2011年2月。


上旬。


 ちょっと風邪気味な今日この頃でございます。げほげほ。まあヘビーなやつでもなくて、ちとノドがエヘン虫な感じ。んで、たまーに夜とか悪寒が来るときもありますが、これはまあよっぽどヘバってるときでしょうか。ともあれ、風邪薬を飲み飲みミッションをこなしておりまする。内勤時はともかく外勤になったときがまだ寒いですしねえ。


 しばらく前にテレビが壊れた話など書きました。今度は電子レンジ。使ってたレンジはかなり年期の入ったもんでして。ドア部分の右下に色の違う取ってのような部分があり、そこ引くとまずドアのロックが外れ、さらに引くとドアが開く感じ。で、その日は朝から私、家にあったハンバーガーなどを温めて食べてミッションへ。夜帰宅してみますと、レンジが使えなくなったという話で。聞いてみれば、ドアのロックが外れなくなったそうです。ロックが外れないのでいくら引っ張ってもドアが開かず。さらに聞けばしばらく前からわりとそういう現象が起こってて、ロックの部分が壊れかかっていた模様。「いや、朝、使えたよ?」といえば、「さっきまで使えたといえば使えたのである」との返事。一度使うために開け、レンジを使用し、開けようとしたら開かず、引っ張ってたらいきなりぱかんと開いたらしい。で、扉を閉めたらまた開かなくなった。今度は徹底的にである。力込めても動かず、レンジから取っ手だけもげそうになる。ひ〜っ。レンジが使えないかー、と思っていたら翌日、帰宅しましたところ新しいの導入。今度のはオーブンレンジです。前のはオーブンじゃなかったのです。父が購入してきたということでセッティング中でございました。購入のポイントは、取っ手が上に付いててかぱっとロックとかなしで開けられるという一点のみ。何だかなあ。


 電子レンジは新しくなったものの、祖母などはそれにまだ対応しきれてません。つーか、こちらもだいぶ年期が入っているので、これまでフツーに使えていたものがちょっとだけ使えなくなったり、また使えるようになったりということもあります。先日のこと。母親経由で聞いた祖母の話。その日は母が早朝からおらず、父、私の順で朝から出かけていったと。父は出るときに玄関の鍵をかけていきました。私は出るときに当然鍵を解除し、外に出てから鍵をかけるわけです。鍵は内側からは縦長のスライドバーをがちゃんと下ろすような感じ。下ろすと閉まり、上げると開く。んで、祖母の話では、父と私がそれぞれ出て行くときに鍵をかけていったため、ダブルで鍵がかかってしまい、内側から開けられなくなった、とのこと。最初聞いたときに話が飲み込めず、首を傾げましたともさ。ええ、どうやらスライドバーが下りてる状態なのをさらに下ろそうとしていた模様。つまり、バーを↓すると鍵が開くものだと勘違いしたようです。そりゃ開かんわ。話にはまだ続きがあり、母に向かって「そこはあたしゃ頭のよかとこたい」と得意げに前置きして、自分のやったことを語ったそうな。すなわち、「裏から鍵ば持って出て、外から回して開けたたい」そりゃ開くし、スライドバーも関係ないですわな。ちゃんちゃん。いや、でもそういう発想を面白いと思う自分もいたりしてちょっぴり複雑。


 最近のことなんですが、そんな祖母が通ってるデイケアをしばらく前に辞めた人×2が、自分たちが送迎していた年寄りの家を訪問し、宗教活動を行っているという話が、デイケアの方から緊急回覧で伝わってきた。手口としては、「自分はもう辞めちゃったけど、どぎゃんしとるかなー、と思って顔ば見に来ました」という導入。まあこういうこといわれると、顔見知りではあるし、悪い気はしない。そんで上がり込んで話すうちに宗教勧誘に至るわけで。その2人組、うちにも来ました。うちの祖母は、耳が遠いこともあって、あまり人の話を理解しないまま頷いたり相槌打ってたりするんですよねえ。たまたま日曜だったこともあって、父も母も在宅。ただし、両親が気づいたときには家に上がり込んでいたそうで。どうにか帰ったものの、やっぱりあんまり分かってなかった祖母が「また顔見たくなったら来なっせ」などといらんこといったせいで、ホントにまた来そうな感じ。ふるふる。翌日のデイケアでは年寄りの間でその話持ちきり。あんな風にいわれて顔見せたら断り切れんよねえ、というような話になったらしい。私がいたら迷わず追い返したと思うがねえ。


 朝出かけまして、原付で走っていましたら、目の前の車がやたらふらふらしております。かと思えば、何もないとこで突如ブレーキ踏んだり。折しも交通安全週間か何かでぽりーすが交差点ごとに立っているのですが、その辺じゃみょーに大人しい。さてはヒゲでも剃ってるかケータイ電話でござるな。前方赤信号でほぼ停止したのを確認の上、車を横から追い抜き際、ちらりと見る。……栗を食べていた。しかも両手で皮をむいている。そりゃふらつくわ。多分急ブレーキは、皮むいてて、力を入れ、ばくん、とむけたときに思わず踏んだのだろう。もうちょっと食うものを考えるか、手段を工夫しろといいたい、というか取り締まれぽりーすめん


 忙しくてなかなか本屋にも寄れないのですが、こないだ久々に行きましたら栗本薫の新刊が出てました。

 

 グインの新刊!? 昨年栗本が亡くなり、未完だった本伝最終刊『見知らぬ明日』が出た話を書きましたが、

 

 帯にも「最終巻」と書いてあります。『見知らぬ明日』が正伝130巻であったのに対して、こちらは外伝22巻。くるりと裏を見れば、

 

 なるほど文庫グインという本体にこれまで入っていなかった短編を集めた形なんですな。「これが、オリジナル・グイン・サーガ最後の巻です」とあります。……ん? 「オリジナル」? 何故わざわざこんな言葉をつけるんですかね? と思ったら、

 

 雑誌形式の文庫として他の作家が書いたグインが刊行される!? しかも、

 

 牧野グインとか! この帯だと4冊刊行でストップするみたいですが、好評なら続けてほしいなあ。


 ゲームの話。といっても、モンハンはもうやってないなあ。プレイした記憶が飛んでるとかじゃないですよ。代わりに「ほりあてくん」をやってくらくらしたり、あーあとアーカイブスでスパロボやってますな。これはしばらく前にバンダイナムコがアーカイブス配信したもので、「第2次スーパーロボット大戦」「第3次スーパーロボット大戦」「スーパーロボット大戦EX」が同時に出たのです。PSPで新しいのが出るとかいう話なんで、それの前フリとして出したのかなあというタイミング。他のもそのうち配信されるようですが。ともあれ、スパロボ、いろんなアニメのロボットが登場するウォーシミュレーション。実は、私、やったことなかったんすわー。相変わらずバンナムはいかれた価格で出してましたが、800円で「第2次」を購入(他のは1000円)。プレイ中。いや、これ、なんちゅーか、いろんな話を混ぜ合わせて作っているので、元になった話を知らないとよく分からない会話とかありますね。例えば私なら、ガンダム系の話はわりと分かるのですが、ゲッターロボやマジンガーZはぼんやり気味。同様にして、このゲームの各ロボが使う技も元を知らないと「懐かしい」とか「おお!」とか思いようがないですな。あと、歴代ガンダムだけSDキャラに目がついてるんですがこれはどういう仕様なのか。今使用可能なガンダム、Zガンダム、ZZガンダム、F91、サイコガンダムのすべてに黒目がついてますともさ。ちまちまやるのは意外に楽しく、音楽も戦闘画面ではそのテーマがかかっていたりしていい感じです。ただいかんせん、いきなりキャラが途中離脱したり、パワーアップとか精神コマンドとかの使い方が分からなかったりとか不便な点も多い上、疲れてるので途中で意識が飛びかけたりします。あー、今ドズル・ザビのビグ=ザムと第2戦やってるとこですが、ビグ=ザムと直接衝突するというマップのボス戦で意識が飛びました。寝ました。ふー。まあ800円くらいは楽しめると思います。


 「エースコンバット」最新作がPS3で出るらしく、そのPVがプレイステーションストアにあったのでダウンロードして見る。システムの説明とか一切なしで、延々ドッグファイトしておる。しかもほぼすべてが都市上空とかコンビナート上空とか。「防衛線内に切り込む敵影を確認」とかプレイヤー機側でいってるので、侵入してきた敵機と戦っているのでしょう。って、いや、都市部、ビルの間で空中戦とか、どんだけ防衛網が抜けてるんだか、という気がして仕方ない。そこまで侵入される前にスクランブル発進するような……。


 紫野貴李『前夜の航跡』を読む。ファンタジーノベル大賞らしい。連作短編集。戦前の海軍を舞台にした幽霊もの。最初に除霊などをこっそりやる部署の人たちが描かれ、この連中が主人公となるのかと思ったら、こいつら出てくるの、最初の話と最後の話だけだし。除霊をするのは仏像の彫刻家で、木彫りでいろいろ彫って怪奇現象を起こしたり鎮めたり。んー、ぶっちゃけ大人しすぎるかなあ。読んでみて、心に残るようなものがなかった。各エピソードの話もあまり結びついてないし、最終話で東京創元社式にがつんとくっついてすべてが引っ繰りかえる、といおったサプライズがあるわけでもなし。読みやすかったけど、平板。次は読まないでしょう。


 風邪からぼちぼち復活。でもミッションは忙しいまま。電撃文庫の新刊とかたくさん購入したけど、読む暇がなかなかないのです。くっすん。それにしても今年の電撃、受賞作多くね? 大賞×1、金賞×2、銀賞×2とか。レベルが高かったのか、賞のラインが低くなったのか。ラノベはすぐ増殖するので、積ん読本の処理を早めにやりたいんですがねえ。




 購入した本:
  河嶋陶一朗/冒険企画局『シノビガミ乱 不帰城』、小川一水『妙なる技の乙女たち』、栗本薫『ヒプノスの回廊』、本田誠『空色パンデミック Short Stories』、川原礫『アクセル・ワールド7』、成田良悟『デュラララ!!×9』、和ヶ原聡司『はたらく魔王さま!』、蝉川タカマル『青春ラリアット!!』、三枝零一『ウィザーズ・ブレイン[(中)』、広沢サカキ『アイドライジング!』

 読了した本:
  河嶋陶一朗/冒険企画局『シノビガミ乱 不帰城』、紫野貴李『前夜の航跡』



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