2012年10月。


下旬。


 原付で交差点で信号待ちしてるとき、不意に空を見上げ、「Bじゃないじゃん!」と思い出しツッコミをした秋の空の下、皆様いかがおすごしでしょうか。何の話かっつったら、前回ジャンプをBボタンとか書いてしまった気がしたのです。く、屈辱……。Bはダッシュだと思います。


 前回といえば、思わせぶりなラストでしたが、まあ、その後逃亡していたおっさんはどうなったかといいますと、警察に届け出を出す予定の日の早朝、連絡して来ました。しどろもどろの説明を行い、かなり穴があるのは分かってたんですが、ボスがいったん保留にして、借金を埋めるということで話が進んでます。ただし、今後また逃げたら、即座に警察に届け出るとなりました。もう馘首であろうと周囲は思ってたんですがね、少なくともあと1ヶ月は首をつないどいて、各方面に挨拶回りさせて引き継ぎをさせねばならないということで。何しろ、こちらのミッション場について各方面で散々悪い噂をまくしたててたことも、裏金使って取引してたこともバレてますからね。


 10月の終わりに、隣町図書館でリサイクル図書の配布がありました。当然のように事前に休みを申請し、まんまと受諾していただきましたともさ。隣町図書館のリサイクルといえば、一昨年、

 

 ↑小松左京祭。んで、昨年、

 

 ↑ハインライン祭。ということだったのですが、まあ私の狙いは文庫でSFとかファンタジーとかその辺のラインでござる。だいたいここのリサイクルだと開催時刻の30分前には到着してないと行列ができてたりしますからねえ。アレです、世の中不景気だし、タダで本がもらえるならと考える人が多いのですよ。てなわけで、40分前に到着。先頭から数えて4人目に並ぶ。最初の方に来てる人たちって、ずーっと本読んでたりするところが、リサイクル狙いの人たちの特徴でありましょうか。ただ、私の後ろに来たおばちゃんはやたらとデジカメで撮影し、その後ろにいる娘さんらしき人は周辺を観察して、ノートにやたらと書き留めておりました。いったい何をしておるのやら。もしかしたら地域活動のレポートなどかもしれませんし、さらにもしかしたらブログとかでネタになるのかもしれませんな。ともかく、時間になり、開場。なだれ込む。狙いは文庫というのが決まってるので、遠目で当たりをつけてた箱に行きます。ただ、今回、なんつーか、文庫、少なくね? 開場して15分とかからず、脱出。今回の収穫。

 

 本じゃねえっ! CD−ROMで、本なしですよ。いや、何か箱の隅に輪ゴムで結ばれたのが3つくらいあって、取ってみた1つがこれ。他のは知らない歌手のCD(キズ、音飛びあり)、もうひとつはパソ関係のだったかな。とりあえず見てみるかな的な空気で1つもらってきただけ。いーやー。せめて、本がついてればよかったんですが、他にCD−ROMつきの本もありまして、そちらは本とディスクが輪ゴムで結ばれてたのです。てことは、ディスクのみで輪ゴムってのは本がなくなったか何かなのかね。うーん、いまいちな収穫でした。しょぼん。


 こないだ住民税の督促状が来ておりまして、あー、数回まとめて払った後、すっかり忘れてた気が。てことで納税。ついでに今年の分の残りもまとめてすっきり。その後、ミッション場でボスがこんなことをいってました。何やら住民税を職場で天引きしてもらえないかという案内だかが来てるらしい。何じゃそりゃ。よっぽど、税金滞納してる人が多いんだべな。ただ、それを天引きとかなると何だか違う気がしますが、でも、所得税は天引きしてるよなあ。まあみんなちゃんと税金払おうよ。もちろんこのパラグラフの前半無視でひとつ。


 ミッションの合間、カーラジオを聴いてましたら、ニュースで熊本市の住宅街に鹿が出没してるとのこと。見かけても刺激しないようにとの注意がついておりました。立派な角があるそうです。目撃場所は長嶺とか戸島とかいってましたんで、ホントに大きい道の両側に広がってるような住宅地。かつて熊本市郊外で「野生の猿が出没」なんてニュースもありましたが、よもやこんな開けた場所で鹿とは。ところで、白川近辺には「渡鹿」とか「鹿帰瀬」なんて地名もあって、昔は鹿がいて渡ったり戻ったりしてたのだろうなとか思います。でも今どき……。ちなみに11月1日には先の住宅街からそんなに遠くない菊陽などでも目撃とかいってるので、鹿は移動している模様。住宅地なので、子どもさんなんか多いし、心配ではありまする。


 夏に我が父が会社を興しまして、どうにか3ヶ月ほどは活動しております。んで、新しい取引先ができるかも、と出かけていきました。車で、広島に、日帰りで。いや、私も九州圏内散々移動して、500キロ越えとかやってますがね。広島、遠いよ。未明に出て、高速使って、夜戻ってきて、ふらふらしてましたよ我が父。往復で700キロ越えたといってました。広島での滞在時間1時間半。新幹線で行くより5000円ほど浮いたとかなんとか。でも、「広島はないわ。いちいち行くには遠い」というコメント。翌日筋肉痛になってました。私とて北部豪雨のときの500キロ越えは筋肉痛っぽかったしねえ。その数日後、熊本市内の狭い道を車で移動していると、インド系の若い女性がボール紙を掲げるようにして歩いてました。ボール紙にはマジックで「広島」と。高速も近くにない、輸送トラックとかもほとんど通らないような道で何故ヒッチハイク。広島はないわ〜


 コンビニに行きましたら、コミックのコーナーにすんげー懐かしい本がフツーに並んでました。あだち充の「タッチ」1巻。もう、昔のまんまの状態で復活したそうです。カッちゃんがまだ生きてるのです(ネタばれ)。おお読みたいです。包んであるので見えないのです。うう……。つーか、考えてみたら、ウチに全巻あるじゃん。帰って読めよ私。


 年末忙しいことが予想されるので、そろそろ本の整理を始めようと頑張ってみる。我が部屋にある未読本の中で、今後10年経っても読む気が起きないだろうものをピックアップする。100冊くらい出てくる。とりあえず分ける。これで結構時間経過したよ。まだ本棚ひとつまるまる残ってます。さらに、読了本の中で、今後20年くらい経っても再読しないであろうものをピックアップするという作業が待ってます。300かそこらはリサイクル方面に回したいなあ。何年か前にやったときは、

 

 ↑これくらい売り払ったのですが。個人的には全部取っておけるものなら取っておきたいところ。ただし、一般民家にはスペースの問題があるわけでした。どっかにドデかい倉庫くらいのマイ書庫がほしいなあ


 売り払う方向で話を進めているにもかかわらず、未読本から発掘して読んでみたら、えらい面白かったりするものもあります。今回は兎月竜之介『ニーナとうさぎと魔法の戦車』がよかった。1冊で完結してるし、キャラも立ってます。キャラ同士のやりとりが軽くて面白くて、ただし、人は死ぬし、悲惨な境遇も出てくるのですが、割合明るくてよろしい。近くの古本屋を巡ってみたけど続巻見当たらず、新刊書店にもなく、ネットで2巻と3巻を注文。3巻だけ先に届いてぐぬう。でもこういうのがあると、もしかしたら今回見放された未読本の中にもっと面白いのがあるかもなあと思っちゃうのよねえ。


 忙しい合間にもPS3「キングダムズ・オブ・アマラー:レコニング」は続けております。なんつーか、クエストの数がおかしい。とにかくクエストを消化しようと頑張ってると、減らないどころか増えていきます。というのも、どこかに届け物をしたり捜し物したり敵を倒したりするために出かける→途中街とか村とかキャンプがある→寄る→クエストがぽこぽこ発生→そちらを追いかける→元のクエストが途中なのにしばらくして気づくというサイクル。油断するとフィールドにもクエスト転がってたりしますからねえ。現在常時20を越えるクエストが同時展開中です。いーやー。この手のオープンフィールド系だと後半になるほどデータ量が増えてきて動作がおかしくなってきたりすることがあります。このゲームでもなーんかフィールド走ってる途中、時折カクカクなったりすることが増えてきたような……。増えてくるデータ量としましては、フィールドに転がっております、取得してないアイテムドロップ品(マジで拾わないとずっと残ってたり)、店に売り払ったアイテムはそのままリストアップされてて買い戻しできるし。少なくともその辺りはデータの中に残ってるはずですよなあ。


 こないだサマーフェイ(←一般のRPGでいえばエルフ)のシナリオをクリアしようと頑張っておりましたときのこと。このゲームではクエストはいくつかに大別されており、メインシナリオ、ファンクション、サブクエスト、タスク、だったかな。メインシナリオは本来の1本に加えてオリジナルではダウンロードコンテンツだった2本があって計3本。タスクは何度でもやれる納品系クエスト(盗賊をぶっちめて腕章奪ってこいとか)。ファンクションは特定の勢力内でクエストが連鎖していくもの。サブクエストは単品であまり連鎖しないとか個人の依頼とか。サマーフェイのはファンクション。こいつらは複数の物語というか英雄譚を何度も再演し続けることで世界を続けていくという種族でして、運命に束縛されてる世界では通用しますな。あるイベントを発生させると、次に必ずそれに付随したイベントが来る、的な。夏の次には冬が来て、冬が去ると夏が来る、的な。ところが敵役である魔女が物語を変化させてきます。結果、本来魔女に敵対するフェイたちが魔女の下僕となったりとかしてエラいことに。このファンクションを進めると、最後で主人公は魔女と直接対決するハメになりますが、なかなか強いのよこいつ。私が好んで使ってる武器は、ダガー系。威力はさほどでもありませんが、速度があって攻撃回数が多い。しかもこれ自分で鍛冶して製作したもので、体力吸収系。一定確率で殴った敵から体力を吸収。攻撃回数が多いので、接敵してれば回復とかあんまし考えなくてよろしい。なので、魔女から来る魔法が強くてもほぼ即死とかでなければどうにかなります。ただ、魔女が次々に召喚してくるモンスターたちがやっかいで。背後から攻撃されたりするとこちらのモーションが中断、攻撃できないことに。さらに、やっかいなのが部屋の周囲に配置されたパックンフラワー(仮名)。近づくと殴りかかってくるオブジェです。結構ダメージあります。魔女やモンスターを連続攻撃してると、どうしても部屋の端に追い込んでいく形になります(後ずさるので)。そうするとパックンフラワー(仮名)。モンスターはこの攻撃を受けないので、ヘタするとフラワーの下にかばわれた形になってしまいます。め、面倒な。それでもどうにか魔女を削って、あと一撃で終わる、というタイミングでフリーズ。これまでロードが終わらずに、というのは何度かありましたが、こちらはオートセーブをオンにしてればたいてい再起動してやれば回避できました。しかし、ボス戦の真っ最中にフリーズっておい。幸い、ボス戦に入る前に手動でセーブしてたんでやり直せましたが、うーむ。その後、どうにか魔女との再戦闘を終えて、サマーフェイのファンクションは無事終了。30時間以上やって通常戦闘中に固まったのはこれ1回ですが今後もあるかもしれんなあ。セーブはこまめにしないといけませんな。けど、クエストを追いかけてるとなかなか手動セーブしないしなあ。困ったもんです。


 だいぶ寒くなってきました。そろそろ扇風機も片付けて、ファンヒーターとか考えなければいけないというか、布団の上にあるゴザをまずどうにかしろよって話ですが。冬支度冬支度。





 購入した本:
  久保田悠羅/F.E.A.R.『アリアンロッド2E・リプレ・ヴァイス1』、加納正顕/F.E.A.R.『ダブルクロス・The 3rd Editionリプレイ・デイズ4』、田口仙年堂『デーゲンメイデン2』、ジャスティン・ハルパーン『父さんのsh*t発言、つぶやきます』、アサウラ『ベン・トー9.5』、ジョージ・R・R・マーティン『剣嵐の大地(上・中・下)』、兎月竜之介『ニーナとうさぎと魔法の戦車3』

 読了した本:
  十階堂一系『不完全ナックル』、岡崎裕信『銀のプロゲーマー2G』、加納正顕/F.E.A.R.『ダブルクロス・The 3rd Editionリプレイ・デイズ4』、桜庭一樹『本のおかわりもう一冊』、久保田悠羅/F.E.A.R.『アリアンロッド2E・リプレ・ヴァイス1』、市原秋太『ライアー・ライセンス2』、田口仙年堂『デーゲンメイデン2』、兎月竜之介『ニーナとうさぎと魔法の戦車』、六塚光『レンズと悪魔\』



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