2016年5月。


中旬。


 相変わらず作業系のミッションをしております。へとへとでござる。日付が変わる頃に帰宅して寝るわけですけれど、先日、夜中2時頃ふと目が覚めました。何やら隣室が騒がしい。と、母親が来まして、どうやら父親の体調が悪いらしい、と。お腹痛いとか。かといって救急車というほどでもなさげ。本人の希望にて病院に連れていきましたところ、尿管結石と判明。このご時世なんで、命に別状なしということでとりあえず安堵。眠い


 さて、そんなへとへとな中、たまに休みがありまして、目覚ましもかけずに寝てる珍しい日なんですがね。朝っぱらから町内放送で叩き起こされました。「〇〇公園付近で」んー、私の家のわりとそばですなあ。「野生の」む? 「猿が目撃されました」ぐお。危険なので見かけても近づかないように云々。たまーに、こういう放送があるんですけどねえ、いったいどこから来てどこへ行くのか野生の猿。例えば、近隣で火災があって消防団とかが出るなんてケースがあります。そんときにも町内放送が鳴ります。例えば、近隣で老人が行方不明になったときなんでのも町内放送が響きます。ただ後者2例につきましては、経過報告があったりもするわけで。誤報でした、とか無事見つかりました、とか。でも野生の猿がその後どうなったのかってのは聞いた記憶がありませなんだ。たまにあるその放送が同じ個体を示しているのか、あるいは別個体なのか。どっかに地割れとかできてそっから這い出てきたのか、もんきーまじっく。ともあれ、私の睡眠を邪魔した輩には神々の罰が下るといいと思います。


 さてさて、余震はまだ続いておりまして。作業ミッションに参加しているときに津軽から来てる人がいまして、ちょいと話をしました。前の晩にちょっと余震があったのです。私は帰宅してへばりつつ翌日の予定の確認をするためにパソをいじっていた時間帯。私の感想、「あー、今回のはちょっと地震っぽいなあ」縦揺れ一発じゃなくてその後に横揺れもくっついておりました。震度3くらいかな。津軽の人はちょうどお酒を飲んでいたときで、「ものすごく嫌な汗が出て止まらなくなった」とか。何だか温度差を感じるわけで。んで、前回書きました熊本インターも修復進んでるのかよく分からないまま、相変わらず一方からの進入および流出。分からずに入ろうとしてとまどう車は多分県外の車なんだろうなあ。


 県外で珍しくトークミッションが私に振られましたので、久々に高速に乗る。うーん、道がでこぼこしてますなあ。隆起したのか沈降したのか判断つきません。でも、ここは以前坂じゃなかったよなあと思うわけで。あるいは盛り上がってなかったよなあとか。まあこの辺は一般道も変わらず。で、佐賀市でミッション済ませた後、熊本市の流通団地で会議に出席する予定で動いておりました。この流通団地に行くために高速を南下するのですが、いくつか下りるインターに候補地が。植木インター、熊本インター、益城インター、小池高山インター、御船インター。いや多すぎだろこれ。どこから下りてもそんなに距離が変わらない面倒なところです。問題なのはどこが混んでるか。まず、植木インターだと国道3号線が混んでます。熊本インターは前述の理由にて混んでます。ついでにこれに加えて益城インターの3つはたいてい混んでます。通常ならば、御船辺りで下りて浜線バイパスを行くところなんですが。ここんとこしばらくの要注意事項としては、益城以南に常に存在している「停滞〇キロ」ですよ。一台ずつ一時停止をしているため抜けるのにものすごい時間がかかるそうです。ええ、こないだ見たのは停滞3キロ通過時間40分の掲示です。高速道路です。


 まあ、今回は時間にかなり余裕があったので、とりあえず高速道路から益城以南の様子をうかがいに行こうと画策。で、熊本インターを越えまして、益城インターを通過した途端、道のあちこちに規制が入り出しました。右側に「←」が並び、左側に「→」が並ぶ場所を通っていますと、

 

 ん? 

 

 ちょっと見えにくいですかね、「この先」「対面走行」です。つーか、あれ? 九州道、対面走行なんてあった? 南九州道はあります。大分道はあります。長崎道もあった気がします。九州道は? んー、基本片側2車線中央分離帯付きだったはず(久留米−太宰府間は3車線)。ほぼ時を同じくしてやたら頻発してくるのは、上の写真にも小さく写っております3枚目。

 

 「Sカーブ」!? その後ろに見えてる電光は「段差あり」ですが、段差は今やどこにでもあるのでスルー。それにしてもSカーブ? 高速道路で? この辺りからとろとろと流れるようになっているのですけど、やがて、追い越し車線が規制になりました。そんで、

 

 Sカーブ登場。ああ、なるほど。こりゃSカーブだわ。走行車線から追い越し車線+中央分離帯を貫いて、対向車線の追い越し車線に入っていってますなあ。で、そのままポール置いた対向車線を対面走行

 

 ええ、これ対面走行中でして。左にあるのは中央分離帯です。緑の案内看板は、小池高山インターが近いことを示していますなあ(正確には嘉島ジャンクションの案内)。で、信号機あり? 片側になってるのは、まあ中央分離帯の向こう側にえらい段差ができてたりするのが見えるのでいたしかたないんでしょう。さらに砂袋が山積みされていますが、亀裂とか穴とか埋めたりするのかねえ。……と思っていた時期が私にもありました。信号機があるということは、これがくだんの停滞原因かな。場所的には、

 

 おそらくこの辺りでしょう。色が少し赤くなってるのは渋滞地帯だからです。ここまで辿り着きますと、信号機のところに係の人が立っていて、一台一台停止させた後、通しているのですが、私の車とかだとちょっと止まっただけでそのまんま流してくれました。そして私なりに、いままで見てきたものからこれが何なのかを推測。

 

 ↑ストリートビューから見ても分かるようにまず、ここら辺、陸橋です。田んぼの上を九州道が通っている状態。で、片側に強烈な段差と亀裂。亀裂が入っているので、片側通行になっている、と。で、陸橋。片側に重量が偏りすぎると危ないっしょ。なので、この一時停止は、陸橋のひび割れ付近における総重量の制限と見ました。おそらく私がその直前で見た大量の砂袋はカウンターウェイトで、陸橋のバランスをある程度調整していると。信号機はついてますが、人がいたのは、昼間は車両が多いので、人の目で見て、例えば重いトラックはしばらく止めるが軽自動車はあっさり通すなどの判断をしているんじゃないですかね。車両が少なくなる夜は信号機と。そういうことなんじゃないですかねえ。ああ、そうそう。あまりの停滞ぶりにブチ切れ、次の小池高山で下りまして、流通団地に走りました。わりとぎりぎり。


 で、会議に出席したのです。ひとつの会議室で2つの打ち合わせが同時進行。その片方に私は出席していたのですが、突如地震が来ました。縦揺れの後、横揺れが来まして。2つの会議の声が止みました。揺れが鎮まったとき、「あー、揺れましたねえ」とどちらからともなく発言。「震度3くらいですかねえ」んで、何事もなかったかのように会議再開。立ち上がることも、避難するそぶりすら見せなかったり。うーん。


 作業ミッションの日々なわけですけれど、だんだんみんなして疲労が溜まってきております。かりかりしてて、怒鳴られる人もいたり。私の同僚のうち、年老いたアンパンマンみたいな人とぬらりひょんみたいな人がその筆頭。まあ、要領が悪いといいますか、前者は「回りのことを考えずに自分勝手に動く」人で、後者は「回りのことが見えてなくて自分で判断もせずに動く」人。どちらもやり方を教えてもそれを虫するような動きをしてくれます。私も怒鳴ったことがありますしねえ。私が怒鳴ったときは、段ボールを置いていく簡単な作業の際、段ボールが歪んでるのが多いので積み上げ方にルールがあるのです。例えば5つ並べて積み上げていく場合、端から積むのではなく、真ん中、その両端、一番端という感じで置いてきます。ええ、段ボールが傾かないように支え合うようにしていくのです。それを何度説明しても理解してもらえず、「すいません、段ボール倒れるんで、真ん中からお願いしますよ」「分かりました!」と返事した直後に端から置く人たちです。


 要領に関していいますならば、私はどちらかといえば要領がいいといいましょうか。楽をするためなら手を抜かない人です。いえ、わりと当たり前のことしかしてないと思うのですが。前述のような人たちを見ますとそうでもないかなと疑いの気持ちもわいてきます。例えば、こういう作業があったとします。


 設問:100の段ボールが積み上げられたパレット(フォークリフトで運ぶためのものを載せる板)1枚があります。もうひとつ空のパレットがあります。これらを使って、60と40の段ボール+パレットを作って下さい。なお、パレットは同質同型同じ大きさのもので、100の段ボールも形状及び中身は同じものとします。


 まあ実際にこういう作業はちょこちょこあるんですけどねえ。この条件下であれば、というのは例えば段ボールの大きさが違うとか、この後別の違う段ボールを載せる作業があるとかそういうのがないなら、ということですが、私ならば40個を空パレットに積み下ろします。だって同じ段ボールですもの。ところが、前述の人たちは60個を下ろします。正直私にはよく分かりません。40と60ならまだしも、20と80で同じことされるときもありますよ。時間と労力の無駄じゃね?


 あと、ついでに段ボールを移すときにも、なるたけ楽になるように動きを最小限に、ピボット使ったりして上半身だけでやったりとか、まとめて動かしてみたりとか、放り投げてみたりとかしてます。段ボール10キロくらいあったりするときもあるんでね。ひとつひとつ手で持ち上げて、一歩一歩運んで回り込んでよっこいしょと置いて、とやってる人たちは何なのかと。その隣で空中に段ボール放って、引っかけたまま残ってる右手の指でコントロールしながら落としていく人たちとかいるわけですよ、私もですが。長時間のミッションなんで、なるたけ消耗を抑えつつやるのは当然なのかなと思うのですが、そうじゃない人たちもたくさんいまして。世の中の仕組み的には私の方が少数派なのかしら、という気もそういう人たちを見てるとしてくるわけで。どうなんでしょうかねえ。


 そんな感じでへとへとになりつつ、かりかりしたりぶちきれそうになったりしてます。ゲームもあんましやってないなあ。6月になったら少しは落ち着くのかねえ。今回このくらいにて。




 購入した本:
  佐島勤『魔法科高校の劣等生SS』、三雲岳斗『ストライク・ザ・ブラッド15』、大森藤ノ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか10』、蝸牛くも『ゴブリンスレイヤー2』、池澤春菜『乙女の読書道』

 読了した本:
  風波しのぎ『ザ・ニュー・ゲート6』、菊池たけし/F.E.A.R.『アリアンロッド・サガ・リプレイ11』『アリアンロッド2E・リプレイ・ストレンジャーズ』



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