2004年8月。



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上旬。


 とりあえず「旬な話」のファイルをいじって、少し見やすくしてみました。
 いくつか追加したりしている最中に気づいたんですが。
 どうやら背景の指定は、ファイルをコピーしたり、名前をつけて保存したりすると相対アドレスから絶対アドレスに書き換わる模様で、単なる上書き保存だと大丈夫のよう。「見切った」などと呟いてみたり。いや、現象的には分かっても、何でそうなるのかがいまいち分かってないんですがね。とりあえず、どうなったら起こるのかが分かれば対処のやり方はあるって感じです。
 そう、Wソース方式(*1)。ちまちまやってます。


 あと、昔、サークルの部誌に載せていただいた短編をUPしました。以前のサイトに上げたものとほとんど変わってないんですが、背景を修正。前は真っ黒だったんですが、私の液晶ディスプレイだとミョーにテカって(*2)かえって見にくかったのでした。少し色を薄くしてみることに。これでちょっとマシになったですかね。
 「伝説」は、後輩の言葉に刺激を受けて、一週間ほどで書いた作品です。戦闘シーンなしでこの手の話を成立させることができるか、という目標があったんでしょう。当初マー坊(*3)の話だったんですが、裏返した話だということに気づいて一気に進みました。あと、文をなるたけ削っていく練習もしました。タイトルも半分以下に削りました。結果、読んだ後輩曰く「何か物足りねぇす(*4)うがー。
 でも自分では結構気に入ってる作品なので、ほぼそのまま掲載です。原文は二段組みで、ラスト一行が下段一行目に来るようにセッティングされていました。


  (3パラグラフほど丸ごと削除)

 いやはや、暑いとかなり過激なことを書くものです。熱いです。暑いです。読んでいて自分でちょっぴりうんざりしたので削除。もう少し冷静になったら書くかも。テーマは「脳と山羊と新聞の関係(*5)ってことでひとつ。



 突発的に池宮彰一郎の『島津奔る』を再読。すでに60歳越えた島津義弘の物語なんですがね、エラくかっちょええ(*6)。冒頭、朝鮮半島で三十倍の敵を打ち破るシーン、クライマックスの関ヶ原では六百の兵で、六万の敵軍中を突き抜けていく。でも一番感動するのは中盤。薩摩から援兵が来ないという話になって、家康に裏切られ、三成に粗雑な扱いを受け、国には見捨てられた形の義弘のため、農作業放り出して兵たちが無断で国を出奔、そのまま鹿児島から関ヶ原まで駆け通す辺りでしょうか。敵地肥後を避けて阿蘇を越えて九州縦断、毛利領を抜けて中国地方横断です。テレビでよくマラソンとかやってますが、そんな距離じゃないです。ボロボロになりながら、好きな殿様のために死ににいく姿は感動を誘います。
 こんな感じ。

 だが、噂は燎原の火のように伝わり、庶民の人気は爆発した。前代未聞の走り、あるじの危殆に雲煙万里の山坂を越えて島津が奔る。人々は最初戸惑い、次に興味を惹かれ、その走りを見ようと街道に集った。
 島津勢は、その中を奔った。その姿は美しさと程遠い、惨憺たるものだった。暴風豪雨にさいなまれ、疲労困憊の極に達した連中が、よろぼい走り過ぎて行く。後から後から続く。
 ふしぎな感動が人々の胸中に湧いた。
池宮彰一郎 『島津奔る』  


 人にこうまでさせる領主さんって、今いないよなあ、なんてテレビや新聞眺めてて思う今日この頃。
 ここで描かれた島津義弘、あまりディープとはいえない私の読書経験(時代小説分野)で好きなキャラ五本指に入るくらいですよ(*7)。ちなみに残り四人は、柳生十兵衛、前田慶次郎、島左近、雑賀孫市ってとこですか(*8)
 柳生十兵衛なら山田風太郎の『柳生忍法帖』『魔界転生』、前田慶次郎なら隆慶一郎『一夢庵風流記』か海音寺潮五郎『戦国風流武士』か村上元三『戦国風流』、島左近ならやっぱり隆慶一郎『影武者徳川家康』、孫市なら司馬遼太郎『尻啖え孫市』か二宮隆雄『雑賀孫市』か川原正敏『修羅の刻』の信長編といったところでしょうか。趣味丸出しですが。慶次郎と孫市はPS2ゲーム「戦国無双」でもキャラとして出てますんで、そちらでもイメージはつかめるでしょうか。十兵衛は「サムライ・スピリッツ」に出てましたな。
 この段落、漢字多くて申し訳ない。その上オチがあるわけでもない(*9)。重ねて申し訳ない。


 と思ったが、時代ものがらみでもひとつ。本多平八郎シリーズ(いつの間にシリーズ?)(*10)。前回、読者諸君には本多忠勝が江田島平八に見える呪いを(ついでにアシモフのモミアゲが気になる呪いも)掛けさせてもらったのでした。ネタにはしませんでしたが、画像を見る限り、平八郎の後ろに垂れ下がったものがあったのです。ねじって編んだような中尾彬のアレのようなものは、シッポ? かと思ってました。しかし、今週のゲーム雑誌で平八郎の背中写真が公開。すいません、ありゃシッポじゃなかったです、ヒゲでした。背中にでかでかと顔がついてましたよ、平八郎。そのアンダーヒゲ、じゃなかった編んだヒゲが垂れ下がってシッポみたいに見えてたのでした平八郎。うむむ、どんどん濃いキャラになっていくぞ平八郎(*11)。頑張れ平八郎。


 今日は大学のサークルボックスでひとり昼食。後輩のひとりでも来れば、いじったりからかったりもてあそんだりおちょくったりネタにしたりとハラスメントの限りを尽くして暇をつぶして憩いの時間を過ごす(*12)ところなのだが、なにぶん夏休みなんである。乙一『小生物語』など読み、時折、部室の床を這い回るたくさんのアリなど観察しつつ、パンをかじる。落としたパンくずも明日アリたちの礎になるのでしょう。食事が終わって外に出ると、じんわりと暑い。ちらりと見ればセミが死んでたり。うむむ。そういう環境下、アリだけは元気そうである。もとい、閉め切った部室で練習している音楽系サークルの人たち(*13)もですね。

 原付を置いている自転車小屋に行く。鍵を回して道具をメットインに放り込み、前をふと見る。自転車小屋の壁のでっぱり、原付のほぼ正面に灰色の物体がぶら下がっている。247分の1ブラウブロを縮めて縦につぶしたようなそれに、凶悪そうなハチが21匹ばかり取り付き、蠢いちょる。ハチの巣でござるよ。気がつけば数匹、私の周りに偵察部隊が飛んでいたり。あんまり刺激しないようにそろそろと原付を動かし、戦域を離脱。繰り返すが今夏休みである。あんまり知られずに、ひょっとしたら夏の終わりにはア・バオア・クーみたいに成長しているかもしれないなあ、ハチの巣。

 夏の終わりといえば、そろそろトンボが大量に飛び始める季節です。今日の朝も家を出てすぐにトンボの直撃をヘルメットに食らい、のけぞりそうになったのでした。とはいえ、まだまだ暑いですけど。

 ネタはもうたまっているんですけどねえと思いながらも、つい追加でこの段落書いてしまう昆虫観察デーでした。


 スケジュールが噛み合ったので、移動図書館へ行く。小型巡回バスに本が詰め込まれたやつですよ。ステップを上って、本を見ようとして驚いた。狭い通路、頭をこちらに向けて川の字になって子どもたちが寝そべり、本を読んじょる。しかも私が利用する小説の棚の前です。親は、というと奥で本を選んでる模様。客は他にもいるのにいい態度である。どこうともしない子どもを見つつ、思う。蹴散らしてもええか?(*14)
 親の躾がなっちょらんです。うむ? この表現は誤解を招きそうですね。「子どもが親からきちんと躾られていない」のではない。「躾られていない親が多すぎる」のでしょう。子ども見てると親のレベルが分かりますわ(*15)


 ある本屋に行ったときのこと。大して興味のある本も見つからず、うろちょろした後、退出しようとした。すると、出入り口近くにあるレジのおねーちゃんがにこやかに声をかけてくる。「いらっしゃいませ〜」っておい、もう帰るとこやっちゅーねん


 さらに別の本屋に行き、小説とコミックを購入。「これ、両方ともカバーお願いします」相手のおねーちゃん(研修中)はこうのたまった。「こちらカバーできません(*16)ので紙だけおつけします」小説にはきちんとカバーをつけ、取り出した大きなカバー紙で両方をくりくりとくるまれる。うがー、そのでかいのはサイズ合わせてカバー作るもんやっちゅーねん。サービス悪いぞう。


 またまた別の本屋に行く。今度はショッピングモール内にある(*17)と思いねえ。本を眺めていると、館内放送。「○○くんのお母さん、○○くんが1Fサービスカウンターでお待ちです」迷子案内である。放送は続く。「お心当たりの方は1Fサービスカウンターまでお越しください」いや、お母ちゃん呼んどったんちゃうんか? お母さんに心当たりある人探しとるんですか? さすがに変だと思ったのか、繰り返しのところではちゃんと「○○くんのお母さん、1Fサービスカウンターまでお越しください」に変更してありました。


 原付で走っていると、前方でワゴンが左折。ちらりとその後部の大きい文字が目に入る。「野球専門店」ほほう、そういうものがありますか。んで、ちらりと見えたその下に、小さくテニス、サッカーといった文字が。いや、それじゃ専門店じゃないし


 図書館に立ち寄った帰り、やっぱり原付を走らせていると、前方に立て看板のようなものを発見。「佐賀県」と大きく書かれたそれを見て、思う。いつからこの辺りは佐賀の飛び地になったのか。よくよく見れば、それは昔使われたとおぼしき、スポーツ大会のプラカードで、佐賀県の下に小さくチーム名。んで、通り過ぎてミラーを見れば、裏に「○○会場、駐車場」と矢印が。いわゆる案内板ですな。いや、でも普通、前に使用した部分を見えないように張り替えないか? これじゃ別方向から来たら裏が見えるわけだし佐賀県だし。首をひねりつつも、暑いし見なかったことにしようと思う。


 夏だからなんでしょうが、暑い(*18)ですね。我が熊本には山と海があるんですが、最近天気予報を見ていると、やっぱり山とか海は最高気温33度か、涼しそうでいいなあ、などとマジで思えてきます。平地の気温は推して知るべし。


 暑いと世の中のいろんなことにツッコミたくなる、そんなシーズン、残暑見舞い申し上げちゃいます(←遅っ)。



(*1)多少味の違うものを使うのがポイントであろうが、後々眺めてみるに修正がめんどくさい。
(*2)ディスプレイによってテカりが違うのだと気づいたので手直ししたのだが、ブラウズしているお客さんによってはこれもまた見にくかったりするのかも。
(*3)無茶な愛称である。
(*4)読み手とはそういうものだ。
(*5)いまだにいいたいことは多いが書くと暑苦しいので書かない。
(*6)かっちょええジジイはよい。
(*7)こないだ父に「面白い本はないか」と問われたので勧めたら島津に猛烈にハマっていた。
(*8)何でこうオヤジくさいのばかり集まっているのか。
(*9)私にそーゆーものを期待してはいけない。
(*10)まさか一年後まで続いているとは思いもよらなんだ。
(*11)カプコンの「戦国BASARA」も濃いですな。
(*12)最近やってないのでつまらん。
(*13)たまにドア開けたままやってる連中がいて、あーゆー騒音公害はどうかと思う。
(*14)こないだ図書館内でサッカーやってるガキどもを見て、私の認識はまだまだ甘いと悟った。こういうガキはゴールに逆さ吊りにしてシュートの的にすべきである。
(*15)書架の間をドリブルしたり、ドリブルを遮るディフェンダーに対してフェイントかけたりしてるガキを微笑ましく眺める親も同罪である。あとやたら大声でしゃべるおばはんとか。
(*16)後々考えてみるに、本屋のシステム上できないのではなく、おねーちゃんが技術的にできないのではないかと。
(*17)「闇の森」に存在する。
(*18)一年後、やっぱり似たような感想を持っている私。



購入した本:
  シャーリン・マクラム『暗黒太陽の浮気娘』、三雲岳斗『ランブルフィッシュ あんぷらぐど』、ロード・ダンセイニ『夢見る人の物語』、栗本薫『豹頭王の行方』、榊涼介『ガンパレード・マーチ 5121小隊九州撤退戦(上)』
    

読了した本:
  池宮彰一郎『島津奔る(上・下)』、坂本康宏『シン・マシン』、奥田英朗『野球の国』、北森鴻『メイン・ディッシュ』『花の下にて春死なむ』『桜宵』、小川洋子『博士の愛した数式』、古橋秀之&前嶋重機『蟲忍−ムシニン−』、佐藤賢一『二人のガスコン(上・中・下)』、栗本薫『豹頭王の行方』、成田良悟『Mew Mew!』、乙一『小生物語』
 




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中旬。


 東京にいるらしいと風の便りに聞いていた妹と、沖縄にいるそうだと噂されていた弟が相次いで帰熊。さよう、お盆でございます。英語でいえば bone(*19)てことで、骨。先日死んだ祖父の骨壺参りに行って参りました。途中、工事中の橋があったのですが、そこに立て看板が。「テロ警戒対策実施中」って、一面野っ原で何もないんですけど。しかもこれって、「テロ警戒への対策を実施しておるところである」ってことなんでしょうか?


 さて、テロ食らうこともカウンターテロに遭遇することもなく、無事にお寺に到着。5月上旬辺りで書いた納骨堂内の納骨ルームの納骨個室の中にまだパフェ。結構でかいパフェのアクセサリーがそのままです。相変わらず誰もそのことに触れず、つつがなく骨壺参り終了。


 帰りに伯父(*20)のところに寄ると、宴会が始まりました。お中元でもらったとおぼしきあちこちのビール、宮崎まで行って買ってきたというロゼなワイン、鹿児島の芋焼酎数種、熊本の米焼酎、麦焼酎、沖縄の泡盛って、何でそんなもんばっかり私の前に並んでますか。しかも瓶で。結局、ビール、ワイン、芋ロック、芋ロック、芋米ブレンドロック、米ロック、麦ロック、米ロック、泡盛、ビール、ワイン、ビールとコップ四つを駆使して一時間ほど飲む羽目に(*21)


 夕方家に帰り着き、自室で寝ていると、買い物に出たはずの母親から電話。「今レジまで行ったのだけど、サイフを忘れたので持ってきなさい」命令形ですか。サザエさんですか。ふらふらしながらサイフを届ける羽目に。


 さて、ご好評いただいているかどうかさっぱり分からない本多平八郎シリーズですが、今回お休みです。お盆進行なのです、いろいろと。
 その代わり、別のゲームの話を。
 そう、アレです。
 9軒ほど店を回ってようやく「塊魂」を購入です。うわ、すげぇ面白いっす。要は玉を転がして大きくしていくだけのゲームなんですがね。ストーリーもシンプルで、大コスモの王様(King of Ousama(*22))が酔っぱらった勢いで夜空の星を全破壊(*23)。みんなにむちゃくちゃ怒られ、王様曰く「親のしたことは子の責任」というわけで、主人公の王子(Prince of Ouji)は星空回復のためにかけずり回ることに。「塊」を転がしていって、各ステージの課題(塊を一定の大きさまで育てる、○○をたくさん巻き込め、○○を捕獲しろなど)をこなせば王様がそれを空に打ち上げて星や星座にしてくれるのです。失敗したり、前よりも小さな塊だったりしたら、王様が砕いて星くずにしてくれます。どっちにしろ、プレイするほどに星空がにぎやかに。おう、こう書けば何やらロマンチックですらありますなあ。テーマは愛。どんどんつながっていって、みんなひとつになるというものです。


 音楽もよろしい。水森亜土だったり、浅香唯だったり、松原のぶえだったり、チャーリー・コーセイだったり、クリスタルキングだったり坂本ちゃんがボヤいたり松崎しげるが熱唱したり、新沼謙治がヒップホップ歌ってたり。ありがちなタイアップなどではなくて、完全に「塊魂」のための曲なわけです。しかもインパクトがあります。ソフト立ち上げてナムコのロゴが出る辺りですでに打ちのめされました。気がついたら、「な〜なななななな〜な〜ななななん」なんて鼻歌歌ってたりします。幻聴が聞こえます(*24)。ヤバいです。サントラが売れてるらしいですが、納得です。

 ムービーも味があります。いや、全員棒読みなんですけどね。カプコンの某ゲームんときと対応が違うやんか、とツッコミが来そうですが、それはそれ、これはこれ。まったく別物。意識してレコーディングしてます。調べてみたら、まったくの素人に棒読みをわざわざさせてます。全体にセンスの違いをまざまざと見せつけてくれます。
 オープニングとクリアムービーとエンディングもよろしい。音楽とマッチしてます。前に書いたような気もしますが、美しい画像を使って美しいムービー作っても、イコール気持ちいいムービーとは限らないですわな。ポリゴンがカクカクしてようが、音楽が雑だろうが、気持ちいいものは気持ちいいのです。ナムコは気持ちいいムービーを作るのがうまいです。これはひとつには、曲を作ってからそれに合わせてムービーを作ってるってのが挙げられるでしょう。きちんと音楽とリズムに合わせてムービーが展開するわけです。そこが気持ちいい。一昔前にあった「新世紀エヴァンゲリオン」のオープニングのような、といえば分かりやすいでしょうか。


 さて。
 「塊」は自分よりも小さいものを巻き込みながらどんどん大きくなっていきます。最初の方のステージでは5pの塊を10pにするとかです。家の中、居間をかけずり回って5円玉とかサイコロとか画鋲とかアリとかを巻き込んでいきます。ネズミにおっかけられたり、犬にからまれたりと、何やらファンタジーのかほりがします。問題は塊が徐々に大きくなっていってから。だいだい50pくらいでネコが巻き込めます、1m越えた辺りから今度は子どもを巻き込めます。塊が近づいてくるのに気づいたら悲鳴あげて逃げていきます。警官はピストル撃ってきます。阿鼻叫喚です。学校の校門乗り越えて学生の集会に突撃したり、お店の前の行列に突っ込んだりします。大惨事です。巻き込まれた人たちは手足をばたばたさせながら塊の上でもがいていたりします。そのうち、電柱とか車とか家とか歩道橋とか巻き込めるようになります。SFパニック映画です。さらに大きくなると、ビルとか島とかタンカーとか雲とかを狙うことになります。ごろごろと転がってて、前方にまだ手をつけてない島があって、そこにビルが建ち並んでいたりすると、嬉々として襲いかかります。悲鳴が止みません。怪獣になった気分です。まだベストが470メートルくらいなので、大きな島だとか台風だか竜巻だとかが巻き込めません。うむむ。
 繰り返しますがテーマは愛です多分。松崎しげるも熱唱してます。
 そんなゲーム


 一応エンディングは見ました。ここでもセンスの良さが炸裂です。スタッフロールがあんな風になる(*25)のは、初めて見たような気がします。映画とかでもなかったのではないでしょうか。
 全体的には変なゲームなんですが、やっていて単純に面白いです。ゲームの本質、という感じがします。言葉にしても面白さが直接伝わるわけじゃありません(*26)。その辺り、「パラッパラッパー」のような感じです。
 うまくこなせばずっと転がせるエターナルモードが出るステージもあるんですが、基本的には1ステージが短い。一番長いので「月をつくる」の25分。他は15分とか10分とか5分とかです。さくさく手軽に楽しめます。ついつい転がしてしまう感じですね。しかもいつでもステージを放棄して止められます。そこもお手軽でよろしい(*27)


 キャラクターは、変ですね。デザインもそうだし、性格も。特にステージをクリアできなかったとき、がっくりきてる王子に浴びせる王様の罵倒がいい味出してます。初めてキャラを見たときのインパクトはPSで出てた「moon」に近いかも。
 個人的ナムコの変なキャラデザ部門でベスト3に入るかも、この王様。ちなみに他の二つは「クインティ」のスイマー(床に飛び込み泳ぐ人たち)、「超絶倫人ベラボーマン」のピストル大名でしょうか。特に後者は、知らない人は一見の価値ありです。ぐぐれば画像が出てくるので見てみましょう。描写すれば、頭にどでかい大砲を積み、両足の指に扇子を二つ挟み、そのまま空を飛ぶバカ殿様、というものです。ちなみに「ピストル大名の冒険」というゲームもあります。って何故ピストル大名について語っていますか、私(*28)


 これで私的2004年心のゲーム第二位「塊魂」が入りました(*29)。一位の「ファントム・ブレイブ」と甲乙つけがたいところです。センス、音楽、気持ちよさでは「塊魂」ですが、気がつけば3、4時間は経過していて総合プレイ時間250時間を越えた中毒性と世界観にマッチしたゲームシステムで「ファントム・ブレイブ」に決まりですか、今のとこ。
 ただ、最近、どうもモノを見るにつけ「これはどのくらいの大きさだろう」とか「巻き込むのに必要な大きさはどのくらいか」とか反射的に考えている自分がいたりするのは、ちと気になるところです。「ファントム・ブレイブ」では、「どれに取り憑いたらよかろうか」なんて思いませんし。もうちょっとプレイしたら両者の入れ替わりもありですかな。


  ともあれ、今度はサントラを探してさまよう羽目になりました。10軒以上探しても見つかりません。ううむ。途中、古本屋に寄る。サントラは見つかりませんでしたが、別のものをば。
 棚三列分のSF文庫です。検査したばっかりで、値段もついてません。レジ横の棚にあったので、念入りに眺めることに。ハインラインやクラークやベンフォードやマキャフリィなどなど。しかし残念なことにほとんどが持っているか読んだことがあるのばっかり。逆にいえばこれを売った人は、趣味が合うというか何というか。列の端っこにファミコン板のドラクエTが並べてあったりします。
 前に、同じ古本屋でさらにでかい本棚三段分のSF文庫が入ったのを見たことがありました。ありゃあ、3月の終わり近くでしたから、大学生あたりが卒業するってんで売り払ったんでしょうねえ。そんときは20冊以上買いまくったものです。
 今回は、一冊のみを手に取る。

 私:「これいくらになりますか」
 店員:「えーと(ひっくり返して値段を確認している)」
 私:「……」
 店員:「105円に……」
 私:(見えないところでガッツポーズをしている)
 店員:「あ、いや、これは、サンリオだから」
 私:(見えないところで拳を握っている)
 店員:「えーと、500円くらいで」
 私「それでいいです(即決)」

 サンリオSF文庫、ものによっては5000円とか3000円とかするし、この手の古本屋では一番安いやつで1500円で販売です。以前別のところで一冊100円で売ってて買いまくったこともありました。定価は300円とかなんですけどね。
 ともあれ、サントラはありませんでしたが、サンリオを一冊ゲットです。


 さらに日を改めて市街地に赴き、レコード店を中心に攻め、ようやくゲットしました。へろへろです。そのまま大学のサークルボックスで昼食。帰り際、ハチの巣を観察。もちろん、危険区域には入りません。どこまでが危険なのかよく分かりませんが。とにかく、せるふでぃふぇんすです。で、くだんの巣はというとブラウブロというよりビグ・ザム(足なし)といった感じで横に広がっている模様。そのうち足がつくかもしれません。黒っぽくなっているのは、ハチが群がっているからでしょう。うむぅ、あれは巻き込みたくないなあ。


 というわけで、やたらと「塊魂」な旬でした。これ書きながらもサントラ聴いてるし。ではまたちょっと転がしてきます。今度は500メートルを目指すぞう。



(*19)born、だったかもしれぬ。
(*20)何だか墓参りイベントの後ばかり出現して、私に酒を飲ませているキャラクター。
(*21)この程度で疲れるのだから、弱体化した自分に呆れてしまう。
(*22)この表記はちゃんとゲーム内で出てきます。ちなみに続編では「塊魂」はゲーム内で「KATAMARI DAMACY」と表記されちょります。
(*23)ある意味ナムコ最強のキャラかも。紫のラメタイツのまま宇宙を飛行するわデカいわ星をぶっ壊すわ。
(*24)今でも時折聞こえます。
(*25)エンディングでは松崎しげるの熱唱と王子が塊転がすのに合わせて上から下へスタッフロールが流れていきます。ちなみにこのエンディングでも王子は動かせます。
(*25)そーゆーゲームほどハマるし面白いと思うが如何に。
(*27)途中でさっくり止められるし、昔のゲームみたいで忙しいときにちょっとやるにはよろしい。
(*28)一度みたら忘れられないから。
(*29)ランキングするのが好きな人である。



購入した本:
 イアン・ワトスン『ヨナ・キット』
    

読了した本:
  畠中恵『ねこのばば』、恩田陸『夜のピクニック』、佐藤賢一『双頭の鷲(上)』、山田風太郎『柳生忍法帖(上・下)』、山本幸久『笑う招き猫』、大崎 智仁『笑わせたるっ』、森博嗣『森博嗣の浮遊研究室3』、那須正幹『広島お好み焼物語』、西尾維新『新本格魔法少女りすか』






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下旬。


 「か〜たまりだましい〜」と口ずさみながら相変わらず転がしてる今日この頃。熊本では、しばらく前に連続夏日47日だとかで歴代4位とかいってました。多分まだ更新中。一位は明治時代の80日くらいですか。よくもそんな記録が残っているものだと感心したり。

 とはいえ、夜になるとわりに過ごしやすくなってきました(*30)。秋が近いのでしょう。秋といえば、お祭りがあります。藤崎宮秋期例大祭です。昔は馬に酒飲ませて暴れさせていたようですが、今はそんなことないでしょうね。ともあれあちこちの団体が参加するわけで。こないだその練習を近所でしていた輩がおりまして。住宅街のそばで日曜の朝6時から鉦、喇叭、太鼓、掛け声。夜は夜で、深夜1時くらいまでやってます。規制があるはずなんですが(*31)誰かあのバカどもを馬で蹴飛ばしてください。夜中は夜中で、パトカーに追われた暴走族が住宅街に逃げ込んできたりするし(*32)


 ここのところしばらく話題にしてませんでしたか、牛印の私の先代パソコン。データの大半はすでに移植が終了(*33)し、ああ、もちろんフロッピーでやったんですがね、残すはどうでもいいようなデータばかりということに。
 ネオパソを買った際、ショップの店員さんと次のような会話が行われました。

店員「最近のパソコンは、プリンター用のシリアルポートがついてないんですよ」
私「てことは、古いプリンターはつなげられないってことですか」
店員「だいたい今のものは、USB接続になりますね」
私「どうにかつなげられないですかねえ」
店員「変換器もございますよ」
私「私のプリンター、95で動いてたんですけど、大丈夫でしょうか」
店員「……それは、ちょっと、動作の保証はできかねます。変換器も安いものではありませんので、買ってみても、動かないということになれば」
私「痛いですね。返品もきかないでしょう。変換器は作動していて、プリンターがXPで動かないだけだし」
店員「そういうことになりますね」

 追加情報として、私のプリンター、こないだインクカートリッジ(←でかい)を変えたばかりでした。さらに、まったく使ってないカートリッジが一本。しばし考えた末、どうしたのかといいますと、旧パソをプリンターのコントローラーとしてしばらく残すことにしたのでした。つまり、XPの一太郎で文章を作り、それをフロッピーで旧パソに運び、プリンターで印刷するという手間暇(*34)ですな。

 
 てなわけで、今月もひとつ原稿を印刷すべく、旧パソを立ち上げたのでした。牛印会社のロゴが出て、メモリーチェック、拡張ラムチェック、キーボード認識、マウス認識。しばらく動きが止まる。つーか、読み込みもしなくなったんですけど
 数分後、画面に表示されたのは、No Operating Systemとかいう文字が。のおーっ。OSがないってことですか。地元の言葉でいえば、OSんなかてこっですばい。いや壊れただけにもっとブロークンに、OSんにゃー
 
 何事も適当というよりテキトーな分析をせずにいられない(*35)私の脳内悪魔がこう囁きました

原因候補1:連日の暑さでとろけた(*36)
原因候補2:こないだ焚いたバルサンがストライクつーかデッドボール(*37)
原因候補3:日頃の行いのせいで呪詛されている(*38)


 それでも諸々の事情で印刷はしなければなりません。

選択肢1:父親のプリンターを運んできてインストールの後、印刷。
選択肢2:父親のパソコンに一太郎を叩き込んで、印刷。
選択肢3:印刷物待ってる人に泣いて謝る。

 選択肢3は謝っても許してくれそうになく論外チック(*39)だったので、楽そうな選択肢2を実行。今度はプリンターのインクが切れかかっていてそれはそれで大騒ぎだったり。いやはや。



 サークルの後輩が前回の「旬な話」を読んで「塊魂」に興味を持ってくれた模様。いや、うれしや。王様がいいらしい(*40)
 「塊魂」のセンスはアイテムにも炸裂してますよ。各ステージに「王様プレゼント」があるんですが、王様が犬の散歩の途中地球に投げた(さすがに犬は拾いに行かなかった)とか、頑張ってる王子にプレゼントと思ったけど投げ捨てたとか、「どっかに転がってるだろうからついでに巻き込めよ」といわれるものです。今私が持っているのは「マフラー」「かつら」「チャンピオンベルト」「しろいギター」「ランニング」「かんむり」だったかな。他に「カメラ」があるのは知ってるけど。このアイテムをひとつだけ選んで装備できるのです。カメラは写真が撮れるそうなんですが、他のアイテムはどういう効果があるのか。1)王子の外見が多少変わる。……以上。能力的には変化ないようです。とりあえず私は白いギター背負わせて、塊転がさせてますが。


 ネットの本屋を見てたら、「七匹の大蛇」を発見。ゲームブックです。懐かしい。ソーサリー四部作の三番目。何度クリアしたことか。って、ん? んん? ぐわ、これ新しくなってやがる。しかもつい最近です(*41)。値段高いです。私が持ってるのは文庫なんですけどねえ。日付を見るに、多分、四番目はまだ出てないはず。ええと、二番目が、去年の年末? うわ、続き物のゲームブックを半年にいっぺんというのはキツいよう。

 まあ、これもふぁんたじぃぶうむとやらの効用でしょうか。もっとも、粗悪な作品も次々に翻訳されて出ているのはご存じの通り。80年代のファンタジーブームが同様のパターンを描いて(このときは日本作家による粗製濫造)、冷え込んでいった(*42)のですがねえ。まあ、今回のはたまにいいのも混じってたり、過去の名作が復刊されたりでいい面もあります。しかしながら、私、非常に個人的な意見なんですが、のび太みたいな顔した少年が出てくる話って、そんなに面白いとは思わないんですよねえ。あの本、買い取り制(出版社に返品できない)なので、需要を過剰に見込んで仕入れた本屋がつぶれたとか、そんな話も聞きますし、新しいのが出るたびに面白くなくなっていくという評判もあります(*43)。第一、一作目がいいとは思えなかったので、それ以降まったく読んでませんが。まあ、多分、ファンタジーの初心者にはいいんでしょうね。井の中の蛙には、小学校のプールだって大海ですとチャレンジャーな発言をしてみたり


 本多平八郎シリーズ。ポスターや広告にデカい顔して載ってるあまり顔が入りきれてない平八郎ですが、限定版だかとレジャーボックスだかではなんと! 本多忠勝フィギュアがつくそうです。うぐぅ、ちょっと見てみたいぞ。


 「塊魂」をする一方、「太閤立志伝V」が出たので購入。いや、「W」のときに、面白いらしいという話を聞いてはいた(*44)んですが、なかなか機会がなかったんでした。買おう買おうと思っていたところ、パソコンの「V」が出たので、PS2版の発売を待つことに。

 ゲームとしては、まあ、「三國志[」に似ているか。いろいろとキャラをやれる(武士、忍者、商人、剣豪、鍛冶屋、茶人、海賊など)んですが、まあ、最初ってことで木下藤吉郎プレイ。下っ端から始めて、下働きを延々こなす日々。軍馬買いに行ったり、兵糧売りさばいたり、お使いしたり、んでその合間合間に自分の能力を高めるべく、訓練するわけです。そうすれば、さらにいい仕事して勲功値貯めて出世です。前田利家と仲がいいのですが、最近仲良くなりすぎて手合わせを挑んできやがります。利家というか槍の又左に一撃で昏倒させられ、そのまま家に帰り寝込むこと多し。すると「体調を崩していると聞いて薬を持ってきた」と利家が見舞いに来て薬置いていったり。って、お前がやったんじゃお前が。現在、侍大将にまで出世しました。順調に信長系イベントも発生していて、浅井と同盟組んで京に上ることを目論んでいる模様。

 近くに槍の道場しかなかったのと、又左や前田慶次に槍でボコボコにされたので、刀から槍に装備変更して学び始めることに。町道場ではさほど技も学べず、どうしたものかと考え、宝蔵院流に入門。岐阜から奈良まで暇みて通ってちまちま学習。やがて宝蔵院流の印可までもらっちゃいました。流派の印可をもらうと、弟子が取れたり、浪人だったら自分で道場起こしたりできます。早速近所の足軽頭を二、三人どつきまわして弟子入りさせる。
 その頃には侍大将→部将→家老→城主にまでクラスチェンジしており、加藤清正や福島正則や石田三成を配下に加えて、信長様にやっぱりこき使われる毎日。清正をどついて弟子入りさせ、信長様におねだりして前田慶次他を配下に回してもらう。ついでに信長様に手合わせを願い出て、これがまた結構弱いお人なんで、こちらが勝つわけです。すると「弟子入りをさせてくれ」「これからは師匠と呼ばせてもらう」てな展開。織田信長を弟子に持つ羽柴秀吉。でも弟子信長は通常サル呼ばわりしてくれます。柴田勝家なんぞ、こちらが格上になったら、戦場で「猿、一気に参りましょう!」と訳の分からんしゃべりをするし。

 現在近畿地方制圧活動を続け、本願寺に手こずるという歴史通りの流れになりつつあります。その一方で我が秀吉君は有能な配下をこき使って着々とひとりで軍資金を稼ぎ、城を増築、新田を開発して収入を増やす守銭奴の道まっしぐらです。信長も含めた家中でもっとも富み栄えております。こないだ徳川が武田信玄を滅ぼしちゃったんで早速甲州に出向き、浪人してる武田二十四将を口説きまくって大半を配下に入れました。
 まあ、いろいろとツッコミどころはありますが、楽しいゲームです。基本的に顔グラフィックが変わらない(出世すると格好が多少変化はしますが)ので、加藤清正と福島正則が鎧兜に7歳で髭面のおっさんだったり、石田三成も5歳にしてやっぱりおっさんグラフィックで、しかも軍資金獲得で一線級の活躍をするガキンチョです。


 まあ、ちまちまぼちぼちやってきましょうって感じですな。

 
 とある晩、研究室の先輩から電話が入る。「今度の日曜、またバイトせんか?」放送局がらみである。にしても、もうすぐじゃないですか。どういう内容なのかと問えば、「台風が来てるだろう?」来てる来てる。それも日曜くらいに来るんじゃあなかったれすか。「台風中継に備えて待機。何かあったら出る。以上」結局承諾し、当日まで台風情報を気にする生活。
 当日。指定された機材整備室に行ってみたら、誰もいない。バイト開始の9時まで待ったが誰も来ない。先輩は別のところの取材で昼頃戻ってくるという話だった。人数が足りないからというのでバイトだったのである。ケータイで尋ねてみたら、「あ、他に誰もおらんよ。昼まで整備室で時間つぶしといて」退屈しのぎの本を持ってきておいてよかったよ、私。数時間本を読んだりうとうとしたりテレビを点けてみたりで暇つぶして、これでお金になるのだからいいバイトである(*45)


 昼前、どやどやと先輩たちが帰還。カメラやら機材やら荷物を運んだり片づけたりと手伝う。昼飯を食べて、取材に出ていた人たちは皆帰宅。私ひとりぽつんと残る。ちなみに待機時間は19:00まで。ひとりになったのが13:00。テレビを見て台風情報を確認すれば、ちょうどそれくらいの時刻から風や雨が強くなりそうな気配である。つまり、終了までたいした仕事はない。これでアルバイトである。


 17:00。交代要員Aが到着。「まだ少し風が強くなってきたかな、という感じですよ」とのこと。彼は17:00から翌朝の10:00まで担当する。「それはあれだね、モロに来る頃じゃないか」「そうなんですよねえ」聞けば、ついさっきまで別の局で台風中継の準備のバイト(*46)をしていたそうである。他局もいろいろ動いている模様。スタッフルームに移動し、そこで待機することになった。そこにいたスタッフのある人は、18:00勤務終了で、翌朝5:00出社だそうだ。台風絶好調じゃないですか。


 18:30。中継の準備開始。最初の中継は18:45の予定。カメラを局の前に出したり、コードをたぐったりと動き回る隣で、記者さんが原稿をチェックしていたりする。カメラさんがリハーサルをやっているが、雨は時折ぱらぱらっと来る程度。風もあまり感じられない。つーか、局の建物と周囲のでかいビルに遮られてあまり風が吹き込んでこないようだ。絵にならない中継だ(*47)


 ともあれ帰宅し、台風に備える。翌日、朝から夕方まで暴風圏だというので、自主的にお休みの日。いつ停電が来るかも分からないのでパソコンも点けられず、本読んだり、「太閤立志伝V」を進めたり。
 まあ備えはしたものの、我が家の周辺はたいしたことなくすんじゃいました。窓もたわむ程度で割れなかったし、瓦も落ちなかったし、周辺の木も電柱も折れなかったなあ。停電もしなかったし。うむむ、ちょっと拍子抜け。


 冒頭で触れた100年ぶりに50日を越えた連続夏日の記録、この台風により63日でストップ。歴代2位だとか。


 オリンピックの男子マラソンに妨害者出現のニュースを見る。なんでもアイルランドの元聖職者で、聖書の一節を書いたプラカードぶら下げて、トップランナーを押し倒すようにしてコースアウトさせた模様。「神の再臨に備えて速い選手をとらえておこうと思った」そうな。ニュースによれば、この人、F1だかのレースにも同様に乱入してるようだ。VTRも流れ、突っ走ってくるカーに駆け寄っている。どうやら彼の神は速いものを求めるようだ。何だかもう世紀末気分である。


P.S.自転車小屋のハチの巣は台風にも負けず元気に成長していました。


 
(*30)気のせいでした。
(*31)今年もまた騒々しい。守らないやつは参加禁止というかホントに暴れ馬に蹴らせればよいと思う。
(*32)よくある話である。
(*33)どうにかこうにか間に合った感じ。
(*34)いまだにこのパターンを続けている。ただ対象となるプリンターとパソコンが父親のものに変わっただけである。ご苦労なことだ。
(*35)損な性分なのかもしれん。
(*36)ありそうな話だ。
(*37)ありそうな話だ。
(*38)ありそうもない話だ(おい)。
(*39)プリントアウトを渡す相手がコワい人たちだったんである。。
(*40)よろしい。
(*41)この頃すでにゲームブックブームが見えていたのかもしれない。
(*42)まるで昨日のことのようだ。
(*43)つーか、ファンタジー読みの人にはかなりウケが悪い。
(*44)川上稔の日記がソースである。
(*45)誰もいない機材室という環境もなかなかよい。
(*46)外への取材敢行は大変である。
(*47)いやまったく。



購入した本:
 雑賀礼史『リアルバウトハイスクール11』、水野良『賢者の国の魔法戦士』、小川一水『復活の地U』、藤澤さなえ/グループSNE『ロマール・ノワー ル』、菊池たけし/F.E.A.R.『フレイスの炎砦V3(上・下)』
    

読了した本:
 雑賀礼史『リアルバウトハイスクール11』、大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき『大極宮2』、藤澤さなえ/グループSNE『ロマール・ノワール』、司馬遼 太郎『国盗り物語(一)(二)(三)(四)』『箱根の坂(上・中)』、菊池たけし/F.E.A.R.『フレイスの炎砦V3(上・下)』『リーンの闇砦』











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