2009年2月。


下旬。


 2月21日のことである。土曜日で、いつものようにフツーにミッションを遂行していたのであるが、ふと思った。「7を足して来週土曜は28日だからそんときにどかんとまとめて書けばいいや」このペエジのこととかである。その後友達からメールが来て、その一節に2月の最終週になって、という話があって愕然とする。てなわけで、いまだに2月が28日しかないことに慣れない今日この頃いかがお過ごしでしょうか。私は慌ててちょびちょび文章ひねり出してます。ぶっちゃけ、31日ある月から2日ばかり差っぴいて2月に組み込めばいいと思うのだけれどどうよ? 候補としては10月とかでしょうか。3月は春休み、7月8月は夏休み、12月は年末で1月はなんとなく。5月あたりでもいいかもしれませぬ。


 いつも原付を停めているシャッター付き駐輪場には自動販売機がある。ドリンクである。昨今いろんな販売機があるので、その点は断っておかねばなるまい。ドリンクだと思っていても菓子が出てくる場合もあるから要注意である。それはさておき、くだんの販売機は、他よりも20円ほど安くドリンクを提供してくれる。ために重宝している。ことに具体的な名称を出すのははばかられるので伏字にするがREALG○LDとかワンコインなので早朝原付から荷物を取り出した後、栄養剤代わりに購入することが多い。ドーピングなのである。で、ある日ある朝、いつものように購入するとかのドリンクのボタンに赤い文字が点灯した。売り切れである。2、3日その状況が続いたので、ドーピングもせずに頑張った。で、夜駐輪場に至ると赤い文字が消えている。やあ、補充され……あれ? REALG○LDの見本が二本になったますよ? 増えてる!? これまでより二倍長く買えますよ! ということよりも気になったのは、「何が削られたのか」ということだったり。栄養ドリンクが増えたのは、この販売機的には需要があったからなのだろうが、そうしたリサーチを販売機ごとにやっているのであろうか。コンビニとかはやってそうだけれど、販売機ごとにメニューが微妙に違ったりするのであるかなあ。あんまし他では買ったりしないのでよく分からぬ。以前あえてやはり名前を伏せるがB○SSの開発エピソードの本を読んだことがある。缶コーヒーそのものがあまり多くない状況で、「本物のコーヒーを」というリアル志向で売り出したがさっぱりで、ヒットのきっかけがマーケットリサーチであり、深夜トラックの人たちや肉体労働の人たちが飲みたがるコーヒーということで、リアルを追及したのではなく、少し甘味を増やしたりとかそうした工夫をしたとかそんなことであったかと思う。同じメーカーのものでも販売機ごとに並べるドリンクが異なるのであれば、視界のあちこちに見えるであろう自販機のひとつひとつにドラマがあるのだろうなあ。なんてことをドーピングせずに疲弊した頭で考えてみたりする。ちなみに、削られたのは朝の果物な感じのジュースであった。健康よりドーピングな人が利用しているのだろう。


 梅雨かっ、つーくらい雨が続いててユーウツなんですが、早朝着るカッパが鬱陶しいのですことよ。で、とある朝。雨は降ってなかったんですが、ちょっち霧。まあたまにある話で。このくらいなら大丈夫かなとカッパを着ることなく出発。原付に乗ってて思考が止まってるっぽいとき、朝とかは脳の大半がいつもより寝てる(いつもだって人間の脳の大半は寝てるわけですが)ので、自然に鼻歌のひとつもかましながら走っておるのです。その日も自動選曲モードで頭に浮かんだフレーズを考えもせずそのままハナウティング。

 ちぃーらしぃ、ずっ、しぃなーぁら、

 一瞬脳が覚醒。「何で『す○太郎』やねん!?」と突っ込んで再びスリープモードへ。早朝濃霧になってきた中走る原付上での鼻歌とも思えませんな。


 ミッションの合間にお弁当を食べる。お弁当は父親のと一緒に母が作ってくれることが多いのです。感謝しつつ二重になった小さな弁当箱をぱかり。上におかずのケースがあって、下がご飯です。タッパみたいになったおかずケースを開く。みにはんばーくはいいとして、何だか得体の知れぬぶよぶよした感じのものが入ってます。……? 箸でつついてみる。ぶよぶよ。箸を刺してみる。ぷっすり。持ち上げて、元は丸っこかったもの(ちょっとつぶれてる)を口に放り込む。……たこ焼き(マヨ付き)。本日のメニュー、たこ焼き定食。いや、ちょっとどうなんそれ。前に書いたことあるかもしれませんが。炭水化物+炭水化物のメニューって人はどこまで許容できるのか。

 ラーメン定食……○
 うどん定食……○

 あたりはまあ妥当かと。

 お好み焼き定食……○
 そば定食……○

 人によっては首を傾げるかもしれませんなあ。

 スパゲティ定食……△

 どんどんビミョーになってきます。この辺りから怪しい。

 ピザ定食……×

 いや私的にはもうダメでしょう。ピザ+ご飯というのは間違ってる気がします。

 素麺定食……×

 すいません無理です。などと書いていって、ひとつ思いついた。

 トースト定食……×

 いやさすがにそれはないでしょう。でもあれですわ、ゆうきまさみの「究極超人あ〜る」で出てきた「おかゆライス」を思い出してみたりする。カレーのようにおかゆをかけたご飯ですが。


 Amazonの「おすすめ商品」のリストをつらつら眺めて、何ぞ私に見えてない掘出物がないか探してみる。「おすすめ商品」は、商品同士にタグリンクが貼られていて、「これを買った人におすすめしています」とか「これを評価した人におすすめしています」という具合に、個人のチェック状態に応じて商品がピックアップされるシステムである。本であれば同じ作者、同じジャンル、同じ時期に出版されたものとかが引っ張られてきて、なるほど購買意欲をそそるものがあったりする。そうしたタグリンクは発売時期などは自動的にされるにしても、ユーザーが入力して反映させることも可能である。だから、同じものに興味を持つ他の人が入力したタグリンクで発生したおすすめ商品だったら、有望だったりする。で、自分が「持ってる」とか「評価した」ものに関してはリストから除外されるし、「興味がありません」というチェックボックスもあるからリストに載るのがうざかったりするものは抹消できます。便利。で、眺めていていくつか興味を引くものがあったりして、「発見発見」とほくほくしていたときのこと。何故かリストの後方ページにカロリーメイトのチョコ味が4本×10箱ってのが挙がっていまして。ケースのカロリーメイトってAmazonで売ってるんだ。しかも在庫切れ。でも何故これが私のリストに? 理由を見てみる。「地図にない町 - ディック幻想短篇集 ハヤカワ文庫 NV 122をお持ちのお客様におすすめします 」!? いやちょっと待て。どこの誰よ、こんなリンク貼ったの!? P.K.ディックとカロリーメイトって。


 本屋に行ったら予想の枠外にあった本が出ていたので購入。「うちの3姉妹特別編」と「びんちょうタン4」です。特別編は全編書き下ろしだそうで楽しんで読みましたが。「びんちょうタン」の最終巻にはまいりました。ダメです。お嬢様であるクヌギたんのエピソードはともかくとして、おばあちゃんの話。あれはいけません。ダメです。うっかり泣きそうになりました。昔からこういう話弱いんですわ。某青猫マンガでもおばあちゃん系の話弱いし。


 本屋に行ったら予想の枠外にあった本が出ていたので迷わず購入。岩本隆雄の『星虫年代記1』です。新潮社でレーベルがつぶれて十年寝太郎と化し、口コミで評価が上がりつつ、何年か前に朝日ソノラマから復活、朝日ソノラマでレーベルそのものがつぶれ、新レーベルで合本復活書き下ろし付き。最初の新潮社版を複数冊(読書用と保存用と貸本用とか)に持ち、ソノラマ版も持ってる私ですよ。買わずにおれますか! もったいなくてまだ読んでませんがね。『1』があるってことは続きがあるわけで、多分今回のは新潮でもあった『星虫』と『イーシャの舟』がメイン。てことは朝日ソノラマ版で出版された『鵺姫異聞』とかあの辺りが『2』に来るはず。まとめて読むのです。当然買うのです。うひょー。


 ミッション場で、ある日あるとき古参のパートさんが曰った。常日頃他の人たちに指示を出したりして馬車馬のように働かせてる人である。「私って天使みたいでしょ」いやいやいや。その場にいた全員が首を振る。ひとりがいった。「『だ』が付くんじゃないですか。古参の人応じて曰く「私は天使」うわ、いいきったよこの人。すかさず私がいう。「『ぺ』じゃないんですか?」古参の人応じて曰く「私は天使だっぺ」そんな和やかな会話がなされてる私らの隣のミッション場では、某Tさんを巡る攻防が行われており、ついにパートの人たちが「あの人は自分でもよく分かってないのに無理矢理指示を出してるせいで、指示の追加や訂正が多すぎていっぱいいっぱいになってます。お願いですから交代してください」と元お向かいのおねーさんに直訴する始末。現状をようやく聞いてブチ切れたおねーさんがTさんに「そこまでできないなら代わる? 代わる!? 代わるか!」と迫る修羅場があったり。でも代わったところで、今度はおねーさんが仕切ってたフロアのパートさんが大迷惑するのは目に見えてるんでどうなることやら。


 そろそろ暖かくなってきましたなあ。暖房とかもうつけてないし。このまま穏やかな日が続くといいんですけど、と思いつつ、いつものやつで。




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 「モンスターハンターポータブル2ndG」な話。 第20回


 さてさて、前回辺りから今後の方針として太刀だけじゃなく、双剣と弓もやっていこうかってんで、武器の製作を始めたところでしたが、なかなか素材が集まらない。その後はというと。




* * *


【青蟹髑髏編】

 なんちゅーか、出てこねえよ、火竜の尻尾。数頭リオレウスを倒して一本追加したくらい? で、もうひとつ困った問題が、ショウグンギザミ。青蟹素材の弓は前回どーにか手持ちの素材で「ブルーブレイドボウU」まで強化できて打ち止めだったのですが。双剣の方は足りない素材が。すなわち「鎌蟹の尖爪」です。


 これまで持っていた尖爪はブルーブレイドボウに突っ込んだので、手持ちはまったくなし。なのでショウグンギザミを退治しまくるのですが、ちっとも出てきやがりません。殻を叩き壊して鎧竜の頭殻など入手したのですが使わないっちゅーねん。いるのは爪だってえの。


 ところで、そろそろ上位素材の防具を作ってみようかという気に。一位指名は「激運」のゴールドルナシリーズですが、金レイアをその後退治してないので素材なっしん。今使ってるレイアシリーズにしろ、まだ見ぬゴールドルナにしろ、戦闘の攻撃面の強化はまったくないのです。レイアは毒無効とか体力+30とかつけてますがね。攻撃力だったら蒼レウス装備についてる見切りと攻撃力UPの方がいい。で、今回頭にあるのは、近いうちに再でびうするはずの双剣のこと。太刀だけじゃなくこちらでもスキルが有効なものがいいなあ。リストをぺらぺらやるうちにプランが固まってきました。ギザミSシリーズ。これには匠、研ぎ師、攻撃のスキルポイントがついてます。防御のマイナスポイントもついてますが。匠を伸ばして得られるスキルは「斬れ味レベル+1」で、斬れ味ゲージが一段階伸びます。レベルの高い斬れ味だと攻撃力補正だけでなく、会心率にも補正がつく上、弾かれにくくなるということで、多分ヘタな見切りをつけるよりも攻撃面向上。さらに研ぎ師のポイントが10に達すると「砥石使用高速化」のスキルが発動。双剣ならば武器の損耗が激しいので高速砥石は望むところです。太刀なら、高速砥石の代わりにスロット使って別のものを発動させてもいいかも。ふむふむ。んで、加工屋に行ってギザミSを見てみる。


 ギザミSヘルム:鎌蟹の堅殻×2、鎌蟹の尖爪×2、鎌蟹の甲殻×5、王族カナブン×5


 ぐはっ。ここでもまた尖爪かよっ。がっくし。てか、兜のどこに爪を使ってるのか。鍬形か? 頭突き用か? 落ち込んで帰ろうとして、ふと足を止める。思い出したことがあったのです。もっぺん引き返して、他の部位を見てみる。お、胴は作れるじゃないですか。とりあえず作っとこう。腕、も作れる。ぽちっ。腰、も大丈夫。ぽちっ。足、もか。ぽちっ。頭だけですやん、できなかったの。思った以上のいい感じです。あとは頭だけなんですから、


 そ・こ・で
 この面の出番! というわけじゃ

(せがわまさき「Y十M」2巻)


 以前作ったスカルフェイスを合わせてみる。スカルフェイスには達人と匠がついていたのです。さらにスロットに装飾品を突っ込んでスキルを発動させる。斬れ味+1、攻撃力UP【中】、砥石使用高速化、防御力−20が発動。ここでスロットがいっぱいいっぱい。防御のマイナスは打ち消せませなんだ。あと、達人ポイントによる業物スキルは発動にいたらず。トータルの防御力は、レイアシリーズよりも頑丈に。ふむ。ただし、見かけはあちこちにブレードがついた青蟹アーマーにドクロマスクという、どこの怪人かという格好でして、村をてくてく歩いていると不審人物そのもの。しかもこのカッコでベッドに転がったりするし。


 んじゃ、ちょっくら試してみることにしましょうか。クエストは「一対の巨影」で。レイアシリーズで発動させてた自動マーキングがないですが、ある程度リオレウスリオレイアの行動範囲が分かっているので、ペイントかけてれば問題ないでしょう。忘れないようにペイント玉も持ち込む。武器は予想以上に通用したラージャン刀のまま。


 クエスト開始後、エリア1にてモンスターのフンをオトモと一緒に漁る狩人。採集しつくして、エリア2を駆け抜け、エリア3へ。いつものパターンなら、そっからエリア4の高台に行き、行った途端にレウスが飛び立つのです。なので、そこで立ち止まる。草むらの中に仁王立ちして、山間を睨む怪人。うーん、絵になる。待つこと数秒。山間から大きな影がひとつ。翼を広げて飛来するリオレウス仁王立ちで待ち構える怪人青蟹ドクロ。着地する寸前にペイント玉を打ち込み、戦闘開始。


 いくら格好がアヤシいからといっても、やることに変わりがあるわけでもなく。レウスの突進を転がってかわしたり、回り込んで攻撃したり。そもそもの目的は火竜の尻尾ですし。で、攻撃してたらいきなり尻尾が切断させる。え、えらく早くねえか? その後、支給品専用閃光玉でピヨったレウス相手に頭部部位破壊、翼部位破壊に成功、そのまま殴ってたらあっさりレウス昇天。エリア移動させることもなく、その場で倒すことに成功。所要時間5分ちょい(フン漁り込み)。今までの半分くらいで済んだ気がします。強いぞ青蟹ドクロ。で、ほとんどヘタりもしなかった武器を回復させる。通常砥石を使うときには、武器を取り出しつつ片膝立ちに→砥石を取り出し→かしゅっ、と砥石をこすりつける→かしゅっ、と砥石をこすりつける→かしゅっ、と砥石をこすりつける→武器を眺める→「斬れ味が最大になりました、のメッセージ表示→立ち上がるというアクションが入ります。結構長く、戦闘の最中だと磨いてるときに攻撃受けてすべてキャンセルになったりすることも。ところが、青蟹ドクロときたら、こすりつけが一回で終了。早っ。でもあれですよ、あくまで「高速化」なので、きっと一回に見えるけれど、すんごい速度で研ぎまくっているのです。リアルだったらマンガのように残像が入るに決まっています。恐るべし青蟹ドクロ。火竜の逆鱗を入手。


 レイアを探しに行く。トンネル状のいつもの場所にて遭遇。ペイント玉を叩きつけて戦闘開始。トンネル内で突進を食らうもほとんどダメージにならず。青蟹堅いぞ。で、一歩下がるレイアのモーション。避けられる状態じゃなかったんですが、この堅さをもってすればサマーソルトなぞ。ってまともに食らった瞬間思い出す。レイアの尻尾サマーソルト、大ダメージに毒確定がつきます。で、今装着しているのは青蟹装備であって、毒無効のスキルなんてついてません。毒って、防御力関係なっしん。吹っ飛ばされて毒状態。がしがし体力が減っていくのを、後退しつつ回復薬グレートで押さえ込む。ふひー。油断しているとエラい目に遭いますのう。が、レイア姫の抵抗もそこまで。狭苦しい場所で尻尾切断に成功。ところが、跳ね飛んだ尻尾がポリゴンの壁を越えて消える。うぎゃーそこは狩人には越えられない壁ー。何とか到達できないものかとぐりぐりやってみるがダメ。そこに攻撃を食らいかけるが何とか避ける。そのまま滅多打ちに打ちまくってリオレイア撃沈。クリアまでの所要時間レウス+レイアで10分ちょい。やはり半分くらいの速度ですな。レイアの尻尾攻撃の毒さえ気をつければ十二分に戦える装備のようです。自動マーキングとか毒対策の必要が薄いクエストなら、こっちで行くかなあ。


 あ、なお、思わず青蟹ドクロの写真をケータイで撮っちゃいましたが、さすがに掲載できず。結構いい感じの肖像画になったんですが、む、無念。カプコンは許可されたもの以外は全面禁止してるのを確認したしなあ。



* * *



【侵攻遮断編】

 お休みの日の午前中。PSPのスイッチを入れてスリープ解除してみれば、装備アイテム万端に構えている狩人の姿。防具は悪魔メイン装備。武器はモノ鎌改。アイテムには爆発物の類を満載している。やる気満々ですな、前日の私。


 悪魔メイン装備といえば、ディアブロシリーズとディアブロDシリーズを組み合わせ、攻撃力UP【大】と風圧【大】無効を発動させたものです。お正月くらいに考えてましたなあ。もうずいぶん昔のようですが、いまだに使ったことがなかったという。挑む相手は、もちろん老山龍。ラオさんが登場するクエストはいまいくつか出てまして。ひとつは集会所★×4の「巨大龍の侵攻」これが以前拠点を守りきれなかったクエストですな。他に村長オバァの★×6に同名のクエスト。さらに怪人ネコマントの★×8に「接近! ラオシャンロン」があります。ネコマントのクエストはラオシャンロン亜種で、他は通常種。まずはオバァの依頼を受注。


 ラオシャンロンは3時の位置にあるエリア1から時計回りにエリア2→3→4と進み、最終関門であるエリア5に到達して、城門に対する攻撃を始めます。この城門の耐久力が0になったら即敗北。前に挑んだときにはこれで敗れました。それぞれのエリアはベースキャンプにあたるエリアと結びついていて、エリア間を直接移動することはできません。それぞれのエリアの境界にはラオを食い止める障害物があるのです。ラオは障害物を瓦礫に変えて歩きますが、狩人は通れない、と。制限時間は35分。シェンガオレンと同じなら体力を一定まで削って35分経過すれば「撃退」となり勝利となるはず。


 エリア1は狩人の動ける範囲がバルコニーしかなく、外を通るラオさんに対しては間接武器以外で攻撃できる手段がありません。なので、ペイント玉を投げつけてマーキングするのみ。そのまま支給品などがある部屋に行ってアイテムを分別。持ち込んでた死ぬまで攻撃力を微増させる鬼人薬グレートを飲み、臨戦態勢でエリア2入口で待ち構える。ラオさんのエリア侵入と同時にBGMが変わり、霧の中、その姿がゆっくりと見えてくる。位置を確認して、進路上に大タル爆弾Gを2個仕込む。低い位置にある顔がそこを通過するのに合わせて小タル爆弾Gをセットしてまとめて起爆。首を左右に振り、のけぞるラオ。以降、ラオの鼻面をモノ鎌改で殴りまくる。


 前回の戦闘ははるか昔のようですが、少し覚えていることが。頭部を殴るとラオさん龍はのけぞりやすいのです。腹へのダメージ蓄積はわずかなひるみになりますが、頭部の方が足が止まる。そして、足を止めることが今回の最大の目的です。なんとなれば、ラオは違うエリアへの攻撃手段を持たないのです。つまり、ラオが城門に到達するのが遅れれば遅れるほど、城門への攻撃回数が減るのです。


 ひたすら頭を殴りまくる。こちらを攻撃してくるわけじゃないので、避けるとか考えることなく、当てまくる。常に練気ゲージは光ってて攻撃力増加状態。満タンになれば気刃斬りを食らわせ、そうでなければ踏み込み斬りからの縦斬りでコンボをつなぐ。じりじりと進むラオに合わせて転がり、走り、頭部を捉え続ける。巨龍がエリア2を通過。モドリ玉でベースキャンプに戻り、砥石を使い肉を食らい、爆弾を調合して補充。それからダッシュでエリア3の侵入口へ。大タル爆弾Gをセット→小タル爆弾Gでラオの顔面に爆発を食らわせる。さらに持ってきていた支給品専用大タル爆弾も設置して起爆。後はひたすら殴りまくる。エリア4も同じ状況を繰り返してるうちにラオが通過。


 エリア5。城門。タカアシガニを迎え撃った街と違って、ここでは同じ高さに大砲、バリスタ、撃龍槍のスイッチがあります。バリスタに取り付き、弾をセット。狙いを定めます。BGMが変わり、霧の中に動く影。頭が見えました。同時にバリスタ射出。数発でラオがのけぞる。それから撃龍槍に取り付き、カメラ視点を上から見下ろすタイプに変更。ラオが接近したのを見計らってスイッチオン。砦のと違って4本の短めの撃龍槍がくりくりからからと回転しながら飛び出し、ラオを貫く。ダメージを受けてのけぞるラオを無視して門を飛び降りる。地面に下りるとカメラを戻し、大タル爆弾Gを設置して起爆。調合して起爆。最終戦闘の開始です。直後、「残り時間10分です」のメッセージ。てことは25分、足止めに成功したわけです。この時点で耐久力は100%。10分間守り続ければ、勝ち。何もしなくても残り時間でラオが門を破るのは難しい状態だったんでしょうが、そんな計算関係なしで太刀を振りかざす。門にとりついた巨龍は後ろ足で立ち上がってることが多いので、自然、腹の下辺りを攻撃することに。


 残り時間5分を切り、さらに攻撃を続け、やがて「戦いに勝利しました」のメッセージとともにファンファーレ。咆哮したラオシャンロンはゆっくりと向きを変え、城門から離れていく。ふいー、どうにかなりましたか。それにしても、今回の経験からすると、道中ひたすら足止めオペレーションは大変有効ですな。もっとも、後で調べてみたところ、ラオもガオも城門エリアに入るまでは倒せず、一定量の体力を残したまま最終決戦に来る仕様になっているらしい。てことは、途中ひるみを発生させ続けていれば、城門攻撃の阻止→耐久力低下阻止→撃退、ということにつながります。一方で、最後に残ってる分の体力を減らすだけの時間が残されない可能性も高くなり、討伐は難しくなるわけで。クリアを目指すだけとか火力不足なら足止めは有効。討伐からの剥ぎ取りを目指すのならば足止めはほどほどにすべきかなあ。ラオならひるみの小さい腹への攻撃を重ねてダメージを蓄積させるとか。理想は最低体力ぎりぎりまで削減し、爆弾等はラストに温存して一気にやるということでしょうが、その辺りの調整がどうか。


 まあ今回は足止めがラオに通じるってこと、角の部位破壊が可能(ひるみを食らわせてる間に壊れてた)だってことが分かっただけで十分ざます。老山龍の角1本に、大爪をひとつ入手。村に戻って老山龍の大爪に力の護符を掛け合わせて力の爪を調合。ギルドショップにて力の護符を再度購入。力の爪は攻撃力を9%増加させ、力の護符は6%増加。しかもこの二つは重複発動可能なのです。つまりトータルで攻撃力15%増。アイテム枠ひとつ消費しますが問題なし。守りの護符も守りの爪になるのですが、大爪がひとつだけだったので次回へ。


 爆発物を整え、装備を耐震がついた白猿に変更し、そのまま今度は集会所へ。集会所★×5緊急クエスト「迫り来る仙高人」に突撃。緊急なのでこれをクリアすれば念願の集会所上位クエストへの道が開けます。正月くらいからずっと放りっぱなしでしたが。村クエでの同名クエストは場所が街で、タカアシガニは城門前にいきなり侵入してくるとこから始まりました。しかし、集会所のこれは砦で、エリア1からの侵入、多分。てことは……オペレーション・アシドメ発動です。


 ラオシャンロンの頭蓋骨をヤドにしてエリア1に侵入してくるシェンガオレン。予想通りです。ラオの顔をバルコニーに向け、口を開き、変なものをぶっ放してきやがりましたがエリア移動して回避。そっから戻ってペイント玉を叩きつける。


 キャンプに戻って鬼人薬グレートを飲み、エリア2でカニを待つ。予想に違い、足を伸ばしてではなく本体を低くして四つん這いで移動しているタカアシガニ。本体を正面から殴るとはねられそうなので、わしわし動いている足を後方から狙って斬りつけていく。斬りつけのタイミング、二回斬って前転して立ち上がってまた斬る、というのは立ってるときとさほど変わらない。がしがし。ダメージ蓄積で本体の動きがしばらく停止。その辺りもいつも通りだなあ。足が赤くなったので別の足に斬りかかる。四本ともに赤くなり、さらに斬りかかってモアー赤くする。二度ほど本格的なダウンを奪う。エリア4を過ぎたので、モドリ玉で戻ってバリスタの弾を支給品から入手、城門へ走る。バリスタのとこで待ってるとBGMが変わり、霧の中ゆっくりと揺れる触角が見える。そこへバリスタを飛ばしまくる。近づいたところで撃龍槍をぶっ放し、命中させる。


 悪魔メイン装備と違って攻撃系スキルがないため、多少不安はあったものの、足を殴りまくってダウンを生じさせ、大タル爆弾設置で起爆。動きを止めたままのところを気刃斬りコンボ。この辺りで残り7分くらい。耐久力は80%残し。もう勝ったも同然というか、ハンターランク上昇目の前です。斬って斬って斬りまくりますともさ。あと2分。耐久力は60%程度。足は赤を通り越して黒くなり、部位破壊確定済。爆発物もほとんどなくなりました。なので大ダウンを奪ったら斬りかかるのみ。夢中で本体を殴っていると突如として「戦いに勝利しました」とファンファーレ。……え? クエスト確認を見る。残り時間1:46で停止。ゆっくりと崩れるシェンガオレン。とととと討伐した!? 動揺しまくりですが、本体の剥ぎ取りにかかる。


 ハンターランクが4になりました。ギルドマスターからの感謝状もひとつもらいました。一番嬉しかったのは、これまでけんもほろろな扱い(「悪いけどここは一流ハンターしか受け付けてないの」的な)をされていた上位クエストの受付おねーちゃんに「……とうとう来たわね」といわれ、「ようこそ」と上位クエスト解禁になったことでしょうか。



* * *



【怪人奮迅編】

 次は、集会所に残ってたラオシャンロン再挑戦。「今度は討伐でぜひ」とばかりに道中最小限の頭部攻撃(部位破壊達成)で残りはひたすらボディーブロー。爆弾も頭を破壊するまでにして、最終エリアまで温存。やはり頭を攻撃しまくってひるませるよりも、腹部攻撃の方が侵攻が速い。で前より時間を残して城門前での決戦。バリスタ叩き込み、撃龍槍で貫き、爆弾で攻撃し、太刀で斬りつける。じわじわと時間が過ぎ、耐久力が低下していく。結局討伐することなく撃退。耐久力は40%まで減り、結構どきどき。と、ともかくリベンジ成功。集会所★×4はオールクリアです。


 でもここで「意外に風圧【大】無効っていらないんじゃ?」という気がしてきました。腹攻撃してるときも足に近づかなければいいし、撃退狙いなら頭部なんで風圧関係ないし。そこで素材集め兼ねて、村クエ下位のラオに再び。怪人青蟹ドクロ降臨。ひとり狭い谷のようになった道に立ちはだかり巨龍を待ち受ける。おお、かっこいい。でも怪人。雑魚じゃなくて幹部な感じの。まあ、でも某変身ヒーローだってモデルは虫だし、それに比べればドクロの方が人に近い、というか人だし。で、やってきたラオシャンロン。陥落が怖いので道中は頭部狙いに絞り、頭部への爆弾はエリア侵入時で位置が特定できるときには容赦なく。そのまま残り時間10分で最終エリア決戦。バリスタ→撃龍槍→大タル爆弾Gと怒涛の固定ダメージ。腹部に太刀のコンボを入れまくる。残り時間2分ちょいで城門前ラオシャンロンがついに崩れ落ちる。ういー。風圧無効に関しては、足に近づかなければ大丈夫そう。ただし城門前ではラオが立ち上がっているため腹部攻撃をするとどうしても風圧に巻き込まれやすくなる、かなあ。風圧でひるんだ分攻撃回数が減りますが、攻撃力を上げてかかってるので問題ないレベルかと。実際倒したし。んで、最大9回の剥ぎ取りが可能らしいラオを剥ぎ取りにかかるが、6回止まり。3回ずつ別々の場所で剥ぎ取れるのですが残りひとつに辿り着く前にクエストクリアになっちゃった。かくて、シェンガオレン、ラオシャンロンともに討伐数1となりましたとさ。


 村クエ下位→集会所下位→村クエ下位とラオさんを三回クリアして、三回頭部破壊に成功。老山龍の角もその数だけもらいました。素材集め兼ね、といってましたが、その素材が角。角を必要とする武器がありまして、龍刀【焔】を強化したいのです。龍属性の太刀は他の属性と比べると今ひとつといった状態なので(他のが強くなったせいですが)、どうにかしたいなあと。ラオ素材が必要だったので、それまで放っておいたのですが。


 ラオの必要素材は集まりました。後足りないのは炎王龍の角×2です。テオ・テスカトルかあ……。村クエ下位にいるので、「牙を持つ太陽」を受注。テオの角を折れるのは龍属性の武器なので攻撃力は落ちるものの龍刀【焔】で。防具は青蟹ドクロとして、アイテムには閃光玉メイン。あと、ペイント玉も忘れずに。


 自動マーキングがないので、マップにテオの姿はない。ただし経験上、砂漠のどのエリアで遭遇する可能性が高いかはそこそこ分かっています。なので、ベースキャンプにある井戸に飛び込み、そこからつながってる洞窟を抜け、広いエリアへ。ううむ、ここにはいないか。んじゃ、次。とダッシュしている最中に翼を打つ音が聞こえてくる。はっと立ち止まり、カメラを回す。離れたところに今まさに舞い降りるテオ・テスカトル。おお。アイテムをペイント玉に合わせてダッシュ。着地して尻尾振ってるテオにぶつける。そのまま斬りかかる。


 途中省略。テオ・テスカトルといえば強敵です。少なくとも下位の最上級のクエストに出てくるわけですから。そのテオが、戦闘開始後5分で最初のダウン。びっくりー。凄いぞ怪人青蟹ドクロ。そのまま斬りかかり、さらに5分後、角が砕ける。うわー。こないだまでなら、25分戦っても角が折れず、古龍は逃げ、次回持ち越しってパターンなんですが。ダウンをいくつか奪いつつ、ボコりまくり、さらに5分ほどで、尻尾が千切れ飛ぶ。何じゃこの強さ。20分針を越えたので、もうちょっとどうにかならんのかと猛攻に走る。が、25分のタイムリミットまで20秒を残したところで、テオ・テスカトルがエリア移動。追いかけてもタイムアップだしと、カメラ視点を変えて飛び去るテオを眺めているうちに終了。


 炎王龍の角をひとつ入手したので素材はあとひとつ。ですが、ボロボロになったテオがまだ生きてるのでそれを倒さないといけません(集会所のテオに挑む手はありますが)。まあ、弱ってるはずなんで10分ほどで倒せるかなあ、とオバァに話し掛ける。テオのクエストがありません。に、逃げやがったかテオ・テスカトル。古龍のクエストは出てるときと出てないときがあるし、同じ古龍でもクエストが違うことがあるんで、起こりえる事態なんですが。うう。角ぉ。


 やむなく今度は、ラオシャンロン亜種に挑むことに。ネコマント提供の上位クエスト「接近! ラオシャンロン」です。亜種なんで、攻撃力とか体力とかは通常種より高いと思われ。攻撃力が高いってことは、城門攻撃をしまくられるとあっさり陥落するかもしれません。初挑戦なのでオペレーション・アシドメでひとつ。


 初っ端から支給品専用大タル爆弾を使い、大タル爆弾Gも容赦なく投入。がしがし起爆。防御も高いのか、これまで戦った通常種なら大タル爆弾G×2+小タル爆弾Gの同時起爆を頭部に受けると一発でひるみましたが、この青っぽいラオはさらに二発くらい斬りを叩き込まねばひるみません。なのでこちらも全開で。いつもより多めに気刃斬りを混ぜてお贈りします


 そんなこんなでエリア5。すでに爆弾は素材含めて使いつぶし。バリスタをかまえて待ち受ける。BGMが変わって、さらにしばらく。青っぽいラオの頭が霧の中で動いているのが見える。ぶっ放す×6。のけぞるラオ。ゆっくりと近づいてくる。こちらは撃龍槍にスタンバイ。城門直前。「残り時間10分です」のメッセージ。撃龍槍起動。ほぼ同時にラオが立ち上がる。目測を誤った。くりくり回転する巨槍はラオに届かない。飛び降りて接敵。


 首を振り、城門に体当たりをぶちかますラオ。がしがし耐久力が削られていきます。これまでのラオで一番足止め食らわして、時間も短かったにも関わらず、タイムアップ時に40%を切るかどうかまで追い詰められていたりする。ともかく勝利し、立ち去るラオを見つめる。ふいー。蒼角とかの素材を入手して、意気揚揚と村に帰る。


 オバァのクエストにテオいねぇし。そのまんま、再びラオ亜種に挑戦し、撃退。戻ってみて、逃げ回っていたとおぼしきテオが砂漠に戻ってきたので、青蟹ドクロで追いかけ回す。9分で撃破。さらに角もクリア報酬で出たので強化素材がすべて揃う。


 龍刀【焔】(攻撃力720、龍属性350)→龍刀【紅蓮】(攻撃力768、龍属性450、強化40000z)


 【紅蓮】は【朧火】に強化可能で、このためには老山龍の蒼角×3、炎妃龍の角×3、獄炎石×5が必要。蒼角はすでにあと1本というところまで来ていて、獄炎石も揃ってます。問題は、炎妃龍の角で在庫なし。角自体は下位クエストでも入手可能なんですが、今度はナナ・テスカトリかあ


 そんなこんなでギルドカードの武器使用頻度。太刀217、双剣1、弓1になりました。って、うわ、双剣とか使ってねえっ。前回あれだけのフリは何だったのか。んー、でも、いいじゃん別に、楽しければ。あー、集会所の上位クエスト見たらドスゲネポスとかドスランポスがまだ並んでるので、双剣で挑むというのもいいかもしれませんなあ。足の向くまま気の向くまま









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 いよいよ強化される青白い龍刀【朧火】! その刃で狩るは果たして飛竜か古龍か。錆びた塊、太古の塊、塊に新たな魂は宿るのか。そして、双剣の出番はどうなるか。次回『双剣上位編』で今度こそ鬼人乱舞するっ!


 
なお、番組の内容は予告なしに変更することがあります。ご了承ください。



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 ようやく宮本昌孝の新刊『海王(上・下)』を図書館で獲得。足利義輝の息子が主役の小説らしい。借りてきて帯に『剣豪将軍義輝』が新装版で出ると知る。いやーな予感。ぱらりと見る。念のため『義輝』をぱらーりと見る。うわ、やっぱり続編じゃん。というわけで、『海王』の期限切れまでに『義輝』を読み干す計画。いやあ『義輝』好きなんでいいんですけどねえ。




 購入した本:
  岩本隆雄『星虫年代記1』、西尾維新『ネコソギラジカル(上)』、秋田みやび/グループSNE『新米女神の勇者たち4』、藤澤さなえ/グループSNE『極道☆キラリ2』、雑賀礼史『リアルバウトハイスクール17』、ろくごまるに『天を決する大団円(下)』、藤原京『戦乱学園!』、ピアズ・アンソニイ『女悪魔の任務』、トロイ・クック『最高の銀行強盗のための47ヶ条』、田尾典丈『ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!』、米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件(上)』、北上秋彦『死霊列車』、橘公司『蒼穹のカルマ1』、木村心一『これはゾンビですか?1』、ブルボン小林『ぐっとくる題名』

 読了した本:
  葵せきな『生徒会の四散』、ひかわ玲子『龍の七部族U』、秋田みやび/グループSNE『新米女神の勇者たち4』、藤澤さなえ/グループSNE『極道☆キラリ2』、宮本昌孝『剣豪将軍義輝(上・中)』



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