2009年4月。


中旬。


 何だか最近暑くなってきましたよねえ。お元気ですか皆の衆。こないだなんて、早朝原付で走るいつもの道。電光掲示板があって気温が表示されるのですが、なんと「−19℃」とか。ってどこの北国だここわ。


 何だか最近暑くなってきましたよねえ。こないだお休みの日に原付で坂道な住宅街をてれてれ走ってたら前方からバイクが走ってきました。うん、ハマコーそっくりのおっさんが黒い長袖のセーラー服上下(スカーフ&スカート)でギターのケース背負って颯爽と。暖かくなるといろんな人が出てきますなあ。もう、何の罰ゲームかと思いましたもの。


 前回ちょこっと話しましたが、朝出かける時間が変わったのです。だいたい7時過ぎ〜7時半くらいに出かけてるのですが、なんつーか、この時期、下手くそが多い。真新しい原付とか乗ってる人はまず要注意。行けるのに行かなかったり、行けないのに行こうとして詰まったり。高校生のチャリなんかもですな。あと、相変わらず某社のバスがバス停に寄せずに停まったり、斜めに停まったり、ウインカー出さずにいきなり寄せてきたりと傍若無人。ああ、思い出しましたよ思い出しましたともさ。ストレス溜まるっちゅーねんこの時間帯。だから早出をしてるうちにえらいことになったわけですよ。うぎー、もうちょっと早く出たいが、あんまし早く出過ぎるのはダメだといわれてるしなあ。


 朝5時台にお散歩してるわけです。人通りもあまりないので、たまにデジカメ持ってって、風景写真を撮ったりしてます。結構5時半くらいだと明るいのです。そんなぽてぽて歩きの中で見つけたもの。



 ↑タイトル「この国の形」って。塗りつぶしたとこには某建設会社だかの関連した戸数とかが書いてあるんですが、ぱっと見たときに「あれ? 何か変だぞ」と思いまして……宮崎県はいつ独立したんですか? この看板は隣町にあるんですが、やはりこの町侮れぬ。

 
 隣町にて。いつものチャリは、

  

 ↑タイトル「草萌」ってとこで、自然に還りつつあり、そのすぐそばでは呪具の周辺で、



 ↑タイトル「白いもの」なんてのがあったり、前回のチャリは、

  

 ↑タイトル「起動」で立ち上がり、たしかな変化がそこにあったり。しかし、それで終わらないのが隣町。ちゃんと期待に応えてくれます。朝5時に角を曲がってこんな光景。



 ↑タイトル「浮かぶもの」って、何かチャリのそばに落ちてた呪具のようなものが向こうにあるんですが。何かコワイよこれ。さらに歩くと、

 

 ↑タイトル「はらわた」といった感じの残骸が転がっていたりするのです。多分再生してみれば、30分くらいして突然ドンキーコングが起動したりとかするんでしょう(がくがく)。てか、今時の人って、昔のパソコンのプログラムとかがカセットテープに入ってたことがあるってのは知らないですかそうですか。


 ところで話は変わりますが、以前ネタにしたたいやき屋さんです。ふぉんでゅなものが近日発売のまま、ずいぶん経過していますが、まだまだのようです。ホントに出るんかいな。たまーに様子を見ていたのですが、こないだついに!



 ↑タイトル「新ねぬー」ってことで、何だかジャーマンの下にちっちゃく書いてありますよ、カレー(あえて「NENU」にはツッコまず)。ポテト好きの私としてはジャーマンはありだったんですが、果たしてカレーとたいやきってのはどうか。これはもう試してみるしか! てことで、お休みの日、お店に行きました。さほど待たずに購入。



 ↑タイトル「おひるごはん」ってことで食してみましょうか。大きさを比較するためにそばに市販の風邪薬(←最近風邪気味)を置いてみました。ドリンクはタピオカでカフェショコラだったかな。左がジャーマン、右がカレー。右奥に怪しげな紫色のブツが見えますが、どっからか来たお土産です。紅いもヨーグルトゼリー。これもいずれ試してみようかと。でわ、とりあえず本日のめいんでっしゅの解剖に入りたいと思います。いやー、前に食べたときは写真どころじゃなかったですしね。

 

 ↑タイトル「左にジャーマン、右にカレー」そのまんまですな。まずジャーマンポテトを食べてみる。具の下に見えてるちょっと赤っぽいものがチリソースですな。ぴりっとしててうまい。んで、今度はカレーの方を。店に貼ってあった説明では、生地にチーズを練り込んであるとか。写真で見ると、何だかジャーマンより皮が薄い感じですな。ぱくり。……む? ごくり。……むう? これって、カレーの味がちょっとキツい、かも。その後でジャーマンをもう一口いったんですが、ずいぶん薄味に感じてしまう。カレーの方もまた食べてみる。これはアレですな、たいやきよりも米がほしくなるような味ですよカレー。ううむ、私個人の好みからするとジャーマンポテトに一票ですね。


 隣町図書館にいらっしゃった旧支配者様が異世界に旅立たれて結構な時間が経つ。相変わらず週に一回くらいは隣町図書館に顔を出しているのだけれど、職員さんたちの愛想はよいし、フレンドリーな感じである。が、先日のこと。外国文庫の書架で本を漁っていたときに気づいた。まあ昔もあったのだが、結構てきとーに入れてありますよ文庫本。文庫本の背表紙には、分類番号と並べるときに参考にする著者の頭文字をカナ表記したものを記載したシールが貼ってあります。私がその日見たのは、まずジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの文庫本が「シ」の棚にあったこと。えーと、通常は名じゃなくて姓をを取るので、ティプトリーの他の本は当然「テ」の辺りに並んでるし、背中のシールもそうなってます。なのに「シ」のとこ。「ジェイムズ」で判断したにしろ「ジュニア」を見たにしろ、素人じゃないんだからさあ。同じ類で、今度目についたのは、フランク・シェッツィング『深海のYrr』でございます。この本は上中下の3冊組。で、私が見たのはそのうちのひとつで「シ」の棚にありました(先に挙げたティプトリー本のそば)。ところで、文学の分類番号3桁は、「910」が日本文学、とか「930」が英米文学とか「970」がイタリア文学、下1桁が変わってさらに区分されるのです。そこで問題。シエッツィングは、何文学に分類されるでしょう? ティプトリーのそばにあったんだから、英米文学に分類されてたわけですが、ドイツ文学です。シールの番号もそれだけ異なります。で、ドイツ文学の棚には他の2冊がちゃんと並んでいる。なんつーか、書架に入れるときにシール見てないんじゃないか、隣町図書館。「深海の〜」はドイツ文学からだいぶ離れたところに置いてあったんで、探しにくそうだ。検索すると、ドイツ文学の番号で表示されてるし、貸出可能になるのですよ、もちろん。でも実際その正しい棚にはない、と。職員さんの対応がよくてもこうした面できちんとしてないと利用しにくいと思います。


 いつものように早朝目覚め、お線香とライターの入った小箱を持っててくてくと歩く。目指すはじーさんの墓。何度目かの命日である。山を越えたところにあるので、ぐるりと回って歩く。朝の空気はしんとしていて、いい感じです。墓に近づくにつれ、どこからともなくこんな音が。犬の吠え声、烏の鳴き声、遠くからJRの列車が線路を走る音。朝帰宅するゾク車の騒音。それを追いかけるパトカーのサイレン。いや、朝の5時台は賑やかです。山のそばなのに。いや、山のそばだから音がよく聞こえるのか。そんな音の中を縫うようにして、ほーぉ、ほけきょっ。ウグイスの鳴き声なんて今年初めて聞いた気がしますよ。ほっこりいい気分になって、墓に到着。小箱を開け、お線香をひっつかみ、ライターをかちり。……点かねえ。かちり、かちり、かちかちかち。ガスが切れてます。箱をひっくり返すと、マッチが出てきた。それで点火。手を合わせて拝み、またてくてくてくてくと歩いて帰る。帰宅して、ネットでメールのチェックとかやって、ご飯食べて、そんないつもの一日につながる朝。


 父が風邪をひき、のたうち回るような咳のひどさだった。ミッション場において血でも吐くんじゃないかってくらい咳をしている人が数人。時期的には結核か!? とでも思ったが、そういうことでもなく。父は風邪と診断されてきた。そうこうするうちに、どのルートかは知らないけど、伝染した。熱はない。だるさもない。関節も痛くなったりしない。ただ咳と痰がひどい。ぐう。ミッション場でも喉飴ばかり舐めている。忙しくなってきたんだけどなあ。


 暑かったので、扇風機を出した。途端、夜と朝は寒くなった。扇風機をつけたのは一日だけだ。うむう。痛し痒しというか暑し寒し? 風邪気味な人が多いのも納得かもよ。皆さんもお気を付けあそばせ。


 んじゃいつものやつで締め。




************************************************************************************

 「モンスターハンターポータブル2ndG」な話。 第24回


  DRAGON CARNIVALで気分を盛り上げつつ、今回も送るモンハン話。はたしてどうなりますことやら。




* * *


【下位蹂躙編】

   なんつーか、最近やってたクエストが村クエであるネコートさんの残り&集会所上位クエといった感じだったのですな。もちろんやがて狩りに行くべき雪山のティガレックス×2の「異常震域」とおかもあるんですがね。集会所の受付には三人のおねーさんがいまして、今は真ん中の人に会いに行ってるわけです。左から下位クエスト、上位クエスト、G級クエストと持ちネタが決まってるので。で、ふっ、と左のおねーさんに話しかけてみた。


 あーっ、下位クエスト結構残ってるじゃん。でっかいカニを倒してハンターランクを上げ、上位に行ってから、すっかり忘れてたような気がします。村長の下位はあえて無視してるんですが(←ラージャン×2の「最後の招待状」のみ)、集会所下位は頑張れば終了しそうです。多分、クリアすれば勲章がひとつもらえる気がする。よし、やってみっか


 とりあえずリストに出てるのは、

 「黒き角竜の猛攻」……黒角竜ディアブロス亜種、砂漠、夜
 「火山の黒き鎧」……黒鎧竜グラビモス亜種、火山、夜
 「幻獣、キリン現る!」……幻獣キリン、雪山、夜

 何だか夜ばっかりだな! それはともかくとして、リストにはこの三つにクリアマークがついてない。まずクローディアから行ってみようか。始まったすぐ思ったのは、「何だキャンプからスタートか」ということで、「いやいやいや下位クエストなんだから当たり前じゃん」と首を振る。それから支給品が最初から届いてることを思い出す。応急薬などを取って、ごー。上位に慣れた身です、地図はいりません。月の明るい砂漠。空を見上げれば、流れ星が落ちていく。そんな中、私は駆けずり回ってクローディアを探す。


 結果として、それなりに硬かったものの、尻尾斬り→片角折り→両角折りの末、クローディアを撃破。使用武器【ドドド】で装備は青蟹仮面。この装備だと、クローディアの咆吼を遮れないので、ちょっとまごつく。てか、耳栓ついた装備なんてそもそも持ってないけどな! 月に向かって吠え猛るクローディアが非常に美しかった。その周囲で咆吼浴びて飛び出しのたうちまわるガレオスとかたくさんいましたが。下位クエストとはいえ、結構硬いクローディア。まあ私の腕のせいですが。どーにか25分ほどで討伐に成功。まずひとつ。


 次の相手は黒グラビんかキリンか、とギルドに戻ってから、リストを眺めてみる。キリンは古龍であり、古龍戦のいくつかは出現したりしなかったりするのです。珍しい存在であるから、常にクエストが発注されてるとは限らないという設定で。案の定、キリンはおらず、代わりにオオナズチがいた。すっかり忘れていたというか、覚えてもいなかったですズッチー。えーと、ズッチー討伐数が2。ってことは、私、多分、村クエのズッチーしか殺ってない、気がする。ズッチーのクエストは二つあるので、てことは、

 「しじまの向こう」……霞龍オオナズチ、沼地、昼
 「古の霞龍、オオナズチ」……霞龍オオナズチ、森丘、昼

 がすっぽりと抜け落ちてました。同時にこの2つは出てこない(同じ個体扱いなので)から、今回は「しじまの向こう」に挑戦。装備は自動マーキング発動のレイアSで、閃光玉、けむり玉などを大量に持ち込む。姿の見えないカメレオン野郎ズッチー対策です。案の定、まったく見えないまま(時折光って見える)、プレデター状態のズッチーに、開き直って斬りかかる私。だいたい当たればいいのです。けむり玉の効果範囲ならぼんやり見える、怒り状態になれば半分ほど見える、閃光玉が決まれば頭上に☆が回る。それを頼りに斬っては弾かれ、斬っては弾かれる。ズッチーは正面攻撃は入りやすいが、側面や背後だと硬いのです。25分経過でズッチー逃亡。霞龍の角が報酬素材に入ってたところを見ると、頭部の部位破壊には成功していた模様。


 戻ってみたら、ズッチーがまたいたので、「古の霞龍、オオナズチ」を受注。斬りまくられて転倒ズッチー→転倒したところに気刃コンボ→起き上がったところにコンボの終わりの最大斬撃→即座に転倒を三回くらい繰り返し、5分で尻尾切断に成功し、ズッチーの術を破る。警戒すべきは団扇状に広げた尻尾をばふーんばふーんと叩きつけて龍風圧を発生させることくらい(近づいただけで尻餅になる)で、防御力をダウンさせる術や主に飲食物を盗む舌攻撃は姿が見えてれば避けるのはたやすい。15分もたずにズッチー討伐成功。これで3頭か。


 黒グラビんは後回しにして、上位クエストをいくつかこなしつつ、キリン待ち。クエストをひとつ終わらせるたびに集会所に行って「キリンいない?」とおねーちゃんに尋ねる。なかなか出てこない。気が乗らないときにはいつもいるのに、これも一種の物欲センサーなのか。と、リストを眺めていて、ん、と首を傾げる。クリアマークのついてない古龍戦がもうひとつある。

 「煉獄の主、怒れる炎帝」……炎王龍テオ・テスカトル、火山、夜

 うわ、こんなん残ってたんか。テオは強敵なので、レイアSより青蟹仮面で武装を整え、早速乗り込む火山地帯。自動マーキングもなしなんで、駆けずり回っていそうな場所を探し回ること5分ちょい。ようやく見つけるテオ・テスカトル。何だかみょーに猛ってらっしゃる。こちらに向かって突撃してくるテオ。あれ? ありゃ? どうも、このテオ、角がない。突撃をかわして、カメラを切り替える。こちらに背後を見せてるテオ。どうも、このテオ、尻尾もない


 どこのたくってた!?
 この、うすらバカちび。

(藤田和日郎「うしおととら」33巻)


 うわー、いつからだ。いつからこのテオ待たせてたんだ私。角砕き、尻尾斬りしたまま、どんだけ放置してたんだが。今、過去のものをさーっと眺めてたんですが、2月下旬に倒しまくってるテオは村クエのやつだし、ちと見あたらなかった。うぐぐ。すまねー。そりゃあ怒るってばさ。でも、炎をまとってもいないし、尻尾切れてるしってことは、こちらはやりたい放題。10分でテオ・テスカトル撃沈。


 集会所に戻る。キリン出現の報いまだなし。いつ来るんだあいつは。



* * *



【下位幕間編】

 集会所下位クエストつぶしの間に上位クエストの攻略を進めていたのです。ふらり、という感じで、挑んだのはまず、村クエのネコートさん提供錆ダオラ戦。クシャルダオラの錆びたやつが街にやってきたという設定の古龍戦。集会所下位にもこれあるんですが、こちらは以前太刀で一戦やった後、双剣で錆ダオラを沈めています。その戦いで多少は慣れたところがあるんですが。


 いざ街へ。クシャルダオラが動くのは、城門のエリアとバリスタがやたらあるもうひとつの門のエリア。砦蟹シェンガオレンや老山龍の撃退クエストと異なり、錆ダオラ戦では城門の陥落はなし。通常の古龍戦と同じく、25分経過時点でそこそこダメージが入っていれば撃退、次にダメージ持ち越しという形になります。もっとも撃退にいたらないダメージでもその後に攻撃をぼこぼこ入れてたらいきなり逃げ出したこともあったので、とりあえず殴りまくっていればよろしい


 まずは城門エリアに行き、待つこと数秒。飛来する錆ダオラ。こちらに気づいて城門に最接近してきたところをいきなり撃龍槍。咆吼する錆ダオラを尻目に、城門横から飛び降り、飛び降り、下に到着。ペイント玉を投げつけて本格戦闘開始。この街に来る錆ダオラの狙い目は二つ。雪山や密林に出る通常ダオラではなかなかできないことです。ひとつは、城門エリアで城門前で浮上、上の方で盛んに攻撃する(狩人が下にいても、である)。攻撃に飽きると、そのまま着地してくる。もうひとつは裏門のエリアでのこと、このエリアは大きく二つに分かれている。坂を下ったところにあるちょっとした広場と、広場とは段差のある門前で門前にはバリスタが何基も据え付けられている。錆ダオラは広場の方にいて、こちらに気づくと、一度上昇、左前方のバリスタのやや後ろに必ず着地する。門前にダオラがいる状態でいったんエリア離脱をすると、再びダオラは広場の方に戻る。この着地ポイントを利用する。双剣のときは、風圧を無視できるので、着地に合わせて鬼人化して突っ込み、乱舞をぶちかますだけでかなりのダメージが入る。乱舞のない太刀の場合は、大タル爆弾などを使えばよい。開始後10分経過すれば撃龍槍が再起動するので、城門前まで来ていればそれをぶちかます。20分過ぎのもタイミングが合えば、都合3度撃龍槍を叩き込める。順調に食らわせ続け、25分時点で撃退。


 まだキリンがいない。ので、錆ダオラのクエストをもっぺんクリア。まだキリンが来ない。ネコメシ食ったら「ネコの秘境探索術」が発動。気分的には砂漠か沼地の隠しエリアに行きたいのだけど……と、選んだのはネコートさんクエストの未クリア分から「マ)王 片角のマオウ」を選択。砂漠、夜、片角のディアブロスです。「電撃マ)王」誌のコミックに出てきたものが元になってるやつ。能力値の高いディアブロスです。まずは、隠しエリアで採掘採集をしてから、ディアブロスを捜索。広い砂エリアで接敵、戦闘開始。攻撃が当たると大ダメージを食らうが、ベースキャンプの隣接エリアだったのでこまめに回復。潜ったら音爆弾で引っ張りだし、距離が開けば閃光玉で足止め。順調に尻尾を切断し、残ってた角を砕く。砂漠に轟く咆吼。おお、やるじゃんいい感じだし、勝てるかも。と思ったら問屋が卸さず、怒濤の3落ちを計上。敗因としては、こいつが上位ディアブロスだったってことですな。砂中に潜った後、動きはじめたときに標的がいた位置に突っ込んできます。下位ディアブロスは、潜ったときの標的の位置に突っ込んでくるのですがね。結果、何が起こったかってえと。接近して攻撃が通りやすい腹下でざくざく→怒れるディアブロス咆吼→うるさくて硬直→その場で潜り出すディアブロス→標的が真上にいるのでゼロ距離からのいきなり浮上→ほぼ即死。バインドボイス【大】で固まってるので避けることすらできゃしませんぜ。落ち込み、砂漠を後にする


 キリンがまだいない。ので、今度は気分を変えてダウンロードクエストをば。選んだのは、ハンターランク4以上参加の大連続狩猟「ジャングルハント」です。HR4以上ってことは、上位クエストに相当するわけで、まあ、大連続は上位以上なんで当たり前ですがね。マップは密林、ターゲットは雌火竜リオレイア→桃毛獣ババコンガ→眠鳥ヒプノック。メンツを考えてみるに、一番手こずりそうなのはレイアかのう。ババコンガはさほど脅威ではないし、ヒプノックはそもそもキライではない。レイアが一番時間かかりそうなんで、レイア対策を中心に装備を組む。レイアの弱点を衝くなら龍属性か雷属性。ただし龍属性は猿と鳥には効かない。そのため、雷属性の太刀2本のうち鬼神斬破刀で。大連続なんで、雑魚モンスターから携帯食料が剥ぎ取れます。こんがり肉とかは持ってかなくても大丈夫かなあ。

 「ジャングルハント」で、いつもの木々が立ち並ぶエリアでいつものようにリオレイアと遭遇。ペイント玉投げて戦闘開始。ここんとこレイアといったら希少種みたいな記憶が多いので(あ、でも前回桜レイアを倒してますか)、通常種は久々。ブレスに合わせて飛び込みざくざく。尻尾切断。翼爪折り。そこそこダメージを与えたところでレイアが移動。水辺の長細いエリアにて追いつく。ここでも攻撃を入れまくってたんですが、レイアがホバリング。舞い上がったレイアは普通、空中で向きを変え、そのまんま降りてきます。リオレウスなら向きを変えた後、ブレスをぶっ放してくるんですが、レイアはそれはなし。んで、このときのレイアは何を思ったか、身体を丸めたまま羽ばたき、そのまま移動を開始。ばさり、と身体が浮き、沈み、ばさり、と身体が浮き、沈み、でエリア内を移動していく。ああ、この動き、イャンクックゲリョスとかがやるなあ。レウスの空中旋回のように、時たままっすぐにこちらを狙って突っ込んでくるわけでもないので、軌道上にいなければ問題なし。カメラを動かしながらいつ着地するかと観察していたのですが。ここは細長い水辺エリア。密林でのガノトトス狩りでは、メインになるエリアです。ガノっちが泳ぐほどなんで結構深い。ばさばさやってたレイアは、水との境界線を飛び越え、ばさり、ばさり、ずぼっ。わー、沈んだよ、リオレイアモロに水の中にハマりました。愕然としたまま眺めていると、時々翼の先端が水上に見える。うむ、元気に泳いでいるようですが、火竜である彼女にしてみれば健康によくないような気もする。などと狩猟に来ている人に健康がどうのといわれたくはなかろうが。そのうちに、何かの拍子にリオレイアが復帰。ようやく攻撃が届くようになりました。


 レイアが倒れたときには25分針。うわー、結構かかったなあ。1分後、ババコンガ出現。ババコンガが倒れたときには30分針。1分後、ヒプノック出現。ヒプノックが倒れたときには30分針が35分針に変わった直後。レイアに時間がかかるだろうと思ってましたが、これほどの差が出るとは。特にヒプノック戦は攻撃ががんがん入りまくって楽しかった。


 キリンはまだ戻ってこない。



* * *



【白銀勲章編】

 度胸一発、というほどでもないが、黒グラビんに挑戦。てかグラビモスそのものとほとんど戦った記憶がない私。幼体であるバサルモスが毒ガス噴出するのに対して、睡眠ガスを出し、口からビームを吐き、熱風を排出するくらいしか覚えてない。あとひたすら硬い。とりあえず苦手属性の水太刀で行ってみる。
 

 幼体のバサルモスと違って、グラビモスは岩に擬態したりしないので、そこにいればぱっと分かります。久々に見た印象は、「でっけぇ!」でした。何か異様にデカく見えるのよ、グラビん。もう遭遇して、接近するまでに一発ぶっ放すビーム。直撃したらかなりのダメージです。バサ公もグラビんも胸部を殴り続ければ、装甲が割れ、攻撃が通りやすくなるのですが、そこにいたるまでが結構大変。バサ公は至近距離で毒ガスを撒き散らすし、グラビモスはビーム→排熱でダメージ受けるし。熱風を排出する前には、黒いガスのようなものが吹き出すので分かるので、それを観察しつつ、ビーム射出時にガスが出てれば離れる、ガスが出てないなら突っ込んで斬る、という方向で。


 もうなんちゅーか、この黒グラビん、溶岩の中に潜りっぱなし。グラビんはそもそも溶岩の中に入れるし、エリア移動の際にも溶岩の中を潜っていくのです。で、溶岩の中からひたすらビーム。こちらはまったく手が届かず、どうしろっちゅーねん。早く出てこいや、と思うものの、ある程度の距離があるとビームがメインになってくるようでして。うぉー、溶岩に入りてえ。ラージャンやオトモアイルーにできて、何故狩人にできんのじゃあ! エリア移動して、マーキングが動いたのを確認して戻り、溶岩風呂から上がったグラビんを攻撃するという方法でダメージを与え続け、ようやく胸装甲が弾ける。


 30分針になる頃、溶岩の縁でビームをぶっ放すグラビん。踏み込んでぎりぎりで縦斬り→突き→気刃斬りコンボに入る私。足下ではぶすぶすと煙が上がって溶岩ダメージが体力を削る。ビームがもう一発。黒いガスが放出される。まだまだあっ。そのままコンボを叩き込み、排熱で吹っ飛ばされると同時に、黒グラビんも力尽きる。討伐に成功。ただ、ぐらりと倒れた瞬間思ったのは、「ヤバい」でした。溶岩の中に倒れやがったのよ黒グラビん。溶岩の中に狩人は入れない。ははは剥ぎ取りーっ!? 溶岩の縁で足ぶすぶすやりながらひたすら○ボタンで剥ぎ取れないか確認していく。確認していく。確認していく。かろうじて尻尾の付け根が溶岩から出ていたのでそこから剥ぎ取りまくる。ほっとする。


 集会所に戻ったが、まだキリンがいない。ただしリストに色違いのCLEARマークがついている。残りが隠しクエストひとつだけになった印ですよ。てことはターゲットはキリンのみですね。ダウンロードクエストで猫を斬りまくって戻れば、ついに出現するキリン


 ところで、ネタにしてなかったような気がしますが、以前この集会所キリンは戦ったことがあります。たしか青蟹仮面だったような……。そんときはどうなったかってえと、なすすべもなく落雷食らいまくって失敗。キリンは苦手なモンスターとして挙げてますが、まず落雷で近づきにくいってのがひとつ。動きが速いので当てにくいというのがひとつ。さらに、角のある頭部以外は硬すぎるというのがひとつ。青蟹で弾かれまくったのだから相当なものです。最初の二つに関しては、どーにか頑張る、という対策で(対策?)。最後のは何とかならないものか、としばらく前から考えてまして。


 攻撃を弾かれた場合のデメリットは、武器の損耗が激しくなる、というのと、弾かれモーションで動きが止まって反撃を受けやすくなったり攻撃回数が減るってことです。太刀は練気ゲージマックスで弾かれが激減しますが、キリンにはそもそも攻撃が当たりにくいわけで、ゲージも溜まらない。てことは、「心眼」スキルを目指すべきか。前に「心眼」を話題にしたことがありましたが、それがついてるのが銀レウス装備です。銀レウス装備は金レイア装備に匹敵するもので、ぶっちゃけ全パーツ火竜の紅玉を使う。持ってないわ、そんなに! なので、銀レウス装備は間に合わないと諦め、別のものを。すなわちデスギアSシリーズ。下位装備にもあるんですが、どうもリストを見てみたら、上位のSシリーズが作れそうなんですよね。モチーフは死神、といった装備で、デフォルトで発動するスキルは、心眼、状態異常攻撃強化、体力−20。実際入手して防御力強化してみたら、青蟹仮面よりは硬い。でも体力−20はちょいキツいかも。装飾品を組み合わせて、最終的に心眼、状態異常攻撃強化、攻撃力UP【小】を発動。武器はどうするかなあ。キリンは水属性に多少弱いようなので、「三日月しろ」で行くか。でも、状態異常攻撃強化があるんですよねえ、死神装備。状態異常攻撃は、睡眠、麻痺、毒です。せっかくスキルがついてるのに使わないのはもったいない気もしてきました。ネムネムな太刀はないので、私には二択。麻痺も毒も持ってますが、キリンは麻痺らないので、一択。そんなわけで、こないだ作ったものの使うことはあんめえと思っていた飛竜刀【葵】で、装備はデスギアS、オトモはここ一番のハナウタで


 キリンを雪山の上で見つけてペイントしてから早速斬りかかる。がすん。弾かれませんでしたが、手応えが変。まともに入ったら血しぶきのひとつもあるんですが、それがない。単に弾かれないというだけのようですが、まあこれでも大助かり。30分以上追い回して、追い回されて、攻撃して、攻撃されて、コンボ入れて、稲妻入れられて、ということを繰り返し。巻き込まれた白猿たちがくたばる中、ようやくキリンを倒すことに成功。途中思ったんですがね、毒の太刀って私にやっぱ向いてないわ。キリンを二回くらい毒らせましたがね、ぶっちゃけフツーに三日月しろで行った方がダメージが入ったような。


 集会所に戻る途中で、ふと思う。何故ハナウタだったんだろう……? いやだから、キリン麻痺らないってばさ。ハナウタはシビレ系のスキルしか持ってないんだから、攻撃力を重視したタップを連れていった方がもっと楽に狩れた気がする。


 ともあれ集会所下位を全クリアし、勲章「白銀のメダル」をゲット



* * *



【迅竜跳躍編】

 気分を変えて、ナルガクルガ退治しに行く。この黒いフクロウネコとは今まで一戦全勝。「極秘依頼 樹海の迅竜!」がそれで、同じレベルのクエストにもうひとつナルガが出てくるのがあるんですわ。「密林の暗殺者」というやつ。先のが樹海での狩りだったんですが、後のは旧密林。よし、ひとつ行ってみようか。


 ナルガクルガは素材などから割り出すに火に弱いようなので、武器は飛竜刀【楓】で、防具は青蟹仮面、オトモは火属性のオリガミちゃんで。ペイント玉に、閃光玉に、音爆弾に、落とし穴に、捕獲用麻酔玉を持って行く。調合素材で閃光玉セット、落とし穴セット、シビレ罠をひとつおまけで持ってく。


 スタートしてみたらキャンプからだったので、そのまま隣接のエリア2へ。「密林」と違って、「旧密林」まさに密林です。視界がえらく悪い。遠くにうごめいているのが草食動物のアプトノスだってのがかろうじて見分けられました。まあ草食の連中がいるってことは、大物がここにはまだいないってことですな(飛竜とかが同一エリアにいたら逃げるので)。と、いきなり目アイコン点灯。身をすくめる私。え? え!? え!! このクエストではボスはナルガしかいないので、ナルガクルガがここにいるってことですがカメラをぐるーっと回すものの、それっぽいのは見えないというか何も分からない。どこだどこだどこにいやがりますか。ふっとはるか向こうに何やら黒いものが見えた、ような気がした、次の一瞬にそれはいなくなり、背後から激烈な一撃を受けた。


 は…はええ…!!!
 なんてえスピードだ………!!

 正面からむかってきたのに……
 一瞬にして
 う…うしろから攻撃をしてくるとは

(鳥山明「ドラゴンボール」17巻)


 正直、パニックである。慌ててカメラを回すものの、すでにそこにナルガはおらず、また別方向から一撃を受けて死にかける。か、狩られるっ!


 見通しの悪い旧密林+迅竜の動きに完全に翻弄され、もう恥も外聞もなく逃げ出す私。振り返るとオリガミが襲われていて、その隙に回復薬グレートで体力を戻し、戻した途端一気に距離詰めてきたナルガクルガの一撃を受けて、また死にかける。怒濤の畳み掛けを受け、ホントに狩られる寸前な私たち。やぶれかぶれで投げた閃光玉がヒットし、視界を失ったままあちこちに跳躍しまくる迅竜を尻目に別エリアに退避。落ち着いて回復する。


 それにしてもなんじゃありゃあ。よく初見で勝てたな私。まあ、動きが読めてないってのが大きいですな。ナルガクルガとの経験の蓄積もないので、どう対処していいのか分からない。その後ナルガクルガがエリア移動したので追跡する。行った先でアイルーに薬をたかられたりするが、取り戻す余裕もなく、走り回る。


 ナルガクルガの隙のひとつは、跳躍しまくった後に停止し、方向を変えるのにかなり間があることだ。後方からダッシュで近づいて何発か入れる。あと懐に飛び込めば、かなりの攻撃が入る。下手に距離を置いた方が危ないようだ。右に左に跳躍されて見失ったり、全然違う方向から攻撃が来たりするし。回復アイテムを惜しげもなく消費してったら底をつきそうになり、途端に惜しくなる。ダメージを大きく受けたら、時間がかかろうがベースキャンプまで走って戻る。モドリ玉を使うことになるとは予想してなかった、というか、他の素材を持ってきてたせいでモドリ玉入らなかったのよ。


 ナルガクルガは怒ると動きが激烈になります。赤く光る目が尾を引き、迫ってくるさまはかなりコワイ。それでも怒らせないことには、落とし穴にも落ちてくれません。落とし穴に落ちないということは、大ダメージを与えるチャンスが減るということであり、捕獲もやりにくいということで。うまく怒らせたところで閃光でピヨらせ、落とし穴を設置。うまくはまってくれることを祈りつつ誘導してたら、直前で怒りから覚め、落とし穴はあっさり破壊される。同じ手でもっぺん破壊されて、これは殺すしかないと腹をくくる。


 前にナルガと戦ったときにも、狩るものと狩られるものというよりお互いを狩ってるような気がした。狩人である私と、飛竜であるナルガが同じ立場なのである。互角なのである。油断してると狩られるのである。この旧密林での戦いでもそれは十分に感じられ。もっと装備を考えればよかったとか、そんなことを痛感しつつ、ベースキャンプまで無様に駆ける。もう何度目になるのか。ナルガの尻尾には傷が入った。頭部にも傷がある。どれくらい効いてるのか。まだこちらは1死もしてないが、最後までもつのか。


 ナルガクルガはその間エリア移動をしている。キャンプで回復をした後、ナルガクルガのいる場所へ走る。密林を通り、洞窟に入り、そこを抜け、出た先は、見晴らしのよい場所。そこで、ナルガクルガが休眠していた。たしかに骨とかフンとかは転がっていたが、まさかここが巣だとは思ってなかったので、最初何が起こってるのか分からなかった。寝てる? 休眠してる? ほほほ捕獲だーっ。とはいえ、一発殴っても怒りモードになるとは限らないので、落とし穴は危険すぎる。最後まで持っていたシビレ罠、持っててよかったシビレ罠を足下に設置、踏み込み斬りをお見舞い。目覚めたナルガを誘導し、シビレ罠にかかったところを麻酔玉×2。踏ん張った後、くたりとナルガクルガが倒れる。


 かろうじて勝った、という感が強い。久々に充実した狩りをしたナルガクルガを樹海でさらに一頭倒す。やはり、旧密林よりはフクロウネコの姿が見えやすい。尻尾の叩きつけ攻撃を受けたりもしたものの、前よりは動きが見えるようになってる。跳躍されると手がつけられませんがね。でも、やってみた感触としてはナルガクルガ戦、スピード感がやたらあって面白いわ



* * *



【猫人着々編】

 次は、ほしい素材があったので、上位ダオラに挑戦。ネコートさんの依頼で、何日か前に受けた錆ダオラ戦です。始まってすぐに、城門前にやってきたダオラ、近づいてきたところを例によって撃龍槍で貫通。そっから戦闘が始まったんですが、


 あれ? ダオラ、尻尾がない。角がない。翼爪もない。……あれ? 私、こないだ倒しきってなかった? ままままた古龍を待たせてた!? いくつか前のとこでも書いてるが、一戦目は覚えてるが、二戦目はクリアしたことしか記憶にない。てっきり討伐したとばかり思ってたんですが。たいそう申し訳ない気分になりつつ、城門上にいる錆ダオラにロケット花火のごとく打ち上げタル爆弾×10を叩き込む。降りて来たところを斬りまくる。風の防御がないので、打ち込みやすいこと打ち込みやすいこと。裏門方面へ移動したので、武器の類が置いてあるところで支給品専用大タル爆弾や打ち上げタル爆弾を採集。小タル爆弾Gももらった。ので、裏門広場でダオラの着地を狙ってひたすら起爆。さらにバリスタを打ち込んであっさり討伐。多分二回目のときに散々ダメージを与えてたんでしょうね、覚えてませんが


 ネコメシで「ネコの秘境探索術」が発動。今度はどこに挑むかなーと考え、リスト眺め、砂漠クエストでナナ・テスカトリを殴りに行くことに。「藍の流星」です。上位ナナ・テスカトリの素材がちょっとほしいってのもありましたんで。ほしいのは角なんで、部位破壊で折るまでが一苦労ですがねえ。まあ二度ほどやればどうにかなるんでしょうけど。始まって隠しエリアで塊素材などを得てほくほく。あとは25分撃退目指して、ナナ・テスカトリを斬るのみ。


 水辺のエリアでうろついてる青い巨体を発見。……あれ? 尻尾がない、ような……。くりん、と振り向いたナナ・テスカトリ。こちらに突進。尻尾どころか角もありません。翼爪も欠けてます。驚いた拍子に突進をまともに食らう。うわーっ、こいつも放置してましたか。


 テオ・テスカトル、クシャルダオラ、ナナ・テスカトリと部位破壊をしたまま放置してたことをすっかり忘れてた自分に愕然とする。マジですべて一戦目だと思って準備していましたとも。さすがに今回三度もあるとなあ。10分ほどでナナ・テスカトリを倒したものの、ちょっと落ち込み気味。当然のようにほしかった角はなく。


 ……気分を変えて、シェンガオレンネコートさんクエストではこのタカアシガニに挑戦してなかったのです。クエスト名は「砦と砦」で、砦蟹シェンガオレンが砦に侵攻してくるのを撃退するもの。下位砦蟹を食い止めたときは白猿装備でした。理由としては、前にも書きましたが、耐震スキルがついてたから。ラオシャンロンの足は風圧を生みますが、シェンガオレンの足は震動を生みます。で、やってみた結果、ラオの足には近づかねばいいだけですが、ガオは攻撃目標は足です。どうしても震動で攻撃回数が減るのです。ですが、下位装備では防御力が心許ない。上位防具で耐震が付くのって、不動シリーズとかですが、不動ってシェンガオレン素材だし、足りないし。そのカニを倒しに行くんだっつーの。結論、乏しいカニ素材をやりくりして青蟹仮面に耐震スキルを無理矢理発動させる。その分、高速砥石とか攻撃のスキルなどが取れちゃいましたが、斬れ味+1はそのままだしよしとします。


 開始後すぐに鬼人薬グレートを飲み、エリア1で近接武器は何もすることがないので、エリア2にて待ち構える。姿が見えると、その位置から進入ポイントを推測、大タル爆弾Gを二つ並べて、アイテムリールを起爆用の小タル爆弾Gにセットして、タイミングを計る。そしておかしなことに気づいた。こちらにラオシャンロンの顔が向いている。赤蟹はモノブロスの頭蓋骨を、青蟹はグラビモスの頭蓋骨を、そして砦蟹はラオシャンロンの頭蓋骨を背負っています。こちらにそれが見えるということは後ろ向いてるわけで、後ろ向きで進入してこようとしているわけで。って、停止した? 頭蓋骨の口がぱかりと開いた。あ、シェンガオレンは別のエリアを遠隔攻撃するのでした。多分それでしょう。口の中にぬとぬとしたものが見え、それが勢いよく吐き出され、私の目の前に着弾した。な、何故。別エリアに行くんじゃなかったんかあれ。瞬間、大タル爆弾G×2が起爆、火ダルマになって吹っ飛ぶ私。


 まだ接触もしてないうちから大ダメージを受け、回復薬グレートを使うハメに。向こうではゆっくりとラオシャンロンの頭蓋骨が向きを変えていきます。こ、これであの変な間接攻撃はないですかないですよね。大タル爆弾にカクサンデメキンを混ぜてGを調合。大タルに爆薬を混ぜて大タル爆弾を追加、しようとしてやたらと燃えないゴミになる。あれ? おかしいなあ。3回くらい失敗して、しょんぼり。最初の2つが無駄になってるんで、結構なダメージソースの損失です。ばくだんを設置しなおし、ようやくエリアに入ってきたカニの眼前で起爆。砦侵攻してくるタカアシガニは通常、本体を低くして走るようでして。その体勢だと足の部位破壊もできないし、立ち止まらない。なので本体にひたすらダメージ蓄積、時々立ち上がったところで足を一本ずつ集中攻撃して赤くしていく。エリア2からエリア3に移るあたりで狭いところでげしげしやってたら逃げ切れずに、足の一本に蹴られ、起き上がったところを別の足に踏まれ、起き上がったところを別の足に当てられて死亡。エリア間の移動にはしばらくかかるので、武器を研いだり、スタミナを補充したりする。ついでにアイテムの点検をする。……! 調合書間違えてるう。調合書は1〜5まであり、1を持ってると調合成功率に+5%、さらに2を持ってると+5%というように加算されていきます。いつもは1〜3くらいを持ってきて+15%なんですが、このとき持ってたのは2冊、調合書2と調合書3のみ、当然最初のがないので加算されません。ただアイテム枠をふさいでるだけ。頭を抱える。爆弾製造に失敗したのはこのためですか。


 こうした失敗を繰り返しながら、人は大きくなるのです、なりたいところです。ともあれ続くエリアで着々とダメージを蓄積。最後の城門エリアに進入時点で残り約10分。モドリ玉で戻って城門の上で待ち構え、広場の中央にカニが来たところでバリスタを集中砲火してダウンを奪う。さらに城門に接近して立ち上がったところで当然の撃龍槍。とっとと城壁から降りて足を殴りに行く。殴って殴って殴って、時々落ちてくる本体につぶされたりしながらも、10分間戦い抜いて拠点の耐久度50%で撃退に成功。多少の誤算はあったにせよ、青蟹仮面でシェンガオレンを撃退できることも分かったし。ほくほく。


 村に戻るとネコートさんが何やらいいたそうにしている。ん、でもこのネコマントの依頼は最高レベルのクエストまで解放されてるから、緊急クエストなんてないはずだけど。と話しかけてみたら、緊急クエストでした。どうも依頼主のコメントを見たら、王様っぽい。討伐隊が標的を火山地帯へ追い詰めたものの、疲弊してどうしようもない。国民も混乱してきているので極秘裏に退治してくれという。ははあ。


 「2nd」では、村長クエストは下位まで、集会所クエストは上位まででした。「2ndG」で村長クエスト上位が、集会所クエストG級が加わりました。かつて、その「2nd」においてラスボス的な立場だった飛竜。それが村クエにも登場。クエスト名は「最終極秘依頼 覇竜討伐!」追い詰めたのは――覇竜アカムトルム。









* * *



 火山地帯の奥、すなわち決戦場にて待つ飛竜。猫人の斡旋する最終極秘依頼。狩人は果たしてそこに赴くのか。狩人の太刀は通じるのか。次回「覇竜出陣編」であかむとるむっ!


 
なお、番組の内容は予告なしに変更することがあります。ご了承ください。



************************************************************************************


 今回一番インパクトのあった言葉。シチュエーション:ペットショップのボード。「しつけ済ドーベルマンあります」思わずのけぞった単語の組み合わせ。




 購入した本:
  ヴァーナー・ヴィンジ『レインボーズ・エンド(上・下)』、西尾維新『ネコソギラジカル(中)』、林亮介『散る花の残すもの』、逢空万太『這いよれ! ニャル子さん』、鳥羽徹『オルキヌス』、マイク・レズニック『スターシップ −反乱−』、佐々原文緒『創立!? 三ツ星生徒会1』、古川日出男『ルート350』、小路幸也『シー・ラブズ・ユー』、伊藤和幸/F.E.A.R.『ダブルクロス・リプレイ・エクソダス3』、橘公司『蒼穹のカルマ2』、田口仙年堂『本日の騎士ミロク1』、六塚光『ペンギン・サマー』、諸星崇/グループSNE『拳と魔封の物語1』、葵せきな『生徒会の五彩』

 読了した本:
  林トモアキ『ミスマルカ興国物語U〜V』、大塚角満『本日もニャンと! 逆鱗日和』『本日もサヨナラ! 逆鱗日和』、橋本和也『一家団欒は世界平和のあとに7』、ジャック・ヨーヴィル『ドラッケンフェルズ』、小路幸也『ブロードアレイ・ミュージアム』、馬場保仁/山本貴光『ゲームの教科書』、三雲岳斗『ダンタリアンの書架1』



←少し過去へ    少し未来へ→

 戻る