2012年10月。


上旬。


 親知らずぶっこ抜いた影響もようやくなくなりまして、モノを噛みしめることのできるシアワセを噛みしめてる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。前回の親知らずについて瑞原螢様からBBSの方に書き込みをいただきました。感想とかいただきますと、うれしいですな。ところで気になるのはその点ではなく(おい)、BBSの方から書き込みありの通知が来なかったところ。これ、来たり来なかったりするのは何なのか。来ても何日か遅れてたりするわけで。今回のもたまたま覗きにいって「や、書き込みがある!」と気づいた次第。今度BBS借りてるとこに確認してみようかなあ。


 前々からいっておりますが、私、野球とかにはキョーミないんすわ。小学校の頃などはラジオを聴いたりすることもありましたがね、今はまったくテレビ中継も見ないしねえ。ところで、最近大分にミッションで赴きまして、何気にカーラジオつけたら野球やってました。高校野球っぽい。え? 高校野球って秋もやるの? 夏とか春とかは知ってますよ。でも秋。いやマジで、知りませんのですが。試みに検索かけたら何やら九州地区高校野球大分大会秋期大会というのをやってるっぽい。ほへー。私の知らないこと、たくさんあるのですなあ。どーでもいい情報もありますが、純粋に驚いたのでとりあえず書いてみる。


 あと、最近三角や天草の方にミッションで赴く機会がありまして。誕生日のときもそうでしたな。天草方面を走っておりまして、ふと気づいたもの。

 

 ずーむします。

 

 街灯がイルカ。イルカの腹が膨らんでるように見えるのが、ライト部分ですな。天草はイルカウォッチングとかやってるんでそのからみでしょう。ほうほう。ただ、まあ、イルカの串刺しみたいに見えるのがアレですが。他に、これは熊本市内で撮影したものですが、



 ランタン型の街灯ですかね。まだ新しくできつつある住宅地とかだったと思いますが。奥の方は街灯がついてますが、一番手前にあるやつにはまだついてません。リアルタイムで進行中みたいな。柱だけがずらりと並んでるとこもあって、こーゆーのを見るのも面白いなあとか思ってみたり。あちこち探すといろんな街灯あるんでしょう。ちょっと気をつけて見てみようかなあ。それにしても電線とかが近くにないと違和感がある気がします。うっかり「世の中にたえて電線なかりせば、空の景色はのどけからまし」とか詠んでみたり。電線で切り取られてない空ってのは開放感があるなあ、とか。山や海などに行くとそんな気がします。


 天草方面に行く場合、私のときには宇土市から海沿いに行くことになるのです。その途中毎回毎回気になってるお店がありまして。行くときには気になって「あー次には写真を撮りたいなあ」と思い、帰りにはすっかり忘れているというパターン。とうとう写真撮影しました。御飯屋さんのようです。これ。

 

 拡大します。

 

 「キッチン&カフェふるふる」でござる。この看板を見るたびに、どーしても、



 フルフルさんが連想され、海辺ということもあって、この手のナマモノを出す店なのかとうっかり思ってみたりする今日この頃。時間があればそのうち入ってみたいなあ。


 そうした遠征ミッションの他に、私、火曜と木曜の夕方から3時間ほど別場所にて書類作成系ミッションを行っているのです。もう1年くらいになりますかね。たいていはその後直帰になるので、原付で行く場合もあるし、時間の都合でミッション車で行って、終わってから車戻しに行ったりすることも。ところで最近は暗くなるのが早くなりましたなあ。ついこないだまでは終わるときでもだいぶ明るかったのですが、最近はもう真っ暗ですとも。で、その日は原付で赴いておりまして、終わってから終了報告して原付にまたがりました。その際、「ん?」とそこはかとない違和感が。そんで走り出してすぐ違和感が強くなり、判明。あー。前にこのペエジに乗せた原付の写真があったので、掲載しまする。

 

 で、事件のあった翌日くらいに撮影した写真がこれ。

 

 どこが違うでしょう? 答、左ミラーぱくられました。ミラーってそう簡単に取れるわけないです。もし取れるくらい緩んでるんだったら、ぷらんぷらんしてるからすぐ分かるし。そんで今まであったものがなくなると、強烈な違和感があるわけですともさ。実際に、走り出した途端、左前方にのめり落ちそうな気がしてしかたなかったのです。そんで、ようやくミラーがないことに気づいた次第。うぉー、がっでむ。どこのどいつだ盗りやがったの。原付のような車検のない二輪車は左ミラーはなくてもいいようで、バイク屋で借りる代車などには右だけだったりというものあります。なので、左ミラーつけてる原付で自分のが壊れたか何かして左ミラーだけ盗ったという感じでしょうか。暗くなってから、工具持って来て。ぐぉー、がっでむ。これまで左折するときなどでは左ミラーで確認した上で一度振り返ってというのをしてましたが、とっさの動作はやはりミラーになるし、片側二車線の真ん中とか走るとき(右折が近いときとか)左がないと怖いよ。右の車線にいる車が抜きそうだったら左に寄るし、左が迫ってきたら右にかわすとかするからねえ。というような話をしましたら、ミッション場のボスが、「壊れた原付にミラーついてるから、持ってってもいいよ」とのたまう。そのミラー、

 

 すんません、元のが四角ミラーなんで、悪目立ちしそうです。あと高さもちょっと違うし。断念。バイク屋に相談に行く。にーちゃんが持って来て合わせようとしたものの、「あ、これ逆ネジですね」どうもネジのタイプが今のと違うらしい。ほう! 盗ったやつ、正ネジだといい! はめられずにもげよ! とかマジ思う。いらぬ出費をする。ふう。


 最近やってるゲームはPSP「円卓の生徒」でして。元からウィザードリィファンなので、すんなり入れました。ウィズ系のゲームでは例えば「BUSHIN」だったり「エクス」だったり、いろいろ工夫をこらしたものが出ております。「BUSHIN」は、パーティー内での絆を高め、隊列を組むことによってスキルが使えるようになっておりました。「エクス」は学園ウィズでしたっけ。これを組み合わせたようなゲームになっておりますが、ぶっちゃけた話、ウィズの戦闘やダンジョンを使った普通のRPGという気もします。というのも、まあ、最近流行のゲームのようにクエストが細かく出てきてそれを受けるという形になるのですけど、それに基づいてシナリオ上の小ボスが出てくる→レベルが低いと勝てない→レベル上げが必要になる→ダンジョンで殺戮・アイテム集め→小ボスを倒す→シナリオ進行。いやこの流れ、ドラクエだろうとFFだろうと一緒だよなあ。


 設定としましては、100年前に光の騎士が魔王に敗北した世界で、滅亡しかかっております。面白いのは魔王の力でして。これが「チャーム」なのです。すなわち魅了の魔法。通常のRPGではこの手のは戦闘限りの敵が味方になってくれる呪文。魔王のチャームは激烈で放っておいたら戦闘終了後も続くという設定でして、100年前の敗北時も主人公は最終戦闘で仲間を奪われます。魔王を倒そうとする者は魔王の味方になってしまうという力。敗北した主人公は100年後に転生し、パーティーメンバーを生徒として加え、絆の力を高めていかねばなりません。絆を強くするとパーティースキル(ユニオン)が使えるようになります。その中にチャームを1ターンだけ防げる「騎士の絆」とかがあるんですな。小ボスなどもチャームを使ってくる場合があり、それは絆が強ければ回復が早いようなのですが、「騎士の絆」で防いでいかないと主人公以外のメンバーが一気に寝返って悲惨な同士討ちが始まります。この「絆」などのユニオンは生徒と面談をしたり戦闘に連れて行ったりしてランクを上げていくことによって数値が高くなり、それを消費して発動させます。要は生徒との好感度みたいなもんですわい。なお主人公含めてパーティーは6人までなので、参加できない生徒も出ます。そうした生徒をどう扱うかもポイントなのかも。


 また、特定の場所でトラップを仕掛けることもできます。モンスターのエサとなるものを仕込むことによって、しばらくするとそこで戦闘をすることができます。通常の戦闘で宝箱を持ったモンスターというのは、リーダーが設定されております。一定ターンでリーダーを倒さないと宝箱はロストするという形になっています。その進行を遅らせるユニオンとかもあるんですが。なんつーか「俺の屍を越えてゆけ」的なお宝喪失ですな。通常戦闘の宝箱からは一般道具や装備などが出ますが、トラップ仕掛けたときの戦闘では必ず装備品が出ます。通常戦闘に関しては、このゲーム遭遇率が低めな上、必ずしも宝箱が出てくるわけではないので、必ず宝箱が発生するこのトラップは利用する機会が多くなります。ウィズで玄室のドアを開けて戦闘をしまくり、すべて終わったら階層移動したりしてやり直したりするのを思い出したり。


 戦闘に関しては、前に選んだコマンドをそのまま覚えさせるかどうかの設定ができたりします。装備も戦闘の最中にターン消費なしで変更できます。敵によって武器を持ち替えたりすることができるのは便利。ただ、メッセージ速度が変えられないっぽい。○ボタン連打で流せるのですが、それをやると戦闘中ひたすら連打するハメに。ウィズ系のゲームって、戦闘メッセージってどうでもいいことが多いので、ボタン押さずに猛烈に流れてくれた方がいい場合も多いのだけどなあ。


 ウィズファンの中ではあんまし隙じゃないという人もいるだろうなとは思います。キャラメイクもできないしね。ただ私としては、「円卓の生徒」結構面白いです。一緒に購入した「サモンナイト3」はパッケージも開いてないしね。もっとも「サモナイ」の方は、アーカイブスでダウンロードした「2」も「1」も再プレイ終わってないというのもありますが。


 あと、PS3で「キングダムズ・オブ・アマラー:レコニング」もちょっとプレイ中。こちらも面白いです。まだ序盤なんですが、メインクエスト以外のサブクエストとかがどんどん出てきまして、メインが最初の方で停止してるのに、サブばっかりどかどかやってます。アクション系のRPGで、「スカイリム」ど「ドラゴンズドグマ」の中間くらい。造語が多いとかいう批判も出ているようですが、そんなに苦労はしませんでした。つーか、昔の異世界ファンタジー小説読んでるみたいな感じですな。レベルアップするごとにスキルにポイントを割り振り、戦士系、盗賊系、魔法使い系などに成長させることが可能になってます。私が好むゲームってのは、わりとこうしたゲーム的な部分が世界設定とからんでるようなタイプ。前述の「円卓の生徒」にしても、単純にパーティースキルを使ったり好感度を上げることにより有利になるってんじゃなく、魔王たちの魅了に対抗するために仲間との絆を深めるという話にすることによって説得力が増すすんぽー。例えば「俺の屍を越えてゆけ」が好きなのもそういう点があるからですかね。「キングダムズ〜」がいいのは、世界設定として、生きとし生けるものは運命が定められており、覆すことができない、というのがあります。しかし主人公は何故か死亡後に生き返り、その運命から外れちゃった、と。運命を読んでくれる職業の人が出てきますが、彼らにも主人公の運命が見えない。結果、主人公だけは戦士として生きるのか、盗賊として生きるのか、魔法使いを選択するのかを自分の手で選択することができるようになります。また、選択してもまた選び直すことがいつでも可能ですし、一度割り振ったポイントさえ、すべて初期状態に戻して振り直すこともできるのです。これらがすべて「主人公は運命から解放されている」というのを示していて面白いのです。まあこのゲームについてはまだちまちまやってますんで、次回にでも書こうかと。とにかく掘り出しものです。


 杉井光『楽聖少女』読了。日本の男子高校生が悪魔の力によって19世紀ヨーロッパに連れていかれ、ゲーテと一体化してしまう話。悪魔メフィストフェレスとの契約満了の条件が「時よ止まれ、汝はいかにも美しい」という言葉を口にすること。これにより主人公はメフィに魂を奪われます。なので、主人公は感動しないようにゲーテなのにモノを書くことを拒んだりとかしだすのですが。主人公のアドバンテージは学校から連れ去られたので、持っていた鞄の中身(教科書とか)と未来の知識。世界設定のルールとして今んとこ出てるのは、神でない限り、人の死亡時期は変えることできない、ということ。んで、その世界では歴史展開がかなり加速していて、電話はあるわ戦車はあるわという状態。2巻の序盤では電子回路の話なども出てきます。悪魔や神によって未来から連れてこられた者が他にもいる模様。なので、主人公にはおおよその歴史展開は分かるものの、細かいところが分からないという状況になります。タイトルロールの「楽聖少女」はベートーベンのことで、何故かコレが赤毛の少女になっており、というパターン。主人公のツッコミっぷりが面白いです。私自身は音楽には詳しくないのですが、お気に入りはハイドン師匠でしょうか。登場シーンからしてインパクトがあるマッチョ老人格闘家と化しておりますが。あと、まだ名前しか出てきてない魔王ナポレオンが2巻には出てくるらしいので期待。この人はひとりで一軍を打ち破ったとか装甲列車ひっくり返したとかそんな一騎当千らしいのですよ。楽しみ〜。


 気がつけばもう10月ですなあ。早いもんで、もう年末が見えてきた感じ。まあ、今年も少なくなってきたことですし、もう一踏ん張り、頑張ってきましょうかね。





 購入した本:
  田中信二/F.E.A.R.『マリオネットの方程式』、関根パン『ひるねねのききねね』、竹岡葉月『もちろんでございます、お嬢様1』、杉井光『楽聖少女2』、藤澤さなえ/グループSNE『モンスターサーカスへようこそ!』

 読了した本:
  田中信二/F.E.A.R.『マリオネットの方程式』、竜騎士07『竜騎士07インタビューズ完全版』、有川浩『空飛ぶ広報室』、小路幸也『ナモナキラクエン』、関根パン『ひるねねのききねね』、杉井光『楽聖少女』、鷹野新『シュガーシスター1/2』



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