上旬。
さて。
久々に飲み会の約束などしまして、1日。いつものように遠方でミッション。ただし、この日は、他のメンツより早上がりをするため、通常車で輸送のところを原付でわざわざ出向く。予定通りとっととミッション切り上げて移動。途中本屋で時間調整などをしつつ、熊本大学へ到着したのが予定30分前。コンビニで「ウコンの力」を飲み、そのまま居酒屋へ。文芸部部室に寄ってみるという手もあったんですが、ここんとこずっと顔出してないし、現役組に顔見知りいないしで、スルー。ぽてぽて歩き、ながら諸々考え事。考え事してたんで、姿勢を安定させるため無意識のうちに
腕組みして高速移動。んでふと気づく。
何私M澤先輩ウォーキングしてますか? 学生時代このポーズで高速移動されてる文芸部の先輩がいらっしゃったのですな。ああ、この姿勢、
わりかし考え事にはいい感じです。転んだりしたら危ないけど。そのまま現場到着が15分くらい前。しばし待っておりますと、定刻よりちょい早めに市役所の人登場。会うなり私、黒髪近辺に住んでるであろうこの人に「
VIPはどこに消えた?」と質問する。いささかローカルな話題ですが、熊大に来る途中、大江から子飼橋を渡ってきたのです。途中、ボウリング場兼カラオケ屋兼ゲーセンのVIPという店があるのです。てかあったのです。ところが久々に通りがかってみますとビルごと存在しない状態で。昔何度も行ったことのある店だったのでびっくり。さらに子飼橋の横に橋桁ができつつある。「子飼橋は拡張されるのか?」と追加で尋ねることに。市役所の人曰く、VIPは結構前になくなったようです、子飼橋は掛け替え工事なので2倍の広さになるわけではありません。ほうほう。ついでに、ひょいと尋ねましたが子飼商店街の入口近辺がならされてるのはその掛け替え工事にからめてのこと?
VIP跡 建物 掛け替え工事中 商店街入口 道
道道道道道道道道橋橋橋橋橋橋橋橋橋橋道道道道道道交差点
道道
現在こんな感じ↑ 相変わらずテキトーに書いてますが。わりと一直線につながってたのですが、こちらの予想通りだったようです。ふむう。便利になるんでしょうが、
よく知った場所が様変わりするのは寂しいかもです。そんな話をしているうちに将棋部部長が来たので、3人で飲み食い開始。
近況などから始まり、いろいろと話をしました。昔から知ってるメンツなんで容赦ない会話とかもありました。将棋部の人は、現在講師をされておられまして、サブカルを教えてるそうな。
サブカルは教わるもんじゃねえ、染まるもんだ、などと勢いに任せて発言する私。ツイッター小説とか、いろいろと現代の環境、技術に応じたものが発達してるのだなあと改めて感じる。そういうのを使いながらエッジの効いた作品を創るのは楽しそうで。
うーん、何かやりたいなあ。んで、毎度のように将棋部の人に貸してた本の話になりまして。
私、何か貸してたっけ? となるとこですが、今回は現物が一部返却されました。ああ、ティプトリーとかシェクリィとか!
そういや年末に本棚整理したときに見当たらなかったわい。まだいくつか貸してるものがあるらしい。私が貸した本で、多少なりともSFの面白さとかが分かってくれたようで、何よりです。
市役所の人につきましては。長年やっていた
FF11をついにプレイしなくなったとか。……のわりに課金は続けてるそうで、いやそりゃいつでもまたできるようにだろうとか突っ込まれてました。FF14についてはクソミソにいってましたな。最近は元々FF13やるために買ったPS3で洋ゲーにハマってるそうで。だったら
「ゴッド・オブ・ウォー」をやりたまへと勧めたものの、この人、ぶらっでぃーなものに弱いのでした。残念。
いくつか話題になってたもののひとつに、
共通の知人がこのたびめでたく作家でびゅーするというのがあり、初耳だったのでひどくびっくりする。「いやでもメール送ったっていってましたよ?」といわれるが、聞いてねえよそれ。デビューするというのはめでたいことですが、どうも話を聞くと、あるいは直接会ってた頃の言動を思い浮かべるに、そこがゴールだと思ってるんじゃないかと心配になる。どこにゴールを設定するかは個人の問題であるが、専業作家しかもラノベ作家でやっていける者なんてほとんどいないだろうし、とりあえず今の仕事は辞めるなというのは正しいアドバイスであろうと。また、担当編集者に赤を入れられまくってへこんだりキレそうになってりしてるっぽいですが、それはそれで当たり前のことであって、何を今更。編集だって、ちゃんと売れるものを出したいのですから、当然の仕事をしているだけのこと。それに対してネガティブな反応をしていても何もならないでしょうに。なんてことを話す。
市役所の人が翌日仕事だってんで、夜10時過ぎくらいにはお開き。短い時間でしたが、楽しくすごせました。ふらふらと20分ほど歩いてタクシーを拾い、料金メーターを睨みつつ、家から10分ちょいのとこで下ろしてもらう。またぽてぽて歩いて帰宅。パソを起動して見れば、
くだんの新人作家の人からメールが届いている。デビューの報告ってことで。いろいろお世話になりました、今の私があるのはあなたのおかげです的な文言が続いて、最後に買って下さい的なメッセージ。うむー。通常、私が新人作家の本を見たときの反応としては、
1.帯やら紹介やらを見る
2.あらすじを見てみる
3.あとがきを読んでみる
4.冒頭を読んでみる
1をクリアしたところで初めて手に取ってみて、2〜3のどこでピンと来るものがあったら購入へ。4まで何も起こらねばそのままスルーし、例えばAmazonの評価などで後に興味を覚えたりするまでは購入しませぬ。が、まあ、一応知った人ではあるわけで、ここはひとつ大盤振る舞いとして、2からスタートです。
とりあえず手に取るまでは無条件でしましょう、ということで手を打つ。買うかどうかは別。てか、
いろいろお世話になりました、とかいうのなら著者謹呈でもしてはどうかと心底思ってみたりもする。あー、上記のものはかなりソフトにした発言であり、飲み会の席では購入に関してもっとシビアな条件がついてたんですがそれはナイショ。いや、だから面白ければ買うし、1冊目が面白ければ2冊目を購入する可能性も高いですよ? そこんとこ知り合いとか関係ないし。
甘えたこといわずに、それこそ面白いもん書けやってことでひとつ。メールで返信をしたものの新人作家の人からのリアクションはなっしん。むうー。カンヅメにでもなってるのかしら。
ところで、飲み会の席で出た話のひとつに、
最近ラノベが面白くないよねー、というようなものがあった。元々ラノベ自体に「お約束」があって、それを元に成り立っているような面があったのはたしかであるが、今は
その「お約束」によりがんじらがめになってる感じ。そこからはみだすものは認めないみたいな。「萌え」であったりとか学園バトルものとか。またお約束の先端部に位置するひとりであろう西尾維新に関しても話が出まして、西尾維新の二番煎じといいますか漢字四文字くらいで二つ名をつけたりして、さらにそこにカナをフルようなのはもう飽き飽きだよねえと。いずれも西尾維新のセンスを越えてるわけじゃなし。そういう枠組にせよ、ネーミングにせよ、以前の電撃であればそこからはみ出すようなものがどかんと出てきたりしてたんですが、そういうのが少ないよねえと。もちろん皆無というわけではなく、たまーに「こりゃ面白ぇ」というのもありますよ。でも割合からすると昔より少なくなってるかなあ。ただ、そういう主張がある一方、電撃はラノベ→やや大人向けといった中間層を狙ったメディアワークス文庫を作ってるわけでして。実際読んでみると、電撃やら他のレーベルやらで
ぽんぽん出てるラノベより、メディアワークス文庫の方が面白いと感じる自分がいたり。もっともMW文庫は刊行点数が本体である電撃文庫よりもはるかに少ないのが不満でしょうか。
私としては、ただ面白いものが読みたいだけというのは昔も今も変わらないんですがねえ。
飲み会の翌日は休みを取っていたので、といいますか、休みが取れたのでいささか強引に飲み会をねじ込んだのですがね。のんびり。バスで熊大まで原付を回収しに行き、本屋などを回ってみたり。モロに平日でしたが、こういう日もあっていいかなと。ただ、
平日で月曜のため、図書館等はお休みでそれはそれでちょっとイヤ。ところで飲み会の席でも出てた話ですが、いまだプレイステーションネットワークは復活せず。PS3立ち上げる気力もなしですともさ。てことで、前回たしか
のんびりハンターライフにでも戻るかーとか書いた気がしますが、実行しました。久々にUMDを取り出し、UMDスロットに突っ込む。むう、その通り、「2ndG」……ではなく「3rd」でした。まだ落としてないダウンロードクエストが大量にあったので近所のPSスポットでどかどかダウンロードしてきました。
ゲーム内で閲覧できるギルドカードのデータを見ましたところ、「3rd」を前回最後にプレイしたのは2月1日。
うわ、まる3ヶ月ぶり!? しばらく狩り場から離れていたので、多少動き等がぎこちなくなってますな。通常の動作はさほどではないんですが、いざというときの判断とかが。ついでにいえば農場でハチミツ箱の存在すら忘れてまして、えらく損した気分で落ち込んでみたり。
「3rd」は「3rd」として、
そこそこよくできてるなあと改めて思いました。ただ、
自分で工夫して狩りを行うという面で、どうしても「2G」に劣るかと。狩りのスタイルとしまして、武器と防具、アイテムを洗濯しますわな。武器は得意系統のものであったり、属性だったり。防具は防御力や属性防御、発動スキルを考えながらやっていくのですわ。ところがここに「3rd」では護石が入ってきます。たったひとつでスキルを発動させたり、それに近いことができる護石が存在しているため、いかに必要なスキルを組み立て、あるいはスキルの優先、切り捨てを選択していく楽しみがやや減った気がします。もちろんいろんなスキルを持つことで狩る楽しみも出るでしょうし、単純に護石探しも射幸感があっていいのですがね。ただ、自分で試行錯誤しながら強くなる感覚が薄いかと。
私はソロ専門でストイックに「2G」楽しんできたわけで、そこら辺に不満がくすぶっているのかもしれません。まあ「3rd」は「3rd」での楽しみ方があるってことでしょうか。クエストの前半ではボスモンスターにかなわねえと思いつつも、後半スタミナ切れを起こしてからは怒濤の攻めで倒すとか。
それにしても、
UMDだとバッテリーの消耗が早いなあ。わりとすぐに充電タイムに入りますよ? とか思ってたら、こりゃアレだ
「1プレイ」の長さの違いってのもありますか! こないだまでやってた「ディシディアデュオデシム」だと「1プレイ=1、2分くらい」なのですよ。ところがソロのモンハンだと「1プレイ=20分とか30分」とかの世界になることが多いので、すでにこの時点で10倍以上。「たっぷりやった」という感覚とプレイ時間にズレが生じているのです。そりゃそうだ。
バトルを10回やっても30分経ってないのに、クエスト10回やったら5時間くらい経ちかねません。そりゃすぐバッテリーもヘタるわ。まあこちらはぼちぼちやってくことにしますかー。
葉村哲、柏葉空十郎などを読んでみる。前者はまったり部活系の話にほとんど意味のない異能バトル要素を組み込んだものですが、ネットでの評価高めだったので古本屋で2冊買ってみました。……個人的にはハズレ。会話やキャラ自体が面白くありません。同じようなキャラ配置で平坂読の『僕は友達が少ない』などがあり、私そっちは大変好きなんですが、葉村哲の場合は魅力が感じられませんでした。また視点が不安定でブレがあり、短い話を連ねてる中でそれが起こるので没入もしにくかったです。買い止め。柏葉の方は、高校野球で女子選手の参加が認められてる日本の話。分厚めですが、前半は弱小の野球部に人を集める話というよりもヒロインが野球を止めた幼馴染みを引っ張り戻そうとあれこれする話。後半は野球小説。という前半後半のバランスがいささか悪いというか別の小説みたいな味わいがあります。う〜ん、期待してはみたもののこれもいまひとつ。
竹内真の新刊を読んでみる。祖父の形見として3つの根付を受け取った孫たちがその根付にまつわる物語を推理していき、自分たちのルーツを探るという話。まずこれ読みながら思い出したのは竹内の『カレーライフ』で、これも死んだ祖父が作ってくれた特別なカレーを3人の孫たちが再現しようと旅したりする話。で、『カレーライフ』から竹内真にハマった身としては、どうしても比べちゃうわけでして。結果、いまひとつ。細かく見ますと、ひとつひとつのエピソードは楽しいのですが、全体としては一本芯が通ってない感じ。謎解きはいいんですが、解決編でそれをなぞり直すとか必要なかったんじゃないですかねえ。どうも
最近の竹内真はあまり好みじゃない感じでしょぼーん。
そんなこんなで世間的GWも終わり、個人的には飲み会がひとつあったくらいで連休ないし、延々ミッションをこなしてたしで、へろへろ。
もっと時間を!
購入した本:
葉村哲『おれの一乃のゲーム同好会活動日誌1〜2』、柏葉空十郎『ひとりぼっちの王様とサイドスローのお姫様』、水鏡希人『そして、誰もが嘘をつく』、三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』、竜ノ湖太郎『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』、大森望責任編集『NOVA4』
読了した本:
美奈川護『特急便ガール!』、葉村哲『おれの一乃のゲーム同好会活動日誌1〜2』、竹内真『イン・ザ・ルーツ』、柏葉空十郎『ひとりぼっちの王様とサイドスローのお姫様』、三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』