下旬。
予約した本が入ったという知らせがあったので、
熊本市立図書館に行ってみる。サイトがリニューアルしただけじゃなく、カードも切り替わるってんで、そちらの方も手続きをしないといけませんなあ。で、行ってみた。驚いた。
本棚の中身だけじゃなくて、本棚そのものの配置が変わってやがりますよ。なんてこったい。カードの手続きはさくっと終わったのですが、この配置変更がやっかいです。だいたいにおいて、本屋にしろ図書館にしろ
常連さんってのは、自分なりの巡回ルートができてるわけですよ。本屋であれば、例えば文庫新刊を見て、単行本新刊を眺めて、文庫棚を順番に見ていって、新書見て、雑誌見て、コミックとか。自分なりに最適化されたルートがあるのです。それが、一気に狂う。書店での配置換えもとまどうのですが、図書館の配置換えはめったにないだけに尋常ではない。例えば、
文章に関する本や論文・エッセイ・紀行文・戯曲・外国文学等の棚→椅子を並べたフリースペース。
全集棚→文章に関する本や論文
日本文学→エッセイ・紀行文・外国文学の単行本
外国文学の文庫→岩波文庫の隣
といった具合で、特に
文庫の混乱っぷりがひどい。以前新潮文庫とかが並んでた隣に増設してあるんですが、並びが統一されていない。外国文学は外国文学で五十音で並べてあるっぽいんですが、レーベルが当然ばらばらで、新潮のものは最初から新潮棚にあったのでそちらはそちらで入ってる。日本文学も同様。すべて五十音にするか、レーベル分けするかすればいいのに、どっちつかず。あちこちに検索機が置かれたのはよいとしても、
肝心の本の配置がよく分からなくなってるのはいかんなあ。いずれ慣れるんでしょうが、
悪酔いしたような気分になる。うぐう。
最近、そもそも本屋にあんまし行った気分がしない。行って
本買っても、袋に詰めたままの状態だったりすることもしばしばでして。それでも本屋に行く。見つけたときに買っておかないと買えないのもあるからですよ。で、行った先で新書見てて、
ひかわ玲子の「龍の七部族」が復刊されてるのを発見する。イラストも末弥純だし。うわ、なつかしっ。私はソノラマ文庫版を持ってまして、結構好きなシリーズだったんですよね、これ。
ただ後半がちょっと畳み込みに失敗した感じがして物足りなかったんですが。あとがきをぱらぱら。その
後半部分を書き直してあるとか。ひいいぃ。文庫は5冊でしたが、新書は3冊になるようです。か、買うべきかこれ。迷いつつ、ぱらりとめくるとレーベルの新刊情報のページ。
……あれ? 岩本隆雄? このレーベル、今月出たばかりですよね。その第一弾?
うわっ、どこどこどこにある!? 慌てて周囲を見回し、誰かが置いた別の本の下から岩本隆雄発見。上下組合計で
2000円越えですが、問題なっしん。即買い。そっかー、このレーベル、ソノラマなんだ。ソノラマは文庫からとうに撤退したわけですよ。岩本隆雄はファンタジー大賞の出身者で新潮から出てたんですが、十年の休眠期を経て、ソノラマで復活、しばし活動した後、再び休眠してたんですが。
毎月のように新刊リストに載ってた本がとうとう世に出たのですな。シーズン的にはどうかと思う『夏休みは、銀河!』ですが、楽しみ楽しみ。てか、こうなると既刊本を読みたくなるなあ。
前回、ケータイを替えた話を書きました。で、使ってみたわけですよ、いろいろ。テレビにしたときの電池の減りはやっぱり激しい。
電池残量メモリが1とかだと残量不足で切り替わらないし。まあ、
充電の必要がある際には、テレビに切り替えて一気に減らすという技が使えるのでよしとしよう。本来の使い方からだいぶ外れてるような気もしますが。ボディはシンプルな黒だったんですが、
黒って指紋が目立つわけでして。注文していたパーツが届いて、閉じたときの上部分のカバーを
黒の牛革に張り替える。これだと指紋がだいぶ目立たなくなりました。裏はしょうがないですが。カメラモードも使ってみました。ただ撮影はしてませんが。あ、そうそう。まだSDカードも入れてませんな私。
たしか4ギガのが余ってたはずなんで、それ突っ込んでみようかと思っていますが。前回保護フィルムの話を書きました。DS用のが合うんじゃないかということで、買いに行こうとしたんですが、なんだかメンドーになったのでそのまま。
カメラ穴にもディスプレイにもいまだに初期の保護フィルムがぺったり。そういや先代のやつも、ディスプレイにフィルムくっつけたまま1ヶ月以上使ってたような記憶があります。まあ、剥がれちゃったら考えましょうかねえ。メールやら日本語入力やらを使ってみると、あ、こりゃ結構便利。
先読みして候補をずらずら挙げてくれるんすねえ。まだ慣れてないんでボタン押すの遅いですが、そんなに苦でもないかなあ。気になるのは、メールや着信があった後。閉じていてもちかちか、ちかちか、と緑ランプが点滅しつづけてるってこと。これって、バッテリー消耗するような気もします。特にしまったままあまり見ない私としては。開けてスリープ解除したときに表示されればいいと思うんだけど。もひとつ。前のケータイは時計代わりに使っていたわけですが、今度のは時間を見るために、取り出す→開く→確認→閉じる→しまう、という動作が必要になるのですね。
ぱっと取り出して時間の確認ができない(←前のは開閉するタイプじゃなかったので)。小さな表示窓はありますが、閉じた後数秒出るだけで、いつも表示されてるわけじゃないし。ううむ。今サブディスプレイとやらの設定いじってみたんですが、「off」から「5秒」とかになって、最大で「1分」みたいで。表示しっぱなしってのはないなあ。
一長一短ってとこですか。
新ケータイでの電話の
初着信。真夜中3時47分、非通知。すいません、起床の1時間くらい前に掛けられてもねえ。非通知だったんでそのまま放置。んで、別の日。メールが着信。別ルートで新メアドを知った方だと思いますが。どっかで見たようなメアド。中に名前が書いてあるわけでもなし。はて、誰?
パソ起動して、そっちのアドレスから発信者を割り出す。や、放送関連の人でしたか。
何事もなかったかのようにフツーに返信する。それからその人のメアドを登録にかかる。以前はメアドそのものがなかったので、一件も登録してなかったわけですが。やあ、アドレス帳に電話番号だけじゃなく、メアドも一緒に登録できるのですね。……
遅まきながら気づいたが、パソでメールしてた人たちのメアド、登録しなくてはならんのですな。そっかそっか。私のメアドを教えて「登録よろしくー」だけじゃいかんのですわ。メアドコピペして、パソからメールすっか。それでできるかな。あ、別のメールでアドレスが中に入ってるのを試してみたら「アドレス帳に登録」というコマンドが出たのでやれるっぽいぞ。よしよし。
健康診断だか簡易人間ドックだかで、お休みを取る。半日で終わるということでしたが、全日休暇。いろいろ溜まっていた用事を突っ込むのです。税金とか古本とか新刊とか本屋とか古本屋とか。そのために、前日までミッションを区切りのいいとこまで片付けたり、こういうときにはこうするというマニュアルを作成したり、緊急用の連絡先としてケータイの番号を残したりと根回しんぐ。ドックの項目に胃カメラなんてのがあったんですが、これは事前予約が必要で、なおかつ別料金だったのでフツーに撮影のを選ぶ(というか胃カメラを選ばなかった)。で、当日、朝問診票書いてて気づいた。。
胃カメラじゃないってことは、バリウムよね? 毎年のように
ぐるぐる回るやつに振り回され、去年は済んだ後にかなり気分が悪くなってたような気がします。なので問診票に「
バリウム飲んで吐き気」と書いておく。さてさて病院に到着すると、あの病院服(紐で止めるやつ)に着替え、ごーごー。胸部X線から。中学のときの木工の教師に似たじーさんで、じゃあこれに胸当てて、顎ここに乗せてーとやって、「じゃあ撮りますよ」といった直後、じーさんがぱたぱたとやってきて、「
すいません、取り替えるの忘れてました」とか何とか。胸当てた撮影ましーんからじゃっ、とフィルムのカートリッジを抜く。おいおいおい。聞けば、このカートリッジ、一枚で交換じゃなくて、フィルムが結構入っているらしく、たまたま私の前でワンカートリッジ終わったようで。朝っぱらから
「入園○万人目おめでとう」みたいなイベントで始まった人間ドックでありました。
血圧とか測るときに、問診見た看護士さんにバリウムのこととか尋ねられる。「
あのぐるぐる回るやつで気分が悪くなったことがあるんすよー。まあ、去年は体調が悪かったせいもあるんですかねえ」などというと、看護士さんはいいにくそうに「
ウチも同じやつなんですよ」ときた。うひー。「受けますか? どうします? 別にそのうち胃カメラなどを受けられる予定があるとかでしたら、無理して今日受けなくてもいいかと思いますが」胃カメラ高いし。「ううむ。じゃ、じゃあ、今日はそんなに体調も悪くないような気がしないでもないので、一応受けてみることにします」「すぐそばにマイクがあるんで、気分が悪くなったりされたときには早めにいってもらえれば対処しますので」と優しくいわれる。その後、
桜庭一樹似の看護士に血を抜かれたり、別のとこで
肺活量測定して三回もやり直した挙句、「最初のが一番いいみたいですねえ」といわれたり。ちょこちょこ待ち時間が入るので、時間が小刻みに流れていく。視力が1.0くらいからちょっと落ちた、かなあ。
またメヂカラを復活させねば。そして問診があったりした上で、
とうとうバリウムの出番だ。あらかじめ書き込んでいたせいか、えらく気を遣われる。何となくバリウムの量も前回より少なかった気がするし。もしかしたらその辺は、巡回車と病院でやり方が違うのかもしれない。
逆さになるのはあったが、三回くるくる回れはなかった(ゆっくり一回、ちょっとしてもう一回、というのはあった)。耐えた。耐えましたともさ。すべてが終わって下剤を一錠飲む。
おみやげにもう一錠もらった。途中図書館に寄ったり本屋に寄ったり古本屋に寄ったり郵便局で税金払ったりする。家に帰宅して、ちょっと寝る。遅れて帰宅してきた
父に「おみやげだ、飲みたまえ」と下剤をあげる。ふう。
そんな感じでやってたら、突然また忙しさが増してテンテコマイ。だいたい、人間ドックだって、「このくらいならもう忙しくなってないだろう」という時期を見越して予約してたんですが、それどころじゃなかった。ドックからロールアウトした翌日から、世間では
三連休のようですが、私はフツーにミッションをする予定。うぎゅう。
んじゃ、いつものやつで。ここんとこ、何だか通常モードのバカ話とゲーム話の比率が逆転してるなあ。まあいいけど。
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「モンスターハンターポータブル2nd」な話。
よくよく考えてみるまでもなく、「モンハン」やったことのない人って、
モンスターの名前出されてもいまひとつピンと来ないような気がするんすわ。なので、今回ちょっと
公式サイトあたりからフリー素材をいくつか落としまして、いくつかのモンスターには画像をくっつけてみました。フリー素材にないモンスターもいたんで、その辺は勘弁してもらいたいな、と。基本的に亜種は素材になかったので、通常種をくっつけています。また一気に置換したんで、
略称や愛称のとこには貼り付けてません。本名でどうぞ。あちこち出てきてうざったいかもしれませんが。どっかにもちっと整理した方がよかったんでしょうが、読んでるときに開けた方がいいかなと。ちなみに、狩人の画像もあったんで試しに貼り付けてみんとす。「2nd」のサイトから拾ってきた
太刀使いその1。冬山用にふかふかのマフモフ装備+骨刀【狼牙】【鮫牙】【竜牙】のいずれか。武器が特定できないのはグラフィック上変化ないため。「2ndG」の公式サイトから拾ってきた
太刀使いその2。こちらはでかい蚊である
ランゴスタシリーズの防具にやはり虫系である
カンタロスで作った黒刀【零ノ型】【弐ノ型】【参ノ型】のどれか。ま、そんな感じでひとつ。
前回のあらすじ。いろいろあって、すっかり集会所★×2の
ガノトトスの存在をマジ忘れ。次回予告を書くときに調べて発覚したこの事実。はてさてどうなりますことやら。
* * *
【行間読取編】
○月×日
本日の釣果:
ガノトトス3頭(延べ)
本日の戦果:
ガノトトス1頭
遂行クエスト数:1(「砂漠の水竜」集会所クエスト★×2)
○月△日
本日の釣果:
ガノトトス亜種4頭(延べ)
本日の戦果:
ガノトトス亜種1頭
遂行クエスト数:1(「巨大湖の主」村長クエスト★×3)
* * *
【難敵続続編】
密林で
リオレイアに挑戦。
リオレイアは火竜の雌(雄は
リオレウス)。
リオレウスにはほどよく閃光玉が効いたので、持ち込む。武器は、とりあえず氷属性の【ドド】で。ベースキャンプ隣のエリアで、密林でキノコを採集したり、石掘ったりしていると、背後で何やら咆哮が。びくりと身を縮める(大型モンスターに認識されるとこんな動作になる)。
振り返ると、リオレイア。
リオレウス通常種は、赤黒い感じの色をしているんですが、
リオレイアは緑。動きも似てはいますが、違うところもあったり。突進してきた
リオレイアに吹っ飛ばされる。ぐ、結構大ダメージですよ。隣のエリアに避難しようとしたところに背後から突進を食らって1死。は、早っ。2人目、海岸の密林エリアで接敵。シャレにならない突進で吹っ飛び、ピヨったところに一撃を浴びてとっとと死ぬ。3人目、同エリアにて戦闘再開。尻尾のブン回しでダメージを受け、至近距離からの咆哮で硬直したところで、
ふわりとリオレイアの巨体が舞う。
ところで、某社の古い格闘ゲームで、殴った強さで攻撃の強弱が決まるというものがありました。その続編(チャイナ服の女刑事が出るやつ)に
金髪軍人が登場するのですが、彼の得意技がサマーソルトキック。オーバーヘッドのように、というか逆上がりのように、身体を回転させながら蹴りを放つ技ですな。
ふわりと
リオレイアの巨体が舞う。空中で回転する
リオレイア。遅れて飛んでくる尻尾。
尻尾サマーソルト。まともに尻尾を食らい、大ダメージの上、毒まで食らい、さらにピヨる。レウスもレイアも
尻尾のトゲトゲに毒があるのです。ピヨってふらふらしている状態で、毒のためがしがし減っていく体力。というかダメージ受けまくって、ほとんど残ってなかったんですが。レイアの
追撃を待たずして、毒で死亡。ほとんど何もできなかった気がしますなあ。
レウスより強いわ、レイア姫。
リオレイアを倒せず、次はどうするかなあと迷ったが、村長クエスト★×4「
孤高の黒狼鳥」を受注。密林で、
イャンガルルガ戦。ガルルガは、
イャンクックに似ているんですが、戦ってみると、動作もだいぶ違うし、攻撃力と速度が段違い。クックはすぐそばに火を吐き落とす攻撃をしましたが、
このスカーフェイスは火竜のごとくかなり遠くまで届く火球を飛ばします。これが怒りモードに入ると、さらに攻撃力を増しまして、愛嬌あるクックと異なり傷の入った不敵な面構えの前に、あっさり3死。
ヘコんだので、今度は砂漠へモノブロス退治。前回は多少この一角竜に対する情報を体得したわけですが、今回はというと。想像以上にモノブロスの突進の攻撃判定がデカいこと。さらに突進が追尾式になっているので、早めに避けると逆に当たりやすくなるということ。右肩からの
体当たりを食らうと、ほぼ確実にピヨること。ピヨった後はもちろん
串刺し。この連携で3死。
ますますヘコむ。
今度は
リオレウスを再び狩りに行ってみる。
閃光玉を現地調合用の素材込みで持ち込み、準備万端。巣のエリアで邪魔なランポスを先に退治しておき、いつもの餌場にて火竜と接敵。木々の枝でトンネル状になった場所は、直進してくるしかないので、閃光玉が使いやすい。閃光玉にしろ音爆弾にしろ、投げてからしばらくして爆発するので、そのときに効果範囲にいないと無駄になるのです。特に閃光玉は「炸裂したときにモンスターの視界に入る」が条件なので、そっぽむいたり、投げた後のラグで方向転換されたり、突進で光が出たときにはすでに通り過ぎていたとか、そういうことがしばしば。案の定くらくらしているレウスにペイントしてから斬撃。びしばし。閃光からの回復を見越して、いったん離れ、広いところへ。トンネル状のとこは狭いので、いざというときに逃げにくいのです。そっからまた攻撃してると、エリア移動しやがりましたので、追撃。またエリア移動。行った先は、水と木立のあるエリア。マーキングが停止したので何事かと思って実際に見てみると、
水に首突っ込んでごくごく。……飲んでやがる。多分、
ブレスもたっぷり吐いて暴れたんで喉が渇いたんでしょう。こっちに気づいてないんで、近づいて容赦なく殴る。水分補給を邪魔されたことで怒ったらしいレウスの突進を食らう。このエリア、結構茂みとかが多くて、視界が遮られるのです。あんまし大型と戦うのは上策ではない、というか、
私の前世の記憶ではクックに散々殺されたのがこのエリアだったような……。逃げようとしたところに背後から火球を打ち込まれ、1死。
でも、
まあ、一度は狩った相手だし。と2人目突撃。餌場のエリアにてレウスと対決。さっくり怒りモードに移行したレウスと、鹿の死骸のある場所で戦闘。つーか、狭いっちゅーねん。怒りモードになってると動きや攻撃力がよくなるわけで。追い詰められて転がっているうちに、なんだか狭いところへ。おお!
隠しゾーンっぽいとこ。しゃがまないと入れないとこから続く場所ですよ。いいもんが採集できたりするのです。
こ、ここでしばらくほとぼりを冷まそう。背後で
リオレウスの咆哮が聞こえますが、気にしない気にしない。回復薬グレートを使って、と。
いきなり、火ダルマになって転がる私。ななななんじゃこりゃあ!! どうやら
狭いとこにブレスを打ち込んできやがった模様。逃げ場がないっちゅーねん。隅っこに寄ってかわすか。早く落ち着け
リオレウス。と、今度は
ポリゴンの壁を越えて、リオレウスが突進してきた。ちょっと待て、
そりゃないぜせにょーる。狭い場所で避けようもなくはねられる。狭いゾーンでカメラが固定されているため、よく見えないのだが、ここ天井があるよなあ、めいびー。それとも天井なしで躍り越えてきたのかなあ。緊急回避で転がりまくって、当たりを避ける、避ける、避ける。スタミナが切れる寸前で、逆方向に
リオレウス突進。ようやく出て行きやがりました。薬飲んで回復して、火竜が戻ってこないうちに、逃げ出す。出たところに
待ち構えていたリオレウスの体当たりを食らい、ピヨったところに火球直撃。2死。
暗雲立ち込める感じで3人目。餌場のエリアに赴くも、すでにレウスはエリア移動に入ってまして、高台から巣の方に抜けていくのを追いかける。巣で停止するかと思いきや、そのまま抜けていく。巣は丘のてっぺんにある岩山洞窟です。洞窟には出入口が二つあります。んで、ベースキャンプから見て裏側にあたるのが高台。そちらから行くと大回りになるのですが、結果として急がば回れ、なのです。というのもベースキャンプから近いルートというのは、崖でして。崖の段差をえっちらおっちら登っていって、巣の出入口に突き当たる。レウスのマーキングが止まったのは、その崖エリア。巣を抜けて、崖の上に立つと、
羽ばたきながら降下していくレウスの姿。ふうむ、こちらには気づいていないようです。降りてって戦闘に入って、エリア移動されると追いかけるのが面倒だ。早く移動してくれないものか。と、願いが通じたかのように、レウスが再び羽ばたく。
上昇してくる。と、その途中で、BGMが変わった。何故か私に気づいたらしい。しかし、
空中じゃ何もできねえべ? そのまま眺めてたら、こちらの高さまでレウスが上がってきまして。
目が合った。息を吸い込む音が聞こえた気がしました。や・ば・い。カメラそのままで慌てて洞窟に駆け込もうとする私に、
思い切り火球が飛んでくる。背中に着弾。燃えながら吹っ飛び、洞窟にイン。あの状態から攻撃しやがりますか。回復して、おそるおそる崖へ顔を出すと、
同じ高さで待ってるレウス。ひー。しししばらくは洞窟にいよう。それからようやく
リオレウスがゆっくりとエリア移動をしていまして、餌場に戻る。ふう。追いかけて殴りつけると、またも移動。今度は巣にマーキング停止。や、や、や。休眠に入りましたか。結構殴ったんですなあ。巣に駆け込んで、ホントに寝てるのを確認。落とし穴をセッティングしてハンティングの締めにかかる。二発殴って叩き起こし、落とし穴を挟む位置へ。突進。ずぶりと沈む
リオレウス。よっしゃ。捕獲用麻酔玉をひとつ、ふたつ…………あれ?
眠ることなくもがいているレウス。麻酔玉が効いてない? もう一発ぶつけてみる。変化なし。や、やばい、まだヘバってやがらなかったのですか。
慌てて太刀を抜く私も前で罠が破壊され、怒りモードのレウス降臨。動揺しているところをぶっとばされ、端に追い詰められたところに突進を食らい、三人目あっさり死亡。クエスト失敗。だが、おかげで休眠するような状態でも捕獲できないことがある、と分かった。多分、もうちょっと殴ったらよかったんでしょうが。
* * *
【魅惑柔皮編】
平日の未明から狩りに行く。装備やアイテム状況を考えると、
前日の私はフルフルを退治するつもりだったらしい。耐雷性の高い
ゲリョスメインの装備ですよ。ただし、相手はただの
フルフルではなくて、「沼地に降り立つ赤い影」に登場する
フルフル亜種です。以前に、日記系の本で、
フルフル亜種はフルフルと違って火に弱くない、と見た記憶があったので、【紅葉】ではなく【ドド】で行ってみる。
舞台が夜の沼地なので、毒がわいてますね。解毒剤も持っています。……クエストを受けかけて、慌てて家に戻る。アイテムボックスに解毒剤をしまいこむ。
ゲリョスメイン装備には耐雷性+10だけじゃなくて、毒無効のスキルも発動していたのでした。アイテムスロットをひとつ無駄にせずにすんだー。
さて沼地に到着し、うろちょろ。
フルフルに出くわすまでは、採掘でもしようとホットドリンク飲んで寒い洞窟へ。草食動物がうろちょろしている中で石掘り石掘り。気分よくピッケルを振るっていたところ、背後でどすん、という音がした。ん……?
振り返ると、視界に赤い塊が。
こんなに赤いのに…ちよはおいしいと言う……
(あずまきよひこ「あずまんが大王」3)
いや、そうじゃなくて! で、出たー。赤
フルフルっ! 通常種である白
フルフルの首はびよんと伸びて前方や横に噛み付いてくるんですが。こいつは。
赤いものが鞭のようにしなって、直撃。ななな何じゃあこりゃあ!? 私が見たのは、
フルフルが向かって左に首を振った後で、根元の方が右に向かって動き、長く伸びた首が鞭のようにしなって、左から右へ横薙ぎ。つまり、私は、
赤い首に殴られたわけで。ろくろっ首に横から頭突きかまされたような気分で。しかもピヨる。ピヨりから回復する前に、赤
フルフル絶叫。きょーーーーーーっ、と白
フルフルと同じように鳴く。回復前だったので、関係なし。そのまま鳴いてる赤いものに接近して、まずはペイント玉。
それにしても毒々しい赤。きぼちわるい。動き自体は、白
フルフルと似ているので、対応はできるのですが。あの鞭のような首振り。さらに一度見せてくれたのですけど、
首降った後で、きらきらしたものが撒き散らされるのです。あれは、
赤フルフルのヨダレでは?
支給品専用アイテムの毒ナイフをとりあえず五本叩き込む。支給品専用はクエスト終了時に回収されるので使わないとソンソン。てか接近戦が始まったら、回復以外のアイテムとか使ってる余裕なくなりますしね。三本目くらいで
フルフルが毒状態になる。そのまま白兵戦へ移行。せっせと攻撃をかわし、ダイビングを誘い、接近して斬りつけ、帯電防御に巻き込まれるのを避け、電撃の終わりを待って斬りかかる。それでも被弾0ということはないので、ダメージを食らって、離れたところで回復。で、
フルフルを見れば、いない。……あら?
不穏な気配は上から来た。勘任せで回転回避すると、
天井にへばりついていた赤フルフルが落ちてくる。その後も、二度、三度と天井にジャンプして
逆さになり、ぺたぺたと移動して、飛び掛ってくる。とりあえず天井に行ったら、カメラを上に切り替えて様子を見るか、動き回って落ちてくるのを待つか。隙を見つけては斬りかかるうちに、またも天井へ。カメラを上に向けると、ぺたぺた移動して、洞窟の出口のひとつへ。しかもこちらが行けない場所。そこへ逆さのまま辿り着いて、降り、羽ばたいて、エリア移動をする。ぽけーっと見つめる私。うう、
あれは撲滅すべきだと思います。
別エリアで接敵。毒がぽこぽこわいてますが、毒無効スキルで問題なし。毒吐きトカゲどもがいますが、こちらの毒も問題なし(攻撃でダメージ受けるのは問題あり)。攻撃もわりと見切りました。と
油断したところで雷ブレスを避けそこなう。ダメージ+麻痺。麻痺に関しては何の対策もないのでボタンを連打してみたりする。向こうでは
フルフルがさらにもう一発の雷ブレスを発射準備中。どうしようもない状態で、
回復したのと同時に雷ブレスを食らって瀕死になるわ麻痺するわ。そこへもっさりかまえた赤
フルフルがジャンプ。押しつぶされて1死。油断大敵。なんてことをいいつつ、2人目も同様に沈められる。
3人目。そろそろ赤
フルフルのダメージも蓄積してきたようで、
一発殴ると即座に怒りモードに。口元が白く輝いてます。白
フルフルで悩まされた帯電ダイブや、一回斬るたびに帯電防御。うひょう。しかし、そうした攻撃、あるいは防御については散々白
フルフルで体験しているのですよ。身体が覚えてます。と調子に乗って懐に飛び込んで二発入れたら帯電防御食らったとかそういうのはナイショですが。ともあれ、足をひきずりだした
フルフル。ぼーっと動きを止める。エリア移動するつもりのようです。すかさず
連撃を叩き込むと横転。二発入れるとゲージが満タンになったので即座に気刃斬りコンボ。起き上がった
フルフルが足をひきずりつつ、逃げにかかる。またぼーっとしたので攻撃を入れる。今度は横転なし。羽ばたいて逃げられる。
沼地における
フルフルの休眠場所はどこか知りませんですよ。洞窟の中だったらヤだなあ。落とし穴が使えないかもしれないので。しかし木立のある洞窟前のエリアに移動しはじめる。
クックやゲリョスが休眠した場所です。私がきゃつらを何度も捕獲した場所です。舞い降りる
フルフル。落とし穴を仕込む私。ぱっと落とし穴のネットが広がりました。向こうで
フルフルが臭いを嗅いでいます。首を振って、雷ブレス。三方に広がるブレスを避け、落とし穴を挟む位置に戻る。再び雷ブレス。避ける、戻る。また雷ブレス、避け、戻る。
ええい、埒が明かぬわっ。接近しておびき出しにかかる。首を横に振る例のモーション。ぶん、と首が宙を薙ぎ、きらきらとヨダレが輝きつつ落ちる。それからダイビング。転がって避け、振り返る。ダイビングした先で、赤
フルフルが落とし穴にハマる。ひゃっほう。駆け寄って捕獲用麻酔玉を投げつけ、クエスト終了。
あれだけキモかった赤
フルフル。捕獲および成功報酬は「
魅惑の柔皮」だそうで。あの皮は魅惑らしい。
赤いものも入っているが…
(あずまきよひこ「あずまんが大王」3)
* * *
【緑竜尾撃編】
赤
フルフルを倒して、調子に乗って、再び
リオレイアに挑戦。密林です。採掘をして、採集をして、うろついていると、前方に緑色の中にうごめく緑色の塊を発見。レイア姫。
密林のサマーソルト女ですよ。それにしても木立にまぎれてると見にくいです。彼女がこっちに背中向けてたんで、ペイント玉を投げつけてから斬りかかる。振り向いた彼女の突進を食らう。うぐう。突進食らった後は、距離が殺されているので、とっとと逃げることに。そこへ横から来た尻尾に吹っ飛ばされ、ごろごろとエリア移動。危なかったー。出入口近辺からレイアが離れたところを見計らって戻る。彼女がこちらをゆっくりと振り返るのに合わせて、閃光玉。突進しかけてレイアの眼前で炸裂。ふらついてるレイアにダッシュで近づきばさりばさり。横合いから斬りつけ、腹から尻尾へ潜り込むようにしてばさりばさり。ざくざく。頭上で
リオレイアが正気を取り戻し、突進しようとするのに巻き込まれないように転がって退避。武器を納め、レイア姫が突進からこちらへ向き直るところへ再び閃光玉を放り込む。が、突進の方が早くて、閃光は通じず。はねられそうになるのを横にどうにかこうにかかわす。
ゆっくり振り返るレイア姫。首を動かし、火球をぶっ放してくる。レウスと違って、
彼女のブレスは、三連発。ごうん、ごうん、ごうん。その間横から回り込んでざくり。懐に潜り込んでざくり。尻尾へ抜けてざくり。後方へ羽ばたいて距離を置くレイア。と思ったらいきなり突進。慌ててかわし、武器を納める。振り返って、
リオレイアの動きに合わせて閃光玉三発目。まともに浴びたレイアがふらつくのを確認して接近。斬る斬る斬る。そろそろ回復というタイミングで離脱、しようとしたタイミングで
復活のレイアがサマーソルトを放つ。大ダメージの上、毒状態になるわ、吹っ飛ぶわ。出口近くだったのでそのまま駆け込もうとした
私の頭上を火球がかすめて飛んでいく。ひー。ごろごろと隣のエリアに避難して回復。砥石を使って斬れ味を回復。さらに素材玉+光蟲で閃光玉を調合し、補充。アイテムリールを閃光玉にセットして、再びレイアのエリアへ。こちらに背を向けているレイアに近づいて踏み込み斬り。そのまま振り返るのに合わせて反対側へ。左右に振られる尻尾をかわし、再び潜り込む。ふわりと浮く巨体に反応して、とっさに転がる。サマソ。しかも二連発。風を切る尻尾を避け、着地を狙って太刀一発。
その後、攻撃→被弾→エリア離脱→回復→エリア復帰→閃光玉、という流れを何度か繰り返す。だいぶ閃光玉を使うタイミングが分かってきましたよ。その何度目かの流れの中で、
とうとうレイア姫が足を引きずるのを見ました。弱ってやがる! ずりずりやりながら飛翔ポイントへ移動を始めた彼女の尻を追いかけ、猛然と斬りかかる。と、ぶちん、という感じで
いきなり尻尾が根元から切れた。ひゃっほー。尻尾切り成功っすよ。びちびちと跳ねる尻尾が静かになるのをまって、剥ぎ取りにかかる。尻尾からは一回だけ剥ぎ取りができるのです。ずりずりと離れていったレイア姫は、こちらを振り返り、
目が合った。
一声鳴いて、羽ばたいた。そして巣のエリアへ。剥ぎ取りの終わった私はとっとと悠然と砥石を使ってから、追いかける。すぐに追いかけることもできたんですが、そうするとエリア移動したばかりのレイアに遭遇し、休眠に追い込まずに戦闘再開になりかねません。時間をかけて巣のエリアに入る。まだ眠っていないレイア姫の様子を陰からうかがう。動きを止め、眠りにつく
リオレイア。そーっと近づいて落とし穴を設置。
リオレウス戦のようなドジは踏みませんよ。すでに足を引きずるまでに弱っているのですから。それに、別の落とし穴を調合する素材を持ち込んでますし。一発殴り、目覚めさせる。起き上がった
リオレイアは翼を広げ、
羽ばたいてエリア移動。
ちょちょちょっと待ってーっ。こういう展開は予想外。こちらを認識する前に、
寝ぼけたまま逃げやがりました。水辺のエリアへ移動。追いかけるべきか迷いましたが、彼女がかなり弱っていること、落とし穴がここにあること、を考えると、いずれ戻ってくるだろうからしばし待つことに。巣で採集したりして暇を潰していると、
リオレイアが移動開始。巣の隣のエリアへ。そこでしばらく動かなくなる。何してるんだろう? こそーっと覗いてみる。洞窟内には崖のようになった場所があり、巣から
リオレイアのいるエリアに移動すると、崖の上に出ます。下は結構広い場所になってまして。崖の上から眺めてみると、ランポスの群の中に
リオレイア。一ヶ所に止まって移動しません。休眠しているわけでもなし、時々体を動かしているし。巣に戻る。落とし穴はまだありました。多分、何度かエリア移動したり、一定時間経過後にエリア移動すると消えるのだと思いますが、条件がよく分からず。うろちょろしているうちに、落とし穴が消滅。うう。トラップツール+ネットで調合、失敗。トラップツールは2つまでしか持ち込みができないので、落とし穴の現地調合は基本的に2つまでです。もうひとつは……成功。これで捕獲するための落とし穴は最後のひとつになっちゃいました。慎重に使わねば。と様子をうかがっているうちに、「
残り時間10分です」のメッセージが。うがー、
待ってられるかー。と巣の隣に行ってみれば、ちょっと様子が違う。いつのまにか
奥に移動したレイア姫。寝てやがりませんか? 休眠エリアが二ヶ所? 崖から一気に飛び降り、ダッシュで接近。やっぱり寝てやがる。落とし穴を手前に設置し、一発入れる。今度はすぐに認識してもらうため、接近したまま殴りつづける。目アイコン点灯。
尻尾を振り回すモーション、
しかしすでに尻尾はないので空振り。
即座にサマーソルトの動作、
しかしすでに尻尾はないので空振り。落とし穴を躍り越えて
リオレイアを誘導にかかる私。振り返ると、彼女は翼を広げ、
羽ばたいてエリア移動。
待てやこらーっ。水辺へ動くマーキング。も、もうちょっと待ってみよう。どうやら
リオレイアの昨今の行動からすると、今いるエリアを休眠場所として使いそうだし、落とし穴もったいないし。手近にいるランポスを殴ったり、採集したりしているうちに、
リオレイアがホントに戻ってくる。舞い降りて来た
リオレイアにこちらを認識させ、吐いてきた火球を避け、突進を誘う。吐いてきた火球三連発を避け、さらに突進を誘う。ようやく、突進。落とし穴にうまいことハメ、麻酔玉を叩き込んで捕獲成功。
ふう、どうにかなった。これにより、集会所★×2クエストコンプリート。★×1と★×2をクリアしたことにより
初心者卒業の証として赤銅の勲章をゲット。
* * *
【白猿挑戦編】
ところで、このゲーム、何度も書いたと思いますが、
モンスターから剥ぎ取った素材などで武器防具を作ります。特に防具は、素材の持つ味が出るだけでなく、それっぽい特徴としてスキルポイントが付いたりするのです。基本、シリーズで防具を揃えるとスキルポイントが溜まってスキルが発動する仕組みになってます。例えば
ゲリョスシリーズなら、雷への耐性だけじゃなく、モノが毒怪鳥なだけに毒無効とかのスキルが発動するのですね。ただ、素材の数等の関係で、シリーズ全部が揃うとは限らない。とすれば、別の装備を組み合わせて、うまいことスキルを発動させるという話になる。先の
ゲリョスなら、いくつかの装備が足りない状態で、別装備を組み合わせたり装飾品を入れて耐雷性を上げて
フルフルに挑んだりしたのでした。
そうした、防具の持つスキルを考慮していくと、
戦闘スタイルに合わないので使わないものってのも出てきます。例えば、
フルフルシリーズ。白だろうが赤だろうが、私の戦闘では使えません。この防具で発動するのは、おおよそ「回復」とか「広域」でして。「回復」は、一時ダメージの回復を早めるもの。モンハンではダメージを受けた際HPゲージが減ります。
緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑赤赤赤赤赤赤赤無無無無無無
緑が残りHP。無色が薬などを飲まないと回復しない分。赤が一時ダメージ。攻撃を受けないでいると、赤がじわじわと緑に変わります。何もしないでいると、赤がすべて緑に戻る寸法。攻撃を受けたらその時点で残りの赤が無色に変わります。「回復」のスキルはこの赤の減りを早めてくれるもの。ところが、私、回復するの待ってるのが面倒なんで、薬飲んで無理矢理復活させるんすわ。なのであんまし必要ない。もうひとつの「広域」はアイテムや音楽の効果を同じエリアにいる仲間にも及ぼすというもの。
私、ソロプレイヤーだし。しかも音楽で強化される狩猟笛使いというわけでもないし。モトがアレだとは思えないくらい丸いキレイな防具なんですけどね。残念ながら合わないかと。あ、画像があったので出します。
こんな感じで。
フルフルシリーズ+フルフル素材から作った狩猟笛
フルフルの人。
そんな感じでお店の防具リストを眺めながら、ふと気がついた。
ブランゴシリーズって、結構よくねえか? デフォルトの防御力が青クックとさほど変わらない。てことは鎧玉突っ込んで強化してやれば、今メインにしている装備より防御力は上がる。ただし、見切り+2や攻撃力UP【小】が消える。ちょっと考えて、頭・胴・腕・脚のパーツを作成。それから雪トカゲの
ドスギアノスを退治に行って、素材を集めた上で腰のパーツも完成。鎧玉とかを散々突っ込んでみる。ザザミんほどではないにしろ、防御力はかなりよくなってる。だけではない。この時点で、
寒さ半減
耐雪
耐震
地形ダメージ増【小】
が発動。耐雪はスキルポイント10で発動し、
雪だるさん状態にならなくなる。耐震はやっぱりスキルポイント10で発動し、
地震によるふらつきがなくなる。寒さ半減は10で発動し、15で寒さ無効【小】、20で寒さ無効【大】となり、【小】で吹雪以外の場所でホットドリンクいらずとなり、【大】で吹雪も大丈夫になる。ついでにこの白猿装備だと
氷属性への耐性も高い。地形ダメージ増は雪山ではあんまし関係ないけど。
ドドブランゴである。雪だるさんにする氷ブレス、倒れこみ等による震動がダメージ以外無視できるのであれば、攻撃の機会がかなり増える。あとは攻撃力だが、これについてはいっそ【紅葉】ではなく、基本攻撃力重視で斬破刀を持っていけば。手持ちの太刀で一番強いのは【ドド】であるが、氷属性の敵に氷属性の刀ぶつけても仕方ないでしょう。
リオレウス・リオレイア戦で使い方を学んだ
閃光玉。猿相手にも効くでしょう。調合用に素材玉と光蟲を10ずつ持ち込む。ホットドリンクに回復補充用に薬草、アオキノコ、ハチミツ。落とし穴に捕獲用麻酔玉。シビレ罠も念のため。トラップツールと、どちらが必要か分からないので落とし穴用にネット、シビレ罠用にゲネポスの麻痺牙を二つずつ。見失ってもいいように千里眼の薬。緊急用にモドリ玉ひとつ。
さあて、どこまでやれるかな。
雪山に到着。とりあえず戦闘目的で来ているので採集とか草食動物狩りとかはスルーして、巣に飛び込む。もちろん巣の清掃ですよ。うまいこといけば、ここが最終戦闘場になるはずだし。雪山の巣のエリアは三段の高さに分かれています。一番底がメインになるフィールド。その上が、ちょっとした段差で狩人は這い登ることができる棚場のスペース。ここはトカゲたちの卵とかが置いてある場所です。それから、二つのフィールドの縁を半円状に囲むように通路があり、ここはそれぞれ別エリアに続いていますが、飛び降りることも可能ですし、一番下から崖登りで来ることも可能です。巣に関する出入口は、狩人が使えるのは上の通路二つと底にあるものの計三つ。大型モンスターが使用するのは別ルートで、ひとつは天井に開いた穴。こちらは飛行型モンスターが離着陸に使います(主に
フルフル)。もうひとつは通路と同じ高さにある横穴。これを利用するのが
ドドブランゴでして、底から一気にジャンプして飛び込み、しばらくうろちょろした後出て行ったり、他から来たときにもしばらく横穴の辺りにたたずんで、おもむろに飛び降りてきたりするのです。
さて、通路から底に飛び降り、小猿退治。小猿どもは、やっぱり村長クエストよりもちょっと大きいように感じます。ビリビリ刀で殴りつけるも、慣れた連中よりも一発分耐久力がある。これはブランゴがでかいからなのか、集会所クエストだからなのか、はたまた使ってる武器のビリビリ刀のせいなのか(いつもは火属性の【紅葉】なので)。
殴ってる最中に、背後で咆哮。同時に目アイコン。またこのパターンかっ。振り返ると、いつのまにか横穴経由でやってきてた
ドドブランゴの姿。右アッパーのモーションからそのままダイビングしてきやがりました。かわして、他のエリアに飛び込む。ふう。びっくりした。
……あれ? ふと違和感。
いまのドドブランゴ、どうなん?
アイテムをペイントボールにして、舞い戻り、すぐそばにいた白猿に叩き込む。そのまま太刀を抜いて躍りかかる。ひゃっほー。至近距離からの攻撃で分かったんですが、この
ドドブランゴ、前にやったやつと違いますよ。
ところで、「モンハン」の
大型モンスターには個体差があるのです。それぞれに大きさがあって、狩ったモンスターの最小身長と最大慎重は記録されます。通常レベルであれば、普通に記録されるだけですが、かなりの大物、かなりの小物だと銀冠が記録に付き、めっちゃ大物、めっちゃ小物だと金冠が表示されます。今私の記録で冠持ちは、銀が
ドスゲネポスと
ダイミョウザザミの最大、金が
ババコンガの最小です。
身長が違うと、数値だけの違いではなく、実際に対峙したときの感覚が異なります。ぶっちゃけ、でかいやつだと股下に潜り込みやすいし、小さいと当たってダメージ食らったりします。
今、私が斬りかかってる
ドドブランゴ。いつもとさほど変わらない大きさのような気がしてなりません。てことは、何ですな。
私を殺したやつは、冠クラスのでかいやつだったのでは? たまたま集会所クエストの一発目でそれにぶちあたったと。なんてこったい。このおおきさだと威圧感を受けることなく戦うことができます。ビビる必要はないのです。氷ブレスのモーションに入ったのを避けて、横から斬る。立ち上がって咆哮する白猿。ボス猿の声に応じて、雪の中からさらに出現する小猿ども。ダイビングをかわし、振り返って、もう一撃と思ったら、白猿はエリア移動にかかっていました。ばひょーんとジャンプされ横穴へ。こうなると手も足も出ません。残ってる白猿を掃除。てか、フツーにいる白猿と、呼ばれて飛び出た白猿はどうも違うようでして。後者は雪投げてきます。飛び道具です。まあブランゴ装備だと雪だるさんにはなりませんが、あんましいい気はしませんな。一度エリア移動して、召喚猿を消し、戻って巣の掃除を済ませる。
ドドブランゴの追跡を開始。思い出したのでアイテムを閃光玉に合わせておく。追いついて、戦闘再開。いきなりダイビングしてきたのを避ける。このダイビング、前にも書きましたが、着地後すごい勢いで滑っていくので、追いつくのに苦労するときがあります(そういうときは追いついたらすでに立ち上がっていたりする)。振り返ったとたん、こりゃ間に合わないと思ったので、ぐるりと円を描くように移動しつつ、距離を詰める。と、白猿が顔をぐしぐしこすりだした。うわ、マーキング消そうとしてやがります。慌てて閃光玉からペイント玉にアイテムを切り替え、顔こすりが終わったのと同時に再びマーキング。余裕があったのでそのまま懐に突っ込み、縦斬り二連。両手を挙げて立ち上がる猿。この動作から起こるパターンは……
咆哮して小猿召喚+金縛りor倒れこみの二択。倒れこみなら、腹の下にいるとダメージを食らいかねないので避ける必要あり。小猿召喚についてはどうでもいいんですが、金縛りになるのは痛い。なのでタイミングを合わせて、回転回避で尻尾の方へ抜ける。タイミング、というのは、咆哮の出始め、つまりバインドボイスの最初に回避していると、金縛りにならないんですよ。尻尾方向に抜けた後、反転して側面へ回る。白猿の後方にいると強烈なバックジャンプというか体当たりを食らって大ダメージになりかねません。結局、やつの両手挙げからつながったのは倒れこみ。倒れこみ時には周囲が揺れて
震動による硬直が入るのですが、ブランゴ装備はそれも無視。倒れたままの白猿に猛然と斬りかかる。や、これは予想よりはるかに便利なスキルですよ。起き上がってこちらを振り向いた白猿にそのまま顔面狙いで攻撃攻撃。と、やつが雪に手を突っ込む。しまったしくじったっ。雪すくい。すくわれた大量の雪は地面で砕け、雪玉って弾けます。この距離だと。
雪と一緒に宙を舞う私。ひゃー。ダメージ。が、思ったほどでもなかった。立ち上がって、白猿を見る。白猿はすでにアッパーモーション。跳んで来た巨体を間一髪転がって回避。そして、ようやく、
こちらを振り返る
白猿の眼前に閃光玉。
殴らせてもらいま! とダッシュで近づく。異変に気づいたときにはすでに攻撃に入っていて止められない。思い切り殴られた。閃光で目が眩んだモンスターは、攻撃が制限されます。例えばリオレウスであれば尻尾振りや食いつきくらいしか出なくなり、羽ばたきをからめたものや火球、ダッシュは出なくなります(少なくとも見た記憶がない)。トカゲであればふらついてまともに攻撃もしなくなります。ところが、この
ボス猿は、前より大暴れしてやがります。たしかにその場に踏みとどまっていて、ダイビングやブレスや雪すくいなどは出さないようですが、大暴れ。近づくこともできません。そういや日記系本で、同じ猿のラージャンが閃光玉食らって大暴れしまくってる描写があったなあ。と吹っ飛びながら思い出す。
閃光玉作戦、失敗。とりあえず距離があれば当たらないといえば当たらないので、安心して暴れる猿を見ながら回復する。持ってきた調合用素材はいらなかったなあ。
多分、
ドドブランゴは、クックの次くらいに戦った経験があるのです。三番目は
フルフルかなあ。戦った経験があり、しかも瞬殺されたというのではない
戦闘時間の蓄積がある。ということは、つまり、「慣れ」があり、「読み」が可能だということです。だいたい前に殺されたでっかいやつでさえ、攻撃は読めていたわけですから(避けられなかっただけで)。しかも今回は猿装備により
震動も雪ダルさんも無視できます。その上、でっかくないし(←重要)。ただ、さすがに集会所★×4というべきか。攻撃力が【紅葉】よりもはるかに高い斬破刀でさえ、なかなか弱らない体力の持ち主です。攻撃も当たれば結構なダメージ来ますし。
どのくらい攻撃をかわし、どのくらい攻撃を入れたのか。何度マーキングをしなおしたのか。
ドドブランゴが足をひきずりだしました。残り時間はまだだいぶあります。少なくともレイア姫を追い詰めたときよりは余裕がある。しかも以前の経験により、白猿が休眠する場所は特定できてます。
いざ、最終決戦の場へ。
洞窟に入り、巣の底へ通じる出入口へ。すでに小猿はいません。白猿は上の横穴にいます。
なかなか降りてきやがりません。しゃがんで気配を殺して様子をうかがいます。早く降りて来い。休眠しろ。と念じていると、祈りが届いたのか、目アイコンが点灯。こちらを認識しやがりました。この状態だと降りてきても、戦闘になるだけで休眠しません。ちっくしょー。降りてきてこちらへダイビングしてくる白猿。とりあえず隣のエリアに退避する。マーキングを見ながら、しばし待つ。場合によってはこのまま休眠してくれるときがあるのです。マーキングが動かなくなったので、覗いてみる。寝てねえ。というか、エリア移動しようとしてやがります。突進して斬りつけようとするも、ジャンプで逃げられる。
追いかけて、外で何発か殴り、エリア移動で巣へ。巣に戻ったところへ、息をひそめて見つめていると、何か臭い嗅いだりした挙句、横穴から降りもせずに再びエリア移動で外へ。うぎー。そうこうしているうちに
時間だけが経過していく。
足は引きずってるのに。巣に逃げ込もうとしているのに。
閃いた!
また外で殴られ、家に逃げ帰る
ドドブランゴ。もはや待たず、殴りこみです。巣の中で堂々と待ち受ける。横穴にいる
ドドブランゴ。目アイコンはすでに点灯済。吠えた後、飛び降りる白猿。そこにタイミングを合わせて――閃光。
まともに光を浴びて大暴れを開始する白猿。完全無視で、私はアイテムリールを回し、落とし穴を設置しはじめる。距離があるので白猿の攻撃に巻き込まれることもなく、余裕でセッティングは終わり、捕獲用麻酔玉に合わせる。白猿が回復する。こちらを睨む。
鼓動。手に汗を感じている私。アッパーのモーションから、
白猿が跳んだ。
ドドブランゴが手前で落ち、肩で滑ってくる。滑る。滑る。滑ったまま、落とし穴に沈む。麻酔玉を投げる。外れた。
アナログスティックにかかる指がわずかに震えている。震えを押さえ込んで、方向を修正。呼吸を整えて、投げる。一発。二発。
ドドブランゴがくらりと揺れ、眠った。「目的を達成しました」の表示を前に、
まだ指が震えていた。
その日、集会所クエスト★×4が開放され、ハンターランクが2になった。
* * *
ついに
宿敵白猿は倒された。しかし、それは新たな挑戦へ続く扉でしかなかった。
森と丘に獣人が舞い、闘技場で猫たちが踊る。狩人は新たな得物で獲物を狩ることはできるのか。次回「奇面奇襲編」で小さい人たちを狩るっ!
なお、番組の内容は予告なしに変更することがあります。ご了承ください。
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病院の待合でテレビを眺めていたら、
清水健太郎が引き逃げで逮捕というニュースをやっていた。脳裏をよぎるあの歌。
しーろーいしろーいー、しろいくすりでV3
さーんどのたーいほー、しみずのけんたろー
ばーい金谷ヒデユキ、こないだのボキャブラスペシャルにも出てなかったなあ。私、彼のコミックソング好きなんだけどなあ、
「GO! GO! 山下真司」とか「萩原流行のように」とか名曲だと思います。
購入した本:
岩本隆雄『夏休みは、銀河!(上・下)』、池上永一『シャングリ・ラ(上・下)』、篠谷志乃/グループSNE『白き災いが天に舞う』、室積光『小森生活向上クラブ』
読了した本:
藤沢さなえ/グループSNE『ぬぎぬぎ悪魔とぱくぱくデーモン』、久保田悠羅/F.E.A.R.『アリアンロッド・サガ・リプレイ・アクロス1』、川上稔『風水街都香港(上・下)』『奏(騒)楽都市OSAKA(上・下)』