2010年4月。


上旬。


 なんかすんげー暑くね? アイスクリームの売り上げが急激に伸びそうな暑さなんですけど。こりゃこりゃ。まあ、ようやく例年の気温に戻ったという感じではありますが、体調崩す人とかも多そうですな。生きてますか皆の衆。


 4月1日例年のようにアイレムのサイトでまったりエイプリルフールの企画を堪能しました。毎年イカれた企画をやってますが、今年は、「セミファイナルファンタジア」という外国の小説をモチーフにしたゲーム開発、が中止になった話。テーマパーク、サウンドトラック、アニメなどにも展開してて、アイレムの通販サイトにも連動してる、というもので。ゲームの形状はオンラインRPGで、ゲーム画面、デモを含めたトレーラーなどもちゃんと用意されてました。そんな例年のウソ企画。しかも今年は、体験版の配布までありやがりまして。プレイステーションホームで一部プレイできる、という触れ込みでしたが、そちらは覗きに行けず残念無念。


 熊本市立図書館の話。分館とかに行って観察してたんですが、前回、


まずは借りてた本を返却。職員さんが本を持って、横にあるラックにぽんと置く。ん、あれ? バーコード読み取りは? とパソ画面に処理した冊数は何冊です、とか表示される。んん? 職員さんが一冊一冊OKみたいな処理を画面で行う。予約本を持ってきてもらう。すっ、とカウンター下に本を下げ、動かす。画面に表示。OKで落としていく。


 などと書きました。より正確なことが判明したので追記。まず、カウンター下で読み取ってるわけではありません。横にあるラックに置いてあるでっかいマウスパッドみたいなやつ、これが読み取り機でした。ぽんと置く→ワンボタンで読み取りという流れでした。あと、バーコード読み取りは使います。当たり前です。利用券にはICタグ入ってませんし。カードの読み取りにまずこれが必要なわけですな。いやあ、観察不足でした。反省反省。それにしても大江本館の入口、ICタグのゲート横に植木とかが置かれたりして、ますます狭くなってました。うー。


 隣町図書館の話。ネット予約の登録をした話は、前回書きました。以降、判明したこと。隣町図書館は、かねてからネットでの検索は可能でした。ただし、こちらからの入力で情報が変化する(つまり予約する、予約を取り消す等)の連動は初めて。今までは一方的に保存されてる図書館側の情報を見るだけでしたからね。で、その連動、なかなか難しいのでしょうか。ネットへの情報の反映がかなり遅いです。具体的にいいますと、朝、図書館に行って本を借りたとします。借りた、という状態になる=個人の貸出情報に掲載されるのは、翌日です(あるいは夜のうち)。即座に反映はされません。予約本を借りだした場合も同様。「予約割当済」のまま翌日持ち越しです。ただ、その一方で、予約の申し込みから効力を発揮するまでが早い。実際にやった例では、朝6時台に予約をしてみました。予約申込中から予約登録中に表示が切り替わったのが同じ朝。で、同じ日のお昼頃、ふらりとそこに行ったのですが、貸出処理とかをしてもらおうとしたら「予約の本が用意できてます」とあっさり。えー、早いよー。てことは、予約登録中の状態ですでに確保の処理が始まったわけですな。びっくり。まあ、この予約登録中のままその後一日経過するんですがね(表示が切り替わらないので)。これを熊本市立図書館と比べてみますと。こちらの場合は、ネットへの反映が早いです。ただし閉館前1時間程度に行われた処理は翌日反映とかになることもあります。ふむ。で、肝心の予約登録ですが、申し込みをした翌営業日の開館前後くらいまでは申し込み中のままで確保するための処理はされません。なので極端な話、日曜の朝、開館前に申し込みをした場合、最大で48時間程度予約のための処理がなされないというケースが出てきます。これに慣れてたため、隣町図書館の処理の早さに驚いたわけですな。で、さらに気づいたこと。熊本市立図書館の場合、予約した本が来たメールは、準備ができた翌営業日の朝8時半〜9時くらいに届きます。その一方でネットへの反映が早いため、ネットで貸出可能の表示になってからメールが来るまでにかなりの時間差が生じる場合があります。これに対して隣町図書館のメールは、準備ができた段階で届きます。だから時間帯バラバラ。しかもその時点における貸出可能な予約本がすべて表示されます。いやこれ予想してませんでしたが、便利。熊本市立図書館だと借りれるようになった本につきメールひとつです(朝の時点でまだ連絡行ってない本が2冊あったら2冊分が1メールで届く)。だからあと何冊残ってるかがメールでは分かりにくいのですな。いちいち全部記載されてるのはありがたい。が、その一方で、熊本のには記載されてる取り置き期限が書いてないので、いったいいつまでに行けばいいのかがとっさに分からない(「メール送信日を含めて8日以内に」とかサイトには書いてありましたが)。この辺りは改良の余地ありかと。だって、それまでの分の予約本も載ってるわけだから、「メール送信日」は「メールに最初に記載された日」などとまず改めないと、取り置き期限が来る前に別の本が貸出可能になったらまたメール送信されるわいな。これが異なる本がずらずらと並ぶことだってあるし、そうなると、どれが初めて情報が届いたのかがそのメールでは判断できません。前のメールを見落としていたり、誤配信や配信ミスなんて可能性もあります(少なくとも熊本市立図書館ではメールが配信されないミスがあった)。どの本がいつまでに回収されるべきなのか載せてもらった方がいいっしょ。以上、感想コメントでござんした。って隣町図書館に伝わるのかねこれ。


 今旬はあんましネタがないので、てきとーに思い出したことなど。しばらく前に母が弟一家の住む南の島に行ったときのこと。デジカメを持たせてあったので、弟がムービーを撮ったりしてくれてました。もちろん甥っ子が中心になっております。ふむ。で、そのムービーを見たときにこんなシーンが。弟は、自分の100日記念だかの息子の写真をプラスチックのケースに封じてケータイのストラップにしておるのです。で、甥っ子は親のケータイをいじるのが好き(というか電話をしたがる)。取り出した父親のケータイでかちゃかちゃやっていたのですが、私の母がそのストラップの話を振った。「これ誰かな〜?」という感じで。甥っ子答えて曰く「あかちゃん!」それからしばらく会話がなされたのですが、どうやらまだ2歳くらいの甥っ子は、それが自分の写真である認識がない。まあそりゃそうだろう。では、人はいつから写像や鏡像を自分だと認識できるようになるんだろうか。私には子どもがいるわけでもないし、自分の経験や記憶にもどんな感じであったかは分かりません。ほら、動物の前に鏡を置いたりすると自分だと分からずに威嚇したりとかするじゃないですか。いや、だって、みんなして壮大に騙されてるのかもしれませんよ? とかとろけそうな脳みそで思ったりしてみたり。そういや私の祖父の七回忌が今度ありまして。弟一家がまたやってきます。甥っ子でいろいろ実験してみるとしますかー。


 結構またヘバってるので、「デモンズソウル」もあまりやれず。といいつつ、ちょっとはやってる。塔のラトリアのエリア2ボスまで辿り着いたのはいいもののボスに殴り殺されたので別のとこへ。んで、前回あっさり死んだ腐れ谷のエリア1は無事攻略しました。弓使うのを覚えたんですな。毒々しい赤い胞嚢は、弓の狙撃画面とかで見ると、どでかい虫の毒袋だかだと判明。下にくっついてるんすわそれ。で遠くから矢で袋を破壊、はねまわる虫をさらに狙撃。また前回悩まされたデカい住民も遠くから矢でダメージを与えたりするのを基本で、近づいたところを回り込んで倒す。まともに行ってたらこのデカいやつ、すんげー強いっすわ。攻撃一発一発が重い上に、離れてたらダッシュして詰めてくるし、高低差をものともしないし。ともあれボスエリアへ。ムービー開始。どろっとした水の中からもががーと盛り上がってくる黒い塊。ほうほう。それが下半身埋もれた人の形のようになり、これがボス。大きな部屋の回りにぐるりと木の板が通路のように巡らせてあります。ボスはかなり低いところにいて、その名はヒル溜まり。いやそれ名前か!? なんつーか、どっかで見たことあるなーこんな形状。と考え、アップル版ウィザードリィのスライムなグラフィックを思い出す。通路をうろつき降り口を探してると、もがーとヒル溜まりが動く。こいつ、黒いヒルが大量にかたまってるんですが、両手(?)を振り上げ、飛ばしてきましたヒルの塊。うわ、気持ち悪っ。しかも当たった。こちらも全身ヒルにまとわりつかれ、ぞぶぞぶと体力が減っていく。よろよろと歩く姿が我ながらモンスター。シャレにならんです。しばらくしたらぽろぽろとヒルがはがれてって外見は元通りになりましたがね。降り口がよく分かんないまま、持って来てた残り少ない矢で狙撃を試みる。がしがし当てる。ボスは体力メーターが表示されっぱなしなのでどういう状態なのか分かります。ちょびっとずつ体力が削れてってますよ。ところが、うがーと両手を挙げるヒル溜まり。減ってた体力がじわじわ回復。えー!? 矢を射る、回復される、の繰り返しで、ヒル投げつけてこなくなったのはいいですが、ずーっと回復してやがる。こ、これはマズい。やはり降りて直接殴った方がいいかも。と降り場所を探してる間にボス全快、さらに足を踏み外してあっさりこちらは転落死。ぎゃー。2戦目。今度は多少慎重になり、まず状況の見定め。どっかに降り口はないかとうろうろするがよく分からない。矢はいっぱい買ってきたんで、もうしょうがありません、射殺です。ここら辺ならいいかとてきとーにうろついて場所を定め、がつがつ射る。するとヒル溜まり、何だか回復もせずにヒルの塊を投げつけてばかり。しかも投擲されたヒルは足場に当たってるのか目の前で炸裂するだけで、こちらには命中しません。や、ここいいポイントなのか。そのままじりじり体力を削り、ヒル溜まり撃破で、肉体を取り戻す。それからふと、自分が立っていたとこに他プレイヤーによるオンラインのメッセージが書き込まれてるのに気づく。表示させてみる。「狙撃できる場所」うわーまさにその通り。もっと早く見ておくべきだった。


 肉体を取り戻して楔の神殿に戻ると、様子が変わっている。はっ、とすぐに気づく。沈黙の長ユルトが神殿入りしましたな、こりゃ。細い角のついた兜、鎌状に曲がったショーテルを武器とするユルトは、塔のラトリアエリア2で捕まってたNPCです。こいつが神殿入りするのを待ちわびてました。要注意人物で、事前情報をうっかり知ってしまってたせいです。起こっていた変化は、2Fへ続く階段の途中に死体ひとつが転がってたこと。見覚えのないその死体には、ドロップ品を示すソウル状の明かりがほわほわ。拾ってみると、「伝承の戦士のソウル」ははは、2Fですな2F。溜めてたソウルを調整してレベルアップし、ほとんど0にする。2Fへ。2Fにある広間の入口から見えるところに死体がもうひとつ、そして「伝承の戦士のソウル」ははは。この広間時々血痕が落ちてまして、楔の神殿で死ぬ場合はたいてい転落死なんですけど、ここの血痕を再生すると明らかに戦闘をしています。くくく。てくてく歩いて行きますと、端っこの柱の陰にユルト。その足下にメッセージ。表示させると一言「毒」分かりやすっ。私が知ってた事前情報。ユルトは暗殺者で、放っておくと神殿に逃げてきた人達を次々に暗殺していく、というもの。生身のまま、沈黙の長ユルト撃破に成功。まあこのゲーム、NPCと戦って撃破することは可能なんですね。殺すと2周目とかに入らないと再登場しませんが。


 生身を保ったまま、オフラインでゲームをする。ボーレタリア城、ストーンファング坑道、塔のラトリア、腐れ谷のエリア1はすべて攻略しました(城はエリア2まで)。あとエリア1が残ってるのは嵐の祭祀場。そうです。前回黒いファントムに侵入されて肉体を奪われた場所。邪魔されずに攻略しときたかったんですわ。このエリア、空飛ぶエイこと嵐の獣がやたら飛び交ってまして。エイはこちらに気づくと槍みたいなのをがしがし撃ってきます。しかも壁貫通。崖沿いの道で強い金骸骨と戦闘中、これを食らいまくって何度か死んでます。が、このエリアのあちこちに「狙撃できる場所」がメッセージとして残されてたことを思い出したのです。てことは、あのエイ、撃墜できるんじゃないか? 実際弓で狙ってみますと、狙撃できました。なかなか当たりませんが、一発当たりさえすれば撃墜できました。時間はかかったものの、すべての嵐の獣を撃墜してから、安心して崖際の道を進む。以前一度だけうまいことエイの攻撃をかわしまくって先に進んだことがあったのですが、ボス戦の直前で神殿に避難したのです。だって、今まで一度も倒したことのない二刀流の骸骨が番人のように立ってるんですもの。こいつを含めて二刀流骸骨、三体これまで登場してまして。まともに戦闘を挑むと瞬殺されてました。最初の二体はまたスルーして、どうしても倒さないと行けないのはボス部屋の前にいるやつ。こいつをスルーして、ボス戦に乱入されたら目も当てられません。階段を上に下に転がりながら、飛び交う二刀流とすれ違い斬り違い、どうにかこいつを退治。ふひー。武器がどうのじゃなくて、多少はまた私が強くなったというところでしょうか。で、ボス部屋に入る。ヒル溜まりのときのように、吹き抜けで、壁に通路がくっついてます。で、下にいるのは、何かすげー肉ダルマ。三段腹でベロがだらーりと長くて、でっかい鉈を持ってます。その名は審判者。放っといたら、下からベロを鞭のように飛ばして攻撃してくるし、鉈は振り回すしで、大変。少し下に行けたので、そっから審判者の脚下まで一気に走る。うわ、デカっ。で、鉈で殴られて瀕死。回復して、また鉈で殴られ、瀕死。何じゃこりゃあ。慌てて階段登って、最初の位置で戻る。弓で狙ってみる。ダメージを与えたものの、狙撃画面にしてたせいで、飛んできた舌を避けきれず。瀕死。回復する。舌直撃で瀕死。距離を置いてアイテムを使おうとするところにもう一発舐められて死亡。生身よサヨウナラ〜


 ……という辺りで停止中。ソウル体になったんで、またオンラインに戻って審判者を倒しに行くかなあ。まあ、ミッションとかが忙しくて、帰宅したらばたんきゅーな感じなんでいつになるか分かりませんというか、前回買った「ゴッド・オブ・ウォーV」はいまだ封も切ってませんぞ。ちょほほ。ゴールデンウィークとかどうなるんだろうか。


 ということでいつものモンハン話はいつものように。




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 「モンスターハンターポータブル2ndG」な話。 第60回


 「ファミ通」にびっくりな記事がまた掲載ですよ? 「メタルギア」の新作で「モンハン」とコラボらしいです。うわー、トレニャーさんとスネークが話してる! ティガレックスリオレウスとスネークたちが戦ってますゾ!! 当然のように肉焼きもあって、ただ「メタルギア」っぽく、レーション焼きで、ちゃんとスネークが「上手に焼けました!」をするらしい。「メタルギア」とかずいぶんもうやってませんが、俄然興味が湧いてきました。それはそれとして、前回、キリンを狩ったりした話の続きから。



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【雪山雷鳴編】


 前回ダウンロードしてきたクエストのひとつ、「電撃祭G イカヅチの山」を受注。電撃とのコラボクエストで大連続狩猟。大連続とはいえ、敵は2種。イカヅチの山なのです。雷系ですな。フルフル→キリンで、どちらも当然のごとくG級です。まあ、アレです、前回G級キリンを倒して、調子に乗ってた感じで。


 先の経験からすれば、G級キリンとの戦いは時間との戦いになるでしょう。ならば、最初のフルフルをいかにしてとっとと倒すか。装備については、ライトボウガンでジャングルアサルト、G級ナルガ装備。スキルは散弾強化。完全にキリン対策モード。肝心の弾丸も調合素材はレベル3散弾用にして散弾中心。フルフルに対しては、通常弾と火炎弾で行く予定。


 でスタート。とりあえずは山のてっぺん付近にある3つのエリアを目指す。だいたいこの辺りにフルフルいますからねえ。ベースキャンプ跡のあるエリアに入ると、雪の中、何故かネコがいる。アイルーですな。アイルーは、同じネコのメラルーと違って、刺激しなければさほど危険ではありません。第一、メラルーのようにアイテム泥棒しないし。アイルーにもいいやついるし。オトモアイルーとか。で、ここにはフルフルめもいないようなので、とっとと駆け抜ける。ぐるーりとエリアを回るが、標的は発見できず。ううむ、洞窟か、ひょっとしたら麓に下りてるのか。


 で、アイルーのエリアに戻ると、何か大きいのが動いてます。……あ、フルフル。そうか、フルフルだから白いんですな。ここんとこずっとフルフルといえば亜種、フルフル亜種といえば赤なので、フルフル=赤のイメージになってました。つーか、まだこちらに気づいてないフルフルに、匍匐前進して迫るアイルー×2、大タル爆弾を抱えてよろよろ接近するオトモアイルーのポチ。それを横から見る私。ポチはともかく他のアイルーって別に味方ってわけじゃないんですが。うーん、何かいい絵だ。ポチが大タル爆弾でいきなり自爆、気づいたフルフルがアイルーをぶっ飛ばしたところに私がペイント玉ぶつけて戦闘開始。


 といっても相手はフルフル。通常弾をレベル3→レベル2、火炎弾を叩き込み、さらに弾丸が尽きたのでどうすっかなーと思ってたら、何故か記憶にない貫通弾まであったので弱って逃げたところを巣で仕留める。できるだけ急いだつもりだったが、20分針。うぐう。クエスト自体は50分なんで、残りは30分弱。えーと、ここまでに受けたダメージは2つ。アイルーに後ろから殴られたのと、ポチの自爆に巻き込まれたもの。どっちも大したことありません。フルフルからはノーダメージ。


 1分後、キリンがどっかに出現。どうせ3つのエリアのどこかだろうと、駆け回る。エリア移動した途端、正面に突進してくるG級キリン、いきなりはねられる私。ぎゃー、死ぬ死ぬ死ぬーっ。吹っ飛ぶようにして元のエリアに転がり戻る。回復する。戻る。キリンの落雷突進を浴びて吹っ飛ぶようにして元のエリアへ。ぎにゃああ。


 そっから長い戦いになりました。レベル3散弾をばらまきばらまき、キリンが怒ったら回避優先で逃げ回る。レベル3散弾を調合素材込みで全弾撃ち尽くした頃、困ったことに、残り時間はとうに10分どころか5分をとうに切ってました。も、もちっとフルフルをぼこぼこにしてとっとと倒しておくべきだったかーっ。今更嘆いても仕方ないし、今後の反省材料にするとして、レベル2散弾をセット。当初の予想通り時間との戦いです。レベル1散弾もありますが、ここはレベル2で、しかも速射。速射だけに動きが敏捷なキリンには危険なんですがね。速射中は身動きできないし。弾倉にセットし、キリンの動きを見定める。もうそろそろだと思うのです。だいぶ怒らない状態が続いてるし。キリンの突進をかわしざま、くるりと振り返りカメラも向けぬまま散弾速射。飛び散る血しぶき。キリンの突進が終わり、ゆっくり振り返る、そこへ再び散弾速射を、撃つ、撃、キリンが吹っ飛び、「目標を達成しました」とファンファーレ。うわ、何かすげーでじゃ・ぶー。こないだG級キリンを初めて討伐したときもこんな風に2度目の速射で仕留めたような気が……。ちなみに、タイムは前回より切羽詰まってまして、残り時間1:08でした。


 このクエストを成功させたことにより報酬で「電撃2Gチケット」入手。電撃アイテムを作ることのできる専用チケットです。これで作れるのは、火属性の強い弓、ディアソルテアロー。作るのにチケットは4枚必要ですが、報酬で6枚出たのでこちらはクリア。あとはG級ディアブロス素材がちらほら。

 さあて、次はどうすっかなあ。ディアブロス、行ってみるかなあ。





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【雪山鬼踊編】


 ……なんてことをいいつつ、やっぱりせっかくダウンロードしてきたことだしってんで、「鬼の哭く山」でG級ラージャンに挑戦してみんとす。武器は、まあライトボウガンで行ってみますかー。様子見で。とりあえず倒せれば御の字ってとこで。回避優先で、ナルガ装備。合流したらチキンに行って、各個撃破狙い。


 結果。実にこう、あっさりと、クエスト失敗。すんごい勢いで合流され、二頭にぼこぼこにされました。画面の狭しとラージャンがデンプシーロールし、咆吼し、ジャンプし、電撃ブレスを吐き散らし、もみくちゃにされてだいたい必要量の3倍くらいの攻撃を食らいまくりました。恐るべきことに、ラージャンを怒らせることすらできず。うーがー。


 こ、これはもう少し落ち着いてからやりなおすべきだろうという結論に。太刀で行ってもまだ機が熟してない気がします。うむ、逃避です。





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【購入再度編】


 「モンスターハンターポータブル2ndG」がついに400万本突破したそうで。再廉価版出したり、ダウンロード版が出たり、キャンペーン張ったりでじわじわ行ってたんでしょうな。すげーな400万本。


 てな話もあって、他にも思うとこがあって、「2ndG」また買いました。今度はダウンロード版。もちろんUMD版もちゃあんと起動してますよ。値段1600円なんで、ヘタなゲームの中古とかよりよっぽどお安いです。


 そもそも私のPSP、半分モンハン専用機と化してることはこのペエジ読んでる人にはお分かりかと思います。たまーに他のゲームやったりもしますけどね、基本はモンハン。で、何か別のをやろうかとしたときに当たり前ですがUMDを交換しなくてはならないわけです。結構メンドくさい。だったらいっそダウンロード版で、メモリースティックに入れちゃった方がええんでないかい? UMD版でも500メガ近くを高速化のためメディアインストールしてます。ダウンロード版ではそもそもこのメディアインストールが機能しません。いや、だって、メディアインストールされるべき情報もまとめて入ってるしね。その分引っくるめて800メガ前後。恐るべきことに、今メモステに入ってるゲームアーカイブの「メタルギアソリッド・インテグラル」が700メガ……。ダウンロード版ってのは、取扱説明書が画像として入ってるのでぱらぱら見るってのがやりにくいんですが、今更「2ndG」の取説読むわけねーですしな。あと、どれくらい読み込み速度とかに違いが出るのかも知りたかったってのもあります。とにもかくにも売り上げ・こ・う・け・ん


 一応セーブデータをコピー退避させ、メディアインストール部分を削除。ダウンロードしてみる。今回はパソ経由じゃなくてPS3経由で落としたので、データ自体はPS3に保存しておく。まあ、同じアカウントなら、再ダウンロードもできるんですけどね。で、どうにかPSPにインストールしたので、差しっぱなしだったUMDを抜いて、起動。


 まず驚いたのは、起動までの早さ。ま、そりゃこれまではPSPのロゴが出た後にディスクを読み込みに行ってたわけで。それがなくなってメモステから直接起動。それからエラー表示。ん、正確にはエラーじゃなくて、メディアインストールのデータがないのでそっからの読み込みに行けません、というメッセージ。んん? これって、メディアインストールの読み込みをするかどうかとかそういう設定は、セーブデータに入ってるってことか。ま、そりゃそうだ。他に設定保存するとこないわいな。メディアインストールの設定が解除され、起動再開。ふむふむ。セーブファイルを選んでスタート。


 ふうむ。ローディングそのものはあんまし変わりませんな。この部分は、メディアインストールでやってたとこだからねえ。クエストの速度も落ちることはありません。操作にも違和感ありません。てか、そりゃダウンロード版でプレイできないってことはないだろうし。


 あ、そうそう。加工屋とかで武器防具のグラフィックが自動では表示されなくなりました。いちいちセレクトボタンを押さなくては表示されません。むー、防具とかのガラをぱらぱら見たい人には不満かも。ただ、元々のグラフィック表示、拡大や横縦移動はできるけど、回転ができなかったので、正面からしか見ることができませんでした。なので、これがなくなった、じゃないや見るのに一手間いるってのはさほどのことではないかも。


 そんなわけで、ダウンロード版で今後はプレイです。





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【双角氷舞編】


 次なる相手を大決定。「電撃2Gチケット」のからみから、角竜ディアブロスとします。G級ディアブロスはまだ倒してないのです。


 ディアブロスの弱点は氷属性。使い慣れた氷刃【雪月花】でまずは挑戦。防具は高級耳栓のついたフルフル頭巾+竜魂。閃光玉に音爆弾も忘れずに。G級ディアブロスには通常種と亜種がいますが、とりあえずは通常のやつから。するってえと、舞台が旧砂漠だってんで、クーラードリンクも持ってくことに。オトモは赤のトニーで。「砂嵐を呼ぶ者」開始です。


 約30分後、尻尾切断、双の角も砕かれたディアブロスが倒れ伏す。こちらは1死もなし。いや、なんつーか、いい感じじゃん? いくつかディア素材を入手するが、まだディアソルテには届かず。


 別のクエストを挟んで、再び「砂嵐を呼ぶ者」に。どうもこの通常種、旧砂漠の暑いエリアには出没しないようです。ははあ。そういやモノブロスが二頭出るクエストでも通常種は暑いとこにはいませんでしたな。今度のチャレンジでは、武器を変更。同じ氷属性の太刀で、こないだ作ったダオラ=レイドを実戦投入。【雪月花】と比べてみると、データはこんな感じ。


氷刃【雪月花】(攻撃力1344、氷属性200、斬れ味白ゲージ、スロット2)
ダオラ=レイド(攻撃力1296、氷属性320、斬れ味白ゲージ、スロット1)


 つまり、攻撃力は落ちるがその分属性値が高いってことですな。【雪月花】は刀のような形状ですが、ダオラ=レイドは斧っぽい形。好みの問題ですかねー。


 開始後すぐに場所を確認。高台のあるエリアですな。と、背後でどかんと突出音。振り返るとディアブロスが地面から出現しております。うわ、慌てて高台に避難。鬼人薬グレートなどを飲み、こちらに接近して来たディアブロスにはペイント玉を投げておく。


 こちらを認識してるディアブロスはさかんに突進をしてきては、高台に角を突き刺してしまって動けなくなっております。この状態になるとしばらく動きが封じられるのです。で、高台にいる私から見ると、地面ぎりぎりに角が突き刺さってる状態というか、角の上部分は露出してるといいますか。つまるところ、こちらの攻撃が当たります。動けなくなってるディアブロスの頭部をメッタ打ち。しばらくすると角が抜けるのですが、また懲りずに突進。高台の縁付近にいると、震動でよろめいたり、角の攻撃が当たったりするんですが、それに気をつければいい感じで。あんまし高台に誘ったりするパターンはやったことなかったんですが、いいじゃんよ。


 しかも、ディアブロスの落とし物の条件が、まさにこれです。角を壁に突き刺して動きを止められること。そりゃ4回も5回もやってりゃ1回くらいは落とし物が発生しますとも。角を片方折った辺り、いいとこでエリア移動してくれたので、安心して落とし物を拾いに降りる。竜の大粒のナミダ。


 そっからディアブロスを追いかけて尻尾切断。ところで、ディアブロスとモノブロスって地中に潜ります。怒り状態でなければ地中に潜ったときに音爆弾などぶちかますと地上にすぐさま上半身だけ出して朦朧とします。チャンスなのです。音爆弾を投げるタイミングは、頭から潜っていくディアブロスの尻尾の先端が隠れた直後。で、尻尾切断をした場合は、当然尻尾が短くなってるので残ってる部分が消えてからちょっと空けて投げることになります。どうもこのタイミングが合わないことが何度かありまして。んー、これってもしかして。私の予想以上に、ディアブロスがデカい? つまり、切断された尻尾部分もデカいので、尻尾が切れる前ならまだしも(尻尾が消えるタイミングが視認できるから)、尻尾の先がない状態だと読み違えてるのでは? そう感じたので、自分の予想よりもほんのわずかに遅く音爆弾を投げるとほぼ的中。ただし、そっからほんの少しだけタイミングから遅いと、音爆弾の爆発より先にディアブロスが地下で動き、こちらが音爆弾を投げられるような距離にいるのでほぼ至近からの地下急襲でぶっ飛ばされて瀕死になることしばし


 いやあ、G級まで来てまだまだ発見したり気づいてなかったりしたことってあるなあ。ついでにいうと、ここまで来るとディアブロス、元々デカいがさらにデカくなってるので、突進はタイミングを合わせると股間を抜けます。尻尾もかなり高い位置にあるので命中しにくく、多少切断まで手こずりますな。


 おおよそ30分。【雪月花】のときのことを考えると、そろそろかなあ。追い込むかなあ。砥石を使ってから別エリアに逃げたディアブロスを追跡。で、よっしゃ殴ったるー。と駆け寄り、武器出し攻撃、が命中する直前、ディアブロスが倒れ、「目標を達成しました」の文字。倒れたディアブロスの向こう側に、タルハンマーを持った赤のトニー。そういやこいつ、戦闘中にも何度か殴りつけてディアブロスを怒らせたりとかしてやがりました。キルマークもこいつかーっ。


 剥ぎ取りとクリア報酬でディア素材をもらい、加工屋へ。どうにもまだひとつだけ足りない素材があります。あと1回行けば何とかなるかなあ。……誘惑がひとつ。や、やってみるか。前回入手した氷の太刀がもうひとつ。


太刀扇【1万ガバス】(攻撃力912、氷属性500、斬れ味紫ゲージ、スロット1)


 他の太刀と比べると、攻撃力がだいぶ低く、属性値がめちゃ高い。あとゲージが紫デフォルトなんで斬れ味はいいですな。ただし、他のだって、フルフル竜魂装備につけてる斬れ味レベル+1のおかげで紫ゲージから始まるのであんまし関係ないか。すべて紫がついてる状態で比較すると、【1万ガバス】の方が斬れ味が落ちやすいっぽい


 【1万ガバス】はファミ通コラボの武器でして。表示されるのを見る限り、唐傘みたいですよ? しかもでっかく「ファミ通」とロゴが入ってます。まあ、ここで表示されるグラフィックって、武器収納して鞘に入った状態のはず。実際データ本を見ると【1万ガバス】はでかい軍配みたいな感じ。ただし、ゲーム内ではこの姿は実際に狩りに行かないと見ることができません(村とかでは抜刀できないので)。ファミ通コラボの武器防具って、やたら宣伝くさくロゴが入っていてデザイン的にはアレですが、実際どうなんでしょ?


 確かにこのポスター見る限り肩の力どころか体の力が抜ける

 楽しいアトラクションを体験できるような‥‥

(森川ジョージ「はじめの一歩」50巻)


 よしやってみますか。「砂嵐を呼ぶ者」3度目のチャレンジ。スキル付け替えるのも面倒だったので、そのままフルフル竜魂で。斬れ味レベル+1が無駄になってますが、まあどうにかなるっしょ。んで、開始したら、また高台のあるエリア。これは、とダッシュをぶちかまし、いきなり高台に上がる私。背後でディアブロスが出現して咆吼する気配。鬼人薬グレートを飲み、ペイント玉をかまえる。突進してくるディアブロス。跳ね回る麻痺野郎ゲネポス。角を壁に突き刺してもがくところにペイント玉。そこに今度はジャンプして高台に跳ねてきたゲネポス。ついでにランゴスタ。これらを巻き込みつつ、【1万ガバス】で武器出し攻撃。吹っ飛ぶゲネポス、砕けるランゴスタ、もがくディアブロス。うわ、思ったよりデカいぞ【1万ガバス】。なんつーか、軍配というよりもイメージ的には硬い芭蕉扇みたいな


 どかどか殴っていると、練気ゲージが溜まってきました。ちょうど、ディアブロスがまた突進してきて動きを止めたので、踏み込み斬りから気刃斬りへつなげる。「ぽん」……ん? 何か今変な音がしたような……。「ぽん」また。「ぽん」何の音だこりゃ。クエスチョンマークを浮かべたまま、片角砕かれたディアブロスが逃走するのを見送る。あ、落とし物落とし物。竜のナミダ。うわ、前より小粒になってやがります。


 ともあれ、また追跡して本格的に殴りにかかる。通常は、尻尾を先に狙うんですが、高台利用して角を先に一本折ってますな。んじゃ改めて尻尾狙い。ざくざくやってると、すぐに斬れ味が落ちる。うーん、さっき研いだばっかりなんですがねえ。で、いきなり尻尾振りに巻き込まれて大ダメージ。幸い、ベースキャンプの隣接エリアだったので、尻尾巻いて退散する私。ベッドで寝て体力回復。砥石も使っちゃう。このエリアでは、ディアブロスの咆吼や動作音もないので、静かですな。しゃっしゃっと砥石使って、立ち上がるとき、また変な音がした。しゃ〜ら〜ん。なんつーか、「ぽん」ではない、んー、ショウとかヒチリキとかそんな感じのちょっとみやびーな。これってもしかして。とキャンプエリアでいきなり踏み込み斬り発動。「いよぉ〜おっ」何じゃこりゃあ。音付かよ【1万ガバス】、てことはさっきの「ぽん」もそれか。


 ちなみに「ぽん」は気刃斬りが発動したときに出る模様。「ぽん」ざくっ、「ぽん」ざくっ、「ぽん」ざくっ。命中音が間を置いてから来るので何とも締まりがないが、しょうがないんでしょうな。だって命中するタイミングが一定じゃないわけです。相手との相対位置などによって、振り回し始めに当たることもあれば最後にちょっとかすめることだってありますしな。ふんがっ、「いよぉ〜おっ」ざくり。尻尾切断。音爆弾で地中から飛び出したところを「ぽん」ざくっ、「ぽん」ざくっ、「ぽん」ざくっ。閃光玉で動きを止めたところで、下がった頭部を殴りつけ、もう一方の角を砕く。これで部位破壊達成。


 開始後約30分。他の【雪月花】、ダオラ=レイドともにこのくらいでしたか。そろそろ死んでくれるかや。エリア移動したのを追いかける。棒立ちになってるところに向かって「いよぉ〜おっ」ざくり、「目標を達成しました」ファンファーレとともに倒れるディアブロス。ファンファーレが終わるのを待って、しゃ〜ら〜ん。太刀を収納し、舞を納める。


 剥ぎ取りで必要素材が集まったので、ディアソルテアロー作成。


 ディアソルテアロー(攻撃力324、火属性150、防御力+10、貫通3−貫通4−貫通5、会心率+10%、スロット1)


 強ぇなこれ貫通弓か。問題は、今後弓を使うかどうかですが。さあて、次はどうするかねえ。











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 ディアブロスを退治した狩人の前に黒い双角が現れる。攻撃色。体力・攻撃力ともに砂漠の暴君にふさわしいその怪物を前に、狩人はどう立ち回るのか。次回「双角黒撃編」で黒巻き角っ。


 
なお、番組の内容は予告なしに変更することがあります。ご了承ください。



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 ダン・シモンズ『イリアム(上・下)』を購入。これが4月頭ってことは、『オリュンポス』は年末か年明けかなあ。それまで溜めですなこれ。ううむ、早くまた読みたいもんです。




 購入した本:
  成田良悟『バッカーノ! 1710』、川原礫『ソードアート・オンライン4』、新木伸『GJ部』、月村了衛『機龍警察』、ダン・シモンズ『イリアム(上・下)』

 読了した本:
  新城カズマ『さよなら、ジンジャー・エンジェル』、小路幸也『ダウンタウン』、恩田陸『蒲公英草紙』、西尾維新『零崎双識の人間試験』『零崎軋識の人間ノック』『零崎曲識の人間人間』『零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係』、宮本昌孝『陣借り平助』『天空の陣風』、三崎亜記『コロヨシ!!』



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