2009年5月。


中旬。


 前回は珍しく旧作をPDFでUPしてみました。が、さらに珍しく自分で自分のサイトに行き、眺めてみたのです。いや、普段は、マイパソの中に構築した同じもの見てますんで、実際のサイトってなかなか行かないのです(おい)。で、相変わらず広告が邪魔じゃのう、などと思いながら、ぽちっ。……PDFが表示されねえ。慌ててジオシティーズ内で使用可能ファイル形式を調査してみる。何だPDF可能じゃん。だったら、ファイル名がおかしいとか、拡張子を小文字にしないといけないとかそういうことかな(←画像とかのときによくやらかして表示されなかった)。試してみたが、やっぱりダメ。さらに検索をかけてみる。どうも、PDFがジオではうまいこと使えないっぽい。なんじゃそりゃ。そこで急遽PDFをZIPに圧縮(もちろんZIPが使用可能形式なのは確認して)、htmlのページもいじってリンク先を変更してもっぺんUPしてみる。や、このやり方だとちゃんとなる、というかクリックするとZIPがダウンロードされる。実験に成功したところで、html内の説明を少しいじり、再度UP。ふー、一苦労ですなこりゃ。しかも何だかデカいファイルだし。このところ写真とか掲載してるので、だいぶ無料使用容量を使ってますなあ。もうやがて25%くらいになりそう。50%越えたら増設を考えてみるかなあ。


 こないだ御飯食べながらテレビを見ていたら、よくあるアニメ特集が流れていた。左上に「男の子の好きなアニメ20」とか表示されている。で画面上にいるのはタイガーマスク。いや、おかしいだろそれ。男の「子」が好きなアニメかそれ? おなじみの番組構成で、たらたら流すだけですな。もう飽きちゃっいましたよ。タイガーマスクとかハイジとかキャンディとか。ターゲットの年齢層がかなり上になっているわけで、今の大学生とかそのシーンしか知らんっちゅーねん。今の学生さんとか20代とかをターゲットにするとまるで違うラインナップになるんだろうなあ。例えば「ドラゴンボール」がテレビ放映されだしたのは、今調べてみたら1986年なのでもう20年以上前。今の大学生が生まれた頃には「ドラゴンボール」もうやってたわけですからねえ


 ミッション場の遠征で、ちょいと山の中へ。なんつーか、「ああ、山ですな」という感じから途中で「ああ、山奥ですな」に変わっていきます。いやあ、ラジオの声が聞こえなくなったり、ケータイのアンテナが立たなくなったりとか「第一村人発見!」みたいな空気ですよマジで。それにしても、山の緑がかなり圧縮された感じで、「山狩り」とかあったら大変だなこれ、と思う。押し寄せる濃緑。時折ぽつりぽつりと現れる集落。ここらの人たちはきっと、休みの日などに車で買い出しに赴いたり、週にいっぺん行商人が訪れたりしてるんだろうと思わせる。三日ほど通いで行ったんですが、休日の朝など、やたら車が街の方に向かってたし。「ありゃあ、きっと買い出しですね。一週間分の食料とか」などと話す。山間部の過疎化が進んでお年寄りが多いところなどでは、決まった日に訪れるパン屋などが大歓迎されるなどというのも聞くし。


 遠征1日目は、遠征部隊フルメンバーではなく、私も含めた先遣隊が出動。使用する持ち込み機材の設置とか電源配置を実際にやったりとか機材の実起動をしてみたりなどのセッティング全般。いざというときのために予備の機材も持ち込んでのこと。ただし、3日とも通いなので、いざとなったら翌日でも追加ができるのがありがたい。遠くだと行ったっきりなので装備の追加は現地調達とかなるし。で、今回。朝出発して昼に到着したので、皆でお昼御飯を食べるイン現地お食事処。広々としたお食事広間は木の香り。現地で採れた木材で組み立てられたお食事処のようです。さて、めぬーめぬー。他の人たちがやれ肉そばだやれ唐揚げ定食だやれトンカツだとやっている中、「こ、これは私が食べねば誰がやる」というのがひとつ。ネタのためにも頼みましたともさ「鹿カツ定食」他の定食と比べるとちょっとお高かったのですが、せっかくだし。ネタだし。ところでこのお食事処、壁を隔てた隣の部屋(壁は天井までないので、上はつながってる)からやたらぱりーん、ぱりーんと皿の割れるような音が。えーと、変なBGMを流しているのか、はたまたこの山奥では使い捨ての皿を使用しているのか、あるいはすんごいレベルのドジっ子が働いているのか。いや割りすぎだろ、と皆が顔を合わせるくらいぱりーん、ぱりーん。んで隣とこちらを結ぶ廊下が私らが座った席の正面にありまして。家庭内での縁側廊下みたいになっていて、そこに足折りたたみできる長テーブルが並べてあって、白いクロス。そこに何故か「鶏の唐揚げ」とか「○○漬け」などと書いた紙が一定間隔で貼ってある。めぬーにしては値段とか書いてないっていうか、めぬーならもう少し寄せた方が見やすかろう。と別方向の柱を見たら、貼り紙。バイキング形式が可能な旨。これか!? これだな! にしては料理も載っていない。おそらくは予約システムだと思われ。観察しているうちに定食到着。汁物とかがうまいなあ。って鹿カツがメインだっての。唐揚げ定食とかはかなりぼりうむがあるようですが、鹿カツは何だか薄い。ううむ。一枚つまんでぱくり。もぐもぐもぐ。はて、この味は。「どんなですか?」「何に似てますか?」と口々に問われる。御飯を放り込む。もう一枚ぱくり。もぐもぐもぐ。そして一言「うし」こってりした感じではなく、あっさりした牛っぽい。これはこれでよろしい。多分、裏の山で狩りました的素材なのだろうと推測。って裏も表も右も左も山ですかそうですか。現地の人に後ほど聞いてみたところ、もう少ししたら味が変わるらしい。多少甘みが出てくるそうで。うう、それも食べてみたかったなあ。あと、村人の方が山の方を指さし、「あの頂にこの形で雲がかかり、右から流れるので明日は雨だろう」とか経験則でいいだすシーンもあったり。ううむ、実際翌日は雨と園後の霧が凄かったのです。さすが。雨と山と森を眺めながら休憩していたら、ケータイに着信。隣町図書館から予約本が届いたとの連絡。一気にローカルにというか、いる場所そのものがローカルというか、こんな山奥でもつながっているんだなあと感慨感慨。


 その遠征隊に参加したうちの二人が、遠征終了翌日早朝からさらに別場所に遠征。遠いので前泊して、乗り込むとのこと。資料の受け渡しとからしいんですがねえ。うん、ただ、場所が前泊神戸、当日大阪。しかも神戸に旅立った途端、そちらで新型インフルエンザ患者が増えること増えること。短い滞在時間ですが、ミッション場にいる我々も戦々恐々。んで社内通達が出回り、インフル感染の恐れがある場合の対処とか熊本での病院一覧とか。「念のためマスクも買っとくかー」と帰りにドラッグストアとか寄ってみたら、マスクだけ売り切れ。4つかそこら量販店やらも含めて回りましたが、すべて売り切れ。ぎゃー、熊本人流行に振り回されてる感じです。父親にその話をしたら、「トイレットペーパーの買いだめみたいなあ」などとのんきなことをいっている。翌朝、お散歩時にコンビニに寄ってみたら立体型マスク×2が残っていた。そんときは財布を持っていなかったので、ミッション場へ出かける途中に立ち寄って確保する。遠征組の二人が戻ってきたが、現地人への接触は最小限にしていたようです。帰宅してみたら、母親がマスクを大量に買い込んできてました。




 ↑タイトル「パーティーグッズ……?」まあ他にもいろいろ購入してたのですが、母の出先周辺でもやはりマスクは売り切れ気味だったようで。私の話を聞いた母&周囲のおばさま軍団が出動。子ども用などを中心に買っていたようです。そこでの出来事。何だか量販店にものすごく高い4000円近くするようなセット商品(10枚入り)があったらしい。で、それだけ売れ残っている。「これはちょっと、ねえ……」などと話していたそうで。すると、その前にいた大学生くらいのお兄さんがケータイをかけていたそうで。「あ、うん、その高いのしかないんだけど、どうする? え、うーん。今そばにいたおばちゃんたちも高いから買わないっていってるけど」結局おばさん軍団はそのまま次の店に向かったらしいのですが、お兄さんははたして高級マスクを買ったのかどうか。


 マスクをするのは、飛沫感染を防ぐためで、この飛沫感染を防ぐというのは、どっかから飛んでくるのを防ぐのではなく、どっかに飛ぶのを防ぐのだと新聞か何かのサイトに載ってました。さらにタミフルなどの抗ウイルス剤とかもウイルスの増殖を防ぐのであってウイルス自体を殺すわけでも毒性を抑えるわけでもないらしいし、しかも効果時間が短いらしい。何だか周辺の認識とは違うような気がするんですが、水際で食い止めるのを失敗したことといい、もうちっと連絡やら告知やらを徹底した方がいい気がしてなりません。薬でウイルスの増殖を抑え、「治った、動ける」と思っていても効果時間が切れた後にウイルスが他へ感染する可能性があるわけでしょうし。基本は手洗いとうがいですわねやっぱり。マスクしてても飲食時は外すしね。また紛らわしいことに、フツーの風邪ひきさんも結構出てきてるのですよ。夜とか突然寒かったりするし。うーん、とりあえず気をつける方向で。


 前に何度か家庭教師をさせてもらった元ボスのお子様。元ボスから3月くらいに進学校に受験合格した話を聞いていたのですが、今度は奥様に出くわす。「お会いしたかったんですよう」と廊下で呼び止められ(ボスとは職場結婚だったので)、近況を延々聞かされる。元から勉強できるわ性格はいいわの完璧超人だったお子様ですが、さらに磨きがかかったようです。県下でも有名進学校に進み、クラス委員になってみんなを引っ張り、体験学習に行った塾を気に入って週に何度か通うようになり、私が場所を教えた市立図書館にも行き、なおかつ軽音部なるサークルに入部して小さなエレキギターでがちゃがちゃやってるそうな。んで休みの日には親と出かけたりもする。あくまでマイペース、悠々した人生を送ってる模様。ううむ、こういう子もいるのだなあ。また何かあったら呼んでくださいといったものの、家庭教師は必要ないような気もします。


 量販店に行き、カゴにいくつかものを入れ、レジの列に並ぶ。前に母娘がいて、女の子さんは両手にひとつずつチョコボールを持っている。彼女たちの前にはまだ客が2組いる。レジカウンターの端にスペースがあり、女の子さんはそこにチョコボールを無理矢理置いてにっこり。お母さんが手を引っ張ってチョコボールを持たせ、「順番よ、順番」という。右手をがっちりホールドされ、左手にチョコボール×2を持った女の子さん。左手を振り回し、左足をぴょこぴょこ連動させて、「じゅんばん、じゅんばん」と楽しそうに踊り出した。うむ、かわいい。途中のけぞるような格好になり、私と目が合う。「じゅんばん」「うむ、順番」と重々しく頷いてみたり。その順番が来た。「研修中」のネームプレートをつけたおねーさんは、お母さんの買い物カゴより先に、チョコボールをとっとと処理、シールを貼って待ち受ける女の子さんに渡してにっこり。女の子もにっこり。ほほえましい光景である。うむ、何だかいいもん見た気分。ところでカゴに入っていたのは、アンパンマンのオムツセットである。おねーさんはその袋を手に持ち、バーコード読み取り機を近づける。くるり、と袋を回す。アンパンマンが一回転する。これは何かのサービスであろうか。くるり、くるり、とトリプルアクセルが2回決まった辺りでさすがに割って入る私。女の子さんはきょとんとしている。「えーと、これじゃないですか」どうやらおねーさん本気でバーコードが見えなかったらしい。ものすごく丁寧にお礼をいわれて恐縮する。かくてアンパンマンは買い物袋に収まり、チョコボール携帯の女の子さんとお母さんとともに量販店を出て行ったのであった。で、おねーさんからはまた頭を下げられる。うむ、ちょっぴりいいことした気分。


 さて、いつものお散歩話。前回怪しげなソデを発見したのですが、その翌日くらいのこと。


  → 

 ↑タイトル「遺留品再び」つーか、血のついたタオルですよ奥さん。こんなん道ばたに落ちてたらコワイっちゅーねん。さらには、


  → 

 ↑タイトル「遺留品、みたび」とか、


 

 ↑タイトル「けっこん」といった具合に不穏なものが結構見つかること。あ、ちなみに、


 

 ↑タイトル「現場」で、奥に見えてるのが遺留品です。どうなの隣町、これ? その隣町で別の不可思議ゾーンをさらに発見。


  → 

 ↑タイトル「街角ステーション」って、以前見た「駐車場内における一切の駐停車を禁じます」に通じるものがあるような……。いつもフツーのゴミ捨て場だと思って通過してたんですが、奥が深いぞ隣町。まああれですね、注意深く見てみると、いろんなものを観察できるのだなあと。


  → 

 ↑タイトル「隠れキャラ」側溝の穴でタバコがスニークミッション中ですな。あと前に風船を載せましたが、

 

 ああこれこれこんなやつ。1ヶ月前くらいでしょうか。これがその後、どうなったかってえと、ふらりとそのコースに入ってみましたところ、


 

 ↑タイトル「衰退」うわ、だいぶへろへろになってきてます。中にこめられていた呪力が衰えてきたんでしょうか、さらにこれが一週間ほど経つと、


 

 ↑タイトル「干し首」呪力どころか塀も金網もありゃしません。色が違うのは、もう一カ所向こうの方にあったやつが合流してきたんでしょう。それにしても栄枯盛衰な感じでごじゃります。




 てことで今回はこのくらいで。あんましネタがあるような、ないような、そんな感じですが−。


 んじゃいつものやつで締め(とまたしてもこの行コピペ)。




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 「モンスターハンターポータブル2ndG」な話。 第27回


  何だか忙しくて、今回はあんましプレイしてない気がしてなりませんが、ゼロではないのでとりあえず書いてみんとす。




* * *


【狂動続報編】

   などといいつつ、最近見たMADな動画。もちろんここに載せるからにはモンハンがらみですともさ。いつぞや掲載したのがDRAGON CARNIVALものだったので、別系統をば。


 まずはこれ。




 うーん、ところどころ静止画像が違和感あったりしますし、字幕が消えるのが早いよおい、というのもありますが、全体的にかっこええかと。こういうの見てると、パーティープレイもええなあと思います。てか、途中バサルモスとか集団でボコってますが、いじめか!? という気もしますが。んでは、次はちょっと雰囲気の違うものをば。モンハンフロンティアは、パソコン版ですな。




 曲を知ってる人は爆笑ものかと。すんません、結構笑いました。それにしてもエキセントリック少年ボーイも10年以上前になるんですかね。知らない人も多いのかも。では次−。こっちもフロンティアでパソ版。





 ニコニコ動画からの転載らしいですが、YouTubeだけでいくつも同じ動画がアップされてたり。いくつか見て、原形に近いんだろうなというものを貼っておきます。個人的には今回一番笑いました。ブルファンゴに勝てないヒロインが仲間を誘ってクエストに挑むわけですが、その仲間が知る人ぞ知る人でして。もうセリフだけでおなかいっぱいです。さらに2人目の仲間、3人目の仲間と増えていき……。2人目の仲間のプレイ風景でBGMになってるのはテレビ版のテーマですね。懐かしいというか。うーん、うまいなあ。


 なんてことを書いてまったりしてますが、ぼちぼちプレイもしなくてはー。



* * *



【竜魂換装編】

 前回は最後にさらりと書いていますが、リオソウルUシリーズコンプのため、蒼レウス桜レイア同時クエスト「竜王の系譜」を回避することにしました。どうにか蒼レウス素材そのものが足りてるためと、リオソウルUができあがったら、おそらく次は銀レウス装備を目指すことになると思われるからです。まあ、どっちも火竜の紅玉は必要なんですけどね。ちなみに、リオレウス系はレウスS、リオソウルU、シルバーソルの3系統があります。順番に上位通常種、上位亜種、上位希少種の素材で作るものですね。リオソウルUは、そろそろ完成、レウスSはあと脚のみ、シルバーソルはまったく手つかず。で、残ってるものすべてに火竜の紅玉が必要です。ぎゃー。


 そんなわけで、受注するクエストを「右手に火輪、左手に月輪」に変更。あわよくば金レイアから雌火竜の紅玉ももらって、ゴールドルナシリーズに突っ込みたいところ。んで、一発目から火竜の紅玉を入手して、リオソウルUの脚パーツをゲット。ここまでが前回の話。


 一度で入手できたことに気をよくしたわけですよ。リオソウルの残りは頭部パーツ用の紅玉ひとつだけですし。それから金銀を相手に戦いまくる。で、例によって物欲センサー発動。なかなか出ない。確率からいったら紅玉と同じかもっと低い火竜の延髄ばかりどかどかどかどか出やがります。もちろん当面必要ありません。で、ようやく出た! と思ったらひとつでいいのに2個。うう、雌火竜の紅玉はあれだけ倒してひとつも出ず。どうなっとんじゃー。


 とりあえず紅玉×2となったので、リオソウルU最後のひとつを作成。ついでに余ったもうひとつでレウスS最後のひとつを完成。これでリオレウス系は銀のみになりましたか。


 てことで今度はリオソウルUに詰める装飾品匠珠の材料を集めにひたすら青蟹退治。「将軍様の味覚……?」はショウグンギザミが複数出てくるクエストですが、これを何度かやってみる。部位破壊報酬はいくつぶっ壊してもひとつだけらしく、しかも必要な尖爪ではなく鋏ばかりが出やがります。殺しまくって、どうにかひとつゲット。効率悪いことこの上ない。ちなみにこのクエスト、抽選報酬10%で尖爪ひとつ、10匹倒したら50%で尖爪×4です。が、回復アイテムがもたないってばさ。なので、集会所クエストから「湿地帯の鎌蟹」を受注。こちらは大猪ドスファンゴショウグンギザミのカップリングです。猪野郎の方は単独で相手にすればたいした障害ではないので、一匹のギザミをどうにかすればよろしい。部位破壊かまして、とっととクリアしていこうと。「味覚」は二匹以上倒さないとクエストクリアできないのに部位破壊報酬はどんだけやっても一回分ですからねえ。回転早くした方がいいだろうと。クリア報酬の10%のやつはどっちも共通だし。


 ショウグンギザミの部位破壊は殻と爪。尖爪が入手できそうなのはもちろん爪の方ですが、どっちかの鎌を叩き折ると、常に怒り状態になりやがるのです。怒り状態のギザミの攻撃力は尋常じゃない上に、攻撃が結構よけにくいわ、範囲は広いわで大変なのです。できれば攻略寸前で破壊してそのままとどめと行きたいところですが、そんなにうまいこと行くわけもなく。ときどき殺されたりしながらも、数匹を殺し、あとちょっとで目標到達というところまできた。


 そのギザミは、やたらドスファンゴと組んで暴れていたドスファンゴの突進は強烈で吹っ飛ばし効果まである。立ち止まってるときには攻撃入れ放題なんですがね。攻撃してる最中につったかつったかギザミが走ってきてばさりっ、ダメージ受けて立ち上がったところに青蟹の陰からドスファンゴ突進、というような。まあ、コンビネーションが悪くて、思い切りドスファンゴが鎌食らったりしてましたが。コンビが別れる一瞬を衝いて、どうにか猪を撃破。そのままギザミ攻略にかかる。


 とにかく一方の鎌を集中。振り回されるのを転がってかわし、横からずばっ。攻撃しないときの鎌は内側に折りたたまれていて、ホントに折りたたみ式の鎌なんですわ。その状態だと命中しにくいので、なるたけ攻撃の出終わりを狙う。やがて、ばしりと左の鎌が折れる。口から泡を吹いて怒りモードに入るギザミ。右の鎌が振られて、直撃。けっこうなダメージが入る。ともあれ、部位破壊のノルマは達成。あとはギザミを倒してクリアするだけです。殺されると報酬も減ることだし、慎重に行きますか。結果、5分後に右の鎌がへし折れる。両鎌がなくなったギザミ、怒りモードのまま、腕を振り回すものの、射程が短くなっているため当たらない。ああ、両方やっちまえばこいつ、かなり戦いやすくなるんだ。でもそこまで行くのが大変だったり。懐に飛び込んで連撃連斬。武器のないギザミに耐えられるはずもなく、ぐわっと顔を上げた後、ずしんと倒れる。


 匠珠10個が揃った。ので、リオソウルUに突っ込んで、着込んでみる。えーとステータスは、と。聴覚保護+15で高級耳栓発動、達人+10で見切り+1発動、匠+10で斬れ味レベル+1発動、底力−10で心配性発動、体力−10で体力−10発動。……心配性? 見慣れぬというか予想もしてなかったマイナススキルが発動してますよ? 体力−10は諦めてたのですが、これはどっから来たんだ? 考えてみて分かりました。匠珠はひとつで匠+1、底力−1なのです。10個あるんだから底力−10。それにしても心配性って、何だ?


 調べてみたら、基本的にハンターは体力が40%になると、防御力が+60されるらしい。ほうほう、マジで初めて知りました。で、心配性が発動すると、この防御補正が+42に減った上に攻撃力−30%になるとか。ごわっ、攻撃力まで減るんか! ちなみに底力スキルポイントが高いと逆に防御補正が高くなった上に攻撃力が底上げされる火事場力が発動するようです。ただし、体力が減ってる状態でしか効果がないため、攻撃力の高い敵を相手にした場合、かえって危険だったりすることもありますわな。一撃死の可能性が高くなるわけだし。で、問題の心配性ですが、そんな体力40%のまま放っておくようなことはないと思われるのです。だいたい仮想的を片角のディアブロスにしてるんだから、半分切ってる体力はでんぢゃらす。プレイヤーが心配性なんですかさず回復に走りますとも。うむ、心配性この場合ノープロブレム。


 じゃあディアブロスに行くか、とネコメシ食らったら「招きネコの激運」発動。せっかくなので、金銀火竜退治に出かける。銀レウスの尻尾から火竜の紅玉ゲット。急を要しなくなったらいきなり物欲センサー解除ですか。山のように延髄とか逆鱗とかもゲット。雌火竜の紅玉は出ず。


 戻ってみて、今度こそディアブロスと思って、ネコメシ食ったら、またしても「招きネコの激運」発動。せっかくなので、金銀火竜を退治に出かける。クリア報酬で火竜の紅玉やら逆鱗やら延髄やら。


 直前のをカウントすると、3度のクエストで紅玉×4ですな。シルバーソルを2つほど作成する。今度は雌火竜がほしいんですがひとつも出ないですなあ。シルバーソルの頭と胴を作成して眺めてみたんですが、どっかで見たなあこれ、と首を傾げる。しばらくして、頷く。シルバーソルシリーズ、「プレデター」に似てる


 今度こそ激運も発動しなかったので、魔王退治に行く。



* * *



【竜魂魔王編】

 バトルプランを考えてみる。目的は、とにかくディアブロスを倒すこと。部位破壊とかは二の次です。序盤は音爆弾攻め。これは後半になるほどきゃつは怒りやすくなり、怒り時には音爆弾が通じなくなるため。なるたけ前半でダメージを与えておこうと。んで、その後半は閃光玉で足止めして斬りまくると。以前は閃光時には正面から突っ込んで、頭部狙いをしていました。角を折るためです。これをすっぱり諦める。ピヨってるときに懐に飛び込み、とにかく柔らかな腹部や尻尾の付け根を斬る作戦。特に、角をあえて折らない戦術はこれまでの私にないものですな。この戦術を採るメリットは、音爆弾や閃光玉などの足止めアイテムが尽きた場合を想定し、ディアブロス突進→角を岩に突き刺さらせる→足止めという戦い方が使えるということ。失敗するとまともに突進を食らいかねないのでやってなかったんですが、この際できることならやっちまおうと。で、前回はゲネポスの麻痺牙を忘れてひどい目に遭いましたが、今回はちゃあんと確認して、トラップツール+麻痺牙でシビレ罠も使えるのです。これも足止めアイテムとしては有効かと。ただし、持ち込みアイテム数を考えると捕獲用麻酔玉は持って行けないため、トラップにかかったらひたすら斬る形になるかのう。あと、死亡したときに備えて体力の上限をMAXにして回復する秘薬も持って行きます。ちょうど2個持てるので、死亡時に使えばちょうどいいかと。リオソウルUに体力−10がついているので、これがないと死んだらデフォルト100のところ90からスタートなんですわ(MAXは150)。


 オトモアイルーにはもちろんタップ。無属性の攻撃型として特化したファーストネコですよ。純粋に攻撃しまくってくれればかなりの援護になるかと。使用する武器は予定通りナルガ刀で、匠珠による斬れ味+1やリオソウルUの見切り+1などにより、会心率60%まで上がっています。通常の攻撃力は青蟹などにやや劣る(攻撃力UPのスキルがついてないため)のですが、クリティカルヒットが頻繁に出てくれれば火力不足は補えると判断。高速砥石じゃないので時間はかかるのですが、斬れ味をどうにか高いところに保てばいけるか。


 そして始まった「「マ)王 片角のマオウ」のクエスト。最初に山菜ジジィのいるエリアだったのでそっからダッシュで逃亡、隣のエリアに泥棒猫のメラルーが踊っているのを見つけて問答無用で斬殺。そのエリアはディアブロスとの戦闘区域のひとつだったし、交戦時に乱入されるとやっかいですしね。何度か出たり入ったりして完全にメラルーを駆逐。


 夜の砂漠に出て、ホットドリンクを飲み、温熱効果を得る。洞窟を走り抜け、標的を発見。よっしゃー、やりまっせー。と、やつはこちらに尻尾を向けてぼーっとしていたので近づいてペイント玉→踏み込み斬り。そこで、ふと気づいた


 ジャンボきたー!!
 な…
 でか!!
(あずまきよひこ「よつばと!」1巻)



 ファースト攻撃が目測を誤って外れる。いやびっくりだよ。


 でか!!
 あ すすみません 大きいですね

 がおーっ
(あずまきよひこ「よつばと!」1巻)



 振り返ってこちらを認識するディアブロス。これまで倒した10頭のディアブロスにはサイズ王冠がついてなかったが、こいつは間違いなく記録がつきますよ。今回のプランでは、腹部に潜って尻尾の付け根とか狙うはずでしたが、攻撃が縦斬りしか当たんねっすよ。踏み込み斬りと共通モーションのそれは、一番高いとこに届く攻撃なんで当たって当然ですが、でかすぎて斬り上げと突きがまったく当たりません。てことは、いつもの踏み込み斬り→縦斬り→突き→斬り上げ→縦斬りの連続攻撃が通用しないのです。攻撃が当たりにくいということは、練気ゲージも溜まりにくいし、何よりディアブロスに与えるダメージが違います。


 振り回される尻尾をかわしながら、バトルプランを練り直しつつ、背後に回り込む。ディアブロスが地面に潜り出す。すでにアイテムリールは回してあります。すかさず音爆弾。たまらずきゃつは飛び出してきて、周辺で音響兵器のあおりを食らったガレオスたちがのたうちまわる。


 とりあえず、やるっきゃないっしょ。すでに距離を詰めていた私は連撃に入る。音爆弾炸裂時、飛び出すディアブロスは上半身だけ地面から突き出して苦悶してるのです。つまり、高さが関係ない。攻撃が、当たる。うりゃー。


 回復したディアブロスが再び地面に潜ろうとして、音爆弾。殴って、また潜ろうとしたところを音爆弾。という流れで、クエスト開始後10分と経たぬうちに持ち込んだ音爆弾10発すべて消費。この頃にはすでに怒りモードに入ってるディアブロスでしたが、怒り時に発する咆吼も関係なし、どころか、大きな隙に。飛び込みざくざく。


 こちらとしては、腹部&尻尾への攻撃が当たりにくいなら、当たりやすいところに目標を変えるまで。一番当てやすいのはというと、脚。脚ならさすがに高すぎて当たらないということもなく。ただし、太刀の攻撃は基本的に前進するので、こまめに方向を変えてやらないと、すぐに外側に出ちゃいます。出ると、尻尾攻撃が当たるし。あと、下に入ってると、タックルで空高く吹っ飛ばされたりもします。攻撃は慎重かつ大胆に


 10分経過。ディアブロスがエリア移動。追いかける前に砥石で斬れ味を回復(すでに何度目かですが)。5分おきにスタミナの上限が減ってくので、これを回復することに。こんがり肉だと最大まで回復してくれるのでありがたいのです。アイテムリールくるくる。くるくる。くるくる。


 ……お弁当、忘れた。太刀を使う場合、スタミナで関わってくるのはダッシュと回転回避、緊急回避です。攻撃そのものにはスタミナは使いません。これがハンマーとか弓などだと溜め攻撃があり、溜めてる間スタミナを減らすことになるのですが。これが下位ディアブロスであれば、問題なかったのです。でも魔王は上位です。地中に潜ってからの突進をかわすためにはダッシュが使えないと話になりません。下位だと地中に潜ったときの標的の位置に向かって突進してくるので、座標をずらせばいいんですが、上位は突進開始時の狩人の位置を目指してくるのです。いつ突進が始まるか分からないわけで。どうする、スタミナ。まだまったく戦えなくなったわけじゃないので、ディアブロスを追跡。突進をかわしたりしながら、ちまちま殴る。咆吼する。踏み込んで太股に斬撃。


 15分経過。支給品到着の報。隙を見てモドリ玉一発。ベースキャンプへ戻って減った体力回復。支給品箱から携帯食料を取り出し、むさぼり食らう。届いた食料は3つ。食らい尽くして、ようやくスタミナが最大まで回復した。これで15分戦える


 ディアブロスの尻尾が千切れ飛ぶ。すでに支給品の音爆弾も使い果たし、閃光玉も少なくなってきました。30分経過。何度かディアブロスはダウンし、時折、ぼーっと立ち尽くすシーンもあり。結構ダメージも蓄積してるはずだし、「行けるんじゃ?」と


 思った瞬間、タックルを食らって吹っ飛び、立ち上がったところに突進が入り、さらに転がるように逃げようとして背後から一撃を浴びて死亡。すでにだいぶスタミナが減っていたので、むしろ回復? 持ち込んでた秘薬で体力の上限を最大にして、ごー。ざくざく。ざくざく。ざくざく。


 残り時間10分を切る。ディアブロスの残っていた角はいつの間にか折れています。いや、マジでいつ折れたんだ。今回初めてディアブロスが移動した小さな水辺。追い込んでいった、という雰囲気のまま乗り込み、ディアブロスの下に潜り込む。んで、雑魚カニに一撃受けてしりもち。待ち受けていたかのように、ディアブロス潜行開始。立ち上がったばかりのところをしりもち。次の瞬間、0距離からの直下型急襲により即死。ええー!? 体力半分以上残ってたのに一気に持って行かれました。


 愕然としながらも、秘薬飲んで、砥石使って、再び同じエリアに突入。今度はカニに警戒しつつ、ディアブロスに接近。地面に潜りだすディアブロス。間近であおられて、しりもち。今更ながら、近づきすぎると風圧効果があると気づく。そういうや前にもこんなことが何度かあった……ってほんの1分も経っとらんわ! どごん、と噴出するディアブロス。そのまま力尽きる私。3落ち。クエスト失敗。しっぱい。しっぱい……。


 敗因。スタミナ切れをかなり警戒するハメになったこと。ディアブロスの地面潜りに近づきすぎたこと。くっそー。ただ、まあ、前に戦ったときよりもだいぶダメージは入れたような気がします。高級耳栓は当たりです。あれがあったから、かなり攻撃回数も増えた。あ、あと、ディアブロスがデカすぎたってのも敗因のひとつか


 次回はぜひともリベンジしたいところです。武器防具はそのままでいい気がする。対ディアブロス戦にはかなり有効な組み合わせだと感じました。調合書を減らして、捕獲用麻酔玉を入れるか。5分切ってもどっちも死んでなかったら、いっそ捕獲を試してみた方がいいかもしれません、というか、あんだけ怒りやすくなってんだから体力はあまり残ってなかったと思うしね。


 それにしても45分戦って、オトモのタップがどこで何やってたのかさっぱり記憶にない。戦ってたんだろうけど、囮になったりしてくれてたんだろうけど。ううむ。









* * *



 魔王の前に屈する狩人。しかし、そこには十分な手応えもあった。わずかな油断、わずかな焦り、様々なものが狩人の枷となった。雑多なものをそぎ落とし、純化した狩人は再び魔王の前に立つ。次回「魔王会心編」で決着するっ。


 
なお、番組の内容は予告なしに変更することがあります。ご了承ください。



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 本屋に行ったら、ゲッサンという雑誌が出ていた。月刊少年サンデーらしい。表紙にあずまきよひこの名があったので、「?」と思いつつもぱらぱら。うわ、「あずまんが大王」が載ってますよ!? 前にたしか新装版がどうのと書いた記憶がありますが、その記念「補習編」が掲載されてるそうで。それにしても何故サンデー? 中身は昔と変わらぬ「あずまんが大王」でしたが。ううむ、来月も載るらしい。読まねば。




 購入した本:
  沖田雅『オオカミさんととっても乙女な分福茶釜』、折口良乃『九罰の悪魔召喚術』、小林三六九『クリスナーガ』、チャールズ・サイフェ『異端の数ゼロ』、七飯宏隆『放課後限定勇者様。』、加納朋子『スペース』、桜井政博『桜井政博のゲームについて思うこと』

 読了した本:
  北村薫『玻璃の天』『鷺と雪』、三雲岳斗『ダンタリアンの書架3』、沖田雅『オオカミさんととっても乙女な分福茶釜』、平城山工『ヒミツのテックガール』、橘公司『蒼穹のカルマ2』、桜坂洋『スラムオンライン』、加納朋子『ななつのこ』『魔法飛行』『スペース』『少年少女飛行倶楽部』、桜井政博『桜井政博のゲームについて思うこと』、キース・ベイカー『シャーンの群塔(上)』



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