2015年6月。


下旬。


 ミッションにて田舎の方を走っておりましたところ、寂れた商店街みたいなとこ通りまして。「本」の看板発見。ところが、見事につぶれておりました。うーん。こういう田舎の本屋って見るたびに思うことがありましてね。この辺に住んでる人って、本屋必要ないのかしらね? や、今の時代、ネットで注文したりクリックしたりぽちったりできるのは分かっておりますが。そうじゃない人もいるでしょうにねえ。


 昔、私が育った町には近所に一軒本屋がありました。坂の上にあって、チャリンコで行くのと歩いて行くのがあんまり変わらない本屋。小銭握りしめて、マンガ雑誌を買うために歩いてったのを思い出します。さらに、隣町のショッピングセンターみたいなとこに本屋が入ってて、そこにたまに行くようになりましたっけ。親戚の家に遊びに行ったときにも、同じような構成で近所の文房具たくさん売ってる本屋や歩いて30分くらいのとこにあるショッピングセンターに入ってる本屋にてくてく行ってました。んで、中学校くらいになりましたら、チャリンコで遠出することを覚えまして、街の紀伊國屋に行ったりとかしましたなあ。最初に紀伊國屋行ったときに、ハヤカワ文庫がずらりと並んだ棚見て感動したのを覚えておりますともさ。図書館通いも、ショッピングセンターにあった図書室→近所にあった熊本市立図書館分館+学校の図書館→熊本市立図書館本館+高校の図書室というようにレベルアップしていきました。


 親戚の家の近くにある本屋はまだ続いておりましたが、ショッピングセンターはとうに潰れてました。世界が広がっていくような感覚、今の若い衆は味わってるんでしょうかね。ネットとかに親しんでおりますと、一気にいろんなものが見えたりするので、どうかなあと思ってみたり。まあ、便利は便利なんですけどねえ。ただ、やっぱり自分で手に取って本を眺めたり、物色したりする方が私の好みではあります。前に書いた気もしますが、ずいぶん昔、研修で2週間ほど天神に寝泊まりしてましてね。周りの地理もよく分からず、てことは本屋も分からず、最初の1週間くらいで禁断症状みたいになってきました。本〜。週末に休みがあったので、着替えやら何やら持っていったん熊本に戻って本を補給して天神戻りましたっけか。そういった本に対する飢えみたいなもの。どうなんですかねえ。


 トークミッションで福岡の福津市に行きました。そこの現場が14:00スタート。次の現場が佐賀市で15:30。ええ、移動で1時間20分ですともさ。例によっての無茶なスケジューリングです。多分、事務方ろくに調べてもいませんでしょう。こりゃ早めに福津に行って早めのスタートを強行するしかないんですけどね。困ったことに、お客さんの入りが遅くなりまして。この日めちゃめちゃ雨が降っていましたし。14:00になった時点でミッション始まる様子もなく、姿を見せない現場監督に確認の電話をしてみたら、「お客さん向かってらっしゃるんで待っといてよ」といわれる。次の現場の営業担当に電話をしてみる。このような事情なんで少し遅れそうなんですよ。元々佐賀の現場、午前中だったのをズラしてもらってはいたんですが……。「そういうこといわれても困りますねえ。ズラしてもらうのさえ、現場から相当怒られたんですよ。自分でどうにかしてください。私はできませんし、したくないです」と電話を切られる。ちなみに、この営業担当、全国区の会社の営業所の所長さん。しょうがないので、ボスに連絡。今回の依頼の流れは、以下の通り。

 現場監督→営業担当→九州の統括→ボス→私

 ボスから統括の方に連絡をしてもらい、何とか営業の方から現場へ頼んでもらうよう依頼。その話をしている間に20分遅れてお客さん到着。とっととトークを始める。14:45トーク終了。福津を緊急離脱。えーと雨+休日+事故で高速がひどいことになってるんですが……。移動の最中にボスから連絡。統括からの伝言。「申し訳ないです。現場で謝って下さい。あと、遅れてもしょうがないので事故だけは合わないように安全運転でお願いします」詳しく聞いてみますと、営業所長に電話したら、出たとたん切られたそうで。その後何度電話しても着信拒否。子どもかっ!?。なので、現場にまったく遅れるという連絡がつかないまま、佐賀までひた走る。悪状況の中、30分遅れで到着。平謝りに謝ってトークをし、終了して、そそくさと撤退。どうやらクレームとかがあってる現場だったようで。それにしても、上からの電話いきなり切るとか、ああいうオトナにはなりたくないもんですな


 ゲームの話。3DSのメモリーカードを整理すべく、以前に買ってやってないゲームに取りかかる。特にカプコン。安かったので買った「エクストルーパーズ」が「モンスターハンター4G」と同じくらいのブロック数なんですが。参考までに残りのブロック数が25645。ええ、「モンハン4G」が19760ブロック。「エクストルーパーズ」が19370ブロック。他、例えば初代ゼルダやメトロイドは43、こないだやってた「シアトリズム」はドラクエが6954、FFが13433ですか。ゼルダの「ムジュラ」が4972、「時オカ」が3603。こうして見ると、カプコンダントツ。このクラスのソフトだと、あと1本しかカードに入りませんぞ。


 とりあえずつぶせそうだし、「エクストルーパーズ」やってみる。これ「ロストプラネット」のアニメ版みたいなゲームですね。舞台も同じじゃね? 「ロスプラ」は昔PS3で体験版をやった記憶があります。あっちは実写風でシリアスだったのですが、こちらはアニメ調で学園物としてスタートですな。


 まず気になったのは、大型モンスターとの戦闘。主人公に対するヘイトが高すぎね? むちゃくちゃ離れない限り、仲間が近距離にいてもモンスターの攻撃とか全部こっちに来るんですが。攻撃が来るってことは、モンスターの正面がこっちに向いてるわけで。背中が弱点とかいわれましてもねえ。誘導弾みたいな攻撃みんなこっちに向いてくるので、まともに攻撃できないときも多く、囮役になってる感じ? でも仲間のレベルは早々にレベル10でカンストしてしまいます。あんまし役に立たない。


 もうひとつ大変気になる点なんですが。主人公についていけません。この性格と行動、あんまりだ。とにかく考えなし。本能のままに動いていて、周りを巻き込み、周りが困惑し、結果だけは何故か出してるので、みんなに慕われるようになっていく。ありえねえ。だいたい、セリフがカナ4文字だしねこいつ。ほとんどのセリフが「ワクワク」「ギンギラ」「ドキドキ」「キラキラ」で、「俺のワクワクがドキドキだぜ」みたいなセリフ連発。周囲も意味が分からない様子で、翻訳が必要になるありさま。さらにヒロインのことはずーっと「キラキラちゃん」と呼び続け、まともに名前も呼びません。もうちょっとこう、こいつが周囲を仲間にしていく様子を丹念に描くべきなんでしょうが、いかんせんストーリーの構成もおかしい。今、第4エピソードをやってて、もうすぐ終わるっぽいんですが、ヒロインが出てくるの、第2エピソードのラスト、実際にからんでくるの第3エピソードからですよ? 後半になってからしかヒロインが登場せず、それなのに、一目惚れみたいな感じでヒロインの位置に来ます。魅力も何もありませんな、説得力がない。またヒロインが主人公と出会うシーン。別部隊が彼女を狙撃、足を滑らせて崖から落ちてきたのを主人公が受け止めるみたいなボーイミーツガール。で、狙撃した仲間に対して、「何故撃った!?」と激昂。いや、貴様、同じ原住民の人たち散々射殺してましたよね? どの口でいうか貴様。「女の子だぞ!」差別主義者か。相手が「任務だ。詳しく話す必要はない」といってる方がよく分かる。そんな感じで強引に話が進んでいくので、ぽかーん。で、プロデューサーたちがプレイしてる紹介ムービー見ましたら、18時間は遊べます、とかいってたような。私そろそろ18時間に達するんですが。てか、今時18時間遊べるフルプライスのソフトってどうなのさ。そんな感じで、いまひとつのままなんですけどねえ。そろそろ中断して、削除してもいいような気がしてなりません。どうしたもんか。


 そんなわけで、あんまりたいしたイベントはないようなのですが、ひたすらに忙しい日々です。ゲームもしてますが、いまひとつノレないなあ。ゆっくり本屋巡りとかしたいなあ。あ、「ゲームセンターCX」のレミングス篇はそろそろ2本目が半分くらいかなあ。てことは全体の半分か。まだ先は長い。




 購入した本:
  衣笠彰梧『ようこそ実力至上主義の教室へ』、日々花長春『異世界混浴物語1』、田尾典丈『虚構戦役の戦導師2〜3』、肥前文俊『青雲を駆ける』、赤石赫々『武に身を捧げて百と余年。エルフでやり直す武者修行4』、伊達康『結局、ニンジャとドラゴンはどっちが強いの?2』、杉井光『放課後アポカリプス2』

 読了した本:
  むらさきゆきや『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術1〜2』、岩船晶『ポーション、我が身を助ける1』、田尾典丈『虚構戦役の戦導師1〜3』、日々花長春『異世界混浴物語1』、天地優雅『名探偵×不良×リア充×痴女×決闘者』、新見聖『僕とドSと腐女子と脳筋』、千冬『居酒屋○の千夜一夜物語(上・下)』



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