまよっていたところ、変なものを見つける。『ドラッケンフェルズ』という本なのだが、ん、表紙が知ってるのと違うですよ? 何かアダムスファミリーの奥さんみたいなイラストになってやがります。しかも「ドラッケンフェルズ三部作」? 何をこんなに驚いているのかってえと、この『ドラッケンフェルズ』、上記の100冊の中に迷うことなく入れてるやつでして、以前角川文庫に入ってたんですが、どうやらこのたびホビージャパンから出るらしく、しかも続編2冊付きで同時発売。うひゃあ。作者のジャック・ヨーヴィルの名前はあんまし日本じゃ有名じゃないですが、キム・ニューマンの別ペンネームですわな。ニューマンつったら、ドラキュラがイギリスを牛耳って吸血鬼帝国を作った話『ドラキュラ紀元』とかの人で、この話は虚実様々な人物が登場し、とんでもない量の吸血鬼人名事典がついているシロモノ。で、『ドラッケンフェルズ』ですが、とある国で帝王みたいな状態になってた悪の魔法使いドラッケンフェルズを勇者様御一行が倒してから25年、当時のことをドラッケンフェルズの城で劇として再現することになった、という辺りから始まります。各部屋などでかつての旅を再現していき、観客はそれを追って移動していく形式。ところが劇の準備をする中、招待されたかつての勇者御一行が謎の人物に襲われたりしていく。劇の準備は破綻しかける中、ちらちらと魔法使いドラッケンフェルズの影が蠢いてみたり。とこんな感じで、結構好きな作品なのです。もちろん買いますともさ。いや、楽しみー。


 とまた別の日。ネットをさまよっていたところ、変なものを見つける。有栖川有栖の新作の話。へ、9月発売? え、江神さんの4冊目!? 何で驚いてるかっていったら上記の(以下略)。有栖川のミステリではシリーズ物としては犯罪学者火村英生とその友人で作家の有栖川有栖が活躍するものがあります。そのワトスン役である有栖川有栖の大学時代を描いたシリーズで活躍するのが江神さんなんであります。『月光ゲーム』『孤島パズル』『双頭の悪魔』と来て、15年ぶりの新作なのです。うひー。まんず、再読からかからねばなりますまいて。それにしても東京創元社の紹介ページのラストにこんな文面が「推理あり、サスペンスあり、バイオレンスあり、アクションあり、UFOあり、椎茸あり、四字熟語あり……、まだまだ盛り沢山の500ページです」し、椎茸? 元々知るきっかけになったブログでも触れてあったけど、ホントに椎茸って書いてあるぞえ?


 と東京創元社のサイトで首を捻りつつ近刊案内を見てみたら、うわ、今度はマーセデス・ラッキーの新作が出るじゃないですか。何で驚いてるかっていったら(以下略)。いつ出るかまでは書いてないんで、まあ11月くらいになるのかもしれませんが、楽しみ楽しみー。


 よし、前半盛り上がって、後半いい感じにぐだぐだになってきましたよ? んじゃ、そろそろいつものやつを。ペガ話




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 というわけで、第10回です。10回目なんですが、諸般の事情により、お休み

 イベントで馬を見たんですが、動いてる馬ってかなりデカく見えるよなあ。翼をつけたらどうなるか、などと考えてみたりして。記念写真に写ってる馬は、そんなに大きく感じないんですがねえ。


 次回は、どうにかちゃんとやりたいなあ。どうなるかなあ(自信なっしんぐ)。



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 ほ、ほんとにぐだぐだで終わりやがりましたよ、私。すまん。次はもちっと余裕がある、と信じたいですなあ。んじゃまたー。





 購入した本:
  健部伸明編著『幻獣大全T』、桜庭一樹『桜庭一樹日記』

 読了した本:
  三木遊泳『カレイドスコープのむこうがわ2』、橋本和也『世界平和は一家団欒のあとに3』桜庭一樹『GOSICK T〜V』、大崎梢『片耳うさぎ』、花田一三六『龍族』、綾辻行人『アヤツジ・ユキト1996−2000』、高橋賢藏『缶コーヒー職人』



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