下旬。
「か〜たまりだましい〜」と口ずさみながら相変わらず転がしてる今日この頃。熊本では、しばらく前に連続夏日47日だとかで歴代4位とかいってました。多分まだ更新中。
一位は明治時代の80日くらいですか。よくもそんな記録が残っているものだと感心したり。
とはいえ、夜になるとわりに過ごしやすくなってきました
(*30)。秋が近いのでしょう。秋といえば、お祭りがあります。藤崎宮秋期例大祭です。昔は馬に酒飲ませて暴れさせていたようですが、今はそんなことないでしょうね。ともあれあちこちの団体が参加するわけで。こないだその練習を近所でしていた輩がおりまして。
住宅街のそばで日曜の朝6時から鉦、喇叭、太鼓、掛け声。夜は夜で、深夜1時くらいまでやってます。規制があるはずなんですが
(*31)。
誰かあのバカどもを馬で蹴飛ばしてください。夜中は夜中で、
パトカーに追われた暴走族が住宅街に逃げ込んできたりするし
(*32)。
ここのところしばらく話題にしてませんでしたか、牛印の私の先代パソコン。データの大半はすでに移植が終了
(*33)し、ああ、もちろんフロッピーでやったんですがね、残すはどうでもいいようなデータばかりということに。
ネオパソを買った際、ショップの店員さんと次のような会話が行われました。
店員「最近のパソコンは、プリンター用のシリアルポートがついてないんですよ」
私「てことは、古いプリンターはつなげられないってことですか」
店員「だいたい今のものは、USB接続になりますね」
私「どうにかつなげられないですかねえ」
店員「変換器もございますよ」
私「私のプリンター、
95で動いてたんですけど、大丈夫でしょうか」
店員「……それは、ちょっと、
動作の保証はできかねます。変換器も安いものではありませんので、買ってみても、動かないということになれば」
私「痛いですね。返品もきかないでしょう。変換器は作動していて、プリンターがXPで動かないだけだし」
店員「そういうことになりますね」
追加情報として、私のプリンター、こないだインクカートリッジ(←でかい)を変えたばかりでした。さらに、まったく使ってないカートリッジが一本。しばし考えた末、どうしたのかといいますと、旧パソを
プリンターのコントローラーとしてしばらく残すことにしたのでした。つまり、XPの一太郎で文章を作り、それをフロッピーで旧パソに運び、プリンターで印刷するという手間暇
(*34)ですな。
てなわけで、今月もひとつ原稿を印刷すべく、旧パソを立ち上げたのでした。牛印会社のロゴが出て、メモリーチェック、拡張ラムチェック、キーボード認識、マウス認識。しばらく動きが止まる。つーか、
読み込みもしなくなったんですけど。
数分後、画面に表示されたのは、
No Operating Systemとかいう文字が。
のおーっ。OSがないってことですか。地元の言葉でいえば、
OSんなかてこっですばい。いや壊れただけにもっとブロークンに、
OSんにゃー。
何事も適当というよりテキトーな分析をせずにいられない
(*35)私の
脳内悪魔がこう囁きました。
原因候補1:連日の
暑さでとろけた(*36)。
原因候補2:こないだ焚いた
バルサンがストライクつーかデッドボール(*37)。
原因候補3:日頃の行いのせいで
呪詛されている(*38)。
それでも諸々の事情で印刷はしなければなりません。
選択肢1:父親のプリンターを運んできてインストールの後、印刷。
選択肢2:父親のパソコンに一太郎を叩き込んで、印刷。
選択肢3:印刷物待ってる人に泣いて謝る。
選択肢3は謝っても許してくれそうになく論外チック
(*39)だったので、楽そうな選択肢2を実行。今度はプリンターのインクが切れかかっていてそれはそれで大騒ぎだったり。いやはや。
サークルの後輩が前回の「旬な話」を読んで「塊魂」に興味を持ってくれた模様。いや、うれしや。王様がいいらしい
(*40)。
「塊魂」のセンスはアイテムにも炸裂してますよ。各ステージに「王様プレゼント」があるんですが、王様が犬の散歩の途中地球に投げた(さすがに犬は拾いに行かなかった)とか、頑張ってる王子にプレゼントと思ったけど投げ捨てたとか、「どっかに転がってるだろうからついでに巻き込めよ」といわれるものです。今私が持っているのは「マフラー」「かつら」「チャンピオンベルト」「しろいギター」「ランニング」「かんむり」だったかな。他に「カメラ」があるのは知ってるけど。このアイテムをひとつだけ選んで装備できるのです。カメラは写真が撮れるそうなんですが、他のアイテムはどういう効果があるのか。1)王子の外見が多少変わる。……
以上。能力的には変化ないようです。とりあえず私は
白いギター背負わせて、塊転がさせてますが。
ネットの本屋を見てたら、「七匹の大蛇」を発見。ゲームブックです。懐かしい。ソーサリー四部作の三番目。何度クリアしたことか。って、ん? んん? ぐわ、これ新しくなってやがる。しかもつい最近です
(*41)。値段高いです。私が持ってるのは文庫なんですけどねえ。日付を見るに、多分、四番目はまだ出てないはず。ええと、二番目が、去年の年末? うわ、続き物のゲームブックを半年にいっぺんというのはキツいよう。
まあ、これもふぁんたじぃぶうむとやらの効用でしょうか。もっとも、粗悪な作品も次々に翻訳されて出ているのはご存じの通り。80年代のファンタジーブームが同様のパターンを描いて(このときは日本作家による粗製濫造)、冷え込んでいった
(*42)のですがねえ。まあ、今回のはたまにいいのも混じってたり、過去の名作が復刊されたりでいい面もあります。しかしながら、私、
非常に個人的な意見なんですが、のび太みたいな顔した少年が出てくる話って、そんなに面白いとは思わないんですよねえ。あの本、買い取り制(出版社に返品できない)なので、需要を過剰に見込んで仕入れた本屋がつぶれたとか、そんな話も聞きますし、
新しいのが出るたびに面白くなくなっていくという評判もあります
(*43)。第一、
一作目がいいとは思えなかったので、それ以降まったく読んでませんが。まあ、多分、ファンタジーの初心者にはいいんでしょうね。
井の中の蛙には、小学校のプールだって大海です。
とチャレンジャーな発言をしてみたり。
本多平八郎シリーズ。ポスターや広告に
デカい顔して載ってるあまり顔が入りきれてない平八郎ですが、限定版だかとレジャーボックスだかではなんと!
本多忠勝フィギュアがつくそうです。うぐぅ、ちょっと見てみたいぞ。
「塊魂」をする一方、「太閤立志伝V」が出たので購入。いや、「W」のときに、面白いらしいという話を聞いてはいた
(*44)んですが、なかなか機会がなかったんでした。買おう買おうと思っていたところ、パソコンの「V」が出たので、PS2版の発売を待つことに。
ゲームとしては、まあ、「三國志[」に似ているか。いろいろとキャラをやれる(武士、忍者、商人、剣豪、鍛冶屋、茶人、海賊など)んですが、まあ、最初ってことで木下藤吉郎プレイ。下っ端から始めて、下働きを延々こなす日々。軍馬買いに行ったり、兵糧売りさばいたり、お使いしたり、んでその合間合間に自分の能力を高めるべく、訓練するわけです。そうすれば、さらにいい仕事して勲功値貯めて出世です。前田利家と仲がいいのですが、最近仲良くなりすぎて手合わせを挑んできやがります。利家というか槍の又左に一撃で昏倒させられ、そのまま家に帰り寝込むこと多し。すると「体調を崩していると聞いて薬を持ってきた」と利家が見舞いに来て薬置いていったり。
って、お前がやったんじゃお前が。現在、侍大将にまで出世しました。順調に信長系イベントも発生していて、浅井と同盟組んで京に上ることを目論んでいる模様。
近くに槍の道場しかなかったのと、又左や前田慶次に槍でボコボコにされたので、刀から槍に装備変更して学び始めることに。町道場ではさほど技も学べず、どうしたものかと考え、宝蔵院流に入門。岐阜から奈良まで暇みて通ってちまちま学習。やがて
宝蔵院流の印可までもらっちゃいました。流派の印可をもらうと、弟子が取れたり、浪人だったら自分で道場起こしたりできます。早速近所の足軽頭を二、三人どつきまわして弟子入りさせる。
その頃には侍大将→部将→家老→城主にまでクラスチェンジしており、加藤清正や福島正則や石田三成を配下に加えて、信長様にやっぱりこき使われる毎日。清正をどついて弟子入りさせ、信長様におねだりして前田慶次他を配下に回してもらう。ついでに信長様に手合わせを願い出て、これがまた結構弱いお人なんで、こちらが勝つわけです。すると「弟子入りをさせてくれ」「
これからは師匠と呼ばせてもらう」てな展開。
織田信長を弟子に持つ羽柴秀吉。でも弟子信長は通常サル呼ばわりしてくれます。柴田勝家なんぞ、こちらが格上になったら、戦場で「
猿、一気に参りましょう!」と訳の分からんしゃべりをするし。
現在近畿地方制圧活動を続け、本願寺に手こずるという歴史通りの流れになりつつあります。その一方で我が秀吉君は有能な配下をこき使って着々とひとりで軍資金を稼ぎ、城を増築、新田を開発して収入を増やす守銭奴の道まっしぐらです。信長も含めた家中でもっとも富み栄えております。こないだ徳川が武田信玄を滅ぼしちゃったんで早速甲州に出向き、浪人してる武田二十四将を口説きまくって大半を配下に入れました。
まあ、いろいろとツッコミどころはありますが、楽しいゲームです。基本的に顔グラフィックが変わらない(出世すると格好が多少変化はしますが)ので、加藤清正と福島正則が鎧兜に
7歳で髭面のおっさんだったり、石田三成も
5歳にしてやっぱりおっさんグラフィックで、しかも軍資金獲得で一線級の活躍をするガキンチョです。
まあ、ちまちまぼちぼちやってきましょうって感じですな。
とある晩、研究室の先輩から電話が入る。「今度の日曜、またバイトせんか?」放送局がらみである。にしても、もうすぐじゃないですか。どういう内容なのかと問えば、「
台風が来てるだろう?」来てる来てる。それも日曜くらいに来るんじゃあなかったれすか。「
台風中継に備えて待機。何かあったら出る。以上」結局承諾し、当日まで台風情報を気にする生活。
当日。指定された機材整備室に行ってみたら、誰もいない。バイト開始の9時まで待ったが誰も来ない。先輩は別のところの取材で昼頃戻ってくるという話だった。人数が足りないからというのでバイトだったのである。ケータイで尋ねてみたら、「あ、他に誰もおらんよ。昼まで整備室で時間つぶしといて」退屈しのぎの本を持ってきておいてよかったよ、私。数時間
本を読んだりうとうとしたりテレビを点けてみたりで暇つぶして、これでお金になるのだからいいバイトである
(*45)。
昼前、どやどやと先輩たちが帰還。カメラやら機材やら荷物を運んだり片づけたりと手伝う。昼飯を食べて、取材に出ていた人たちは皆帰宅。私ひとりぽつんと残る。ちなみに待機時間は19:00まで。ひとりになったのが13:00。テレビを見て台風情報を確認すれば、ちょうどそれくらいの時刻から風や雨が強くなりそうな気配である。つまり、終了までたいした仕事はない。これでアルバイトである。
17:00。交代要員Aが到着。「まだ少し風が強くなってきたかな、という感じですよ」とのこと。彼は17:00から翌朝の10:00まで担当する。「それはあれだね、モロに来る頃じゃないか」「そうなんですよねえ」聞けば、ついさっきまで
別の局で台風中継の準備のバイト
(*46)をしていたそうである。他局もいろいろ動いている模様。スタッフルームに移動し、そこで待機することになった。そこにいたスタッフのある人は、18:00勤務終了で、
翌朝5:00出社だそうだ。台風絶好調じゃないですか。
18:30。中継の準備開始。最初の中継は18:45の予定。カメラを局の前に出したり、コードをたぐったりと動き回る隣で、記者さんが原稿をチェックしていたりする。カメラさんがリハーサルをやっているが、雨は時折ぱらぱらっと来る程度。風もあまり感じられない。つーか、局の建物と周囲のでかいビルに遮られてあまり風が吹き込んでこないようだ。
絵にならない中継だ(*47)。
ともあれ帰宅し、台風に備える。翌日、朝から夕方まで暴風圏だというので、自主的にお休みの日。いつ停電が来るかも分からないのでパソコンも点けられず、本読んだり、「太閤立志伝V」を進めたり。
まあ備えはしたものの、我が家の周辺はたいしたことなくすんじゃいました。窓もたわむ程度で割れなかったし、瓦も落ちなかったし、周辺の木も電柱も折れなかったなあ。停電もしなかったし。うむむ、ちょっと拍子抜け。
冒頭で触れた
100年ぶりに50日を越えた連続夏日の記録、この台風により63日でストップ。歴代2位だとか。
オリンピックの男子マラソンに妨害者出現のニュースを見る。なんでもアイルランドの元聖職者で、聖書の一節を書いたプラカードぶら下げて、トップランナーを押し倒すようにしてコースアウトさせた模様。「
神の再臨に備えて速い選手をとらえておこうと思った」そうな。ニュースによれば、この人、F1だかのレースにも同様に乱入してるようだ。VTRも流れ、突っ走ってくるカーに駆け寄っている。どうやら
彼の神は速いものを求めるようだ。何だかもう世紀末気分である。
P.S.自転車小屋のハチの巣は台風にも負けず元気に成長していました。
(*30)気のせいでした。
(*31)今年もまた騒々しい。守らないやつは参加禁止というかホントに暴れ馬に蹴らせればよいと思う。
(*32)よくある話である。
(*33)どうにかこうにか間に合った感じ。
(*34)いまだにこのパターンを続けている。ただ対象となるプリンターとパソコンが父親のものに変わっただけである。ご苦労なことだ。
(*35)損な性分なのかもしれん。
(*36)ありそうな話だ。
(*37)ありそうな話だ。
(*38)ありそうもない話だ(おい)。
(*39)プリントアウトを渡す相手がコワい人たちだったんである。。
(*40)よろしい。
(*41)この頃すでにゲームブックブームが見えていたのかもしれない。
(*42)まるで昨日のことのようだ。
(*43)つーか、ファンタジー読みの人にはかなりウケが悪い。
(*44)川上稔の日記がソースである。
(*45)誰もいない機材室という環境もなかなかよい。
(*46)外への取材敢行は大変である。
(*47)いやまったく。
購入した本:
雑賀礼史『リアルバウトハイスクール11』、水野良『賢者の国の魔法戦士』、小川一水『復活の地U』、藤澤さなえ/グループSNE『ロマール・ノワー
ル』、菊池たけし/F.E.A.R.『フレイスの炎砦V3(上・下)』
読了した本:
雑賀礼史『リアルバウトハイスクール11』、大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき『大極宮2』、藤澤さなえ/グループSNE『ロマール・ノワール』、司馬遼
太郎『国盗り物語(一)(二)(三)(四)』『箱根の坂(上・中)』、菊池たけし/F.E.A.R.『フレイスの炎砦V3(上・下)』『リーンの闇砦』