上旬。
シーズン的に夏祭りでごわす。各町とかで盛んに「○月○日夏祭り!」とか幟が翻ってたりするのです。我が町でも近くの公園で土曜日だかにやってまして。子ども御輿やら綱引きやらカラオケ大会やら子ども相撲やら。そういや昔小学校の近くに住んでたときにはその校庭でやる夏祭りには顔出してたもんですわ。最近はまったく動きませんが。ともあれ気になった放送。「老人会のかき氷、
いつもは200円のところ、今日だけ、今日だけ何と100円!」って、老人会いつもかき氷販売してるのかしら。夏祭り年に一日だけなんですが。いやいや、例年200円なんだけどってことなのかもしれませんが。
週明け、別々ミッション場でお向かいのおねーさんを話してたら夏祭りの話題になる。私が昔住んでた町の名を挙げ、「
○○町の夏祭りに行ってきましたよー。かき氷買いましたー」という。つーか、
あなた結婚して全然別のとこに住んでるでしょうに。前にもちらりと書いたような気もするが、おねーさんと私は同郷である。しかも同じ町内。私らが小学生だった頃は、小学校の校庭で夏祭りやってたわけですが(同じとき、同じ場所にいたはずだからニアミスもあったかもしれない)、今は中学校の校庭でやってるとか。そのうち高校の校庭でやってるのかもしれない。ともあれ、ローカルネタで盛り上がる。前、私らのクラスが作った銅版画とか木彫りの絵とかが校内に飾ってあったんですが、どうなったんだろうなあと思う。昨今小学校に勝手に入ることもできないので確認もできやしません。いやー、前は小学校の校庭をショートカットに使ってたりしてたんですがねえ、というとおねーさんも激しく同意する。やな時代ですなあ。
夕暮れ時にお散歩してましたところ、こんな状況で、
道
道道道道道道
道網網網
道網
道入
道口
道網
↑道網
私道網
道網
ちょっと歪んで見えるかもしれませんが気のせいなので気にしないように。道沿いに散歩してまして、↑が私の進行方向。右手にあるのは公園で、道は車線のない住宅街の道。で、公園の方から野球のボールがぽーんと飛んできまして、道をはさんだとこにある住宅の塀にぶつかって跳ね返った。折りしも前方の交差点左側から車が右折。徐行しかけたところで、どうやら前で弾むボールに気が付いたらしい。ほとんど停止。運転してた
おねーさんの気持ちが手に取るように分かりました。公園から子どもが飛び出してくんじゃねえ? ボールは公園の入口の方へ戻っていき、またこの入口ってのが軽い坂になってるもんで、弾み力を失ったボールはころころと道に戻ってくる。ええい、埒があかねっ、と私は軽く片手を挙げて車のおねーさんを制し、車道を横断。途中でボールを拾い、入口方面へ。ぴっ、とクラクションが鳴って車が走り去る。手の中にあるボールは軟球より柔らかいゴムのそれで(というか軟球もゴムだが)、はてさてボールの主はというと、ぽかんと口を半開きにした小学校低学年と思しき少年がこちらを見ていた。
拾ったボールをうらーっと示してみせると、大きいサイズのグローブを腹の辺りに上向きに構える。つかつかと歩いていってグローブに落としてもよかったのだけれど、こういうシーンではボールを放ってあげる方が喜ばれるであろう。
ほれ、と思いっ切りウインドミルしたくなる。いやいやいやそんなことしたら勢いついたぐるぐるパンチで子ども下から殴りそうですよ。ちゃんと軽く放ってあげましたともさ。んでグローブにイン。「ありがとうございました」とぺこり頭を下げる少年に「気ぃつけて遊びやー」といってお散歩続行。夏の夕暮れ。
林トモアキの『戦闘城塞マスラヲ』最新刊が売ってないので、探しに行こうかと思うお休みの日曜日。でもなあ、日曜だし、いい天気だし、車混んでそうだなあ。私は原付ですが、それでもオバカな運転する車にはウンザリするわけでして。お昼前。居間で父がごろごろしてるとこに出くわし、「テレビを点けてくれ」といわれる。点けると
高校野球で城北で熊本代表。相手は宮崎のガッコ? おお、いいタイミングですやん。
よし、と気合を入れて出かけることに。今まさに試合が始まったところを見ると、お昼過ぎくらいまでは熊本の路上人口が激減すると見ました。つまるところ移動したりするのに好都合なのです。思った通りさくさく進む大きな道を通って5つ目の本屋でようやく目的のブツを発見。ほくほくと帰宅。そういや、行く先々の本屋で高校野球の実況を耳にしたような気もします。最後に聞いたときには6−1くらいのビハインド。帰宅して父に問うてみたらさらに1点食らって負けた模様。「
まあ、いーじゃん、九州勢が勝ち残ったんだし」と熊本県民に石投げられそうな発言をする私(いや私も熊本県民ですが、多分)。
「ペルソナ4」の続きを少しプレイ。主人公たちの心の暗黒面がダンジョンの形になる展開だし、主人公たち
高校生だし、抑圧されたものが噴き出してえらいことになっちょります。最初のダンジョンである商店街はともかくとして(酒屋にしか行けないので)、旅館の娘として育てられた天城雪子の「逆ナンしたい」が表に出た「雪子姫の城」、ヤンキー高校生巽完二の裁縫とか絵とかが趣味で女性にバカにされるから男がいいという気持ちが出た
漢たちの肉弾相打つ「サウナ」、スタイルのことや自分を飾り立てることによる自己乖離に悩むアイドル久慈川りさの
ストリップ小屋「特出し劇場丸九座」とかとか。で、ダンジョンに潜るわけですが、最深部にまで行かないとタダで入口に戻れないんですな。1000円くらいのアイテム潰せば戻れますが、それももったいない話で。結局ちまちま進むことになりがち。で、やっぱり30分以上潜ってまして、結構経験値とかアイテム拾ったりしてたのです。それが、敵のハマ一発。「ペルソナ」シリーズというか「女神転生」シリーズの魔法には属性がありまして、よくある火とか氷とか風とか以外に聖と魔があるんですな。天使やら悪魔やらがぼこぼこ出てくるのでそれぞれの属性が出てるってことですが、この聖属性と魔属性、それぞれに即死呪文があります。聖なる力で魔を滅ぼす文字通りの「ハマ」系、呪いの力で相手を即死させる「ムド」系。んで、主人公が死ぬとその時点でゲームオーバーになるんですよ「ペルソナ4」(「3」もそうでしたが)。つまり、
30分以上のダンジョン探索が敵のハマ一発ですべて無駄に。大ダメージとかは仲間がかばってくれるときもあるんですが、即死系はダメなのかたまたまなのか、とにかくゲームオーバー。とりあえずやり直す気力もわかず、電源を落とす。がっくし。
「ペルソナ4」でヘコんだので、別のをプレイする。前回は「ガンダムバトルユニバース」でしたが、今回はパズルで。PSPのSIMPLE2500シリーズから「
パズルクエスト アガリアの騎士」をば。以前に実はこのゲーム、勧められてDS版をやっちょるのです。で、結構面白かったので、中古でPSP版を求めてやってみた流れ。そもそもこうした
低価格ソフトというのは、フルプライスのソフトと比べると内容的に乏しかったり、しょぼかったりするのです。パズルなどでも一品に特化してたり、フルプライスだったらミニゲームのひとつとして扱われてるようなものが商品になってたり、どっかで見たようなパチもんのゲームだったりとかするわけで、前に耳にしたところでは、
諸々の事情でソフトハウスが商品化できなかったものの権利を買い取って出してるとかなんとか。まあ諸々の事情というのは納期に間に合わなかったとか未完成のまま放置されてるとか素人が作ったとか会社が潰れたとかそんなことでしょうか。安く買い取ってるので安く販売できる商法。
元になってるゲームがよければ多少アレでも問題なかったりするわけでして、例えばRPGだと無理があるが、パズルだと遊ぶ分にはかまわない、みたいな。んで、「パズルクエスト」ですが、どうもこれ外国産のゲームのようです。システムとしては、「ズーキーパー」系というんでしょうか、盤上にパネルや石が並んでて、それをズラして揃えて消す、できたスペースには上から石がズレてきて、一番上にできたスペースには新しいのが落ちてくる。ただし、「パズルクエスト」はズラす石はひとつのみ、どれかを指定して上下左右いずれかと入れ替える形になります。で、同じのが3個以上並ぶとブレイク。
赤赤緑赤黄
青青赤青黄
とあったら、右の青を指定して左と入れ替える。
赤赤緑赤黄
青青青赤黄
で青が三つ揃って消えて、すぐ上にあったものが落ちてくる。
緑青青黄赤
赤赤緑赤黄
ので、また赤を入れ替えて、という風に進行します。……などとサンプル書いて、
実際色分けして気づいたが、最初に赤を上にズラして4つ消しですなフツー。こうしたパズルって、基本的にひとり遊びで、対戦なんかがあっても二つの盤面で同時にやって相手を妨害ということになりがちなんですが、ひとりの場合でも「PQ」の場合は敵と交互に石を動かしあう形に。舞台は中世風ファンタジー世界なのですが、主人公はアガリア国の騎士、最近ゾンビやスケルトンなどのアンデッドモンスターが出没し、オークたちが組織だった動きで暴れている状態です。その中を生き抜いていくのですが、
RPGでいう戦闘がすべてパズル、攻城戦もパズル、アイテム作成がすべてパズル、敵の捕獲もパズル、捕獲した敵から呪文を学ぶのもパズル、捕獲した敵の育成もパズル。みんなパズルです。パズルクエストなのです。基本になるのは上記のシステムですが、やることによって微妙に違います。バトル系パズルは相手とヒットポイントを削り合い、捕獲は相手によって決まったパターンで出る盤上の石をすべて消す、育成はタイムリミット制限付きバトルで、作成や学習は決められた石を決められた数以上ブレイクする形に。
ところで盤上に出てくる石ですが、だいたい7種類。土水火風に対応した緑青赤黄のマナジェム、ブレイクするとお金や経験値になるゴールドジェム、スタージェム、そしてブレイク時に相手にダメージを与えるガイコツジェム。3つ以上揃えるとブレイクなのですが、4つ以上消しだとマナジェムのワイルドカードが出現、しかもターンが移行しません。
4つ以上ブレイクが続くと手番が一向に回ってこないまま延々殴られ続けることもありえます。マナジェムをブレイクするとそれに応じたマナが入手できます(緑ジェムブレイクだと土のマナが入る)。レベルアップしてスキルを挙げると、ブレイク時に入手できるマナが増えたり、所有できるマナの最大値が増加したりします。ただし、盤上で動かせる石がなくなるとすべて石が交換され、所有したマナは敵味方すべて没収。
アイテムに関しては敵も味方も最大四種類(人型であれば頭防具、胴防具、武器、アクセサリー)まで装備ができます。アイテムは例えば「ダメージ3以上受けたときに75%の確率で1防御」とか「ダメージ3以上与えたとき敵の火のマナを0にする確率25%」とか「水のマナ6以上あれば毎ターン体力1回復」とかそんな感じの効果。
またファンタジーRPG風世界なんで、敵も味方も呪文や特技などの特殊能力を持っていて、所有マナを消費して使用可能になります。この辺りがコンボ考えたりしてると楽しい。凶悪なコンボとしては、氷の巨人の
フリーズ(盤面の赤ジェムをすべて青に変換):青に変わった時点でブレイクが始まるところが出てくる。
フロストバイト(盤面の青ジェムをすべてブレイク):青がすべてなくなって石が落下、ブレイクが始まる。
とか、サンドワームが使う、
陥没(相手の土マナの分だけ自分回復、相手の水火風マナ半減):緑マナだけがたくさん残る。
飲み込む(相手の土マナの分だけ相手にダメージ):下手すると30発くらいのダメージが入る。
なんてのはシャレにならないようなことになります。がいかにもファンタジー風な感じで楽しいといえば楽しい。
またRPG風なのでレベルアップもありまする。主人公のレベルアップでポイント割り振れるスキルって7つあるのです。地水火風の4つのスキルはレベルアップさせるとそれぞれマナ最大値の上昇、ブレイク時のワイルドカード出現率上昇、ブレイク時に得られるマナ量の増大にターンボーナス(ターン移行しない)確率の増加といったところ。他にバトルスキルがガイコツブレイク時のダメージ増大及びブレイク時のターンボーナス、ワイルドカード率の上昇。モラルスキルが体力最大値の増加とスタージェムブレイク時の以下省略。で7つ目がカニングスキル。カニング?
カニングって何だろう。としばらく考えました。カニングスキルの上昇で何が起こるか。ゴールドジェムブレイク時に得られるお金の増加、ワイルドカード、ターンボーナス率の上昇、さらに戦闘開始時及びマナ吸収後再開時における先攻はカニングスキルの高い方から。……これって
「カニング」じゃなくて日本語的には「カンニング」といった方が通りがいいんじゃありませんか。cunningって「ずる賢い」とかそういうことだし。日本語ではイメージ悪い言葉なんで使わなかったのかしら。
ともあれキャラレベルアップ時にもらえるスキルポイントには限りがあり、さらにキャラにはレベルキャップがあるので(最高でレベル99まで)、必然的にスキルの上昇にもある程度限界が出てきます、かというとさにあらず。そこで寺院。寺院は金払って建立するんですが、その寺院でさらにお金を払うと、スキルを上昇させてくれるのです。
「ウィザードリィ」の昔から寺院というのは強欲てのが定番なんですが、やっぱり結構高い。スキルひとつあげるのに都市三つか四つの一ヶ月あたりの税金クラスの寄付金がいるのです。「ウィズ」と違って失敗しないところが多少の救いですが。スキルポイント振り分けでは1ポイントで上がるスキルと3ポイントで上がるスキルという違いがあるのですが、得られるポイントに限度がある以上、1ポイントの方を割り振りで、3ポイントの方をマネーで上昇させる手ですかね。
そうしたレベルアップで結構戦えるようになったりするので工夫のしどころですな。これがまたキャラごとにレベルアップで覚える特技も異なるのです。なのでコンボとか局面展開とかがキャラごとに違うのかなあと思われる。例えばDS版で私がやってたのは戦士ですが、こやつ呪文による攻撃というよりもどう見ても相手を直接攻撃する特技を覚えていきます。マナは使うんですがね。敵を直接攻撃してダメージを与える「斧割り」とか。PSP版で使ってるのは魔術師なので火系統の攻撃呪文が多いのですが、この辺りをどう装備とかと組み合わせていくか。
最近私が使ってる戦術はというと、装備がミラーアーマー、ミラーヘルムでどちらも2以上ダメージがあると1相手にダメージ(なので合計2ポイントダメージ)、ワイトブレード(3以上ダメージを入れると相手の火マナを5減らし、水マナに変えて吸収)、大純金のリング(水マナ12以上あれば毎ターン体力3回復)を利用したもの。バトルに持っていけるのは最大6種の呪文特技+乗用モンスターの特技ですが、
烈火の滝:土水風をちょこっと消費して火を5増加、ターン移行なし。
ヘイスト:火と風消費。4つ以上ブレイク時に敵に4ダメージ。ターン移行。
ファイヤーボール:火と風を消費して標的とその周辺のジェムをブレイク、敵にダメージ8。次弾装填に2ターン。ターン移行。
灼熱:火と水を消費して、盤上の赤ジェムの数だけ体力回復。ブレイクなし、ターン移行。
応援を呼ぶ:オークロードの特技。風と水大量消費。盤上の赤と緑ジェムをすべてブレイクして、その数だけ体力回復かつブレイクした分のマナ入手。リチャージ3ターン。
リジェネ:トロールの特技。水消費。体力4回復、ターン移行なし。
デスダイブ:グリフォンの特技。火と風消費。盤上の黄ジェムの数+3のダメージ。ブレイクなし、ターン移行。
結構入手に苦労したリジェネがお役に立ちます。実際トロールと戦うときにしこたま溜めた水マナをどかどか消費してみるみる体力回復されるとてこずるし(ターン移行なしなので水マナがなくなるまで使える)。んでこのシフトだと、ワイトブレードからの水マナ供給があるので、放っておいても大純金のリングで回復、いざとなったらリジェネで回復、ヤバそうだったら灼熱でも行ける。でリジェネよりさらに苦労して手に入れた「応援を呼ぶ」なんですが、大量の風と水を使用するのです。
風マナ37って、現在の私の風マナ最大値32……って使えないじゃん! 応援こないじゃん! やむなく別のものに。この戦術だと攻撃用にファイヤーボールが基本ですが、火マナが足りなくて他のマナがある程度あるなら
烈火の滝で燃料補充して即座に発射が可能なので便利。ただし、ファイヤーボール、最大9個ブレイクするので、その後の展開が読みにくい(一番上に出現する石が分からないので)ため、敵に有利になったりもします。とりあえずこのシフトでは火の攻撃呪文を持った敵にはかなり強い(攻撃しまくれば敵に火のマナが溜まらないので)、堅い敵に関しては普通に殴るのと並行して、相手に殴らせる→ミラーで殴り返す(1ポイントずつなのでダメージ減にならない)→減った分はリング等で回復、というサイクルで。ミラー装備だと相手が体力回復手段を持たない場合
体力を2に追い込んだ時点で「お前はもう死んでいる」状態(殴っても殴られてもその時点で勝利なので)。ただし相性悪い敵も当然いるわけで、特にやっかいなのは前述のサンドワームみたいなやつ。緑マナを消費する術がほとんどこちらにはないので、回復が追いつかないくらいダメージを食らいまくることに。あわわ。
まあそんな感じで。基本的に攻撃はガイコツより呪文を利用。序盤は水マナを入手する方向で体力の回復手段を確保(青ジェムブレイクでもいいし、敵にダメージでもいい)。そっから殴り殴られでごー。盤面が膠着してきたら、動けなくて全マナ没シュートを避けるためにいきなりファイヤーボール。最初はリチャージ不要ダメージオンリーターン移行のファイヤーボルトをちまちま使ってましたが(毎ターン使えるので)、これダメージが4+火マナ÷8(切り捨て)で、火マナの上限が今30ちょいなので最大でもファイヤーボールの8程度。ううむ。そこで。
乗用モンスターをウルフからグリフォンに切り替え。ウルフは敵のスキルを8ターン半減させる「遠吠え」と開始時に水マナプラスの能力をくれるのですが、攻撃力強化のためグリフォン。「デスダイブ」は黄ジェムの数だけダメージですが、リチャージ不要だし、風マナがこれまで結構ダブついてたし、ファイヤーボールのように盤面を動かさないので連続して安定したダメージを与えることが多いのでいい感じです。これで「応援」があればなあ。なんてことを書いてますが、その後、重点的に上げた風スキルのおかげで応援も来るように。「
応援を呼ぶ」めちゃめちゃ強いですよ。ブレイクしまくりで一気に戦況がひっくり返ることもあります。使用時には限りなく風と水マナが0に近くなるんですが、ブレイクすると回復するし、その後ファイヤーボールやデスダイブにつなげることもできますしね。
などといってたら、一組もブレイクしないことが起こって、うぎー。使い方結構難しいかもこれ。ううむ。今結構欲しいのはミノタウロスの「チャージ」ですか(スキル名称違う恐れあり)。一列丸々ブレイクしてジェム効果入手。ガイコツも砕けるのでいいかも。とりあえずクエストモードで1匹、パズルモードで2匹を撃破したので捕獲資格はゲット。捕獲はクエストモードでしかできないので、
あとはどっか道端に落ちてるミノタウロスを拾うだけなんですが、まだいやしねえ。いや拾った後で特技を覚えなければならんのですが。
コンピュータRPGでは古くは「ウィザードリィ」の昔から、呪文の無効化というものが存在しております。主に敵にくっついてる能力で、「呪文の無効化25%」といった形で表現されます。分かりにくいかもしれないので、もちっと具体的にいいますと、ダメージを100受ける呪文を食らったときに75ですむ、わけではありません。4回に1回はそもそもダメージを受けない、ということでございます(25%で呪文を打ち消す)。
「ウィザードリィ」のボスキャラであるワードナーは呪文の無効化75%でしたが、逆にいえば
4回に1回は呪文素通しなので、出会い頭でぶっ放したティルトウェイトがまともに入っておとものバンパイアどももろとも即死してくれたりということもありましたっけ(バンパイアも無効化能力少しあるんですが)。ちなみにこのときのワードナー戦、
2ターン目にしてバンパイアロードVS冒険者6人の袋叩きに移行しました。バンパイアロードだけ呪文消しやがったんですが、こおうした能力は「そもそも魔法が効かない、効きにくい」といった存在を表現するためのものでして。たいていこういう存在って物理攻撃も効かないことが多いのでやっかいだったり。日本だと、「まったく効かない」か「効いてもダメージを減らす」「通常はまったく効かないが一定条件下では通る」といったことの方が馴染みがあるような気もしますねえ。その辺り日本とあちらさんとの違いでしょうか。あるいはそうしたものは、「D&D」や「ウィズ」のアーマークラス(AC)にも表現されてる気がします。ACは鎧などを着用したりすることによって下がり、ACが低いと「敵の攻撃が当たりにくい」状態になる、当たらない=ダメージ0とされていますが、実際のところそうじゃなくて。ACって重い鎧つけても、忍者がレベルアップしたり素っ裸になったりしても下がるんですね。だとすると「敵の攻撃が当たりにくい」ではなくて、正確にいうと「ダメージが通らない」が近いかと。日本だと「当たりにくい」というのは何となく理解しやすく、「敵の攻撃をかわす」という剣豪とか活劇とかそうしたイメージがあります。が、殴られて、「効かぬわーっ!」というのもダメージが通らないというのではあるわけで。ACはそのどちらも表現してるかと。つまり忍者がACが低くなるのは敵の攻撃がそもそも当たりにくいからだし、戦士がゴツい鎧着けてACが低くなるのは当たってもダメージが通らないからであると。まあこうした複合的なシステムはイメージが涌きにくいのか、今では「100ダメージ、防御力50の鎧のおかげで50で済んだ」というのと身軽な戦士が「当たらぬわーっ」とひらりひらりてな場面が描き分けられたりするようですが。
閑話休題。ええと「パズルクエスト」においても、敵が呪文の無効化能力持ってるやつがおるんすわ。例えば火の精霊は火のマナの呪文33%無効です。だったら火よりも風メインな「デスダイブ」はいいかってえと、打ち消しまくりやがります。どころかこちらの体力を回復させる灼熱とかまで消しやがる。どうやらその場で使われた火のマナを消費する呪文すべてに対して(
敵限定)効果を発揮するようで。やっかいきわまりないです。打ち消されると即座にターン移行するし、マナは減るし。
おちおち体力回復も攻撃もできません。実際私が今使ってる呪文で火を使わないのって水のみのリジェネだけだし。
ところで、DS版とPSP版の違いは何かってえと。
DSはフルタッチオペレーション。そりゃあもう、オープニングから画面タッチでしか反応しやがりません。パズルも石をタッチで選んでスライドする形。こちらの方がPSPよりも「動かしてる」感覚が強い一方で、呪文選んだりするのもタッチなので面倒な上、呪文とパズル画面がフルタッチの関係上で下画面にあるので全体的に小さい。例によって説明書も読まずに始めたので
何故クラゲをブレイクするとダメージ食らわせるのかPSP版でガイコツだと判明するまで分かりませんでした。あとパズルでしばらく放置しておくとブレイク可能なジェムがひとつだけ点滅してくれるのでいちいち探さなくてもよい。PSP版の方はというと、DSより画面がデカいのでジェムに模様が入ってるのがよく見えたりしてキレい。選択キャラもDSよりずっと多いし。ただしパズル面でのヒントはないので「マナ没シュート」になってないならどっかにブレイクできるとこがあるってんで目を皿のようにして探さねばなりません。あと
ブレイクの連鎖が始まるとエフェクトが大きいので煙とか光とかの向こうで何が起こってるのかさっぱり分からなくなります。連鎖が終わってみないと盤面がどう変わったのかすら分かりません。それからデバッグしたのかこれというようなロード時の音飛び。延々音が飛びます。時々フリーズします。直訳誤訳誤植が多いです。
フリーズなどは鬼のようなオートセーブがやたら入るのであんまし問題にはなりません(ただしその間音が飛びまくる)。実際戦闘開始前、戦闘終了後、ゲーム開始時、ゲーム離脱時すべてオートセーブ入るし。欠点やら何やらに目をつぶって私の好みはPSP版といったところですが、PSP版やる前はDSでも十分に楽しめたので、オススメかと。ただし、モノがアレンジされてるとはいえ同じ系統のパズルなのでアホみたいにやってると飽きちゃうかも。
ゲーム雑誌のパラ見をしていたところ、E3(←エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ。毎年アメリカで開かれるゲームの国際見本市)の記事に「
ゴッド・オブ・ウォー3」の話が。や、
北米版は年末商戦辺りに投入されるそうで。
プラットホームはPS3かー。前は「PS2ソフトが使えぬ廉価PS3など買えぬわっ」といってましたが、昨今事情が変わりまして。いや薄型PS2買ったんで、別にPS3でPS2ソフトできなくてもいいかなー(おい)。日本版「GOW3」が出てから考えますかね。んー、でも北米版か。北米版でもプレイできないことはないわけで、それはすでにPSP版で証明してるからなあ。何しろ、
1.
クレイトス先生は怒ってる。
2.
殴れるものは殴ってよい。
3.殴れないものは無視してよい。
4.ボタン表示が出たらとりあえず従ってみる。
5.
ストーリーなんてただの飾りですよ。
6.緑が生命力、青が魔法、赤が経験値。
7.光ってるのをどうにかすればどうにかなる。
これだけ分かってれば、説明書読まなくてもなんとかなりますよ。実際のとこ、「GOW2」もPSP版も説明書読んでないし(後者は英語だったからですが)。どーするかなー「3」……その前に「2」をどうにかせにゃならんですな。日記によれば
川上稔も「2」を始めるようなので、それに合わせて再開するか(←「1」も同じ時期だったので)。
前回
原付のタイヤの空気漏れについて書きました。空気が少ないとタイヤがズレてカーブとかで一気に漏れる可能性があるからということでした。
パンクじゃないよといわれてしぶしぶ翌日納得したのですが。前言撤回。
パンクしてました。一週間かけてちまちま空気が抜けまして。さすがに我慢ならず、多少滑り出した後輪に気遣いながら別のバイク屋へ。何だかドでかい倉庫みたいなバイク屋だったんですが、看板に各メーカーのロゴが書いてあったので、まあ対応してくれるだろうと。するすると入っていくと、外の作業場みたいなところでカブを眺めてるおっさんの姿。なんちゅーか、私、そのおっさんを客だと思ったんですわ。近所のおっさんだと。原付停車して、目が合ってしばし沈黙。「ええと、お店の人ですかね?」とようやく切り出す。おっさん、「はい、そうですよ。どうしました?」わっ、お店の人なんだ。
小汚い長袖ポロ系シャツ、小汚いジャージズボン、全体的に少なくなってる髪の毛はぼさぼさになっていて。まあ、あれですわ。
クリストファー・ロイド。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドク。
何故このおっさんは小汚い白衣を着てないのだろうと不思議に思うくらい。ドクに前回のことを含めて説明。タイヤを触るドク。「一週間でこれだけ減るならパンクの可能性が高いですねえ」と水試し用のプラケースを持ってきて、何だか苦労してタイヤの下に入れる。普通、こうしたものを入れるときって、原付の後輪を持ち上げて動かすような気もしますが、原付動かさずに箱を突っ込む。んで、先端に引き金のついたホースを引いてきて、
水どばーっ。どばーっ。どばーっ。どばーっ。どばーっ。タイヤ半分水没。っておっさん、水入れすぎ。水溢れてるがな。それからぐるりとタイヤを一周。横で眺めていたが空気が漏れてない。二周。三周でようやく発見。側面に小さなキズがあって、そっから漏れてやがりました。なるほどねー。それにしても横のパンクか。原付のチューブレスタイヤって、横のパンク修理しにくいのよねえ。何度かパンクしたことあるけど、たいていタイヤ交換になったし。案の定、ドクにそうしたことを説明される。修理はできるかもしれないが、ゴムそのものが薄いのですぐに無駄になるかもしれないし、やってみないと分からない。ううむ、一年くらいそのままだし、だいぶ磨り減ってきてるし、ここはいっちょ換えるとするか。という前に値段を聞いてみる。パンク修理なら2000円くらい、交換なら6500円ぽっきり。横パンクなら修理してもヤバいかもしれんし、磨耗を考えるとそもそも近々交換しなくてはならない。財布の中身を確認して、「交換、すぐできます?」「できますよ」「じゃあお願いします」そういうことになった。ドクは濡れた作業場(水出しすぎ)に這いつくばり、レンチ使ってマフラー、オイルキャップを外し、後輪を外す。
なんとなーく、手が震えてたりしたのは見なかったことにする。それからタイヤをぶら下げて奥へ。外の作業場と奥は元々半透明であったろうビニールシートで区切られている。元々、というのは汚れすぎて透明度がおそろしく低くなっているためである。中で人が動いてるっぽいのは分かるが、詳細不明といった透明度。それから10分ほど経過。ええと、ドク出てこないんですが。タイヤどうなったんだ? ビニールシートの奥に人の気配がなくなってる。できますといったが
実はタイヤのストックがなかったとか、奥で同系統の新車のタイヤバラして流用しようとしてるとか。奥でつながってるとおぼしきずらりとバイクやら原付が並んだ展示場の方に行ってみるが人影がない。てか、ドク以外の人を見てない。それから原付のとこへ戻ってシートの奥をうかがうと、ドクが低い位置で何かごそごそとやってる模様。うーむ、この場面、どっかで見たことあるなあと首を傾げる。あっ、分かりました。「日本昔話」で道に迷って泊まった家、ふと目が覚めると
隣の部屋で住人が包丁研いでます、気づかれて「みーたーなー」と山婆に追い掛けられますみたいな。た、多分、ホイールからタイヤ部分を取り外してるのかと。15分くらい経過して、ようやくシートの向こうからドク登場。
片手に生首ぶら下げるような感じでタイヤを持ち、そのまま展示場内に設置された階段をゆっくり上がっていく。二階は下から覗けないようになってますが、おそらく倉庫になってるんでしょうな。やがて新品っぽいタイヤを持って下りてくるドク。目測では、タイヤずいぶん細いんですが、サイズ合ってんでしょうか。いや、空気入れるか怪しいガスを入れると膨らんでちょうどよくなる、と、思いたい。再びシートの奥に消えて15分。ようやくドクが表の作業場に帰還。タイヤがホイールにはまってますが、ホイールの枠の方が大きいですよ? まだほのかに濡れたままの作業場に這いつくばり、ドクはタイヤを取り付けた。
そのとき、異音がっ。ドクははっ、と顔を上げ、私ににんまりとしてみせた。「すいませんねえ。皆配達に出てまして」と胸ポケットからケータイを取り出し会話開始。もしや、先刻からこのおっさん電話の応対に追われていたのではあるまいか? どうやらこのときの相手は店員だったようで長々と指示を出す。ようやく電話が終わると、ドクはもう一度謝り、タイヤに空気を入れた。ぽん、と軽い音とともにタイヤがぴたりとはまる。ううむ、やはりあのサイズでよかったのですな。
作業を頼んで30分ちょい。震える手でようやくタイヤの交換が終わった。金を私い、領収書をもらい、ヘルメットをかぶった私にドクが囁いた。「
実はこのボタンは自爆装置なんですが、非常時以外には押さないように」という調子で、「新しいタイヤはズレたりしやすいので、直線は問題ないですがカーブはしばらく慎重に走って下さい。新車のときのようにお願いします」何故そんな口調で秘密めかしていわれるのかよく分からなかったが頷いて帰宅。6500円払ったので、途中のコンビニでお金を下ろし、途中の本屋で電撃文庫とかを買って帰る。
あ、ちなみに前回のバイク屋でパンクが見つからなかったことに関する補足。理由のひとつは
店主の先入観。理由のふたつめは店主の調査方法によるもの。前者は私の説明に対して「パンクじゃなくて空気の漏れ」と判断してそれに基づいて対応したこと。後者は、
ドクのようなタイヤ沈めての水試しではなく節約のため目視でキズを探し、疑わしい箇所にスプレーを吹き付けて漏れてないか調査する方式のため。つまり側面に関してはまったく調査されなかったわけで。以前からその調査方法については疑問視していたのだが(「他にパンクしてるとこがあったらどうするんだろう?」)、まあ一番家から近いとこにあるんで緊急時に重宝していたのである。これでますます信用できなくなるなあ。
しばらく前からネタにしてる
主任袋。その後。私の机に置いてある共有お菓子袋なわけですが、
最近利用者のマナーがますます悪くなってきました。飲み終えたペットボトル、食べたお菓子の袋やくずなどが平然と散らばってる状態。んで、食べるだけ食べて補充には関与しない上の人たち。現地人(近くの机の人たち)にとっても
だんだん迷惑になってきましたので、撤去することに。だって私ほとんど食べなくなってきたし、食い荒らされるので隣近所の人たちは自分の引き出しに自分の持ってきたやつは入れてて、その都度取り出して配ったりしてるし、つまるところ利用してるのは現地以外の人たちメイン。そんなわけで長らく愛用してきた主任袋(乾燥剤しか入ってない)を
ふん縛ってゴミ袋へ。ところが翌日。
三つに袋が増殖してました。うぎー。ちゃんと片付けたりマナー守ってくれればいいんですがねえ。
三つの主任袋のうちひとつに入ってたのが、
かのコパン。しかも「メイプルシュガー味」です。隣のSEの人が眺めていたので、「
それにはコパンの呪いがかかっているのです」と仰々しく告げる。「呪い?」「さよう。
それを食べると……どこからともなくめえぷるしろっぷな臭いが漂ってくるのです。いつでもどこでも」「そ、そんなことが……!」そんで食べてみて、しばらくミッションやってたSEの人、暑くて扇子使ってたらこちらを向き、「
こ、コパンの呪いは本当にあったんだ……!」どうやら扇子を持った指→扇子にあおがれ→めえぷるな臭い直撃というコンボだったらしい。しかも風上に口を開いたままのコパンの袋。「これはたまらん」と私に袋を押し付けて、手を洗いに行く
SEの人。やむなく私はその袋を反対側のプログラマーの方へ。途端に呪いにあてられてプログラマーの悲鳴「うわ、止めてくださいよ」が。プログラマー、コパンの袋の口を厳重に幾重にも折りたたんだ上にゼムクリップを複数使ってがっちり止め、主任袋に押し込めてその口もぐるぐると縛り付けた上で、別の人の机に放り投げてコパンの呪い回避。いや、
どんだけ強烈なんですかコパンの呪い。。そんなこんなで、翌日コパンは抹殺されてましたが、代わりにデカいお煎餅のスチール箱が登場。よしってんでSEの人と相談の上、主任袋に新たに入ってたチョコとか飴とかをスチール箱に流し込む。その上で蓋を閉じる。これでちょっと手を突っ込んで、という動作に歯止めがかかるでしょう。かくして
主任袋は主任カンにクラスチェンジをしたのでした。ところで、
前回のミネラル塩飴の影響でしょうか。塩キャラメルだけが延々と残り続けてますがどうしたものか。
内閣府の調査によれば、
水道水を直接飲む人って4割いないそうです。他の人は、ミネラルウォーター買ったり、浄水器つけたり、煮沸したりしてるらしい。
私、フツーに飲んでますなあ。外で買うとお茶代とかもバカになんないんでペットボトルに水入れて持ってって飲んでますよ。凍らせたりしてるバージョンもありますがね。あと夏場は麦茶メインですが、麦茶は凍らせると溶け方に波が出てくる(水だけが最初に溶けていくっぽい)ので凍らせるのは水だなあ。不満もないし。幸せなことなんでしょうな、これって。
とりあえず明日もまた水飲んでがんばろー。
購入した本:
宮崎柊羽『神様ゲーム7』、柳田真坂樹『若獅子の戦賦−雷鳴山編』、栗本薫『豹頭王の苦悩』、成田良悟『ヴぁんぷ!W』、電撃文庫記念企画『まい・いまじね〜しょん』、榊涼介『ガンパレード・マーチ 九州奪還3』
読了した本:
川端裕人『夏のロケット』『リスクテイカー』、柳田真坂樹『若獅子の戦賦−雷鳴山編』