2019年3月。


中旬。


 乱暴ないいかたをすれば、なんでこうなった!? というパターンがありまして。月イチのペーパー仲間と3月に集まろうかという話をしていたところ、メンバーのひとりであるかつての恩師が3月半ばに熊本に来るという話を持ちかけてきました。たまたまその恩師の人が、先月くらいにとある賞を獲られており、他のメンツと相談して、お祝い込みでという話になりました。そりゃ、別にかまわんわけですよ。私が代表してお祝いのブツを購入しましたよ、肥後象嵌の万年筆。で、恩師が熊本駅のそばがいいというので、熊本駅構内にあるお店を予約。肥後よかモン市場という店舗の集合体が昨年から出来ているのです。食べ物やや飲み屋も入っているようです。さあ、ここら辺から話がおかしくなってきますよ。まあ忙しい時期でもあるので、こちらからの参加者が私を含めて4人、ここに恩師で5人。このくらいで仮押さえ。それを恩師にスケジュールの最終確認をしましたところ、卒業生の人に何人か声をかけていいかと返ってきまして。ここで断るわけにもいかず、OKを出しました。二日くらいして、参加される先輩が4人。……参加人数の半分がメンバー外の先輩という。しかも結構上の世代の方々で、私はたまたま全員名前を知ってましたが、直接会ったことあるの1人だけ。この時点で、ほぼひとりこちらの参加者が尻込みして、用事があるということで不参加になりました。3人:4人で過半数が大先輩になりました。さらに翌日、この人数で本予約した直後、先生からメールが来まして、2人追加とのことで。ぎゃー。3人:6人。何この比率。


 とはいえ、私はかつて、隣の学科の縦割り同窓会に呼ばれてのこのここなした経験がありますよ。それに比べれば同じとこの先輩ではありますし、先生が共通だし、そこまでアウェーではありませんよ。めいびー。当日、集合の1時間ほど前に到着して、肥後よかモン市場に入った途端、正直血の気が引きました。あー、ここは違うわ。場所の選択を根本的に間違っておるよ。たくさんある食べ物や飲み屋の類い、すべて直立したときの胸くらいまでしか仕切りがありません。ハーフのオープンスペースみたいになってやがります。店内が、というだけでなく、通路への仕切りもそうなっていて。で、よかモン市場の中、べりー人混み。各店舗に行列もできてます。実際私が予約した店も行列ができていて、予約してたんで予定時間にはすんなり入れたんですが、一番通路に近い場所が取ってあったので、ぶっちゃけ座って飲んでて食べてて、外で並んでる人の顔が正面に見えてるんですよ。目が合うんだよ。早く出ろと目がいってるんだよ。しゃべってることもお互い聞こえてんだよ。落ち着いてよく分からない世代のぷち同窓会なんてやってる空気じゃねえ。それでも盛り上げ、恩師には喜んでいただけたようですが。二次会はメンバーのひとりとスナックだかで飲みましたが、「よくやったよね」「なんとか乗り切ったよね」と慰め合う展開に。ええ、これだったら、街で飲み会やっても変わらなかった気がします。次やるときには熊本駅内はないわー。ちなみに私から見ると、来た人たちは1学年上、3学年上、4学年上、5学年上、7学年上、でした。


 そろそろ新型機の製作が始まるので、ミッション場ではその準備です。何しろ、14機連続で作らねばなりません。今回は1号機と2号機です。そりゃ別によろしい。パーツもまとめて届いているので1号機で使う分と2号機で使う分の仕分けが必要になります。完全に同じではないので。やることがなくてとうとうこの仕分けにみんなして入りました。海外研究生も含めてみんなしてやってたら、中ボスがやってきまして、「あー今こんな状態ですかー」この人、私らのボスの上にいて、バッハ氏などのチームを率いている人でもあります。「あっちが予定が変わって手空きになってるから、何人か寄越して、2号機の仕分けをしてもらおうかな」とぼそり。聞いてた私らは、思わず顔を合わせて汗たらり。


 翌朝。駐輪場に来ますと、見たようなバイクが入ってましてね。うーん、と喫煙所を覗けば、予想通り園長さんがいました。「仕分けっすか」「そうですね」「来るのは誰ですか」ここがポイント。全部で6人だそうで。ええ、いいにくそうに園長さんがやっかいさんとブービーさんの名前を挙げてしまいました。ぎゃー。「いや、バッハさん、最後まで連れてくるのを抵抗してたんですよ。中ボスからメンバーを選べといわれて、拒否しましたから」なんとなれば、バッハ氏ならやっかいさんらを絶対に選ばず置いてくるだろうから。で、バッハ氏はメンツに入るので、向こうでやっかいさんらを制御できる人間がいなくなり大変なことになる大惨事予想図。中ボスが無理矢理選んだらしい。


 どよよーんとしながらミッション場に入り、やってきたたいちょーらと顔を見合わせ、「……さっきいましたよ」どうやらロッカールームに入ったものの、自分のロッカーがなく、うろうろ不審な動きをしていたらしい。まあ、いなくなったメンツのうち下っ端からロッカーが別の人に切り替わっていきましたしな。来る人来る人、いやな顔をしています。「マジか」「チェンジで」「とりあえずずっと掃除しといてもらうか」仕分けなどさせたら現場が大混乱の結果になることが目に見えてるからねえ。


 結果、その日のうちに起こったこと。1時間ほど動きを止めてパーツを眺めた挙げ句、「パーツの数が足りないんですけど」とバッハ氏に。「ちゃんと数えました? もっぺん数えなおしてみてくださいよ」30分後、「ちゃんとありました」数えなおしに30分て……。「ずっと探したんですけどこのパーツがないんですけど」「いや目の前にあるじゃないですか」このときは大騒ぎした後でしたが。さらに「このフレームですかね」「いやいやいやここにあるの全部1号機分って書いてあるじゃないですか! 仕分けしたとこから取らないでくださいよ!」と気づいたたいちょーマジ怒鳴り。おそらくやっかいさんがやったとこは、すべて2号機製作時に大問題が発生する予感


 さて、しばらく前に川上稔の『連射王』を何度目になるかまあまた読んだのですよ。これ、ゲーセンでのシューティングゲームの話なんですが、読んで、まあ予想通り、シューティングやりたくなっちゃいましてね。私は別にシューターでもないし、なかったし、多分なることもないだろうと思うのです。時代的にも縄張り的にも弾幕系には関与してなかったけれど、まあ、懐かしく思ったり不意にやりたくなったりすることはあるわけで。何がいいたいのかといいますと、

 

 Vitaのフォルダひとつがシューティングで埋まっておりましたよ。いや、上手なわけじゃないんですけどね、単純にやってて楽しいのもありますわな。あ、フォルダ名が「STG2」になってますが、「STG1」にはメタルスラッグが詰め込まれています。んで、DL版がなかったので、やむなくソフトの方で、

 

 購入してみたり。このシリーズ、「グラディウスポータブル」「沙羅蔓蛇ポータブル」もありまして、そのうちDL版が出てるのは「沙羅蔓蛇」だけ。特徴としては、

  

 それぞれのシリーズ5本が入ってる感じで。「ツインビー」は最初のやつとかは遊びましたが、以降あまりプレイせず。逆に「パロディウス」は歴代の全部プレイしたことあるなあ。八奈見乗児がしゃべまくる「実況おしゃべりパロディウス」とか好きだったなあ。で、購入に踏み切った理由は、私まだ使えるPSP持ってるじゃん、ということで。DL版ならVitaでもPSPでも遊べるけど、UMD版しかないやつでも「ヴァルキリープロファイル」とか遊べるしねえ。あともうひとつ、昨年9月くらいのクソ忙しかった頃、勢いのまま買ったものもありまして、

 

 「スターフォース」とかも遊べますよ! こちらはゲームボーイアドバンス版なんで、DSなら稼働するすんぽー。これに加えて3DSだとヴァーチャルコンソールでファミコン版の「グラディウス」や「沙羅蔓蛇」も遊べますしねえ。しばらくはそのときの気分でてきとーにシューティング起動させて遊ぶかなあ


 そんなシューティングの一方、モンハン。3DSで「3G」プレイ中でしたが、前回たしか桜レイアを倒した辺りまででしたっけ。

   

 +2時間半。おおう。クルペッコ亜種とか倒した辺りで燃え尽きた感じですか。じゃあ何やってたかってえと。

  

 +33時間で「ダンジョントラベラーズ2−2」です。プレイ環境はVitaです。「ダントラ」は「1」「2」ともにプレイ済。ダンジョンRPGで、元々は「トゥハート2」のキャラを使ったゲームだった、はず(「1」はそう)。「2」は完全オリジナルのキャラを使ったRPGとなり、「2−2」はその続編。ええ、なんつーか、前作のワンシーンが再現されるのですが、

 

 中央にいるのが主人公。魔神に挑んでどうなったかってえと、

 

 魔神に敗北してバッドエンド。主人公やパーティーメンバーの大半が魔物に取り憑かれて闇落ちという。前作プレイしてるのがある程度前提のストーリー展開です。欲望のままに行動するようになった元メンバーを次々に打ち倒して、取り憑いてる魔物を封印して仲間にしてという流れ。ええ、元仲間16人。


 ストーリーはともかくとしまして、基本画面はこんな感じ。

  

 左が移動画面、右が戦闘画面。隊列は敵も味方も前衛・後衛。攻撃範囲の距離設定は存在。武器によって近接、中距離、遠距離。近接は前衛−前衛、中距離は後衛−前衛、前衛−後衛、遠距離は後衛−後衛。近接武器を近接距離で使えばダメージは100%、中距離だと75%、遠距離だと50%になります。大雑把ですが基本的なとこは押さえてる感じですかね。行動順は画面上の方に出ていますアイコンで表示。特殊なのは魔法等の扱い。これらはスキル選択で詠唱開始、それから次に順番が回ってきたときに発動という2段階。詠唱中に攻撃を受けた場合、一定確率で詠唱中断もありーの、いささか面倒な状態ですな。


 なお、主人公はライブラという職業にあり、戦闘に直接参加が一切できません。ライブラは魔物の封印をする役割で、

 

 戦闘勝利時に自動的に封印されていき、このような形で表示されます。で、9体封印するごとに各モンスターの「封印書」を作成できるようになります。一度でも封印書を作成したモンスターは名称の横にオレンジのマーカーが表示されています。その封印書ですが、各キャラがひとつ装備することが可能で、

 

 例えばスケルトンの封印書だと、下に能力が欠いてありますが、最大HP小アップ、突耐性アップ、殴耐性ダウンがつくわけです。封印書は9体ごとに作れるので、同じ封印書をたくさん作ることも可能で、売るとそこそこの値段にもなります。作成自体は無料。

 各キャラは職業系統が設定されていて、それに基づいて転職が可能です。例えば、

 

 例えばこのキャラであれば盗賊系。レベル15で二次職業、レベル30で三次職に転職できます。例えばアーチャーからはスナイパーとトレジャーハンターにはなれますが、くノ一にはなれませんし、系統の違う戦士職に就くこともできません。んで、それぞれにスキルが設定されていて、レベルアップ時に獲得できるスキルポイントを消費して、スキルを身につけたり、スキルのレベルをアップしたりします。ただし、スキルのレベルを上げるほど効果は上がるもののTPの消費が激しくなりますので、バランスが肝心。トレジャーハンターはアーチャー経由でもアサシン経由でも行けるので、アーチャーとアサシンのスキルのどちらが欲しい等で組み方を変えたりもありです。ただ、やりなおしもできます。

 

 いつでもレベルリセットが可能になっておりまして、キャラのレベルを今のとこ、1、15、30のどこかに戻せます。その際、スキルポイントはそのレベルで得られるポイント数としてすべて払い戻されます。職業も一次職に戻されるので、やり直しが可能です。上の画像では、ヤエはレベル34で、30に戻す選択が出てますな。もちろんレベルを4損する形になります。が、実際にやっておりますと、戦闘において敵とのレベル差で各キャラで得られる経験値が変わってきます。レベル差があるほど経験値が増えるので、キャラ同士の差は戦闘するほどに縮まっていく傾向にあります。16人だかもキャラがいれば職業系統もかぶります。上のヤエはルコと同じく戦士職となっていて、三次職をダークロードとヴァルキリーで区別しております。ジーナとイリーナは魔法職で、ジーナを主に回復役、イリーナを主に攻撃役として使っております。もちろんこれらはレベルリセットして、役割を変えたりすることも可能。参戦時期なども関係してきますし、オリジナルのスキルを1つずつ所持していますが、どのキャラをどう使うかは最終的には好みかなあ。


 ただ、30時間以上やっててアレですが、うーん、これヌルい感じがしてなりません。出自が出自なだけに、本職というよりも同人ゲーとかそういうものに似た感じ。ダンジョンRPGで私が面白いと思うものというか、求めているものとはちょっち違うなあという気がしております。私の根底にあるのは「狂王の試練場」でのひりつくような感覚。毒食らって、回復もできず、一歩一歩進む地上までの距離。そうしたもの。多分、そうしたものを昔経験していて、好んでいるのだと思います。もっとも、「狂王」だって、レベルが上がったらそこまでひりつく感じじゃなくなりましたがね。まあ、最近のゲームだとそこまで硬派なものというか、そういうのが少なくなっておりますなあ。昨年4月くらいに遊んでた「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」はそういう意味では貴重だったかも


 そろそろ暖かい日が来るようになってきましたねえ。春近いのかね。熊本だとすぐに蒸し暑くなりそうであれですが。ああ、そうそう、次回の更新からアドレスが変わります。

 http://amanokei.sakura.ne.jp/index.html

 ↑この辺りで細々と展開する予定です。ただ、これUPする頃にはまだ2月くらいに試しに上げてみたくらいの状態なんで、見てもたいしたものないし、第一画像もないぞ。4月からよろしくです。なお、半年くらいは転送ページになるっぽいので、まあその間に覗きに来て下さった方はそのまま飛んでこられればいいかと。でゅっわっ




 購入した本:
 デニス・E・テイラー『われらはレギオン2〜3』、薬理凶室『アリエナイ理科ノ大事典』、安彦薫『人食い龍と聖女の降臨』、亜留間次郎『アリエナイ理科式世界征服マニュアル』、川岸殴魚『編集長殺し』


 読了した本:
 迷井豆腐『黒凪のダンジョンマスター1』、デニス・E・テイラー『われらはレギオン1』



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