下旬。
定額給付金というやつをいただいた。父親の口座に振り込まれたものを、いただいた。うむ、12000円。で、そろそろ原付買い替えて2年になるので、定期点検です。バイク屋からその案内も来てまして、オイル交換がタダになるそうで。点検が5000円くらい。んじゃ行ってみますかー。そういや気になっていたことがひとつありまして。
そろそろベルトもヤバくねえ? 休みの日にブチ切れるならともかくとして、朝晩の移動中にベルトに切れられるとエラい目に遭います。実際これは昼のことでしたが、昔、でっかい国道を走行中にいきなりぶちん、となったことがありまして、後ろにバイクがいて、瞬間的にウィンカーだして歩道に突っ込むことで回避しましたがね。最近パワーが落ちてきたかなあと思ってたこともあるし。馴染みのバイク屋に行って、ベルトの点検も頼んでみる。定期点検項目に入ってないので、追加料金で2000円ほどかかるというが、
安全安心のためです、給付金です。しばらくして顔馴染みの作業員の人が来て、ベルトを見せてくれた。分厚いゴムベルトの歯に当たるでっぱりがだいぶすり減ってきているし、いくつかの
歯の根本部分に割れ目が入りつつある。割れ目が入って歯がぽろりと取れたりすると、その部分が引っかからなくなり、自転車でもギアがすり減ったときにチェーンが引っかからなくなり空回りするような状態になるが、まさにそんな様子になるわけでして。しかも、割れ目が歯じゃなくてベルト部分に入り込んでしまった場合、走行中にベルトが切れるわけで。「そろそろ替えといた方がいいかもしれないですね」「いくらかかります」「工賃込みで4000円近くになりますが」4000円中の2000円くらいは中を開けるまでの金額なので、すでに頼んである。すなわち追加料金2000円をさらに加えると交換してくれるのですな。
安全安心のためです、給付金です。トータル9000円くらいで原付のリフレッシュ終了。これでしばらくは安心して走れますゾ。
と調子に乗って走って帰宅する夜。何だか雨が降りそうな予報だったので、カッパは持参していましたが、どうにかもつかなあというところ。行く手はかなり曇ってきていて、あと5分かそこらで到着という頃になって、前方で稲光、そしてごろごろごろ。あ、でも
まあもつかなあ。日頃の行いいいし。つったかたーと走ってって、前方に交差点。そこをまがってあとちょっと3分もかかりゃしません。右折レーンに入って、右折信号がついてたんでそのまま走る。交差点の向こうでパトランプ。まあ問題なし。違反とかしてないし。と、
交差点に突っ込み、世界が変わった。なんちゅーか、ティム・バートンの映画かってくらいにいきなりな色彩の変化。
交差点の真ん中から先に壁ができていました。雨の。パトランプがやけに赤く見えてて気づくのが後れました。ライトの反射で一瞬にして銀色の世界になり、滝のような雨。豪雨。「マジかっ!?」どうにか右折し。そのまま歩道に突っ込んで、民家の庭。軒先に雨宿りする形で。交差点に入ってから
その間数秒、下着までズブ濡れです。いやー、すげー雨の壁でした。ここまで着たらカッパ着る意味もないような気もしないでもなかったんですが、前カゴにあった荷物をビニール袋に入れて退避させ、通りすがりの軒先でカッパ着る私。カッパの中も外もズブ濡れ。そのままよろよろと帰宅コースの続き。家に着くまでの数分の間に、今度は雨は小降りに。どうやら
某交差点近辺限定ゲリラ豪雨だったらしい。これもまた日頃の行いか。着てたものはクリーニング行きとあいなる。くー。
キース・ベイカーの小説を読んだ。うーん。
D&Dの新世界なんですが、どうも、ちっと、物足りない。三部作で『シャーンの群塔』『砕かれた大地』『夜の門』とあるんですけどね。これってもしかしたら第一部のみ試しに出してみたんじゃないか、という匂いがぷんぷんします。まあ、そういうのってよくあるっちゃーよくあるんでかまわんのですけどね。
売れなかったら次のは出さない、みたいな。第一、こないだ読んで褒めたたえていた古橋秀之の『ソリッドファイター』だって打ち切りのパターンだし。ただし、結果として『シャーン』がある程度まとまった話になり、『砕かれた大地』はクライマックスで話が切れ、その続きが『夜の門』で展開、さらに『夜の門』でのラスボス戦が終わった後、さらにいくつか謎が出てきてそのまんま終わって、次の作品に続くみたいな。
構成のバランスが悪い気がしました。三部作っていってるのにー。
ただし、これ読んでみると、
昔読んだ洋物ファンタジーの匂いが強くて、ああ、こんな風だったなあと懐かしく思ったり。特に、主人公たちの動作ですよ。昔も感じたんですが、こいつら
よく泣いたり苦しんだりしますなあ。すすり泣き、痛みにのたうちまわったり、呻いたり。ほら、日本のファンタジー、ライトノベルやゲームでもいいですけど、そういうシーンって少ないっしょ。
ラノベとかではそうした「弱さ」は排除されるのかもしれません。読者がすーぱーな主人公を望んでるというか。私が好きな「ドラゴンランス」シリーズとかでも主人公は悩んだり苦しんだり泣いたり呻いたりどろどろしたりしてたような気がするんですが。
個人的なことですが、中学くらいのときでしょうか。新しくできた
友人たちにそれぞれ訪れていたファンタジーブームが横に連結したことがありまして。本を紹介したり貸しあったりしたものです。「ドラゴンランス」もそうだったし、トールキンもそうだったし、ロードス島だったり、スティーヴ・ジャクソンやイアン・リビングストンだったり、D&Dだったり。友達に紹介して、ハマらせ、
ひたすら「グイン・サーガ」を買わせたのもこの頃でした。
その、「グイン・サーガ」30周年、アニメ化、合本化の最中ですが、
栗本薫の訃報。いつかこの日が来ると分かっていましたが、分かっていたからといって、受け入れられるかどうかは別問題。やおい系の話はいまひとつよく分からないのですが、栗本作品はたくさん読み、影響を受けてきました。
享年56。癌の話はこれまで何度も出てきていましたが、それにしても早すぎます。
栗本薫の作品で、
感じていたのは、時間の流れ。少しずつキャラクターも舞台も動いていきます。小説デビュー作だった乱歩賞の『ぼくらの時代』で大学生として登場した薫クンは、作家として生きていくことになり、映像にかかわり、南の島に冒険に行って「グイン・サーガ」のインスピレーションを受けたり、もう一方の名探偵伊集院大介と対決したり、妖怪大戦争ものの小説を書いていたり、30代になり結婚して子どもができたりしました。伊集院大介も、とっぽい大学院生みたいな印象から、やがて白髪が目立つ年齢になりました。そして、グイン。完結することはないだろう、と確信していながらも、楽しめた。キャラクター同士の関わり、出来事、すでに死んだキャラ、新しく生まれてくるキャラ。人と人が作っていく物語。ここしばらく「溜め」に入っていて読んでいなかったのですが、
手持ちの分とこれから出る何冊かが終われば、「グイン・サーガ」の時間は停止します。例えばそれは田中芳樹の「銀が英雄伝説」が第10巻のラストで時間を停止し、それ以降のことは描かない、とされたのとは少し違うようにも感じています。胸に痛いのは、完結が見れなかったということではなく、続きが読めないこと。ただし
「グイン」は時間が停止したことによって、歴史になったのだ、と。そもそも空白部分が多い話です。外伝の1冊目で示された未来に、いまだ本編は到達していませんでした。無数の様々な謎を残し、「グイン」の世界はひとつの世界として存在し続けるでしょう。
未完で終わるのが伝奇です。半村良も隆慶一郎もトールキンも、他にも私の好きな作家たちの多くが、作品の途上で逝きました。それでも彼らは、彼らの作品は存在し続け、影響を与え続けるのです。
まだ、自分の中でうまく気持ちの整理がついていません。ぽっかり胸の中に空いた穴は、これから脱稿まで行ってる「グイン」が出版され、尽きたときに、どうなるのか。ただ、「グイン」を読んで、追いついて、リアルタイムで読んで、そこで得てきた感動や諸々のことは、決して忘れない、と思います。熊本に講演に来たとき、熱っぽく創作について語っていた栗本薫。「小説道場」で自分の想いをぶつける中島梓。文章を書いて、作品を書いて、こうしてサイトを作っている人間として、
彼女のことは忘れません。彼女の世界もまた。
そんなどこか
うまいこと説明できない感情を抱えつつ、日常生活は続いていくわけで。フツーに生きていくのだなあと思う。
宮崎在住の文芸部の卒業生の方からメールが届く。まあ日記とかたまに拝見していたので、近況は知ってたんですがね。
検定受けるとかでパソ教室に通ってらっしゃるとか。ワードとかエクセルとか。ふーん、へー、ほー。でも結局自分で興味抱いて、日頃使ってないと覚えないっすよ。資格取るならパソ教室でもいいかもしれないけど。などと率直な感想を返信。ミッション場でもおねーちゃんたちがエクセル講座とか身内でやってるみたいですが、そんなんやるより「飲み会の案内」で地図とかタイトルとか文章とかひねって構成して作成した方が絶対覚えるってもんですよ。
使わない機能、使う機能、人によって違いますしね。ワードの受講は終わったものの、受講予約がなかなかできないらしくて、別のを独学でやろうとしてらっしゃる模様。うむ、興味が出てきたのはいいことです。で、
ホームページビルダーがどうのフォトショップがどうのといいだしてらっしゃる。ソフトを買うとなったら、高いしなあ。どうしたもんか。
このサイトはどうやって作ってるのか尋ねられたので、てきとーに答える。前にもどっかで気書いたような記憶があるようなないような……。
最初の一手はたしか一太郎。一太郎で原稿を書いて、それをhtml変換。過去作品とかすべて一太郎ファイルだし。大雑把にできたものをネットスケープコンポーザーでいじりまわして形にする。ネスケがクラッシュしたりパソが代替わりしたりしたので、今はフツーにhtml用のエディッタを使っています。基本的に「旬な話。」の更新がメインになってるんで、ベースさえ作ってしまえばいかようにでもなるかと。あとは
手を抜くところとそうでないところを見極めていく。文章メインなんで、トップページを凝っても重くなるし、シンプルに行こうかとかいろいろあるわけでして。例えば今回のこのペエジに関していったら、
1)5月中旬ファイルを呼び出し、ファイル名を200905cとして別名保存。
2)5月中旬ファイルを呼び出し、一番下にある「少し未来へ」のリンク先を200905cに変更。
3)5月下旬ファイルを呼び出し、一番下にある「少し過去へ」のリンク先を200905a→200905bに変更。
4)5月下旬ファイルのタイトル部分をごそっと削って最初の一文字を入れ、中旬→下旬に変更、中身の大半を削除する。
5)メイン記事をてきとーに書きつつ、購入した本・読了した本の作者名と署名部分のみを書き換えていく。
6)「旬な話。」トップページの今月部分に、すぐ下にある先月部分の下旬分をタグごと貼り付け、リンク先のみ200904c→200905cと変更。
という流れ。
ぶっちゃけ5以外は前回までの流用。基本めんどくさがりなんで、いちいち細かく作っていったらアレだなあと。
あと、フォトショップにしてもそうなんですが、多機能です。いろんなことができます。でも、どの機能が自分にとって必要なのか、ということを考えると例えばフリーソフトとかでもよかったりすることもあるわけでして。
結局のところ、何をやりたいのかってことが重要なんじゃないかなあ。見極めた上で、その機能が必要ならソフトを購入したりすればいいかと。というようなことをメールしたら、もうビルダー買っちゃったそうで。あらら。うーん、まああればあったで便利なんで、うまいこと使ってほしいものです。
何がやりたいのか、ということのイメージは重要で、それを実行するためにどうすればいいかと考えるのがまた楽しい。具体例を挙げてみれば、前々回UPした
「The Beast that Shouted Love at the Heart of the Maelstrom」とか。イメージがまずあって、作っていったんですが、紙媒体を想定しておりました。で、実際にできあがったのは、B5印刷で、2PをまとめてB4でコピーし、通常はその形態だと二つ折りですが、折らずに右をクリップというもの。これに合わせるために、余白を削りまくったりしています。文芸部に提出してから、ネットに載せるまでだいぶかかったんですが、理由は簡単で、
現在3ページ目になってるものをどうするかってことでした。前述のコピー形態だと、2枚目の右側に来るこのページがあるのとないのでは大違いだと思います。で、ここまでの3ページって、横書きでして、次からは縦書き。これを同じシートで展開するのができなかったので、別シートに分けてました。でもそうするってえと、真ん中の線が合わないんですよ。この線って、縦書き段組の仕切り線を使ってるんで。これを実現するために、紙の方はどうやったか。空白のページを縦書きのシートに作り、ページ番号と真ん中の線のみ印刷→その紙を使って、横書きシートに入ってるのを印刷、という手順で、これは
浮世絵の多重刷りに想を得たものです(嘘)。ところがhtmlでこの作品をやるってなった場合、段組をどうするかというのが最大の問題。もうひとつは3Pから分かれたり合流したりするんですがそれをどうするのか。シンクロしてるのはあの段落、文字数、行数だからです。別ウインドウに分けたりするにせよ、ウインドウの大きさ次第でズレる可能性が高い。
そこで浮上したのが、そのまんま見せるPDF。段組は解決したものの、3P目が残り。結局今年になってPDFをいじるソフトを購入したのがきっかけで攻略を思いついたと。別シートのまま、それぞれPDF化し、さらに挿入で突っ込み、真ん中の線をコピーしてグリッド引いて位置合わせて貼り付け加工するという手順で実現しました。長かった。つまるところ、これも構想、やりたいことが先にあって、どう実現するかというのを探す、という順番。
多分PDFソフトがなければ、また別の方法を探したかと思います。極端な話、デジカメで撮って画像ファイルで載せてもいいわけだし。
宮崎の人が何やるにせよ、満足のいくものができればいいと思います。
最近、体験版をやって面白かったPSPソフト「
七魂」を購入し、ちんたらやってます。うーん、長くやってると飽きそうだけれど、止めどきがよく分からないゲームです。ダンジョンメーカーシリーズのひとつでして、主人公がダンジョンを作っていくもの。ダンジョンを作るゲームっていったら、例えば「ダンジョンキーパー」であったり「刻命館」であったり「勇者のくせになまいきだ。」であったり、侵入者を待ち構える形式。しかも
たいていヒールが主人公。ダンジョンメーカーはその辺が少し異なっています。廊下とか部屋とかの建材を持ち込んでダンジョンを作成するのですが、
作成して何するかってえと、そこにモンスターが入ってくる。それを退治する、という。で、呼び寄せた形のモンスターを退治してアイテムとかお金とかをゲットして強くなったり、建材新しく買ったりとかするゲエム。部屋をどう配置するかとかどんな風につなげるかとか重要で、例えば「ゴミ捨て場キット」を使って部屋を改装するとそこにスライム系モンスターが来やすくなったり、「果樹キット」だと植物系とか。クエストで倒さないといけないモンスターとか出てくると、
いかにして目的のモンスターをおびき出せるダンジョンを作るかがポイントになってきます。戦闘はディアブロなどのようなアクションRPGで、ダンジョンは一日一回入れて、いったん出ると一日終了。御飯食って寝て、翌日になるとまたモンスターが入ってたりします。自分が後々駆けずり回ることになるので、部屋を巡回しやすい構成にしたりとか、いろいろ楽しめます。ただ、「客室キット」で作った
客室に人型モンスターがいたりして、宝箱にモノ入れてたりしてくれてると、何だか追いはぎしてるような気分になりますが。いや、これ結構いけますぞ。
そんな「七魂」にハマりつつも、ふと、
リオレウスとかが頭に浮かんできて、どう動く、とかイメージトレーニングしたりしてるのは何事でしょうか。てことで、いつものやつはいつものやつで。
************************************************************************************
「モンスターハンターポータブル2ndG」な話。 第28回
今回もあんましプレイした気がしないものの、やらなかったわけでもなし。とっとと書いてみんとす。
* * *
【魔王黒息編】
前回3度目の戦いを
片角のディアブロスとやらかしました。せっかく
武器やら装備やら整えて考えに考えて行ったのに、3落ち。うぎゃあー。誤算は、ディアブロスがやたらデカかったことでしょうかねえ。
武器であるナルガ刀、高級耳栓に斬れ味+1まで発動させた
リオレウス亜種素材のリオソウルU装備は問題なしと見ました。高級耳栓、対ディアブロス戦に使えるスキルだし。問題は、アイテム類。
まずはお弁当を忘れずに、こんがり肉×10。前回はアイテム類はフルに埋まっていたので、忘れてたお弁当を入れるためには何かを置いてこなくてはなりません。前回のはたしか……
調合UPア系:調合書1、調合書2、調合書3
ステータスUP系:守りの爪、守りの護符、力の爪、力の護符
回復系:回復薬×10、回復薬グレート×10、秘薬×2
攻撃補助系:閃光玉×5、音爆弾×10
罠系:シビレ罠
調合素材系:ハチミツ×10、薬草×10、アオキノコ×10、素材玉×20、光蟲×10、ドキドキノコ×10、トラップツール×2、ゲネポスの麻痺牙×2
その他:ペイントボール×たくさん、砥石×20、ホットドリンク×5
これで24種類。迷った挙げ句、シビレ罠を外し、お弁当を入れる。んで、さらに
バトルプラン新作では捕獲も視野に入れてるわけで、となれば捕獲用麻酔玉をどっかに入れておかねばなりますまい。うぐう。どれと入れ替えようか。うぐー。どれも外せないような気がしてきました。散々迷いに迷って、調合書3を外す。これで
調合率5%↓です。モンハンにおける
5%というのはマイナス分に関しては、多分50%くらいのデカさだと思った方が心のダメージが少ないものです。いやダメージ受けるけど。今回のことに関していったら、調合時に失敗率が増えるだろうケースは素材玉+光蟲=閃光玉でしょう。調合書3冊持ってっても失敗することがあるんだから、
2冊なら燃えないゴミの山を築きかねません。閃光玉、なるだけ節約しよう。頑張ろう。
燃えないゴミになったら運が悪かったと割り切ろう。と何だか戦闘前からちょっと暗雲漂う感じで、挑む第4戦、でしたか。
開始直後、またしても山菜ジジィのとこに出たので、隣エリアに移動して、泥棒猫メラルーを狩っておく。超攻撃型
オトモアイルーのタップが一発殴ると
高々と吹っ飛ぶメラルー。前回ほとんど印象がなかったタップですが、今回はやる気満々の模様。メラルーを狩り尽くして、そのエリアでの準備を終えると、次へ移動。大きな砂漠のエリアになったのでホットドリンクで温熱効果を得ておく。夜の砂漠は寒いのです。飛びかかってくる麻痺トカゲどもを斬りながら周囲を見回すもディアブロスの姿はない。さらにエリア移動する。前回2落ちをブチかまされた小さな水辺。
ヤオザミがうろちょろしてたんで、とりあえず殴る。少なくと
も前回の2人目はこの雑魚ガニめのせいで死んだようなものだし、またここでディアブロスと戦うことになったら、滅ぼしておかねばまた邪魔されそうです。さらにエリア移動して、ディアブロスを探す、がなかなかいない。
どーこーだー?
散々駆けずり回り、ようやく麻痺トカゲのいる広いエリアの
隅っこでたたずむ魔王を発見。ペイント玉を叩き込んで戦闘開始。前回戦ったやつよりも少し小さめです。やっぱりあいつはデカかった。アイテムスロットを空けるためもありますが、とにかく前半は、突進を避け、地中に潜ろうとすれば音爆弾で地上に強制召喚して殴る殴る殴る。
10分経過。尻尾の一撃を受けて吹っ飛び、逃げようとするところに背後から突進を食らって1人目死亡。
まだ緊張感が足りないようです。音爆弾はすでに尽きているので、閃光玉を節約しながら、ディアロスの攻撃を避けて一撃か二撃入れて回避するという戦法に。閃光玉炸裂時には、ディアブロスの右側面から腹部下に潜り込みつつ踏み込み斬り→縦斬りで、突きは腹には当たりにくいので左足へ、斬り上げて左足、外に出そうになったら斬り下がりで右足の辺りまで戻る、というパターン。正面から行くとたまに食いつかれるし、食いつかれると吹っ飛ばされて尻餅で、時間が無駄になります。
大型モンスターは、ダメージを受けまくると怒り状態になります。それぞれ怒ったときの外見が変わったり変わらなかったりするのです。
ディアブロスは怒り状態で黒い息を常時吐くようになります。もう火を近づけたら爆発するんじゃないかというような煙です。そうなると、全体の動きが
猛烈に速く、攻撃は痛く、隙は小さくなります。たとえるならば、
ひとりだけ香港的カンフー映画の動きです。洒落になりません。老師の修行が必要かと。ついに怒り状態のディアブロスにつかまる私。タックル一発で吹き飛ばされ、ピヨり、動けなくなったところへ鬼の突進。もちろん、当然、当たり前のように死亡。2死です。
開始後25分くらいの出来事。
さあ、後がなくなりました。ディアブロスの尻尾は2人目が切断してくれました。なので警戒すべきは、タックル、突進、地中潜りでしょうか。やはり高級耳栓がついてるのは大きい。後半頻繁に咆吼するディアブロスです。それが大きな隙になる。飛び込み、ずばりと斬撃。二発入れて、転がって脱出。そのタイミングですとも。なんてことをいいつつ、
一発余計に入れたせいで、咆吼終了したディアブロスがそのまんま地中潜行。巻き込まれて風圧で動けなくなる私。や、やばいかもー。ところがディアブロス、前回2人を殺した0距離急襲をせず、そのまま地中を突っ走り、離れたところにいたタップが吹っ飛ぶ。たたた助かった−。
すまねー相棒。また飛びかかって来た
ゲネポスに麻痺一発食らって動けなくなった私。やややばいぞ今度こそ。黒い息を吐くディアブロスが突進開始。こちらを目指してきた突進は大きく反れ、タップをぶっ飛ばす。その間にボタン連打で少しだけ早く回復した私。
すまねー相棒。さらには、別エリアにて、地中突進を大きく避けたのはいいが、噴出音が聞こえなかった。やばい。向きを変えてくる。間に合うか!? とっさにダイビング。飛び出してきたディアブロスをどうにかかわす。さらに同じエリアで同じ状況。今度はタイミングが合わず、しかしながら、向きを変えたのはタップのいる方。どごっ、と
吹っ飛ばされるタップを見ながら回復する私。すまねー、相棒。こうした
間一髪劇を続けつつ、残り時間10分となる。
飛び込んで一発、二発入れると確実に怒り状態に陥るようになった魔王ディアブロス。これはもう、かなり削れてるといっていいんじゃないか。
やれるかやれるかやっちまうか。トラップによる捕獲。黒息状態なんで、トラップを設置する隙そのものがなかなかない。どうしたものか。トラップツールは2つ。そっからとりあえずシビレ罠をひとつ作成。素材的にはもうひとつ分あるわけですが、
調合書がいつもより少ないので、アテにするのもアレです。ディアブロスが獲物を探して方向を変える。突進開始。私は即座にしゃがみこんで、シビレ罠の設置を開始。なんとなれば、突進の的は逆方向にいるタップ。
すまねー相棒。
大魔王を倒すのは勇者≠ニ昔から相場が決まってらあ…!!
奥義のくらい役は……
このおれの方だッ!!!
(三条陸/稲田浩司「ダイの大冒険」35巻)
突進、さらに地面からえぐるような
タックルを食らってカチ上げられ、夜空に車田正美飛びするタップ。地面に叩きつけられたタップは起き上がり強制退場。タックルを終えたディアブロスは見栄を切るように高々と咆吼。すまねー相棒。すでにこちらはシビレ罠を設置終了。後は突進をこちらに呼び込むだけです。
が、無情にもディアブロスは地中に潜る。突進を横に外して、もっぺんやり直しかー。と思った途端、
明後日の方向へ突っ走る土煙。え、ちょっとあなたここまで来て何を。突っ走る土煙を呆然と見つめる私。魔王が逃げた。えーと
タップの犠牲は無駄?
先の通り、残り時間10分を切ってます。シビレ罠や落とし穴などのトラップは、一度にひとつずつ。モンスターが引っかかるか、モンスターに破壊されるかしないならば、時間経過による消滅しかありません。
罠が消えるまでおよそ5分。それまで待って、捕獲を狙おうとしても数分という状況下でどこまでやれるか。腹をくくる。
斬るしかない。それぐらいの心づもりでなければ魔王を倒せない気がする。
ディアブロスが逃げた先は、最初にメラルーを斬ったところ。岩に囲まれた、狭いエリア、これまでいたところの隣です。なのですぐに追いつく。こちらに早速気づいたディアブロスに
いきなり閃光玉で麻痺らせ、腹下に滑り込んで斬る。もう閃光玉は残り一発です。当初に予想した通り、調合素材として持ってきてた10発分のうち燃えないゴミになったのが4つ。これは多いのか少ないのか。横転したディアブロスに追加打撃を与えて離脱。納刀し、隙をうかがう。魔王が潜る。至近距離から噴出されたらかなわないので、潜行地点を視界に入れたまま離れる。お弁当でスタミナ補充はしているので、ダッシュしまくっても安心です。ディアブロスが地中突進開始。これを避けて……あれ? 何か別方向に行きましたよ? タップはまだ復活してません。て、こと、は。
また逃げやがった!
逃げた先は、隣のエリア。すなわち、さっきまでいたエリア。退場してたタップが復活。そんなことよりまずディアブロスの出現位置を確かめる。こちらに背中を向けてる。罠の位置を見る。
シビレ罠はまだ残ってて、定期的にビリビリと光ってる。ダッシュで罠に向かう。ディアブロスと罠を同時に視界に納める位置へ。ディアブロスが突進開始。走る先にいるのは復活したばかりのタップ。吹っ飛ばされるオトモ。こちらは位置を調整して、シビレ罠を挟むポジション。ディアブロスが振り返る。さてどうする。翼を広げるようなモーション。突進、が、来る。踏み出す一歩。二歩目で加速し、迫ってくる魔王。その
頭部には角が一本だけ残ってる。片角の魔王。頭部の部位破壊はまだ達成していなかった。攻撃をほとんど頭部に入れてない。一歩、一歩。近づいてくるディアブロス。最悪のシナリオは、今この瞬間にシビレ罠が消えること。次点は罠に近づきすぎててディアブロスの突進は食らい、魔王は罠にかかるものの、吹っ飛ばされたところから回復してる間にディアブロス復活、という形か。それを見越してちょびっとだけ罠から離れて捕獲用麻酔玉をかまえる。魔王の脚がシビレ罠に踏み込む。一吠。かかった。距離を詰め、麻酔玉を投げる。一発。二発。
魔王がゆっくりと傾く。「目的を達成しました」の表示とともに、
片角のディアブロスは片角のディアブロスのまま倒れた。残り時間7:24。10分切った表示から2分36秒経過後の出来事。吹っ飛ばされてたタップがにゃーにゃーと駆け寄ってくる。魔王は眠っている。魔王召し捕ったり。
* * *
【炎王撃龍編】
片角のディアブロスを倒し、村に戻る。
ネコートさんがくれるクエストが追加されていました。すなわち、「宵闇に消ゆ」と「絶体絶命!」で。
これまで上位で登場してなかった古龍が二種類登場です。前者が霞龍オオナズチで、後者が炎王龍
テオ・テスカトル。さて。まずはテオかなあ。
「絶体絶命!」の舞台は街。
テオ・テスカトルのモンスター情報には、ちゃんと過去に街を襲ったことがあるという記載があります。またしてもやってきた、という感じで。これまで街で戦ったのは、ラオシャンロン、シェンガオレン、錆ダオラくらいですか。準備を整えて、ネコメシを食らい、その日は寝る。
翌日「絶体絶命!」を受注。そのままクエストに出発する。開始後、支給品箱からいくつかアイテムを受け取り、城門上へ。錆ダオラのタイミングだと、しばらく待てば飛来するはずですが。……あれ? オトモがいねえ。錆ダオラのクエストだと、オトモはついてきているんですが、テオだと出ないのかな。
記憶を巻き戻してみる。たしか、タップをレギュラーから解除して、平和主義者パイをレギュラーに戻した。そんときに「
オトモ設定が解除されますがよろしいですか」とか何とかでたので、はい、と答えた。あああああ!
オトモの再設定してねえ! 本来なら龍属性のムーディー・サンチョを連れてきてるはずだったんですが。ひとりでやるしかないですかそうですか。
とぐるぐる思考を回しているうちに、翼の音。
テオ・テスカトル飛来。ばさりばさりと降下してきます。うむ、クシャルダオラと錆ダオラのような外見上の違いはありませんな。どんな感じなんじゃろう。着地したテオは、ゆっくりと歩き出す。こちらにはまったく気づいてませんな。
城門からどんどん遠ざかっていきます。ダオラだとかなり離れたところまで行って振り向き、ようやくこちらを認識するんですが。あ、テオも
だいぶ離れたところで振り返り、周囲を見、咆吼、気づいたっ! このまま城門下まで走ってくるかと思いきや、首を左から右に振り、火炎放射のようにブレス。いや目の前誰もいねえし。それから城門下まで走ってくるかと思いきや、周囲に黄色い火の粉を舞わせる。赤い火の粉だと至近距離、黄色い火の粉だと中距離ですよ。粉・塵・爆・発。なるほど、周辺距離を置いたところでランダムに大爆発が怒っているのがよく分かります。上から粉塵爆発観察は始めてです。
ってはよ来いやーっ。声が届いたのか、ようやく城門に駆け寄る
テオ・テスカトル。タイミングを合わせて撃龍槍起動で串刺し。
あとは城門前まで下りて、フツーに殴り合いですとも。ただ、やってて思い出したのは、
テオ・テスカトルの炎纏いって、一時ダメージ食うんだなあってことで。すっかり忘れてました。
夢中になって殴ってたら、ほとんど一時ダメージが限界まで入ってて、尻尾でぺしりと殴られ、ダメージ確定即死、というあまりにアホウな死に方をしたからですともさ。その後、テオは悠然と裏門の方へ飛び去る。
裏門の方に回り、支給用秘薬を漁って体力の上限を底上げ、バリスタの弾やら支給用大タル爆弾やらを入手。裏門で目に物見せてくりましょうぞ。着地地点を見極めて、爆弾設置→起爆。怒りの咆吼。ダッシュで門に入って逃げる。裏門前広場の下にテオが移動したのをマーキングで確認。今度はバリスタで攻撃するためにアイテムをセット。広場下にいるとダオラとかはいったん飛び立ち、広場に着地してくるのでそこを狙うのです。バリスタをかまえて主観画面。
さあて、とっとと飛びやがれです。待ってると
テオ・テスカトルの周囲に黄色い火の粉が。粉塵爆発ですか。でも、結構距離があるので大丈夫です、届きませんとも。って、何故か視界に赤い火の粉が見えます。バグか、時々ポリゴンが透けたりするのと同じようなもんでしょうか。と、
粉塵爆発に合わせて火ダルマになって転がってる私。何が起こったんだ!? そこへ飛んでくる
テオ・テスカトル。しょうがないので、疑問はそのままにして、バリスタへ飛びつき狙いを定め、狙撃。命中して墜落するテオ。さらに追加でバリスタを撃ち込む。接近してきたので回避して、後ろ脚狙いの斬撃。と、間合いに入った
テオ・テスカトルが前脚を振り上げる。引っ掻き攻撃ですな。これくらいなら軽く避け……何故テオの手が燃えてますか。
動揺したところにファイヤー猫パンチ直撃。またしても火ダルマ。連続して初体験状態、立ち上がったところを
じゃれつかれて2死。
3人目の戦いで判明したこと。
怒り時の引っ掻きはファイヤー。もうひとつ。
怒り時の粉塵爆発は一回だけ標的のいたところで爆発が起きる。必ず火の粉が上がるのと、最後の爆発のみが来るので分かっていれば避けることができます。どうにか城門前で撃龍槍の二発目を叩き込み、25分撃退に成功。くーっ、手強いぜい。
翌日。「絶体絶命!」を再び受注。今度はサンチョを忘れずに。今度はこんがり魚を忘れずに。さらに一回目はナルガ刀でダメージ蓄積を目指したので、
今回は飛竜刀【朧火】で角折り目標。角が折れれば、炎纒いがなくなってダメージも減るはずです。この二回目のクエストのハイライトは、角を折ってからでした。怒り狂うテオのブレスを避けて接近。後半身を攻めていると、粉塵爆発。黄色かったので安心したら、至近距離で一発。あああ、あの新しい爆発ですか。至近距離でも来るんだ、そりゃ狩人がいるんだからそうなんでしょうけど。おかげで死にかけましたが、からくもノー死で25分撃退に成功。尻尾も切断しました。
さらに翌日。「絶体絶命!」を受注。またナルガ刀に持ち替えて、今度はとどめを刺しに行くつもりで。まずは恒例の城門前での散歩→気づく→咆吼→火炎放射→突進という一連のアクションから撃龍槍のぶちかまし。城門前での激闘。炎纒いがないんで攻撃しやすいことしやすいこと。裏門に逃げたので追いかけて爆弾やらバリスタやらで痛めつける。開始後12分経過。再び裏から表へ移動する
テオ・テスカトル。先に移動して城門上で待ち構える私。発動後10分経過してるので、撃龍槍が使えるのです。着地した
テオ・テスカトル。こちらをすでに認識してやがります。が、
かなり距離があるところで咆吼するばかりでいっかな近づいてこない。うーん、錆ダオラでもこんなことがあったような。あれはたしか……。そうですよ、かなりダメージが入ってる状態のとき。
おそらくは撃龍槍を警戒してやがるのです。このままじゃ何ともならないので、城門下へ行くか別エリアに移動して仕切り直すか。
せっかく撃龍槍が使えるんだからもったいないしなあ(←下りてしまうと登ってくるのが面倒)。一度エリア移動して、テオのマーキングが動き出したのを確認、舞い戻る。って、
城門下じゃなくて城門上に来たーっ。クソ狭い場所で大暴れする
テオ・テスカトル。
完全に乱戦ですわ、テオと私とオトモ。もうこっちは至近距離から打ち上げタル爆弾ぶちかましたりとかしてるし。嫌気がさしたのか
テオ・テスカトル、再び空へ。城門上で暴れた後の
テオ・テスカトルは一度城門下に着地します。下にいるときはそれを待ち構えて斬りつけたり、爆弾仕込んだりするんですが、この着地地点にあるのは――。呼吸を整え、タイミングを合わせて、
撃・龍・槍ーっ。
まだ
空中にいたテオ・テスカトルに巨大槍が直撃。貫通。同時に「目的を達成しました」のメッセージ。
テオ・テスカトルが地面に落ちる。うわ、撃龍槍で仕留めちゃったよー。「あと1分で村に戻ります」みたいな表示が出て慌てて城門を下りる私。剥ぎ取り剥ぎ取り剥ぎ取り剥ぎ取り。ふいー。それにしても見事に決まりましたなあ。クエストクリアとなり、
終了時のスナップショットがまさに撃龍槍に貫通されるテオ・テスカトルだったり。うひょー。しかもこのテオ、サイズがデカかったので
最大全長更新、金冠までつきました。やりい。
その後、錆ダオラを爆殺したり、銀レウスを捕獲したりといったことをしばらくやり。紅玉が出たので銀レウス装備があとひとつまで来ました。さあて、次はどうするかのう。
* * *
ついに魔王を倒し、炎王龍をも倒した狩人。次なる標的はさらなる古龍。
目的はハチミツ貯蓄か上位素材か。次回「
宵闇霞龍編」でナズチの角を折るっ。
なお、番組の内容は予告なしに変更することがあります。ご了承ください。
************************************************************************************
いつもはネットでヤフーの天気予報を見てるんですが、ブラウザのヘッドラインに表示された
グーな天気予報が面白かったのでそっちも見ている。東京の予報で、「
雨時々止む」……どうなんだそりゃ。傘指数とか星空指数のところが数字だけじゃなく「きれいな星空が広がりそう!」とか「じっくり待てば星空は見える」とかの表現がついてて、結構楽しい。これいいなあ。
購入した本:
秋田みやび/グループSNE『新米女神の勇者たち5』、木村心一『これはゾンビですか?2』、川端裕人『今ここにいるぼくらは』、恩田陸『エンド・ゲーム』、岩本隆雄『星虫年代記2』、久保田悠羅/F.E.A.R.『アリアンロッド・サガ・リプレイ・アクロス2』、桜井政博『桜井政博のゲームについて思うこと2』『桜井政博のゲームについて思うことDX』『桜井政博のゲームについて思うことX』、ロバート・アスプリン『ドラゴンズ・ワイルド』、ブランドン・サンダースン『ミストボーン1』
読了した本:
キース・ベイカー『シャーンの群塔(下)』『砕かれた大地(上・下)』『夜の門』、秋田みやび/グループSNE『新米女神の勇者たち5』、久保田悠羅/F.E.A.R.『アリアンロッド・サガ・リプレイ・アクロス2』、桜井政博『桜井政博のゲームについて思うこと2』『桜井政博のゲームについて思うことDX』『桜井政博のゲームについて思うことX』、北方謙三『楊令伝 九 遙光の章』、雨宮慶太『ゲームの神様が舞い降りるとき』、半村良『獄門首』