2016年1月。


下旬。


 さて、どうもです。今回の話題はといいますと、やはりこれ、雪の話でしょうかね。前フリとしまして、22日(金)に朝倉市辺りに行きましてね。そこは各業者が集結して事前の検査を行うミッション。その地で話されたこと。「週末はものすごく寒いらしい」「今日は灯油などをたっぷり買って、明日から閉じこもった方がいいっぽい」「何でも40年に一度の寒波だとか」てな会話が朝倉市の片隅で囁かれておりました。


 23日はそこまでなかったのですが、問題の24日(日)。私の予定は、

 09:40−宇城市松橋にてトークミッション
 10:30−八代市にてトークミッション
 13:00−佐賀市にてトークミッション(元連続ミッションの残り)
 15:00−福岡市にてトークミッション

 いやね、元々きつきつなんですよ。一番スケジュール的にキツいのは、八代なんですが。順調に進めばなんとかならんことも、ない。そのはずでした。未明、とにかく起きてすぐやったのは高速道路情報の確認。

 

 24日の6:00過ぎ頃の情報。南は八代、北は広川までは走ってます。がっつり計算しまして、佐賀に行くのにはみやま柳川で下りれば大丈夫。そっから福岡までがしんどいなあ。ともかく雪が積もってる感じの道を原付で走って事務所へ。凍り付いたミッションカーの窓を溶かして、松橋へ向かって出陣。ああ、そうそう。ノーマルタイヤ+チェーンなし


 松橋へ向かう途中、いつもであれば5分くらいで駆け抜ける道があるんですが、そこを抜けるのに30分かかる。なだらかな坂がいくつかあるのですよ。車が全部徐行運転。こっちがいやあな汗かいて坂道下ってると、対向車線では軽トラを人力で押し上げてる風景。そのため、対向車線は大渋滞中。こちらの車線ではトラックが坂道を登り切れず、路肩でチェーン巻いてたりします。つーか、そいつら邪魔でこっちも渋滞。スリップした痕跡も雪に残っていたり。どうにか3号線に入る。国道3号線は熊本の動脈のひとつ。福岡へ鹿児島へつながっております。その動脈が雪で麻痺しかかっていますな。通る車の台数はかなり少なく、それらの車が30キロも出せないでいる状態。すーすーまーぬー。松橋の現場付近に辿り着いたのです。どうにかこうにか。3号線から横に入らねばならないのに、その道が見えない。地元の人がまさに雪かきをして道を掘り出そうとしているような状態。うお、どっから入ればいいんだこれ。さらにいやな汗をかきながら、回り回って現場に到着9:30。お客さんや監督たちはすでに到着しておりました。ところが、それら先着組の車の周囲には雪が降り積もっていて足跡ひとつなく、雪の密室状態。聞けば、かなり早くから乗り込んでいたとか。現場でミッションの準備を進めていましたところ、監督が別の業者さんと電話で話していて、路面凍結のためいくつか来れない業者がいるとフンガイ。危ないとこでした。


 この松橋の現場到着して、準備を進めている時点で、八代には多分間に合わぬことが決定。3号線死にかけてるしなあ。となるともっとひどいのは佐賀。真っ先に佐賀の担当者に電話をする。時間通りどころか、今日は無理かもとねじ込む。「電車ででも来てもらえませんか?」あー、無理無理無理。担当者に謝り倒して後日に変更してもらう。んで、八代も謝り倒して、昼過ぎくらいには辿り着けるてな方向に話を持って行く。ここまでやったら後は、福岡。電話掛けても担当者になかなかつながらねー。松橋の現場終わったら、とりあえず八代に向かい出す私。もう福岡中止でいいんじゃね? と雪の中本気で思ってました。


 どうも松橋以南が厳しい天候になってるようでした。松橋→小川→氷川と南下していく途中、何度スリップして事故った車を見たことか。コンビニとかの駐車場ごとにパトカーが事故処理してる感じでしたよ。基本エンジンブレーキ使って、スピードも出さぬようにしていたんですが、交差点でブレーキが足りず、フットブレーキ軽く踏んだ途端、私もつるっと行きましたよ。どうにか止まりましたが。歩道では足首まで浸かるほど雪積もってるし。その時点でまだ福岡に連絡がつかず、ボスに相談すると、「あんたはとにかく福岡へ向かえ。中止の連絡が来てないなら、あるつもりで動いた方がいい。八代は夕方に延期してもらえば、他の者を行かせるからその旨連絡しろ」といわれる。八代にも「ちょっと昼には難しいかもです」という連絡を入れて、Uターン。ときどき高速道路情報を確認していたのですが、現在運行しているのは御船→広川くらい。てことは、一番近いインターは御船ですな。3号線を北上して御船を目指す。途中、福岡の監督と連絡が取れました。「お客さんからは中止の連絡が来てないのでやる方向で」ある程度は遅れてもいいので、下の道使ってでも来てくれと。ど、どのくらい時間かかるかしら。広川で下りて、久留米、鳥栖、筑紫野、太宰府、福岡。多分、猛烈に混んでるだろうしなあ。


 御船の前で、もう一度監督から着信。「今、お客さんに確認を取っているところです」とのこと。インターのそばで待機。12:00前、福岡が中止になる。即座に八代に連絡。13:00→夕方になっていたのを、13:30にしてもらう。そのまま、これまで走っていたコースを逆戻り。御船インター→八代インターまで1時間以上かかってしまいましたが、現場にどうにか13:20着。お子さんとかが雪だるま作ったりしてる中、トークを行い終了。


 それからゆっくりと事務所まで戻って事務処理して帰宅する。生きて帰れたことに感謝する一日


 25日朝、別のミッション場に向かう人の送りをすることになる。ちなみに、この日の朝の時点。

 

 前日よりひどくなってますな。といいますか、高速道路情報とかが「鹿児島インターから関門橋下関インターまでの区間で雪のため通行止め」そりゃ壊滅状態ですな。タテがそんなだから、ヨコも似たような感じですかねえ。朝イチで別の同僚が南阿蘇村の高森寄りの辺りまで行くことになっていたのですが、それは中止に。午後3時に私が阿蘇市に行くことになっていたのですが、それは確認してくれと事務に振られる。いやそれ事務でやれよ、とマジで思う。午前中は大津町から先がチェーン規制が敷かれていて阿蘇にノーマルタイヤ無理よという状態。昼くらいになって、規制区間が滝室坂まで戻ったので、阿蘇市の宮地辺りまでなら大丈夫。ミッション現場は宮地の手前。うむ。阿蘇へ行く。雪がまた降ってくる。辿り着く。ミッションやる。くりあー。生還する。


 26日。久々にお休み。事務から、翌日のスケジュールのうち、小郡市、福岡市早良区、直方市などはあるかどうか確認した方がいいんじゃないですか、と電話がかかってくる。だーかーらー、それは貴様がやるべき仕事だっちゅーねん。福岡の担当者と電話で話していたら、福岡方面は雪などの影響は消えているらしい。あります、といわれる。「ただ、その前の現場が小郡なんですよねえ」といったら、「え、そっちの方が大変じゃないですか。小郡から東、甘木とか朝倉とかこっちから行くのめっちゃ難しくなってますよ?」あー、前に会った現場の人たち灯油足りてるのかしら? ともあれ、あるという前提で話を進めておく。


 27日。送迎のミッションをこなした後、九州道にて北上。朝見た感じだと規制も入ってないし、大丈夫でしょう。と思ってたら、鳥栖の辺りから景色がえらいことになってきている。まず、まだ雪が残ってます。高速道路上の雪は雪かきしたんでしょうねえ。ガードレールの方に寄せられてまして、それがまた、ガードレールを越えかねないくらいに高々と。雪の塊が無数につらなっており、さながら雪だるまの墓場。鳥栖インターで下りて3号線方向へ。3号線は3号線でやっぱりガードレールのとことか雪が残ってますな。高速のほどではないですが、やっぱり雪だるまの墓場状態というか、黒い汚れが多いので、雪だるま地獄状態。小郡市の現場に向かおうと、3号線を一本入る。雪がたっぷり。車道は通れるのですが、歩道は歩行困難じゃね? というような残りっぷり。雪の下の方とか初日のじゃないかなあ。地元住民が雪かきしてる姿がちらほら。車道が生きてるので現場にはちゃあんと到着。ミッションをこなして、早良区→直方をやって帰熊。この日、戻るとき、太宰府→久留米の3車線区間では、左の走行車線がまるまるつぶされてました。工事規制、という名目でしたが、ぶっちゃけあれ、雪が残ってるからだよなあ。


 ……とここで終わってたら、問題なかったんですがね。これまでの展開でちょびっと振れてましたが、事務、仕事あんまりしてないよね……? 彼女がやるはずだったのが、私に丸投げされてきています。まあ、年末にボスから、事務の人が別部門に徐々に移行するという話は聞いていたのです。んで、代わりに私が入力作業とかを空いてる時間にやって欲しいという打診を受けてました。私から出した条件は「ちゃんとそのための空き時間をスケジュールに作ってもらう」でした。にもかかわらず、事務の人、全部を私に押しつけようとしてるっぽいですな。いっても聞く耳持たない感じで、高飛車に電話で「どこそこの納品書、出して、ファックスしておいてください」と来る。話するのもメンドーになってくるので、この日夜になってから帰社したら、その仕事をするハメに。つまるところ、月末の事務処理が大量に残ってるわけですよ。それが、丸投げ。しかも、この日が夕方直方市で終了、翌日から事務が組んでた私の予定は、28日16:00〜糸島市で検査、29日17:30〜多久市でトーク、30日16:30〜宮崎市でトーク、んで、31日16:30〜大村市でトーク。いやそれで、「何故事務処理してないんですか?」「ファックスの処理くらいしといてください」といわれてもねえ。頭大丈夫か? この雪の間北海道に出張していたボスが戻ってきたので、直々に訴え、31日大村だけ他に回してもらうことに。んで、毎日23時くらいまで事務処理をするハメになる。積もり積もったこの処理は何なのか、とフンガイしながら、夕方にはとっとと帰っていた事務に起こりつつ、ボスも一緒に処理をしまくることに。


 そんな中、とーとつに高校時代の同級生たるほんわかさんよりメールが来る。ってことは例によって飲み会のお誘いです。ん、あれ、3月? だいぶ先じゃん。沖縄に行ってた人が、4月から熊本に戻ってくるようです。おお、私、3年間同じクラスだったじゃん。卒業以来会ってませんでしたが。積もる話もあるでしょうよ。楽しみー。事務処理の手を少し止めて、即座にボスに休暇申請。最低限当日の夕方から翌日の午前中いっぱいの休みを確保する。飲むぞ。ちょっと心が浮き立ったまま、どんよりと事務作業に戻る。


 てな月末的修羅場はさておきまして。ゆるりとモンハンの話なぞ。前回、とうとう緊急クエストでお魚さんが出てきたところでした。ガノっち。ガノトトス。かねてより準備を進めてきたライトボウガンで挑むもどうも勝手が違うのでリタイア。さーてどうするかなーというところ。


 ええ、ガノトトス無視で、ちんたら★4のクエストを進めてました。とりあえずやってたのは兎狩り。白兎獣ウルクススが★4におりまして、そいつの素材で氷属性の太刀が何本がレベルアップするのです。ちんたらちんたら。順調にレベルアップした氷属性の太刀を見ながら、ふ、と思う。ジンオウガ、楽になるんじゃね? 雷狼竜ジンオウガは、決して得意なモンスターではありません。特に帯電状態になってからがひたすら面倒だったり。持ってる雷属性太刀のうち、二本ほどが超電雷光虫があればレベルアップします。具体的には9匹中4匹が手元にありますよ。前にしばらくそれ目当てで狩ってたのですが、物欲センサーがうまいこと働いてたため、何頭か狩ってもまったく虫出ない……。ジンオウガの弱点は氷属性なんで、レベルアップした太刀を持ってって楽に狩ろうというすんぽー。最初の一頭目で超電雷光虫5匹げっとー。あっさりと、まあ。で、レベルアップできる太刀が2本。どっちもいけるじゃん。ってことで、まずは片方の飛竜刀【ベリル】をレベル1→レベル2にアップ。これは電竜ライゼクス由来の太刀なんですが、レベル2になったところで、これまで持ってる海竜ラギアクルス由来の雷刀ジンライのレベル3には及ばないはず、だったのですが、電竜の逆鱗まで持っていたので、一気にレベル3まで【ベリル】が強化されました。ジンライと比較すれば、攻撃力は同じくらい、切れ味も同じくらい、属性攻撃力が高く、会心率も高く、さらに装飾品入れるスロットまでひとつついてます。こりゃ【ベリル】で雷は行くしか! ってことで、同じくレベルアップしたジンオウガ由来の王刀ライキリの影が薄くなる


 ……とここまで来たところでふと考えた。太刀でガノっち行けないかな? 近接武器ではなく、遠距離武器で行こうとしていた利点は何かってえと、@水の中にいるガノトトスを引っ張り出すのがたやすくなる、Aショルダータックルなどを食らいにくいということですか。まあ重要なのは@でして、水中の魚を引きずり出す方法は、大きな音を立てるか釣り上げるか待つか、の3つ。大きな音の筆頭は音爆弾を浴びせることで、次がライトボウガンなどで使える撤甲榴弾だったわけで。ガンナーだと音爆弾も榴弾も使えるので機会が増えるし、スコープから狙うことも可能。のはずだったのが、前回書いた通り、なかなか難しそうな気配だったのです。逆に近接武器の利点は、防御が硬いということですかね。


 結局、回復薬やモドリ玉、音爆弾、調合素材まで含めて大量に持ち込み、太刀で再び挑むお魚さん。水辺の草むらのとこで水中を泳ぐガノトトスをしばし観察。音爆弾を使うまでもなく地上に上がってきたので迎撃開始。つーか、ガノっちでけえよ。元々デカいナマモノなんですが、下に潜り込むと一層その感が強まります。足の下で太刀を縦に振っても、先っちょが胴体に当たるかどうかみたいな感じですよ。とりあえず足を狙いまくることに。「2G」時代から苦戦してた辺り範囲の広いショルダータックルを食らって尻尾ではたかれて、瀕死になったので慌ててモドリ玉でキャンプへ待避。まあ、時間かけても退治すっかと腰をすえてかかってるのですよこっちは。モドリ玉を調合する。もう一度水辺へ。また泳いでいるので、今度は音爆弾を試してみる。上がってくる。自分から上がってきたのでないときには、ガノっち、怒っているので要注意です。ええ、水ブレスを連続で食らって撃沈しました。水ブレスって、直線だけだと思い込んでたのがよくなかった。首振ってなぎ払いやがりましたよあの魚やろー。ぴよったところに浴びて1落ちした次第。


 秘薬も持ち込んでいたので、体力も上限まで戻し、肉食ってスタミナも上限。ふとマップを見れば、魚が別エリアに移動しています。ん、滝のあるエリア……あそこ、泳ぐほど水深くないよね? 水中に逃げられないよね? ってことは、殴れますよ。喜び勇んで魚を切りまくる。かなりの数、届きませんでしたが。そうこうするうちに、ガノっちまたエリア移動。今度は滝の裏にある洞窟へ。ここもまた水がありません。てことは、水に逃げるには、洞窟→もう一度滝のエリア→水辺とエリア移動を2回は最低しなくてはならず、うん、そんな機会やるかよっ。滝のエリアに逃げたところをさらに殴りまくり、足を引きずるお魚さん。しばし待ってから洞窟に行けば、立ったまま鼻ちょーちんのガノトトス。落とし穴を仕掛けて捕獲成功。びば。クリア情報を眺めていて、驚いた。体長3281.04p、金冠サイズでした。でかいはずだ。


 かくして、ライトボウガン使わずに太刀にてハンターランク5に。すると今度は焦げ魚ヴォルガノスもリストに現れました。ぎゃー、に・が・て。アゴのウラガンキンも出てきてるし、いろいろ増えてきたので、今度こそライトボウガンを鍛えるかのう。もっとも加工や強化をかなりやったため、所持金がえらいことになってるのが悩みのタネですがね!


 そんな感じでモンハンは何やら順調に進んでいるのですが、もうすぐ「女神転生」の新しいのも出ますねえ。「W」はわりと楽しんだので、買おうと思っているのです。問題はプレイする余裕があるかどうか、ってことの気がします。


 月末になって旧支配者様の親方様よりメールが来ました。どうやら新年になって体調を崩されてたようです。おそらく年末年始の怪しげなイベント等のためでしょう。腐海に落ちられてたとかそんな感じで。TRPGに関する質問がまたあったので、もうちょっとしたら返信しますかねえ。いつものようにマジメな回答をしなくてはなりませんからね!


 てなわけで、つもりつもった疲労で多少ぐろっきー気味です。ええ、変換したらぐろっきー君とかなりました。今回このくらいにて。




 購入した本:
  割内タリサ『異世界迷宮の最深部を目指そう6』、鬼火あられ『帰宅部戦争』、アサウラ『ファング・オブ・アンダードッグ4』『英雄都市のバカども2』、天城ケイ『アサシンズプライド』、滝沢慧『非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが……』

 読了した本:
  菊池たけし/F.E.A.R.『アリアンロッド・サガ・リプレイ2』、鈴吹太郎/F.E.A.R.『アリアンロッド・サガ・リプレイ・ブレイク1』、かっぱ同盟『僕の嫁の、物騒な嫁入り事情と大魔獣1』、岬鷺宮『魔導書作家になろう!2』、霧島まるは『左遷も悪くない5』



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