2009年1月。


下旬。


 さて、前回は飲み会の前くらいで話が終わっていたと思いますが、その当日。曇り後雪で50%という予報だったのです。30%でも傘持っていこうとする人ですよ、私。当然のように持っていきましたともさ。ところが、えらく晴れている。青空です。傘なんて持ってる人いません。ミッションやったりしてるうちに夕方になり、皆ばらばらにそれぞれの事情で会場に向かう。


 おさらいをしておきますと、今回の飲み会で問題になることが予想されるのは隣のバカ(空気が読めなさすぎ)と小ボスの愛人女(ミッションとほぼ関係ないのに来る)です。この二人がどの配置になるかがポイントでしょう。


 バカの方は私の隣になり、テキトーに話を流すうちに、愛人女の隣に移動してくれたのでほっと一息。あとは仲のいい者同士で固まってたのでほのぼの飲み食い。プログラマの方は、問題の二人が固まった辺りにいたのでヒドい目に遭ってたようで。何でも他のミッション場の見学に小ボスに連れていってもらったと。で、愛人女の同期が別のとこにいて、まあ、紹介してもらったと。もちろん、そんときのメインは女の紹介ではなくて、仕事の見学だったのですがね。それをたまたま聞いたバカが興奮状態に陥り。「え、マジっすか! いつ行ったんすか! どーして俺は呼ばれないんすか! マジっすか!」と何ら話の盛り上がりに貢献しない感嘆符ばかりの繰り返しセリフ(ボキャブラリー貧困)を5分以上に渡って並べ続けていたという。


 もつ鍋屋が終わって会計を済ませ、外に出るとすでに小ボスと愛人女の姿がない。誰にも告げることなくどっか行っちゃってたので、問題のひとつは勝手に解消。別の人が「豚足を食いに行こう」といいだすが、却下されかかり、バカひとりがそれを受けて、提案者とバカが豚足屋へ向かい、そちらの問題も解消。残ったメンツでさらに飲みに行く。で、カラオケにも行く。バカが電話掛けてきて、半ば無理矢理合流。同じ派遣会社の先輩に歌を強要し、「何で歌わないんすか! 歌いましょうよ! 何で歌わないんすか!」とまくしたて、マイクを押し付け、温厚でいつもにこやかにしてる先輩の方がマジ切れする。あわや乱闘というところで向かいのおねーさんとプログラマが間に割って入り、ことなきを得る。カラオケが終わって、先に外に出たバカともうひとりのパートさん(女性)。「今日は最後だってのにどーもすいませんでした」とバカが謝る。最後、というのはこのバカは前日に契約が終了して派遣会社に戻ることになってたためである。そーいや、こいつ、「契約が今日までなんで」と他のミッション場に移った若い女性陣には挨拶してまわっていたが、同じとこに最後までいたメンツには年齢関係なく一言もなかったなあ。で、その謝罪のセリフ、後々話を聞いてみると、どうやら、「最後だってのに(ウチのモノが粗相をしでかしまして)どーもすいませんでした」という態度だったようで。謝られた方は「いや、あんたの方が悪いんじゃ?」と思っていたらしい。いやはや。


 ちなみに、ずーっと空は晴れてました。カラオケが終わってから、三人くらいで延々と歩いていたのですが、最後は私ひとりになり、どっかでタクシー拾って帰るかーとなったのです。その頃から、突如として吹雪き出し、こんなこともあろうかと持ってきた傘が役に立ちました。タクシーに無視されこと十台ほど。ようやく停まってくれたので乗って帰る。かなりの距離を歩いたなあ。


 TSUTAYAにて。店内を物色しているとき、靴紐がほどけているのに気づいた。が、片手に購入予定の本を持っていて、しゃがんで紐を結ぶのもアレですよね。李下に冠を正さずです(瓜田の方か)。なのでそのまんま物色を続け、レジへ行き、本と一緒にカードを出し、「カバーお願いします、袋いりません、こっちの新刊案内も下さい。あ、一万円から」と一気に用件を済ませ、しゃがむ。靴紐を正す。頭上で、「かしこまりました」「お預かりします」「少々お待ちください」「カードお返しします」とオートマチックに事態が進行する。やはり、機械的に動いているのです。紐をさっくり結び直して立ち上がる。まだカバーをつけていた。カードがあったので回収。お釣りが来る。ううん、なんつーか、人と人とが対面してやりとりしている感じがしないのは何故だろう。


 熊本市立図書館の予約システムが今度また変わるということで、本を狩りに、じゃないや(意味としては合ってる)、借りに行ったときに案内をもらう、あちこちで。何でも予約の冊数が全館通じて10冊になるとかなんとか。貸し出し冊数も全館トータルだしなあ。何年か前にあちこちの分館を利用しまくって、50冊かそこらの本を借り出したような記憶がありますが、そういうのもできないと。あと予約を分散させて受け取るとかも。まあ、逆にいったら、どうせ最近は本館でしか予約受け取りをしないので、6冊→10冊と枠が増えたと思えばぽじてぶしんきんぐ。実際、今、9月に予約した本がいまだに回ってこない(待ち人数がようやく4になりました)ので、枠ひとつ塞がったままなのです。予約取り消しも下手すると枠ひとつ使ってしまうので怖いのですよ。一年前の「妄想スパイラル」事件もありますしねえ。ちゃんと運営してくれればいいんですが


 まだまだ寒い日が続きますねえ。旬の最初は、かなり時間に余裕があったというか、お休みがあったので朝からお散歩する。1月上旬の記事で、みかんの話があった。みかんのハヤニエである。どうなったかと求めてみると、

 

 タイトル「残骸」って感じですか。手前でだらーんとなってるのは鳥につつかれて中の袋が伸びてるようです。状態からするに、正月に撮影したのとは別のみかんでしょう。てことは、みかんの交換が行われてるのかなあ。そのうち別のフルーツになるのかもしれません。さらにお散歩すると、

 

 タイトル「猫はお外で丸くなる」広い空っぽの駐車場にぽつんと(真ん中上部の黒いもの)。寒そうです。てか、何であんなところにいますか猫


 猫の写真を撮影して、しばらくするとだいぶ忙しくなってきました。それでもちょっと早めに帰れた日があったので、薄暗くなってく中をぽてぽて久々にお散歩。新しいお店が結構増えてるなあ。食べ物屋がほとんどですが、いきなりコンビニが発生していたり、信号が増えてたり。信号に関しては歩行者とかが渡りにくいわ、車は曲がりにくいわ、渋滞するわ、事故が起こるわで、散々なところ複数にそれぞれ設置中なので、少し便利になるかなあと。あと、たい焼きの新作はまだ出てないようですが。んで、ぽてぽてやってたら、いい景色があったので、果たしてどこまで撮れるのかとケータイで写真してみる。

 

 タイトル「道」って感じ。何だか一本雲が横にだーっと伸びてて、空が上下に分けられてる感じで。下の明かりがちとブレて花火でも打ち上げ中みたいになってますが。これ、メールに添付してパソに送ったのですが、なんか長く送信してるなあと思ったら、かなり大きなサイズで送ってたらしい(いつもは他の写真と同じサイズで送ってる)。あまりに大きいとエラーで送信中断されるようなのですが。ああ、このサイズなら大丈夫なのね。


 さらに歩いていると、こんなものも。

 

 タイトル「WATA−GE」 綿毛です。道端にぽつんと生えてたので、街灯を頼りに撮影。こうして見ると、何かの菌の拡大図みたいですが。夜景の写真がキレイに写ってたので、これも大きいサイズで送信してみるが……ますます気色悪い菌状態に。ち、小さいサイズでひとつ。もうすぐ春なのかなあ。ちなみに、翌夜、また同じところを通りかかったので「ああ、昨日のはちょっとアレだったのでもう少し慎重に写してみるべえ」と探してみる。

 

 タイトル「ちりぬるを」って、いきなり綿毛きれいになくなってます。てことは、前日は結構いいタイミングだったのかなあ。


 テレビをたまたま見ていたら、熊本城一口城主の話が出ていた。復元に使用する資金の公募で、一口1万円で、表札みたいな感じで名前が入った板が城主として残るもの。一度締め切られて、そのときのお金で本丸御殿の復元とかやったわけです。今回正月から始めて4000人、5000万円突破の寄付になってるとか。で、関ジャニだか何だか(←キョーミがない)の人が寄付したとかで、その表札を見に遠くから来ている人とか変な観光スポットになってたりするようで。あと、子どもの生まれた記念に、その子の名前で寄付して、それを見に来るという人もあった。県内のみかと思ってたんですが、そうするってえと、県外でも告知とかしてたんですねえ。で、並んでるのをカメラが写していくんですが、ひとつ大変気になった表札が

 埼玉県 キン肉マンマリポーサ

 ……ど、どうなの、これ? しかも何故わざわざマリポーサ? えーとたしか「キン肉マン」の王位争奪戦の中で、最初に負けた人じゃなかったっけか、飛翔の人。ファンの人なのかしら。てか、これ、実際見に行ってみたくなるんですけど。


 相変わらずとりとめない雑記になってますが、まあ、すまぬ。もっといろいろ書きたいものの時間がないのですう。でもいつものはいつもので進行させてみんとす。




************************************************************************************

 「モンスターハンターポータブル2ndG」な話。 第17回


 前回は何だか武器を求めて狩りしまくってた気がしますが、今回はやや少なめでひとつ。




* * *


【黒鳥大刀編】

 さて、前回の太刀作りまくり編の中で、やり残しがいくつかありました。ひとつは、霜蛙刀を三日月しろ(正式名称「クレセントヴァイス」)に強化すること。もうひとつは、大剣であるセイリュウトウ【狼】を太刀に強化すること。前者にはモノブロス亜種素材、後者にはイャンガルルガ素材が必要になる。白モノビーは置いといて、とりあえずガルルガ戦へ。狙いは「黒狼鳥のたてがみ」で。


 村クエ★×7に登場する上位ガルルガは通称「傷ついたイャンガルルガ」という個体で。位置付けとしては通常のガルルガと異なるもので、まあ亜種のような扱いですかね。左顔面に一撃受けたのか左耳がなく、左眼が傷つき、嘴が割れてる手負いガルルガ。攻撃力が通常よりも強い上に、怒りやすい。怒るガルルガは落とし穴が効きません。上位ガルルガは二度対戦し、一度は勝利、再戦して敗北という一勝一敗。怒りモードで至近距離から突進してくるわ、毒つきの尻尾サマーソルトぶちかましてくるわで、油断するとあっさり死にます。あと、時々見せる突進しながら地面を突くアクション。嘴が地面にめり込むめり込む。ショウグンギザミあたりが怒り時に鎌を振り下ろして地面い突き刺さったりすると、しばらく鎌が抜けなくなるんですが、ガルルガはそんなことはなく。どごん、どごんと地面に突き刺しながら突進。近くにいてもダメージ食らいます。


 狙いのたてがみは、ガルルガの背中に生えたトゲのようなもの。データ本を見れば、背中(ボディ)の部位破壊でもらえるようです。二足歩行する鳥の背中を部位破壊するってのは近接戦闘では難しいかも。その上、ボディの皮が硬いので、弾かれます。腹に回り込むと足に攻撃が当たるか首に当たりやすいし、突進が避けにくいしサマソの的になります。こちらの装備は毒無効を発動したレイアシリーズなので、サマソ命中で毒状態ってのは避けられますが、サマソ自体のダメージがデカイのですよ。


 なので、まずは邪魔な尻尾の始末を。徹底して回り込み、尻尾狙い。ハナウタが引き付けたところに一撃。閃光玉を浴びせてひるんだところで攻撃。そうしたことを繰り返すうちに、ばちんと尻尾が切断される。よし。その頃には怒りやすくなっているので、逃げ回って怒りが静まるのを待ち、平常心を取り戻したところで、隙を見て落とし穴を設置。突進を誘って落とし穴に引っ掛ける。転がって背中側に回り込み、斬っては弾かれ、斬っては弾かれ、斬っては弾かれ、気刃斬りを掛けては途中で逃げられる。最初から捕獲するつもりもないので(たしか剥ぎ取りでも確率は低いがたてがみが出る)、調合してさらに作成した二つの落とし穴をどちらも同じ作戦に投入。斬っては弾かれ、斬っては弾かれ


 主にボディを狙って、顔を避けるため、嘴や耳の部位破壊は期待していません。あくまでほしいのはたてがみなのです。でもボディを狙うとよく足に命中します。足と体は別なので面倒です。うぐう。そうこうするうちに、背中でトゲトゲが弾ける。部位破壊達成でーす。なので今度は顔面狙いに切り替える。閃光玉はだいぶ使ってたのですが、残りまですべて使い切るつもりで叩き込んでいく。


 手負いのガルルガがようやく倒れ、クエスト達成。それにしても、私下位のガルルガも含めてこいつら一度も捕獲したことがないのう。そのうち捕獲狙いでやってみますかー。怒りモード時に落とし穴が通用しないのがアレですが。まあ工夫次第でどーにかなるでしょう。


 たてがみを入手して、村に戻る。加工屋へ確認。加工に必要なたてがみは4つ、今回入手したのは3つ。まだまだ、のはず……なのに何故か白くリストに表示されてます。可能? ぽん、と必要素材リストに切り替えると、素材がすべて白く表示。え、足りてる? よくよく見れば、たてがみは16個くらいありまして。も、もしかして、私、下位ガルルガ倒しまくったときに入手してた? え? え? え??


 結局、ガルルガの狩猟数を増やしただけだったような。と思いつつ、加工。

 セイリュウトウ【狼】(攻撃力864)→ダイトウ【狼】(攻撃力1008 毒属性100 強化65000z

 長柄武器の形状は初めてだったので少し嬉しい。あんまし毒属性の武器って使わないんですが、結構値がデカイので、毒に弱い相手には使ってみようかなあ。



* * *



【迅竜躍動編】

 さて、ようやくナルガクルガです。「2ndG」の事前情報ではティガレックスの亜種では、と囁かれていた飛竜で、「G」のパッケージや広告では必ず前面に押し出されていたイメージモンスターでもあります。異名は「迅竜」で。


 「2ndG」のオープニングムービーは、キャンプを張る狩人から始まります。オトモアイルーと一緒にテントを設営したりするのです。テントの中にはテーブルがあり、そこに防具や大剣が並べてあります。それから回想シーンを挟み、防具を作るために採掘をし、火竜を狩り、加工屋が剣を仕上、防具を仕立てていく。そしてレイアシリーズに火の大剣を装備した狩人がテントから出てオトモを伴い、見る先は樹海。樹海の中に塔のようなものがあり、そっからカメラは下に行き、木々の間に赤い光が二つ。それが尾を引きながら飛び掛ってくるシーンで終わります。


 クエストを受けてスタートすると、そこは珍しくベースキャンプ。樹海のキャンプから始まるのって初めてのような気がします。そっから移動を開始すると、樹海を見下ろす景色。向こうに塔のようなものが……って、これオープニングのシーンと同じじゃん。傍らにはオトモアイルー防具はレイアシリーズ。武器はやっぱり火属性でモノ鎌改


 この時点でナルガクルガについて私が知っていた情報は以下の通り。

(1)火が弱点?
(2)動きが速い
(3)怒り時に目が光る。
(4)怒り時のみ落とし穴が有効。
(5)デカい音を使うと引っくり返る
(6)デカい音で引っくり返った後は必ず怒りモード。

 というわけで、火属性の太刀に音爆弾、ついでに落とし穴と閃光玉、調合用素材、捕獲用麻酔玉まで持ってきて、採掘など考えない狩猟装備。


 レイアシリーズで発動させている自動マーキングのおかげで、最初から位置は分かっています。呼吸を整えて、いざそちらへ。奥へ。奥へ。該当のエリアに入ると、ムービー開始。


 木々の下、二頭の鹿が草を食んでいる。その近くに斜めになった木がある。鹿がふと顔を上げる。木の上にナルガクルガ。黒い猫のような飛竜。鹿が動く。ナルガが跳躍。鹿の先に下りる。カメラが鹿に戻り、いきなり吹っ飛ぶ鹿。ナルガクルガが咆哮。


 戦闘開始。最初の数秒ではっきり分かりました。こいつはティガレックスの亜種なんかじゃ絶対にありません。動きがまるで違う。外見から受ける印象も。ティギーはティラノサウルスでしたが、ナルガは猫です。フクロウネコという言葉が浮かぶ。ティギーの攻撃は力強い直線でしたが、ナルガはしなやかに斜めに来ます。ティギーを香車とするなら、ナルガは桂馬


 斜めにジグザグに跳躍してくるナルガクルガ動きが捉えられません。速っ。ガンランサー大塚角満(ファミ通副編集長)が著書「逆鱗日和」シリーズの中で、ナルガと初対戦したときの記事を思い出します。何が何だか分からず、右から左から来る攻撃をひたすらガードしていた、というような。結局氏はナルガの動きを読めないまま、恐怖からガードをしまくり、時々攻撃、ようやく倒したのですが。気持ちは分かります。ランスとガンランスはガードが堅い反面、動きが鈍い。対応するのには一苦労でしょう。


 太刀はガードができません。なので、攻撃を避けるのは移動か回転回避。前後斜めに跳躍しまくるナルガクルガに対して、左の人差し指でカメラを動かしつつ、左の親指と右手で転がりまくる。カメラで始終追いかけないと、次のフクロウネコの行動が見えないし。それでも視界に捉えきれないときがあるし。



 前回最後に載せた画像です。手前にいるのはオトモで、奥がナルガ。ティガレックスの翼膜は発達してないというか退化してるというか、ひらひらしてました。前脚自体がその分発達しまくっていたわけですが。ナルガクルガの場合、翼膜が硬化する方向に発達しています。硬化しまくった挙句、翼膜がブレードと化し、前脚の側面にくっついています。上の画像でも左前脚のブレードが見えてますね。設定ではたしか、樹海など木々のあるところで障害物を切りながら進むとかなんとかいうのを聞いた記憶があります。実際、このブレードは武器としても用いられますですよ。しかもフツーに接近して接触しただけでもダメージ+尻餅食らったりします。うわー、やっかい。


 あと、ナルガクルガ尻尾が長い。やたらと長い。この尻尾を伸ばしてびたーんと叩きつける攻撃もあります。戦闘中、この尻尾が突然立ちました。本体の動きは停止し、何事かと思っていたところ、尻尾がくりん、くりん、と回転。何かヤバいか? ダッシュで側面方向に移動。同時に、尻尾からトゲの塊が飛ばされる。多彩な芸を持ってるのう。ちなみにこの尻尾、通常はトゲがありませんが、攻撃時には隠れていたトゲトゲが出現したりします。


 右に左に翻弄され。オトモアイルーのハナウタを攻撃したりするときに接近して、まずは尻尾を狙ったりするのですが。斬りかかったとき、そこにやつはすでにやつはおらず。跳躍してどっかに行ったのを、こちらは攻撃モーションに入ってて動けないのでカメラだけで追いかける。攻撃が当たらねえー。


 距離がだいぶあるときに、閃光玉を使ってみんとす。ジグザグに跳ねながら急速接近するナルガ。その視界にどうにか閃光が炸裂し、ピヨる。が、ピヨっても跳躍しまくるので、捕捉しにくいことに変わりはない。が、まあ、その辺は下位のテオ・テスカトルナナ・テスカトリと同じでして。ピヨり時間も同じくらいかなあ。用心しいしい攻撃をちょっとずつ当てる。


 音爆弾も使ってみました。マンガのように引っくり返るナルガクルガ。しばらく殴り放題です。が、立ち上がると怒りモードに。そもそも隈取りのように目の周りが赤いんですが、今度は目が赤く光りだします。ナルガクルガの跳躍などの高速移動により、赤い光が尾を引きまくり、ひゃあかっちょええ。って見とれてる場合じゃないっちゅーねん。



 画像はイメエジですが、そんな感じで尾を引く赤目。幸いだったのは、ナルガクルガと今回戦闘したエリアが木々があまりない場所だったということ。これで、生い茂った場所であったならば、フクロウネコを完全に見失い、視界の外から飛び掛られて死んでいたと思います。実際、木々がないところで戦ってさえ、怒り狂ったナルガクルガになぶり殺されたのです(←1死した)。


 剛直なティガレックスとの戦闘とはまた異なるというか、他のモンスターにない緊迫感がナルガクルガ戦にはあり。というのも、例えば強力な攻撃力を持ったモンスターなら、「一撃食らったら殺される」という命懸けのバトルな感じがあるのです。またシェンガオレンなどの砦・街防衛戦では、「守らねば」と必死に攻撃を掛けるわけです。すでに動きの多くを読み、さほど苦労しない相手、例えばイャンクックなどであれば、こっちが狩る、というスタンスになりがち。ナルガクルガは、「お互いに狩りあってる」という気がします。ってか、下手すると、「ナルガクルガが人間を狩っている」ということにも。力で薙ぎ倒すでもなく、あくまで狩猟。モンスターハンター、マンハンター


 洞窟内で、赤トカゲが跳ねる中、ナルガクルガと戦闘。視界は良好だが、壁があるので、追い詰められるとカメラワークなどが仇となる。ために、位置取りを気にしながら太刀を使う。すでに何度もハナウタは退場しては復活している。突撃型に育てたタップなら、「七転び八起き術」によって退場するたびに攻撃力を増加させ、そろそろマックスになってる頃であろう。ハナウタは、攻撃力はそこそこで、武器はピヨりのある打撃系、オトモスキル「属性攻撃【麻痺】」「属性攻撃強化」「シビレ罠の術」のシビレオトモとして育ててきた。なので攻撃そのものにはさほど期待していない。むしろサポート攻撃である。あとオトリ。


 オトリとして着々と勤めを果たすハナウタ。だが、まあ、退場している間はオトリにもなれないので、そうするってえとひとりで対峙することになりますわな。赤目の攻撃を避けながら、考える考える考える。事前情報とこれまでの戦闘情報をミックスしつつ、ぽくぽくぽくちーん


 コンボはこうだ。エリア移動をする。出入口からナルガが離れるのを見計らって、戻る。落とし穴を設置。設置後、閃光玉を浴びせて接近。できるだけ攻撃し、ピヨりの真っ最中に音爆弾を炸裂させる。ピヨりキャンセルで引っくり返るので、そこをタコ殴り。立ち上がる前にダッシュで離れる。必ず怒り状態になってるナルガクルガ。跳躍しながら追いかけてくる。落とし穴に叩き落す。もがきまくるところに、頭部を滅多打ち。しかも閃光玉→音爆弾の間に攻撃をかなり入れているため、練気ゲージも溜まっています。攻撃力の増した状態で、気刃斬りも交えたフルコンボ。落とし穴から脱出した後は、接近しすぎているし怒っているので、一度エリア移動する。落とし穴を調合。攻撃をだいぶ入れたので砥石も使っちゃう。んで、怒りが静まり、動きが多少穏やかになった頃に、もっぺん一連のコンボを成功させる。


 気持ちいいくらいにコンボが炸裂したわけで。今後ナルガクルガ戦をするときにはこれ使えるなあ。もうひとつ落とし穴が調合できましたが、これは捕獲用に残しておくかー。洞窟からすでに退去したナルガクルガを追って外へ。広いエリアでフクロウネコが跳ねる。


 尻尾の先に傷が入っています。部位破壊に成功したようです。ただし、まだ切断には至っていません。なので、ながーい尻尾自体の叩きつけなどは生きています。まともに食らって吹っ飛んでみたり。斜め前方からの攻撃がちくちく効いていたようでして。ナルガクルガ右ブレードに刃こぼれができています。さらに落とし穴攻撃のラストで顔面が弾け、傷がつきました。着々と部位破壊。


 しかし、まだ弱っているようには見えません。村クエ上位★×9への関門です。さすがに強いか。しかし、どっちかってえと、★×8に上がるときのモノビー&白モノビーの方が複数同時でやっかいだった気がします。ナルガクルガは一匹。こちらはひとりと一匹。


 ダメージを受け、回復の機会をうかがいつつ、一番近いエリア出入口がナルガクルガの後ろという状態。と、いきなり視界の右に変なものが。マップに青い点が出現し、レーダーのアレのように丸く広がっていきます。


 シビレ罠の術


 って、ハナウタとナルガクルガと私はかなり接近戦なんですが、いつの間に。と、斜めに跳躍しようとしたナルガクルガの動きがいきなり急停止。ほぼゼロ距離で仕掛けられたシビレ罠にハマった模様。ようやったハナウタ! 回復なしでそのままコンボに入る。そこそこゲージは溜まっていたので突きから気刃斬りへつなぎ、そっから突き→斬り上げ。斬り上げが入ると同時に「目的を達成しました」という表示が出て、太刀の動きに追随するように、あるいはアッパーカット食らったようにナルガの顔が跳ね上がり、前脚でわずかに踏ん張るような素振りを見せ、メッセージが消えた直後にくたり、と力が抜ける。斬り上げのモーションとナルガの死にモーションが重なったわけですが、うん、何かよかったです。


 村に戻ってみたら、ネコートさんが何かいいたそうにしてます。ナルガクルガ戦は緊急クエストだったので、クリアすることによって村クエ上位最後のレベル★×9が開放されるわけですな。声をかえけてみると、「あのナルガクルガを倒すなんてさすがだニャ! いや、さすがだな」って、地が出てますよ変装ネコマント。ともあれ、これで★×9が受注できるようになりましたニャ。



* * *



【金銀火竜編】

 村クエ★×9の世界は、また強烈な個性あるモンスターが出てきています。てか、クエストが無茶です。大連続狩猟はもちろん、同時狩猟がキツそうです。「地獄から来た兄弟」雪山でティガレックス二頭とか。うわ、やりたくねえ。「4つの巨塔」ディアブロス二頭同時。「黒鎧、弐領」グラビモス亜種二頭同時。


 そうしてぱらりぱらりとクエストを見ていると、グラビモスやディアブロスなど上位にこれまで出てきてなかったモンスターが出てきてるなあ。ひとつ下のレベルではまだナナ・テスカトリとかクシャルダオラとか狩ってませんが、とりあえず興味あるものからですかね。


 ようやく火竜たちが出てきました。旧火山「噴煙の王者」でリオレウス、旧砂漠「砂漠の女王」でリオレイア、森丘「竜王の系譜」でリオレウス亜種とリオレイア亜種の同時クエスト。そして、希少種


 亜種は、まあ分かります。ちょっと違うやつです。リオレウスの亜種は蒼レウスで、リオレイアの亜種は桜レイアです。希少種は突然変異みたいなレアなもので、レアレウスとレアレイア? てか、もっと分かりやすく表現すれば、銀レウスと金レイアです。どちらも、塔(秘境)で出現。うひょー、まずはこいつらです。ナルガクルガの後、★×9は希少種を狩りに行くことにしますです。


 ちなみにこのクエスト、一定条件を満たさないと出ないようで、その条件ってのが「大型モンスターのうち、飛竜種、魚竜種、鳥竜種を合計100頭以上狩っていること」でして。まあ、★×9解放時に出てたってことは、100は狩ってたってことですな。あ、これに該当しないのは、ドスなトカゲたち(中型モンスター)や牙獣種(ドドブランゴババコンガドスファンゴ)と古龍種(その他)ですか。いい機会なので、ギルドカードとかでちょっと数えてみた。亜種とかは通常種と同じカウントをされています。まずは、魚竜種から、

 第二位 砂竜ドスガレオス:6頭
 第一位 水竜ガノトトス:15頭

 って二種類かよっ。つーか、魚竜種は今んとここれしか出てねえし。次は種類が多い飛竜種を見てみると、

 第九位 迅竜ナルガクルガ:1頭
 第八位 鎧竜グラビモス:3頭
 第六位 岩竜バサルモス:5頭
 第六位 轟竜ティガレックス:5頭
 第五位 角竜ディアブロス:9頭
 第四位 雌火竜リオレイア:11頭
 第三位 一角竜モノブロス:14頭
 第二位 帯電飛竜フルフル:15頭
 第一位 火竜リオレウス:17頭

 ナルガクルガは倒したばっかりなんでこれだけですが、フルフルを結構倒してるなあ。それにしても何故あのブヨブヨして白かったり赤かったりするやつは、異名が他のと違うんでしょうか。他のは「岩竜の涙」とかいう形で素材に異名が入っているのですが、ブヨブヨした連中は「真珠色の柔肌」とか「魅惑色の柔肌」とか挙げ句「アルビノの中落ち」とか「アルビノの霜降り」ですしねえ。んで、モノビーが入ってるのは、正月に倒しまくったせいでしょうか。リオレウスの半分くらいは蒼レウスですな、たしか。えーとこれで、魚が21で飛竜が80、もうこれだけで希少種召喚成功ですが、念のため鳥もカウントしてみんとす。

 第四位 眠鳥ヒプノック:4頭
 第三位 黒狼鳥イャンガルルガ:9頭
 第二位 毒怪鳥ゲリョス:14頭
 第一位 怪鳥イャンクック:48頭

 ……このクックの図抜けたカウントはいったい何事か!? ノルマの半分くらいをクックが埋めてますよ? トータルで見ても、狩猟数二位のリオレウスの倍以上です。いやはや。希少種の召喚、楽勝ですな。


 ともあれ、金銀登場したのです。どちらも舞台は塔(秘境)でして、クエスト上は「塔」としか表記されていませんが、以前ナナ・テスカトリと対決した塔とは別マップ。で、事前情報として、

 (1)キャンプがない。支給品箱がない
 (2)スタート地点→対戦エリアが一方通行。

 というのがありまして。一方通行はいつもの「塔」の最後のエリアも同じです。が、ベースキャンプがない、支給品がないというのは、結構シンドい。キャンプにある寝台では回復もできますしね。支給品で回復アイテムなんかが届いたりもするわけです。それが、ない。必然的に、持ち込んだアイテムがすべてってことになりまして。一方通行なんでエリアの出入口で自在に敵を翻弄するってわけにもいかず。モドリ玉必須ですかね。


 まずは、金レイアからとして。「一縷の月光」を受注。普通の塔だと、最後のエリアは塔のテッペンで、その直前エリアは塔の内部。表に出たところで出入口が崩れてるみたいな感じの一方通行でした。塔(秘境)はというと。


 始まって、しばらく呆然としてました。塔のテッペンです。どうやらキャラとしてはここまで登ってきたらしく、端っこには崩れた屋内への出入口。狭いテッペンで、敵の姿はなく。はて? 自動マーキング発動のマップを見れば、もっと大きいエリアに青くモンスターがいる。道もあるので、どっからか進めるはずですが。視覚に頼ってうろうろする。が、道らしきものはない。えーと、どこ? 今度はマップに頼って、キャラを示す▲を見ながら、道の方へ進む。って、壁が崩れてる。これ? そのまま進む。墜落。落下。雲の中へ。うきゃー。


 イタリアン髭親父に比べるとジャンプ力もない狩人ですが、落下には強いです。雲の上から落っこちようが死にません。どこぞの貧弱探検家より遥かに丈夫なのです。


 雲を突き抜け、大きなエリアに落下。そりゃ一方通行だわいな。落下して、立ち上がり、周囲を見回す。遠くに金色の塊。こちらに尻尾が向いている。ハナウタと並んでダッシュで突撃。ゆっくりと金レイアが振り返り、こちらを認識する。びくり、と我々の動きが止まる(←自動)。硬直が解けると右半身側に回り込みながら、斬りつける。


 金色だろうが、リオレイアリオレイア。基本的な動きは変わりありません。応用的には閃光玉ピヨり時に変に尻尾をぶらぶら振るとかそーゆーのもありますが。気をつけるべきは、サマーソルトと前フリなしに発動する突進。サマソは毒必中ですが、毒無効がついたレイアシリーズなので純粋なダメージのみ。かなり痛いので、避けるに越したことはありません。レウスと違って地上戦をメインにしているだけ、その攻撃が痛い。


 まずはその邪魔な尻尾を狙う。ハナウタに気をとられているところを背後に回ってざくざく。わりにあっさり切断に成功。おっしゃ。が、喜んだのもつかの間、そっからが長かった。何しろ、当たると大ダメージがあるのに加えて、ひとつのエリア内しか動けず、隠れ場所もなく、連続してダメージを受けると死亡しかねない。距離を置けば突進してくるし。ハナウタを攻撃してる間は余裕ができるので回復も可能ですが、ハナウタ退場時はそうもいかず。


 ところで、回復薬系は、一時ダメージまで含めて回復しちゃうのです。つまり、100ある体力のうち、ダメージ受けて確定ダメージが20、一時ダメージが30入ったとします。とすると完全に残ってる体力は50となり、赤く表示される一時ダメージの30がじわじわと回復に入るわけです。で回復薬が30回復とします。一時ダメージがまったく回復していないときに飲むと、体力は80まで回復して終わりです。ですが、一時ダメージが10戻った状態で飲めば、60+30で90まで体力が回復します。そうしたことを考えれば、一時ダメージがたくさん残っている状態で薬を飲むのは効率的ではないわけで。


 秘境においては、回復は持ち込みアイテムのみです(後は死亡で復活)。なるだけ回復アイテムは節約したいところ。そのためには、一時ダメージが残ってるときに使いたくはない。でも、使わないでいて、追加でちょっとした攻撃でも一発もらえば一時ダメージは確定ダメージに切り替わります。タイマン張ってる場合には望ましくない。


 そこでモドリ玉をちょこまか使用。スタート地点に戻って回復。モドリ玉を調合し、必要なら他のアイテムも調合したりして、戦闘エリアにまた落下する。この繰り返し。一度、モドリ玉を調合しわすれて戦闘再開したことがあったりしてきわめてピンチに陥る。死にかけて戻ろうとしたらモドリ玉ないしっ。体力削れた状態でスタミナ見ながら走り回り、ハナウタがボコられているときにどーにか回復薬グレートで復活。さらにハナウタがサマソ食らって吹っ飛んでるときにモドリ玉を調合。その数秒後、金レイアの標的が退場しちゃったハナウタから私に切り替わり、壮絶な突進を受けてまた死にかける。お互い立ち上がった直後に飛んできたサマソをどーにか横っ飛びでかわし、モドリ玉で逃げる。あぶねー。


 閃光玉を惜しみなく使い、残りモドリ玉素材が5個ほどになった頃、さしもの金レウスも倒れる。ふいー。


 村に戻り、数日後、今度は「秘境を目指して」を受注。相手は銀レウスです。レイア−金レイアと同じように、銀レウスはレウスの希少種で、動きも似ています。レウスもレイアも、わりに苦手としていないのです。何とかなるでしょう。けど、ステージが秘境なので、モドリ玉は必須ですか。ステージによる縛りが面倒かもよ。


 実際、面倒なことになる。他のマップであれば、レウスって結構頻繁にエリア移動するので、追いかけ回すイメージがあります。空の王者としては空にあることが多いのです。しかし今回は秘境、エリアひとつしかないわけです。なのでエリア移動はなし。その分、エリア内で飛び回る銀レウス。また、低空飛行で攻撃してくるということも頻繁に。


 さらに、空中からの火球攻撃もバリエーションが増えやがっています。これまで、宙に浮かぶ→ホバリングしつつ向きを変える→火球をぶっ放す、だったのですな。なので浮かんだときに、その影に入れば、わりに安全地帯。しかし、銀レウス、宙に浮かぶ→後退しつつ→火球を三連発。どこに? 影のあった辺りに、です。何発直撃弾を食らったことか。さらに空中から遠くに向かって放つパターンは、一発目、二発目、三発目で微妙に方向を変えてきやがります。なので、二発目までは避けても三発目が命中とか。何度火ダルマになったことか。


 加えて、エリア周辺を高速旋回して、座標が合うと特攻。空中からの蹴りが放たれ、直撃して大ダメージとか。飛ぶ銀レウスには要注意です。避けそこなって死んだし。


 それでも、やっぱりレウスはレウス。どーにかこーにか尻尾切断→翼爪破壊→頭部トゲ砕きを達成、やがて銀の巨体が倒れました。金銀制覇です。


 金レイアと銀レウスを倒したことにより、追加クエスト登場。「右手に火輪、左手に月輪」で、金銀同時出現です。さすがにしんどいかも。


 金レイアと銀レウスの素材でそれぞれ新しい防具が作れるようになりました。金レイアはゴールドルナシリーズで、銀レウスがシルバーソルシリーズです。ルナの方は、クリア報酬の枠が増える激運が発動するので、他にてきとーな防具がなければ装備してて問題なしのいいものです。ソルは、攻撃力UP【小】と心眼が発動。……心眼? たしかこれ、武器の弾かれモーションがなくなるスキルですな。弾かれると次の動作への移りが鈍くなるのでやっかいです。これがなくなるだけで例えば殻の堅いグラビモスなどを相手にするときには有効になるはず。心眼はモーションがなくなるだけで、刃の磨耗は変わらないようですが(弾かれるとヘタりが大きい)。でもなあ、私、太刀の人ですよ? 練気ゲージがMAXになり、攻撃がノッてきたときって、心眼発動してる状態です。太刀で心眼スキルをつけたときに役立つのは、ゲージが上がってないときくらいですか。まああるに越したことはないけれど、他の近接武器ほど必要とはしない感じ。しかも攻撃力UPにしても【小】だし。


 結論、シルバーソルは当面必要なし。ゴールドルナは集めたいなあ。



* * *



【金猿金剛編】

 ラージャン


 ★×9で、ようやくまみえることができます。もっとも村クエ下位で、残ったままになってるラオさん龍を倒したら村長オバァが「最後の招待状」を出してくれるはずですがね。「最後の招待状」がラージャンと戦うクエストなんで。ただし、大闘技場??だかで、逃げ場なし、しかも開始後10分で二頭目のラージャンが登場するというでんぢゃらすくえすとです。まだ出してもいないのでアレですが、できれば、単品でやりたいなあと


 ラージャンは牙獣種に分類されています。猿です。猿タイプの大型では、これまで雪獅子ドドブランゴ、桃毛獣ババコンガを倒してきました。ラージャンは金獅子と呼ばれています。凶悪だそうです。そのラージャンについて事前に知っていることは、

(1)怒り状態だと落とし穴が効かない
(2)閃光玉を浴びせると大暴れする
(3)弱点属性は氷、だったような

 あたりですか。なので閃光玉は4発ほど持っていく(アイテム箱に調合済がこれだけしかなかった)だけにして、シビレ罠をメインにしてみる。このことが、クエストに影響することになるが、準備段階で私が知るよしもない。あ、ステージは火山なので、クーラードリンクとクーラーミートを持っていく。


 開始後すぐに溶岩の辺りに出たので、クーラードリンクで冷却開始。火山ってんで、近くの割れ目でピッケル振るって採掘をする。マップを見れば、ラージャンは隣のエリアにいる。採掘をしまくって、ようやくご対面する気になる。


 移動してみれば、ラージャンもまたエリア移動中。お互いすれ違いですよ。そのエリアでまた採掘をしてから、猿を追跡する。すると、エリア中央をのっそりのっそり歩く黒い塊。黒い猿、角が2本、側頭部から生えています。


 ラージャン。


 駆け寄って、一発殴る。認識。咆哮。ラージャンがバックジャンプする。距離を置いて、今度は右に左に跳躍しながら接近してくる。


 私は、ナルガクルガと戦ったことがある。ナルちゃんも、ジグザグに動いてきた。ラージャンは、ナルガよりも遅い。ただ、明らかに違うことは。


 怖いナルガクルガの動きが「狩り」で相手を翻弄し弱らせるものであるとすれば、ラージャンの動きは相手をぶちのめすための「戦闘」である。力強く、一発一発が重い。右に左に拳を振り回し走る動きもある。ババコンガにも似た動きはありましたが、それより怖い。両手を挙げて立ち上がり、前に倒れるアクションもある。ドドブランゴにも似た動きがありましたが、それより怖い。


 そして、四つん這いになり、上半身を動かして、口からビーム。さらに雷の塊をぶっ放してきます。やりたい放題です。なんちゅーか、ほら、アレです、某「龍玉」で出てくる野菜の人たちが月光で大猿になってるような、その大猿と戦ってるような。


 隙というなら、ビームのときくらい? 前に倒れるアクションも隙が大きいのですが、震動が発生するので、耐震スキルを持っていないレイア装備だと硬直が入ります。それもかなり長い硬直が。他の隙といったらオトモを攻撃しているときに背後ではなく側面から、というくらいですか。下手に背後から接近するとバックジャンプの可能性があるので怖いのです。


 シビレ罠を持ってきています。ナルガクルガと逆で怒り時には落とし穴が通用しないので、シビレ罠をメインにしようと思ったわけです。突進を誘って、罠に掛けようとして、シビレと同時に吹っ飛ばされる。またやったーっ! 待機場所近すぎました。慌てて駆け寄って殴る。シビレ期間は短いので何発か入れていたらすぐに罠が壊されます。シビレ罠は調合素材まで含めて、3つしか持ち込めません。ううん。ダメージ与えられるだけでもいいか。それでもあっさり罠がなくなる。だったら、隙見てやるしかありますまい。


 その瞬間がやってきました。怒りです。これまで結構な種類のモンスターと対決してきました。ダメージを重ねていくと、かれらは怒りモードになります。攻撃力が増加し、動きが速くなり、中にはモーションが追加されたりするものもありました。だいたい口の辺りに変化が見え、吐息に火が混じったりとか黒い煙が出たりとか白く光ったりとかするのです。ババコンガは顔が赤くなり、ティガレックスは血管のような赤い線が浮かび上がり、モノブロスは赤太い線が左右に2本ずつ出てきました。が。ラージャンは特別です。特別だということを事前情報で知っていました。


 側面から太刀の切っ先が突き込まれる。ぷちん、という音が聞こえた気がしました。それはまるで、


 クリリンのことかーっ!!!!!
(鳥山明「ドラゴンボール」巻二十七)


 そんな話はしてねえ、って、いや、でも合ってないこともない、か。ちとシーンがズレてる気もしますが。いきなり金色の輝きに包まれ、体毛が金色に逆立つラージャン。うわー、大猿のままスーパー化しやがりました! 雄叫びを上げるスーパー大猿。金獅子の異名はこの怒り時の姿から来ているのです。


 拳の一発一発が攻撃力の増大により無茶なダメージを与えてきます。動きも速く、その場で高速回転してダメージを与えるモーションも出てきます。接近していると危ない。しかし、太刀は接近しないと攻撃できません。さらに、ジャンプして空中で丸まって回転、雷をまとって地面にぶつかり、そのまま跳ね上がり、後方に着地、という攻撃。なんかこー、見ていると「メトロ井戸」(←と変換されたが)を思い出すそんなジャンプ。接近していると、ジャンプした瞬間に対応できず、まともに食らいがち。ことに攻撃モーション中だと鈍いし、「わ、わ、わ」といってるうちに直撃。大ダメージ。さらに後方に飛ぶ、といっても、着地時には、ラージャンこっち向いて準備万端だし。そのまま連続攻撃を食らって死亡。


 あきゃー、どうすっかなあ、とベースキャンプでとりあえず砥石を使い、肉を食う。クーラードリンクを飲み、再出撃。隣のエリアに移動した途端、メッセージが出る。「支給品が届きました」回れ右をしてベースキャンプに戻る。応急薬などに並んで、支給品専用閃光玉がある。……閃光玉? 大暴れするって話でしたが。でも支給品は相手に効くアイテムが補充されるわけだし。もしかして、閃光玉って有効なんじゃないか? もらうものもらって移動する。


 フツーの猿になったラージャンを発見。こちらを向くのに合わせて、とりあえず支給品専用閃光玉を投げつけてみる。ラージャンがピヨる。動きが、たしかにOH暴れDEATHよ? 動きが読めないだけに対処しにくそうですが、その一方で、


 これ、イケるんじゃねえかな?


 とも思う。たしかにドドブランゴババコンガには閃光玉を使ったことはほとんどありません。でも、閃光玉食らって暴れ回る相手ってのは、他にもいます。例えば、ナナ・テスカトリテオ・テスカトルナルガクルガも激しく位置を変えました。これが初めてってわけじゃないのです。それに、ラージャンにダメージを与える機会でもありますから。


 攻撃食らう覚悟でラージャンに近づいて斬り斬り斬り。予想通りどかんと攻撃に巻き込まれたりもしましたが、通常のラージャンよりピヨってるラージャンの方がマシってもんです。すぐに支給品の閃光玉は使いきり、ノーマル閃光玉もなくなる。嗚呼、何故調合素材ごと持ってきてなかったのか!


 ラージャンが金色に輝き、暴れ出す。一発食らって死にかけ、慌てて逃げ出す。振り返ってる暇なんてありません。エリアの出入口に一直線です。背後で壮絶な打撃音というか破砕音がしています。マップを見ていると、ラージャンのアイコンが高速で動き出し、こちらに急接近。ひいいいぃ。最後はタイミングを合わせて出口に向かって飛び込んで脱出成功。はあはあぜいぜい。


 25分経過。回復アイテムも少なくなり、閃光玉も0となり、ラージャンは怒りやすくなっています。エリア移動しつつちまちま攻撃してるんですが、下手すると攻撃する前に大ダメージを食らって逃げるということも。か、勝てるのかな、これ。


 弱気になったのを見透かしたように、スーパーラージャンに殴り飛ばされ、壁際に追い詰められる。オトモに気を取られた隙に回復するも、やっぱり壁際の攻防。接近したところにジャンプ→回転落下を食らい死にかける。ラージャンは後方に着地するわけですが、そこに壁があったためほとんど距離がない。その場で再び回転着地を浴びて死亡。ぎゃーす。死んだ姿の上に、もっぺんラージャンが回転着地して踏みにじられる。


 スタミナ増強してまた接敵。スーパー化したままの大猿を相手に攻撃を避けまくる。し、死ぬー。殴られる前にどーにか殴る→殴られて大ダメージ→エリア移動して即回復→練気ゲージがあまり減らぬうちに戻って殴る、という繰り返し。ゲージを溜め続けることでダメージを増加させ、エリア移動直後だと敵が動き出すまでにちょっと時間があるのでそのわずかなフリータイムに殴るわけで。


 吹っ飛ばされて、ごろごろとエリア移動。直前、ラージャンが足を引きずったのが見えた、ような。や、や、や。追い詰めてますか、ひょっとして? ここで死んだらもったいないけど、ここで時間掛けてクエスト失敗してももったいない。回復薬グレートを使用して、攻撃力増加状態のまま舞い戻り、気刃斬りコンボ。ダメージを受けてまたグレート。コンボ。


 ラストは、突進してくるスーパーラージャンに対して真っ向勝負ですよ、これ。斬り上げがまともに入り、突進が止まった。そこへ縦斬り一閃。メッセージが表示され、ラージャンが倒れる。


 ど、どうにか勝つには勝った。今度やるときは閃光玉を絶対たくさん持ってくるべきだ。少なくとも5個以上は確保しておかねば。


 金獅子素材獲得により、大剣カブレライトソード改を雷属性の太刀「鬼薙刀」に強化できる目が出てきました。まだ素材の数が足りませんがね。またそのうちラージャンと対決しに行きますか。仙豆とかが大量に欲しいところですが、うむー。ま、またしばらくは、あんましクエストできないようなので、ぼちぼちいきますかー。









* * *



 ラージャン、ナルガクルガ、火竜希少種、新たな標的が立ちはだかる中、ふと狩人は思い出す。ラオシャンロンはどうなった? 果たしてほったらかしの大物に挑戦する日が来るのか、はたまた素材集めに奔走するのか。次回「題名未定編」、狩人の明日はどっちだ!?


 
なお、番組の内容は予告なしに変更することがあります。ご了承ください。



************************************************************************************


 こないだ榊ガンパレの「九州奪還」が完結したっぽいので、シリーズの再読にかかる。が、読んでる最中に、今度は「奪還」の外伝っぽいのが2月に出ると知る。あー、でも、発売されてもまだ「奪還」に入ってないかもしれないなあ。ゆっくり読みたいところですが。




 購入した本:
  葵せきな『生徒会の四散』、アサウラ『ベン・トー3 国産ウナギ弁当300円』、マーセデス・ラッキー『天翔の矢』

 読了した本:
  榊涼助『ガンパレード・マーチ 5121小隊の日常』『ガンパレード・マーチ 5121小隊決戦前夜』『ガンパレード・マーチ 5121小隊熊本城決戦』『ガンパレード・マーチ episode ONE』『ガンパレード・マーチ episode TWO』『ガンパレード・マーチ あんたがたどこさ♪』『ガンパレード・マーチ 5121小隊九州撤退戦(上・下)』『ガンパレード・マーチ もうひとつの撤退戦』『ガンパレード・マーチ 5121小隊の日常U』



←少し過去へ    少し未来へ→

 戻る