下旬。
さてさて、パソが不調なのである。いやマジで。こないだまでの状態はといいますと、メディアプレイヤーを使った際にたまに処理速度が激落ちしたりフリーズしたりするってのと、起動時に失敗することがあるということ。これが今や、
処理速度激落ちがフツーにウィンドウ開いたときとかにも起こるようになり、
起動時にたまにまともに起動することがあるという比率逆転。運がよければ2回目くらいの起動で成功するんですがねえ。
1度起動すれば、スリープ・休止・再起動・シャットダウンをするか、フリーズするまではまともに動く。システム復元をしても戻らず。そこでまず考えたのが、バックアップソフトがあったので、起動したときにそれ使ってCドライブのバックアップ(特にメールとかのやつ)をDドライブに作ること。これはあっさり成功。それからデスクトップにあったもろもろのファイルをどんどんDドライブに移動させていく。
これだけに数日。何度かフリーズしたりミッションが忙しかったためですわい。Cドライブのめぼしいものをすべて移動させてから行うのは、
システムドライブの再セットアップ。トラブルシューティングのマニュアルはすでに発掘してあったのでそれに従って、メーカーのロゴが出たところでF11を押す。押す。押す……? エラーが出る。もっぺん最初からやってみる。エラーが出る。
さ、再セットアップできねー!? そうこうするうちに、これまで何度か立ち上がってた
セーフモードすら立ち上がらなくなり(セーフモード→通常起動でやってた)、うまく起動してくれるのを待つのみとなる。
ハードディスクから再セットアップができないってんなら、
他の方法を考えねばなんめえ。そもそもVistaってシステムディスクがついてなかったような……。なので、再セットアップするためには、自分で再セットアップ用ディスクを作成しなくてはなりませぬ。
めんどっ。HDから直接再セットアップできれば問題ないんですが、それができないならディスクに焼いて外部から再セットアップかけるしかありますまい。てことで、
再セットアップディスクをDVD4枚使って作成。Cドライブのみの再セットアップでも結構な時間を食うはずなので、時間があるときに実行する計画。
……で、ディスクからの再セットアップを試みた。再セットアップのメニューが表示される。システムからの復元とかハードディスクの消去などもあったが、ここは再セットアップを選択。えーとそっからの選択肢が2つ。「Cドライブの領域を自由に作成して再セットアップ」と「ハードディスクを購入時の状態に戻す」とか何とか。パーティションを区切りなおすなんてことしたら、間違いなくDドライブに影響があるはず。つーか削除されるっちゅーねん。じゃあこっちかと
「購入時の状態に」を選びかけて、踏みとどまる。待て待て待て自分。これって、Dドライブも含めて丸ごと初期化されるんじゃね? だいたい「Cドライブのみ再セットアップ」の項目じゃないじゃん。デフォルトからHD領域を区切りなおしたりした場合はこれが選択できないって書いてありますけど、私は全然いじってねえ。
リフレッシュPCだからいかんのか!?
そこでもう覚悟を決める。HD丸ごと初期化であります。まあそのまえにバックアップを取れるだけ取る方針でひとつ。幸い手持ちの外付けHDに加えて、南の島から弟がHDをひとつ送ってきてくれてます(写真とか入ってる)。これだけあれば容量的には問題ないはず。起動したときにちまちまコピーしていくことで
脳内会議が合意。
これらの方針により、まずメールのチェックをなるだけしない、ということに。てのもバックアップは取るものの、バックアップ取った以降復旧するまでにメールを落としてたら復活しない可能性があるし。ネットのチェックもおざなりになり、データを持ち越すことを最優先。んで、
起動待ちの時間はテンションだだ下がりだし、
数分おきに電源ボタン押さねばならないので、ゲームもやる気にならず。このため、ここ数ヶ月なかったくらい
読書が進むこと進むこと。あー、これはこれでいいかも〜。それにしても次の更新までに復旧しているといいなあ。
ある朝、ミッション場に行き、荷物を置き、何気なしに共有テーブルを眺めると変なモノが。
……何じゃこりゃ。新しいお菓子か何かですかね? ガムとかのケースみたいな大きさと形だし。それにしても
すごいネーミング。ウーパールーパーとは懐かしいネタを、っておい! その隣!
ぎゃーホンモノ! ウーパールーパーがボトルの中でふよふよ。それにしてもなぜここにウーパーがいやがりますか。
UFOからやってきたんか? しばらくしたらボスがやってきたので尋ねてみる。すると、「あーそれ? ○○さんが」と同僚のひとり(元ヤン)の名を挙げ、「
UFOキャッチャーで取ってきたって」何だそりゃ。ある意味
UFOからやってきたという推測が当っていたことに驚いてみたり。ちなみにボスが「主食」を取り出し「これ、口の前に来るようにそーっと落としてやらないといかんのだ」といいながらやってみせてくれた。小石のようなエサがふわりと水中に落ち、
いきなり消失。その一瞬、私はたしかにウーパーが口をぱかりと開いて一気にエサを吸い込んだのを見た。おおすげー。通常はのんびりふよふよしてるのに。しかも素早く動いたのはエサ食った一瞬だけで何事もなかったようにふよふよ。ボスと二人して感心していると、また一瞬だけ加速したようにウーパーが動いた。黒い口中が見え、石のようなエサが
ボトルの底にいきなり出現した。うわ、吐き出しやがった。丸呑みできなかったんじゃろか? やはり
ウーパーは謎の生物としてミッション場の片隅で生きていくようである。
さて、パソ不調のさなか、我が父はお仕事の関係もあって、南の島に出張。その島には我が弟一家が住んでおり、出張の最終日には休みを盛り込んで会いに行っておりました。そんな最終日、南の島に母が電話をかけたらしい。甥っ子に代わってもらったそうなのですが、どうも気乗りしなかったようです。というのも、
私からもらったゲームをやってるので邪魔しないでくれみたいな。あはは。もちろんそれは私がバースデープレゼントとしてあげたあのチョコレートのパズル……ではなくて「剣神ドラゴンクエスト」の方だよなあ。ちなみに南の島にはその日嵐が来ており、外に出ることはできず、父は父で遊びに来たのはいいが疲れが溜まっててずーっと孫ほったらかしで寝てたらしい。何だそりゃ。まあ弟からハードディスクをひとつ託されて熊本まで運んでくれたりもしたのですから、私の役には立ってくれたわけですがねえ。それにしても
甥っ子がハマってるのを聞くと贈った甲斐があったというものですわい。
朝、原付でミッション場へ向かってる途中のこと。ちょいと前方を原付が走っておりまして。そこから
いきなり白い塊が排出。まあ、よくありますねえ。タバコ捨てたり灰飛ばしたりゴミ捨てたりとか。そんなもんだと判断。のわりには、その白い塊、
みょーに硬質の跳ね方をして、相対的にこちらに転がってきやがります。ん、この白くて四角くて細長い塊、もしかして……ケータイじゃね? とっさに避けて確認するとやっぱりそれっぽい。はっと顔を上げて前方の原付を見れば、運転者の腰の辺りで同じ白い色のケーブルがぷらんぷらん。あー、こりゃあれだ。音楽とか聞いてていじってそのときにケーブルが抜けて落っこちたの巻でござる。あんまし車の通りも多くなかったのでスピード出して追いつき、クラクションを鳴らし、並走。「おいおいおねーちゃん、ケータイ落としたよ、バス停のとこ落ちてる」と短く伝える時速40キロ。グラサンのおねーちゃんが「えーっ」と驚いて速度を緩めはじめたとこまで確認し、そのまま走り去る私。どうも今の声には、「またやっちゃった」みたいな成分が含まれてたような気もします。私自身はケータイで音楽とかやんないんで分からないんですけどよくあることなのかなあ。道路でケータイが跳ねまくる、しかも二つ折りのが開いてる状態だったけど、無事だといいなあ。
本格的なHDコピーが始まる前、注文しておいたPS3ソフト、
「
メルルのアトリエ」が届く。「ロロナ」「トトリ」に続くアーランド三部作の完結編。このシリーズは、昔からファンなのです。ちなみに印象に残ったアトリエは
「エリーのアトリエ」「ヴィオラートのアトリエ」「マリーのアトリエ」の順でしょうか。前作である「トトリ」もわりと面白かった。「エリー」を評価してる理由は、それまで狭い世界に生きてた彼女がある日遠くまで出かける局面があって、それがすんごくいい感じだったのです。マップがずりずり動く場面。これは「マリー」が狭い地図のまま終わったのに、同じ場所を舞台にした「エリー」が途中で突如広くなるという差が見せたインパクトでもありました。「ヴィオ」につきましては、お店経営でしょう。長く店を開けると品物の補充ができないし、店番を誰かに頼まねばなりません。給与も発生するし、勝手な売買をしやがることもありまする。そのあたりの兼ね合いが楽しかった。元が大作RPGを否定する内容から始まっているアトリエシリーズ。ちょっと合わなかったのはアクションが強くなったグラムナート系でしょうか(「ユーディーとか」)。学園ものという路線を強く出したマナケミア系は嫌いじゃないので、
あくまで好みの問題か。
で、今回の「メルル」ですが。びっくりしたのは、錬金術を用いるとMPを消費するのはいつも通りですが、その回復手段が中盤過ぎるまでは、「休む」による日数経過くらいしかなかったこと。わりとどかんと回復はしますけどねえ。日数を無駄にしてる気がひしひしと。中盤になると、MP回復用のアイテムが作れるようになるので多少楽になります。終盤になってようやく、マップを動くとHPやMPが回復できるようになりまする。
これまではマップ上での回復がデフォルトだったので大変な違和感がありました。「マリー」で感心したシステムがそもそもそれだったのです。錬金術で疲労したら、酒飲むか野外に探索に行くことでMP回復というのが実際そんな感じだよねえというところで。
シリーズを重ねてきたことにより、「アトリエ」では当たり前のことってあんまし説明書にも書いてないような気がします。LPって何!? なんて思う人もいるでしょうに、説明一切なし。さらにアイテムに無数の属性が発生しますが、属性によるソートができないのです。アイテム複数×アイテム複数×アイテム複数みたいな合成のとき、それぞれのアイテムが個別に属性を持ってるため合成後に残す属性をどれが持ってるのかが大変把握しにくいです。特定の属性を要求してくることが多いのですよ今回。特定の属性を持っていれば、依頼のアイテム要求数が半分以下になったりします。なのに調合材料へのソートとかが不足しております。うぐう。
主人公として見た場合のメルルにあんまし緊迫感がないのも個人的にはマイナスかなあ。強いモチベーションがないっぽいのです。前作のトトリは行方不明の母親を探すという目的のために腕を磨くという要素があり、ストーリーがポイントポイントでぐいぐい引っ張ってく感じでした。メルルは小国のお姫様で、錬金術士になるという主目的を果たすために、国の開拓を行うというもの。なのに国の開発がメインのため、いまひとつ感情移入がしにくい。
まあ
たらたらやるにはいいんですけどねえ。そこまでハマらない気がします。ゲーム的な縛りも緩く、てきとーに開拓目標をこなしてれば進んでいきますし。好みとしては「トトリ」でしょうか。「ロロナ」はやってないので分かりません。うーん、期待してたんだけどねえ。とりあえずクリアまではやってみますか。
そんな感じの今日この頃。メインになるパソ不調ってことでしょうか。どうにか復活するといいなあ。
購入した本:
加納正顕/F.E.A.R.『ダブルクロスThe 3rd Editionリプレイ・デザイア5』、ベーテ・有理・黒崎/グループSNE『竜魔争鳴』、葵せきな『生徒会の木陰』、丹波武敏/F.E.A.R.『クッキングコロシアム』、五代ゆう『アバタール・チューナーV』、宮沢周『ほうそうぶ
2』、柳広司『ジョーカー・ゲーム』、有川浩『図書館革命』、師走トオル『僕と彼女のゲーム戦争』、大塚角満『明日もきっと! 逆鱗日和』、渡航『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』
読了した本:
市原秋太『ライアー・ライセンス』、加納正顕/F.E.A.R.『ダブルクロスThe 3rd Editionリプレイ・デザイア5』、ベーテ・有理・黒崎/グループSNE『竜魔争鳴』、葵せきな『生徒会の木陰』、丹波武敏/F.E.A.R.『クッキングコロシアム』、師走トオル『僕と彼女のゲーム戦争』、大塚角満『明日もきっと! 逆鱗日和』、宮沢周『ほうそうぶ
2』