中旬。
朝起きるとき、右足を軽く振り上げます。振り下ろす反動でひょっこり起き上がるのです。それがこないだ
何故か左足を上げまして。下ろした瞬間目が覚めました。
つつつ攣ったーっ。起き上がるどころかのた打ち回るような、そんな朝。
別々ミッション場で、12日金曜日。ミッション上、ヘルプで入ってる上官に問いました。「土日、出られます? 私は出なくてはいかんような感じなんですけど」上官応えて曰く「うーん、月曜は来なくちゃならんようなんですけどねえ」いったい何をいってるんだこの人は、と首を捻りながら、土日も出ることを確認。家に帰ってカレンダー見てようやく気づきました。
月曜、祝日じゃん。私、
マジでフツーに平日だと思ってたので、月曜はフツーに出るつもりでしたよ。いや、うっかりうっかり。そんなこんなで土日月フツーにミッション。うぎゅう。
その土曜日。朝から原付を走らせていて、全行程の4/5を過ぎたあたりで気づいた。
首から身分証が下がっていない。正確には身分証がぶらさがってた紐はある。記憶を即座に巻き戻す。えーと、昨日帰りがけはあった。朝も見た気がする。てことは、どっかで落とした!? IDカードとセキュリティカードを兼ねた身分証。
紛失は始末書+再発行手数料。慌てて家に電話掛けて、部屋に落っこちてないか探してもらい、同時にがーっと原付Uターンさせて戻る。土曜日でしかも車が少ない時間帯だったので反対側のチェックはわりと容易である。しばらくして電話が着信したので原付停止させて出る。家にはカードは見つからなかったようだ。15分くらい反対車線を気にしながら戻る。大きな道では中央分離帯があって向こう側は見えないのでほとんどチェックできない。その終わりでターンする。ここまで来てなかったら、もう翌日同じルートをゆっくり走っていくしかないと判断したのである。カードを落としたとしたら、車道の端である。歩道との間には植え込みがあるので、歩行者が見つけて拾うという可能性は低い。車やバイクはなおさらである。となれば、翌日まだ落ちてるのではあるまいか。がーっと走りながら、考える。昔は
半年にいっぺんくらいの割合で落ちてる財布を走行中に見つけたりしてた目の良さである。まあそのときは自転車でしたが。ともあれ、走ってる途中に、はっとなって急停止。原付から降りて発見したカードを拾い上げる。ほっとした。翌朝、猛烈な雨が降っていた。
前日に見つけられたのは日頃の行いかのう。てか、日頃の行い云々というのなら、初めから落とさないような気もしますが。
文芸部の卒業生の人イン宮崎からメールの返事が来たり電話があったりしたので、ちょいと話す。子育ての話とかもあったが、メインは今「死海文書に興味がある」ということであった。「エヴァンゲリオン」などの影響らしい。ふうむ。神話にも興味があるといっていたのでいくつか本を紹介する。子どもが多いので、図書館にも行けないようで。
宮崎大学の学生が捨ててったらしい本を拾ってきて読んでいるとか(おい)。昔、同じとこでバイトしてたときに、隆慶一郎の本を紹介したような記憶がかすかにあるなあ、と思いながら、リサーチを続ける。んで、「じゃあ、私が蓄えてて、当分読みそうにない昔の資料とか送りますよ」そんな話になる。
着払い、期限なしで。あと、何だかケータイのサイトでブログだかやってるそうで、見てくださいよとかいわれた。いわれたサイトをパソで探してみるが会員登録がいるようだ。しかもケータイのアドレスから登録。……
私のケータイ、アドレスないような気がするんですが。「しょ、招待状を送ってくれなさい」てなメールを後日、送る候補本のリストと一緒に送信する。その後返事がない。うぐう。
その次の土日もフツーにミッション予定。ここんとこ休みがないなあ。去年出た藤崎宮の
祭りにまた誘われたが、無理。体力が落ちてる今、
出たら死ぬ。誘ってくれたお友達には申し訳ないけど。来年、また呼んでくれれば行きたいなあ。そんなこんなで忙しい日々で。ろくろく本も読めてないですよ。恩田陸、図書館で借りました。畠中惠、図書館で借りました。山本幸久も北村薫も借りました。一冊も読めないまま返却しました。ぎゃおす。一番の苦痛は、
池上永一の『テンペスト』を上下揃いで借りてきて、冒頭で期限切れになったことでしょうか。う、う、う。ベッテルハイムが出てきたところだったのにー。そのベッテルハイムが出てくる『レキオス』でもちまちま読んで次の機会を待ちますか。と久々に本屋に行ったら、
来月の予定表に燦然と池上永一『シャングリ・ラ(上・下)』の書名が。ひゃっほう。買いますよ買いますよ買いますともさ。発売まで1ヶ月くらいありますが、なあにそんなの体感時間で3日くらいなんですぐですよ。『レキオス』→『シャングリ・ラ』から『テンペスト』を読むのです。時間がほしい。
クソ忙しい日々の中、げんなりしていたんですが、ひとつ楽しみなことが。
甥っ子が来るのです。正確には甥っ子の母親と、おまけの父親も。まあ弟の嫁さんと子どもなんですがね。嫁さんは南の島の出身で、こちらは初めてのようです。そんで、家族の中で私にだけ会ったことがない。
私も会うのを楽しみにしてまして。前に出産祝い送ったりとかしてるしね。指折り数えていたのですが、心配なのが台風。弟一家が来る前日、父が同じ島に出張していたのですが、父は台風に遭うために、弟たちは台風に追いかけられるように動いていたのですな。ホントに来れるんかいな。
無事到着できるかどうか分からない状態でしたが、夜の帰り道。私はファストフードのお店に寄りました。んー、前に今度来たときにはミスタードーナツを食わせてやるとかいった気がしてならなかったので。あいにく105円セールとかじゃなかったですが。お店に入るなり、「
てきとーに15種類くらい、各ひとつずつ下さい」とアバウトきわまりない注文をする。あんまし自分では食べないので、どんなものがあるのか、またどんなのが好みなのかよく分からなかったのですよ。ともあれおねーちゃんが15個を箱二つに詰めてくれたので、原付に乗せて帰る。途中、一台の車とすれ違う。帰宅してみれば、たった今、赤ちゃん用の石鹸を買いそびれていたので買いにいったとか、私が帰るまで嫁さんはメシ食わずに待っていてくれたとかそういう話を聞かされる。うぐう、さっきすれ違った車がそうでしたか。とりあえずシャワー浴びて、しばらく待ってたら帰ってきたので、まず初めましてーという軽い挨拶。嫁さんの第一声は「初めまして! やっと会えました!」であった。そりゃネットのテレビ電話のときも私はカメラに弟の小さい頃の写真貼り付けて出たからなあ。私は上がりのところで正座して指を突き、頭を下げた。「
ふつつかな弟ですがよろしくお願いします」ちょっと待てコラーという弟の声はスルーする。それから甥っ子に挨拶をする。
御飯を食べながら、いろいろ話をしたり、甥っ子をいじったりして楽しむ。一週間くらいこちらに滞在するようですが、まず翌日延岡に嫁さんの親戚がいるそうなのでそちらに挨拶に行くつもりだそうで。……いや台風、そっちに向かってますよ? それから私の方の一族を挨拶回りする手はず。酒飲みとか多いので大変かも。
甥っ子は、こないだ生まれたばかりなんですが、ぷにぷにしてまして。赤ちゃんの目って、黒目が大きいんですな。その目に涙を溜めたり笑ったり。おそるおそる抱かせてもらったりもしました。
人差し指を伸ばして手に触れると、きゅっと握り込みました。きゅっきゅっ、きゅっ、と。何だか小さくてそれでいて確実な「いのち」な感じで。うんうん。早いとこ成長しろ。そんでみんなでメシ食ったり遊んだりしよう。健やかに育て。
翌朝。まだ暗いうちに弟一家に見送られ別々ミッション場へ。あんまし見送られることもないんで、こういうのもいいかもなあと。んで帰ってみたら、何故か家にいる。あれ、延岡に行くんじゃなかったんか。「土砂崩れとかひどいらしいので行かなかった」ということ。もし行けないようだったらメシでも食いに行こうといってたので、弟一家と祖母、私で近所の御飯屋さんへ。お店で籐の籠を貸してくれたので甥っ子を寝かせたりして、皆で御飯を食べる。昔の話とか今の話とか散々する。うまいメシでした。「半分出す」といいはる弟を力ずくで黙らせ、私がオゴる。
これくらいはカッコつけさせなよ。
御飯食べてるときに、
義妹が私の父親から聞かされていた私の話が出た。インパクトがあったらしいのは二つ。ひとつは小さい頃、
登校拒否だかになったクラスメートの家に毎朝通って学校に誘っていたそうで。その相手もやがて懐いて、一緒でないと学校に行かなくなったとか。
やあ、いい人のいい話ですな……と他人事のように聞いていましたが、ふと、
私の話という枕詞があったことを思い出した。えーと、さっぱり覚えてませんがそんなイベント。ちなみに両親揃って同じ話をしたそうなのですがねえ。うーん。もうひとつの方は、中学生の頃、家でほとんど勉強をしなかった私に説教のひとつもしようと思ったのか「何故お前は家でやらないのか」という詰問に対して、「
学校の授業で十分なのに、何故家でまでやらねばならんのか」と反論した話。ははは、これはさすがに覚えてます。私がいいそうなセリフだ。まー、実際に十分だったし、塾などにも行ってなかったし(進研ゼミはちょっとやったことがあるが)、成績もそこそこだったしなあ。
その晩、ベッドで寝ていて、記憶が閃いた。スミー(仮名)のことか。小学校二年くらいで転校して、五年のときにまた戻ってきた友達。戻ってきたときに何だか「すっげー懐かしい」とか「すっげー親しかった」という記憶だけがあったのだ。私は小学校低学年の頃、ほんとど母親同士が友達という近所の幼馴染みとしか遊んでなかった。スミーとの接点があんましなかった。わりに、何故かスミーの家に行った記憶があり、スミーの弟にも懐かれてた記憶があり、スミーの家の近所にある公園でやたら遊んだ記憶がある。記憶にある目線の高さからすると、間違いなく小学校低学年だ(高学年で身長が伸び、中学校で止まったので)。で、転校するときにスミーがひどく泣いていたような、そんなシーンも。長い間、何故そうだったのか、分からなかった。そういうことだったんだ。最初は母親から頼まれたりしたのだろう。で、世話したりしているうちに仲良くなって、というのは、今の世話好きな私でもやりそうなことだ。現に大学に入ってから友達を朝から叩き起こしに行ってたこともあるし。
ひとつ、人生における謎が解けた。いい人は私だった。
何だか、新しい家族が増えたところで、ひどく昔の自分に再会した気分である。もっともそれは弟も同じで。彼が覚えてないようなことも次から次にエピソードとして暴露されてたしなあ。嬉しいような、くすぐったいような。
そんな感じの、今と昔が交錯する日々でありました。
最近、雪山でフルフルを追いかけ回している夢と、別々ミッション場でミッションに追われてる夢を交互に見てましたが、
ある晩、とーとつにクレイトス先生登場。狭い通路を走っていて、奥にある部屋に入ろうとしている。どの場面かすぐに分かりました。「ゴッド・オブ・ウォー」で50人以上の死者を出したぐるぐる扇風機の直前。先に何があるか分かっているのでためらっていると、
「何をしている!」とクレイトス先生に一喝されたり。ううむ、どんな夢なんだか。それでは、夢の片方を片づけるべくいつもの狩人日記を。
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「モンスターハンターポータブル2nd」な話。
前回のあらすじ。屋外でキモキモでブヨブヨなメタボ野郎に押し倒され、三回もヤられちゃいました。悔しいので、あの手この手で復讐してやろうと思いました、じらー。
【毒鳥落縛編】
さてさて前回、
対白いぶよぶよしたもの戦に備えて、ブサイク鳥ゲリョスを退治するという当面の動きが決まりました。ゲリョスの皮を剥ぐのです。毒袋を手に入れるのです。
の前に、すでに以前倒したゲリョスの素材でひとつくらいは防具を作れそうだったので、うっかり製作してみるゲリョスヘルム。か、かっこわる。何だか灰色のもっさりした頭巾みたいなんですけど。メイルとかも画像表示してみるともっさりふっくらしてます。ゴム素材なんでしょうけど、うぐぐ、これ着るのか。そんなゲリョスシリーズを作るのに必要な素材、メイルの場合、
ゴム質の皮×2
毒袋×1
抗菌石×1
マカライト鉱石
それにしても材料で使うのが「ゴム質の皮」は分かります。「マカライト鉱石」もベースになる素材としてよく使われるのでよしです。ど、「毒袋」? 防具にですか、ゲリョスシリーズ。いや多分、毒のスキルがつく理由がこれなんでしょう。それにしても
毒袋使っておきながら「抗菌石」も使うってのは……はっ、外側に毒袋、内側に抗菌石を使って、内部に毒が回るのを防ぐ仕様、なのかなあ。
ブサイク鳥を狩れるのは、今の私では集会所クエストだけなので、それでごー。
今回は解毒剤もばっちりです。成長しましたよ、私。まあ支給品の解毒剤が持てないくらい持ち込んでもどうかと思いますが。ともあれ、ブサイク鳥を探さないといけません。が、こういうときにはなかなか見つからないものでして。
沼地マップをうろつきながら、イーオスを狩ったり、採掘したりとどうせならお土産をモードになる。ゲリョスはそんなにゴツく時間がかかるような獲物でもないので、寄り道はかまわんでしょう。って、陽翔原珠発掘。うひょう。水光原珠はいくつもあったのですが、これは初めてですよ。こんなところで出るんすな。原珠は、他の素材を混ぜて、装飾品(防具スロットに入れてスキルポイントをつける)を作る材料です。陽翔原珠の方が強力な装飾品になるのです。うむ、
ゲリョス狩るついでにここに立ち寄らねばなりませんな次回も。
さらにうろうろしながら、ふと画面の上の方、キャラクターの視界の斜め上を飛ぶ影。
絶賛エリア移動中のゲリョスです。ただ飛行系はエリア移動する際、上空を旋回するので、どこのエリアの方向に行くかは分かりません。今見つけたゲリョスは、たまたま私がいるエリアの上空を飛行中だったようで。や、こっちかな。こちらも上を見ながら追跡を開始。ようやく追いついたので、挨拶代わりにペイントして殴る。
ゲリョスと戦うのは二回目なんですが、ここで分かったこと
。奇面フラッシュは、見てなくても食らう。背中向けてようが、距離だが気配でピヨるっぽいです。邪魔をしにくるピンクのサルと一緒にふらふら。足下でピヨるのはわりと安全なんですが、離れてるとこでフラッシュを浴びると、その後、毒を撒きながら突進してきたゲリョスに撥ねられたりして、結構危ない。まあ、動き自体は、狂乱して右に左に毒吐きながら駈けずり回ってるときを警戒すれば、さほどのものじゃないので、ざっくりざっくり斬る。なんてことをやってて、
中距離からいきなり奇面フラッシュを食らってピヨる。突進してくるゲリョス。うわ、ヤバい、かも。と
横合いからピンクの猿が飛込みを敢行、私を吹っ飛ばした。で、ゲリョスに吹っ飛ばされる。猿にはさほどダメージを受けることなく、同時にピヨり解除。
ありがとう、猿の人!
やがて、どう、とゲリョスは崩れた。やったー、
ブサイク鳥、死んだフリ、キターッですよ。話は聞いていましたが、実際に見るのは初めてです。うっかり近づいたりするといきなり攻撃してきて大ダメージという噂で、さらに上位ゲリョスは気合が入っていて、
死んだフリの真っ最中に素材の剥ぎ取りまで可能だという念の入った死んだフリをするらしいです。とにかく、死んだフリだってのはすぐに分かりました。何しろ、このクエスト、ゲリョス一頭の狩猟なので、こいつが死んだら「目的を達成しました」なはずですから。お間抜けに死んだフリを続けるやつは、やがて「何だ引っかからなかったよ」とゆっくり起き上がる。隙だらけだったのでそこへ猛然と斬りかかる私。
ふらふらと飛び立つゲリョス。下りていく先は、エリア2。行ってみたらブサイク鳥、休眠中でして。なるほど洞窟じゃないけど、やつはここで休むのですな。一発殴ってバトル再開。いったん距離を置いて念のためマーキングをしなおす。と、
油断したところへ奇面フラッシュ一閃。ピヨったところにゲリョス突進。ヤバ、と思ったところへ、
ヤオザミが背後から一撃くれました。私は斜めに転がり、ヤオザミがゲリョスに身代わりで撥ねられる。
ありがとう、カニの人!
またゲリョスが逃げたので、追い掛けて追い掛けて、追い掛けてる最中に休眠エリアに戻りやがった。走りながら、ふとアイテムリールを回し、支援用落とし穴を選んでみる。「支援用」とかのアイテムはクエスト終了時に回収されちゃうので、お持ち帰りはできません。支給された捕獲用麻酔玉×3は支給専用じゃないのでお持ち帰り可です。ふむ、使ってみるべか。休眠エリアに入ると、ちょうどゲリョスが舞い降りるところで、画面の奥にその姿が見えました。エリアに入ってすぐのところでさくさく落とし穴をセットにかかる私。ゲリョスは休眠に入る前に私に気づき、
ゲロのように毒を吐きながら千鳥足でこちらに駆けてきます。う、落とし穴の設置が間に合うか? アイテム設置中は動けないので、迫り来るブサイク面に何もできず、体当たりを食らう。ごろごろと後方に転ぶ私の視界に、
「あれ?」という面してゲリョスが落とし穴に沈む姿が見え、画面一転エリア移動ローディングに。い、いやちょっとー。隣のエリアで捕獲用麻酔玉にアイテムをセットして、すぐに戻る。どうやらエリア移動しても落とし穴効果は続くようで、あぎゃあぎゃとゲリョスがもがいていました。そのブサイク面に向かって、一発、ニ発。一瞬、効かなかったかな? という間を置いて、ゲリョスがくたりとなり、「目的を達成しました」のメッセージ。
お間抜けな顔のままハナチョーチンの鳥を無視して、周辺でキノコ狩りとかする。ゲリョス捕獲成功。
二匹目のゲリョスを退治したことによって、ゲリョスメイルも製作。あと腰用のゲリョスフォールドですかね(←まだ頭と足は出てない)。日を改めて、三匹目を狩りに行く。が、またしてもなかなか見つからないので、イーオスやゲネポスなどのトカゲを殴りつつ、鉱石採掘。「
ライトクリスタルを入手しました」……ららららいとくりすたる? まだまだ私には貴重な石ころですよ。つーか、入手したの初めてです。こんなところで出るんですな。よし、狙ってみよう。この回では、ライトクリスタルはひとつしか入手できませんでしたが、これをキー素材とした防具か何かリストに載るようになるはずです。うひひ。
何だかゲリョスなんてどうでもよくなってきました。
そういえば、と思い出して攻略本をぺらぺら。やや、ゲリョスの部位破壊でライトクリスタルが出るようです。破壊個所はとさか。
部位破壊報酬はライトクリスタルか石ころ。ぐ、あのブサイク鳥にそんな価値があったとわ。こりゃ狙えるようなら狙うしかありませんな。
なんてことをいいつつ、見つけたゲリョスをタコ殴り。なかなか頭に攻撃が当たらないというか、戦術の基本が懐に入ってずばずばなのですよ。でゲリョスが倒れて
死んだフリに入ったので、余裕をもって回復したり砥石使って武器磨いたりしてみる。バカ面で起き上がったばかりのところへ思い切り踏み込み斬りを入れたり。
エリア移動で逃げるゲリョスを追い掛け回し、また休眠エリア。なんとなーくパターンができてきました。前回と同じ場所に今度は余裕をもって落とし穴を仕掛ける。設置中に気づいたゲリョスが狂ったように走ってきましたが、間に合う。設置完了と同時に横に転がり、ゲリョスの足下で落とし穴が発動。ずぶり、と沈むブサイク鳥。ふむ。落ち着いてアイテムを麻酔玉に合わせて、二度投げ、捕獲完了。うむうむだいぶ手馴れてきましたな、私も。素晴らしい。近くにあったキノコやクモの巣を採集しているうちにクエスト終了。
村に戻って、
わくわくしながら防具リストを眺める。新しくリストに載ったものは「!」が付くのです。えーと、どれかなー。
!ハイメタヘルム
いや、ハイメタはもうええっちゅーねん。ま、まあ他にもいくつか製作リストが増えてたのでいいんですがね。いつの間にやらピアス系もたくさん出てきてるし(←気づいてなかった)。細かい情報とか眺めているうちにそもそもの目的を忘れそうになったので、慌ててゲリョスフォールドを製作。ゲネポスアームも作って、雷耐性を上げる装飾品を作ってはめこんでいく。無事「雷耐性+5」が発動。さらに鎧玉を突っ込んで、防御力を嵩上げし、
対フルフル装備のとりあえず完成です。うーん、ゲネポスのはスマートな印象で問題ないんですが、
灰色でもこもこ着膨れしたようなゲリョスは私の美意識に対立するような気がしてなりません。雪山登山装備であるマフモフシリーズよりも膨れて見えるのは錯覚でしょうか。うぐう。フルフルを倒すためだと割り切ることに。
【白子絶叫編】
さて日を改めて、寝る前に一狩りする余裕があったのでPSPのスイッチを入れる。「モンハン」ハマってから、他のゲームやってないんで、ディスクは挿しっぱなしどころか、セーブした後スリープモードにしてるので、スイッチ一発で即座に続きができるのです。ゲリョス退治で
ライトクリスタル入手の目が出てきたので、また沼地にでも行くかなあ。ベッドの上で起き上がる私の分身。
何故、私はゲリョス装備をしているのでしょう? ゲリョス退治に行くならクック装備のはず……。ああ、昨日ゲリョス+ゲネポスの合わせをして確認したままだったんですかね。装備ボックスに行って、所持品袋の確認を……
回復薬×10
回復薬グレート×10
ホットドリンク×5
こんがり肉×10
砥石×7
ペイントボール×43
薬草×10
アオキノコ×10
ハチミツ×10
調合書1入門編
調合書2初級編
……回復薬は問題なし。ペイント玉も砥石も肉も前回の残りでしょう。ほ、他のは何? 沼地に行くのにホットドリンクは、ああ、採掘できる洞窟が寒いですからね。薬草とアオキノコは回復薬の調合で、ハチミツはそれに回復薬グレートにするためのものですか。調合書は調合成功率を上げるためのものとして……としてじゃねえ。回復薬もほとんどいらないゲリョス退治にゃ必要ないものですよ。てか、明らかに長期ミッションに備えた装備になってます。しかも採掘用のピッケルや採集用の虫あみが入ってない。こうしたことから鑑みるに
昨日の私はフルフル殺る気満々で準備をしていたようで。
I was not what I am。昨日の私と今日の私は接続してない感じがしますが……行ってみますか。
雪山フィールドに行って、フルフルを探してうろちょろ。なかなか見つからない。真っすぐに探しに行ったのは「巣」でしたが、ここにいなかったので高いところ(=寒いところ)を探し回る。いねえ。採掘用のピッケルも何も持ってきてないのでお土産探しをするわけにもいかず、ひたすらぐーるぐる。どこいやがる。
2周目、巣にようやくその巨体を発見。が、どうも勝手が違う。だいたいにおいてボスモンスターは、こちらより早く相手を認識します。認識されると「目」のアイコンが画面に出現し、同時にBGMが緊迫したものに変わるのです。逆にいえば、エリアをうろちょろしていれば、ボス自体の姿が見えなくて、
フルフル、だいぶ近くまで寄って、顔がこちらを向いているにも関わらず、「目」アイコンなし、BGM変わらず、てことは気づかれてない。うむ、フルフルは視覚がないので、こちらを認識するのは嗅覚か触覚か聴覚メインなのでしょう。すれすれまで近寄って踏み込み斬りで一発ぶちかましてみたら、ようやくこちらを認識してくれました。いったん離れて、ペイント玉を叩き込み、マーキング。
二度目の戦いともなれば、ある程度相手の動きも見えてきます。【白子思案編】で考えたように、
バトルプランのメインはいかに電撃を食らわないかということで。ブサイク鳥のブサイク装備で耐雷性は飛躍的にUPしています。具体的にはこないだまでの
クックメインだと耐雷性は1、ブサイク装備は23。さらにスキルまでついてはいますが、やはり攻撃を受けないことに越したこたぁねえのです。斬りつけて、斬り払いで後方に下がるという戦法で。
なんてことをいいつつ、いきなりまともに帯電防御食らったりもしました。おおよそ体力の1/3弱くらい持っていかれます。け、結構ききききますよ(←しびれてる)。そんな一発を食らったので、
よりチキンな作戦発動。突きのみのコンボです、てかそれもうコンボでも何でもないし。しかもだいぶ外側から、翼の端を狙って突き込むみみっちい作戦。突きは一番攻撃距離が長く、かつ翼はフルフルの中で当たり判定の一番外縁なのです。時間はかかるかもしれませんが、安全性が高い。
このために昨日の私は長時間戦えるようなセッティングをしていたのでしょう、めいびー。
フルフルの動きの中で、隙が大きいのは、口を光らせていったん首を持ち上げ、それから雷ブレスというモーション。口が光りだしたら、すぐさま側面に回り込めば隙だらけです。他にはダイビングした後、しばらく起き上がらないのですが、このときも殴り放題。ただしダイビングした後だけに、距離が離れていたりするので、近づいて一発放つ頃にはもう起き上がりに入っていたりするので要注意。あと、エリア移動する前は空を見上げて棒立ちになってるのでこれもばっちり。それから前回私を悩ませた帯電防御。帯電終了から立ち上がりモーションに入るまでしばらくあるので、効果範囲ぎりぎりまで近寄って、終了と同時に攻撃を入れて離脱というのもひとつ。
隙が大きいならば、コンボを入れる。通常は翼狙いの突きのみでモアチキン。
上でいったようなフルフルの攻撃はわりと避けられるようになっていました。わざと距離を置いて相手の雷ブレスやダイビングを誘って攻撃ぶちこむとかやれるし。そんな距離の置き方をしていたら、フルフルが首をぐいんと持ち上げる。雷ブレスにしては口が光ってない。と、いきなり、「
キョ――――――――ッ」鳴きやがりました。
ばばばばいんどぼいすかこれが。雪山でドンブラコの咆哮を近くで浴びたときに耳を押さえるというのがありましたけれど、フルフルはそれより上。効果範囲がだだっ広く、絶叫後こちら側の硬直時間が長いようです。まあ距離がある分にはかまいませんがね。
ちまちまちまちまと攻撃をしているうちに、
フルフル先生、ご機嫌斜めに。大型モンスターが怒り状態になるとグラフィックに一部変化が出ます。顔が赤くなったりとか。そんで攻撃力とか速度とかがUPするわけです。時間とともに怒りは沈静するのですがね。フルフルの場合、口の辺りがぼんやりと青白く光る状態に。この状態だと、ヤツめは、
ほとんど一発ごとに帯電防御に入りやがります。め、めんどくさいやつ。前回私を二度殺した帯電ダイビングもこの状態で登場。まあむざむざ食らうようなドジは踏みませんがね、はっはっはっ。帯電防御は通常と同じ判断で、横か後ろから出終わりに突く→すぐに帯電防御に入る→出終わりに突くという連鎖に入りやすいわけだし。
ただ、
いかんせん攻撃がチキンなんでなかなか倒せません。かといって怒り状態に入ったフルフル相手に懐に潜って攻撃力の高いコンボ叩き込むわけにもいかず。だってすぐ帯電防御に入るから。それでもどうにか足を引きずるようになりました。エリア移動しまくるので追い掛ける。追い掛けた先でやっぱり足を引きずっているのですが、こちらにすぐさま気づき反転して攻撃してきやがる。弱ってるんじゃなかったんか。一発殴るとすぐ怒るし。ダメージ食らっては一度エリアを離脱し、回復を繰り返す。薬が少なくなってきたら回復薬をハチミツでグレートにランクアップさせ、キノコと薬草で回復薬を補充。
怒り状態のときに結構苦しかったのは、帯電ダイビングを食らうこと。いくつか前のパラグラフでいってることと違うやん、と思うが実際その通りでして。何かの拍子に食らちゃうと、腹の下に押しつぶされるような形になりがち。でフルフルと私と立ち上がり、何が起こるかっていったら、当然のように帯電防御。逃げられねーってばさ。電撃浴びながら転がって逃げる。
最大のピンチシーン。フルフル怒り状態。距離を取って様子をうかがう私。フルフル絶叫、硬直。フルフルの口当たりが帯電、雷ブレスが地を走る。硬直状態のまま
雷を浴びる。麻痺。動けなくなったところにもう一度フルフルが雷ブレスを吐く。し、死ぬう。そこへうろちょろしていた
ギアノスが乱入して私を突き飛ばす。ブレスの軌道から私は外れる。たたたた助かったーっ。
ありがとう、トカゲの人! 雷ブレスを身代わりで食らってぴくぴくしているギアノスにコンマ何秒か感謝を捧げ、麻痺から回復してごろごろ逃げる。この怒り状態で絶叫→硬直→追加攻撃といったコンボを使われるとえらくしんどい。硬直している時に帯電ダイビング→腹の下に→帯電防御のコンボで死にかけたりもしました。てか
多分クック装備だったら死んでたと思います。
ところで。暑いところや寒いところでは急激にスタミナの上限が減ります。スタミナは緊急回避をしたりダッシュをしたりすると減り、何もしないと上限まで回復します。スタミナがレッドゾーンに入ると、ヘバってしばらく行動不能になります。太刀使いに関していえば、緊急回避を連続でやったりすると激減するので重要(他の武器でもそうですが)。あと5分置きくらいに上限が一段階経るので、回復するためには肉とかを食べるのです。寒さ暑さはその速度を一気に速めやがります。防ぐためには防寒装備だったりホットドリンクだったりクーラードリンクだったりするのです(ホットミートやクーラーミートでも可)。アイテムを使った場合、だいたい10分弱くらいはスタミナ上限減りが通常モードになります。ただし、寒さ暑さにも大小があって、どうやら吹雪いているところだとアイテムの効果が切れるのが多少早まるようです。ドリンクの最大携帯数は5個、クエストは50分です。
今回二度目の巣でのバトル。
巣で見つけたフルフルが、巣に戻ってきました。足は引きずっています。追い掛けて巣に駆け込む途中、「
残り時間10分です」のメッセージ。巣に舞い降りるフルフルにダッシュをする途中、「
温熱効果が切れました」のメッセージ。5本目のホットドリンクの効果がなくなりました。5本すべて持ち込みだったので、支給品のホットドリンク×2は支給品箱の中に置いたまんまです。そこまで戻ってドリンクを回収するか、1落ちして一気にベースキャンプに戻れば温熱効果はまた期待できます。
が。徐々に減るスタミナ上限を睨みつつ、フルフルに向かって斬りかかる私。たしかにまだ今回は死んでないので、1落ちするという手もありましたが、それよりなにより、フルフルを倒したかった。時間もなかったし。さすがにスタミナが減りすぎると生死に関わるので、上限が全体の半分を切ったらいったんエリア離脱して肉を食ってまた挑もうと考えました。
狭い巣のエリアでフルフルが暴れまわる。狭くて周辺は壁なので、追い込まれるとカメラワークがやっかいです。休眠しようとしたのを邪魔された
フルフルはすでに怒りモードにあります。雷ブレスや大瓶をかわしつつ、隙をうかがう私。また雷ブレス。それを横にかわし、接近しようとしたところで、フルフルが首をもたげ、「
キョ――――――――ッ」金縛りに合う。武器構えは耳を押さえたことによって強制解除。すでに巣のギアノスは主にフルフルによって掃討されています。
突き飛ばしてくれるトカゲの人はいないのです。フルフルがゆっくりこちらに顔を向ける。金縛り中。フルフルが青白く光る。硬直解除。すかさず横っ飛び。雷をまとってカッ飛んでくるフルフル。もう一度横っ飛びして、振り返り、距離を詰め、太刀をゆっくり抜いて倒れてる古フルの帯電が切れるのを待つ。光が消えると同時に足に一突き。帯電防御に入るフルフル。スタミナ上限が減っていく。
呼吸の音を感じる。私のか私の分身のかフルフルのか。帯電が消えるのと同時に翼に一突き。立ち上がるフルフル。ぐいんと首を伸ばして、側面にいる私を噛み付きにくる。それを逃れ、翼にさらに突き込み、
そして、ファンファーレが鳴った。
いつしか呼吸の音を感じなくなっていた。息を止めたまま「目標を達成しました」の文字を見つめる私。もし、あのとき。雷ブレスを避けたとき。側面に回り込もうとせず、敵の動きがよく見える正面に戻っていたなら。フルフルが私の方を向くほんのわずかな時間は生じなかっただろう。そのわずかな時間が、この立場につながった。ほんのわずかの違いがあったなら、倒れていたのはフルフルではなく私だったろう。フルフルは呼吸をしない。私も息を詰めている。納刀の□ボタン→剥ぎ取りの○ボタンを押してから、
息を吐き出しながら私は右手を突き上げた。それから手を下ろし、○ボタンで二回目の剥ぎ取りにかかった。三度の剥ぎ取りで入手したものは順番に「ブヨブヨした皮」「ブヨブヨした皮」「ブヨブヨした皮」でした。
【階梯上昇編】
緊急クエストをクリアしたことで、村長クエストの★×3レベルが開放されました。リストを眺めると、頬が緩んできます。新しいクエストがどかんと増えているのです。集会所クエストでしか戦えなかったモンスターがここにも! ゲリョス、ダイミョウザザミ、クック亜種。さて何を行きましょうか。
……の前に、アイテムボックス内の
備蓄ハチミツがだいぶ少なくなってきました。ハチミツといえば、回復薬を回復薬グレートにしてくれる貴重品です。ランクが上がれば農場で採集できるようになるんですが、私はそこまで到達しておらず。となればクエストに出て採集するしかありませんちとランク低めのクエストでさっくり行けそうなものを選び、ごー。舞台は密林。クエストは特産キノコ×10の納品。ボスはドスランポス。精算アイテムも獲得しつつ、ハチミツを数ヶ所で集めて回る。途中、ドスランポスと遭遇。動きが予測できます。ペイント玉もいらず、何度か殴りつけて、隣のエリアに逃げたところを追い掛けて二度殴ると、死にました。
……あれ? という感触はさらに続き、村長クエスト★×3のをいくつかやってみて。砂漠でダイミョウザザミが逃亡したエリア移動した先で何度か突ついたら死にました。雪山でブランゴが一撃で死にます。森丘でクックが狙って攻撃をされて耳を部位破壊、倒れました。特産キノコ狩りでやっぱりドスランポスがエリア移動の直後にくたばりました。毒の沼ではやけにあっさりゲリョスが退治されました。
最初のドスランポスは、まあ分かります。★レベルが低いクエストでしたから、モンスターのレベルも割り引かれているわけで。でも他はフルフルと同じ★×3クエストなのに。集会所クエストで似たようなのをやっていたのでその感覚だったからでしょうか。集会所の方が村長クエストよりも難しいので。装備がそこそこ整ってきたこともあるでしょう。でも
大事なのは、狩人としての成長でしょうか。プレイヤーの。動きが見える、読める、デカいからといって動揺しない、回復の時期を誤らないといったこと。
何よりモンスターを退治してきた経験。
ボクはあの頃と違う!
もう非力な子供じゃなイ
どんな大雪に埋もれても立ち上がって戦えル!
母さん……
遠い祖国の母さん……
ボクは強くなったよネ……
(森川ジョージ「はじめの一歩」19)
そうしたものが実感としてあり。かつて、私はイャンクックより弱かった。そのクックと互角になり、クックを楽に倒せるようになり。今の私はフルフルと互角になった。例えば上位レベルになれば、クックだって強いだろうし、現にこないだはクックの連続狩猟というか同時狩猟で失敗している。
まだまだ倒さねばならないモンスター、クリアせねばならないクエストはたくさんあり。なんてことを考えているうちに、★×3でやった5つのクエストのうち4つ(特産キノコ、ゲリョス、ブランゴ、ダイミョウザザミ)があとで調べたらキークエストだったようで、★×4に上がるための緊急クエストがほとんど最短距離出現。それは、
緊急クエスト:「激突! 雪獅子ドドブランゴ」
あいつです。
雪山にヤツが帰ってきた。先代狩人に追い払われたヤツは、先代の引退とともに群に戻ってきた。村長オバァの依頼、
白き山に雪獅子は舞い、火の太刀の狩人は踊る。次回【白猿帰還編】でボス猿を狩るっ!
なお、番組の内容は予告なしに変更することがあります。ご了承ください。
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なんちゅーか、前は1クエスト+準備とかで1時間くらいかかっていたのが、今は30分くらいでどうにかなるようになってきましたよ。結果。朝5時にクエストに出陣してから、ミッションに出撃する何日か。どうなんだそりゃ。
購入した本:
伊坂幸太郎『魔王』、倉知淳『猫丸先輩の空論』
読了した本:
倉西誠一『狩られ道』、雑賀礼史『雛は舞い降りた!』、有川浩『別冊図書館戦争Ⅱ』