2010年4月。


下旬。


 さてさて、前回、祖父の七回忌イベントで弟一家がやってきたり、妹がやってきたりしてたのですが、その続きをちらほら。といっても、連中が熊本を去ってからの話です。夜、ミッション場から帰宅してみると母が電話中。んー? どうやら南の島からのようです。何だか母方の実家に電話してみたけどなかったとかいってます。「何か忘れ物?」かと思ってたら、すでに帰宅してビールなど横で飲んでいた父が「そらあれたい、レストランぞ。脱がせたの見た記憶がある」とかいってる。母方の実家、レストランなどのキーワードから推測しますと、動物園に行った日のことですな。忘れ物かと再度問うと、義妹お気に入りの甥っ子のパーカーが見当たらないそうで。もちろんこちらにも置いてありません。ふーん、あ、そうか。ばたばたと自室に戻りまして、ハードディスクに収納してたファイルをぱらぱら。左様、こういうこともあろうかとデジカメ大活躍してたわけで。えーとパーカーパーカー。


 

 あ、これか。なるほどね。これがトラ檻の前で、最初の方。ふむふむ。父が話題にしてたレストランはというと。


 

 ふうむ。たしかにこの時点で脱がせてますな。暖かくなってきたし。じゃあ父が主張してるようにこのまま忘れたのでしょうかね。


 

 あれ? あるじゃん。レストラン→メリーゴーランドと来て、その後のムービーから切り取ったもの。この時点では義妹が持ってますな。ふうむどこまで追跡できるかなあ。


 

 ……あれ? ない? これがディスク・オーに父と義妹が乗って泣いてる辺りのムービーから。この後のムービーをいくつか見ても袋にパーカーが映ってるコマがないようです。てことは、メリーゴーランド→券売機→ディスク・オーの流れであるから、券売機の辺りからディスク・オーに乗る辺りまでの何分かがアヤシイ。かなり場所と時間が絞れてきたので、それを弟に報告する。弟が動物園の方に問い合わせてみるという話になった。


 翌日夜、帰宅してみて風呂入って、食事をして、親に首尾を尋ねる。「それらしきものが管理事務所に届いてるらしい」ほうほう。「で、明日俺が取りに行くことになった」と父。「だから、写真をくれ」……え? いや、プリンターないし。デジカメプリントしにコンビニ行くの今からメンドくね? でもまあ、写真あった方が便利には違いない。数分考え、コンビニに行かず、プリントアウトもせずに解決策を見つける。私のケータイに入れたマイクロSDに写真を入れ、父親のケータイにそれを移植、画像をケータイ内のフォルダにコピーし、ついでに待ち受け画像にセットしてやる。で、マイクロSD回収。ちなみに今回載せたトラ檻前の写真(目線なし)です。翌々日、何故管理事務所が「それらしきもの」とわざわざいってたかが判明。このパーカー、リバーシブルで、保管されてた状態では裏返しで灰色になってたっぽい。そりゃ、水色と灰色のシマシマといわれても分かりにくいわい。


 ともあれ、忘れ物は回収できたので、母などが今度送るからと電話をまた掛けたようで。ついでにうまいお菓子などを仕入れたのでそれを同梱するつもりだったようです。甥っ子に「お菓子送るからね」といったところ、沈黙。どうしたのかなと首を傾げてると、義妹にいつの間にかチェンジ。いつもなら、「いま、おかーさんとかわります」とかいうんですがね。んで「何かあったと?」と尋ねたそうです。「お菓子食べるから御飯いらない、と宣言して、無茶苦茶怒られたんですヨ」怒ったのは弟。このため、「今お菓子って聞いたら拒否反応起こすんですヨ」電話から逃げて、私があげたアンパンマンボールでひとりしょんぼり遊んでるらしい。まあそんなこともあるさね。そろそろ誕生日近いんでほとぼり冷めた頃にケーキでも送ってやるかと考えてみたり。


 ミッション場でのミッションも大詰め。金曜日の休憩時間でのこと。「明日来る?」といえばかなりの数が土曜日出動。でも「自分、来ないデス」といったのはアントニオ。「どうして?」「熊本にいません。ケンガイです」「ああ」と納得。「あれですか、日本語圏外とか?」「そうそう、って何でヤネン」「でもあれだよねー、イスラム圏とか?」「よくいわれるんですヨ。顔、コイからですかネ」「いやでもどっちかってえとイタリアとかそっち系じゃね?」と私。「あるいは南米とか」「南米? それは初めてです。似てますカネ?」「うん、アルゼンチンとかそっち系」んで、月曜日、アントニオがお土産を配っている。「ああ、アルゼンチン饅頭か何か?」「いえいえアルゼンチン最中デス」モチが入ってて結構うまかったですアルゼンチン最中。アントニオは今月いっぱいの契約なんで、また故郷へ帰るか出稼ぎを続けるかなんでしょうかね。不景気不景気。


 熊本市立図書館に行ったときのこと。見慣れぬ機械がまた増えておりまして、こりゃ何だと思ったら、自動貸出機。ほへえ。まあ、ICタグ入れてる本限定(背表紙に丸いシールがある)のようですが、便利、なのかな。タグを解除しないとブザーが鳴ったりしますしね。逆にいえば、それ解除すればいいわけですよね。解除=貸出なわけですから、自動でやって悪いことはあるまい。しかも職員さんの手間も省けるってもんです。ほうほう。ただ、高かったでしょうな、機械導入、何台もあるし。これもICタグ導入の一環ってことで予算入ってるんでしょう。で、その日は予約本が来てるかどうかビミョーだったのです。朝の状況ではステータス「搬送中」で、もしかしたら来てるかもしれない、という程度。で特に返却するものもなかったし、「来てますか?」だけで行くのもどうかと。で、新刊コーナーでてきとーに物色して一冊セレクト。それ持って行く。で、カードを読み取ってもらう。や、利用可能な資料ありまっせ、てな表示。搬送中のが来ましたか。「あ、予約の本、来ましたか」と改めて尋ねる。「そのようですな。ちょっとお待ち下さい」と職員さん。「ああ、これですね」と棚から持ってくる。ちなみに3月に出た新刊本。二冊まとめて読み取りマットに載せ、ぽちっとな。画面に「1冊」と表示される。「あれ?」とお互い首を傾げる。職員さんが表示された資料番号とブツを見比べ、どちらが入らなかったかを調べる。うん、予約してた本でした。入荷はどちらも変わらない時期なんですがね。片方にはICタグが入ってない、という。しかもどっちも本館の本。職員さん「いかんですねえ」と苦笑。いや苦笑してる場合じゃないですよ。「ホントは入ってるはずなんですけどね」当たり前である。入荷した片っ端から入れてかないと後々面倒になる。「まあ予算がいっぱいいっぱいですし」そういう問題か、と思いつつも「自動貸出機とかも入ったみたいですしね」と頷いておく。いやはや。


 昨年でしたか、熊大文芸部の卒業生の人と飲んだ折り、「オブリビオンW」の話が出たのでした。これ、PS3買いましてわりと早い時期に購入して楽しんでたのですが、最近すっかりご無沙汰でした。忙しかったとか、他にやるものがあったとかいう理由もあるんですが、最大の原因は、拡張キットなどを組み込んだ「完全版」が出るということ。で、私が買った「通常版」から「完全版」へのデータ引き継ぎができないという告知が出てたことがあります。ついでにいうとPS3版はトロフィーにも対応してません。で、さらに拡張キットのみの販売も中止になりました。てことは、PS3で新しいのをやるには「完全版」しかなく、なおかつ引き継ぎなしだから一からやるしかないってこと。その予約してた分がようやく到着。

 

 左が「通常版」で、右が「完全版」です。ほうほう。裏返してみますと、

 

 早速開けてみます。「通常版」とどう違うのか楽しみです。

 

 マニュアルの目次です。左が「通常版」で右が「完全版」でございます。ページ数から印刷から何もかも一緒で拡張セットのことなんか一切触れてありません。違うのは表紙だけ。えーと、こりゃいったい何事か。例えば「モンスターハンターポータブル2nd」と「モンスターハンターポータブル2ndG」ってマニュアルがほとんど同じなんですが、どこがどう違ったのか、何が追加されたのかそうしたことはちゃんと区別して記載されてます。当たり前です。その当たり前が、ない。ホントにこれ、追加要素があるんだろうな?


 そして起こる惨劇。Amazonにおける「完全版」のレビュー評価がスゴイことになってます。評価がやたら高い「通常版」とは真逆。理由ははっきりしてまして。このゲーム、箱庭型RPGで自由度が高く、クエストを進めたり進めなかったりしながら世界を楽しむタイプです。戦闘は一人称アクションで、どっちかってえとメインじゃないので、もっさりした感じです。その戦闘における効果音一切なし。「通常版」にはあります。同時発売だったX360版にもあります。PS3だけがない。で、エフェクトが特にあるわけじゃないんで、こちらの攻撃が敵に当たってるのかどうかもさっぱり分かりません。相手の攻撃がこちらにヒットしたかどうかも判然とせず、体力が減るのでそれと分かるだけ。当たってるかどうか分からないので距離の取りようもありません。何これ。メイキング終えて、ゲーム初めて数分で分かるようなバグ完全放置。つーか、これ絶対デバッグしてねえだろ。ロード時間が通常版より長く、処理オチが頻繁で、フリーズもしました。ネットでは、PS3のクラッシュもあるようです。シャレになってません。しかも、笑えることに「完全版」のレビューでファミ通が叩かれまくってます。そりゃそーだ。だってPS3とX360は別々に評価されてるんですが、得点同じで、バグには一切触れずオススメになってましたからね。ホントにプレイしたのか、ユーザーに対しての発信になってるのかって話で。私は通常版手元に持ったままでしたが、完全版のために通常版手放した人もいるわけです。ユーザーなめんなっ。これまで、ゲームソフトを批判してきたことってありますよ。すぐに売り払ったものもあります。でもそれらは、ゲームがつまらなかった、とか環境が違ってたって話で。今回のはゲーム以前の問題ですわな。ちなみにこの会社、「フォールアウト3」でも完全版出した途端、バグがひどかったらしく、フリーズもひどく、問い合わせしたらサポートが「たいていの人はちゃんとできてます」と相手にしなかったそうで。ひどい会社だ。22日発売で、散々叩かれ、28日に調査中、そのうち報告しますてな告知がサイトに掲載、2日後修正パッチ配布。ああ、告知出してから2日で解決するような問題放置して流通させたわけね。しかも、修正されたのは効果音のみ。他のバグはすべてまだ放置です。ついでにいうと、ネット環境のない人たちも完全放置ですよ。通常版より遙かに欠陥品な完全版ってのはどうかと思います。ローカライズしたのは、本国発売元の日本支社。まあ、その程度の会社なんでしょう。もう買おうとは思いませんな。てか、クラッシュについてはまだ確認とかされてないようですが、怖いので止めました。通常版で十分です。値崩れする前にとっとと売りに行こうと思います。


 もひとつ、予約してたブツが到着。

 

 じゃん。「スーパーストリートファイターW」です。特典がついたコレクターズパッケージ。しかも、

  

 「イーカプ限定版」です。イーカプコンってカプコンのオフィシャルショップですな。「モンハン部」所属して、イーカプの会員にもなってましたからね私(で昨年夏に扇子とかマグカップとか買ってる)。それにしても格ゲーですよ。格ゲーなんてすげー久しぶり。何年ぶりかしら……いやいやいや、去年やってたじゃん「ソウルキャリバーWデスティニー」クレイトス先生が出てくるやつ。公式サイトで「スパストW」は前から見てましてね。プロモーションビデオがかなりかっちょええんすわ。でまんまとやってみたくなったと。「コレクターズパッケージ」はそのPVがまとめて入ったディスクとかアートブックとかサントラがあります。ふふーん。


 その昔、「ストリートファイターU」はやりました。親指がずきずきするくらいやりました。「U’」「Uターボ」辺りまでですかね。文芸部とかで対戦とかもしてましたっけ。それ以降はこのシリーズまったく触れてませんでした。で、「W」が一年くらい前に出てるんですが、それも触れず。ただ、「W」がかなりお祭り的なものになってるというのは知ってたんですね。公式ブログとか読んでると、私のような、一度離れた人たちにも触れてほしいスタンスで作られたっぽい。そんなにうまいプレイヤーでもないですが、触ってみる分にはいいかなと。


 で、やってみた。親指ずきずきです。昔散々やった昇龍拳(右向時に下→左→左下→パンチのコマンド入力)も自然にできました。竜巻旋風脚も波動拳も出せました。うわ、楽しっ。てか、すげー懐かしいっス。ベガとか出てきますが、その動きに覚えがありまくり。グラフィックは向上し、別物のようになってて、技やらコンボやら追加されてますが、基本的なところはちゃんと押さえてある感じで。なるほどこりゃ久々の人でも大丈夫ですな。技系統に関しても、イーカプ特典の、

  

 これが大変便利です。このコンボ表、カレンダーみたいにめくれまして、1ページに1人ずつキャラの技表が書いてある。ぱらぱらやって必要なときに見れます。結構デカいんで見やすいし使いやすい。攻略本などの方が詳しいには詳しいのでしょうが、めくりにくいし、放っとくと閉じちゃうしね。


 また、これがシリーズどのどの時点で追加されたのか、「W」辺りからでしょうか。対戦の待ち受けとかができます。アーケードモードとかやってるときに待ち受けを設定してますと、対戦相手が来たら対戦モードに入れるというもの。つまるとこ、これって、アーケードの対戦乱入と同じですよな。レベルとか細かく設定できるので、フィルタリングもできますし。楽しいかも。まだまだ私は出てくるキャラの大半知らないような状態で、技も覚えてる途中なんで、対戦とかはせずにもっぱらトレーニングとかアーケード待ち受けなしでCPU相手にちまちまやってますが。そのうち対戦でびゅーとかもしたいところ。また、条件を満たせば対戦のリプレイもアップロードできます。こうしたリプレイを鑑賞することもでき、評価したり、HDに保存したりといった観戦モードもあります。この辺りも楽しめそう。


 ただ、すべての面において満足というわけでもありません。ひとつには、各キャラの追加コスチュームがダウンロード販売だということ。これは「W」もそうだったようですがね。一昔前のゲームって、こうした追加要素って、ゲームに組み込まれてて、一定条件を満たしたら開放されるみたいな感じだったと思うのですよ。最近のゲームだとお金で買うという。ネット環境のない人には望めないものです。もうひとつ、各キャラに個別のオープニングとエンディングがあるんですけど、これが画質があまりよくない上にショボい。大きな一枚絵をゆっくりスクロールさせながら、ボイスと字幕がかぶってるだけ。何だそりゃって感じで。PVレベルのものがそれぞれついてたらよかったんですがねえ。まあストーリーには期待してなかったんで、他の面で値段分はたっぷり楽しめそうだしいいですけどね。


 さらにもうひとつ、予約してたブツが到着。

 

 PSPのメタルギア最新作「ピースウォーカー」です。なんちゅーか、すげーですこれ。冷戦時代を扱っていて、ソニーのウォークマンが出たばっかりで、重要アイテムとして登場。ゲームはクエスト、じゃなかったミッション式で、キーになるミッションをクリアしていくとストーリーが進んで行く方式。そのミッションのブリーフィングやヒントがカセットテープに録音され、記録されてる設定。なので後から聞き直したりできます。もちろんフルボイスで、なおかつちゃんとテープに録音したような音になってます。「メタルギア」をちゃんとプレイするのはPS2の「ソリッド2」以来のような気がします。メモリアルボックスとか持ってるのにね。すごい懐かしい。で、楽しい。基本、スニーキングで、敵に見つからないように隠れん坊しながら行くゲームです。他のゲームにはあまりない感覚なので、慣れるまでしばらくかかるかも。操作も覚えるのに一苦労のようです。


 マザーベースというのがあって、そこで武器の開発をしたり、傭兵を派兵してお金稼いだりとかもできます。その人員は、ミッションで捕虜にして回収した兵士たち。これがあっさり寝返って部下になります。ミッションによっては、主人公スネークが選択できないものもあるので、そうすると実戦部隊の中から選ぶしかありません。でもスネークに比べると弱いですわな。そうした部下たちもミッションをこなせば成長したりするようです。てか、育てなくちゃいかんわいな。まあぼちぼちやってきましょう。


 「ピースウォーカー」のAmazonカスタマーレビューがまた面白いことになってます。フリーズの話が出てるのです。でもそれにかぶせるように、フリーズするのは不正ダウンロードしたもののみという話がたくさん出てます。DSのソフトなんかでもそうしたものがあるようですがね。不正ダウンロードして、ソフトのコピーを入れ、それで遊ぶやつ。PSサイドは、OSに当たる部分をアップデートし、ダウンロード販売などでは機種認証を行ったりすることで対応してってるわけです。「ピースウォーカー」にもそうした対策が入ってる模様。それを知らずに不正ダウンロードでやったプレイヤーがネガティブ評価を上げ、それに対して正当なお金を出して購入したユーザーが噛み付き返すという構図。このゲーム、音声ファイル等インストールして早読みできたりするのですが、一度スリープモードに入ったりするとこの自動読み込みがカットされます。で、すぐにメッセージが出てきて有効に戻るんですが、おかしな仕様だと思ったのですよ。だって携帯ゲームですやん。気軽にスリープしたりしますやん。「モンハン」なんて立ち上げっぱなしでしたよ。フリーズ対策に関わってのことでしょうか。ただネットを見ると、すでにこれを不正対策の回避などがアップされていて、何だかなあと思う。中古だろうと新品だろうとちゃんとお金払って購入してるユーザーからすると、こうした不正については、ぶっちゃけ一発でPSPなりDSなりが破壊されるようなことにしちゃえばいいと思います。


 ともあれ。まだ操作も覚束ないのでちょびちょびやってます。センスのいいとこや笑えるとこもあり、特にシリーズの有名アイテムであるダンボールに関するチュートリアルには笑いました。スネークの食いつきがよすぎです。ダンボール万能主義者ですかあんたは。今回は不要なアイテムとかをダンボールに入れてマザーベースに送ることができるんですが、「おお、ダンボールにそういう使い方があるとは」みたいな発言して、いやそれが本来の使い方なんだがとか突っ込まれてるし。メタルギアのダンボールは人が隠れるためのものなのです。いやーこれも楽しみなゲームです。


 そんな感じでゲームやったり、ゲームやったり、ぼやいたり、本読んだりしてます。ミッションもやってます。連休かー。どうやら連休は連休のようですがどうすっかなー、というところ。


 ということでいつものモンハン話はいつものように、で、プレイ時間も今回またしても激減です。たっぷりやりたいところですがねえ。連休、どうよ?




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 「モンスターハンターポータブル2ndG」な話。 第62回


 今回もネタが少なめです。あんましやれなかったからというのもありますが、まったりモードに入ったせいもあるかも。まあそのうちなんとかなるでしょう。あ、そうそう。今回からコミックの引用は止めにしました。飽きちゃったし、ネタ本を弟が掃討、もとい相当売りさばいちゃったので。



* * *


【狩活再考編】


 ネットなんかを見ておりますと、年末の「3rd」に備えて、「2ndG」をまたプレイしだしたりしたというようなブログがちらほら。雑誌のいんたぶーとかでも、カプコンの辻本氏とかが狩りのリズムややり方を思い出すためには「2ndG」をやってるのは役に立つみたいなことをいってましたな。そもそも「2ndG」→「3rd」へのデータ引き継ぎはないと明言されてるので、キャラクターとしての得はないものの、プレイヤーには得があるという感じでしょうか。


 眺めていて、ふっと思ったのは、やっぱり「モンハン」で重要なのはプレイヤー経験値の蓄積かなあとか。「モンハン」ってパワーレベリングができるんですよね。パワーレベリング、すなわち強いキャラクターに付き添ってもらってクエストをクリアしてってハンターランクだけ上げたりすること。いかに武器防具の強化素材が自分で入手しなくてはならないとはいえ、パワーレベリングすればソロクエスト限定の素材以外は手に入ります。クリア報酬は丸々ですし、他の人がボスモンスターを倒してくれれば剥ぎ取りも可能です。ソロ限定素材ってのは、「2ndG」などでいえば、一角竜モノブロスや炎妃龍ナナ・テスカトリの素材とか。これらのモンスターはソロ用の村クエでしか登場しないので、当然ながら狩るためにはソロでやるしかないのですな。「モンハン」はたくさんあるそのランクのクエストの内、キークエストをクリアしていくと上のランクになるための緊急クエストが出現します。ということはすべてのクエストをクリアする必要はなく、一直線にハンターランクを上げることもできるんです。ところが、回り道せずにそれをやったらどうなるか。ひとつ、素材が十分に溜まらず装備の強化ができない。もうひとつ、こちらの方が重要なんじゃないかと思いますが、腕が上がりません。そりゃそうだ。他の強者たちに敵を任せてクリアしてるわけですから。ハンターとしての腕を上げるには、やっぱり自分でやるしかないって部分も大きいと思うのです。


 ただ、やり方次第という気もします。上のランクの人に手伝ってもらうにしろ、そこから得るものはあるのでしょう。積極的に参戦して腕を磨くこともできるでしょう。ただその際には協力プレイなんで、邪魔をしちゃいけないと萎縮したり、邪魔になるからといって引っ込んでろといったりてなことがないようにしなくちゃいけませんがね。逆に、ソロ専門でやってても、得ることができないって人もいるようで。


 こないだ祖父の七回忌イベントで妹が熊本に来てたんですが。去年の6月くらいに「2nd」をデータ本付で貸しておったのです。今回はPSPも持って来てなかったんですが、とりあえず聞いてみた。「やってみたか?」「やったというか、まだやってる」おお、、そりゃすごい。では気になるのは、「どこまで行った?」ということで。「アレ、何、難しいよ、強いし、全然進まん!」と憤然。「えーと、どこら辺」「最初の方」「敵は?」「何か、雪山の鳥みたいなやつと……沼地の変なやつ」ぽくぽくぽくちーん。何となく敵が分かってきました。つーか、それって……もしかして、集会所の★1とか★2のレベルじゃね? 「2nd」の★1〜★2ってキークエストなしの練習用(最初から★3まで開放されてる)で、素材も他のレベルとは違うタイプです。「変なやつって光るやつ?」「……分からん。とにかく変なやつ」分からんって何ーっ!? 私が推測したのは雪山のがフルフル、沼地のがゲリョスだったんですが、それすらよく分からない状況。「えーと武器は何を使ってる?」「剣」「剣って……4種類くらいあるんだけどどんなん?」「よく分からん」分からんって何ーっ!? 大剣、太刀、片手剣、双剣でまったく違う動きや操作感覚なんですけど。「とにかく攻撃が当たらない」どうやらがちゃがちゃボタンを押してはまともに動けない様子。てか、よくそんな状況で一年間も続いたもんだ。サイクルとしては、ボスモンスターにやられる→すごく悔しくてリセット→ほとぼりが冷める→またやる→ボスモンスターに(以下省略)ということらしい。敵を倒してないもんだから、素材も集まらず、強化もできない。「全然強くならん!」当たり前だ。 モンスターの名前も武器の名前もいえない妹に「もう向いてないだろそりゃ、ソフト返したまえ」といったものの、「まだやる。返さない」と断られる。でもなあ。


 「モンハン」って時間掛けたからって、それに比例してうまくなるとは限らないゲームです。妹はシンプルなコンピュータRPGのように時間と手間を掛ければその分レベルアップするようなゲームは得意なんですな。よくレベルをカンストさせたりしてたし。つまるところ例えば有名RPGでいったら、そりゃ、スライムを何億匹も大虐殺するだけの根性と時間があれば、レベルはひたすら上がるわけです(ただレベルが上がるほどスライムは逃げ出しますが)。でも「モンハン」って例えば草食動物のポポを何十、何百と殺してもうまくなるわけじゃないし、ついでにハンターのレベルも上がるわけじゃなし。


 あと、ほとぼりが冷めた頃にやるってのもどうなんかと。私が初めてフルフルを狩ったとき。手持ちの防具と武器、現状入手可能な防具と武器、スキル構成、どのように戦うかといった戦術まで考えた記憶があります。考えた挙げ句、翼の戦を突っつくというオペレーション・チキン・ウイングだったわけですがね。あれって、ずーっとフルフルの動きを考えて、試してったときに辿り着いたとこでした。この感覚、今もまったく変わってなくて。前回書いた「アメザリカーニバル!」だってそうで。どのスキルで行くか、どういう弾丸構成で行くか、どういう戦い方をするか、ずっと考えてった末に、G級ナルガ・自動装填・通常弾+属性弾というところに辿り着いたのです。これって別に攻略サイト見たわけでも、データ本の攻略法に書いてあるわけでもなく、自分なりに突き詰めてったものでして。そもそも「アメザリカーニバル!」ってダウンロードクエストだから、4人までの協力プレイもできるのです。強呂奥プレイをする環境にあるなら、別の戦術、別の装備になったかもしれません。例えばひとりが囮になったり、罠を仕掛けて動きを止めたところにタコ殴りとか。


 で、今旬、G★2で残ってたクエストのひとつ、「最強の矛、最強の盾」を受注しました。「アメザリカーニバル!」は水上闘技場で、ダイミョウザザミ亜種とショウグンギザミ亜種の同時狩猟でした。「最強の矛、最強の盾」は大闘技場で、、ダイミョウザザミショウグンギザミの同時狩猟です。大闘技場で蟹を同時狩猟ってのはソロじゃ無理だろうとか思ってたわけですよ、昔は。しかし、亜種亜種を退治してます。その経験と知識があります。やってみました。「アメザリカーニバル!」と装備同じ、スキル同じ。これが、5分針でダイミョウザザミを沈め、20分でショウグンギザミまで討伐。実にこう、あっさりと。まあ、「アメザリ」と違って、亜種亜種じゃない上に、天井がないってのがデカかったですがね。天井がないからギザミが上から攻撃してくるってのもないし。あとやっぱり、「アメザリ」での経験と蓄積が大きかったかと。


 かつてイャンクックに勝てませんでした。フルフルにも負けてました。ドドブランゴにもティガレックスにもナルガクルガにも。ガノトトスに苦戦し、ヴォルガノスに3落ちしてきました。太刀を使い出した頃にはもっさりした動きで思うように行きませんでしたし、ライトボウガンでも弓でも苦戦しました。


 。それらの敵の動きは覚え、倒してきました。太刀では接近してから張り付くようにした状態で回避し、斬りまくります。ライトボウガンもかなり実戦に馴染んでいます。


 そしてそろそろまたやってみるかと双剣とガンランスを使い出しております。つってもまだ2回ずつくらいですが。双剣はともかく、ガンランスはこれまでとまったく動きが違うので馴染むまでに時間がかかるかと思いますがね。でもそのうちできるようになるという気もします。乗り越えますとも。時間掛かってもね。で、何系統かの武器をこなしてって「3rd」に移行していく形になるかなあ。


 キリンに行ったり、魚狩りに行ったり、上位クエストとかで双剣やガンランスを試したりしてるうちにゴールデンウィーク突入でしょうかねこりゃ。ああ、G★2に残った最後のクエスト「燃える大河」もどうにかしたいなあ。こちらはヴォルガノス×2の同時狩猟ですが。うぎゃー。











* * *



 のんびり狩猟生活は終わりを告げ、再び緊迫した狩猟場に戻る狩人。次なるは黒い双角竜。角に尻尾に宿る圧倒的な力。次回「双角黒嵐編」で雌ディアブロスっ。


 
なお、番組の内容は予告なしに変更することがあります。ご了承ください。



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 ネットのニュースを眺めておりましたら、ソニーがフロッピーディスクの販売を終了するそうな。へー。フロッピーとかそりゃ今は使わないもんなあ。フロッピーが1.4メガくらい。ケータイとかに入れる爪くらいの大きさであるマイクロSDでもその1000倍くらいは最低ありますしねえ。これも時代か……。




 購入した本:
  三輪清宗『白梅の鮮華』、田口仙年堂『本日の騎士ミロク4』、久保田悠羅・丹藤武敏/F.E.A.R.『アリアンロッド・リプレイ・アンサンブル』、小路幸也『スタンド・バイ・ミー』、アサウラ『ベン・トー5.5』、北野勇作『メイド・ロード・リロード』

 読了した本:
  ロイス・マクマスター・ビジョルド『チャリオンの影(上・下)』、久保田悠羅・丹藤武敏/F.E.A.R.『アリアンロッド・リプレイ・アンサンブル』、近藤史恵『サクリファイス』『エデン』、西尾維新『零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係』、輪渡颯介『狐憑きの娘』、小路幸也『東京バンドワゴン』『シー・ラブズ・ユー』『スタンド・バイ・ミー』『マイ・ブルー・ヘブン』



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