下旬。
前回こんなことを書いた。いつもの花屋の話。
なんてことを書いて、UPした翌朝くらいに「苗一本どれでも50円」とかなってたらどうしましょう。どうもしませんが。
で前回のを掲載した翌日とか見てみましたよいつもの花屋。すると
立看板どころか苗もひとつもなくなってた。うわっ。どうしよう。どうもしませんが(上記の通り)。翌々日、いつも通りに苗も看板も復活。ううむ、びっくり。
敵ながら見事よ(敵じゃねえ)。
さて前回はちゃんと更新日予定日に更新しようと思っていたのです。ちゃあんと早めにミッションを終わらせるべく準備万端。なところへ別ミッション場から内線。「あ、手伝ってもらいたいんですよ」「あれ、でも前聞いてたところじゃ24日からですよね」「夜は23日から。
昼は今日、今から」「はあ?」通常ミッションを強制終了して、手伝いに行くことになる。しかも夜はその日から。
アポ入れたたまえよアポ。
別ミッション場に行って分かったこと。
1.新型機の導入が5月に迫っている。
2.新型機のうち一機の組立が完了し、技術者たちがやってきて調整を行っている。
3.従来機のバトルも同時並行。
4.従来機で衆人環視の中で首がぽっきり行くという悲惨な事故があった。
5.ミッション職員に不幸があった。
6.↑の穴を埋めるため複雑怪奇なコンバートが行われ、ただでさえ少ない人員が足りなくなった。
というわけで
とーとつに新型のテスト期間に突入する私。オペレーターやらプログラマーやらよく分かんない人たちがいて、その人たちとやり取りしながらテストをこなしていくのです。
新型は従来機より遙かにコンパクトながら2~3倍ほどの速度を誇っており、慣れない速度領域に身体がついていかず、へばりまくる。座席に腰を下ろすこともなく、いうなれば
ガンダムではなくGガンダムな状態。足がへたる。目がしぱしばする。指がすり減る。時折中断して感想を述べたり疑問点を挙げたりレクチャーを受けたりする。んでまたテスト。その繰り返し。しかも昨今愛用の目薬を紛失したせいで、よけいしんどい。支給品のエネルギーが切れかけた状態で何とか帰宅。晩御飯の残りで私用に取ってあったとおぼしきすき焼きを発見するも食べる気力もなし。「旬な話。」の原稿を手直しもほとんどせずネットにUPし、エネルギー切れで倒れる。1日目終了。ちなみにその日の夕飯(支給品)。
チロルチョコ(いちごもち味)……1個
黒胡椒せんべい……半枚
アーモンドチョコ……1粒
ウーロン茶……たっぷり
22日(火)。聞けば
GW前半もフツーに何事もなかったようにテスト期間だと知る。しかも私組み込まれてるし。早朝から通常ミッション、それから別ミッションに移行し、技術者たちが来てからテストに入る。上に提出するためのテスト項目が終わってから、今度は技術者用のサンプリングをひたすら。技術連中は大阪から来ているらしいが、
初日ひとりいたマスク・ド・技術者が二日目に二人になる。マスク・ド・プログラマー参戦。気候が合わないのか空気が合わないのか風邪か花粉症かはたまた
大阪では卍丸ルックが流行中なのか。人間は順応するナマモノのようで、多少新型機の速度に慣れる。すると従来機の動きが止まってみえてくる。スバラシイ。
23~25日。
マスク・ドな人たちは4人で止まる。ミッション場復帰してきた人と商談する。内容:「モンスターハンターG」買いません? いやPSP版をやってるわけで、PS2版やりそうもないし、その人ヤリ込み系好きだし。交渉の結果、
中古のコントローラーを付ける条件で1300円。何でも□ボタンと△ボタンがいかれて(「無双」のやりすぎ)、Rボタンが死んでる(「エースコンバット」だろう)らしい。私、新品のコントローラー持ってるし、こないだまで使ってたやつを売ることに。これでちょっと取り戻した気分になる。あと、それとはまったく関係ないが別ミッション場のおトイレにトイレットペーパーがダンボール箱に詰められておいてあるのです。ダンボールには「
ハイクオリティペーパー」の文字。トイレットペーパーの形容としてはいい感じですな。もっとも、そのすぐそばに「
A4 500枚」とか書いてあるので諸々台無しですが。縦横二個ずつちょうどいいサイズらしい。
26日(土)。諸々の事情によりテストはお休み。代わりに従来機を使ってがしがし別ミッションをこなしまくる。こなしまくった結果、夕方にはどうにかミッション場を出ることに成功。街へふらふらと本を求めて歩く。本日の目的はラッキーの『宿縁の矢』と葵せきな『生徒会の二心』どちらも楽しみにしていた続刊である。ことに後者は他の同時発売のものは買ったのだがこれだけ売ってなかったので街で探索なのです。結果、ラッキー本は無事購入。『生徒会の二心』は発見できず。てか前作『生徒会の一存』のときも結構探しまくったような気がする。今回『一存』は春用帯に変化してたくさん出てるのに最新刊がねえ。どこにもねえ。熊本に上陸してないんじゃないかという疑惑も。TSUTAYAのゲームコーナーで
PSP北米版「ゴッド・オブ・ウォー」が輸入販売されてるのを見つける。説明やセリフは全部英語ですという注意書きのとこに小さく
海外版の買い取りはしてないぜというのが書いてある。買い取らないものを売ってやがる。5000円くらいで気持ちは動くが踏みとどまる。帰宅途中ドラッグストアに立ち寄る。入口に虫取り網とか虫かごなどが並んでの見ると夏も近いですなあ。それにしても
昆虫ゼリーというのはカブトムシ味とかカマキリの卵入りとか新食感なのですかな。あ、あと、
一緒にデカい水鉄砲が売ってあるのはアレで昆虫を撃墜しろということか。ともあれ目薬を新たに購入してちょっと楽になる。
26日(土)夜。帰宅してから、
どういうわけか2つあるPSP用「僕の私の塊魂」(←前回参照)のうち、UMDの殻に傷がついてる方を試してみることにする。キレイな方は売るのです。セルです。傷の方もディスクは問題なさげなのでよし。それにしても
王様は相変わらずです。王様一家が南野氏までバカンスして、大きなネズミと遭遇。何でもネズミがいた島が津波で沈んだとか記憶喪失だとか。もうそりゃプレイヤーにはバレバレですな。
津波って王様のバタフライが原因です。てことでいつもの「塊魂」なんですが、ひとつ重大な違いが。オリジナルであるPS2版は基本的に二本のアナログスティックで操作します。↑↑と入力すれば塊を王子が前へ転がす。↓↓だとバックするし、↑↓で右へ、↓↑で左へ、というキャタピラ的操作なので分かりやすい。さてPSPですが、アナログスティックが左に一本しかないせいでしょうか。
何をトチ狂ったか十字キーと四つボタンで塊転がしです。うん、
なんちゅーか、指が痛い。しかもケータイ機のせいですかね、ボタンが変に入ってます。具体的にはどうしたことか王子、まっすぐ行ってるつもりが右へ右へ。十字キーの上と同時に軽く右を押してるっぽい。ほら、あれですよ。目隠しして歩かせるとまっすぐのつもりでもだんだん曲がっちゃうあれな感じ。正直、連続でやるのはキツいかもしれない。
「塊魂」ってWiiで出したら面白いと思うのだが。
27日(日)。『生徒会の二心』を探しに出発。予定としては帰りに中古屋でブツをうっぱらい、隣町図書館で本を借りると。「塊魂」はどこも1500円くらいが高値、メインであるところの「無双OROCHI魔王再臨」は4000~4500円というところ。4500円の場所は記憶しているのでそこに行くのです。そのつもりだったのですが、本屋に行く途中
信号待ちしてて、ふと横見たら中古屋で5000円買い取りだったので迷わず突っ込む。その系列の店は店舗によって買い取りが違っているらしい(別店舗が4500円だった)。別店舗の会員証は持っているが、店舗で違うからなあ。表示を見ると買い取りは身分証だけでもいいということだったので免許証持ってゴー。免許のコピー取ってもらってる間にリュックをまさぐる。……あれ? 「すいません、
原付に置いてきたみたいなんで取ってきます」とてとて、ぱたん、ごそごそ。……あれ? 「すすすすいません。
家に忘れてきたみたいなんでまた今度。う、うーん、すいません会員証だけ作ります」と訳の分からぬアホウな展開。まあ火曜が祝日なんでミッション早めに終わらせて寄るかと思う。その後某レンタルもやってる店で『生徒会の二心』を発見する。このところ新入社員だか新しいアルバイトだかがいる店が多いわけですが、応対してくれたレジのおねーちゃんがぎこちない。いつものコンボで「カバーお願いします」「あ、はい、かしこまりました」「ポイントの値引きはいらないです」「あ、はい」「袋も入りません」「あ、はいありがとうございます」「
ブックカバーはごりよ、あ、すいません」ごにょごにょと。
途中で気づいただけマシだと思います。こないだ別の大店で1万円ちょいだして
お釣り9000円のところ「お返しは5000、6000、7000、8000、9000、10000、あれ?」という応対をされたりしたこともあるんで。まっとうにお金の受け渡しをして、
カバーかけた本を袋にいれて手渡される。っておい。しかも
文庫2冊買って、大判雑誌用の袋。がばがば。非エコ非エコ。駐輪場でDVDレンタルの情報が出てるのを眺める。しばらく前に去年のが貼りっぱなしになってたとこですが、今年の2月3月くらいにまで進んでます。ほっとする。ふと隣を見たら、
CDリリースが2007年6月。あんまし変わってなかった。本の入荷はいいんだけどなあこの店。その後隣町図書館に行った。本を借りる。小路幸也の『スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン』のリクエストもする。よし。ロビーで
小学生くらいの四人集団がPSPで「モンスターハンター」らしきものをやっていた。時期的にはこないだ出た「2ndG」でしょうか。楽しそうでした、まる
28日(月)。通常ミッション→追加ミッション→テスト→サンプリングのいつもの流れ。マスク・ド技術者の終焉。
卍丸ブームは去ったらしい。
29日(火)。ミッションを夕方に終わらせてミッション場を出る。先日の店に立ち寄り、こないだの店員さんに買い取り査定をしてもらう。
「OROCHI魔王再臨」+「僕の私の塊魂」のコンボで6500円。「塊魂」の方は1500円だったので前回の損失はほぼ埋め、プラマイゼロ。「OROCHI」は調べてみたら5444円で買ったと判明したので、
5000円の買い取りでマイナス444円。ただし初版特典の変なボールペンが手元に残ったこととかネタにしたこととか考えるとむしろプラス。古人がいったように
あれもネタ、これもネタ、一寸のクソゲーからも五分のネタなのです。ほくほく。
30日(水)。ミッション場に技術連以外の人が少なく、というか、時間帯によっては私ひとりが延々テスト。やっぱりへばる。試験期間も終わりに近いせいか、多少気の緩みがあったようです。
一瞬の油断から多重巻き込み事故が2度も発生。一件は刑事さん私がやりました、な状態なんですが、もうひとつは別の人が犯人。いずれも経過は同じようなもので。きっかけになった
巻き込み事故を手動操作で回避しようとして、それから緊急停止ボタンを押そうとするものの、
従来機とは緊急停止ボタンの位置がまったく違っているため、とっさの動きができず、その間
動きの速い新型機は次々に巻き込み事故を重ねていった次第。ミッション場の
作業台に寝かされたそれをみんなして切ったり貼ったり応急処置を施したり。確認事項として
、実戦投入までに皆緊急停止ボタンを押す訓練をしようということになる。いやはや。最初の話では本日までで
レンタル移籍は終了なんであるが、現場の人、さも当然のように翌日の予定を私にいってきかせている。いーやー、関係ないですからっ。とっとと帰ることに。通常ミッションの方が量たまってそうで怖いなあ。どうなってるんだろう。
結構遅くなったりする日々なんですが、夜、原付で道を走ったり、回り道したりしてると、とあるお店の前を通りかかった。どんな店とか何の店であるかなどと野暮なことはいわない。
2月下旬辺りで話題になったような気もする店である。まあ何も情報がないとアレかもしれないのでちょっとヒントを。「
白髪白ヒゲ白服のじっちゃんの人形が立ってる店」とでもいっておこうか。かつて私が遭遇したにーちゃんずが「ヤバイ」といっていたお店であることを思い出し、とろとろ走りながら、ふと店の中を眺めた。夜だし中がよく見えます。カウンターで
こけし顔の女性店員が無表情で客の応対をしてました。
何か怖っ。翌日の夜、またしても通りがかったので覗いてみる。
うつむきがちで上目遣いでロカビリーなもみあげのにーちゃん店員がにこりともせず客の応対をしていました。うわ、
これも何か怖っ。てゆーか、ロカビリーはもみあげの形容じゃないだろうという気もしますが雰囲気で。さらに別の日。たまたま通りがかったのでふらりと眺めてみると、今度は今度で
ミスター・スポック似のにーちゃんが完全に斜めを向いて人造顔で客に対応していた。最初から最後まで移動する私の視点からスポックの左半分が見えなかったので、ホントに斜めになってたんだろうなあ。
これはこれで怖っ。別の日通りがかるとドライブスルーに結構車が入ってましたが、まあ、直接注文するときの顔合わせる時間が違うからかなあ。入店して買う気がしないぞ、ヤバイぞあの店、といつぞやのにーちゃんと同じ感想を持つ。
朝から晩までミッション場にいたせいでよく分からなかったのですが、何だかいつの間にか暖かくなってきましたねえというか、暑いっちゅーねん。夜25度近くまで上がる私の部屋。こないだ
昼間川の上数メートルを歩いていたところ、すーっと流れに乗って大きな魚が下ってくるのを発見。川面までちょっと距離があったので(←間に橋があった)、きらきら光水面近くを通る魚を眺めていたのです。気持ちよさそうでござんすよ。まあ
問題は魚が白い腹を見せてて、流れに乗るというより流れてる状態だったことでしょうか。って死んでるやん魚、何があった魚。そんな魚の川流れな初夏。
どうやら世間的にはGWに突入してるらしいですなあ。あんまし私には関係ない感じで。
テスト疲れがだいぶ残っているのです。あと、
どっちかってえとGWつったら、「GOD OF WAR」なんですが。いやあ、
ついついヤフオクで北米版落札しちゃいました。送料込みで2000円。そろそろ届く頃なんで、GW後半はGWで遊ぶのだ。遊べるといいなあ。「モンハン」もやりたいんですが、クエストひとつ出るのに30分とかまとまってかかるので、なかなかテスト期間はやれないのでした。ちょほほ。
ちょいとそろそろ力尽きそうなんで今回この辺りで。もっともいつものやつはちゃんと書いてたのがありますんで最後に載せますが。
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第32回。もちっと帝国の状況を詰めておくことにした。何となく。
今回は「山の上の族」襲撃編。まあこれまでも書いてきた設定であるが、きっかけは今のところ人間側「山の下の族」の炭アゴルが裏切り、帝国を引き込んだことだった。
帝国、ことに実行者であるソウルン男爵の狙いは何であったか。「山の上」持つ貴金属の類の話が出てきているが、それだけではない。では何の要素があったのか。アゴルの話では、男爵は「山の下」を統治、それをもって交易の独占を測ろうとしたというのが出てくる。
そのアゴルは、ひとりで「山の下」に戻ってきたわけではありませんでした。旦那、ご存知なんでしょう。かの男爵、かの先帝陛下のご友人がともにいらっしゃったのです。男爵は初め、「山の下」を治めて、牛頭どもとの交易を一手に握ろうとしていたのです。グ。それを可能にしたのがアゴル、それに拍車を掛けたのが「貴きもの」でした。つまるところ、グ、牛頭どもは貴重な石をたくさん持っていると思われたわけで。しかも、「山の下」はその一人前と認められた分しか「貴きもの」をもらえませんでした。商品としては扱ってなかったんです。
こうした
一度出てきた設定をそのまま飲み込んで覆すテクニックで行ってみませう。上記の話はあくまで酔っぱらいの言葉である。男爵が実際何を考えていたかなんて細かいことまで知っているとも限らない(知ってたかもしれないが)。
これまで帝国と絡めてきた設定から、実はひとつ導き出すことができる。すなわち、帝国の
男爵が求めていたのは、「山の上」が用いる翼あるもの獲得のための物質である。すなわち、これまで散々ミノ粒子と呼ばれてきたアレ、ペガさんたちの空中歩行を抑制させる手段である。
A26-1:帝国がのしがった流れはミノタウロスの部族をいくつか屈服させたことに始まっている。
A26-2:帝国はミノタウロス族から「ミノ粒子」を大量に入手することに成功した。
A26-3:帝国にはペガサスナイトがほとんどいなかった。
A26-4:帝国は敵方のペガサスナイトを「ミノ粒子」にて撃破しまくる。
なんてことが書いてあるわけで。この設定作ったすぐ上ではすでにペガサスナイトは戦場の華ではなくなってるとか書いてありますが、そこはそれ、どうにかしましょう。
まず帝国としては、自分たちがほとんど持っていないペガサスナイトを擁する敵がいたわけですな。拡張政策を進める上で、この敵が邪魔であるなら? けれどまともに戦っては勝てない難敵だったら?
てことで敵国発生。これまでのこと(何?)を踏まえて
仮に敵国をロウハ国とでもします。ロウハ国はペガサスナイトを大量に持っています。しかも戦場の華としてはメインじゃなくなった時代に。彼らはペガサスナイトを有効に使い、なおかつ彼らにとってペガサスはなくてはならないものなのです。とフィードバックしていったところで、理由を考えてみる。ペガサスが有効に活用でき、なおかつ歩兵メインの帝国が苦戦するような状況。起伏が多い地勢ですかね。もちろん大平原などでもいいんですが、その場合はペガサスの長所は機動力になりますね。ただ歩兵の短所が表に出てこないので。そっからさらにロウハは山がちの国であるとする。何でそんなとこでペガサスが大量に取れるかっていったら、
設定2-9:「ペガサスの墓場」は窪地で内側は断崖絶壁。
なんてことを絡めてみたり。こんなんがあって、ペガサスの生息地が国内にあるという感じで。また山地ということから、実際は「霧の山」すなわちミノタウロスたちがいた山脈とつながってる場所だったりもします。この辺りで帝国にとっては近い距離にあるということになりますし、ミノたちに伝わる神話ではペガサスが山を越えて逃げるというシーンがありますんで、そこら辺もつながるかな。
また非常にどーでもよろしい連想から、ロウハの同盟国発生。仮に名をゴンドワ国としておきましょうか。古い王国で、かつて大陸半ばを征したジエスタ大王にも屈しなかったということでどうでしょうでも腐敗が進みつつあります。帝国はロウハを相手にするならゴンドワが出てくることも警戒しなくてはならず、大変面倒な状況です。
さてこんな状況にあって、ロウハの誇るペガサスナイト軍を葬り去る秘密兵器を入手できるとしたら? ミノタウロスはほとんど閉鎖的な部族で、ミノ粒子についての情報も広まっていません。独占できれば、最初の戦闘で大打撃を与えることにつながりかねません。
そのため、
男爵の目的は、「ミノ粒子の入手あるいは生産手段の確立」だったわけです。実行するためには、屈強なイメージは知られている「山の上」をまともに相手にするのは損ですな。
1)「山の下」を支配下に置き、「山の上」の情報を可能な限り引き出す。特に人数、居住地、山の地勢など。
2)「山の上」に陽動を仕掛け、戦力を居住地から引きはがす。後の憂いを断つためできれば戦力をすり減らしておく。
3)居住地の襲撃。古老の類や脅威とはならないが生産手段に関わりのあるものの捕獲。
4)「山の下」に通訳をさせ、情報等を「山の上」から引き出す。また事情を知る者たちの消去。
こんなとこでしょうか。戦力を別場所に引っ張りだしたのは、後の傭兵団形成するための伏線ですな。ある程度戦える人数が残っているのが前提なんで。また戦士ではないミノたちを捕虜として確保、同時に持ち去った角笛に関して「物語」の形で保存されている諸々の情報を引き出した、と。
なんてことを「何故男爵はミノを襲ったか」という理由を考えてでっち上げてみたり。今まで出てきた設定を組み合わせ、フィードバックしつつやっていった感じですな。だいたい当時の帝国の状況が見えてきたかなあと。あとはこれに前に出した他の大貴族たちの思惑とかを絡めてやればいいかな。
まあそんな感じで、次回はどうするかなあ。そろそろ一年経つし、締めを考えないといけないかなあという気もしますが。まあ気分次第ってことでひとつ。
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PSPは多少マニアックなゲーム、DSはパズルとか、という棲み分けが私の中でできつつある。いろいろ考えたりすることはあるけれど、その辺りはまた時間があるときにでも。
購入した本:
久保田悠羅/F.E.A.R.『約束のアンサンブル』、秋田みやび/グループSNE『新米女神の勇者たち』、マーセデス・ラッキー『宿縁の矢』、マイクル・ムアコック『秋の星々の都』、畠中恵『ゆめつげ』、葵せきな『生徒会の二心』、赤松中学『アストロノト!3』、鈴木一二三『海賊彼女』、萬屋直人『旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。』
読了した本:
久保田悠羅/F.E.A.R.『迷夢のコントラスト』『星霜のロンド』『約束のアンサンブル』、秋田みやび/グループSNE『新米女神の勇者たち』、小路幸也『東京バンドワゴン』『シー・ラブズ・ユー』、葵せきな『生徒会の一存』『生徒会の二心』