2018年5月。


下旬。


 心の持ちようで。などと感じることがたまにありますなあ。風景が変わって見える、とか。先日のお休みの日、図書館に行ってきました。返却期限が近かったので。雨だったので、これはたまたま母の車が空いていたので借りることに。図書館に行く前にちょいと別件で寄るとこがあったので、用件をすませて移動。ふ、と思い出す。この前に、母の車借りたのって、いつぞやの葬式のときだ。あのときは桜が咲いてましたっけ。同じ道を通る私。当然のように、あの葬儀場の前を通過。雨でしたが、それとは関係なく、駐車場に車がたくさん。葬儀があってるのですかね。少しまた、景色が色あせたように感じる朝。そういえば、そのしばらく前に何やらデカい郵便物が届いてました。亡くなった友人のご遺族から七七日忌ってことは、7×7で四十九日の香典返しか。結構な日数、というべきか。まだそれくらい、というべきか。とりあえず私は元気です


 たまたま南の島にテレビ電話してる母のそばに私がおりました。んで、たまたまもうすぐ誕生日の甥っ子が出てまして、母がたわむれに「誕生日に何がほしいか頼んでおきなさい」と私を示していう。甥っ子は「何でもいいよ」といった後、「ほしいものはないのか」と重ねて問われ、しばし考え、急ににやりとしたのです。「だったら、DSがほしい!」即座に画面の外から義妹の「ダメっ!」というおしかりの声が飛びました。てか、去年3DSやって、今年DSはないない。たしかに私はDSも持ってますし、義妹も持ってます。前に我が家に遊びに来たときとか、私らが南の島に行ったときには私所有のDSで楽しそうに遊んでたのも知ってます。おそらく、自分用のDSがほしいのでしょう。つーか、早いとこ3DS修理しろよ。あとたしかにDSのプレイ頻度は落ちてますが、ゲームボーイアドバンスのゲームをプレイできるのは、手持ちはこれしかないので、DSはやれないなあ。


 その甥っ子の誕生日用に注文していた茅田砂胡の「デルフィニア戦記」文庫本セットが届く。18冊。新書版で途中まで毒味していたのでそっから文庫版に移行して読み切る。うーん、これ、田中芳樹の「アルスラーン戦記」の方がいいかもしれん。ただし『王都奪還』までの限定ですが。「アルスラーン」も貸してやるか、と思って自宅の本棚をいくつか漁ってみたものの、一冊も発見できず。しばし記憶を掘り起こし、他ならぬ弟に貸したのを思い出す。すでに「アルスラーン」は南の島に上陸しておりましたよ。


 「デル戦」が入ってた密林箱に再び「デル戦」を18冊小分けにしてビニール袋に包んでぶっ込む。雨対策雨対策。さらに空いてるスペースに北方謙三の「三国志」を13冊入れる。「読本」等も2冊あるんですが、今回は入れず。んで、後はゲームソフトを入れるか。まずいくつか候補を選んでから、空きスペース等を考慮して取捨選択。「ヒラメキパズル マクスウェルの不思議なノート」「ソラトロボ」「風来のシレン4」の3本。あー、全部DSのゲームだ。「マクスウェル」は言語入力したアイテムが画面上に登場して、お題をクリアさせるというもの。これは密林の紹介ページではこんな感じで、

 

 出ています。2万語以上対応。「ソラトロボ」と「シレン4」は、

  

 前に出した画像がこれらですな。んー、どうするかなあ。しばし考え、「シレン」を外し、

 

 プレイしたくば3DS修理せよ、的な意味合いで「ドラゴンボール」追加。前に南の島に遊びに行ったとき、何かのカードにハマってた甥っ子のことを思い出したというのもありますが。んで、これだけだと分かりにくいだろうから、前に購入した、

 

 本も同梱しておく。あと、密林券をいくらかつけて梱包終了して、送りつける。本でもゲームでも好きなの買うがいい。うむ。


 前回古いゲームにまた興味を持ってきたという話を書きました。その流れから、しばらくVitaで「ゲームディギン」をまた観たり。これ、PSのゲームアーカイブスを紹介する動画なんですがね。以前はPS3の方にダウンロードして観たんですが、Vitaでも一部観れるので久々に観た次第。ただし、VitaではVol.30くらいから最終回のVo.43までしかダウンロードできません。これは、アーカイブスにVitaが対応した話が出てくる辺りからなんである程度納得はできるのですが、アーカイブス自体は古いのもVitaでは使えるので、「ゲームディギン」も前のやつを扱えるようにしたらいいのになあ、と思ったり。


 ストアでアーカイブスのページを開いても、別に動画があるわけでもないので、静止画像だけ見てもよく分からなかったりします。実際にプレイしている画面が確認できる動画はいいと思いますよねえ。その流れで、やっぱり前に観てる有野課長の「ゲームセンターCX」のレンタル版でもまた借りてくるかー、てな気になる。。ただあれはあれで有野課長がプレイして、攻略する番組であるから、観たらお腹いっぱいで、同じゲームをプレイしようとはあんまし思わない気もしますが。


 さて、Vitaでプレイ続行中の「イース[」でございますが、

   

 +17時間というところですか。てか、これでもかというくらいやった気分なんですが、時間だけ見るとさほどでもなかったり。ちょっと不思議な感じ。

  

 「とてもレア」であるサハド、リコッタでトロフィー獲得。現在さらにレアな感じのヒュンメルで進行中。てか、主人公のアドルでいまだトロフィーもらってない不思議。


 前回はどこまで行ってたんでしたっけ……ああ、古代種倒せるようになった辺りでしたか。ダーナについての推測など戯れ言のように書いてますねえ。このゲームについてはことさらネットで調べたりとかもしてない状態ですよ。前回書いた推測はおもに2つ。ダーナはアドルたちから見て過去の人なんじゃね? てのと、大樹に取り込まれるか石化するなどしてダーナはアドルたちのところに合流するんじゃね? ということでした。まあどうなったかはとりあえず置いとくとしまして。


 アドルたちのいるのはセイレン島の南部。北部に行くために越えねばならないのは「憲兵さん」と呼ばれることになる大きな山。ここが古代種がざくざく出てくる場所でした。古代種をあしらいつつ、とうとう山頂付近に到着。そこで待ち構えていましたのは、

 

 翼竜型古代種! これまで戦った中で最も苦戦しました。苦戦した理由は狭い道で動きにくく、古代種に攻撃が届きにくいというのがあります。あと、こいつが5発くらい連続で放つ追尾式火炎弾や炎のブレス。もれなくHPががしがし減ってく火傷状態になります。持っていた火傷薬をフルに使いつつ、

 

 からくも勝利。そして山越えを果たし、見えてきたのは、

   

 都市の遺跡。左の画像の真ん中に見えてるのが半月状のがデカい樹です。そして、ダーナを操る状態になり、見えたのは、

 

 おそらく逆から見た画像。こりゃ推測が当たりましたかな。ここらへんで初めて分かった情報、

  

 ダーナの側でもアドルの夢を見てる。大樹の巫女であるダーナの夢は予知とも取れ、この時点のダーナには状況が分かっていません。ただ、遺跡までアドルたちが辿り着いたところまでを夢で見ており、王都が廃墟になってるのにショックを受けてます。ただ、アドルたちがダーナをいつの時代の人なのか確定できなかったのと同様、ダーナの側もアドルたちがいつにいるのか分からないでいます。ここら辺が面白いとこ。ダーナからすると、王国がいつ滅びたのか何故滅びたのかが分からず、それを探ろうとしています。この時点のダーナがやれることは、未来にいるアドルたちへのフォローです。具体的には、

 

 橋が落ちてて進めないので、

 

 過去でそこに行って、

 

 樹を植えると、

 

 未来では道が崩れてない。こんな感じで。そうこうするうちにようやく「はじまりの大樹」の根元付近まで辿り着きましたが、そこで、

  

  

 ダーナ発見!?  てことで、推測その2も当たってしまいました。いやはや。でも加入時期早くね? まだこっちレベル40行ってないよ? ダーナはレベル60っしょ? などと動揺しつつ、

 

 ダーナ参戦! ただし、彼女、部分的に記憶が欠落しております。一応覚えているのは、アドルたちに道を開くために樹を植えたとこまで。そこからストーリーが進むごとに、過去ダーナがやった「そこまで」を思い出すことに。なので、過去ダーナが、自分がアドルに合流したことを知って驚愕したりする一方で、未来ダーナは何故自分がアドルに合流できたのか分からないでいる。あ、これ面白いわ。結局、過去ダーナも未来ダーナも王国が滅びた原因が分からないでいるので、何が起こったかを探っていくことになります。残念なことが2つ。1つは、

 

 ダーナ、レベルダウン! 眠ってる間に身体がなまっちゃったか!? 昔の某ゲームの続編を思い出しつつ、もうひとつ残念なこと。

 

 過去ダーナが持ってた2段ジャンプ用アイテムまでどっかに落としてきたようで。武器はそのままだったのに……。2段ジャンプでないと行けない場所が結構あったのですが、入手するまでもうしばらく行けないことに。今はどうにか入手しましたがねえ。


 そんな感じで進めているのですが、このゲーム、改めて見てみますと、ストーリー展開がいいですなあ。激燃えとかそういうことじゃなくて、飽きない構成になっております。無人島に漂着する豪華客船の客たちが手を取り合って、脱出を模索するというのが全体の流れなんですよね。まず他の漂着者たちを見つけつつ島の探索範囲を広げていくのですが、それがある程度進んだところで、古代種という強力な敵が現れる。古代種から逃げ回りつつ探索を続け、範囲が広がってきたとこに、連続殺人鬼のエピソードがいきなりぶっ込まれる。それが一段落したら、北部へ行く道が開かれ、古代種てんこ盛り。先着していた探検家の生存が明かされる。古代種を倒す方法の発見。北部での遺跡発見。探検家との合流。船の設計図入手。過去との繋がりが発覚。さらに、

 

 新しい生命の誕生があったり、幽霊船が出現したり。合間合間に入るのは獣や古代種たちによる拠点襲撃。飽きる暇がわりとありません


 あと魅力的なのはキャラクターでしょうか。徐々に家族の話などが明かされたりもしますし、キャラクターエピソードが展開もされます。孤高の運び屋として出てくるヒュンメル(現在メインで使ってるキャラ)は、

 

 えーとこいつこいつ。自分の仕事にプライドを持っており、無口で、単独行動をしばしば取ります(拠点に不在の時期もある)。パーティーに入っているのもたまたま自分の目的地と方向が一緒だから、という理由でした。こいつはとある理由で、自分が運んでいるのが何なのかを知っています。それは漂着者たちが喉から手が出るほどほしがってたものなんですが、それをおくびにも出さず、仕事を完了させます。各キャラはあげると好感度が上がるプレゼントが設定されているのですが、ヒュンメルへのプレゼントは石けんとジャグリングボール。こいつ、子ども好きなんすわ。子どもたちのことを心配して、手を洗う指導をしたり、ジャグリングで楽しませたりするエピソードが入ってきたり。無口なにーちゃんとばかり思っていましたが、結構面白いセリフをいうし。他にも、古代種てんこ盛りの場所で遭遇する老婆がいるのですよ。いきなり背後から古代種に襲われるのですが、

 

 ひとりで粉砕。強いぞ、シルヴィア婆さん。元伝説の剣闘士。つか、この人も探索チームにほしいのですが、入りませんなあ。


 ストーリーを貫くのは、島からどうにかして脱出しようということでして。それを達成するためにはとりあえず2つの条件があります。必要なもののひとつは脱出用の船舶。幽霊船は使えないかという話も途中で出てきましたがね。さらにもうひとつは脱出を妨害する巨大古代種であるオケアノス、序盤に船を沈めたクラーケン型ですが、こいつをどうにかしなければならないのです。実際ストーリーの途中でどうにか作った小舟をこぎ出すエピソードがありますが、オケアノスに撃沈されてます。舞台になってる島の近辺が魔の海と化してる原因でもあります。きちんとした船の設計図を入手しまして、それを建造中。さらにオケアノスを倒す手がかりがつかめてきたところで、現在ストーリーが盛り上がってきました。一方で、何故王国が滅びたのかはまだ判明して折らず、ダーナが頭痛とともにフラッシュバックさせるイメージや状況から、これ、王宮にメテオストライク食らったんじゃね? とまたてきとーに推測してる現状。そちらもいずれ明かされると思いますが、ダーナがどうしてアドルたちの時代に来たのか、なども含めて楽しみでございますよ。


 なんつーか、暑いような、朝晩ひんやりするようなそんな日が続いております。寝るときに扇風機切って、窓から流れ込むひんやりを感じつつ眠るのですが、途中寒くなってくるのか、朝起きたときにはいつの間にか窓が閉まってる不思議。蒸し暑い、よりは過ごしやすいですがねえ、いつまで続くことややら。




 購入した本:
 茅田砂胡『放浪の戦士1〜4』『異郷の煌姫1〜3』『動乱の序章1〜5』『伝説の終焉1〜6』、屋久ユウキ『弱キャラ友崎くんLv.6』、葵せきな『ゲーマーズ!10』、原初『ソロ神官のVRMMO冒険記』、三河ごーすと『自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?4』、マイケル・ウィットワー『最初のRPGを作った男ゲイリー・ガイギャックス』、安田均・水野良ほか『『ロードス島戦記』とその時代』


 読了した本:
 茅田砂胡『コーラルの嵐』『風塵の群雄』『動乱の序章2〜5』『伝説の終焉1〜6』



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