2007年9月。


下旬。


 そういえば、先日誕生日だったらしいですよ、私。何歳になったのか知りませんが。こないだイベント申し込むときに同期の人の年齢は聞いたんですがねえ。私の年齢と一緒かどうかまでは確証ないし(おひ)。まあ途中で折り返したり、テキトーにいったりしているうちにホントに忘れたんで、面倒くさいし考えなくなったってのが本当ですが。別に知らなくてもそんな問題ないし。ここ何ヶ月か、私腕時計してないし、ケータイも外行くときはバッグとかの中に放り込んだまま見ないんで、時間の経過とかもあんまし気にしなくなっておりまする。もっとも朝ミッションで家出る時間は同じなんで、到着も同じ、ミッション場のパソ時計に従って行動しているんで、ケータイも腕時計も必要ないんすわ。ついでにいうと、ミッション場の時計にしても、別の人がお昼になったら知らせてくれるし、なくても問題ないよなあ。必要とするのは、ペース配分とかミッション状況のカウントとかするときくらい? 年齢と一緒でいらないならいらないでいいようなものなのでしょうね。普段は気付かないけれど。時間気にする必要がないっていうのは、多分、テレビをほとんど見ないというのも理由のひとつなんでしょう。分刻みであるところのテレビ番組の開始時刻とか気にしなくていいので、そうしたことへの縛りが薄い模様。非じゃぱーんなスローライフなのです。律儀な人なんで、時間気にするとしたら、約束の時間とかですかね。というか、ホントのとこ、年齢を必要とすることってどんだけありますかね? 区分としては、16(女性の結婚年齢)、18(男性の結婚年齢&エロいのとか)、20以上(飲酒とか)であって、20歳過ぎたら関係ないんじゃありませんこと? 定年とかそこまで生きてないと思うし、年金なんてもらえるような気もしないしなあ。あ、保険とかの保険料は関係してくるか。でもそーゆーのは生年月日で業者が出してくれるしなあ。必要ないんじゃないかなあ。結局、他人の誕生日にはイベント性を感じるものの自分のにはまったく感じてない人なんで、何事もなかったかのようにというか忙しいのでミッションでへとへとになって帰宅。すると夜遅く、海の向こうに出張中の父親からケータイに電話が入る。出てみると明らかに酔っぱらった口調で「たんじょーびおめでとー」と来た。やっぱり海の向こう沖縄にいるらしい弟と飲んでいるらしい。はいはいとテキトーに相手してたら弟が出てきた。「おう、誕生日らしいね」「うむ、今から振り込み口座をいうのでそこに振り込め」「いや待て。それは聞く耳持たん。それより何かうまい酒か食い物でも贈ろうか。何かほしいものがあるかね」「いやいや、それは郵送費とかも高くつくだろう。そうだなあ強いていうなら」と私は数瞬考え「沖縄までの往復チケットとホテルの宿泊券三日分くらいでよい」「郵送費より中身が高いわっ」などと和やかな会話をする。それを聞いた父親曰く「宿泊券はいらんだろう。沖縄はその辺で眠れる」ああ、家族の会話。後日出張から帰ってきた父親が土産に持ってきたもの、「黒糖蜜あんだぎー」(3個入り)×10袋。一番売れてるそうだが、でろーっと蜜をかけた写真(たこ焼きにソースたっぷりみたいな状態)見ただけでお腹一杯で、我が家では不評(私はまだ食べてませんが)。


 ミッションで土曜日駆り出されてもそもそと7時前から稼働し、一日がかりの予定だった内容を昼ぐらいにとっとと終わらせる。うむ。びば。時間を有効に使うべく、図書館に赴き返却&貸出。そんで街に出る。TSUTAYAなどぶらついて新刊を眺める。うーん、なかなか目当ての本が出てないなあと思いつつ、ちらりと新書の平棚を見て硬直。表紙絵より作家名より先にそこだけクローズアップされたようにタイトルが突き刺さってくる。じょじょじょ『女王の矢』!? 嘘、マジで? がくがくしながら手に取り、他のもの一切関係なしでレジに直行。もうこれだけでその日分のはっぴーをゲットした気分ですよ。ラッキーのこの『女王の矢』は三部作の一番目なんですが、上下組で第一部が出て、次がとうとう出ないまま出版社が倒産。大好きな作家で大好きな作品だっただけに、無念だったのです。別シリーズが東京創元社の方で展開してはいるんですが、それだけに出るとしたら創元文庫だと思い込んでた。いやあ、中公新書いい仕事します。しかも第二部、第三部がちゃんと続くらしいですよ。すんばらしい。はっぴー気分のままとことことアーケードに出向き、さらに脇道に入って、本日の目的地その3へ。私が成田良悟ファンだってのは何度か書いたと思いますが、今成田の「バッカーノ!」がアニメ化されてまして、そのDVDが出るわけですわ。で初回版には小説の新作が連載される、と。速攻でamazonで予約してたんですが、「バッカーノ!」関連の告知で、第1巻〜第4巻までを同じ店で買ったらオリジナルCD(成田の肉声付き)が付くキャンペーンがあると知る。キャンペーン店、熊本では一軒のみ。ファンとしては、いたしかたなく、生まれて初めてアニメイトなんてとこに足を踏み入れる。外が暑かったせいもありますが、入った瞬間、独特の臭気というますか雰囲気といいますか毒気にへたり込みそうになる。「ここはあっしが来るような世界じゃござんせん」と内心強く感じつつ、よたよたととレジに行き、店員さんに問い正し、ポイントカードまで作って予約をする。だって4本目まで買わないともらえないんだもんCD。帰宅して、amazonの予約解除。うぬう、値段的には圧倒的にamazonの方が安いんだけどなあ、CDのためだしなあ。うくく。


 前回お祭りに出た話など書いてみたわけですが、こきつかわれてる、もとい、一生懸命働いているシーンとか、多分私を知る人(特に研究室の面々)など手を叩いて大笑いしつつ「相変わらず!」などと叫んだことと思うがどうよ。今回はその後日談をば。祭のパンフに写真の申込は事務所で月末までみたいなことが書いてあったので、多分そのうち「写真出来ました」みたいな案内があるのだろうと思っていた頃。そういや参加した東京在住のトモダチとかだとそもそも事務所まで見に来れないよなあなどと思いつく。メアドも連絡先も聞いてなかったんで、ネットで探してその人の会社まで辿り着き、会社宛に「何ならテキトーに注文して送ろうか」と問い合わせのメールを送ってみる。「写真できました」の案内が出る前日くらいのことでございました。


 という話がどうつながっていくかは置いといて。前述のようにミッションこなしたり本買ったりといった日々を送っておったのですが。日曜日のこと。図書館回りしつつ、ふとケータイを見ると、着信かつ留守電のワン切りが入っておりました。こないだのお祭り役員の人(というかクラス会の幹事の人)だったので折り返し電話を掛けたが反応なし。夜になってようやくつながる。聞けばこないだの祭で同期の打ち上げがあるという。「いつ?」「明日」急な話ですなおい。まあたしかに翌日月曜はお祭りから一週間で、休日ではありますが。反射的に、「こいつは同期かつ役員の打ち上げなんじゃなかろうか」と思ったわけでございまして。前回読んでもらえば分かるように、私役員じゃないしなあ。と迷ったものの、ほいほい出席することに。場所はと問えば「私もよく知らないんだけど」というような前置きから店の名前とおおよその場所が返ってきた。目印として某コンビニのとこから曲がって右、と。んで詳しいことは別の役員さんに聞けとケータイの番号を教えてもらう。てか、彼女しか私の連絡先知らなかったみたいで、中継とかいろいろさせて悪かったなあと思うのでした。ともあれ、もうひとりの役員の人に電話して、場所とか値段とか尋ねる。お店については祭のときのパンフレットに広告が載ってるというので確認したらちゃんと地図までありました。……あれ? コンビニから曲がったとこじゃないんですが、どうしたものか。ともあれ、翌日参戦することに。これがあのような結末を迎えることになろうとは思ってもみなかったのでした


 当日。テキトーに家で遊んでて、夕方になったのでお出かけ。市立図書館+本屋のコンボで時間を調整し、打ち上げの場所を目指す。えーと、とりあえず最初の情報を信じて、あるいはネタにするために、コンビニのところで曲がってみんとす。店発見できず。ぐるりとその区画を曲がり、前日見た地図を思い出しつつ、一本手前の道へ。や、今度は無事発見です。時間にはまだちょっと早いですが、待ってれば来るじゃろうと中へ入ることに。すると、すでに五人くらい来ており、ビールを飲んでいた。早速私も一杯いただくことにする。歓談しつつちびちびビールをやっていたのだけど、ふと見れば、時間前から飲み出したこのメンツ……こないだコーラばっかり飲んでたメンバー(の一部)じゃないですか。何だかこないだの分を取り戻すかのようです。他のメンツもぼちぼち来だしたので、増えるたびに乾杯しつつダベる。お店から一本差し入れされたりといったイベントもあり、後半は焼酎とかで盛り上がる。私としては、なかなか同期で飲む機会なんて最近ないので大変楽しかった。祭のハッピは私のレンタルだったんで当日返却しておりまして、やっぱり結構汗くさかったそうで。ハッピまとめてた人には大変申し訳ない。話のネタにはなったが。そもそも私の仕様からすると、リミッター解除してリラックスして飲めるのって、親しい先輩や同輩ばかりのときってのが前提のような気がするのです。そうしたメンツであればお酒がしがし行きつつサービスに勤めるのです。ちなみに後輩が多いと酒を抑えつつサービスするのであります。てことで飲みつつ、お皿を下げたり追加したり、氷取りに行ったりとぱたぱたぱたぱた。途中私のところに集めた皿が積み上げられてて、どこの回転寿司だといった状態になったりも。や、いつも通り。いつも通りじゃなかったのは多少酔っぱらってきてたことで、ちょっち昔の話とかで絡んだりもしたような気もするが、該当者におかれましては許せ。


 一次会が終わって、ぼちぼち二次会へ。移動待ちのときに役員の人とかとちょいとマジメっぽい話をする。警備してたときに気付いたことなど。来年の申し送りとかでちっとは参考になるかなと思って脳内でまとめておいたのです。よく見てたねえなんていわれましたが、そりゃあもう、常日頃ネタを探して観察力鍛えてますんで。てか、飛び入り裏方としては、そのくらいやんないといかんかなあと思ってたんですわ。そんなことを話しつつ二次会。何を飲むかと問われて、思わず「バーボンのロック」といっちゃう私。しかもくいくい飲む。ぷはー。洋酒飲むの久しぶりな感じです。ここでもぼちぼち話とかして楽しみました。いやあ楽しかった。


 とここで終わってれば何の問題もなかったんですがねえ。てか多分、3杯目くらいからノンアルコールに切り替えるべきだったと思うぞ。目を覚ましたら、どっかの建物の裏でしてね。明るくなってく空を見上げながら、「はてここはどこだろう」とボケた頭で考えてみる。ケータイで時間を見るに5時半回ったくらい? う、ミッション場に行かねばならないのです。その前に家に帰らねば。とりあえず方向に当たりをつけ、タクシーでも拾うべと歩き出す。がタクシーどころか車もほとんど走ってねえ。ぽてぽてと10分くらい歩いてから、ようやく頭の回線が一本つながって、周囲を認識できた。我が家まであと20分くらいの距離の場所やんここ。それからいくつかのシーンが切れ切れに。たしかタクシーの後部座席で突っ伏して寝てて、「お客さん、もうすぐ着きますよ。どうします」という言葉。てことは、乗るときに大雑把な指示をして、目的地に近付いてから細かい指示をするといういつものパターンに持っていこうとして、多分、持っていけなかった。こういうとき私がいいそうなこと。「あ、じゃあ、ここでいいです」で、そのまま力尽きた、と。結果からの類推もだいぶ混じってますが、なるほどつながった。これで通算行き倒れ回数2になりました。ちなみに1回目は、最初の21のときくらいでしたか。大学の近くで飲んで、帰ろうとしてチャリンコ(ドロップハンドルのスポーツサイクル)に乗った途端反対側にコケたので押して帰ろうとして途中で力尽きた。時に2月の真夜中で、だんだん寒くなってきたので、ずりずりと這って暖かいところに潜り込んで寝てたところを、朝方叩き起こされたことがある。寝てたのは自動販売機の裏で、排熱で暖を取ってたらしい。まあ昔より今回は多少マシか。夏だし(そういう問題じゃない)。ぽてぽて歩きながら心配になったのは、何ぞ迷惑かけなかったかなあというのと会計は大丈夫だったのだろうかということなので。もし知ってる人がいたら教えてくらさい。迷惑に対しては誠心誠意平身低頭五体投地で土下座対応する所存です。あと、よかったらまた懲りずに遊んでやってください。ガス抜きも必要なのです(おい)。ともあれ家に辿り着いたのが6時過ぎ。そっからネットでメールとかチェックしてたんですが、その真っ最中に寝オチしかかる。さすがに寝たらヤバいので、出かける準備して、顔洗って、やってきたバスに飛び乗る。ミッション場へ行かねばー。が、バス乗って安心したところで猛烈な睡魔に襲われる。体内時計の目覚ましを「降りるひとつつ前のバス停」にセットするのが精一杯。意識を取り戻したとき、何故バスに乗ってるのかよく分からなかったのだが、体内時計の活躍でちょうどひとつ前のバス停だったので降りる準備。ミッション場に到着。その日は新しい小ミッション(数日後納品)のブリーフィングがありました。真顔で聞き、その内容をお手伝いしてくれる人たちに真顔でてきぱき伝えた、らしいのだがまったく記憶にない。そのままミッションに入ったものの、壮絶に能率と能力が落ちてますよ私。通常お手伝いさんたちの3倍くらいあるんですが、だいたい1/3くらいになってまして、うわ、役に立ってない、どころか、このままだと内容に自信がないので自分で再チェックもしなくてはなりません。体調のあまりの悪さに耐えかねて、昼にボスに断って早退。さんさんと太陽の照らす場所に出て立ちくらみを起こす。前日置きっぱなしにしてた原付を回収し、途中コンビニで流動食(ヨーグルト)を買い、帰宅。ヨーグルト流し込んで寝る。起きたら夜だったので、少し御飯食べて寝る。起きたら翌朝だったので、ミッション場に帰還。前日半日掛けた内容に30分で追いつき、猛烈に仕事をこなす。ほぼノンストップで7時くらいまでやってから、祭の事務所に写真を注文しに行くことに。


 本当は打ち上げの翌日くらいに写真注文に行くつもりだったんですが、完全にタイミングを外してしまってたので、上記のように翌々日。たまたま朝メールチェックしたら写真どーする? とメールしてた東京のトモダチからよろしく頼むというような返答が来ていた。ナイスタイミング。で結構ヘバってる状態で事務所に辿り着いたら誰もいねえ。鍵かかってるし。空を見上げて、ほふー、と休憩してたら知ってる人が来た。鍵の調達もやってくれたので事務所入って写真を見せてもらう。ほほう、よく撮れてますなあ。ぱらぱらめくりながら気付いたのですが、私あんまし写ってないや。もちろん理由はありまして、警備で裏方気分だったので、カメラを向けられるとついフレームアウトしてたんすわ。警棒無粋だし。邪魔にならないようにと動いてた結果、私が写ってる写真は大別して二種類。ひとつは画面の端っことか後ろ姿で、つまりカメラに気付かなかった状態。もひとつは集合写真。いやー、らしいといえばらしいなあ。研究室の写真とかもこんなもんだったし(私撮りまくる側だったので)。その一方で代理で注文する写真がやたらある。うむ、よう写ってやがりますな、東京の人。トータルで50枚くらいになりましたが、私の写真どのくらいあるんだろう。お馬さんの写真とかもすこし注文すればよかったかなあ(←そーゆーのが好きな人)。帰る前に忘れぬよう、その日ミッションのちょっとした隙を見て作成してきた「警備で気付いたことなど」を役員の人に渡してもらうことに。まあペラ紙一枚だし、大したもんじゃないですが。


 翌日、ふと「気付いたこと」に書き忘れがあったことに気付いた。うっかりさんである。結構私的には重要のようにも思えたので役員の人に連絡してみることに。ケータイにしようかと思ったが、そういや私のプライベートメアドが使えないという話が放りっぱなしのままだった。ので、もうひとつフリーメアドを取得する。取得して一時間くらいメーラーで試してみて、「何故かメーラーで送信ができない」という現象に頭を抱える。受信は問題ないので、送信サーバの問題なのかなあ。ヘルプに従っていろいろやったが解決せず。しょうがないので、受信はメーラー、送信はブラウザからという手法に。ブラウザからだと送れることは確認済み。もうひとつの同じとこのフリーメアドは送受信ともにメーラーでできるんだけどなあ。ま、使えればいいか。諸々の追加情報を書き連ねて、役員様に送信。翌日無事届いた旨返信が来る。一安心。


 月末を迎え、ようやく、イベントも終了ですか。ほふー。あとは写真もらって、東京に送付して一件落着かな。と息をついた頃、ひとつ忘れていたことを思い出して血の気が下がる。やべえ、「旬な話。」の別バージョンをアナログで送りつける毎月の儀式、まだやってねえ。このペエジの原稿を切り貼り、アレンジ、修正しつつ、ここに載せられない話とか組み込んで、3時間くらいで仕上げ、コピーし、宛名書きして、紙折りして、封筒詰めて、投函。今度こそ、ほふー。今回はまあネタが大きかったので、B5で10枚くらいでしたか。だいたい平均5枚くらいなんで、原稿用紙で月辺り20枚〜30枚くらい。これが、今回150回目。20枚×150=3000枚と考えると、まあ文庫10冊分くらいですか。たいした量じゃないなあ。まだまだこのペエジも儀式も頑張らねばっ。


 と決意を新たにしたのはいいが、打ち上げ以降、ちょっと体調崩し気味。ミッションが納品前でしんどかったとかもあるんですが、多分、朝寒くなってきたからしょうね。扇風機稼働で窓全開にして寝てたら、えらい寒いのです。んでちと風邪気味かなというところ。まあ当分イベントもないし、ぼちぼち回復に努めましょうか。てか、お酒とかもすこし慎みましょう私(日頃まったく飲まないけど)。


 前回に引き続き、ちまりちまりと『ゴッド・オブ・ウォー2』体験版をプレイしちょりますです。どうにかこうにかロードスの巨人であるところのコロ助を撃退寸前(予想)まで行ったなりよ。だって、あとちょっとかなあというところで終わるんですもの体験版。コロちゃんとはファーストバトルで片目を奪い、セカンドバトルで両頬に×印刻み込み、でかいダメージ食らわせるごとに遠くに吹っ飛ばされるクレイトス先生。んで、屋根に叩きつけられて、屋根ごと下に落ちる。セカンドバトル後、神殿みたいなとこでロードス人どもをがっつんがっつん倒していったところで、正面窓にコロちゃんの覗き込む目が出てきたので、攻撃しまくったところで体験版終わりました。くそういいところで。多分、本編だともう一戦あるんでしょうなあ。それにしてもグラフィック、キャラの動き、攻撃の爽快さ、いやいやクオリティが高い。本編発売まで1ヶ月くらいですが、非常に楽しみでございます。ついでにいつクレイトス先生の鎧が剥かれるのかも楽しみ。心配なのは、落ち着いてプレイする時間があるかってのと、ちゃんと読み込めるのかディスクっていうことでしょうか。とりあえず「1」のレベル上げて再プレイでもしてみようかなーとディスクを放り込むと一発で読み込めましたよ。こりゃ幸先いいや。調子に乗ってレベル「VERYHARD」で挑んだら、最初の雑魚戦で瞬殺。す、すいません、私が悪かった。トラップとかがどうこういう前に敵から食らうダメージがデカい。さすがべりーはーど。ちなみに「ゴッド・オブ・ウォー」ではレベルが四段階ありまして、EASY→NORMAL→HARD→VERYHARDで、最初は先の二つのみ、クリアするとHARD以上が出てくるんだったかな。それにしても、EASYが「IMORTAL」と呼称されてるのは、多分いくら殴られてもなかなか死なないためでしょうな(いもーたるは「不死」の意)。さらに上がるとNORMALは「HERO」で、VERYHARDになりますと、「GOD」です。ははあ段々とモード名も上がってる感じですねえ。単なる不死より英雄の方が格上みたいな気がしますし。んで抜けてる間のHARDが「SPARTAN」って、ちょっと待てー、不死とか英雄より格上かよスパルタ人。作品世界ではGODよりSPARTANの方が格下なのは、クレイトス先生がスパルタ人から神に昇格したので分かりますが。それにしてもすぱるたんもーど。


 「よつばと!」最新刊を購入。うひー、面白いー。今回の連載時期辺りから、掲載誌の「電撃大王」に付録が付きまくるようになって、立ち読みがなかなかできなくなってたのです。だもんで、初見の話が結構ある。よつばが最近ワガママだったり生意気だったりしてきてますが、まあこんなもんなんでしょうなあ。と少し前に購入してた(てかamazonから届いた)「うちの3姉妹」5巻を思い出してみたりもする。ヤンキー系キャラやんだとの掛け合いも楽しい。「あずまんが大王」のちよ父も再登場したし(前は風香のTシャツでしたが、今回は別で)。んでよつばのリボルテックが同時発売とか書いてありますよ? リボルテックって何かamazonにも出てたなあ。フィギュアみたいなもの? 説明見てたら、関節が結構かくかく可動するタイプの人形のようです。で関節部以外が脱着可能なパーツになってる。うーん、よく分からないなあとネットやチラシの写真見たら、分かりました。むちゃくちゃいろんなポーズ取ってますよ。座り込んでアイス食ってたり、ハイキックかましてたり、水鉄砲かまえてたり、ネットで見たのは肩車してる写真でしたか。服が柔らかな素材らしく様々なポーズにもそのまま対応できるそうな。表情パーツとかも見るとかなりありそう。ふーん。速報、のとこで女子高生キャラ風香の制服フィギュアが次に出るとか。あ、こっちはフィギュアなんだ。と納得したようなしないような、で、ふとその下の行を見たら、リボルテック「ダンボー」今冬発売決定!!!! だだだだだんぼー、ですか。それは見たい、見てみたい。あ、ダンボーってのはしばらく前の巻で出てきたロボットです。小学生みうらの夏休み課題でダンボールで作った着ぐるみロボ。ただしよつばの中では100円玉で動き、空を飛んだり目からサーチライトだったりとか多機能。うわ、これがどんな可動するか見たいなあ。てっきり次はジャンボのリボルテックだと思ってたんですが、まあジャンボはデカいので、値段面で折り合いがつかないのかも。


 「よつばと!」買ったときに他にも本買ったんですが、いつもの本屋で、VSのび太(仮名)。値段が1050円だったかな。区切りがよかったし、小銭があったのでちょっきり出したのです。のび太めは、カバー作業をしてお金を見た後、「ポイント貯まっておりますので、そこから値引きもできますがいかがいたしましょう」せっかくちょっきり一目で分かるように出しとる客に何いいやがりますか? そういうことはもちっと前にい、え、やー。などと久々にのび太らしい対応をされてネタにしようと思う。のび太がその後さくさく作業しやがりまして、そのまま終わりそうになったので、慌てて横にあった10月の新刊案内をもぎ取る。今回は接客はいまいちな対応でしたな、のび太。このペエジ的にはぐっどでしたが。


 帰宅して新刊案内を眺める。電撃文庫で成田良悟新刊は当然チェックしてますよ。幻冬舎から恩田陸の『上と外』が二冊組で。私が『蛇行する川のほとり』と思い切り取り違えてたやつですな。えーと他はグインの新刊と小川一水の新刊、それから、うわ、ラッキーの新刊が出やがります。東京創元社のサイトで前回見たやつですな。珍しく仕事が速いぞ。あと、前回ジャック・ヨーヴィルの新刊に関して驚いた話を書きましたが、何故不意打ちだったのか謎が解けました。10月1日の発売予定になってます。そりゃ9月の予定には載ってないわー。ちょっちほっとする。成田以外でも電撃はチェックしておかないとなあ。榊ガンパレの新刊もあるし……あれ? 何故成田だけ違うとこに書いてあるんすか、これ? 電撃文庫の下に電撃ゲーム文庫があってさらにその下に二冊成田の「バッカーノ!」新刊とうえお久光の「悪魔のミカタ」新刊が並んでいます(その下は魔法のiランド)んー、や、この二冊だけ発売日が違うぞ。何てこったい。そんなトリックかよ。いやいやこりゃ好意的に見て、11月に続きが出るんで、それまでの間をなるたけ小さくしようという出版者側の意図に違いないっす。そう決めた。


 なんてことを書いていると、アスキーとメディアワークスが合併するとかいう話が飛び込んでくる。記事を読んでみるに、来年4月くらいになるのですかね。コンピュータ関連のアスキーと「電撃」を擁するメディアワークスとの合併でお互いにノウハウをみたいな感じに書いてありますが、エンターブレインの立場はどうなるよ、と思ってみたり。アスキーの内乱みたいな感じで独立した会社でしたよね、エンターブレイン。ファミ通とか出してるとこですが、ライトノベルのレーベル「ファミ通文庫」がそこにはあるわけで。ううむ、エンターブレインって今どうなってるんだろう、と思って調べてみたら。角川グループホールディングスって、いつの間にこんなにデカくなったんだ、と驚愕。メディアワークスもアスキーもグループ傘下ですが、エンターブレインもじゃん(富士見書房とかもあるけど)。アスキーとメディアワークスが合併することで、どんな展開になるのかなあ。


 ジャック・フィニイの『完全脱獄』が復刊されるということで早速購入。それにしてもこの解説まで入れて300ページちょいで820円(+税)ってのは高いと思うのだけれど。ともあれ『盗まれた街』が映画化されるとかで、そちらも復活してるし。ううむ、4回目だかの映画化はどうなんでしょうねえ。『完全脱獄』の解説ぱらぱら読んでて、「ああ、そういや『五人対賭場』持ってたなあ」と思い出す。元々『ゲイルズバーグの春を愛す』が好きで、フィニイを集めてた時期があったのです。『五人対賭場』は古本屋で買って、そのまま積読本の山の中に。ええと、どこだったかなあ。と探すこと30分。見つかりません。読みたいときにたまに本が消えてることがあるんですが、いったいどういう怪奇現象なのか。もしかしたら下位本棚のどっかに紛れ込んでる可能性もあります。下位本棚か……辿り着くのに苦労するんですよねえ、毎回。でも幸いなことに、秋です。父親のひょうたんの森の盛りが終わりつつあります。ひょうたんの悪臭が凄いんですが、森を抜け、ダンジョン、じゃなかった本棚に辿り着くのも多少は楽になるかな。とりあえず上位本棚をもう少し探索して、中位本棚辺りに手を出してからにしましょうかねえ。もしかしたらあっさり見つかるかもしれないし。


 ということで、前回お休みしたペガ話の続き、なんですが、ちっと雲行きが怪しかったり



************************************************************************************



 というわけで、第11回です。11回目なんですが、考えてみれば実質9回目のような気も。前回欠番だし、しばらく前に「ラピュタ」話に終始した回があったし。ともあれ、この連載部分は、「ペガサスが飛ぶような世界」をテキトーに妄想設定してみる企画でございます。ノリと気分でやってます(きっぱり)。おさらいしますと、Aルート「ペガサスは蹄で宙を駆ける」が第1回〜6回、第7回に閑話挟んで、Bルート「ペガサスは翼で天を舞う」編が第8回〜ってことですな。んで第10回がお休み。第8回でBルートがいきなり終わりそうになり、第9回で持ち直した辺り。


 Bルートのキモはペガサスを飛ばせるために、いかに馬体を軽くするかという方向に進めていったことですか。そのために体重を軽くする謎物質を設定。最初は「飛行石」みたいな感じで進めていったのですが、第9回で血液中の成分で細胞からキレイ、じゃない軽くするとセッティング。

 ペレアドク物質は運動することによって血中に増加するので、飛んでいる最中など体重を軽くするために足を動かす等の動作をすることで「宙を駆けてる」感じも演出できるようになりました。ただし、「翼で飛ぶ」を生かすため、ペレアドク物質の作用は体重をマイナスにするわけじゃなく、そこそこ軽くする程度にしました。


 んでこっから今回の本題。まっこと残念なことですが、このルートは閉鎖されることになりそうです。

 きっかけは、今まで組んできた設定だと、野生のペガサスは人を乗せて飛べないのではないかと思い至ったこと。だって、馬体を翼で飛行できるまで軽くして飛んでいるところに例えば装備込みで70キロくらいの重さが加わったら、どうなるか。そりゃ念のため、

 B3−12:訓練等によってペレアドクの量はある程度底上げ可能。
 なんて設定して、ペガサスライダーへの道を確保しようとしましたがね。考えてみれば、訓練でペレアドク物質の量が増えたとしても、乗ってる人の体重が軽くなるわけじゃないし、結局重いものを飛ばすことに変わりない。てことは、この状態で飛ばせるためには、翼の強化か人を軽くするかくらいしか浮かばないですなあ。馬体を軽くしてもあんまし関係ないし。


 てな感じでちょっと行き詰まり気味。もう少し考えてみますかねえ。もしかしたら次回辺りさらなるペガ進化を遂げてるかもしれないし。




************************************************************************************


 やや体調が優れぬまま、ふらふらと郵便局に行き、150回目に当たる郵送の儀(友人に「旬な話。」のある意味別バージョンを毎月送ってる)を済ませ、帰りに某ブックオフに寄る。文庫棚をつらつら眺めていると、あまり場慣れしてない感じの初老の夫婦がやってきた。「あ……か……」と五十音順に見て探しているようだったが、やがて男性が溜息をついた。「やっぱもうとっくに廃盤になっとるけん、置いてなかねえ」「そうですねえ」と頷く婦人。ふ、古本屋の意義を根底から覆す発言に、我が器の小ささを何となく実感したそんな日々。そういう人もいるよねえ。自分の基準で考えてはいかんよなあ。自己反省ネガティブキャンペーン実施中。と、とりあえずひとつくらいは「黒糖蜜あんだぎー」にチャンレジしてみるべき?


P.S.「旬な話。」のガイドをメモ書き程度のものですが掲載しました。




 購入した本:
  メルセデス・R・ラッキー『女王の矢』、菊池たけし/F.E.A.R.『ノエルと蒼穹の未来』、柳美冬貴『量産型はダテじゃない!』、小林泰三『ネフィリム』、北方謙三『水滸伝 十二 炳乎の章』、竹内真『風に桜の舞う道で』、ジャック・フィニイ『完全脱獄』

 読了した本:
  菊池たけし/F.E.A.R.『ノエルと薔薇の小箱』『ノエルと翡翠の刻印』『ノエルと白亜の悪夢』『ノエルと蒼穹の未来』、綾辻行人『アヤツジ・ユキト2001−2006』、有栖川有栖『月光ゲーム』



←少し過去へ    少し未来へ→

 戻る