2008年4月。


上旬。


 何だがミッション場で風邪が流行っちょっりばす。こだいだ雨に濡れたせいかはだがつばってるざばすよ。ずびずばー。ぢーん。あ、ちょっとすっきりしたざます。ちょっと熱っぽいしあんまし体調よろしくないですねえ。


 エイプリルフールということで、いくつかのサイトを巡ってみたりする。毎年ウソ企画を一日でっち上げるアイレムは今年は「アイレム動物園閉鎖」の話で、ハナアルキみたいな怪しい生き物がたくさんいる動物園のサイトでした。結構笑った。あと、ヤフーでは4月1日にトップページがインベーダーに侵略されてました。もうそりゃあウイルスにかかったかって具合にあちこちにパーツが押しやられるわ、フルマウスで「スペースインベーダー」がプレイできるわの充実っぷり。ううむやるのう。


 桜が満開になったと思ったら、月曜から猛烈な雨。朝から傘さしてぽてぽて歩いてミッション場へ。傘を閉じると桜の花びらがくっついてたりしてぷち風流。雨上がりには五分咲きに戻ってました。んで翌日には葉っぱ。ううむ、花の命は結構短いのです。


 そんな短い春。原付でとぺとぺ走っていたら、こんな看板を見た。ピザ屋のバイト募集です。配達が時給いくらで何時から何時までとか書いてある下に、「メイキング」という職種が。ピザってクッキングじゃないんすね。クッキングでもいいような気もしますが、ファストフードはメイキングなのかもしれません。といいつつ辞書引いてみたら、「ピザを作る」=「make a pizza」でした。ほほう。ひとつ勉強しましたよ。何の役に立つかはともかくとして。


 ついこないだまで、というか4月に入ってもなおいつもの花屋は「卒業の門出に花を〜」な立て看板が出てましたが、ようやく変化が。ある朝ぱっと見ましたところ「家庭訪問にむけて庭に花を植えてみませんか?」に。にゅ、入学式の立場はどこに……? てか、家庭訪問って先生お庭気にしますか? 家庭訪問ってすでにずいぶん昔に受けた記憶しかないですが、お庭は意見、じゃないやお庭拝見のコーナーはなかったような気がします。お茶とかお菓子とか各家庭で出されるので最後はしんどいことになってるとかそういうのは聞いたことがありますけどね。だいたいお庭に、といってもアパートマンションにお住まいのお客様はどうするんだろう。


 夕方とたとたと原付で帰っていたところ(←ここんとこ帰る時刻がちょっと早め)、ルート途上でブックオフの卵を見つけた。や、こんなとこにブックオフができますか。交通量が多い時間帯の上、道路の反対側にあったので、ほとんどすれ違いざまに窓に貼られた紙を見る。や、12日ですか、土曜日にオープンとな。こういうことは最初が肝心なのです。とっとといってめぼしいものは拾いまくるのです。土曜日は開けておかねば。翌日夕方、また同じ場所を通る。で窓を見ると、8日(火)スタートとか書いてある。……あれ? 何でまた平日にオープンするんだ。ま、まあよろしい。頑張っていってみるべ。そんでまた翌日夕方、窓を見る。15日オープンになってました。むう、そんでもってまた翌日、今度こそととっぷり眺めてみると、8日から先行買い取りスタート、15日オープンってことらしい。12日ってのはどっから出てきたんだ私。お店のロケーションは北部店っぽいですな(ローカルな話題)。北部店、熊本市内から来ると入るの簡単だけど出るのがすんごく難しいんですわ。目の前3号線なんですが道は狭いわ交通量多いわ信号近くにないわで。どっか似てますなあ。もっともすぐ近くに交差点があるんで、出やすい。市内から来ると入りにくそうですけどねえ。ともあれ、古本屋が増えるのはいいことですよ。しっかり孵化して立派なブックオフになりますように。


 ところで、ブックオフといえば「立ち読みも自由」と清水某が店内放送で謳っているわけですが。店によってはそうじゃないとこもあるんすよねえ。私がたまに行くとこは、人気商品や最新のものはビニールラッピングされてますよ。立ち読みしていいのかこれ。例えば私のリサーチによれば、「ワンピース」はスカイピア編の後半以降、「ナルト」はサスケが離れていったとこ以降から、「WORST」に至っては1巻からすべてラッピング。かと思えば、別の店ではそうした商品は別棚にディスプレイされてるだけで立ち読み自由だったり。どうも店によって違いがあるようです。


 ミッション場の健康診断があるというのでやってみた。みんなで一緒に受けるのではなく、一ヶ月くらいの期間で各自病院に現地集合現地解散。それぞれだから集合じゃないですかそうですか。なのでミッションに差し障りない土曜日の朝に行く。7時半〜9時半くらいまでミッションやって、それからてくてくと病院へ。まだ結構風が冷たい朝でして。何故かその病院の前にたむろってる若い男女グループが。待ち合わせでもしているのかと思いつつ横をすり抜け受け付けをする。待合室で待機している間、男女グループが増殖を始め、二重になってる自動ドアの外側が開きっぱなし。さらにしばらくすると内側のドアも開きっぱなしになり、冷たい風と騒々しいしゃべり声が病院内に吹き込んできやがります。何してんだこいつら。さらに待ってる間に増殖が進み、内部にまで侵入ですよ。大学生くらいのグループなんですかね、お見舞いかな。騒々しい連中です。そうこうするうちに私の番が来ていくつか検診を受け、廊下でしばし待機。んでぽけーっとしてるとするすると若い衆が廊下に広がっていく。ひいぃ。また騒がしいんだこれが。一度ナースの人が注意したんだけどお構いなし。どうやらこの人たち集団で検診だかを受けに来たものらしい。ぴくぴくと怒りゲージで血圧が上がってくる感じなのはどうしたものか。しかも血圧測定前。深呼吸を何度もするハメになりましたよ実際(実話)。血圧測ったり血抜かれたりしながらナースの人と世間話とかしてました私も私なんですが。その世間話の中で「40歳以上の人はフクイヲソクテイすることになった」というのが出てきました。「フクイヲソクテイ」というのが意味がまず分からなくて、脳内漢字変換して納得。ああ、フクイってソクテイしにくそうですよねえ。若狭湾とかリアス式だし40歳以上は大変です。今調査のためネットで見てみたんですが、すごいやりにくい形してますな実際のところ。って何故福井を測る話に? まあそうじゃないですよね病院でフクイというからにはキョーイとかに類するものですよ。つまり脅威に対する福威、すなわちハッピーパワーの測定ですな。今の日本ではハッピーパワーが足りない中高年が増加しているのが社会問題となって今回の措置になったのですね。いや実際足りないとか吸い取られてる人とか多そうだしねえ。


 こないだ「うちの3姉妹」が始まるというので、当日に新聞でチェックしてみた。テレ東なんで熊本ではないっぽい……。しょぼーん。そのままテレビ欄を見ていて気が付いた。火曜日です。平日です。お昼の2:58鬼太郎、3:28ワンピース、そして夜2:15墓場鬼太郎。えーと、鬼太郎が一日二回(バージョン違い)とか3時のおやつにワンピース(再放送でもなさげ)というのはどうなのかテレビ熊本。しばらくテレビ観てなかったんで、テレビ欄も見てなかったわけですが、こういうのが最近の当たり前なのか。テレビはよく分からん。


 大塚角満のモンハン本(←「モンスターハンター」というゲーム)読んでて、プレイしてみたくなる。現在PS2で「モンスターハンター」→「モンスターハンターG」→「モンスターハンター2nd」が出てて、PSPで「モンスターハンターポータブル」→「モンスターハンターポータブル2nd」と来てついこないだ「ポータブル2ndG」が発売されています。その一方で、注文してた「無双OROCHI魔王再臨」が届くのを待ってる状況。そこで考えた。「無双OROCHI」が起動しなかった場合を想定して、PS2の「G」を中古で買ってみよう。思い立ったが吉日。タイミングよく「OROCHI」が届いたが、それ放っといて中古屋へ。これまたナイスに「G」が1500円くらいで売っている。オンラインがメインだが、オフラインでも1500円分楽しめればよろしかろう。購入。で、まず「OROCHI」を試してみた。予想もしなかったことであるが、ちゃんと起動しやがりました。小一時間ほどプレイしてみて、今度は「MHG」を試してみることにする。予想もしてなかったことですが、さっぱり起動しませんでした。読み込み失敗で変な音がしてます。こりはもしかして二層ディスクなのでは? 思い出して、「GOD OF WAR2」を入れてみる。やっぱりういーんういーんいってます。やられた。カプコンじゃん。そこで連鎖的に思い出す。「大神」またプレイしてみたいなあと思ってたんだが、これもカプコンじゃなかったっけか……? 怖くてまだ試してないけど。こりゃPS2を中古で買った方がええかのう。


 ヤフオクで品物をウォッチングしていると、「モンハン」つけたPSPが結構いい値段で出品されていた。ので思わず入札してみる。興味を覚えたので、公式サイトでスペックとか確認していく。セーブするにはメモリースティックとやらを使うのですな。形状がminiSDに似てたのでうちにある4ギガのカードは使えないものかと考えたが、写真でみると同じような形でも大きさが違ってたよ。使うなって書いてあったよ公式サイト。公式サイトのネットショップで、過去のプレステゲームのうち数十本がダウンロード配信されてました。値段は1本600円。メモステに落として使うようですな。って「俺の屍を越えてゆけ」とかありますやん! 他には「マリーのアトリエ」「エリーのアトリエ」などなど。どーでもいいようなのも多いですが。でも600円で「俺屍」か。うむむ。などとうなっているうちにうっかりPSP落札。バリューパックでもなんでもない新型PSP新品同様(「モンハン」付き)。てことは、メモステも買わねばならないということですかえ。ソフトもいくつかほしいなあ。現状PSPのソフトって「メタルギア」と「モンハン」(予定)しかないし。「メタルギア」はボックス買ったときに入ってたやつですね。ソフトの入札にいくつか突っ込み、ついでにメモステの4ギガを落札。だってねえ、「俺屍」とかダウンロードすると450メガとか食らうんすわ。何本か入れたら、2ギガとかいっちゃいそうだったし。うーん、でもこれで私もPSPオーナーですか。オラワクワクしてきたぞ


 PSP落札が日曜、メモステ落札が月曜。メモステは速達で送ってもらうことにして時間を調節しておおよそ水曜くらいの同日到着を目論む。が見事に失敗。まずPSPが予想より早く火曜に到着。着払いなのに誰もいなかったせいで再配送が夜になる。なので帰宅時にまだ届いておらず、届くことが分かっていた次第。お散歩がてらアイテムを購入しに行く。フィルターとかゴムカバーとかUSBコードとか諸々買い込み、7時過ぎに来るといっていた配達を待つ。非常に手際の悪いおっさんが届けてくれたのは7時過ぎというより9時前だったんですが。手際の悪さその1。再配達で夜来てるのに車停めてから出てくるまでやたら時間がかかってた(私、待ってた)。その2720円だってのは最初から分かってた料金で1000円札を出されて、お釣りが手元になく車に戻って数分待ち。その3、お釣りを間違える。その4、ハンコかサインを、ということでサインを選択したらペンを持ってないので車に取りに戻る。その5、その途中で胸ポケットにあったことに気づく。ぶっちゃけ大丈夫か郵便局その後


 メモステがないとダウンロードもできないので、とりあえずシール貼ったり「モンハン」のマニュアル読む。何しろPSPの実物見るのは初めてですぞ。きょーみしんしん。驚いたのは画面が結構デカいことですか。DSのそれよりデカい。がまあ二画面あるんで総面積ではDSの方が大きいが。あと十字キーの下にアナログスティックがついてやがりますよ。新品同様とはいえ中古なんでバッテリーとかセットしてある状態。ふむ、画面にちょい指紋がついてたり、裏のエンブレムがこすれたようなかすかな跡があったりしますが、フィルターとか貼ったらまったく問題なっしん。とりあえず電源入れてみたりする。マニュアル読んで、バッテリーの保ちが5時間かそこらだと知る。もっとも画面の明るさを落とせば長持ちするようだが。そういうところはDSと同じか。DSは明るさ4段階で下から二番目にしてますが、おおよそ十数時間。明るいともっと縁が早いです。あと、DSよりいい感じなのは、バッテリー残量がまず右上のケータイの電池みたいな感じで表示されること、もうひとつバッテリー消費情報を見ることができるんですが、そこではバッテリー残量が%表示され、なおかつバッテリー残り時間が分単位で出てます。アダプターくっつけると即座に電源が外部に切り替わり同時に充電が始まり、ちりちりと%が上昇していくのですね。てか100%でのプレイ時間が5時間くらいだったら、アダプターつなぎっぱでプレイするスタイルになりそうな気もするというか、これって携帯機じゃなくて携帯もできる据え置き機なんじゃ?


 落札したのはノーマルなPSPセットと「モンハン」だったのですが、何故か箱にポーチとストラップとクロスが入ってまして。これもセットだったのかしら……? でも説明書には書いてないしなあと首を傾げる。このポーチ、ぱかっと蓋を閉じるようなやつじゃなくて寝袋みたいな感じでして。ゴムのカバーかけてるPSP本体だと摩擦が大きく出し入れしにくいことこの上なし(ちょっと大きくなってるし)。ぱかりと開く式のケースを買うかなあ。


 翌日、メモステが到着せず。ああそういやメモステってどっから入れるんだ? ゴムのカバー取らねばならんのかのう。疑問に思ったのでチェックしてみる。カバーはソフトを出し入れするところは開くような仕様になってるんですが、メモステの挿入口を使うには外さないと無理っぽい。まあ購入したのは4ギガのやつだしそうそう抜いたり差したりということもあるまい。あ、ここね。ぱかり。開いてみると先客があった。……おそるおそる一度プッシュして取り出してみる。ソニー製の純正メモステ1G。何故こんなものが。そういや電源入れたときにメモステの項目が表示されていたが、てっきり差してなくてもそういうのが出るのだろうと思っていたのですよ。ちなみにお店で買うと3000円前後しますこのメモステ。今回の商品は当初お値段的には「まあ普通に買うよりちょっといい感じ」だったのですがこれで「だいぶお得ですよ奥さん」みたいになりました。さらにケースを購入しにまたお店に行ったら、箱に入ってたあのポーチとストラップがセットで2000円くらいで売ってるのを発見し、「買わなきゃ損々、出血大サービス商品」に昇格。ヤフオクの商品情報にはまったく書いてなかったしねえ、いやマジでびっくりしました。


 メモステを発掘したものの、出し入れのことを考えるとメインはいまだ見ぬ4Gなわけで。とりあえず1Gのを使って体験版とかシステムのアップデートをやってみることにする。USB接続でパソ経由してやれるので便利だなあ。アップデートも終わり、気になるゲームの体験版をいくつか下ろしてプレイ。「勇者のくせになまいきだ」と「パタポン」でしたが、どちらもデキがよさげ。あとグラフィックもDSより格段に上な感じ。


 でもまあ、多分、どっちの機体が上とか下とかいうのはナンセンスではあるのでしょう。DSにはDSの、PSPにはPSPのいいとこ悪いとこがあるし、それぞれに面白いゲームとつまらぬゲームが主観的に存在するだけのこと。DS始めたときはあれもやりたいこれもやりたいというのがあったし、それがPSPになったら面白そうだと思ってたゲームがいくつもあったというだけのことでしょう。ヤフオクとか中古とかで安くなってるのもあるし、いくつか購入したり入札したりする。狙ってるものとしては、

 ○エースコンバットX
 ○僕の私の塊魂
 ○パタポン
 ○勇者のくせになまいきだ
 ○Twelve戦国封神伝
 ○ルミナス

 あたりですかねえ。あとたしか「ゴッド・オブ・ウォー」もあったはず。クレイトス先生がアレス様にこき使われてる時代の話でしたか。ネット評価サイトを見てみるがアクションのページにありゃしません。どこ行ったクレイトス先生、アクションじゃないのか。あちこち探してようやく発見。北米輸入盤でした。いやどうするよこれamazonでフツーに売ってるし。アクションだしクレイトス先生のスパルタぢからは言語の壁なんてぶっ壊してくれそうな気がしますよ。か、買っちゃおうかな。でも夏には日本版が出るというし、出るなら玄田哲章ボイスを期待だしなあ。とりあえず様子見かなあ。


 と、一段落したところで、一応「無双OROCHI魔王再臨」について感想を。といっても1時間ちょいくらいしかやってないんですが。まず良かった点。馬が速い。以上。ホント馬速いっすよ。最初に乗れる駄馬が他のシリーズでいう赤兎馬くらいの速度で突っ走ります。全武将デフォルトで「馬呼び」ができるので離れても安心。まあそれくらいですかねえ。あ、ありました。これって前作で魔王遠呂智が倒されて1ヶ月後から始まるんですが、呉軍シナリオからやって、ムービーの後で一発目のセリフ「呂布、起つ…!」早ぇよ呂布、短ぇ平和だよ。笑った。以上。

 まずこのゲーム。最初やった感想がものすごく正直にいうと、「PS2の『無双OROCHI』をPS2に移植したような感じ?」だったのはどうなんでしょうな。この感想に意味はないんですが、ホントに間違って買ったのか私、とか間違ってディスク入れましたか、というくらい変わってない。BGMも変わってない、やりこみで出てくる各キャラの特典壁紙もほとんどが使い回し、システム周りも同じ、新ステージ追加っていっても削られたものも多いそうだし。本作から入った人なら「こういうものだ」ということで楽しめるかもしれない仕様ですが、ストーリーは完全に初心者そっちのけで進む「前回の続き」なわけで。呉の第一ステージから「何故こんなところに遠呂智軍の残党が」とか前作とのつながりを何の説明もなしに登場させます。また各勢力が動く中、呉は様子見してるんですがそれも戦に巻き込まれて一族が内部分裂してはたまらんという孫堅の見解が出てきて、それって前作やってないと分からないよねというところ(前作で孫一家が分裂して関ヶ原で兄妹喧嘩とかやってた)。じゃあ逆に前作やってた人はどうなんだろうと見てみるに、KOEIでよくある引き継ぎ特典が存在してますな。本作は前作同様各キャラが条件を満たすとスキルを手に入れ、それが共通スキルとしてみんなに使えるシステムですが、前作のセーブデータがあると全武将が第一段階のスキルをみんな覚えた状態でスタートする、だけ。このスキルって、3人のチーム制バトルだからひとつステージをやれば3人分は埋まるような類で、各自3つくらいしか設定されてないので、逆にあっさり各キャラ新スキルがなくなる結果に。またあらかじめ使える武将が増えるわけでもないし、どんだけ前作で武器や武将を育ててようと一切関係なし、というか、セーブデータがありさえすればいいんですからこれ。


 いくつかミニゲームみたいなんが入ってまして。馬に乗ってレースやったりとか。3人対3人で戦うゲームもあって、これを延々続けるサバイバルモードなんてのもありました。やってみました。キャラ選択。ランダムボタンがあったので押してみる。チョウコウ、くのいち、源義経。チョウコウが最初だったので、以後やるたびに彼からスタートになる。本編同様操作してるキャラが倒れたら終わり、交替は自由、引っ込んでる間にしか回復はなし。始まった途端、すんごい違和感を覚える。闘技場のような周囲を壁に囲まれた場所でバトるんですが、カメラが任意に捜査できず、横からのショットで動く。チョウコウがヒョーとか甲高い声で敵に突っ込んで一撃して、バク転。さらに違和感が強まる。これはどこのストUですか(キャラ選択に問題があったと思われる)。なおかつ全体の印象はストUというよりも「ソウルキャリバー」で、やってるときに相手との距離感が掴めず、攻撃が当たらず、「技コマンドはどれだ」とか「キックボタンはどれだっけ」と本気で思う。挙げ句○ボタンを押してしまい無双発動するも当たらず不発。説明書よく読まずにやったせいか、ダメージを受けると周囲の壁は壊れ、そっから落ちるとゲームオーバーというのも知らずにいたのです。この辺も何やらナムコなソウルな匂いぷんぷんですが、実際にやってみると別物。何しろ壁に寄るとちらちらちらちら壁が透けます。透けっぱなしのときもあります。壁がないのか透けてるだけなのかの区別がつきません。先に距離感が掴みにくいというのがありましたが、カメラワークにも問題がありまして、オートで変に寄ったり離れたりして、どうやらキャラの中心軸とか重心とかそうしたものをトレースしてるようなんですが、酔いそうになる。勝利したときには本編と違って最後に使ってたキャラのみの勝利ポーズとなるのですが、このときにもカメラが作動中。無双の勝利ポーズって、見たことある人は分かると思うんですが、武器を振り回したりして決めるタイプが多い。武器を振り回してるときとか身体を前後に揺すったりしてるとカメラがびくびくびくびく動くのですよ。最初に勝ったのがくのいちだったせいもあるでしょうが(←上半身を結構揺すってリズムを取るポーズ)。無双の勝利画面で酔いそうになったのは初めてですぞ。ちなみにこうした変なカメラワークは本編には存在せず、例えば新入社員がやってみました的なレベル的に違いすぎるしょぼさと手抜き加減が絶妙です。サバイバルモードもそれの単発ゲームである総力戦も二度とやらないと思います。


 昔、PS2を買ったばかりの頃、「真・三国無双2」をやりましてね。すんごくハマったんですよねえ。一騎当千感というか、ひとりで頑張ってたくさんの敵倒して戦況ひっくり返したりする爽快感が強いゲームで、ずーっと走って武器振るって、ということをやってると「こういうゲームが出るならPS2はいいよなあ」と思いました。60分フルにどつき回して、ワクワクしたものです。今のゲームよりも画像は劣るのでしょうけど、プレイした無双シリーズの中では「三国無双2」が今でも一番面白かった、と記憶されています。買ったばかりのPS2の前に広がってる未来の面白さとゲームの面白さが重なってたせいというのもあるんでしょうが。でも「無双OROCHI」も「無双OROCHI魔王再臨」もプレイしたときにあったのは袋小路な感覚で、閉塞感とか行き詰まりな進化の感触とかそうしたもので。


 逆にあの頃の「無双2」に感じた世界の広がりを味わったのはPSPの「モンハン」でした。最初の方をちょっとプレイした感想。カメラワークにやや問題があるものの、最初のクエストで動く生き物を見たときの「うわぁ」という感じ。草食系の恐竜みたいなんがのそのそと動いて草食ってたり親子連れだったりするんですね。物凄い既視感があって、「あ、こりゃ『ジュラシック・パーク』だ」と。映画で主人公が初めて動く恐竜を見て呆然としてるシーンですね。んで草食ってる生き物に剣振りかざして突撃してって、ざっくりざっくり。血しぶきどばーっ。そりゃ出過ぎだろってくらいにどばーっ。昔やった「バイオハザード」とか「デビル・メイ・クライ」とかそんな感じ。って全部カプコンですかそうですか。レベルによる成長とかがないゲームなんで、動物狩って、肉剥いだり皮剥いだり骨抜いたり、キノコ取ったり草取ったり岩掘ったりして素材集めて、武器や防具強化したりしていくだけのストーリーのないストイックなやつですが、うん、こりゃ面白そうだ。DSと併せてPSPもたっぷり楽しみたいところでござんす。


 なんてことを思いながら、ミッション場に行くと、内線で呼び出し。「24日くらいから追加ミッションに入っていただきたいんですけど。月末まで」とっさにカレンダーを見る。「それって連休の谷間ってことですよね」「そうなりますかね」「月末まででいいんですよね」「今のところ」「……分かりました」ということになる。有給入れて谷間をなくす計画断念。ちょほほ。ま、まあ休みに出てこいといわれてないだけよしとしますか。ぽじてぶしんきんぽじてぶしんきん。今のとこは、ですがね。状況次第で休み中もミッションってことになりかねないし。ふひー。ゆっくりゲームしたり本読んだりしたいんですがねえ。


 んじゃ、いつものやつで締め。



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 第30回。勢いのまま新設定をずらずらと並べてみんとす。今回湧いて出たのは主に帝国編。箇条書きにするのもメンドくさいのでてきとーに。


 主にこれまで出てきた「帝国」は皇帝メルキ三世の時代である。メルキ三世より数えて四代前、メルキ一世の時代に王国から帝国へ変わった。さらに辿れば、大陸のおおよそ半分を制したジエスタ大王の伝記に出てくる「先触れの三者」のひとりに連なっている。三者のうち「カスパー家」は所在が不明となり、「ザール家」は滅び、「オウル家」は大王亡き後さらに大混乱に満ちた大陸の中を泳ぎ切り、おのれの王国を築き上げた。


 メルキ三世の時代になり、帝国は飛躍を遂げるため、あるいは表沙汰にならない理由のために拡張政策に転じる。当初は苦難が伴ったものの、後に坂道を転がり落ちるように加速し、帝国はジエスタ大王に比する領土を手に入れることとなった。


 メルキ三世の御世において、活動した貴族たちのうち、主立ったものを列挙すれば。三代の皇帝に使えた「最後の竜」ことマウグ侯スマグ。「ザール家」の傍流を標榜する武門で将軍、元帥を輩出したバルタ伯家の当主バルロ。政治手腕に優れた一族シュブ伯家からは宰相シェブ。さらにメルキの側近とされた新興のソウルン男爵。


 このうち、マウグ侯スマグは拡張戦争の中盤、領土がかなり広がったうちに病死したことになっている。ただし後に狩りの最中に流れ矢を受けたことで死亡したことが知られるようになる。マウグ家の紋章は竜。


 バルタ伯バルロは、先々代当主で王国−帝国の過渡期に元帥として軍を束ねていたバルロにちなんで名付けられた。そのため先々代を大バルロ、メルキ三世当時の当主を小バルロと呼ぶ。バルタ家からは小バルロの従兄弟たちや弟たちなどかなりの数の親族が軍人として活動しており、拡張戦争時にも活躍していた。バルタ家の紋章は炎の剣とそれにまきついた鞭。


 シュブ伯家は、先々代の皇帝に仕えたことで道を開き、以後軍部のバルタ伯に対して政務のシュブ伯という立場を確固たるものとしてきた。この立場が示すように、バルタ家とはあまり仲がよいとはいえず、拡張戦争時にも互いの失脚を狙って暗躍していた。家の紋章は黒山羊。


 ソウルン男爵はメルキ帝の側近として、主に暗部で活動していたとされている。バルタ伯、シュブ伯ともに、ときに対立ときに協調と天秤のようにバランスを取っていた。霧の山脈にいる「角の民」を襲撃したのも男爵で、これにより帝国は翼あるものの大量獲得手段及び宝石等による財源を得ることに成功した。紋章は「黒地にひとつ輪」である。


 とまあ大雑把な感じですがこんなとこで。もっと詰めるとこたくさんありますが、そこら辺はイメージシーンを練り込みながらいくといいかなあ。


 ちょいと体調がアレなので、短いですが今回このくらいで。次回はここんとこ3回分のネタバレなどをやってみようかなあと考えてますが、そのときの気分次第ですな。





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 「うちの3姉妹」も「図書館戦争」も熊本で放映されずしょぼーん。



 購入した本:
  なし。

 読了した本:
  大塚角満『本日ももっと!逆鱗日和』、田中天/F.E.A.R.『愛はさだめ さだめは死』、河嶋陶一朗/冒険企画局『黙示録の乙女』『災厄の王子』、歴史群像編集部編『戦国驍将・知将・奇将伝』、浜村弘一『ゲームばっかりしてなさい。』、畠中恵『とっても不幸な幸運』、米村圭伍『山彦ハヤテ』、成田良悟『デュラララ!!』、大森望・豊崎由美『文学賞メッタ斬り!』



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