2008年5月。


上旬。


 回復期に入りました。前回は新聞を眺める気力もなかったんですが、今回はテレビ欄の「トゥルー・コーリング」が「クトゥルー・コーリング」に見えるくらいには回復しましたですよ? いあいあ。


 さて、テスト期間を無事(?)攻略し、通常ミッションおんりーに復帰しました。他の人たちが私がやるはずだった分をかなり片づけておいてくれたのと、私自身が早朝からちょっとずつ攻めていったおかげで、まったり農閑期モード。のはずが、復帰翌日、ボスのところに内線がかかってくる。別ミッション場のビッグボスからである。いつも突然無理難題を吹っかけてくるビッグボスとは別人です。何やら打ち合わせしてるっぽい雰囲気の後、ボスが私のところにやってきて、「ちょっと手伝ってほしいということですが、大丈夫ですよね?」「はえ? 期間は? いつからですか?」「さあ、もう少しスケジュールを確認してからまたかけてくるということでしたから。もしかするとすぐにかかってくるかも」そういうことになった。ちょいと離れたところにある別ミッション場(テスト会場とはまた別)に行ってみて、よく分からないうちに仕事を押しつけられる。話を聞いてみて、現場で指示出してる人が、あんまし内容を分かっていないこと、現場責任者が今どっかに行ってることが判明。だいいち最初の説明で「ゴールもコースも分からんがとにかく42.195キロ走れといわれてるようなもの」という例えはいかがなものか。何故か下っ端のはずの私がビッグボスと打ち合わせをして「何をやれば一番労力が少なくすむか」「今やってる作業の大目的−中目的−小目的を把握する」という点から情報をひねくり出す。んで、周りの人にその旨通訳する。いやホント、通訳って感じで。つまるところ、分かっている人は分かっているので言葉を必要としていないし、分かってない人は分かってないので言葉を必要としている。前者が後者に伝える言葉が存在しないか、分かりにくいのである。システムの人とかプログラムの人とかに多い気がしますがねえ。説明して指示出すくらいなら、自分でやった方が手っ取り早いというやから。そうした人種にひたすら質問をぶつけ、「ケースバイケース」のケースを集め、ルールを抽出して、さらにそのルールからいろんなケースを逆に導き出しつつ、それを分かりやすく説明するのが私の技なのですな。まあ考えてみりゃ、これいつも↓の方でやってる創作話と根本のやり方一緒っすね。演繹と帰納、ケースを作って、フィードバックして、ケースを作って、という。42.195キロ走り出したのはいいけど、フォームがおかしいとかペースがおかしい人とか単におかしい人とかがいっぱいいて、その人らにちょこちょこ走りながらコーチングするのがミッション内容のひとつですかねえ。


 そんなこんなで、金曜日、別々ミッション場で作業をして、時折顔を出すビッグボスとやりとり。他にその場所を訪れた人のうち4人くらいから、「何でここにもいるんですか!」と驚かれる。ここに「も」って何よ? 「いや、だってどこにでもいるし」同時多発オレ様な状態。そんな中、ビッグボスに「あ、連休明け、早朝からやっていいですかね」というと、ぎらりと目を光らせ、「連休中はどうですか?」と食いつかれる。うわっ、地雷踏んだっ!?。「来れるかどうか分かりませんねえ」「できれば来ていただきたいんですけど。ここは連休中毎日やってますので」必死に防衛戦をやって、「月火の二日くらい、昼過ぎあたりまで、できれば」という線になる。うひー。翌日、気が変わったので早朝の土曜日別々ミッション場でお仕事する。必死こいてあらかた自分の分を終わらせる。これで連休がちょっとは取れる、はず。


 ようやく取れた3連休。珍しく連休ですな。危うくシングル連休どころか休みなしになるところでしたが。その3連休、めちゃめちゃ規則正しくだらける。6時起床→7時過ぎまでお散歩→水飲む→ネットやる、ゲームやる、本やる→早めのお昼御飯→ひたすらお昼寝→夕方になったので1時間くらいお散歩→シャワー→晩御飯→ネットやる、ゲームやる、本やる→寝る。を3回。


 暖かいというか暑いというか局地的に30度越えた(北海道とか私の部屋とか)とかそんな感じですが、のんびり散歩するにはいい感じです。脳が煮えそうになりますがね。そんな中見かけたものなどいくつかつらつらと。その1。道の真ん中で小学生くらいの兄弟がキャッチボールをやっていました。バトミントンのシャトルで。いや、ぽとんぽとんと落ちまくってキャッチじゃないですからそれ。その2。芝生のそこそこにお庭があるお家の前を通りかかったところ、そこを自転車で走り回る四人くらいの子どもたち。それを見回る保護者。チャリの練習でもしれるのかと思ったらさにあらず。サッカーボール蹴ってました。いや何そのポロもどき。つーか危ないっつーの。その3。車がガンガン走ってる道の歩道をてくてく。前方からちょっと足下の怪しいオヤジが歩いてきてまして。トートツに手をぱちんと叩き、にやつきながらいきなり車道とを隔ててる植え込みをジャンプ一番飛び越えた。繰り返すが結構車走ってますよ。オヤジ、着地して両手を広げ、くりんと一回転。私の位置から、いきなり目の前にオヤジが飛び出してきて青ざめて急ブレーキ踏んでる黒いスポーツカーのにーちゃんがよく見えました。オヤジは連発する急ブレーキの中、くるんくるんとダンサーのように回転しながら車道を突っ切り、対岸の歩道に再びジャンプして(植え込み越えて)入り、回転するたびに見えるにやつき顔そのままで、嬉しそうにお弁当屋さんに駆け込んでいきました。ちなみに交番まで徒歩15秒くらいの位置でございました。危うく事故の目撃者になるところでした。脳が煮えてる人にはなりたくないと思いました、まる……という話を書いて後、よくよくその場所を検分してみたところ、オヤジが駆け込んでいったのはどうもお弁当屋さんではなくドラッグストアだったようで。どうやらお腹がすいたのではなく、クスリが切れかけてた模様でした。


 PSP「ニッポンのあそこで」が届いたのでやる。日本地図の上で魚釣りをするゲームである。いやー、なんつーか、パートナーであるところの宇宙ネズミのナビッチュがなかなかかわいいやつよ。UFOのコックピットで寝こけたり、砂場にダイビングしたり、チーズ食ったり、変なコメントしたりする姿を見ていると結構楽しい。あとUFOで地図上をふらふら漂ってるだけでもなかなかいい感じ。前に「大神」をプレイしたときは走らせてるだけで楽しく爽快だったのだが、「ニッポンのあそこで」はまったりした感じですな。ただ、メインのひとつである魚釣りが単調。この調査ギョがいろんな地図上の情報を持ってるんですが、釣り上げて吐き出させた後は、例えば東大寺なら東大寺がマップに表示されるようになる、だけ。自分が何を釣ってきたのかという履歴が残るわけでもないし、有名どころ以外は説明がない。うむう。他に日本各地を回っていると、調査ギョのやたらいるところとほとんどいないところがわりにくっきり。東京、奈良、京都あたりは特にスゴいことになってます。まあしばらく釣りやって、ふらふらさまよって、まったりやるのがこのゲームのスタイルかのう。ひとつ、いや二つ、大変残念なことがあった。GPSなしで現在位置が把握できるシステムが入っているのだけれど、どうやらこれはLANの電波だかを使うらしい。電波がどうも届かなかった私の部屋はニッポンのどこにあるのか分かりません。もひとつは、遊覧モードで拡大して地元をふらふらしていたのです。神社、コンビニ、ガソリンスタンドとかまで表示されてるんですが、あれ? いくつか間違いを見つける。角三つとかそういうレベルで違う位置に表示されてる食べ物屋とか。なぜ? 結構長いことやってる店なんですけど。今日もすぐそばをお散歩してきたんですけど。まあ地図として用いるのはちょっと、という内容なのかもしれないなあ。


 ↑というようなことをGWの空き時間にちょっと書いてみたのだけど、さらに進めてみるとちまちまやってるの楽しいっすわ、これ。今私のナビッチュは「サングラス」「アロハシャツとレイ」「男の下駄」でどっかのチンピラコスプレをしてます。ホントは「虎徹な刀」とか装備したいところですがアイテム枠は「男の下駄」だしなあ。ルーレットによる釣りですが、ルーレットの速度がギョの進む方向と逆にアナログスティック入れると遅くなります。ここがキモでして。速度を落としてルーレット狙ってるときに突然ギョが方向を変えるとエラいことに。稚ギョはなかなか方向を変えないんですが、大物になるほど頻繁に暴れやがります。この辺りが前パラグラフ書いたときはよく分かってなかったんですな。実はミッションをこなしてレベルを上げていくことでようやく登場するギョもいるのです。「見習い」クラスから三段階くらいアップして「カカリ長」になり、ようやく通常で大物が見えるようになりました。それまで白い□(=稚ギョ)と赤い□(=ターゲットギョ)、黄色い□(=お金ギョ)だけだったんですが、いきなり青(=良品ギョ?)、緑(=県内達成度が上がる名物ギョ)が表示ですよ。でミッション「お茶の間の支配者」でのこと。メディアの調査を命じられて東京他で6ギョ釣ることに。ガイドで表示されるターゲットギョの場所が4箇所だったので、多分ダブって存在してる場所があるんだなあととりあえず東京都港区? 行ってみたら、赤□が三つくらいあったのでこれだこれだと釣る。結構手強い。NHKとフジテレビを釣りました。次はー、とレーダーを見ると何故か赤□がいくつもある。むう勘定が合いませんなあ。でも釣りにかかる。釣った瞬間、こいつは違うと感じる。大物の手応えですよ。フジテレビやNHKとは比べものになりません。てなわけでフジテレビとNHK合わせたくらい強力な国会議事堂釣り上げるのに地獄を見ました。もうこれが暴れる暴れる。ルーレットは一度止まったマスは「ダメージ」(UFOがダメージを受ける)に切り替わり、「ヒット」(ギョにダメージ)をすべて盤上からなくすとルーレット全部が新しいものになるんですが、これを3回、任意のルーレットへの切り替え2回をしました。ギョの体力がべらぼうに高いので、削るのにずいぶん苦労しました。10分くらいかかって最後はお互いあと一撃で死ぬというところまで追い込まれ、最後の「ヒット」を引いて釣り上げることに。どうやら、大物は赤□で表示されるみたいです。メディア関係ないしなあ議事堂。うひー、この手の大物がまだいるんだなあ。47都道府県の大物コンプまでちまちま楽しめそうです。それに夜景の中、ギョ影がゆったり泳いでる光景はわくわくするほどファンタジックですしね。眺めてるだけでもOKよ。


 PSP北米版「GOD OF WAR CAHINS OF OLYMPUS」が届いたので早速プレイしてみんとす。話としては、「ゴッド・オブ・ウォー」の前にあたる時期らしいですな。ディスクを挿入して、ロゴがいくつか出て、タイトル画面。クレイトス先生のアップから始まる仕様はいつも通りですか。何だかナレーターがごちゃごちゃいってますが、そんなの関係ありません。何しろ、ゲーム始まって、クレイトス先生がいらっしゃる状況が、

 1.都市攻防戦、すなわちバトルの場である。
 2.出てくる味方兵はほぼ死亡フラグが立っていて、孤立無援。
 3.殴れるものは殴ってよい、むしろ殴れ

 これだけ分かっていれば十分というものです。クレイトス先生はキズ、ハゲ、ヒゲ、刺青、腰ミノのいつものスタイルで残虐ファイトするだけです。ボタン配置はいつもと大して変わらないので、いつものように。ただし緊急回避がちょっと違うようですが。ともあれ、殴って殴って殴っていると、いきなり壁をぶち破ってサイクロプスの人が出現。やあやあいつもの人ですな。今度はどんな倒され方をするのでしょう。「1」では目蓋に短剣を打ち込まれて引っ張られ、「2」では眼球に打ち込まれて引っ張られていましたっけか。今度は「電柱」と書いて「クラブ」と読ませるような武器をかついでの登場です。振り下ろされる柱を受け止めるクレイトス先生。○ボタン連打で抵抗です。どうにか押し返したところで、サイクロプスの背後から壁をもっとでっかくぶち壊して、でっかいナマモノ登場。ぱっと見、ケルベロスみたいなツラしてるそやつは、がぶりとサイクロプスに食らいつく。そのままぼたぼたパーツを落としながらサイクロプス退場(口の中へ)。ひーっ、こんな死に様はサイクロプスじゃないやい。そのまま建物に首突っ込んできたナマモノ相手にバトるクレイトス先生。吠え狂い、時々火を吐きまくってくるこいつは、やっぱり単頭のケルベロスなのかしら。がしがしダメージを入れてピヨったところに電信柱で頭をぶん殴ってやったら、きゃんきゃんと撤退していきました。あれ? あの逃げてく姿は、どうも犬っぽくないですよ。首だけしか見えてなかったのでようやく分かったのですが、尻尾の形とか足の付き方とか身体のくねらせ方とか、トカゲみたいです。火吐いてたし、ドラゴンの一種でしょうか。どっか逃げちゃったので、多分後でまたバトることになるんだろうなあと思いつつ進んでいると、ペルシアンヒゲオヤジが喧嘩を売ってきやがりました。これまたボコボコにしてやると一転卑屈に命乞いをしてきます。もちろん無視してトドメを刺すクレイトス先生。しかも他ではあんまり見ない方法です。中身満載の宝箱で顔面連打にて撲殺。その後お色気シーンなどを交えつつ、二度くらい犬トカゲと戦うハメに。遠くの城壁にへばりついたまま火の玉飛ばしてくるのでバリスタぶっ放してダメージ入れるとかもありましたが、ようよう決着。倒した後、ナレーションをぽけーっと聞いてて、はたと気づく。何だか途中でやたらBASILISKという単語が出てきてたんですが、もしかして今殺したのがバジリスクか!? いや、ごつい鉄の首輪してたり、尻尾に輪がはまってたりと脱走したペットみたいなやつで、火の球を飛ばす、床を舐めるように広がる火を吐く、炎を吹き付けるといろいろやってたし、毒持ってるようでもなかったので、よもやバジリスクとは思わなんだ。いやマジで。その後、空から光の球が降ってきてどっかに落ちるとか、変な霧が湧いてくるとかいうシーンが続き、別ステージへ。はて、ヘリオスがどうのといっているが何のことよ、てかヘリオスの神殿に進んでるんですが。しばらく記憶をまさぐって、ヘリオスが御者だと思い出す。そうそう御者だよ御者。馬車に太陽乗せて走ってるやつだ。あとモルフェウスがどうのともいっておったなあ。モルフェウス、モルフェウス……Mなオルフェウス? いや違うわ。あれだ、夢の神? モルヒネの由来ですな。眠りの神ヒュプノスの息子。これまでの情報を頭の中でテキトーにこね上げてみんとす。何だか分からないがヘリオスが墜落した→ヘリオスがどっかに捕まったかしている→モルフェウスが霧を出して救出妨害中→このままだと世界がヤバイ→どうにかしろクレイトス。ということを突然しゃべり出したアテナの像がいっていた(そういうシーンがあった)のだと決めつける。クレイトス先生はむちゃむちゃ嫌がってましたが。「いつになったら解放されるのだ!」とかいってるし。そんなこんなで話を進めていき、蛇女の首を引っこ抜き、ミノタウロスの角頭突きを食らったり、サイクロプスの目に短剣叩き込んだ挙げ句に柄を踏みつけたりするクレイトス先生。途中冥界だかそんな雰囲気の世界に入り込み、ガレー船に遭遇。乗ってみたら、金色の仮面かぶった変なジジイ登場。セリフを単語と雰囲気で理解するに、「ワレ、こっから先は冥界やで。って、ワレ、まだ生きとるやんけ! こっから先は行けんで。とっとと自分の道を行きなはれ」何だ、逃がしてくれるかどっか届けてくれるのか、と思ったら、仮面の下でにやりと笑うジジイ。いきなり大鎌振りかざして襲いかかってきやがりました。「とりあえず死んどけや、ワレ!」トートツにバトることになるwithカロン。ああ、やっぱりこいつカロンなんですな。冥界の河ステュクスの渡し守。てか、ガレー船で登場するカロンとはまったく予想外でしたが。このカロン、大鎌による通常攻撃の範囲がえらい広い。クレイトス先生の通常攻撃は連撃がウリなんですが、コンボ入りだすと途端にテレポートして逃げる。距離を置いたところで光の球を三つ出して、一発ずつ叩き込んできやがります。強ぇぞ、ジジイ。途中で入手してたヘリオスの楯だかで光の球を打ち返したり、地道に通常攻撃で削ったりして、ようやく半分以下に(クレイトス先生も似たような状態)。ところが今度は高いところに逃げやがりました。しばらく待ったけれど、攻撃をしてくるわけでもなし、降りてくるわけでもなし。乗ってるとこを支えてる柱を折れといってますか。とたとた接近したら、いきなり避けようもないめちゃめちゃな範囲攻撃を食らい、生命力の残り半分が消し飛び、クレイトス先生ぶっ倒れる。くーっ。これは柱を折るじゃなくて、飛び道具でカロンを狙撃すべきだったか。次は頑張るぞう。などと対抗策を考えていて、妙なことに気づいた。「YOU ARE DEAD」がなかなか出ない。フリーズでもしたか? むう、と唸っていたら画面が切り替わり、カロンに頭を鷲掴みにされて持ち上げられるクレイトス先生。そのまま船縁まで運ばれる。「自分の道を行ったれや」と船の外にぼとん。こんなシーンがあるってことは……カロン、倒せないな? あの攻撃は避けられないな? 画面暗転して、次は壁に鎖で両腕縛られて吊されてるクレイトス先生。シーン名に「タルタロス」とか出てるってことは、冥界のさらに下ですか(オリュンポスの神々が旧世代のティターン神族を封印したとこだし)。ボタンかちかちやって鎖をぶっち切り解放される先生。ライフはほとんどありません。さてどうしたものかとうろうろしてると、周辺に同じように捕らえられてる人々が。近づいても話しかけることもできず、試しに攻撃してみるとあっさり消滅。回復玉を出します。おのれの回復のため、囚人を次々に抹殺することに。以下まだプレイしてないので続くかも。


 上記のようにまだ途中なんですが、もう十分なくらい堪能しまくってます。いや、これマジ面白いっす。驚いたことにここまでやってまだトータル時間が3時間ないって何だろう。ネット評価で「短い」というのが結構出てたっぽいですが、実際もう終わりが近いかなという状態でございます。だって、生命力ゲージも魔法ゲージもほぼ最大に成長してますし。でも私としては、「短い」とは感じないなあ。濃密だし。残虐シーンとかもありますが、そりゃそういうものだし。北米版でも推奨年齢みたいなもん書いてありますよ。「17+」って。ええとパッケージの裏には、「Blood and Gore/Intense Violence/Nudity/Sexual Content」……ええと、日本語に訳すなら「血が出ます、どばどば出ます/マジでバイオレンスです/ハダカも出ます/性的なものあります」というところですか。それにしてもこれ、フツーのゲームコーナーに輸入盤として置いてたTSUTAYAはどうかと思うがどうよ? もしかしたら年齢についての表示があったのかもしれず私が見落としてただけという気もしますが。それはさておき。血が出るとか残虐シーンなんてのはこのゲームでは瑣末なことでありまして、ぶっちゃけやってていろいろ面白い。ゲームとして見た「GWCO」は、たしかに「1」や「2」にあった演出の巧みさがちゃんとありました。前述のバジリスク登場シーンもそうだし、バジリスクとのラストバトルも、広いトコに出て、いかにも来るな来るなというシーンを作り上げて、満を持して始まるし。モルフェウスの霧が登場すると、出てくる敵が霧に操られてるらしく、殴ると傷ついたとこから霧が噴き出すし、戦士系は中身が空っぽらしく、霧を吹き出す鎧をばらばらに引き裂くような攻撃もできます。この霧、周辺にたっぷりあるときは触れるとダメージ受けることもありますし、クレイトスの進行を妨害してるんですが、火にはどうも弱いらしく。藁載せた荷車に火を点けて突破するクレイトス先生。こうしたシーンは、例えば霧が一気になくなって道ができるのではなく、ちゃんと荷車の周辺だけ、霧がすーっと引いていくのです。うわあ、かっちょええ。こうした演出面が他のゲームに比べると格段に優れてる感じなのですな。これは「1」でも「2」でも同様だったわけで、それ味わうだけでも2000円の価値はありましたな。まんぞくまんぞく。日本版がどのくらい規制がかかるか比べる楽しみもあるし(←出たら買うつもりでいるなわし)。早く出ないかなあ日本版。


 そんなゲーム日和の中、暇みてちまちま書いてたDSとPSPに関する話を載せてみる。

 DSとPSPのユーザーとなり、しばらくいじってみて分かったのだけれど、前にも書いた気がしないでもないが、DSとPSPの単純なスペックの違いを見てみれば、圧倒的にPSPが高い。比べるならば、スーパーファミコンとPSの差くらい? なので、ネットのソフト批評などを見ると、このような傾向がある。

 1:DSのソフトに対して、「DSだから仕方のないことなのだろうが」「DSでここまでやれば」などといった微妙にネガティブ発言。
 2:DSのソフトに対して、「何故PSPで出さないでDSで出すのか理解に苦しむ」等の批評が結構ある。
 3:PSPのソフトに対して、「携帯機でここまでやれれば」等の発言。
 4:PSPのソフトに対して、「何故据置機(PS2とかPS3とか)で出さないでPSPで出すのか?」等の発言。

 つまるところスペック面から見ればDS<PSP<据置機といった評価がなされている。まあ実際にいじってみた感触からいっても妥当なところであろう。もっとも、ソフトの面白さとスペックの高低はまったく別問題ではあるのだが。

 表示や音源等のスペック以外での違いは、ソフトがカートリッジ式かディスク式かということが挙げられるだろう。ゲームをやらない人にはいまひとつピンと来ないかもしれないが、ちと古い人には「スーパーファミコンとPSの違い」で分かられることではないかと思う。新しい人には「HDに録画した映画を観るのとDVDを突っ込んで映画を観る違い」といえば分かりやすいかも。カートリッジ式の場合、バッテリーバックアップという形で、データをカートリッジそのものに記録する。この形態は、ディスクに比べると読み込みと記録が圧倒的に早い。逆にディスク式はレンズが動き、ディスク上のデータを探し、読み込み、という動作が入り、なかなか起動しないし、読み込みオンリーなので書き込みができない。そのため、ディスク式は外部に別の記憶媒体を必要としている。すなわち、PSがそうだったようにメモリーカードがいる。DSがさくさく起動し、お手軽にプレイできるのはこのあたりの事情であり、PSPはハードそのものの起動にも時間がかかります。じゃあ、カートリッジの完全ひとり勝ちかというとそうでもなく、別の側面が存在しておりまする。

 読み込み・書き込み以外の要素では、記憶容量が出てきます。現在DSのカートリッジはネットで調べてみたら、最大で128メガくらい? つまりCD−Rよりデータが少ないわけです。てことは、ファミコンがそうであったように大きく容量を使う部分はワリを食らうことが多くなる。たとえば、「太鼓の達人」というリズムに合わせてボタンを押すゲームがありますが、キモは音楽なわけです。でも音とか映像は容量を食います。なので、「太鼓の達人DS」はステレオではなく、モノラルです。他にもムービーの画質が劣っていたりするのもこの辺の事情ですかね。ディスク式はというと、ファミコンの時代に出てきたPCエンジン(CD-ROM式)のウリがボイスと動画だったように、そうした面でデータを突っ込むことができます。PSPはUMD式であり、ちょっと調べてませんが、ぶっちゃけ映画のUMDも販売されているので、ギガ単位はいけそうです。こうした面の差を埋めるためには、DSとしてはカートリッジの容量を増やす方向になるのかなあというところですかね。そうすると、ソフトの値段に上乗せされることになりそうですが。PSPの方では、データの記録を外部に頼ってるので読み込み等が遅いのですが、外部記憶装置そのものの容量がアホみたいにでっかくなってきているので、ソフトのデータの一部をHD使うように外部記憶装置に一度記録させて、読み込みを早くするという試みも行われていますし、UMDを複数枚入れ替えて使用するゲームもすでに存在しています。ただ、容量が増えればゲームが面白くなるかというとこれまた別問題で、この辺歴史は繰り返すというか何というか。なので、DSとしては、いかに容量を食わずに勝負できるものを作るかということでして。

 マーケッティング面を考えますと、カートリッジ式はいわゆる「石」(←IC)を使うため、大量にそれも一時期にカートリッジが売れまくった場合、「石」不足により品切れが起こるという現象が過去何度も起こっています。だったら「石」がある時期にどかどか作りだめしておけばいいかというとそういうこともできず、逆に作りすぎて処理できなかった場合余剰在庫となります。ディスク式の場合、データを焼きこむ形になり、カートリッジと比較すれば「石」がいらず、ソフトを商品の形にするのに時間がほとんどかかりません。何百枚、何千枚という規模でもさほど時間なく対応できるので(マニュアル等の印刷は別でしょうが)、カートリッジのように作り置きをして余剰在庫ができる危険がありません。本のように増刷がかかったら、とっととディスク焼けばいい話でして、その辺りがショップや問屋さんにとってはカートリッジ式より扱いやすいかなと。同じ理由で、ソフト会社の納期締め切りがかなりギリギリまで大丈夫というのもプログラマーなどには嬉しいでしょうか。最終的な形になるのがギリギリになることがあるので、たまに事前に印刷されてるマニュアルと仕様が違ってたりすることもあります。

 他に、DSは二画面で、下画面はタッチパネルという特徴があります。これはPSPにない部分でございまして、今までのハードでもなかった機能なので、これをうまいこと使ったゲームは面白いものになっています。逆に使いこなせてない、「別にタッチパネルじゃなくてもいいじゃん」「ボタンでも操作可能じゃないのは不便」といったものもまた多いわけですが。ペンでメモをするようなこともできるし、視覚的にも分かりやすいし、受け入れやすいんでしょうか。「脳トレ」系のソフトが当たったということもあるんでしょうが、間口の広いゲームが多いですね。あんましゲームをしない人、昔やってたけどしばらくご無沙汰だった人(←こういう人の回帰が多いらしい)がユーザーであることも頷けます。縦置きにしてプレイしているとシステム手帳か電子手帳という感じがするし、辞書ソフトや会話用ソフトもあるんで実用性はそこそこあるわけですね。私が持ってる黒い皮カバーつけると、まんまシステム手帳の外見になります。ゲーム専用機のようにはあんまし見えません。なのでゲームに抵抗がある人も入りやすいのかな。そうした一般ユーザー層を考えると、上で述べたDS<PSPといったスペック的な問題はDSオンリーユーザーはさほど問題にしてないような気もします。ネットでのPSP優良評価は、PSPとDSを所有するもう少しゲームをやり込む層から出てるっぽいものなので。

 PSPはというと、DSのように新しい仕組み、という感じではなくて、これまでのゲームの延長、という気が強くする。そのため長らくPSP独自の路線なソフトが出てこなくて苦戦していたようですな。事実、DSとPSPを単純な台数比較すれば圧倒的にDSだったわけだし。「モンハン2nd」がミリオンを記録したり、みょーなゲームが出始めたりして、ようやくPSP陣営が整ってきた感じですね。先に出した「ニッポンのあそこで」や「パタポン」や「勇者のくせになまいきだ。」とかとか。任天堂に押されてたPSが「ファイナルファンタジー」だけじゃなくて「パラッパラッパー」とか出してきた時代を思い出します。もっともドラクエの新作はDSで出ますがね。

 あと、これは実際いじってみないと絶対分からないことだと思う要素がありまして。ハードの頑丈さというかボタン部の押し具合について。PSPの方が脆弱な気がします。前回だったか「塊魂」のときに操作キャラである王子が右に右に動くというのは書きました。今回は「GW」やって、○ボタンの引っかかりがかなり弱いことに気づきました。「GW」では宝箱の前で○ボタン長押しすると開けてくれるんですが、ボタン押してるつもりで途中で押しが切れてることになかなか気づかないことがしばしば。激しいゲームをアナログスティック使ってやってるとへし折れそうで怖いです。というか、ネットでは「モンハン」をやったPSPはオークションで価格暴落するらしいですな(スティックが痛んでるため)。実際へし折れたとかいう話も聞きますし、何も「モンハン」に限らず「魔界村」で折れたとかのいう話もありました(どっちもカプコンですか)。そこまで行かずとも、両側に力がかかる気がして、横長の機体で熱心にプレイしてると、真ん中から本体が割れそうな危機感があります。もちろんソニーに修理依頼すれば壊れても何とかなるんですがねえ(さすがに真っ二つになればどうかと思いますが)。PS2などの据置型と違ってコントローラー別売りってわけじゃないし、スティックとか交換するためにバラしたら修理保証が切れますしねえ。USBの穴があるんだから、コントローラーとか出ないもんすかねえ。そんでワンセグ見るための固定パーツ(別売り)で動かないように押さえてプレイするっす。ってそこまでやったら携帯機でも何でもないような気もしますが。一方のDSはっていうと、すんごく安定感があります。横幅がそんなにないせいもありますが、ぎゅっと中身が詰まってる感じで、ボタン押してても壊れそうなんて思ったことがありません。任天堂のマシンは安定感があるなあ。こうした面では圧倒的にDSの方が優れてる気がします。ただし唯一の弱点はタッチ画面ですか。ここ柔そうだし痛めそうだし。

 何となく思いついたことをつらつら書いてみましたが、結局のところ、やっぱり一長一短であって、どちらが面白いとか優れてるとかじゃなくて、どちらにも面白いゲーム、つまらぬゲームがあるということだけですかねえ。ユーザーとしては刺激のある、手持ちのハードで面白いゲームができればそれでいいのですけれど。


 ところで世の中には取扱説明書というものがある。上のDSとPSPの話とは一切関係ない。「天野景の取扱説明書」ができたので載せてみる。


天野景さんをご使用する際には以下のことに気を付けて下さい。
・ごくまれに、電波の影響を受け誤動作することがありますが、仕様です。
・お手入れの際、必ずアルコールの使用量をお守り下さい。動作がおかしくなる原因になります。
・長時間の動作を想定していませんので、業務用として使用しないで下さい。
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また、天野景さんを以下の場所でご使用にならないよう気を付けて下さい。
・デパート
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天野景さんが故障かな?と思われる場合は以下のことを試してみて下さい。
黙って少し様子をみて下さい。

それでも天野景さんが正常に動作しない場合は。
多分、しばらくすれば直ります。


 わはは。字が大きくなってるのは私の仕業ですが、作成元は「取扱説明書メーカー」でございます。以前ここの「たりないもの占い」も楽しんだんですが、「取扱説明書メーカー」も楽しいっす。名前入れるだけなんで、やってみるべし。ちなみに例によって「天野 景」とスペースを空けてみると、こうなる。


天野 景さんをご使用する際には以下のことに気を付けて下さい。
・男性を近づけてはいけません。
模倣品にご注意下さい。
オリジナルはこちらではありません。
・お手入れの際、必ずアルコールの使用量をお守り下さい。動作がおかしくなる原因になります。
装飾部や表面の塗装を外すと凄くがっかりするかもしれませんが、仕様です。
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また、天野 景さんを以下の場所でご使用にならないよう気を付けて下さい。
色々なところ
・犬小屋
・天野 景さんの家
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天野 景さんが故障かな?と思われる場合は以下のことを試してみて下さい。
ハンマーで、側頭部を優しく撫でましょう。

それでも天野 景さんが正常に動作しない場合は。
クマのぬいぐるみと交換を致しますので、当社までご連絡下さい。


 これ、おもろい。さらに調子に乗って本名だと「まれに暴言が発生することがありますが、仕様です」とか出てくるし。とりあえず笑えるジョークサイトです。


 別々ミッション場では、パートの人たちが多いためか、結構おやつが休憩時間に回されてくる。こないだ「コパン」の袋が回ってきまして、以前「バターソルト味」は食べたことがあって、あれはあれでおいしかったのですが、今回は「メープルシュガー味」でした。このお菓子、さくさくして結構いけますな。いくつかもらってさくさくと。それからミッションに戻り、パソ睨んで考え事したり。時々みょーに甘い匂いがするんで気になってたんですがね。隣の席にコパンが置いてあったままなので、それかと思い、ミッションを続けていましたが、しばらくして原因が判明。考え事しているとき時折唇を触るんだ私。で、そのとき甘い匂いがする……って私の指がめえぷる風味ですかよ!? くんくんと嗅いでみるとたしかにめえぷる。迷わずめえぷる。うぐう、ハンカチで拭ったくらいじゃ取れなかったらしい。手を洗いに行きました。


 そんなミッション場、私はまだだいぶ余裕のある立場にいるんですが、修羅場ってる人は相当修羅場ってる模様でして。もうそりゃあ42.195キロが倍率ドン、さらに倍、でコースがオール泥沼みたいな。んでもそろそろチェックポイントとかの位置がちゃんと決まり遭難で、もとい決まりそうなんで、私も忙しくなるかなあというところです。また夏の暑さがよく分からない夏になるのかなあ、朝暑くないうちに出て昼は外に一歩も出ず夜厚さが引いた頃に帰るみたいな。


 とりあえず、いつものやつを。



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 第33回。そろそろ設定編も終わりに近づいてきたかなあと思いつつ、帝国編の残りを。


 前回出たいくつかの設定を生かしつつ、帝国の拡張戦争の展開を続けてみる。「山の上」を襲撃することによって、帝国はロウハ国のペガサスナイト部隊への対抗手段を得たわけですね。だったら、単純にそれで喧嘩吹っかければいいかというとさにあらず。ロウハとの同盟国であるゴンドワ国をどうするかという問題があります。なんとなーく、強い国というイメージがあるわけですよ、ゴンドワ。出てくると帝国側としては面倒なことになる。


 となれば、ゴンドワが出てこない、あるいは力を発揮できない状況を作り上げて、各個撃破という形に持っていきたいところ。とすれば、でかい国だけにいきなり喧嘩吹っかけるわけにもいかないので、じわじわと内部の腐敗を進行させる形ですか。元々腐敗が進みつつあるという設定が前回出ているので、これを加速させる毒を盛ればよろしい。つまり、「蛇の舌」はこちらで生かせましょう。ロウハよりもこちらにした方が楽しそうだ。えーと、何のことか分からない人は無視するか、『指輪』を読んでくださりませ。操り主としては、やっぱり男爵にご登場願いますか。別に白くはありませんが。


 これでゴンドワが出てこない、あるいは動きが鈍いという状況を整え、ロウハ戦ですな。ペガサスナイツを引っ張り出す形でいっきに殲滅。そのまま勢いでロウハ占領でしょうか。残党が手強そうですけど、まあ何となるでしょう。


 いろいろと考えると、例えばロウハの王子あたりが女装して紛れ込み逃亡してるとかありそうですなあ。


 ロウハの蹴りがついたところで、あるいは完全併合が成る前に、ゴンドワがようやく介入という形で行きましょうか。でないと、ゴンドワを撃破するきっかけがなかなかつかめなくなりそうです。練れてないゴンドワ軍を撃破するものの、国力の差からなかなか決着が着かずということで。


 それから徐々に毒が回り始め、ゴンドワ陥落。王は行方不明。執政の息子辺りが国外に落ち延びて、という流れ。


 その後、ロウハ領、ゴンドワ領を食らった帝国は大国となり、さらに周辺へと手を伸ばして、いくつかを滅ぼして大陸制覇へと動いていくことになります。が、その行く手にレジスタンスが立ちはだかります。中心になったのは辺境泊ですが、ゴンドワ執政の息子とかロウハの王子とかが入っていると盛り上がるでしょう。あるいは完全に別勢力として、連携したりしながら、帝国を相手取るとか。


 今まで出てきた話からすると、辺境泊の騎馬隊に破れ、じりじりと帝国は後退していき、最終的に小国になっていくのですなあ。途中で皇帝死んでるみたいだし。


 後半はかなりモチーフを『指輪』から持ってきてますが、この辺りはどうにでもいじれるかなあというところ。


 今回は短いですが、この辺りで。次回から、ちょっと作品にする場合を考えていきたいなあと思います。




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 そういや北方謙三の「水滸伝」文庫版が揃ったなあと思い出し、本棚のあちこちから掘り出してみる。20冊って結構な量ですよ? てことで積ん読本20冊削るキャンペーン開始。ちょっと入ったが、やっぱり面白いっすよこれ。単行本は途中からリアルタイムで読んでたので、結構ぶつ切りになっちゃってたんですが、文庫でまとめて読めばだいぶ違うのだと思いまする。と、とりあえず20冊、どうにかしよう。




 購入した本:
  パトリシア・ブリッグズ『裏切りの月に抱かれて』、六塚光『レンズと悪魔Z』、冴木忍『ドラモンド家の花嫁1』、北方謙三編著『替天行道』

 読了した本:
  西尾維新『零崎双識の人間試験』『零崎軋識の人間ノック』、と学会著『と学会年鑑AQUA』、J・M・スコット『人魚とビスケット』、冴木忍『ドラモンド家の花嫁1』、岡本タクヤ『千の剣の舞う空に』



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