2011年11月。


中旬。


 さて、合志市の文化祭とやらにガッコの先輩が作品を出展するというので、日曜日に見に行くことにしました。総合体育館でやってるようで原付で行ってみる。ん、あれ、前に来たときには入口のとこで初音ミク音頭をエンドレスでやってたはずですが……やってない。本日の予定のみとかになってますな。ううむ、文化祭だからかしら。いやあれこそカルチャーだと思うが、どうよ。それはさておき、展示場に行きまして、きょときょとと探す。ジャンルは聞いていたので、これぞという区画に行くと実にあっさり見つかった。ふうむ、私にはあんまし縁のないジャンルだったのでよく分からないが、来た証拠くらいは残さねばなるまい。と、そこにいた先生っぽい人に声をかける。「写真撮影とかって大丈夫ですか?」モノによっては撮影不許可だったりしますやん。フラッシュがダメだとか。すると先生「あ、いいですよ」ばんばん撮ってくださいという感じで。「どなたかお知り合いの方ですか」と問われたので先輩の名を挙げたところ、ああ、配偶者の方ですか的発言をされて、「いやいやいや滅相もない」(がくがくぶるぶる)と全力で否定させていただく。ガッコの後輩なのですといって写真をぱしゃぱしゃやって撤退する。ついでに、図書館の本のリサイクルをやっているということだったのでぶらりと訪れる。ううむ、隣町図書館に行ったときより冊数が少ない。てか閑散としとりますなあ。山田風太郎を一冊もらって帰る


 最近ミッション場でますます和代さんが成長しておりまする。成長の度合いからしますと、最初登場時→中間報告→今回報告として写真並べてみますと、

   

 こんな感じでして。水槽も移って、でかくなってきてますなあ。でかくなった分、エサもほしがりまする。生物ですし。前はエサの粒を2つくらいあげると3つめには見向きもしなくなったのですが、現在では4つ5つは当たり前。私が朝イチでエサやってるもんですから、近くに寄りますと、

 

 ふよふよと近づいてきます。エサくれというのを態度で示しまする。前はそうした態度とらなかったんですがねえ、最近頭よくなってきてる? そのうち地球侵略するくらいに成長してもらいたいもんです。


 先日のこと。帰宅したところテーブルに分厚い封筒が載ってまして。ん? と見てみると、祖母宛。ふむむ。「これ何?」と母に問いましたところ、「何かアンケートが来たっていってたよ。答えても答えなくてもいいみたいよ」ふうんと中身を引っ張り出してみましたところ、

 

 いやちょっと待ってー。これアンケートじゃねえよ。裁判員名簿に載ったお知らせじゃねえか。それにしても、四捨五入したら90になろうというオババに何をさせようってんだ。どっちかってえともうすぐ冥府で裁かれたりする立場な気がしてなりませんが。こりゃ辞退するしかねえっしょ。自力で裁判所行けるとも思えないし。辞退できるだろこれ。てことで、「アンケート」(だと勘違いしたもの)を見ると、辞退できるケースがいくつか書いてあるようです。フローチャートみたいになってますな。

 

 これ最初の質問に該当しますわいな。矢印を辿りますってえと、

 

 え、なに、いきなり終わり!? おいっと思わずツッコミたくなりました。てか、証明するものなくていいんだこれ。つーかですね、これ、あらかじめハネとけよ。有権者の中からランダムで選んでるようですが、有権者かどうかの判定は出生年月日がくっついたデータでやっているはずなんですわな。だったら、そのときに上限もうけて弾けばいいだけのことですよ。ついでにこの下の質問ってのが裁判員とか補欠裁判員に選ばれたかどうかとか出てくるんですが、これについても記録残しておけばいいじゃん。個人情報がどうのってことと関わってくるんだろうとは思うのですが、どの裁判やったとかじゃなくて選ばれたかどうかだけチェックすればいいんじゃね? などとフンガイするのですが、というのもですね、同封されてるこの質問リストとか記入例とかがけっこういい紙使ってるってのもあるし、何より、

 

 小冊子がついてて、その冊子が、

 

 DVD付きだったりするわけで。えーと、税金ですよねこれ。しかも返送するものに含まれてないので、これもらっといていいわけです。ちょっと選出時に条件つけるだけで無駄が省けるってもんでしょ? もったいないでしょ? アホか、とマジで思いまする。ちなみに11月中に辞退の紙返送すればリストには載らないようです。やっといてくれといわれたので書かねばー。


 「俺の屍を越えてゆけ」の封印を解きました。しかもダウンロード版も購入、こちらをやってます。うわー、やっぱりすげー面白いです。アーカイブスでダウンロードしたのはほとんどやってなかったのですが、むかーしPSでやった頃のことを思い出しましたともさ。あれから12年くらい経ったわけですが。まだシステム等は今でも十分通用するオリジナリティがありますなあ。これまで何度か紹介してきたかと思いますが、もっぺんおさらい。まず朱点童子という鬼によって主人公たちには2つの呪いがかけられます。ひとつは2年で寿命を迎える短命の呪い。もうひとつは人と交わって子をなすことができないという種絶の呪い。これをどうにかして鬼退治をさせようと神々が動きます。人と交わることができぬってんで、神と交わり子をなし、一族を強化する方向でひとつ。ただし、1つの行動で1ヶ月経ちまして、2年くらいでキャラが死んでいきます。感じとしては、RPGに馬育成するゲーム合わせたような。2年と保たずに死ぬキャラが大半で、馬より感情移入しやすくするために、キャラが死ぬ際には一言ずつしゃべっていきます。初代の主人公を今回男で始めてるんですが、そいつが死ぬときのスクリーンショット。

  

 「俺の屍を越えてゆけッ」が染みます。ちなみにこの初代、子ども3人作りましたが、頑張りすぎたせいか1年5ヶ月でぽっくり。しばらく家族計画の立て直しが大変でございました。この初代につけた名前は代々の当主に受け継がれます。男でも女でも同じ。で、やってて思い出したんですが、私の今のハンドル、完全に決定したのはこのゲームやってたからですわ。ひとつ前のハンドルは今とは微妙に違ってた気がするんですが、男か女かはっきり分かる形でした。「俺屍」やって変えたのですわい。で、この初代(剣士)の子3人、長女夏来(薙刀士)、長男右近(弓使い)、次男久遠(剣士)で、2代目になったのが夏来ちゃん。この2代目が子を2人こさえ、それぞれ薙刀士となりました。槍使いになれるようになったらどちらかの家系を転職させる心づもり。剣士と弓使いはそのまま基本親の仕事を継ぐ形。


 ダンジョンに行きまして戦闘を行いますと、戦勝点(経験値)が入り、それが溜まるとキャラが成長します。それとは戦勝点の総合(戦勝点自体は参加者で頭割り)が奉納点となります。神様ごとに決められている奉納点を捧げることにより、その神様と交わることができます。奉納点の高い神様は能力も高いのです。ここら辺が考えどころでして、たっぷり奉納点を溜めてからだと当然格上の神様をゲットできます。しかしそのために時間が経過しますと、ぽっくり誰かが逝って一族が減ったりします。かといって人数を揃えるために子どもをたくさん作ろうとすると交神は1ヶ月つぶすので、その分ダンジョンに行けない→奉納点稼げない→格下の神様しかゲットできない、という流れになります。また職業ごとに奥義ってのがありまして、パラメーターが一定条件を満たすと奥義を取得します。一度取得した奥義は一子相伝で、自分のかつ同じ職業の子どもを直接訓練することで伝えることができます。伝えそこなうと、次に誰かが再発見するまで失われます。結構協力なんですわ、奥義。なので、家族計画には奥義の相伝やら家族の寿命やら奉納点やらダンジョン攻略やら様々な要素が絡み合います。


 戦闘に関しましては、オリジナリティの部分がやっぱりありまして。ひとつは、戦闘に勝利するだけでは戦勝点と奉納点しかもらえないということ。3つのスロットが回ってドロップ品が別に確定されるのですが、このドロップ品の中にアイテムやお金が出てきます。それはいいんですけどね。敵の大将が一定条件でこのドロップ品をすべて持ち逃げします。さよう、敵の大将。雑魚敵の群れだろうが大将がいまして、こちらの一族にも討伐隊の隊長(当主がいるときには当主)が決まっており、どちらかが戦闘できない状態(状態以上除く)になれば戦闘終了です。敵大将の逃亡条件は、@体力が1/4以下になる、A雑魚がいなくなり自分の体力が1/2以下のどちらかを満たせば1/2で逃げるということで。大将が逃げると雑魚モンスターも次々に逃亡を開始します。なのでどのタイミングで大将を狙うのかというのがポイントになってきます。大将だけ倒しても戦勝点や奉納点はあんまし溜まらないのです。また敵にしましても、こちらの大将を集中攻撃してきたりもします。こっちの大将が倒されても戦闘終了ですしね。で、さらにこの戦闘で楽しいのが「併せ」です。PSP版では奥義の併せも存在するのですが、よく使うのは術の併せの方。術は単独で使うことももちろんできますが、併せを行うことで飛躍的に効果が強まります。例えば、ひとり目が火属性攻撃術である赤玉を併せで使うとします。するといきなり発動せず、次にひとり目の順番が来るまで発動待機。発動するまでの間に他のメンバーに順番が回ってきますので、赤玉が使えれば赤玉の併せに参加できます。2人で効果4倍、3人で6倍、4人で8倍と効果が跳ね上がります。他のRPGでやる「ため」の極端なやつですな。ここで計算してみましょう。仮に攻撃力−防御力=ダメージとしまして、通常攻撃を100、防御を50としますと、「ため」を使用しますと、

 通常攻撃×2=(100−50)×2=100
 ため攻撃=100×2−50=150

 となりますわな。「俺屍」の場合だと、2人の併せの際は1人目+2人目+1人目発動なので、+1手順なので、

 通常攻撃×3=(100−50)×3=150
 併せ2人=100×4−50=350

 てことで、かなりのダメージになります。これが4人併せになりますと、

 通常攻撃×5=(100−50)×5=250
 併せ4人=100×8−50=750

 となり、差は歴然。ただし、討伐隊は4人までで、すべてのメンバーが術を使用できればという前提です。なので、例えば術の併せを中心に戦闘を組み立てるのであれば、その系統を伸ばすべく家族計画を考えねばなりませんし、術を覚えてない者がいる状態でボスに挑むのも控えねばなりますまい。ご利用は計画的に、ということになりまする。さらにこのゲーム、パラメーター変化の術の重ねがけができます。術の力を上げる祭系術(火祭、水祭、風祭、土祭)、逆に術の力を下げる葬系術(火葬、水葬、風葬、土葬)、攻撃力を上げる武人系や攻撃力を下げる矛錆び系などなど。敵ももちろんこれらの術を駆使してきますので、術の掛け合いになる場面もあります。わりと重要。ふむむ。併せや術の重ねがけにより、例えば前半のボスなら火系の併せ一発で沈めたりすることも可能だったりするのです。


 ところで、神様との交神についてですが、半分くらいの神様は絶賛行方不明中です。ダンジョンの中ボスやボスやらはすべて神様が封印くらった姿だったりします。雑魚モンスターの中にも神様が封印されてたりして、その封印を解けばそうした神様と交神することも可能になります。ここらはオリジナルと同じですが、この交神を行うことにより、神様のパラメーターがアップします。オリジナル版は神様の能力は変化しないので、例えば序盤の神様は序盤でしか利用せず、段々高位の神様に奉納することになっていきました。なんとなれば、能力の低い神様と交わると、キャラの能力が落ちかねないのですから。ところが神様のパラメーターがアップすることによって、お気に入りの神様をずっと利用することも可能に。パラメーターがアップすると奉納点が再計算され、さらに天界での階位が上がったという報告も来ます。地味にうれしい。


 うれしいのですが、オリジナル版から引き続き気になっていることも。子作りしないと一族が先細りになったり滅んだりしますので、血を残すのは最大任務になるわけですが、神様のグラフィックですよ。女神はまあいいんです。問題は男神。ふむ。

 

 まあダルマとか猿とかどっかの原住民とかはまあ許せる範囲ですよ? ついでに、



 モチもよしとしよう。



 天狗あたりはそろそろキケンになってきまして、

  

 ハニワとかカッパとかナマズとか牛とか。これみんな男神なんで、かわいい娘をヨメにやるというよりも人身御供的な感じなんですが。特に土々呂震玄なんてなかなか奉納点的にいいポジションだったりするのです。ほっほっほっ苦しゅうない近う寄れみたいなこというナマズバカ殿なんですがねえ。


 それはそれとしまして、ゲームの進行ですが、



 初代を第1世代として1018年4月にスタートして、第6世代が朱点童子を退治しまして、後半戦に突入。敵が一気に強くなりましたんで、全滅かまさないようにいっそう慎重に進めているところです。全滅したら死亡者も出るでしょうし、家族計画が大幅に狂いますからねえ。ぼちぼちやりますかー。


 ミッションが暇なときにまたもみかん傭兵部隊の招集を受けまして、寒風の中みかん狩りしてきました。どのくらい寒かったかってえと、休憩時間に缶コーヒーをいただいたのですが、ホットコーヒーだったものが缶ごとどんどん冷えていくのが体感でき、10分保たなかったです。あまりに寒かったのでみんなして「さあ、もう仕事しましょう」といいだすくらい(動かないと寒いので)。まあ大変だった甲斐があったといいましょうか、帰るときには畑の持ち主の人がお土産をひとりひとりに持たせてくれました。うむ、

 

 ↑もぎたてフレッシュなみかんひとり頭約10キロお持ち帰り。しかもこれって私らが自らもぎとったものでもあるはず。ちなみにその日の傭兵部隊は4人編制でした。うまうまあまあまです。


 それにしても急に寒くなってきました。そろそろファンヒーターとか出さねばなるまいなあと思う今日この頃。もうすぐ12月ですしねえ。風邪とかひかぬよう気をつけましょう。でわー。





 購入した本:
  藤原祐『煉獄姫 第四幕』、ゆうきりん『魔王なあの娘と村人A2』、佐島勤『魔法科高校の劣等生3』、白鳥士郎『のうりん』

 読了した本:
  新井素子『引っ越し貧乏』『傍若無人な冷蔵庫』『銀婚式物語』、宮本昌孝『陣借り平助』『天空の陣風』『陣星、駆ける』、三浦しをん『舟を編む』、ゆうきりん『魔王なあの娘と村人A2』



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