2009年6月。


中旬。


 熊本市を流れる白川。こないだ近くを通りかかったところ、川が干上がりかけていました。そっかー、もう夏だものなー。って梅雨っ、梅雨はいずこ?


 ちょっと前のことなんですけど、年長の知人にファイル添付のメールを送ることになりまして。PDFとエクセルファイルなんですけど、結構大きめ。それをパソに送るつもりが、うっかりケータイのアドに。すぐに気づいて謝りのメールを送り、パソに再送しましたが、その返信の一節。時刻は夜11時前くらい。


> ただ今、ベビースターおとなのおつまみ(辛口しょうゆ味)を食べながら、
> アサヒ☆カクテルパートナー(ソルティードッグ)を飲みながら、
> ピアノ(ヘッドホン着用)を弾いている、優雅なアラフォー女子です…。


 ……いやたしかに優雅に見えないこともないでしょうが、ベビースターはおいといて、「アラフォー」で「女子」ってどうなの? と突っ込みそこねたところへ、別の同じような妙齢の知人からメールをいただき、その署名が「○○嬢」となってたことへは突っ込みを入れましたとも。いや昔、彼女が若かりし頃(というと殴られそうですが)、そういう呼ばれ方をされてたことは知ってますし、私がそれを知ってることを踏まえた表現なんですが。突っ込みに対しては、「よく気づいた、さすが」と返信があったり。


 どちらもちょっと前の出来事ですけれど、何故それを思い出したのかってえと。還暦祝いも終えたある朝のこと。朝食を摂っていた父が、「アラカンって知ってるか?」といいだした。母は首をひねっていたが、私は「アラウンド還暦のことじゃろう。あんたたちじゃー」とすかさず返した。それにしてもよくそんな言葉知ってたもんだ。と問えば、テレビでやってたのだそうで。最近元気なアラ還も多いのだろう。実際、熊本市立図書館に行ったら、企画でセカンドライフがどうのとやってた。還暦迎えたから新しい趣味を持つとかそんなんで。父母も元気でいろいろ楽しんでほしいなあ。


 その熊本市立図書館ネタを久々に。いろいろリニューアルして使い勝手が悪くなった話は、これまで何度もしています。こないだ、西尾維新の新刊とか外国の小説で読みたいのがあったのですが、両方ともまだ入ってないというか、後者はしばらく前の本だったのでリクエストをしようとしたのです。予約ならネットでもできるのですけれど、リクエストに関しては実際に行って紙に記入する方式。なので、大江本館に行って、書き物台に近づいて、リクエスト用紙を探したところ、見つからず。予約とかに関する注意事項の貼り紙はありますが、予約用紙もリクエスト用紙もなし。予約はわざわざ検索マシーンでプリントアウトしてそれに名前とか書いて提出という方式になってることは知っていましたが、リクエストに関しては、検索マシーンで出るわけもなし。カウンターで聞いてみると、職員の人が話を聞いて、検索をかけて書誌データを呼び出し、その本が市立図書館の本館・分館にないことを確認した上で、紙に書いてもらうのだという。以前、隣町図書館に行ったとき、そうあれば旧支配者様がいらっしゃったときだったと記憶していますが、書誌データを呼び出して「これだな」と確認して購入いただいたことがありました。これだとたしかに本を間違えるということはありますまい。で、それはそれとして、紙を出されて、記入していたのですが、どうも物足りない。私のデータを記入するところがないのです。てっきり、じゃあ、私のカードから読み込むとかそういうのをする最新方式かと思ったんですが、そうじゃなくて。「購入希望として登録させていただきますが、購入するかどうかは分かりません」といういつもの説明を受ける、が違っていたのはそっからで、「購入すると決まったら、あちらの」と新刊コーナーを指し、「購入希望リストに掲載されますので、それを御覧になられたら、改めて予約してください」…………えーと、購入確定用紙に載ってから初めて予約の手続きをしろ、と? 「そういうことになります」なるほどリクエスト用紙に個人データを書く場所がないはずである、誰が何をリクエストしたかさっぱり分からぬ方式なんだから。個人情報が云々ということなのかもしれないが、それよりも何よりも購入しなかったときに誰にも何の説明も釈明もしなくていいというのが図書館側の最大の利益になるんじゃないか? 熊本市立図書館のリクエストに対するおかしな態度はこれに極まれりというところで、第一リクエストした人がリクエストしてない人より先に借りれるわけじゃないってのが嫌らしい。リクエストした人が借りるためには、購入希望リストとやらをこまめに見て、あ、出たと思った時点で予約をする、あるいは新着情報で確認してから予約をするしかない。でもこれなら、他の人でもできるわけですしね。ぱらぱらとくだんのリストを見てみたが、「購入希望リスト」というのは多少語弊があろう。「購入希望があって、実際に入荷した本」のリストなんである。並んだ書名にはことごとく受入日という項目がちゃんと入っているのです。新刊コーナーにはそれらがちゃんと並んでもいる。てことは、これ見なくても、そこに置いてあるからとっとと借りることもできるわけだ。一応書いちゃったもんだから、リクエストはしたものの、ぶっちゃけこのシステムだと「検討の結果、購入しないことになりました」という場合はリストにも載らないので、はたして却下されたのか、まだ検討中なのか、これまでよくあったように処理のミスでどっかの屑紙の中に埋もれてるのかすらも分からぬわけで、再リクエストもしにくい。いやはや、市立図書館も顧客無視の方向に突っ走るものだと感心した次第。ますます行く欲求も必要性も減るってもんで。その足で、隣町図書館へ向かい、リクエスト手続きをする。「購入するかどうかはまだ分かりません」と前置きされた上で、「もし他の図書館にあるようでしたら、そちらからお取り寄せということもできますので」といつものようにいってくれる。どっちが利用しやすいかは分かりやすいのう。はたしてどちらの反応が先に来るかのう。


 前に買ってた『ガイナックス・インタビューズ』を読了。したら、「王立宇宙軍」とか「トップを狙え!」とかのアニメが観たくなったりする。もうずいぶんアニメなど観てない。ふらり、とレンタル屋へ行く。アニメコーナーを散策していたのだが、どこに何があるのかちっとも分からない。つーか、どれがどのアニメやら知らないものばかりだ。知らない中に、ぽつり、ぽつりと、「うわ、こんなんDVDになってるやん」というようなテレビシリーズがあったり。うーん、どうしたものか。結局観たいと思っていたものは貸出中だったので、諦めて帰る。「図書館戦争」もあったので、映りの悪いパソ録画よりこちらを観た方がいいのかなあ、貸出中だったけど。


 ところで、とあるレンタル屋がある。ここに旧作1本170円とか大きく書いてあると思いねえ。この店が、しばらく前から始めたのが、新作を3本以上とか5本以上借りると、2泊の料金でもう少し長く借りれるというシステム。3本なら1000円未満で2泊行けるのかな。でさらにキャンペーンが追加され、旧作なら5本以上で1本辺り100円に。で、それらの広告が貼られた状態のまま、最新キャンペーン追加。4本1000円、新作は2泊で同料金。……んあ? 同時に動いてるのか、これ? 新作に関していえば、このキャンペーンの追加で、安くなってますな。けど、旧作に関しては、

 1〜3本:1本あたり170円(最初の料金体系)
 4本:1本あたり250円(最新のキャンペーン)
 5本〜:1本あたり100円(しばらく前からやってるキャンペーン)

 だから、3本だと510円、4本で1000円、5本で500円になりますわな。てか4本借りるのと同じ金額で10本借りれるわけですよ。選んでて4本しかなかったら、もう1つてきとーに選んででも借りると半額になるという異世界に踏み込んだような料金システムで、旧作に関しては最新キャンペーンを利用しない方がいいという。店内のあちこちに貼り替えもせずすべてのキャンペーン告知があるので、同時開催なんでしょうけど、何なんだこりゃという気がしてなりませぬ。4本持ってっても、「1本170円なんじゃろうが!」と680円にできるのかね。

 E3のニュース記事を読む。E3というのは、Electronic Entertainment Expoというアメリカで行われるゲームの見本市で、最新作とか最新ニュースとかが流れるのです。一番気になったのは、北米版のプレイアブル「ゴッド・オブ・ウォー3」が出てたことでしょうか。試遊台は2時間待ちだったそうで。記事には来年発売となっていました。プラットフォームはプレイステーション3。うぅ、プロモーションビデオを観ましたが、うう、やりてえ。ぷぷぷれいすてーしょん3買っちゃうか!? 日本発売はまだ未定のようですが、早ければ来年中にも出るかもしれないわけで、同梱版とか出たら買っちまうかもしれん。プロモーションビデオでは、相変わらずクレイトス先生が大暴れしてます。PS2でもすごかったグラフィックがさらにすごくなってて、空中にカチ上げた敵に鎖ついた叩き込み、さらにそれを一気に引き戻すように相手に接近したりする動きはすげえ。別のゲームで似たような動きを見たことがありますが、滑らかで、何よりクレイトス先生のアクションです。ううう。あ、クレイトス先生といえば、今度PSPで出る格闘ゲーム「ソウルキャリバー」最新作に登場するようでして。「ゴッド・オブ・ウォー」の日本版はカプコンがローカライズ、販売してますが、「ソウル」はバンダイナムコ。カプコンとナムコのコラボか。以前この2社は、持ちキャラを出し合って「ナムコ×カプコン」というシミュレーションを出しましたな。今度のはどうなるんでしょうか。


 E3でPSPに関する発表。というか記事読む前に、PSのサイトで知りましたけど、秋に新型PSPが発売されるようです。その名も「プレイステーションポータブル」go……って、何故goだけ外に? 日本版は11月頭に26800円。今発売されてるPSPはPSP−3000という型番で3タイプ目。初期型であるPSP−1000に比べて、軽量化され、いろいろと機能が追加されたり画像がキレイになったりしてるわけです。今度の型番はPSP−N1000で、どうもPSPのバージョンアップ版というよりも違うやつなんじゃ? 記事とかスペックを見ていると、外見がだいぶ違います。ケータイとかで画面部分をスライドすると、下からボタンが出てくるやつがあるじゃないですか。モロにあんな感じ。アナログスティックと十字キーの配置が変更になってるんで、例えばモンハンやったりするときのような同時使用が難しくなってるっぽい。画面は、これまでのよりワンサイズ小さくなってる。記憶システムとして、PSPはメモリースティックデュオを使っていましたが、これが本体16ギガのフラッシュメモリに今後発売されるメモリースティックマイクロによるセーブ。。んで、最大の変更点ですが、ディスクとかソフトの読み取り装置が組み込まれていません。例えばプレイステーションシリーズであればCD−ROMやDVD−ROMからデータを読み取り、メモリーカードにデータの一部をセーブすることで成り立っていました。他のハード、例えばDSとかなら、ROMカートリッジだったりするわけです。PSPは、UMDという小さな殻付きディスクを使用していました。これがなくなります。んじゃ、どーやってゲームやったり音楽聞いたり動画みたりするかってえと、オールダウンロードで。思い切りすぎた決断な気もします。どうも発表とか見る限り、携帯ゲーム機というよりもipodとかを連想させる。それを踏まえると、画面のコンパクト化、全体のスリム化などがゲーム機としてのバージョンアップじゃなくて、ケータイとしてのパワーアップに思えてきます。ダウンロードは3つのやり方。これは現行のPSPでもすべて実行できるもので、さほど違和感はありません。

 1)無線LANによりPSPから直接ネットにつなぐ
 2)ネットワーク接続されたPS3につなぐ
 3)パソコンを通じてつなぐ

 すべてのコンテンツは、プレイステーションストアを通じて配信されるので、そこを通さないと楽しむことができません。これまでの機種ではマジコンというかカスタムファームウェアによるソフトの吸い出しと再生が行われてたっぽく、たびたびPSサイドでは、新作は正式なバージョンアップをしないとできないようにたびたびネット配信していたんですが、これが強化されてくことになるんでしょうな。まあ私としては、古いPSのソフトなどでゲームアーカイブ入りしたものを購入ダウンロードしたりしてたんで、それほど違和感はないんですが。むしろ問題はUMD使用不可という点でしょう。つまり、この一年ほどで買い集めたソフトが、PSP−N100では使用できません。先程モンハンだと難しいと書きましたが、どころかモンハンのソフトすら使えません。読み取れないから。これに対する説明は、要約すると、

 1)別に現行機種は廃止になるわけじゃなくて同時展開ですから。
 2)これから出るソフトはUMD版とダウンロード版の同時発売ですから。
 3)これまで出てたUMD版も順次ダウンロードでお楽しみいただけるようになりますから。

 1に関しては、つまりPS2とPS3が一緒に売ってる感じというか、N1000はあくまでPSPの同シリーズ別カラーみたいな立ち位置になって、ユーザーはニーズに合わせて好きな方をどうぞということか。2に関しては、UMD買ったらN1000では使えない、両方機種持ってて、ダウンロード版買って認証登録してたらどちらにもダウンロードは可能。3については、今持ってるUMDソフトは別にそれに関して登録管理されてるわけじゃないので、過去作品がダウンロード版になったとしても、それやりたけりゃ新しく買えってことだし、手持ちのソフト資産が有効利用できるわけじゃない。なんとかなんねえかのう。UMDを入れてる状態で接続して、ソフトを認証→ダウンロード許可みたいな感じにするとかさあ。今のまんまじゃ、N1000に魅力感じないぞよ。今使ってるPSP−2000の買い替え考えるとしたら、N1000じゃなくてフツーに3000へ行くだろうし。


 前々回でしたか、ちょろっと書いた宮アの人からまたメールが来まして、サイト作成については何やるかテーマがまだ決まってないしー、というような話。まあでもそんな急ぐ話でもないしのんびりやればいいんじゃないかなあ。あと、とりあえずデスクトップ上に構築したり実験したりしてくだけで楽しいかと。これだとサーバー探さなくてもいいし。ちゃんとリンクしてるかどうかとか、表示されたーとかやってるだけで私は結構楽しかったし、デザインを考えたり、フリー素材を探したりする「準備期間」ってのもいいものかと。いくつかてきとーなアドバイスを書いて送りつける。


 ちょいと先のことになりますが、遠征ミッションのため、7月の上旬の大半は家にいないことになりそうです。なので、7月上旬分の「旬」更新は7/12以降になるかと。いや何せ、マイパソがない環境だから書きためもできやしませんしねえ。PSPは持ってって夜暇だったら遊んでようかと思っていますがどうなることやら。皆で出かけててって、民宿だかそんな感じのところで3食付きというはずが、途中からねじ曲がってっていとおかし。私ら20人前後で行く予定で、2人〜3人部屋のようです。で、予約とかおねーちゃんたちが確認していくと、1週間の滞在中2日ほど外食してくれ、と宿にいわれたらしい。何でもその日は別の団体客が泊まっていて、食事とかが厨房でまかないきれないとかなんとか。いやそれおかしいやん。私らも団体客だし、宿泊期間長いし、そもそもまかないきれないような人数を泊まらせるってどうなん? 部屋数・部屋人数からすると45人程度は宿泊でき、てことは最大その人数の食事は準備できてしかるべきですやん。ちなみにお風呂も家族風呂とかユニットバスとかそんな感じでどうするんだって風でして。でも他に宿泊できるようなところがない。そんな雰囲気だと、銭湯とか外食できるようなとこもないっぽい。何しろコンビニもない。いっそ庭借りてバーベキューでもするか、とかいう案も出てますが、どうなることやら。


 電撃な雑誌を立ち読みしていたら、恒例となりつつある「モンスターハンター2ndG」のタイムアタック大会の、地方開催(というか雑誌企画)が掲載されてる。ふーん、と思ってたら、そのひとつが熊本で開催、三年坂のTSUTAYAか。行けない場所じゃありません。タイムアタックはどうでもいいけど、その手のイベントではよくあるリアル集会所に興味津々。つまるところある程度誰でも参加でき、その場にいたメンツとパーティー組んで狩りに行ける場所ですな。私はパーティープレイしたことないし、そういうのに興味がないわけでもないんすわ。ちょっとやってみたい。えーといつあるんだ、7/4か。うむ、まだ時間があるなあ。もうちっと頑張って人に見せられる状態に鍛えてから……って7/4いないっちゅーねん私、遠征ミッションだってば。いやマジでしょんぼりだよ。ととりあえずPSPでもするかー、いやクレイトス先生のPVとか観てたらやりかけのままだった「ゴッド・オブ・ウォー2」を最初からやりたくなってきました。どうすっかなー。

 んじゃ、原稿的にはいつものやつで。




************************************************************************************

 「モンスターハンターポータブル2ndG」な話。 第30回


  30回!? 10ヶ月ですか……。続くなあ。ところでネットをうろついていてモノブロスのフリー素材に辿り着いたので、今回から出ますよ。同じくクシャルダオラも見つけたんですが、CGじゃなくて絵なんですわなあ。まあいいか。てことで、前回はネタのために「異常震域」に挑み、うっかりクリアしちゃってハンターランクが上がったところまででしたが、




* * *


【桜花閃光編】

   前回「異常震域」を突破して、どかどかと集会所上位クエスト最高ランクのクエストが開放されたのです。通常種に加えて亜種が結構出てきてます。とくに火竜系は、通常種の二頭同時クエスト「一対の巨影」を始め、亜種単品が桜レイアと蒼レウス、その同時クエスト「空は蒼、大地は桜」、さらに金レイア「幻の金竜を探して」銀レウス「禁断の地の銀竜」などなど。んで、ナルガクルガが二種類、ラージャンが火山と雪山で二種類。雑誌とのコラボで、多分「2nd」ではダウンロードクエストだったものが組み込まれて、「ファミ通 2頭の女王」でリオレイア×2、電撃「マ)王は「「マ)王 片角のマオウ」で片角のディアブロス、電撃PSからは「電撃祭 幻の決戦」でキリンとタイマン、クリアしたばかりの「異常震域」を加えるとトータルで24クエストが一気に開放されました。これだけあると、どっからやるか迷うなあ。コラボと大連続はおそらくキークエストではないので、通常種と亜種とかが残ります。うーん、とりあえずは桜レイアあたりから始めて火竜と雌火竜狙いかなあ


 というのも、火竜の紅玉と雌火竜の紅玉がまだ集まってないのですよ。銀レウスのプレデター装備にあと1個、ゴールドルナ完成まであと3個それぞれに必要です。って、えらい前からやってんのにゴールドルナはまだこんなもんか! という気もしますが。


 桜レイアのクエストは「桜舞う密林」なので、ハチミツも集めておくかなーと、ハチミツひとつも持たずに、罠たっぷりで出陣。体力削って弱ったところを捕獲して、捕獲報酬の紅玉狙いですとも。装備は青蟹仮面にナルガ刀。オトモは氷属性成長中のリンちゃん。ハチミツ採集メインの作戦行動を選択しているので、ハチミツのあるエリアを順番に回っていくことに。んで、桜レイアと遭遇したらペイントして、戦端を開く感じで。


 ふんふーん、と鼻歌交じりでハチミツを採集。そこそこ集まったあたりで、桜レイアと遭遇。ペイントして戦闘開始。げしげし殴って、翼爪破壊に成功。閃光玉で動きを止めて頭をぶん殴りまくり、頭部の部位破壊にも成功。あとはやっかいな尻尾ですのう。そろそろ狩猟数70頭になんなんとするリオレイアですよ、対応はかなり慣れてます。尻尾サマソをかわして背後に回り、下りてくる尻尾に斬りつけたり、ブレスを誘って側面から背後へ走って踏み込み斬りから縦斬りしたり。もっとも振り回された尻尾を食らってダメージ受けたりしてましたが。どうも怒り狂ってるようなのでエリア移動して回復回復。


 北のエリアでそのときは戦ってたんですが、回復して戻ってみると、画面の奥、桜レイアの背後に変なものが見える。ん、青? ランポス? ランポスってこのエリアに出たっけ……? ランポスにしてはトサカがでかいような……。ってドスランポスじゃん! ぴょーんとジャンプ一番こちらに迫ってきた青トカゲ大。このクエスト、桜レイアだけじゃなくてドスランも出るんだっけか? クエスト情報の登場モンスターはリオレイア亜種しか見てませんでした(実はドスランもちゃんと書いてある)。


 白トカゲであるドスギアノスや青トカゲであるドスランポスは、ボスモンスターとしては最下級です。ゲームをしてて初期に遭遇するやつらですし、さほどトリッキーな動きをするわけでもない。ただし、二頭同時に出現したり、他のモンスターと組んできた場合は別ですな。桜レイアとドスランを同時に相手取る羽目になり、心底思う。桜レイアがメインターゲットだし、危険度高いしで、目を離すわけにはいかんのですが、そうすると、びょーんと視界外からドスランが跳躍して来る。当たって転がる、そこへ桜レイアが突進してくる。ひー。しかもドスランの与えてくるダメージが地味にデカい。上位ドスラン侮りがたし。両方ドジはしんどいなあ。。どさくさ紛れに桜レイアの尻尾切断しましたが。隣のエリアで回復して、しばらくエリアを出たり入ったりしながら、ドスランと桜レイアが分離しないかなあと待っていたが、そんな気配まったくなし。しょーがねっす、狩るしかないっすね。ダッシュで桜レイアとドスランの間に入り込み、青トカゲがこっちを向いたのを確認するのに合わせて閃光玉炸裂。同時にピヨる桜レイアとドスラン。桜レイアには目もくれずに背中を向け、、よろめいてるドスランを斬って斬って斬りまくる。しぶといなあ。体内時計で時間を計り、背後で桜レイアが復活する気配。とっさに横に転がり、ブレスを避ける。まともに食らってるドスラン。今度は桜レイアを視界に納めたまま動きを警戒しつつ、隣のエリアへ避難。いったん砥石を使って斬れ味を回復させ、戻ってみると、桜レイアが羽ばたきつつ上昇中。や、エリア移動ですな。飛び去るリオレイア、残されるドスランポス、躍りかかる人間。呆然としていたところに踏み込み斬り→縦斬りと決まり、ドスラン死亡。ふいー。


 ペイントがまだ効いているので、ドスランと桜レイアの尻尾を剥ぎ取ってから、レイアの追跡にかかる。えーと、水飲み場のあるエリアですな。位置的には、まあ水を飲んで休憩中の模様。てことは、そろそろ弱ってきたのかもしれませんあ。エリアに入ったものの、少し距離があったため、接近中に気づかれてしまう。咆吼後にカッ飛んできた火球をかわして、脚を斬りつける。離れたとこにいたリンに向かって桜レイアが突進。その間にシビレ罠を仕込む私。罠作動と同時に突っ込んでくる桜レイア。痺れる桜レイア。すでにセットしてある捕獲用麻酔玉を二発。しかし、眠らない。ちっ、と舌打ちひとつ。踏み込み斬りを入れたところで罠解除。しばらく斬ったりどつかれたりをしていたが、やがて桜レイアがエリア移動。移動した先は、ゲリョスイャンクックなどが休眠する洞窟エリア。よし、今度こそ。トラップツール+ゲネポスの麻痺牙でシビレ罠を調合して、洞窟内へ。や、眠りこけてますぞ。でもなあ、レイアってここで休眠するんだっけか? しかしながら実際寝てるし。迷いつつもシビレ罠をすぐそばに設置、一発殴って目覚めさせ、すぐさま罠にひっかける。麻酔玉×2。……眠りゃしねえ。くっそー、まだ足りねえか。さらに追加で殴った後、いくらなんでもそろそろだろうともっぺんシビレ罠を調合。閃光玉でピヨらせた隙に設置。念のためにと二発ほどピヨり回復前に頭部へくれてやり、準備万端。怒り狂う桜レイアの突進が罠で停止、麻酔玉×2……眠らず。なんじゃそりゃー。二発殴ると同時に罠解除。直後、ずりずり、と脚を引きずって逃げにかかる桜レイア。なんじゃそりゃー。脚を引きずるのは捕獲可能のサインです。ちっ、あの二発が足りなかったんですか。

 飛び立つ桜レイア。このクエストに持ち込んだ罠は、シビレ罠×1、ゲネポスの麻痺牙×2、トラップツール×2、そして落とし穴。そう、最後の最後まで取っていた落とし穴がここで役に立つのです。役に立てるのです。桜レイアが飛び去った先は、いつもリオレイアが死にかけたときに訪れる大きな洞窟のエリアです。今度こそっ決着っす。エリアに飛び込んだとき、ゆっくりと舞い降りてくる桜レイアの姿が見えました。なんつーか、すんごく微妙なタイミング。もう少し遅かったら、彼女は休眠してたでしょう。もう少し早かったら、余裕を持って罠を仕掛けられたでしょう。やむなく接近してからの罠設置を諦め、ちょっと離れたところでしゃがみこむ。当然のように桜レイアはこちらに気づいており、罠が展開する前、動けない状態のところへまともに突進を食らう。ぎゃー。罠設置失敗。アイテムリールを回して、カメラを動かし、突進後こちらへ振り返ろうとする桜レイアの鼻先に閃光玉を投げ込む。アイテムリールはすでに落とし穴に戻しています。投げられた閃光玉が、ぱしゅっ、と弾け、画面が光に包まれ、同時に、


 目的を達成しました


 「……は?」とリアルに声を出す私。閃光玉って、ダメージ、入ったっけか? 現に画面は桜レイアが倒れるシーンに変わっていました。画面が戻り、猛然と駆け寄って来る、リン。て、て、て、てめえかーっ。まだあんましレベルが高くなくて、攻撃力もさほどではなかったし、実際そんなに役に立ってないし、な彼女がリオレイア亜種を撃沈。ぐわーっ、とリンを突き飛ばすような勢いで桜レイアの死骸に取りつき、剥ぎ取り剥ぎ取り剥ぎ取り。当然のように、ろくな素材が出やがりませんでした。クリア報酬も、部位破壊報酬にも紅玉の姿なし。


 ちなみに、クリア時のスナップショットは、閃光玉が炸裂した瞬間で、画面が真っ白、真ん中に私の輪郭が反転して見えてるというもの。こんなん初めて見たわっ。



* * *



【炎帝落挑編】


 さてさて。ハンターランクが6になったところで、やってみたかったダウンロードクエストがひとつ。


 ところで、前項で雑誌とのコラボの話がちらりと出てましたが、これまでに出現したコラボは以下のとおりでございます。


 ファミ通:「ファミ通 桃毛獣2頭狩猟」(村★×5)、「ファミ通 奇面族の宴」(村★×7)、「ファミ通 桃毛獣連続狩猟」(集★×5)、「ファミ通 2頭の女王」(集★×8)
 電撃PS:「電撃祭 2nd」(村★×5、集★×5)、「電撃祭 幻の決戦」(集★×8)
 電撃「マ)王:「マ)王 片角のマオウ」(村★×9、集★×8)


 とまあこんなところ。これらをクリアすると報酬として、例えば「電撃チケット」とか「ファミ通の注文書」とかがもらえるのです。んで、そうした素材を用いると、変な、もといレアな武器や防具が手に入るというすんぽー。レベルの高いクエストだと、チケットのグレードが上がり、作れるものもよけいレアなものになります。ファミ通チケットだと双鉄扇【ガバス】が、ファミ通の注文書だと双鉄扇【百ガバス】となり、さらにG級素材を組み合わせると双鉄扇【1万ガバス】になったりします。まあ、ファミ通は防具もあって、ファミ通Tシャツシリーズ、女性用短パン+シマシマハイソックスのファミ通パンツ、男性用だとファミ通漢布とか。男性用でこれ組み合わせるとTシャツフンドシ(ファミ通のロゴ入り)という変質者チックな格好になったりするのです。


 そんで、今回受注できるようになったクエストもコラボでして。すなわち「JUMP 炎帝の凱旋」というテオ・テスカトル討伐戦。JUMPコラボで作成できるのは、太刀とボウガンと防具。ただし武器はG級の別クエスト素材なんで、このクエストでは防具のみ。海賊スタイルのなかなかいい感じで、剥ぎ取り名人+幸運という素敵装備ですよ! これはほしい。舞台は街ってことで、ついこないだやってた上位村クエスト「絶体絶命!」と基本的には同じ。ただひとつ違うことがありまして。


 これまで書いてきたように、古龍戦のうち、テオ・テスカトルナナ・テスカトリクシャルダオラ、オオナズチなどは、他のクエストと異なり、かなり特殊なのです。25分経過後に一定量体力を削っていたならば撃退が可能。さらに撃退した場合、体力や部位破壊状況等は次回以降持ち越しです。ただし村クエと集会所では、モンスターは別個体として扱われます。別個体として扱うのは、管理上の問題でしょう。集団でプレイできる集会所モンスターを散々ヘバらせた後、村クエで倒す、あるいはその逆とか、やっててもつまんなそうだしなあ。


 ダウンロードクエストの場合、どうやら村クエ、集会所とはさらに別枠というか、ありていにいって、別個体として扱うパラメーターがゲーム上存在してないっぽい。DLは、プレイヤーによって落としてくるこないの違いがあり、必ずしもプレイするとは限らないってのもあるんでしょうし、後付で追加されるせいもあるのかもしれません。ともかく、くだんのジャンプクエスト、クリア条件は「テオ・テスカトルの討伐」であって、「討伐もしくは撃退」ではないのです。


 「絶対絶命!」の上位テオは、3回やって倒しています。流れとしては、

 1回目:ナルガ刀でとにかく体力を削って25分撃退
 2回目:龍属性の龍刀【朧火】で、角と尻尾を部位破壊して25分撃退
3回目:ナルガ刀でとどめを刺す

 テオの場合角砕きが龍属性じゃないとできない、体力をある程度減らしてないとできない、という条件があります。角を砕かないと炎纒いが消えないし、やっかいなんで龍属性を持ち出したい。でも、ダメージを考えると、ナルガ刀の方がいい、ということでこんなプランになっています。これはオオナズチとかでもだいたい同じパターン。


 今回は、このパターンが採用できませんよ。だってこのテオ、撃退ないもの。根本からバトルプランを練り直さねば。基本「絶対絶命!」なのだから、街で迎撃兵器が使用可能です。10分で再使用可能な撃龍槍が、うまく回せば5回放てます。バリスタの弾もあるし、爆弾も採集できます。ただ、やっぱり火力不足は否めません。25分撃退クエストであっても、3度やれば6回かそこらは撃龍槍使えるわけですし、やるたびにバリスタの弾は補充されるのですからねえ。どうすっかなー。


 まず武器。炎纒を解除させるためには、龍刀【朧火】で行くしかない。ただし、攻撃力がかなり落ちる。それを補うためには、斬れ味等を上げる青蟹仮面で。角破壊までの炎纒いによる一時ダメージの危険を減らすために一時ダメージ回復力を上げるこんがり魚を持ち込むことに。あと、爆弾。ひたすら爆弾。ラオシャンロンかシェンガオレンかってくらいに爆発物。さらに青蟹仮面の装飾品をいじり倒し、高速砥石を外してボマーを発動させる。ボマーのスキルは、爆弾の威力が1.5倍、爆弾に関して調合率が100%になるというもの。調合率が完全になるということで、調合書を外せる(閃光玉の調合率はこのため↓)。うむこれでひとつ。


 よし、やってみっかー。行って、城門前に下りてきて、しばらくしてこちらに気づくテオ。撃龍槍をタイミング見てぶちかます。途中省略でその後、怒濤の3落ち。失敗の原因を考察してみると、

 1)炎纒いの一時ダメージがキツい。がしがし減ったところに一撃でダメージ確定→死亡 2)怒り時のダメージがやけにデカい。体力の大半が残ってるときに一撃死。
 3)ボマー発動のために装飾品をいじった結果、防御力−20まで発動して防御力が低下してた

 この辺りでしょうか。「絶対絶命!」と異なり、ファイヤー猫パンチや追尾型粉塵爆発はない、というのが分かったのが多少の救い。


 ……青蟹仮面に限界があるんじゃないかのう。だいたいこのゲーム、すべての欲求を満足させるような防具はないので、防御力や外見やスキルなどどの辺を重視するかプレイヤー次第なのです。青蟹は攻撃面で重宝したのですが、このテオ・テスカトルにはやりにくい。では、どこをどうすればいいのか。「モンハン」は、こうやってバトルプランを練ってるときが非常に苦しくもあり、楽しくもある


 まず青蟹を今のスキルのまま、防御力−20を打ち消すことを考えてみた。が、たとえそれができたとしても、炎纏いによる一時ダメージが防げない。とすれば、その辺りにこんどは重点を置いてみよう。炎纏いの一時ダメージは溶岩に足突っ込んだときと同じく地形ダメージということなので、地形ダメージ無効のスキルに、大前提のボマーを同時発動できるようなものを


 ところで、炎王龍テオ・テスカトルと炎妃龍ナナ・テスカトリ、霞龍オオナズチ、鋼龍クシャルダオラの素材からそれぞれ作成できる防具には三すくみに似た関係がある。最高級のG素材から作成されたそれらをシリーズコンプすると、、

 カイザーXシリーズ:見切り+3、炎鱗の護り、アイテム使用弱化
 エンプレスXシリーズ:炎鱗の護り、広域化+1、体力回復アイテム強化、アイテム使用弱化
 トヨタマ真シリーズ:高級耳栓、霞皮の護り、隠密、地形ダメージ増【小】
 ミヅハ真シリーズ:高級耳栓、霞皮の護り、隠密、地形ダメージ増【小】
 クシャナXシリーズ:回避性能+1、鋼殻の護り、業物、毒倍加

 トヨタマはズッチー素材でできるガンナー装備で、ミヅハが剣士装備なのでスキル的には同じです。んで、それぞれにくっついてる「護り」系スキルは、複合スキルで、いくつかの効果を持っています。炎鱗の護りは、「対霞龍」ポイントが貯まって発動し、効果は「盗み無効」+「疲労無効」+「毒無効」で、オオナズチの特殊攻撃を防ぎます。霞皮の護りは、「対鋼龍」ポイントが貯まって発動し、効果は「龍風圧無効」+「耐雪」でダオラの風纏いと雪山ダオラのブレスにくっつく雪だる効果を防ぎます。そして、鋼殻の護りは、「対炎龍」ポイントが貯まって発動し、効果は「地形ダメージ無効」+「火耐性+10」となります。


 が、しかし、考えるまでもなく、私はG級素材なんて持ってないので、ここまではいけません。代わりに上位素材はある。上位で作成できるクシャナSシリーズのスキルは、地形ダメージ無効+集中+毒倍加。装飾品スロットは6つ。ボマーのスキルを追加発動させるためには、スロット1使用の爆師珠が5つあればよい。問題なし。


 問題があるとすれば、物欲センサー。今もそうなんですが、鋼龍の宝玉というレアアイテムがあります。宝玉があればダオラ素材の氷属性太刀ができるのです。で、それを作成するために、しばらく前に一生懸命錆ダオラとか狩ってました。ほしかったから、当然のように物欲センサー発動。いまだにひとつもゲットしていません。これに対して、炎龍の宝玉てのもあり、こちらはナナ・テスカトリ太刀の軍刀【獅子皇】の一歩手前【獅子王】を作成するのにひとつ必要だっただけで、防具とかは何の興味もなかったので、現在炎龍の宝玉所持数6。ついでにあんまりほしくないズッチー太刀ミラージュショテル改への強化のため、1頭上位オオナズチを狩りましたが、その際、霞龍の宝玉は2個ゲット。


 そこで問題というのは、クシャナSの頭部に鋼龍の宝玉が必要なんです。必要ってことは、入手しにくいってことでして。今、カイザーS作れっていわれればあっさり作れるんですわ、ほしくなかった時期に宝玉集まってるんで。鋼龍の宝玉はずっとほしかったのでずっと入手しにくい状態だったわけで。


 うーん、他にないものか。とリストを見るとすぐそばにクシャナシリーズが。スキルポイントおんなじくらいだし、素材あるし、頭部だけこれで間に合わせるか。スロットがひとつ減りますが、爆師珠分は足りてる。これかなーと作成。他の部位も上位素材で作成し、防御力を堅鎧玉段階まで鍛える。さらに上げる重鎧玉もあったんですが、数が少ないので、取っておくことに。

 かくて、地形ダメージ無効+ボマー+集中のクシャナS(一部下位)でテオ・テスカトルに再戦することに。



* * *



【炎帝凱旋編】


 真新しいダオラ防具に身を包み、再び挑む「JUMP 炎帝の凱旋」ですよ。今度こそテオ・テスカトルを倒すのです。


 とりあえず城門の上でテオ待ち。それにしてもダオラ防具、私の趣味じゃないなあ。変なサイボーグみたいなっつーか、ギリシアあたりの青銅兵士みたいなつっーか、顔は無表情な仮面に覆われてるし。全体の色が錆系。土偶なシェンガオレン防具と同じくらい、趣味ではありませんな。作らなかった理由のいくばくかはそこにあったり。や、テオ飛来。


 タイミングを合わせて撃龍槍をぶちかましてダメージ。城門から下りてって、ペイントして接近戦に入る。ああ、これ、地形ダメージ無効便利便利。ごうごうと噴き上がってるテオ・テスカトルの炎をまったく気にせずに突っ込んでいけます。もっとも通常攻撃まで防げるわけじゃないので、それには当たらないようにせねば。時折、テオが飛び立ち、城門の上(撃龍槍のスイッチなどがあるとこ)に行ってわーわーやります。上にいれば、狭苦しいとこで戦闘になるんですが、走って、はしご登って、走って、はしご登って辿り着くそんなステップがメンドくさい。なので、着地地点に大タル爆弾Gを二発仕込み、待ち構える。影が見えて、着地体勢に入り、羽ばたきによる土埃が一度、二度、のタイミングで時限式の小タル爆弾Gを設置して転がり逃げる。テオ着地と同時に小タルが起爆→大タルが誘爆×2。苦悶の咆吼テオ・テスカトル


 離れてテオの様子をうかがい、横薙ぎに来る炎ブレスをかわして、後脚に踏み込み斬り。青蟹仮面じゃない防具で、ナルガ刀じゃない武器でやってると、こういうとき実感します。龍刀【朧火】、悪い武器じゃないんですが、いかんせん斬れ味ゲージが青止まり。青蟹ナルガだとその上の白、紫まで行ってるしなあ。何が起こってるかってえと、やたら翼に攻撃が弾かれるのです。側面から後脚狙って、がちんと翼に当たってよろめいたりする。思い返せば、上位ズッチーのときにも翼がやたら堅い印象がありましたが、多分、こちらの斬れ味のせいですな。ズッチー戦ではレイアSだったから、斬れ味の上昇はなかったし。


 大タル爆弾G×2を小タル爆弾Gで起爆して、隙見て、大タル爆弾×2にカクサンデメキンを合わせてGを2つにする。大タルと爆薬を合わせて大タル爆弾を補充。持ち込んだ爆発物は、

 大タル爆弾G×2
 大タル爆弾×3
 大タル×10
 爆薬×10
 小タル爆弾G×5
 小タル爆弾×10

 でめいっぱい。バケツリレーのように調合しながら使っていくと、最終的に大タル爆弾Gが12発、大タル爆弾が3発、小タルはそのままになります。城門に行ったり、裏門に回ったりとテオ・テスカトルを追撃しながら、クエスト開始後10分で持ってきた大タル系はすべて使い果たしました。こっからがまあ、本番です。


 裏門の隣接エリアに資材置き場がありまして、ここに数カ所採集ポイントがあります。私が使うのは、回復アイテム置き場、バリスタの弾置き場、爆弾置き場、といったところでしょうか。バリスタ以外のは、アイテムがランダムで出てくるので、何が得られるかは運次第です。運が悪いとすぐにアイテムがなくなったりもします。手持ちの爆弾がなくなったので、ここに立ち寄り、爆弾を採集。大タル爆弾をひとつ、支給用大タル爆弾Gを3個ゲットした時点でいったん採集を停止。まだ出そうだったんですが、この後支給用大タル爆弾が出たら持ちきれないのでもったいない。同様に回復アイテムも応急薬、回復薬グレート、支給専用秘薬などが出るんですが、グレート満杯だし。バリスタの弾も6発分入手。裏門エリアに移動。


 裏門エリアは、段差がありまして、バリスタなどがしつらえられた上部と、緩やかな坂でつながった下の狭い部分に分かれています。坂をテオは越えることができないのです。たいてい下にいるので、移動する際にはいったん舞い上がり、バリスタのそばに着地します。飛んだのを見て、着地地点に走り込み、支給用大タルを2発仕込み、タイミングを合わせて爆破。そのまま裏門に入ってエリア退避。爆弾採集しながら、テオのマーキングが下に移動するのを待つ。移動したらまた戻っておびき出す。採集は小タルしか入手できなかったので、まだ残っていた大タルと支給用大タルを設置して小タルで起爆。また退避。んで戻って、今度はバリスタに取りつく。舞い上がったテオ・テスカトルを狙おうとするが、テオは城門の方に飛び去ってしまった。上で書いたような状況だと爆弾ばかり使ってるようだが、実際は接近戦も合間にかなりやっていて、回復アイテムも消費していたので、採集していくことに。グレートをいくつかと支給専用秘薬をひとつ得たところで打ち止め。途中でキャンプに寄って支給品箱から打ち上げタル爆弾×10を入手。


 追いかけ、二度目の撃龍槍を炸裂させる。エリアを移動して、一段低い城壁のバリスタに走る。バリスタの弾をセットして狙いを定め、吠え猛るテオ・テスカトル6発全弾叩き込む。地上で閃光玉を投げたりしながら戦闘。なんつーか、クシャナシリーズは、というか、地形ダメージ無効は大変ありがたいこって。テオの攻撃を落ち着いて回避すれば問題ないわけですよ。一発殴られてダメージ確定とかもないし。懐に飛び込んでゼロ距離から打ち上げタル爆弾を叩き込む。


 時間経過により、三発目の撃龍槍を叩き込み、接近戦。裏門方面に逃げたテオを追いかける。裏門下段のクソ狭いところで殴り合う。と、残り時間25分、テオの角が砕けた。こっちも無傷じゃなかったので上段に逃げて回復。追ってきたテオと殴り合い、尻尾の切断に成功。もがくテオ。起き上がり、飛びかかられ、いきなり死ぬ私。怒りモードのテオ恐るべし


 秘薬を飲み、肉を食らい、体力・スタミナをマックスにして砥石も使った上で、テオに挑む2人目。残り時間10分ちょい、ようやく城門方向へ移動するテオ・テスカトル。追いかけて、おそらく時間的に最後になるであろう撃龍槍のスイッチにスタンバイ。門に駆け寄ってきたところにスイッチオン。画面が切り替わり、撃龍槍が発動……って、テオがいねええええ!! 駆け寄りを見て、スイッチに走ったとき、真下にいるテオは見えません。なのでタイミングを計ったのですが、一瞬の間にバックジャンプしやがりました。突き出された撃龍槍が空しく回転しながら戻っていきます。うう……。


 残り時間10分を切り、裏門下で相変わらず殴り合ってる私ら。調合書を持ち込まなかったため、閃光玉の調合率が落ち込み、燃えないゴミになったりもしています。貴重なその閃光玉で足止めし、殴る殴る殴る。隙間に身を押し込むようにオトモのタップも斬りかかります。何度かダウンもすでに奪っていて、何しろ最初のダウンはタップがやりました。押しくらまんじゅうな状態でやっていて、テオ・テスカトル怒りの咆吼。体力は大半が残っていたのですが、こちらの動きが止まったところに一発くらい即死。残り5分ちょい。


 さてさて。秘薬は採集に頼ってたのでもう品切れです。スタミナは肉食えば何とかなりますが、体力の上限をUPさせることができません。デフォルトです。同じくらいの量残しててさっきは即死でした。一発食らえば終わりです。裏門へ走り、最後の閃光玉を投げつけてピヨらせる。走り込んで踏み込み斬り、縦斬り、弾かれたりもしますが、気にしない。ダメージは入りますし、練気ゲージはたまります。斬れ味が落ちたので、テオの回復に合わせて一度上の段へ。砥石を使い、下へ戻る。お互いにもうボロボロです。テオの翼爪は折れ、テオの角は砕け、テオの尻尾は断たれています、一発食らったら私は死ぬし、テオの体力も残り少ないでしょう。こんな風景をいつかどこかで見た記憶があり。ああ、そうか。最初のナナ・テスカトリを倒したときがそうだったんじゃなかったですかね。ボロボロであと一撃でお互い死ぬ状況で、最後に正面から一発入れて私は勝ったのでした。ボロボロだなあ、どっちいも。25分経過で撃退できれば、25分経過で逃げられれば、そんなことはなかったでしょうに。先に行ってたタップが一発。テオが後ろ脚で立ち上がり、大きく咆吼。


 ひ…退かぬ!!
 媚びぬ 省みぬ!!
 帝王に逃走はないのだ――!!

(武論尊・原哲夫「北斗の拳」11巻)



 なるほど「炎帝」だ。尻もちをついたタップに炎を吐き付けてるのを迂回し、側面から踏み込み、斬りつける斬りつける斬りつける。練気ゲージがすぐに貯まり、同時に周囲に火の粉が舞い始める。赤い火の粉は近距離で。しかしもうこちらも止まらない、止めない。練気ゲージ最大からの気刃斬り三連が走る中、周辺で爆発爆発爆発。爆発に巻き込まれることなくコンボを叩き込んだものの、テオはまだ倒れない。さらに打ち込み。そして再び、赤い火の粉が揺れる。逃げられるタイミングではない。気刃斬りを放つ、放つ、三発目が届く前に爆発が直撃。予想通り、即死。テオの咆吼が聞こえた。


 クエスト失敗。



* * *



【火薬準備編】

 翌日、蒼レウスを殴りながら、どうしたらいいかを考えていた。さらに翌日、ゲリョスを殴りながら、あるいはイャンクックを殴りながら、どうしたものか思案していた。


 新たなバトルプランは考えつかず。というか、バトルプランそのものは間違ってない。その勝率を高くするためにどうすればいいかということだ。

 1)防御力を上げる
 2)火力を上げる
 3)撃龍槍を当てる


 とまあ、当たり前といえば当たり前のことであるが。ベースになる地形ダメージ無効+ボマーという構成は変えなくてもよかろうというか変えるといけない気がひしひしと。クシャナシリーズで発動している集中は、溜め時間の短縮というのがメインの役割であるが、太刀に溜め技がないのでそちらは関係なし。ただし、練気ゲージの溜まりがちょっと早くなるそうなので、あればあったで地味に役立つ。防御力を上げるには、そうですねえ、頭部防具のクシャナアンクをどうにかすべきか。クシャナアンクをクシャナSアンクにできればいいんですが、こんだけほしがってるんです、鋼龍の宝玉が手に入るわけがない。防御力がここだけ低いんですけど、そりゃ下位防具だから。てことは上位防具で代わりになるようなものを当てはめればいいんですわな。何かないかなあ。最低条件として地形のスキルポイントか爆弾強化のスキルポイントがついてないとダメですね。どっちがついてりゃ、ついてない方のスキルポイントを装飾品でカバーして、同時発動に持って行ける。どっちもついてなければ、スロットが結構ぎりぎりなんで難しいでしょう。えーと、んん? 疲れとかで多少ヘタった頭で選んだのは、

 ディアソルテヘルム:千里眼+3、溜め短縮+3、体術−3

 ほら、例の片角野郎から奪った「マ)王チケットで作成できる片角の兜です。これなら上位防具なんで防御力も高くなるし、黒と赤をベースにしたカラーは、錆色のクシャナシリーズにえらいマッチング、というかクシャナアンクよりかっこええべ? これに装飾品ぶちこんで、スキル発動。発動させたスキルは、集中、地形ダメージ無効、ボマー、毒倍加で、前と変わらず。


 ここで書きながらふと、気づいた。てか、データ本見た後、マジでもっぺんPSPのマイ狩人の装備を見直しました。ディアソルテヘルムのスキルポイントには地形も爆弾強化も入ってねえ。いや、何故これを選んだのだ私。見かけがよかったからかしら。うぐう。あ、集中ですか。溜め短縮があったんで、選んだんでしょう。そういうことにしときましょう。実際には、クシャナSのスロット4つに爆師珠を仕込み、龍刀【朧火】のスロットに爆師珠を叩き込み、ディアソルテヘルムのスロットには耐溶珠で地形+1を加えて、上記スキルがすべて発動してるし。


 さらにディアソルテヘルムの防御力を強化していって、こないだは控えていた重鎧玉をクシャナSにも使って防御力の底上げをする。これで、スキル構成は変わらず、防御力は上昇、見かけもずっとよくなりました


 もうひとつ、思いついたことが。キッチンアイルーのネコメシで発動するスキルの中に「ネコの火薬術」が入ってるんですわ。招きネコの激運は激運のスキルと重複しましたが、火薬術はボマーと重複発動とかしないのかしら? 爆弾関係は、さほどこれまで重視してなかったんで、知識が浅いのです。ぱらりぱらりとデータ本をめくってみる。えーとネコの火薬術は、と。


 ボマー:爆弾の調合率100%、爆弾の攻撃力1.5倍
 ネコの火薬術:使用するすべての爆弾がG級の破壊力になる。ボマー発動時には、Gの1.5倍となる。


 ……! これだこれだこれですよ。このコンボを発動させることによって、持ち込み爆発物のうち大タル爆弾×3×1.5の破壊力が大タル爆弾G×3×1.5に、小タル爆弾×10×1.5が小タル爆弾G×10×1.5にグレードアップするわけです。個数から行くと大した違いはないようにも見えますが、これの真骨頂は、カクサンデメキンがいらなくなるってこと、Gに調合する必要がなくなるってことで。カクサンデメキンは大タル爆弾をGにするために必要でしたが、GにしなくてもG級なんだからわざわざする必要なっしん。G×2を持ち込みはしますが、これは持ち込み個数を増やすため。カクサンデメキン不要でアイテム枠がひとつ空きます。ついでにいえば、最初から持ち込んでるG×2を頭で使ってしまえば、Gにする必要がないため、その分のアイテム枠がさらに空きます。カクサンデメキンの枠に秘薬×2を、最初から持ってきていたモドリ玉を削って鬼人薬グレート×3を投入。これにより、採集によるランダム配給に頼っていた秘薬を確実に使用することができる上、鬼人薬グレートによって攻撃力UP(死亡まで有効)となります。モドリ玉については、大タル爆弾G使用後に空いたスペースに調合してやれば問題なし。


 折しもネコの火薬術が発動。おおお、行くざます、リベンジざます。城門上でテオ・テスカトルを待つ間に鬼人薬グレートを飲み、攻撃力を上げる。舞い降りてうろうろするテオを見つつ、撃龍槍のタイミングをうかがう。発動→命中。さあて、こっからが本番です。地面に下り立ち、ペイントしてからバトル開始。殴った挙げ句、城門上に飛ぶテオを見送り、着地地点に大タル爆弾Gを設置、余った事件でドキドキノコ+素材玉→モドリ玉の調合を済ませ、アイテムリールに小タル爆弾Gをセッティング。下りてくるテオに合わせて起爆。ほふー、いい感じざまあす。ダメージを受けて咆吼するテオ。周囲に火纏いの炎が噴き上がる。地形ダメージ無効によって無視できます。殴りつける。再び後脚で立ち上がり、咆吼するテオ。怒りモード。前脚接地と同時に風圧発生。接近のタイミングが早すぎて尻もちをつく私。そこに容赦ない一撃。死亡。クエスト開始後3分ほどの惨劇


 ベースキャンプに戻り、肉を食らい、秘薬、鬼人薬グレートを飲む。よもやこんなに早く使うことになろうとは。ボマー+火薬術で強化されたことによって増長したのかしら。途中省略で爆弾を使いまくり、残り時間21分で角を砕くのに成功。……ん? これって、前より遅くないかえ? 前より遅い時間で角、尻尾の部位破壊をした挙げ句、前より早い時間で3人目が死亡する。クエスト失敗。ぎゃーっす。


 まさに驚きの結末。プランは間違ってない……はず。間違ってたのは集中しきれなかった自分かテオ・テスカトルにまた挑戦するために、以後ネコの火薬術の発動待ちに入る。


 残ってた集会所の素材ツアーをクリアしまくり、備蓄ハチミツ200突破。★×6は完全クリア。★×7はガノトトスのみ。あ、村クエの★×8もガノっちのみか。苦手なのが丸分かりですな。さらに「一対の巨影」でリオレウスリオレイアを撃破。


 いまだ火薬術発動せず……









* * *



 ハンターランクが上がったとはいえ、まだまだ立ちはだかる敵は強く、G級への道は遠い。爆殺しそこなった炎帝、そしてダウンロードしたもののいまだ手つかずの祖龍と相対するのはいつの日か。次回「水竜連殺編」で流れを変えるっ。


 
なお、番組の内容は予告なしに変更することがあります。ご了承ください。



************************************************************************************


 グイン最新刊『遠いうねり』購入。帯に栗本薫への感謝メッセージが挿入されてる。ああ、溜まってる分を読まなきゃならんなあ、と積ん読本からグインを掘り出し、ちょびっとずつ読んでいく。




 購入した本:
  川上稔『境界線上のホライゾン2(上)』、松原真琴『猫耳父さん』、三枝零一『ウィザーズ・ブレイン7(下)』、川原礫『アクセル・ワールド2』、加納朋子『モノレールねこ』、栗本薫『遠いうねり』、植松伸夫『みんなそうなの?』、西尾維新『ネコソギラジカル(下)』、川岸殴魚『やむなく覚醒!! 邪神大沼』、増田俊也『シャトゥーン ヒグマの森』

 読了した本:
  火坂雅志『虎の城(下)』、森田季節『原点回帰ウォーカーズ2』、加納朋子『モノレールねこ』、植松伸夫『みんなそうなの?』、木村心一『これはゾンビですか?2』、有川浩『三匹のおっさん』、宮ア柊羽『神様ゲーム7』、堀田純司・GAINAX『ガイナックス・インタビューズ』、西澤保彦『謎亭論処』『麦酒の家の冒険』、栗本薫『紅鶴城の幽霊』



←少し過去へ    少し未来へ→

 戻る