2010年3月。


中旬。


 朝、ミッション場でお弁当の注文ができるのです。私はやったことがないですが、いくつかのお弁当屋さんのメニューが置いてあり、○をつけてお金を出しておくと、各部署でまとめて注文をして、それがお昼に配達されるからくり。外食する人もいるし、自分で持って来たり買ってきたりする人もいるんですが、まあほかほかしたものがお昼時に届くというのはいいものなんでしょう。特に雨の日とか。さらに時期によっては特定の弁当が安くなったりするキャンペーンも普通のお弁当屋さんのようにやってるのでお得なのかも。先日何やらパートのおばちゃんたちがノリ弁に関して盛り上がってました。どうやらノリ弁が変わった! みたいな広告が入ってたようで、一体どう変わったのだろう、と。まだ誰も実物を見てなかったので推測ですよ。魚のフライが大きくなったのかとかノリが大きくなったのかもとかそんな感じで。横で聞いてた私、思わず、「ノリが味付けノリになってるとかかも」と出すと「あ〜なるほどねえ」と感心される。ついでに「韓国海苔って線もありますな」とかいっておく。真相がどうであったかまでは知らず。


 もひとつお弁当ネタ。いつも隣のおばちゃんがお弁当注文してるんですが、その日はおばちゃんしかそこのお弁当屋さんに注文してなかったっぽい。何軒かあるんで他の人は別のを注文してたんでしょうか。私がいるミッション場のお弁当注文をまとめてたおねーちゃんがお昼前、おばちゃんにいいました。「どうもですね、場所が分かんないみたいなんですよ」……は? 配達の人が変わったのでしょうか。「それで分かる場所に立っといてもらえませんか?」おねーちゃんたちはあくまで注文をまとめるだけですしね。「旗でも振って待っといたらどうです?」と横から口を挟んでおく。


 さらにお弁当ネタ。前述のおばちゃんのとこにまたおねーちゃんが来た。「どうもですね、お弁当屋さんと連絡付かないらしいんですよ」……は? 電話番号が変わったのでしょうか。あるいは配達の人が遭難してるのか。「それでですね、注文はキャンセルってことになりますけどいいですか」何じゃそりゃ。そんで、数日経ってもやっぱりそこに連絡取れないらしく。つぶれたのかなあ、とみんなでいっております。ふ、不景気?


 ここんとこ、よく見に行くサイトのブログとかが更新されてないことが多いのです。ひとつじゃなくて、結構、ある。で、何故かってえと、Twitterやってるから。私はやってないし(てかブログすらやってないし)、よく分かんないんですが、つまり、短文でゆるくつながってるんですかね。えーと140文字、それぞれのつぶやきにURLが振られてリンクが貼られる感じになるんですか。もちろん、ブログからそっちに飛べるようになってたりするんですが、まあ、機能が違いますわな。眺めていたところ、これってチャットだよね、という感じ。それぞれのつぶやきに対して、またつぶやきが来て、それに対してつなげて、という。ブログはコメントでつないでいったりするっぽいですかね。それぞれ違うもんなんで、展開のさせ方とかも異なってきますわな。Twitterでやるのって、字数制限もあるし、アドリブでやってる感覚に近いのか。何人かでチャットやってたりするときってそうだし。一方、ブログはまとまった文章として載せたりすることもできるわけです。文の芸、を見せるのなら、見せ方が違ってきますよね。これまでブログ芸でやってきた人が、Twitterにハマってブログの更新をしなくなるのって、何か物足りなかったり。あと、Twitterって過去遡って眺めてると、慣れてないせいか訳分かんなくなるんですわ、私。


 てか、まあ、ブログにせよ何にせよ、更新してくことに意味が出てくると思うのです。もちろん、過去のものを残して維持することにも意味はあります。ただ、来てくれた人が、「ああ、まだ変わってない」「更新されてないじゃん」とがっかりさせちゃうのはどうかと。私の、まあこのペエジだって、10日置きくらいにはだいたい更新ペース保ってるしねえ。どうなんでしょ。


 一ヶ月くらい前から告知があったように熊本市立図書館が三日ほどお休みに。城南町と植木町の合併だかに伴ってシステムを統合するらしい。おお、いいことです。つまり、城南と植木にあったどれくらいの規模かまでは分からない図書館の本が検索したり、取り寄せたりしたりができるようになるんですな。スバラシイ。あと隣町図書館とかで、今月頭くらいからネット予約ができるようになってました。図書館、毎週のように行ってますが、まったく知りませんでした。調べたら、サイトには情報載ってました(2月下旬告知)が、館内でももうちょっと目立つ形で告知とかするべきだと思います。誰も教えてくれねーし。帰宅してから知ったので、まだ登録すらできてません。うがー。


 ようやく林亮介の「迷宮街クロニクル」が完結したので、最初から読む。2巻で止めてたんですよねえ。ちょっと物足りないところもありますが、面白かったです。これ、ウィザードリィ小説です。舞台京都で現代日本ですが。大地震が起こって迷宮とそこからわき出す怪物たち。その怪物たちからは地上で入手しにくい化学成分が採集できるというので探索者たちが訪れ、という流れ。ただし、めちゃめちゃ人死にます。作中では探索者たちの死亡率が14%と描かれ、だいたい名前の出た人たちもそのくらい死んでいきます。ウィズ小説といえば、ベニー松山の『隣り合わせの灰と青春』や『風よ。龍に届いているか』とか、古川日出男『アラビアの夜の種族』などが分かりやすいですが。ゲーム的な要素をどのように表現していくのか、でにやりとしたりするのです。そういうのって、作品内でうまいこと整合性を取っていかないとすぐにボロが出ます。「迷宮街」で出てくるのは、パーティーが6人制の理由、術の理屈、治癒、属性と属性の違いによるパーティー構成、探索が終わって地図が埋まっている階層で何故モンスターが出没するのか、ダークゾーン、モンスターが宝箱を持っている理由、モンスターの宝箱の罠、テレポーター、一方通行、エレベーター等々。第7層までは少なくとも確認されてる迷宮ですが、メインになってるのは第3層まで。第4層はほんのひとにぎりのパーティーしか進んでおらず、未踏破地域がほとんど、という状況。浅い階層では三日に一度潜って手取りで安くて1万円前後、一日十万以上なんてのも後から出てきます。そんな中でぼろぼろ死んでいく人たち、それを取り巻く人たちが描かれ。後半は第4層まで続く巨大な縦穴にエレベーターを設置するプロジェクト。エレベーターを設置する理由もずっと描かれ、工事や折衝の話も出てきます。この縦穴そのものの発見はとあるパーティーの壊滅に端を発しており、クライマックスはエレベーター設置工事の中、第1層の掃討、第2層、第3層のエレベーター地点の拠点防衛。ベニ松や古川などがひとつの大きな流れを物語にしていましたが、「迷宮街」はその流れの一こまを切り取ったような形。実際、完結しても、第4層の本格的なアタックが始まったところまでですし、モンスターたちに文化などが存在してることが確認されたのもそのままです。元々ネットでやってた話なんですよねこれ。さらりと読めるし、様々な視点から描かれております。時々文章が混乱しておりますが、うん、何だかいいものを読んだ気分です。


 PSP「真三國無双マルチレイド2」の評判がわりとよかったので、うっかりヤフオクで落札。落札金額3000円。「マルチレイド」は体験版だけでもういいやと思ったものです。ネット評価からすると、「1」とはまるで別物、ユーザーの意見を取り入れてる、とかなんとか。実際にプレイしてみました。届いて4日後に3000円で売れました。何故4日後かってえと、お休みの日だったからです。送料と振り込み手数料の分、何百円かのマイナスですが、4時間くらいはプレイしたのはよしとしますか。


 「マルチレイド2」売却最大の原因は、このゲームがマルチプレイほぼ必須だからでしょうか。オフでもやれますけどね、無双武将を共闘武将として3人まで、モンハンでいうオトモアイルーみたいに使えるのはオフのみ。共闘武将にも経験値が入ってレベルアップしていくんですが、彼らの持つ共闘アビリティをレベルアップさせるためには、他のプレイヤーのPSPにしばらく預けて修行させることが必要です。また、このゲーム、マルチプレイをするとコミュニティポイントというのが溜まるのですが、これを使っていろんな要素を開放することができます。このゲームで登場したウリになってる追加武将の大半、追加ステージ、追加の装飾品等多くの要素がコミュニティポイントを使わねばなりません。つまり、オフ専ではすべての武将を使用することはできません。えーっ、何ソレ? ついでにいうと、このゲームのマニュアルにはプロダクトコードが入ってまして、それをプレイステーションストアで登録しないと、インフラモード、ダウンロードの使用権も与えられません。このプロダクトコードはプレイステーションストアのアカウントひとつだけにくっつき、ダウンロードする際にはそのアカウントでサインインしなくてはなりません。中古で購入した場合、まずダウンロードやネットで遊ぶことすらさせてもらえない可能性があります。


 ゲーム的に見ましても、快適とはほど遠いですな。自分で自在にカメラを動かすこともできません。キャラが向いてる方にカメラを向けることはできますし、ロックオンした相手に固定することもできます。ただ、全体の動きが高速であり、他のキャラや狙うべき的がどこにいるか確認するためにカメラを回すことが非常に面倒(そちらにキャラを向ける→そちらにカメラを向ける→別の方向を向く→そちらにカメラを向ける)。無双の爽快感にもほど遠く、4時間プレイ、難易度「普通」で雑魚敵5回以上殴っても死にません。無双覚醒というシステムがあって、無双ゲージを溜めてボタン押しで覚醒、人を捨てた感じになります。攻撃力やら移動力、ジャンプ力やらが格段にUPしますが、これが時間制限なしで死亡するまで。覚醒してようやくバランスが取れるようになってる感じで、逆に覚醒するまでがちんたらちんたらしててつまらんです。あるステージなど、低い場所に落ちたら覚醒するまでそっから上がれませんでした。で、全体に高速戦闘で力押し。デカい敵が出てきますが、やっぱり変わらず。相手の隙をうかがうとかそういうやりとりではなく、高速移動、空中ダッシュ、ロックオンかまして、ひたすら殴るだけ。時々殴り返されるので姿勢整えてまたダッシュ、みたいな。何かですねー、むっちゃ疲労感だけがありました。あー、もういいやこれ。とプロダクトコード、初回特典ダウンロードなども利用しないまま売っ払った次第。もうやるとも思えないしね


 「マルチレイド2」なんてものよりずっと楽しんでるのが前回も書きました「デモンズソウル」で、まだやってますよ。ホワイトデーキャンペーンでソウル傾向全フィールド真っ白期間にいろいろやってました。通常いないところに人がいたり、アイテムドロップ率が違ってたり、敵に与えるダメージが大きくなってたり、行ける場所が増えてたりしいました。14日には、苦戦してた王城エリア2のデーモンも倒せました(通算5回目の挑戦)。欠月のファルシオン+1を拾いました。曲剣使いとしてはファルシオンは嬉しいですが、あんまし攻撃力は高くありません。てか、属性がこれ魔法じゃん。しかも装備してるとMPが自動回復するようです。それからちょびっと方針を変えて、信仰のパラメーターを上げて奇跡の取得へ。マニュアル読んでようやく信仰が10以上ないと奇跡が、魔力が10以上ないと魔法が教えてすらもらえないと気づいたのです。MP自動回復のファルシオンがあるなら、回復の奇跡があれば楽になるかも。で実際教えてもらえるようになって、奇跡のリスト見たら、「避難」という術が。今のMPでも十分に使用できるそれは、フィールドからベースキャンプになる楔の神殿に帰還できるというもの。ソウル失わずにそれができるなら、むっちゃ便利じゃん。迷ったり死にかけたりすることも多いし。


 エリア2のボスを倒しまして、デモンズソウル入手のついでに生身の肉体に戻りました。で、別のフィールド行ってあっさり転落死。またしてもソウル体。ぐあ。休みの日とかオンラインでプレイしておりますと、同じ時間に同じ場所で蠢いてるキャラがいますわな。なんちゅーか、同志? うざいメッセージも多いですけどね。ああ、黒いファントムの侵入は今のとこありません。てか、生身だった時間が少なすぎです私。いやー、でも戦闘楽しいこのゲーム。油断するとあっさり死にますけど、まあ死んで覚えていくゲームなんで問題なしっ。ただ、雰囲気はあくまでダークファンタジー。例えば、ベースになる楔の神殿って、各フィールドからごく一部の人たちが避難してきてるとこなんですよね。そこに「心折れた戦士」ってのが最初からいまして、前は高名な戦士だったっぽいけど心折れて戦う気力もなくなってる男。力なく座り込んで、愚痴めいたこといってるんですけど、これが別にフラグ立てたりストーリー進行させたりしてるわけじゃないと思うのですが、だんたんセリフが支離滅裂になっていって、そのうちもう何も思い出せないとかいいだして、あるとき神殿に戻っていたらいませんでした。そこにアイテムがぽつりとひとつ。伝承の戦士のソウルだか何だか。うわー、ソウルになっちまいやがった。ぞくりときました。ソウルって、消耗するもんなんですね。そういやとあるフィールドでソウルと交換でアイテム売ってくれる人がいるんですけど、その人にソウル渡すと、「これでしばらく上に行かないですむ」とかいうんですよ。上って、ソウルを失っておかしくなった人たちが上がっていって戻ってこない場所なんすけど。ああいいなあこういう雰囲気のゲームも


 とかちんたらやってるうちに、もう「ゴッド・オブ・ウォーV」発売まで一週間切りましたよ。やってる暇あるかなあ。「モンハン」も「デモンズ」もやりたいし。あと、パソ整理のクライマックスにさしかかっているわ、ミッションはクソ忙しいはでだいぶ意識が飛んでます。ううむ、今日何曜日だっけか? もうちょっとのんびりやりたいなあ。


 ということでいつものモンハン話で。




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 「モンスターハンターポータブル2ndG」な話。 第58回


 まずいろいろといいたいことがあるんですがね、ビッグニュースのことです。順番逆にして、そっから。



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【第三予告編】


 ある晩帰宅しましたところ、ケータイにメールが届いておりました。んー? やあカプコンからです。登録しているので毎週情報など送ってくるのですが、いつもの曜日じゃないですよ? 開いてみて、そこに書いてある意味が頭に入ると着替えもそこそこにパソを起動。お気に入りに登録してあるサイトに飛ぶ。ややっ、ホントにサイトオープンの知らせがあります。これですこれ、モンスターハンターポータブル3rd」公式サイト。うわ、何じゃこりゃあ。



 赤っ。どうやら赤がイメージカラーのようです。新作がいよいよポータブルで出るってことでして、それだけでも嬉しいのです。去年は「3(トライ)」がWiiで出て、持ってない私としては、ゲーム情報眺めたり、ネットでムービー観たりするくらいでした。今度はポータブルです。やっほう。しかも年末発売予定


 とりあえずムービー観てみましょう。雰囲気がまたえらく違いますな。サイトのトップページがみょーに和風テイストです。紅葉がはらはら散ってたりしますし。や、キャラクターの後ろにちょこちょこついてくるのはオトモアイルー。ってオトモが二匹いるーっ!? 戦闘シーンもあるんですけど、このときにもオトモがかなりいい動きをしてるようです。ブーメラン投げたりしてるし。二匹をクエストに連れていけるんなら、かなりソロプレイでも楽しくなりそうです。発表とかを後で見たんですが、オトモアイルーをカスタマイズできるようです。装備もいろいろあるみたいですしね。「2ndG」だとダウンロード込みで3種類のコスチュームしかなかったのですが、今度は「装備」になるようです。てことは装備によって効果が違ったりするんでしょうか。リオレウス装備とかいう言葉も出てきますし。これ、楽しみ。


 オトモアイルーどころの騒ぎじゃなくてですね。「トライ」のモンスターがざくざくムービーに出てるんですけど。私が名前と顔の一致するところでは、ギギネブラ、ドスジャギィロアルドロスクルペッコボルボロスベリオロス等々。水中でのシーンがなかったので、ラギアクルスとかは出ないのかなあ。いやいやいやカプコンだから分からないですよ。まだ時間もありますしね、当分伏せられるのかも。他にも、リオレウスリオレイアティガレックスナルガクルガなどが元気に暴れ回っていました。動画で私が確認した武器は、太刀、大剣、片手剣、ハンマー、ランス、ガンランス、スラッシュアックス、ボウガンといったところ。ムービーの作り方からするに武器の目玉は、スラッシュアックスとガンランスっぽい。スラッシュアックスは「トライ」で出てきた剣形と斧形に可変するやつで、Wiiやってなかったポータブル派には嬉しいもの。逆にガンランスって「トライ」に出てなかったのですな。なので「トライ」のモンスターをガンランスで倒したりするのは今回のが初めてになってきます。ん、あれ、そういや双剣、狩猟笛、弓はまだ確認できてませんな。どれもトライに出てなかった武器だったと思いますが、どうなるんだろう。ネットとか回っていると大騒ぎになってまして、「2ndG」で弓を鍛え直しておこうとか、弓で〜を倒せる!みたいなコメントが出てきてるんですが。


 プレイステーションストアでプロモーションビデオのダウンロードも可能になったので、PC経由で早速PSPに落とす。そのデータをさらにPCにコピー。これでローカルパソ上でいつでも見れますですよ。


 とかいってるうちにサイトが更新されまして、これまであった11種の武器はすべて出てくるとのこと。これにスラッシュアックスですな。新モンスターも公開されましたし。これからどんどん情報公開されてくでしょうから、ますます待ち遠しくなりそうです。楽しみざます。さらにファミ通の特集記事を読んでたら水中エリアはないと判明。それにともない水中メインのモンスターは出ないようです。ラギアとか。


 ついでに。PSPgoを購入すると「2ndG」の無料ダウンロードができるチケットがもらえるキャンペーンが始まったようです。てことは、と思ってたら、プレイステーションストアで「2ndG」のダウンロード販売開始。1600円。再廉価版よりもリーズナブル。しかもインストール前提なんで入る容量があればUMDより快適なはず。うーん。これで多分「2ndG」再燃で、冬への「3rd」発売への道ができるんでしょうな(夏には「ぽかぽかアイルー村」も出るし)。





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【朱蟹転避編】


 さて、前回最後に書いたように、そろそろG★3のクエストを再開しようと考えてみる。轟竜ティガレックスや角竜ディアブロスなども残ってますが、ライトボウガンで散々やってきた鎧竜グラビモスとかどうざましょ? ただ、太刀でやるのは延期してクリアマークをつけるべくライトボウガンで。


 その前に、どんな装備で挑むかを考えてみる。ボウガンは金華朧銀の対弩で力任せに行きますか。これだとレベル2貫通弾の速射もあるし、弱点の水冷弾も撃てます。問題は防具。上位黒グラビモスあたりは耳栓つけた装備で挑んでたような記憶があるんですけど。今回はどうすっか。考えて、G級ナルガ装備ではどうかという結論になる。たしか、G★3に上がってしばらくして挑戦して薙ぎ払いビームとかで瞬殺されたような記憶がかすかにあります(←今調べたら通常種と亜種両方に敗北してました)。なので、避け能力が強いナルガで挑んで時間いっぱい使って射殺してみようかと。そういう方針で考え、もうひとつ問題が。今キリン対策でナルガガンナー装備には散弾強化とかつけてますが、いりませんね。むしろ貫通弾強化がほしい。スロットとかを考えると、散弾強化の装飾品をすべて貫通弾強化に変えればいいだけのこと。ただし、強い剛貫珠の素材が足りません。朱蟹の尖爪が3つもいりやがります。手持ちは1つ。あーとーふーたーつー。


 てなわけで朱蟹ショウグンギザミ亜種を殴りに行くことに。ギザミは動きが素早いのでボウガンより太刀の方がいいかな。最近ラオシャンロンとショウグンギザミをちょこちょこ行ってまして、ギザミって麻痺りやすく毒りやすいってのを実感しとるのです。そこで麻痺属性の龍木ノ古太刀【神斬】で、シビレ罠も調合素材込みで3つ分。これに大タル爆弾G×2、大タル爆弾×3もつけましょう。シビシビしたところに爆弾です。まあギザミって閃光とかも効かないんでその分アイテム枠が余るのでそこに爆弾を叩き込む形です。そんで、防具ですが、わりとギザミが硬かったのでたしか前は心眼とかつけてたような気がします。今回は練習がてらナルガ剣士仕様で。剣士用はこないだ迅竜の天鱗もらって揃えたばかりです。回避性能+2、回避距離UPに加えて装飾品で斬れ味レベル+1もあぴーるです。おかげで【神斬】も最大の紫ゲージまで斬れ味が出ています。よっし。


 そんなこんなで旧沼地。すぐ隣のエリアにギザミ発見。狩るー。とはいえ、移動されると分からなくなるのでまずペイント玉。それから殴り開始。初っ端罠仕掛けとかしなかったのは、ペイントしなくちゃならなかったのと、すぐさまエリア移動されたらイヤだったせいですな。普通は、エリア移動した直後にまたエリア移動ってのはあんましないんですけど、リオレイアとかは始まってすぐ移動したりすることもあるし。


 しばらく朱蟹とは戦ってなかったんですが、基本は青蟹と同じですな。怒ると鎌が開いて攻撃範囲がだだっ広くなる。振り回しや突進が痛い。せっかくのナルガ装備だというのにわりと攻撃を食らいまくる。回復アイテムどばどば。それでも【神斬】で麻痺らせ、がっつんがっつん殴る。シビレ罠でシビレさせ、爆弾を置いて起爆。調子に載ってたら蟹が怒りました。鎌の直撃食らって、逃げようとしたところを背後から薙ぎ払われて1死。さらに反撃を食らって2死目。


 ちょっと慎重になる、というか蟹の観察をしてみる。どうやら爆弾とか麻痺時の猛攻撃で右の鎌が折れてる模様。鎌が折れたらギザミって常時怒りっぱなしになるのです。なるほどそういうことか。そろそろ動きにも慣れてきたようで。てか、ナルガ装備だったらできて当然なのかも。このためにガンナー仕様は避けにくい対キリン戦に揃えたんですからね。


 足枷とると逆に軽うなりすぎて地に足ついてへん気がするんよ

 それが…徐々に慣れてきて?

 そや3Rで一気に爆発した
 ようやく具体的な効果がでてきたちゅうわけや

(森川ジョージ「はじめの一歩」28巻)




 回避性能+2は、回避の無敵時間を0.2秒から0.4秒にしてくれます。たった0.2秒の違い。これが大きな違いです。だって無敵時間2倍ですもんね。ガンナー仕様の場合、キリンの突進をかわすために使いました。このときって、遠くから突進してくるんですから、余裕があるといえば余裕がある。今度のケースは違います。至近距離で動きにくい抜刀状態のまま避けまくる。敵は近いので、全体が画面に表示されません。画面上で激しく動く中から必要な敵の情報を得て、きちんと一撃一撃かわす。気持ちいい


 20分針で朱蟹を退治。左鎌も折るつもりだったんですが果たせず。まあどっちか折れば部位破壊にはなるんですからいいですけど。得た朱蟹の尖爪は1個。足りねーっ


 何となく慣れてきたので、翌日沼に蟹を獲りに行く。かにかにどこかにー。たいして走り回ることもなく遭遇。そのまま戦闘に入る。今度はだいぶ慣れてますとっも。順調にシビレ罠→爆弾のコンボをかまし、ダメージを与えていく。ギザミの攻撃も積極的にかわしていきます。あくまで逃げる回避じゃなくて攻めていく回避。


 15分針になる頃、ギザミの左鎌が砕ける。怒り状態への移行。問答無用でこちらも殴る。避ける避ける殴る、避ける避ける殴る、避ける殴る避ける。麻痺る殴る殴る殴る殴る斬りまくる。退避砥石戻る。といったことをやってたら15分針のまま、ギザミが力尽きる。うわ、早っ。【神斬】っていつも使ってる武器よりも攻撃力自体は高くないんですがねえ。


 報酬に朱蟹の尖爪アリ。村に戻って早速剛貫珠を作成。貫通珠もいるだけ作成して、ガンナー仕様ナルガにはめこんでいく。貫通弾・貫通矢威力UP発動。1.2倍くらいになるのかな? これで準備は整いました。さあ、鎧竜です。





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【鎧竜喘鳴編】


 と意気込んでまずは亜種から。「火山の黒き鎧」受注。何故通常種じゃないかってえと、上位グラビモスの印象からすれば、亜種の方がビームを多用してきます。ビームって範囲外にいれば大きな隙になるので、ガンナーだと攻撃し放題なのであります。通常種はビームよりも突進を多用するため、リロードする隙はやたらあるんですけど、攻撃するためには突進をかわす→ボウガンを収納→追いかける→ボウガン展開→攻撃という流れになる上、余分な動作が入るために攻撃回数が減ります。


 実際に再挑戦してみましたところ、15分〜20分くらいで胸部装甲破壊に成功。これで肉質が柔らかくなりさらなるダメージが期待できます。なんて余裕ぶっこいてますが20分で3落ち。それもすべて同じパターンで薙ぎ払いビーム。以前書きましたが、薙ぎ払いビームは向かって右から左に振られます。だから間に合うならば攻撃範囲が分かりやすい右に避けるのがセオリー。間に合わないなら左、グラビモスの右翼方向へダッシュするのです。で、ここなら届かないだろうと立ち止まったところに予想より攻撃範囲が広かったビームが背中を焼き、燃え尽きて、即死。ぎゃー。避けてないんだからナルガ装備の回避能力なんて役に立ちません。燃えがらになって村に戻り、ひとつ思い出したことが。迅竜ナルガクルガの弱点って火だったような。ビーム、火だよなあ。


 気を取り直して今度は通常種にトライ。まずは基本ですとも。いきなり亜種はいけません。「鎧の覇者グラビモス」を受注。こちらは旧沼地。幼体である岩竜バサルモスなどは、このフィールドでは洞窟に出現したりすることもありました。その可能性を考えてホットドリンクも持って行く。ビームはあまり期待できないので、突進狙いで時間いっぱいやってみますかー。


 ところでこのクエスト最大の問題は、鎧竜グラビモスではなく、蛇竜ガブラスです。この小型の翼竜は、雑魚モンスターの中でたった2種しかいないフライングクリーチャーのひとつ(もうひとつはランゴスタ)。ランゴは麻痺を使いますが、ガブラスは毒が来ます。まあ、毒自体はとりたててかまわんのですが、問題は、ガブラスが飛んできて、しかも接近してくるとき。ランゴは横からぷう〜んと接近してくるのに対して、ガブラスは頭上に来ます。で、頭上に来ると、カメラが自動で切り替わるのですよ。おそらく、頭上の障害物でキャラが見えにくくなるのを防ぐためにそういう機能がついてるんだと思いますがね。で、ガブラスがちょっと離れるとカメラが戻る。数匹に同時にからまれると通常斜め上に合わせてるカメラが斜め上→真上→斜め上→真上と猛烈に切り替わり、なおかつガブラスが邪魔で自分の位置も姿勢も分かんねーっ。その上、グラビモスがいるエリアにたいていいやがるので、生命に関わります。ようやくカメラがまともに見えた、と思ったら向こうでグラビモスが突進姿勢(ホーミング付)に入ってたりする恐怖。


 という前にチャレンジしたときの反省とかを思い出したりしたので、まずは最優先でガブ公を撃墜していく。使用するのはレベル2通常弾。G級クエストなんで、支給品で99発もらえるしね。でエリアに出てこなくなったら移動して、次のエリアでガブ退治。3つ目のエリアで、グラビモスと遭遇。グラビモスに加えて、ガブラス3匹が飛び回る地獄エリア。ただ、まだこっちにグラビんは気づいてなかったので、ガブラスをこっそり呼び込んで叩いていく。うまいこと3匹撃墜するまで静かだったので、そのままペイントしてグラビモスとの戦闘開始。


 とにかく突進してくるので、それを避ける。後ろから撃ち込む。この繰り返し。うおー、効いてるのか効いてないのかいまいち分からん。ビーム避けて斜めからぶちこむよりはダメージ低そうなんですけどなあ。グラビモス、エリア移動。追いかける。とそこは、先程ガブラス退治をしたとこで、退治した後でしばらく待ち、再登場しないようだったので移動してきたのです。ガブラスって、残機なくなるまでわいてくるのだと思い込んでおりました。ガブラス素材集めしてた旧火山ではそうだったし。ところが、グラビモスと一緒に行ってみたら、遠くにガブラスがばさりばさり。ぎゃー。しかも2匹。グラビモスそっちのけでダッシュして撃墜にかかったところ、背後からグラビモスが突進する気配。とっさに回転回避をかけたら、どうにか突進を避けられました。びばナルガ装備。が、直後、今度はガブラス×2に接近され、カメラがすごいことになり、そこに珍しくグラビモスビーム直撃。燃え尽きました。倒れたところを右から左からグラビモスが飛び回ってる……。


 ベースキャンプでドーピングをすませ、すぐさまグラビモスのいるエリアに走る。で、向こうが見失ってるのをよいことに、先程の死因であるガブ公どもをとっとと撃墜しておく。やっとこれで落ち着いてやれます。貫通弾をせっせと撃ち込んでいるとグラビんエリア移動。追いかけるとその先でまたガブラスが復活してやーがーるー。再び大混乱になる戦場とカメラワーク。何度か死にかけながらもどうにかエリアを脱出。回復。どうにかどさくさまぎれにガブラスを叩いたら、グラビモスがまた移動。この辺りで20分針、グラビモス胸部装甲破壊成功。


 また霧の立ちこめるエリアに入る。びくびくしながらグラビモスの足下から離れ(←同じ出入口通ったので出現ポイントが重なってる)、カメラをぐるりと回す。ど、どうやらガブ公いないみたい。さすがに尽きたか。はふー。グラビモスって突進とは別に接近してくるモーションがあるのです。無表情なままてくてくと歩いてくる。で、間合いに入ったところでいきなりショルダータックルや尻尾回しが襲ってくる攻撃パターン。剣士系だと近づいたらいきなり攻撃が来るわけですからなかなかできることはありません。空振りを誘うこともできるでしょうが、危険。一方でガンナーは、間合いに入るまで攻撃できるし、グラビモスのモーションを誘ってから弾丸を撃ち込んでもいいわけです。おいしいです。


 そんな風に戦ってましたところ、時間経過によりお腹が減って、スタミナが2段階下がりました。結構走り詰めの戦いなので、スタミナはほしいところ。これまで隙見て肉喰って回復してたのでまたやりますか。アイテムリールをこんがり肉に合わせる。タイミングよく明後日の方角へグラビモスが突進してったので、安全策を採ってエリア移動をしようとする。が、何故か□ボタンを押してしまう。その場でマンガ肉にかぶりつく私。い、いやー、ちょ、ちょっ。視界の突進を終えたグラビモスがゆっくりと振り返る。肉喰ってる。こちらを見る。まだ肉喰ってる。上体をそらす。ひ、ひー。げっぷをもらし満足げにお腹をぽんぽん、と叩いてる真っ最中にビーム直撃。コゲ肉にされる。2死。


 さすがにこりゃ笑うしかねえべ? というようなアホウな死に方だったのです。これはもう安全第一に行くしかないですな。慎重に弾丸を撃ち込んでいると、25分針。グラビモスが突如としてあお゙ーあお゙ーと鳴く。鳴きながら足を引きずる。瀕死になりました。なってくれました。ただ、グラビモス、瀕死になったからって逃げてくれません。無表情なまま喘ぎつつ、足を引きずりこちらに近づいてきます。こ、こわいよこれ。しかも間合いに入ったら,何事もなかったように体当たりやら尻尾回しやらしてくるし。どうもスタミナ切れになったのかビームもなし、突進もなし、ひたすら喘ぎながら接近攻撃してくるグラビモス。何つーか、動きの遅いゾンビに迫られてるような。事故に注意しつつ、とにかく間合いを外し、撃つ、撃つ、撃つ。なかなか死にません。ほんとに瀕死なんかこいつ。30分針。つまり瀕死になってから約5分後にようやくグラビモスが沈む。正直ほっとする。


 剥ぎ取りやクリア報酬にG級グラビモス素材を得たんですが、報酬画面に何やらぴかぴかマークのアイコンが。も、もしや。と思ったら鎧竜の天鱗一発引き。でもなあ、あんましグラビモス素材って私には使い道ないような……。


 ともあれ、G級グラビモス、手の届かない相手じゃないということが分かりました。グラビモスまたも挑戦です。装備等は変更なしで、クエスト受注。


 黒グラビモスがいるのはクエスト名が示す通り火山。毒吐きトカゲのイーオスとかもいますけど、あまり問題になりません。イーオスはこちらに向かって跳躍とかしてきますが、グラビモスはこちらに向かってビームしてくるのです。巻き込まれて火ダルマになり、いつの間にかいなくなるパターン。なので、通常種のときのガブラスほどには気をつかわなくていいかと。とかいってたら、イーオスに飛びかかられて尻もちついたとこへグラビモスビーム。ひーっ。慌てて転がったら避けられたよ。すげーよナルガ。落ち着いて使えば


 実際、ホントに落ち着いて使えば、薙ぎ払いビームでさえビームに向かって転がって避けられることがあるのです。そりゃ、まあ一歩間違えると即死しかねないんで、緊急避難ですがね。でもいざとなればそれができるってのは大きい。1死もなしに、25分くらいで胸部装甲破壊に成功。どっちが楽かってったら、白より黒の方がいいかなあ。ガブラスいないし。


 とかやってたら、黒グラビモスも喘ぎだす。足を引きずる。こっちに向かって来る。ぎゃー、気色悪い。とにかく壁際に追い詰められないようにマップ見ながら、カメラにグラビモスを納めながら距離を保つ。グラビモスが痺れを切らして攻撃モーションに入ったら接近して撃つ。喘ぎながら近づいてくる、離れる、攻撃する。あくまで逃げないグラビモス(たまに思い出したようにエリア移動はする)。35分針。ついにグラビモス撃沈。ふぅ。


 報酬画面に、素材に混じってぴっかりアイコンがひとつ。んが? 何か通常種のときと色が違う、よう、な。カーソルを合わせてみると。うわ、黒鎧竜の天鱗一発引き。鎧竜の天鱗よりは使い道がありますというか、火属性の太刀である炎斬【溶】を炎斬【灼】にする素材です。よっしゃー。


 その後、【灼】のメイン素材である溶岩竜の重殻を入手するため焦げ魚ヴォルガノスを退治すること2回。いまだ素材不足で【灼】に届かなかったり。











* * *



 G級に新たなクリアマークをつけた狩人。雪山に轟く咆吼。ついに狩人の前に雪山の絶対強者が姿を現す。次回「雪山惨歌編」で轟竜登場っ。


 
なお、番組の内容は予告なしに変更することがあります。ご了承ください。



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 確定申告に行ってまいりました。だいぶ空いてる時間帯を狙っていったので、手続きをしてもらうのに5分くらいで終了。個人だとまあ並んでなければこんなもんですかね。友達が個人営業の確定申告を税理士さんにしてもらったり、書類の整理したりですんげー大変だったとかいってましたが。私は結局1万円弱還付です。むかーし、給与の合算で行ったときには10万くらい戻ったこともあったんですが、今は昔。ま、戻ってくるだけありがたいです。




 購入した本:
  榊涼介『ガンパレード・マーチ 逆襲の刻 青森血戦』、入間人間『電波女と青春男4』、上月司『れでぃ×ばと11』、小川一水『天冥の標2』、大崎梢『サイン会はいかが?』、林亮介『青空のもと 道は別れ』、山田風太郎『人間臨終図巻T』

 読了した本:
  川上稔『機甲都市ベルリン5』、恩田陸『黒と茶の幻想(上・下)』、林亮介『生還まで何マイル?』『散る花の残すもの』『夜明け前に闇深く』『青空のもと 道は別れ』



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