下旬。
朝、目が覚めて、ふと頭に浮かんだ言葉。
ヤズトロモの塔。いや、何となく聞き覚えのある単語ではある。何だっけこれ。うーん、うーん。ぽん。
ファイティング・ファンタジーだこれ。たしか、えーと、えーと、『運命の森』で出てくる魔法使いがヤズトロモですよ。そうそうそう。
何だかすっきりする朝。ふと、窓の外を見たら、
トンボの群れが飛んでました。そう、
運動場とか整備するやつ。んなシュールな光景だったら面白かったんですがね。フツーに昆虫。群れ。ふわふわ。もうすぐ8月ですなあ。
何年かにいっぺんくらいの割合でこのシーズン起こることがあります。アリ。蟻。
我が家的には今年はアリのアタリ年だったようで。何年か前のときは風呂場に大量出現してましたが、今年は茶の間。ふ、と気がつくと畳の上にアリが列をなしてます。こないだなんて、ダイニングにあるテーブルから父親が朝食を茶の間に移して目を離したところ
30分しないうちにテーブルのパンとかにびっしりたかられてまして。ぎゃー。さらにダイニングにあるパンとか入れておく棚が嗅ぎつけられたらしく、ある朝開いてみたら、アリが行列。ぎゃー。母親が動揺して「どうする? どうしよう?」といってたので「薬、薬」を指示。噴霧式のを持ってきて、「これならあるけど」それじゃねえ! いや、それでも使えますけど、その場しのぎですよ、大量アリ。ほら、巣に持ち帰って丸ごと倒すようなやつですよ。クッキー大のプレートタイプを購入してきて、茶の間、ダイニングの棚などに配置。さてどうなるか。
茶の前のアリは、
行列を作らず、散開するようになりました。代わりに、といってはなんですが、原付とかチャリ置いてる場所に大量発見、そりゃあもう
コンクリの地面が蠢いてるようなくらい。ここには庭で使う肥料やらも置いてあるんですが、それにたかってるようで、何か気持ち悪くなるくらい大量の小さいアリ、アリ、アリ。プレートをその辺りに放置しておく。翌日、効果覿面、アリがいなくなりました。いなくなり……あれ? そりゃ何匹かは動いてるようですが、それより何より、コンクリ面が黒っぽい。土とか持ち出した肥料とかが落ちてるのかな、と顔を近づけると、う、これ、土とか肥料にしてはミョーにキレイな形したツブツブで、もしかして……昨日までここらにいた……いやいやいや、
考えない考えない確認なんてしないですぞ。アリが激減したのは成果だと思います、です、はい。
とある日の朝。いつものように原付でミッション場から歩いて10分ほどの駐車スペースへ。原付を停車し、鍵を掛けようとしたとき、ごとり、と
ケータイを落とす。アンテナ部分がちょっと破損したかなー。うぐぅ、と思いつつ、くりくりアンテナを回したり押したり引いたりして、収納に成功。うむ、
問題なし、問題なし、めいびー。それにしても朝っぱらからアレですねえ。
とある日の朝、の同日。この日はいくつか用事があったのでちょびっと早めにミッション場を撤退。原付回収して、図書館に行って予約本借りて、そっから月一イベントの発動です。てくてくてくてく10分歩いて、原付のところへ。そこで気づく。
鍵、忘れた。記憶を巻き戻してみるに、えーと、今日は視察とかあったんで、貴重品のサイフやらケータイやらはリュックに入れっぱなしだったのでしたっけ。サイフとケータイを入れるシーンが浮かぶ。朝まで記憶を巻き戻し、原付の鍵は引き出しに入れたことを確認。頭出しでシーン検索するが、朝から引き出しまったく開けてないわな。てことは、
物理法則に従い鍵はそのままですとも。もう、今日は原付置いて帰るかーとも思ったんですが、そうもいかず。溜息ひとつついた後、猛ダッシュでミッション場へ。5分ほどで到着。
息も乱れぬ状態でミッション場へ戻ると、おねーちゃんたちから「
おはよーございまーす」と笑顔で迎えられる。引き出しに当然のようにある鍵を回収し、「またまたお先にー」といってミッション場を再撤退。原付まで5分を走り、鍵を回し、ヘルメットをかぶる。どっと汗が出る。
いやはや、災難の続く日です。
とある日の朝、の同日、の同夜。図書館での予約本回収には無事成功したものの、「受取館に在架資料がある」という理由で予約できなかった新刊本は誰かに借りられ、嘱託のねーちゃんにはもたもたされ、うーん何だかなあ。もうひとつの月一イベントでは、USBメモリーに入れてきたPDFをコンビニのコピー機で印刷→それをコピーしなおす、という小ミッション。コピー終了し、USBメモリは胸ポケットに収納し、レジで印刷物を送るに足る切手を購入。コピーは原付の荷物入れに放り込み、帰宅。後はこれを祭壇、じゃないや裁断して、紙折りして、宛名書きして、封筒詰めして、封して、スタンプして、切って貼って、翌朝投函で終了です。家に帰ってみれば、シートの荷台に入れてた
コピーが結構ぐしゃりと曲がっている。ぎゃー。ままままあ、伸ばして使いましょう。気にしませんとも私、もらった方が気にするかもしれませんが。走り回って汗かいたし、裁断紙折りは後ですることにして、とりあえずシャワーなどを浴びる。んで、御飯を食べる。自室に引っ込んで扇風機などを付け、直後慌てて部屋を出て階段を駆け下り、洗濯場へ。ゆっくりと沈んでいく洗濯物の中から自分が着ていたシャツを探し当てて引きずりだす。透けてみえる
胸ポケットから洗剤成分でぬるりとねばつくUSBメモリを救出。表面のぬるぬるを拭って、キャップを取ってみる。電灯の光で見る端子部分が濡れている。あー、こりゃ、中も入ってるなあ。ぐったり、疲れる。放置して自然乾燥に任せ、コピー用紙の処理を。封筒詰めして、スタンプを押そうとして
インクがべったり指につき、それに気づかずスタンプして、
封筒がインクこすれで汚れちゃう。ぎゃー。
とある日の朝、の同日、の同夜、の翌朝。よく晴れた朝。すがすがしい気分で、封筒投函。USBメモリをパソに挿してみる。中身はどうにか無事。まあ、そもそもバックアップはパソ内にあったというか、パソから必要分のみ入れてたんですがねえ。ああ、よかった。
アンラッキーデー終了。すっきり。
ヤフオクでアイテムを落札し、入金して、到着待ち。帰宅してみると、母親が不在票を手にしていた。
仮にS運輸としておく、いやこれじゃ面白くないですか、じゃあ
SAY NO運輸とでもしておくか。持ち帰り保管しているので連絡するように、とあったので、事務所に電話する。これ、ちなみに木曜日の夜の出来事。「えーと、不在票が入ってたんですけど」住所とか名前とか聞かれるので返答。問い合わせ番号も答える。「今日、これから再配達とかできますか?」現在7時過ぎ。ちょっと無理とのこと。「じゃあ、7時頃とかに配達できます? なかなか明るいうちにはいないもんで」「夜7時くらいだと、
そちらから本社に戻ってくる時間帯なので無理です」とさわやかに断られる。待て待て待て。郵便局とか他の配送会社とかやってくれますがそのくらい。「じゃあ、どのくらいならできます」「夜とかは難しいですね。
配達に回る者が少ないので」こっちは手薄だから無理といってますかそうですか。「土日とかは? 朝とかならいると思いますけど」「土日の朝は混むんですよ、配達に回る者が少ない分、その時間帯に集中しますので」理由になってねえ……! 夜だってダメっていってるじゃん。「じゃあ、確実にいると思われる
日曜の午前中、なるべく早くということで」ということになる。翌日金曜日、帰ってきたらSAY NO運輸の荷物が届いてた。
昼に来たらしい。無事到着したからいいものの、事務所、
客とのやりとりを何だと思ってるでしょうか? 今後SAY NO運輸には警戒すべきだと心のメモ帳に書き留める。
Wii専用ソフト
「モンスターハンター3」の発売が近い。
公式サイトでは発売カウントダウンで毎日ムービーがアップされてます。うー、面白そう。だ、け、ど、Wii持ってないし、ゲームする時間あんまし取れそうにないしなあ。うー、あー、でもやりたいなあ。と悶々。
何だか
平穏といえば平穏な日々。暑いのがどうにかなればもっといいんですが。あんまし
ネタというのもないなあ。どうしたもんかなあ。ま、ええか。そんな状況でもモンハンは相変わらず。
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「モンスターハンターポータブル2ndG」な話。 第34回
集会所上位★×8をちまちま進めていき、だいぶクエストも消化していったところですが、その続きをば。
* * *
【迅竜旋風編】
さて、集会所★×8の標的が
ナルガクルガ、ラージャン、
グラビモスに絞られてきました。それぞれ2種のクエストがあるのですけど、このどれか、あるいは複数がキークエストでしょう。キークエストをすべてクリアすると緊急クエストが発動し、緊急クエストをクリアすると上のランクになれるのです。あえて無視していますが、★×8には、片角のマオウとか
リオレイア×2を闘技場で同時狩猟とかディアブロスとディアブロス亜種の同時狩猟「4本の角」とかあるんですけど、まあ、
これはキークエストではなかろうというかキークエストであってほしくないですね。前二つは雑誌とのコラボだし。
ナルガクルガの狩猟数がこの時点で3、ラージャンが4、
グラビモスは亜種込みで11です。うーん、ナルガとラージャンの数が少ないなあ。どちらもまだ完全に動きが読めるとかそういうレベルには達していない。とりあえず
ナルガクルガ、からかのう。樹海のクエスト「
疾風の迅竜」を受注。青蟹仮面+ナルガ刀のいつもの装備で、アイテムは音爆弾、閃光玉を中心に捕獲セットもつけて。
オトモアイルーはそろそろレベルがいい感じになってきた
爆弾オトモ、ネコなのにポチを。
開始後、
ナルガクルガを求めて各エリアを探し回る。樹海では、最初に討伐した村ナルガとやりました。どんなエリアにいたのかは、かすかに記憶に残っています。が、そもそも樹海をプレイした経験があんましないので、マップ上のつながりがよく分からず。地図もないし。うろちょろ。それで感じたのが、
トカゲ多いなあこのクエスト。雪山限定のギアノスはさすがにいませんが、標準タイプのランポス、麻痺トカゲのゲネポス、毒トカゲのイーオスなどがいます。猿のコンガとかもいますがまあこいつらより、トカゲの方が鬱陶しい。視界の外から跳躍して襲ってくるのですよこいつら。ボスモンスターと戦ってるときにこれをされると致命傷になりかねない。なので、戦闘の記憶が生々しい洞窟内で、イーオスを狩る、狩る、狩る。殴ってる最中に、どすん、という音。ん? 振り向くと
ナルガクルガ。で、出たーっ。こちらを認識して咆吼、すぐに動き出したので警戒してると、横からイーオスに飛びかかられて尻もち。そこへ
ナルガクルガ斜めから襲ってくる。ぎゃーっす。
前にも書きましたが、
ティガレックスが剛速球なら、
ナルガクルガは変化球。
あちこちに跳躍しまくり、やたらフレームアウトするので、カメラを回しながら、常にこちらも動き回らねばなりません。すぐそばに来たので太刀を振り下ろしたときにはもうそこにいないとかいうのはザラでして。お互いに動き回り、傷つけ合ってるので
高速戦闘の気分です。
ナルガクルガの前脚についている翼が硬化したブレードはやっかいで、触れただけでダメージです。なので、接近して殴っているといつの間にかダメージが入ってることが。それでも太刀は接近武器なので殴らねばならんのです。接近した状態で、跳躍のモーションが見えた場合は、ナルガの尻尾へ向かって身体を飛ばすように回転回避。どうも、ナルガの跳躍は当たり判定の開始が遅いのか、後ろ半身に当たりがないのか分かりませんが、出始めでこの回避だと命中しません。そうして
転がった後、振り返りもせずに横に回転回避して、カメラを回す。ナルガは二度、あるいは四度連続で跳躍するようです。二度の場合は、こちらに飛んでくることが多いのでこうしてかわすのですよ。
ナルガクルガ攻略のポイントのひとつは、その跳躍です。いかに回避するか、です。もうひとつは尻尾。尻尾を使った攻撃は大きく分けて3通り。ひとつは尻尾を立ててぐるぐると振り回し、トゲを飛ばしてくる。これは飛ばしてくるまでの動作が長いので比較的避けやすいというか、隙が大きい。次が、身体を回転させるもの。
ティガレックスにもありますが、ティギーの場合、回転と同時に尻尾が飛んできて、丸太で殴られるような感触があります。ナルガの場合、本体の回転から遅れて、しなった尻尾が襲ってきます。旋風のように回転した本体を追いかけるように、
大きな円を描いて尻尾がやはり旋風と化して来る。最後が、恐るべき尻尾の一撃で、びたーんと叩きつけられた尻尾に巻き込まれたら大ダメージです。これをかわせば、尻尾のトゲが地面に刺さってしばらく動けないので大きな隙となりますが、
何しろいまだモーションが読めません。これら尻尾をどう扱うかが行動を左右します。
結局自分がどう攻撃してるのか確たるビジョンもないまま、目の前に来たナルガを斬りつける。尻尾をかわす。飛びかかられる。尻尾を食らう。訳の分からぬままに1落ち。ただし、右のブレードを傷つけました。さらに2落ち目。今度は死ぬまでに尻尾を傷つけました。ナルガの左目をつぶしました。3人目になるまでにはすでに怒りまくりの
ナルガクルガ。赤く光る目が尾を引いて追いかけてきます。ひゃーっ。転がって逃げる。ダッシュで逃げる。あとちょっとで隣のエリア。
すぐそば、というかすぐ右とすぐ左をナルガの棘が駆け抜けていきました。うわ、怖えぇよ。それでも回復したり、モドリ玉使ったりして、ちょびっとずつ傷つける。これまで3頭倒していますが、かつてないことが起きました。
ナルガの傷ついた尻尾が千切れ飛んだのです。つんのめるようにして前に飛んだナルガ。振り返るナルガ。光る目がこちらを見て、飛びかかろうとした途端、炸裂する閃光玉。暴れ狂う迅竜そっちのけで尻尾の剥ぎ取り。
やがて、開始後30分近くが経過した頃。
ナルガクルガが脚を引きずり、エリア移動地点まで歩き出しました。追いかけて斬りつけるも逃げられる。うひー、でも、まあ、これで捕獲できますとも。シビレ罠も捕獲用麻酔玉も残していますし。マーキングが動かなくなったのを確認して、きゃつが休んでいるであろう該当エリアへ行く。ん?
ナルガクルガがいない。不審に思いつつ、近づいていく。狩人を示すマークと
ナルガクルガのマークが重なる。いない。はっ、と離れてカメラを動かす。樹海。傾いた樹上で丸まる黒い塊。うわ、
樹の上で休眠してやがる。太刀では届きません。音爆弾を投げたものの、反応なし。どどどどうしよう。とりあえずシビレ罠を設置してみようか。ナルガが下りてきたら、何発か殴ってダメージを与えて休眠回復分を減らし、罠に引っかけて捕獲、よしこの方向で。と
設置している最中に、背後でどさり、という音。ん? おそるおそるカメラを回す。そこに
ナルガクルガ。うひーっ。罠設置と同時に回転回避。飛びかかってくる
ナルガクルガ。間一髪。罠にかかってもがく迅竜に、慌ててアイテムリールを回して捕獲用麻酔玉を投げつける。捕獲成功。何とも慌ただしい、というか最後までスピーディーでした。
集会所に戻っても緊急クエストが出た気配はなかったので、ため息ひとつ。装備を調えて、今度は
密林を舞台にした「闇より生まれし者」を受注。これまた
ナルガクルガですが、「疾風の迅竜」で多少動きが分かってきた気がします。
尻尾びたーん以外。ナルガ刀ではなく、弱点属性で攻めてはどうだろうかと武器を変更。軍刀【獅子皇】で、攻撃力はナルガ刀と同じ、火属性の攻撃力がついていて結構高い。斬れ味も同等。ナルガ刀に劣るのは会心率だけですが。ナルガ刀を使っていたのはその会心率と斬れ味の高さがポイントだったわけで、どれだけ弱点属性が有効であるか比べるのに今回はちょうどいいかと。
モーションが結構読める、というよりも、
ナルガクルガの動きに落ち着いて対処できるようになった、というべきか。
もちろん尻尾びたーん以外。風を巻いて飛んでくる尻尾も回転回避でかわし、トゲ飛ばしも当たらず、爪を破壊し、顔を傷つけ、尻尾をぼろぼろにした上で、切断。こちらは
1死することもなしで、ナルガクルガがぼろぼろ。そろそろ捕獲を考えるかー、脚引きずらねえかなあ、と思いながら殴っていると
いきなり目的達成でナルガ死亡。20分針。いやあ、弱点属性衝くの有効だわ、これ。
集会所に戻ってみたものの、
緊急クエストの気配なし。これでラージャンかラージャンか
グラビモスか黒
グラビモスがターゲットとなりました。しょんぼりしながら加工屋に行き、ちょっと考えて、
ナルガ弓であるところのヒドゥンボウをゲット。属性はついていませんが、溜め3で貫通レベル4が撃てます。これまで使ってたブルーブレイドボウUだと溜め4まで必要でしたから、まあ早めの溜めで撃てるようになったってことで。
* * *
【金猿暴威編】
ナルガクルガじゃなかったんで、次はラージャンへ。金獅子ラージャンは、これまた苦手意識があるというか、なるべくならやりたくない相手というか、その辺りはこれまでの討伐数が4であるということからも分かるかと思います。それでもキークエストかもしれないから、やるしかありません。まずは火山の「
火の山の金獅子」から。装備は、弱点属性の氷の太刀、白猿薙【ドドド】で、罠もたくさん。秘薬に攻撃力底上げの鬼人薬グレートも。忘れてならないのはクーラードリンクです。
ラージャンは、
ナルガクルガほどではないにしろ、動きが激しい。とにかく右に左に、後ろに前に跳ねまくります。しかも一発一発の攻撃がすんごく痛い。二本角を持ったこの猿、
ジャイアンみたいなもんです。別に侠気にあふれてるわけでもありませんし、怒るとえらいことになります。攻撃でやっかいなのはジャンプから電撃玉をぶっ放すやつ。電撃を放ってから空中回転し後方に着地しますので、離れていても着地地点近くで巻き込まれてダメージとか。また右に左にフックを出しながら前進してくるやつ(
雑誌では「デンプシーロール」と呼ばれていましたが)もひどくて、かすめただけで大ダメージ、最後のパンチを打つと地面に倒れるのですが震動効果があって近づくと硬直します。
加えて、火山。元々火山のエリアってあちこちに溶岩だまりがあって、分断されてるんですわ。狭いとこ回り道しながら相手に接近しなくてはなりません。ラージャンめは溶岩の中とか平気で踏み込むので、いったんそっちに入られると
攻撃が届かない太刀では、何もできなくなります。しかもそういうときに限って、なかなか出てきやがりません。さらに今回は火山の夜。昼と夜では溶岩による地形が変化します。ぶっちゃけ夜の方がルートが限られて大回りになる。例えばエリアの中央に溶岩溜まりがあるとこでは、昼は溶岩の両側から回ることができます。エリアの出入口が11時、4時、8時くらい。これが夜になると9時あたりに溶岩が出現するので、11時−8時を移動したければぐるーりと回らざるをえません。だいたいこんな感じのイヤな変化があるのです。で、ラージャンを追いかけてると軽々と跳躍して対岸に渡られたりするのです。で
ダッシュで追いついたときにはまた対岸にいやがる、みたいな。
捕獲用麻酔玉を持ってきていましたが、
途中で捕獲を諦めました。あんましダメージを与えてる気がしなかったのです。シビレ罠などはダメージ入れるために使うことに。シビレ罠に引っかけて、顔面を殴り、殴り、殴りまくる。3つのシビレ罠を使って、頭部の部位破壊に成功。さらに何度か転倒まではさせましたが、ここまでですでに2落ち。いずれも怒り状態で
金髪化してオーラをまとった感じのスーパーラージャンに殴られて死亡。この猿めはシャレになりません。デンプシーがかすって高々と宙に吹っ飛ばされて車田正美落ちさせられるし。
2落ちしてからが狩猟です。とにかくあちこち跳躍して位置を変える猿を追いかけて殴り、追いかけて殴り、追いかけて殴る。閃光玉を掛けると多少は攻撃が穏やかになりますが、それも比較的、なものでありまして、跳ね回られることには変わりなく。そうこうするうちに残り時間が少なくなってきました。
閃光玉残り2発。罠なし。という状態で
残り時間が5分を切り。閃光玉ひとつが空振り。しょうがなく殴っていると、ラージャンが転倒。たいていのボスモンスターでは、脚にダメージを蓄積させた場合、この状態になります。転倒は無抵抗になり、普段は手が届きにくい場所にも武器が入るようになります。なので、回転回避を一発入れて、倒れたモンスターに接近し、3〜5発程度はもがくところに攻撃ができるのです、が。ラージャン、倒れる際に斜めになった身体が跳ねるように、
やたら遠くに向かって倒れやがります。回転回避で無理矢理向きを変えても一発では接近できず、しかも立ち上がるのが早いので1発かそこら入れるのがせいぜい。あんましお得ではありません。5分を切った状態で起こった転倒はさらにやっかいで、この猿めは、
溶岩の中に飛び込むように倒れやがりました。手がまったく届きません。この忙しいとーきーにー。
起き上がって跳躍かまして溶岩の中から溶岩の中へ。時間が無情に過ぎていきます。かなりこちらは体力が削られていたのですが、ととととりあえず今のうちに回復しておくかと回復薬グレートを2本飲む(残り2本)。溶岩から出てきたので、閃光玉を浴びせ、数発入れることに成功。もうこちらは攻撃するしかありません。後半身に飛び込むようにして殴る、殴る、殴る、離脱。デンプシーをかわし、ひっくり返ったところの震動を見切って突撃。一発、二発、三発、気刃斬り、気刃斬り、離脱。
結構なダメージを受けています。どちらも。飛び込んで縦斬り、突き、斬り上げ、とラージャンがのけぞるようにもがき、目的を達成。残り時間1:22。倒れるラージャン相手に斬り下がりで距離を取る。
猿は死ぬ際に拳を振り回すのです。ここでダメージ食らって死んだら目も当てられません。動かなくなったのを確認して、剥ぎ取りを開始する。
集会所に戻る。
緊急クエストなし。翌日、アイテムを補充し、今度はホットドリンクを持って雪山へ。クエスト「
吹雪に立つ金獅子」受注。雪山ラージャンは初めてですが、火山ラージャンよりはやりやすいと思われ。最大の理由は、
溶岩がないこと、ステージが狭いわけではないことですかね。それを証明するように、実際、
30分ほどでラージャンを撃破。これでラージャン狩猟数を6としました。
集会所に戻る。
緊急クエストなし。溜息ひとつ。てことは、
グラビモスか
グラビモス亜種の二択、か。
* * *
【猫鈴獲賞編】
ナルガ弓の試し撃ちをしてみんとす。選んだのは未クリアだった村クエ★×8「翠色の津波」
旧密林でガノトトス亜種×2のクエストです。持ってくのは、強撃ビン×50、睡眠ビン×20の矢強化ブツ。睡眠ビンを持ってって眠らせたところに炸裂させるべく大タル爆弾G×2、大タル爆弾×3。死んだときに備えて体力上限をMAXにした上に全快させる秘薬×2辺り。前にこのクエストは太刀で挑んで惨敗でした。原因は、エリアの少なさ。
ガノトトスは通常種だろうと亜種だろうと、たいてい2つのエリアしか移動しないのです。てことは、
複数いた場合、かなりの確率で同一エリアに存在すると。水にいれば水鉄砲、陸にいれば凶悪なショルダータックル。太刀だと音爆弾とか使うと確実に陸揚げできますが、怒り状態になるし。
飛び道具なら、また話が違います。水中にいるガノっちを攻撃できるし、離れてればショルダータックルも食らいません。巨体を貫通させてけば効率的にダメージを入れることもできます。びば。また、眠らせて爆弾、という形を考えていたので、爆弾ダメージ1.5倍のボマーを発動させるアイルーフェイクを装備。巨大ネコの頭ですとも。首についた鈴もむやみにデカいです。
開始。強撃ビンを使った攻撃でちまちまちまちまダメージを与える。ブルーブレイドボウより溜め時間が短くて済むのでスタミナの消費も抑えがききます。
で、10分ほどで1落ち。原因はというと、
陸に来た一頭をがしがし攻撃してる最中に、水中から二頭目がカッ飛んできまして。飛んでる最中のガノっちって接触すると麻痺ですわ。倒れたところに振り返った元からの一頭が振り返り、攻撃モーション。水ブレス一発。立ち上がったところに、一頭を貫いて二頭目がぶっ放した水ブレス直撃。死亡、という流れ。
秘薬を飲み、空きビン+ニトロダケで強撃ビンを調合して再び挑む。今度はそれぞれをペイントして、位置を確かめられるようにし、なるたけ離れてる状態のときに攻撃しまくる作戦。一頭が別エリアにいる状態になり、強撃ビンも切れたので、睡眠ビン作戦。がしがし当てて、当てて、当てて、ようやくガノっちがくたりと寝る。よし、大タル爆弾Gですとも。睡眠時の初撃はダメージ3倍、ボマーでGの1.5倍も入ってます。しかも2個同時ですとも。アイテムリールを回しながらダッシュで接近、してる最中によちよちとガノっち(睡眠中)に近づく小柄な影。
オトモアイルー。ポチ。その頭上には爆弾ひとつ。しかも「大タル爆弾の術」発動時に出るでっかいのではなく、小タル爆弾。それを、ぽいん、とガノっちに投げつける。
ちょっと待てこら、ポチーっ。ぽすん、と爆発が起こり、
ガノトトス亜種覚醒。この大タル爆弾G作戦をどうしてくれるんじゃーっ。目覚めたガノっちの
尻尾にはたかれ、ポチとっとと退場。この振り上げた拳はいずこへ。仕方ないので、一度ガノっちの水中飛び込みポイントを見て、そこへシビレ罠を設置。地上に来たところを射まくって逃走させ、シビレ罠にかかったところにG×2、くっそー、さっきのが成功すればもっと大ダメージだったんだけどなあ、と思いながら矢を射込んで起爆。さらに射込んで一頭目を撃破。巨体の
ガノトトスは4回剥ぎ取りなので、アイテム枠が空いたことだし、もう一頭がこないうちに剥ぎ取り剥ぎ取り。1回目「翠水竜の上鱗」、2回目「翠水竜の上鱗」、3回目「翠水竜の上鱗」、4回目「翠水竜の上鱗」ってみんな同じじゃねーかーっ。
別エリアにて残り一頭を捕捉。水中飛び込みポイントを確認して、
シビレ罠を設置。が、上がってこずにそのまま隣接エリアに移動される。うがーっ。隣接エリアでは、上がってきたものの、貫通矢が
ガノトトス亜種の死骸に遮られまくり、苦労する。
死骸でもヒット判定があり、貫通矢は最大5回ヒットなのです。死骸で3発当たったとしたら、残り2発しかヒットしないのです。それでも、シビレ罠+大タル爆弾×2を食らわせ、巧みに位置取りを行って貫通矢を放ちまくり、開始後35分、
ガノトトス亜種の二頭目が倒れ、目的達成。剥ぎ取りは、1回目「翠水竜の上鱗」、2回目「翠水竜の上鱗」、3回目「翠水竜の上鱗」、4回目「翠水竜の上鱗」ってまたみんな同じじゃねーかーっ
村に戻る。★×8全クリになったため、勲章をもらう。
ネコートさんの鈴。ナルガ弓、結構使えるなあ、
ガノトトスも倒せるようになってきたし。
太刀では挑む気にもなりませんけど。
* * *
【黒鎧不貫編】
さてグラビモスです、やれグラビモスです。鎧竜
グラビモスといえば岩竜
バサルモスの成体です。どちらも太刀使ってるときにはあんまし戦いたくないなあってのがあります。こいつら動きは速くないですし、予備動作も分かりやすいですが、
ひたすら、堅い。堅いので太刀は弾かれ、こちらの姿勢が崩れます。また、
バサルモスなら毒ガスを、
グラビモスなら熱風とか睡眠ガスを至近で撒き散らします。姿勢が崩れたときにこれを食らうのはやばいわけで。
バサルモスの場合、弓だと楽なんですわ。貫通矢を使えば、堅い部分を無視して中にヒットしますし、離れてからやるので予備動作は見やすいし、ガス攻撃も食らいません。一発食らうとガンナー装備は弱いのでエラいことになりますがね。
グラビモスそのものについても、弓の方が格段に楽、なん、です、が。
残ってる
グラビモスクエストは2つ。ひとつは火山で通常種の「鎧竜
グラビモスの脅威」、もうひとつが沼地で亜種が出る「湿地帯の黒き鎧」でございます。亜種よりは通常種の方が楽なんですが、この場合さらに事情がややこしく。弓は、大型モンスターを相手にした場合、かなり効果を発揮しますが、逆に
矢が当たりにくく翻弄される小型・中型を相手にすると苦戦です。大苦戦といってもよろしい。
グラビモスのクエストは、タイマンではありません。雑魚が出ます。どころか、
通常種の方はドスイーオスが出ます。毒です。中型ボスです。動きが速いです。太刀だとそんなに苦労する相手でもないんですが、太刀で行くと大ボスに苦労すると。
ドスイーオスが跳ね回る火山は後回しにして、沼地の方に行くことに。夜の沼地は毒々なんですが、こないだ黒
グラビモスを相手にした感じだと、あんまし問題にならないかと。むしろ問題は雑魚かなあ。武器はナルガ弓で、装備は猫頭青蟹装備にして貫通矢の威力UPとボマー発動。睡眠ビンと大タル爆弾Gも持ってきます。
クエスト開始。結果からいうと、3死で失敗。もうゲネポスの麻痺攻撃が100%の確率で決まりまくり、シビレたところをビーム一閃、という流れで。雑魚に邪魔されまくり。うぐう。
エリアの説明をすれば。黒
グラビモスがうろつくエリアは4つ。エリア4〜6、エリア8です。
エリア4:毒トカゲのイーオス、麻痺トカゲのゲネポスがうろちょろ。毒の沼。落とし穴不可
エリア5:桃色猿コンガ、猪ブルファンゴが突進しまくる。毒の沼。落とし穴不可。
エリア6:時々麻痺使う大雷光蟲がふわふわ。毒の沼。落とし穴可能。
エリア8:毒を吐く蛇竜ガブラスが飛び回る。草地。落とし穴不可。
すべてのエリアでシビレ罠は設置可能だが、エリア8は草に隠れて場所が分かりにくくなる(時々光るのがかすかに見える)。ガブラスは放っておくとがんがん寄ってくるので、
グラビモスのビームを避けているうちに勝手にいなくなる(ビームがよく当たるので)。コンガも結構死にます。が、跳躍しまくりのトカゲどもと猪はそうでもなく。コンガは
グラビモスの突進に巻き込まれるとダメージですが、猪当たらないみたいだし。トカゲは跳躍しまくって位置が確定しにくく、誘導もできやしねえ。なので安心して戦えるエリアが、ガブラス死後のエリア8、さほど害はない大雷光蟲のエリア6くらい。後は他の雑魚の動きも考えてやらねばなりません。
以前、薙ぎ払いビームで死にました。その動作は覚えました。ビーム吐くときにはこいつ、上半身を立ち上げ、のけぞるように首を上げるのですが、薙ぎ払いの場合さらに首を振ります。その後ビームを吐くのです。そしてもうひとつ重要なのは。
グラビモス、左から右に薙ぎ払います。つまり、
グラビモスに向かって右側が始まり、左側が終わり。ビームはまず赤い線が走り、それを追って線がオレンジ色に太くなり当たり判定が出ます。結果、薙ぎ払いビームって、始点は分かりやすく避けやすい。オレンジ色の線が走ったときにそれより外にいれば絶対当たらない。逆に終わりがどこまでかってのが分かりにくい。薙ぎ払いが始まったときにはビームは太く赤くなっているので、ビームの終点まで攻撃判定しかない。てことは、
向かって右側方向に行く方が安全なわけですよ。
が、まあ
現実はそんなにうまくいかないのです。壁があったり、雑魚がいたりして、逆方向に行かざるをえない。ビーム食らわないように走るのですが、かすめて大ダメージを受けるパターン。また、ビーム警戒しつつ、雑魚の動きに注意しながら矢を放っているとき。ビームを避けようと動くと雑魚が壁のように動きを止めやがりまして、
よくガブラスと一緒に焼かれるハメに。結構
グラビモス本体にはダメージ与えてると思いますし、胸装甲を部位破壊したりもしてるんですがねえ、いまひとつ詰めが甘い。
2連戦が失敗に終わり、どうしたものかと思案する。この2戦、6人が死亡して分かったことといったら。
1)雑魚、邪魔すぎ。
2)
グラビモス眠らねえよ。
睡眠ビン20発に調合したやつまで叩き込んでも眠らないのです。ちょっと射込むのに間が空いたりしたせいなんですかね。不眠モンスターじゃないんですが。なので、3度目のチャレンジでは、まず睡眠ビンと調合素材を外しました。攻撃力UPの鬼人薬グレートを入れ、大タル爆弾を追加。さらに、ふと見ると青蟹部分に装飾品がほとんど入ってない。
スロット5つが空いてまして。うわ、何だかもったいない。5つで発動するスキルって何かあったかなあ。攻撃スキルはちと難しそう。千里珠はひとつで+2のポイントが入りますが、+10になって発動するのは探知。時々モンスターの居場所を教えてくれるスキル。+15まで行けば自動マーキングで常時教えてくれて、ペイント玉持って行かなくてすむんですが、探知だとペイント玉は必要。うーん。あ、観察珠が行けるか。これ+2で5つ溜めると
捕獲の見極めが発動。捕獲可能なまでにダメージを与え、なおかつマーキング状態だと、マークが黄色くなって教えてくれるというもの。攻撃・防御に直接関係するわけじゃありませんが、捕獲という手段も今回考えてみるか、と。捕獲用麻酔玉も忘れず持って行く。アイテム枠が足りなくなったので、ついに
守りの爪と守りの護符を置いていく。どっちも防御力を上げてくれるアイテムなんですが、ガンナー装備はそもそも防御力低いし、いざとなれば
当たらなければいいのですよ。
開始後すぐにエリア8に走る。だいたい黒
グラビモス、最初はここにいます。ガブラスに注意しつつ強撃ビンを撃ち込みまくる。時々ビームに焼かれてガブラスが落ちる。また
低空飛行してきたガブラスや落ちたガブラスに遮られてビームが避けにくい。うぐう。ちょっと距離的な余裕を持って動いているうちにガブラス全滅。雑魚が死ぬのを待ちすぎるとボスへのダメージ量少ないまま時間が経過するのでその兼ね合いが難しい。
警戒しつつも軽快にクエストを進めていく。罠を使って動きを止め、爆弾起爆。シビレ罠で大タル爆弾G×2消費。シビレ罠で大タル爆弾×2消費。シビレ罠で支給用大タル爆弾×2消費。残り罠は落とし穴。使えるエリアがひとつだけなのでなかなかタイミングが使えず。大タル爆弾がひとつ余ってます。どうしたもんかなー。1死することもないまま、
残り時間5分。まだマーキングが黄色くならねえ。こ、これ倒せるんか? この期に及んで猪に吹っ飛ばされたところをビーム食らって死にかけたり。しょうがないので敵がエリア6に入ったのをいいことに残ってる閃光玉で足止めし、ピヨったらやたら咆吼する
グラビモスのバインドボイス範囲外で落とし穴を設置。落とし穴にハメたところで大タル爆弾を起爆。これで黄色くなったら笑えるけどねえ。念のためアイテムを麻酔玉にセット。落とし穴は効果時間が長いので、爆弾起爆しても麻酔玉投げる時間はあるはず。が、世の中そんなにうまくいかず、マーキングはピンクのまま。くっそーと思いつつ、溜めた矢を射込む。もう一発。同時に
罠を破壊する黒グラビモス。マーキングが黄色くなった。かかかかんべんしてくれーっ。何でこのタイミング。
グラビモスがエリア5へ。
残り時間ががしがし減ってく中、猪に突き飛ばされたところを
グラビモスに踏まれて1死。そのまま
キャンプで時間切れ、幕切れ。クエスト失敗。
捕獲の見極めで追い詰めたことが分かってるだけにショック。が同時に
うまく立ち回っていさえすれば、黒グラビモス、狩れるんじゃん、という気にもなっている私。次にやるときの対策としては、だいたい貫通矢がヒットしまくる位置関係が分かってきたのでそれを狙う、というのがひとつ。もうひとつは
ボマーに加えて、ネコの火薬術の発動を狙う。持ってく大タル爆弾がG扱いになるし支給用大タル爆弾もそうなり、さらにボマーで1.5倍です。んで、シビレ罠をひとつ、最後まで残しておいて、捕獲を狙う、と。それで
見込みなしなら、開き直って太刀で攻めるしかないかのう。
ネコの火薬術が発動しない。別クエストへ。
ネコの火薬術が発動しない。別クエストへ。
ネコの火薬術が発動しない。ぶ、
物欲センサーに引っかかってますかこれ?
* * *
【覇竜討挑編】
ネコの火薬術が発動しない。ふと思いつく。
そうだ、アカムに行こう。ホントにそんな感じで。ピクニック気分で準備準備。アカムトルムは、一度戦ってことがあるわけですよ。んで、負けた、と。それが
4月下旬のことなんで、結構前ですな。以来、一度も行ってない、と。
軍隊が覇竜アカムトルムを追い詰めたところで疲弊しちゃったんで、どうにかしてくれ、という依頼でした。舞台は、そのものずばり「決戦場」で。火山地帯のようなエリアひとつとベースキャンプのエリアで構成されていました。ベースキャンプといっても、支給品箱なし、ベッドなしなので、
持ち込みアイテムのみで決着をつけねばならんのです。たしか前回はクーラードリンクを忘れてじりじりと削られたような気がします。クーラードリンクを入れる。さらに何かあったら即座にキャンプに退避して体勢を整えるのです。モドリ玉と素材玉×10、ドキドキノコ×10。途中で死ぬだろうから、体力上限を増やす秘薬×2。どデカイやつだったんで、罠は効きそうにないなあ。閃光玉と素材くらい。防具はどうしましょうかね。記憶を探ると、咆吼してたような気がするのです。耳栓あった方がいいかなあ。マオウ対策に使ったリオソウルUをセットする。高級耳栓、斬れ味レベル+1、見切り+1、心配性、体力−10が発動。セットとして登録していた武器はナルガ刀だったので、これを龍属性の龍刀【朧火】に変更する。アイテムを整えて、
ネコートさんのところへ。クエスト「
最終極秘依頼 覇竜討伐!」を受注。いざ決戦場へ。
クエストのタイトルが消えると、ムービー開始。前に一度見たものですが、あのときはクエストクリアできなかったんで、ムービー登録はされなかったんですな。溶岩の中からトゲガメラが這い上がり、咆吼し、黒い風のブレスを吐く。アカムトルム。覇竜。
開始後、向こうの方で一声鳴き、こちらに向かって突進してくるアカム。
うわ、怖ぇえよ。何となく、轟竜
ティガレックスを連想させるような、這いずるがごとき突進です。迷わずモドリ玉を叩きつけて離脱。何もないベースキャンプでドーピング開始。まずは鬼人薬グレートを飲み、モドリ玉を調合し、最後にクーラードリンクを飲む。そして決戦場へ出る。
決戦場は、真ん中に「つ」の字に溶岩があります。左上の部分と右下の部分に切れ目があり、行き来できます。左側は壁で塞がり、右側は狭いエリアになっていて、11時から7時くらいまでが戦闘区域。もちろん、トゲガメラめは溶岩関係なしで移動します。溶岩を渡られると、追いつくまでにえらい走り回り。距離を置いちゃうと避けにくい突進が来やすいし、ブレスが飛んでくるので、なるたけ接近した方がいいかと。
何しろ相手は怪獣でこちらには必殺技がないのです。ちまちま削るしかありません。動作がもっさりしているのが救いですがね。
アカムの左半身側に回って、
左前脚で踏まれる。アカムの左半身側に回って、
尻尾に殴り飛ばされる。……分かりました! アカムは
左半身側よりも右半身側の方が安全です。尻尾も12時から6時方向に回すんで、右半身側なら安全。デカいので、右後脚を削っていれば、右前脚に踏まれることもありません。ただ、戦闘領域が狭い上に、アカムトルムがデカいのでそのポジションに走り込むのに苦労しますが。腹の下というのも踏まれにくいし安全度高いんですが、
アカムトルムの腹しか見えなくなるし、前回その状態でボディプレスが見えずに倒されてますしね。外からだと予備動作見えやすいんでいいかなと。
いきなり突進が始まり、距離が開く。覇竜がこちらを振り返る。ゆっくり立ち上がる。ブレスが飛んできたときの用心のため座標をズラす私。立ち上がったアカムは、咆吼した。かなり大きな咆吼だったようですが、
HAHAHA人類の英知の前には咆吼などないも同然です。高級耳栓を頼りに突っ込み、太刀を入れる。咆吼は立ち上がりがゆっくりだし、バインドボイスを無効化できれば大きな隙になります。
がしがし削っていると、
5分針でアカム転倒。復活したところにさらに攻撃を入れていると、身体が光る。
内側が赤く光ってて、隙間からそれが漏れてるような感じ。アカムトルムがゆっくりと立ち上がる。咆吼が来る。ちゃーんす。縦斬りなどを繰り出し、着実にダメージを入れる。腹がよく見えるのでそこに陣取って。攻撃モーションの途中に、ところが
いきなり爆風を浴びたように吹っ飛ぶ私。よろめき立ち上がると、体力の半分近くが削られていました。ぐおう。ここでも思い出したのが、
ティガレックス。やつの咆吼は、バインドボイス【大】に加えて近距離では吹っ飛ばし+ダメージでした。アカムトルム、こいつもか……! それも
ティギーより遙かに強烈な咆吼でして。立ち上がったところに尻尾で殴られて死亡。
原始怪獣を前に人類の英知高級耳栓敗れる。
ベースキャンプで2人目がドーピング開始。秘薬を飲んで体力を上げ、鬼人薬グレートで攻撃力を上げ、クーラードリンクで暑さへの耐久力を上げ、こんがり肉でスタミナ……あれ?
肉が……ねえ。うわ、またやったか私。
ピクニックにお弁当忘れてきちゃったよ!ととととにかくやって、少しでも多くの情報と経験を持ち帰るしかないですよ。
かくして2人目は頑張った。防御面では、結構なダメージを受けるとモドリ玉、回復薬グレートを駆使し、死なぬように努め。攻撃面では、
アカムの右爪を折り、アカムの左爪を折り、アカムの下顎から長く突き出してる右牙を折り、アカムの下顎から長く突き出してる左牙を折り、転倒させること3回の活躍。そして、25分針にて、いきなり尻尾が切れた。やけにうまそうな断面でした。そのまま剥ぎ取りもせずに殴り続ける2人目。そんな2人目の最期は、
スタミナの上限が減りすぎて、アカムトルムが呼ぶ溶岩噴出を回転回避もできずダッシュもできず避けきれずに2発直撃というもの。ちーん。
スタミナがデフォルトまで戻った3人目がまずやったことは、位置を確認して閃光玉を投げること。アカムへの閃光玉効果は短く、ほんの数秒。その間に落ちてた尻尾からの剥ぎ取りを敢行。剥ぎ取ったものはクエスト失敗しても持ち帰りができるのです。
お土産を持ち帰るのです。覇竜の尻尾ゲット。大きなモンスターの尻尾からは剥ぎ取りが2回できるのでもしやと思い、もう一度ボタンを押す。剥ぎ取り開始。すでにアカムは向こうで回復し、こちらを見ている。剥ぎ取り中。アカムトルムがモーションに入る。剥ぎ取り終了。覇竜の尻尾ゲット。黒い風がぶっ放される。避けきれずに吹っ飛び、大ダメージ。モドリ玉で戻って回復。
ちまちまダメージを与えるも、3人目も溶岩噴出を食らって死亡。クエスト失敗。失敗なんですが……何か行けそうじゃない? わりとダメージ与えてた気がするし。村に戻って、データ本を眺める。部位破壊とかを確認してみる。うむ、牙は両方破壊して報酬ひとつですか。爪は両方破壊しても報酬はひとつ。腹も割れるらしいけど、打撃武器じゃないと無理。背中も破壊できるがそんなん届かない。で、尻尾。
尻尾の耐久値を1回0にする。体力25%以下のときに切断系統の攻撃でのみ切断が可能。(エンターブレイン『モンスターハンターポータブル2ndG 公式ガイドブック』)
……25%以下!? あの後さらに斬りまくったわけですよ。もしかして、アカム、やれるんじゃないですか、マジで?
もうひとつ判明した驚愕の事実がありまして。私の装備、
斬れ味レベル+1が発動していませんでした。斬れ味が高いとダメージも会心率も増えるのです。何故こんなことが起こってたかというと、ナルガ刀を【朧火】に持ち替えたため。ナルガ刀に匠珠入れて発動させてたのが、【朧火】に入ってたのは、千里珠。後者はレイアSと組み合わせたときに自動マーキングを発動させるためのものでして。持ち替える前のスキルを確認して、持ち替えた後のスキルを確認してなかった。てことは、
与えるダメージがさらに上がる。加えて、今回判明した咆吼の一件。高級耳栓あっても至近距離だと被害を受ける。なら、
別に耳栓なくてもいいじゃん。もちろん、ダメージを受けない距離で咆吼を受けて耳を押さえるということはあるかもしれないけど。それは覚悟の上。リオソウルUを青蟹仮面に組み直す。攻撃力が上昇。またアイテムも構成を考え、栄養剤グレートとマンドラゴラを5つずつ持ち込む。これらは調合で秘薬になります。回復系アイテムを増やすことで、死亡を減らそうかと。足りない枠は調合書を置いてくることで無理矢理作る。
もちろん、お弁当のこんがり肉も忘れない。砥石も忘れず持って行く。モドリ玉調合素材とモドリ玉も。さらには、
龍属性の生体兵器サンチョを召喚して連れて行くことに。てか、
オトモアイルー、二戦やって見た記憶がない……。もしかしたら、連れてけないクエストなのかもしれません。ま、まあ行きましょう。
翌夕方、再び「最終極秘依頼 覇竜討伐!」を受注。また始まったムービーをセレクトボタンでキャンセル。すぐにクエスト開始。といっても、彼方に見えるアカムトルムが突進してくるのを眺めつつ、モドリ玉。鬼人薬グレートを飲み、モドリ玉を調合し、クーラードリンクを飲んで、戦闘開始。
1人目、
10分保たず死亡。死因は、左後脚攻撃時に突進を食らって、腹の側に転がされ、立ち上がったときに右後脚の膝を食らい、外に出たところを尻尾で薙ぎ倒され、というもので。ただし、この
1人目、大雑把にダメージを与えてつつ、アカムトルムの動きに慣れる、という役割をこなしてくれました。右の牙と、左の爪を破壊してくれました。
2人目。秘薬を飲み、鬼人薬グレートを飲み、こんがり肉を食い、クーラードリンクを飲み、キャンプを出る。
まだ戦える、という気持ちに胸が躍る。何といっても、こちらはちっぽけな狩人で、あちらは巨大怪獣なのです。
こりゃあワンダバだわ。
なんだそりゃ?
テレビ見てなかった?
ウルトラシリーズとか。出動のときワンダバダバって音楽かかるじゃない!
(ゆうきまさみ「機動警察パトレイバー」8巻)
うん、そんな盛り上がり。2人目、まずは閃光玉を使って相手をピヨらせて、その隙にダッシュで接近。後ろに回り込んで太刀を振るう。何度か咆吼で吹っ飛ばされたりはしたものの、アイテムを駆使して、なかなか落ちず。もう一方の爪が砕ける。がしがし。一度、大ダメージを食らって死にかけ、モドリ玉使うより先に秘薬を飲む。回復薬グレートを使っても複数使わないといけない傷だったので。最低、秘薬はひとつ残しておけば3人目につなげられるしね。と調合して補給しようとしたら、
5個分の素材のうち、3個が燃えないゴミになる。うわ、ギリギリ。ま、まあ全滅じゃなかっただけでもよしとしよう。グレートも回復薬もハチミツもまだ残ってるし。
牙の残りが折れる。転がって攻撃をかわす。突進を避ける。咆吼のダメージを受ける。回復する。一挙手一投足。すべて狩り。そんな中、注目は尻尾です。突進や地中潜行で距離を置かれた場合、ダッシュで再接近しますが、その際、一番近くにあるのは尻尾です。尻尾に斬りつけることが多いし、後脚を殴っていても尻尾に当たることがあります。てことで、コンスタントに尻尾はダメージを受けています。1回分の耐久値はとっとと割れてるはず。つまり、アカムの体力が25%になったら一撃で尻尾が切れる。
アカムの体力を示す尻尾センサー。
いきなり。アカムトルムがつんのめるように前進。同時に私は刀を納める。
のたうちながらこちらに向き直るアカムと、刀をしまった私の間にブツが落ちてます。尻尾。立ち上がると同時にアカムの前で閃光玉が炸裂。走ってって剥ぎ取りにかかる。覇竜の上鱗。すかさず閃光玉もう一発。立ち直った瞬間、ピヨるアカムトルム。剥ぎ取り。覇竜の上鱗。これで
お土産の仕込み完了。あと、
アカムトルムの体力は1/4以下になりました。
ボスモンスターを殴っていると、ひるみが発生することがあります。脚にダメージを蓄積させると転倒、になり、しばらく殴り放題になりますが、
ひるみだと攻撃モーションがキャンセルされます。まあこれも状況次第で善し悪しがあります。一概にラッキーとばかりはいえないのですな。例えば、
テオ・テスカトルを太刀で相手にしているとき、
一番うれしいひるみは赤い火の粉の粉塵爆発のときで、
一番うれしくないひるみは黄の火の粉の粉塵爆発のときなのです。太刀だから、ひるみが発生するってことは間近で殴ってるわけですわ。赤い粉塵爆発は
テオ・テスカトル周囲で起こるので、つまり射程内に入ってるためキャンセルされるとありがたい。逆に黄色は離れた場所で爆発が起こるので、射程内にいないから本来殴りたい放題のところをキャンセルして次の動作に移るので損した気分になるのです。
アカムトルムも転倒だけじゃなく、ひるみを与えることもできます。何度か起こったのが、
ゆっくり立ち上がり咆吼に入ろうとしたのをひるみキャンセル。これは嬉しい。だってダメージ食らうとこだったし。だいたい、平常時には体力の1/3、怒り時には体力の1/2近くが吹っ飛ぶような攻撃ですし。
そして、その瞬間。腹の下近くにいた私。
もうそりゃどこ攻撃しても命中するヒット100%状態なわけです、全面腹。こちらの体力はそこそこ削られています。そろそろ回復をしなければー。と、一発が入り、赤い光が内側から噴き出すように怒りモードに入る怪獣ボス。怒り突入時にやる動作に入る。すなわち、ゆっくりと立ち上がり――咆吼が、来る。腹の下です。立ち上がるのが見えました。こちらは攻撃中。立ち上がるのは見えましたが、やっぱり腹しか見えません。咆吼を避ける、という流れで考えるならば、
1)まず突入してる攻撃モーションをどうにかする。
2)納刀する。
3)圏外までダッシュで逃げるかタイミングよく緊急回避で飛ぶ。
となります。攻撃モーションをキャンセルする手っ取り早い方法は回転回避をかけることですがそれをすれば、立ち上がるまでに時間がかかります。納刀しなければ、ダッシュも緊急回避もできません。ダッシュで少なくともバインドボイス【大】に威力が落ちる位置まで逃げるなんて時間的余裕もありません。腹しか見えない状態では咆吼のタイミングが分かりませんから、たとえ納刀まで行っても緊急回避かけるべき瞬間が見きれません。
だから、その一瞬の判断は、
逃げより攻撃の一手を選択。少しでもダメージを与えて三人目につなぐこと。さらには、攻撃することで万が一のひるみ発生で咆吼キャンセルということも考えました。一発目が入り、二発が入り、三発目のモーション中に咆吼直撃で死亡。
3人目。その役割は、2人目が敷いた道を走りきること。すなわち、ダメージを与えてアカムトルムにとどめを刺す、同時に、死なないこと。回復薬グレートがまだ余ってます。モドリ玉もあります。砥石使って武器の斬れ味を戻し、ドーピングもすませ、アカムトルムに向かう。
そっから先は、半ば熱に浮かされたように、それでいてひどく冷静に、記憶はあいまいに、攻撃している瞬間だけははっきりと残っていて。左後脚から斬りつける。太刀の攻撃は微妙に前進しながらのものが多いので、そのまま腹下に踏み込んでいく。時折斬り退がりを入れて、斬りながら後退して位置を直す。練気ゲージが満タンなら気刃斬りを入れ、全弾ヒット。なるたけ練気ゲージが光ってる状態を保ち続け、気刃斬り、気刃斬り。
ちっぽけな狩人でもでっかい怪獣に立ち向かえるじゃないですか。なあ、アカムトルムよ。そんな気刃斬りコンボが決まり、通常コンボに移行。これまで幾多の狩猟でこなしてきた連続攻撃。基本中の基本であり、すべてはそこから始まるのです。うおーっ、
わんだばだばだばだーっ。縦斬り、突き、斬り上――
殴られたようにカメラが一気に見下ろすものに変更。覇竜アカムトルムの上部が見えました。同時に「目的を達成しました」の表示。
とっさに回転回避を外に向かってかけ、一転して立ち上がり、納刀。武器を納めると同時にずどん、とアカムトルムの巨体がすぐそばに崩れる。すべては一連の動きで、ほとんど意識してないものでした。大猿どもは死んだ直後倒れるまでの間に拳を振り回し、当たるとダメージが入ります。アカムトルムの死骸に攻撃判定が宿っていたかどうかは分かりません。それでもその危険を冒すわけにはいきません。目的を達成して、クエストクリアの表示が出るまでは。
四回の剥ぎ取りの後、クエストクリアのメッセージが出て、報酬が確定していく。2人死んだので、報酬金額は1/3になっていますが、気になりません。これまで手に入れた尻尾や上鱗とは違う素材も並んでいます。何より、強敵と戦い、勝利した充実感を得ました。
ふと、
顔を上げると、窓の外は夜でした。部屋は真っ暗です。
浮かぶ画面が暗転し、
エンディングが始まりました。
* * *
【徳利酌交編】
新雪に浮かぶCAPCOMの文字。あれ……と首を傾げる。何か見たことがあるというか、これって「2nd」のオープニングムービー? しかしちょっぴり違和感があります。んん? と思ってる間にスコップが打ち込まれ、雪かきシーンに。続くムービー。んんん? どうもこう、微妙に記憶のものとズレてるような。
トレニャーさんが出てきました。ポッケポイントというのを払うと、各フィールドに探険に行き、クエスト終了すると素材を持って帰ってきてくれるネコです。トレニャーさんは、OPムービーにはいなかったはずですが。狩人に手を振り、トレニャーさんが小舟で旅立っていく、その先に雪山。ってちょっと待てーっ。OPでは雪山に向かうのは狩人だったはず。
音楽そのままで組み替えたりトレニャーさんがいる映像になってたりするからくりですかーっ。実際その通りにムービーが進行し、洞窟の中、灰水晶の原石を持つ狩人とトレニャーさん。後方洞窟の壁をぶち破って
ティガレックス乱入。びっくりした拍子に原石を落とす。砕けた原石のうち、形のキレイなものをつかんで走り出すトレニャーさん。閃光玉を投げ、狩人も走ってトレニャーさんを追い抜く。洞窟から飛び出して雪上へ。そして助けに来た槍使い、弓使いとともに
ティガレックスに相対するトレニャーさんウィズ、ピッケル。
そんなトレニャーさんムービーの後、スタッフロール。やっぱりトレニャーさんの一枚絵がいくつも出てきます。岩に向かってピッケルを振り下ろすトレニャーさん。ゆっくり絵がスクロールし、岩は岩竜
バサルモスの擬態だったことが判明。ババコンガ亜種に向かい合う狩人。ゆっくり絵がスクロールし、その尻尾にしがみついてるトレニャーさん。えとせとらえとせとら。スタッフロールの後にTHANK YOUと出て、暗転。
最後の最後でトレニャーさんがまたオチをつけてエンド。
熱くなってたのがほどよくほぐれ。村に戻る。
ネコートさんが何かいいたそうに黄色い吹き出しを表示。話しかけてみると、お褒めの言葉をいただく。うさんくさかった正体を打ち明けられる。ふむう、そういうネコだったんですなあ。
クリアしたのは
ネコートさんのクエストだったんで、
基本的に村はいつもと代わりがない。ほっとするような雰囲気がある。加工屋に行く。アカムトルム素材の武器や防具を眺める。武器は、まだ素材が足りてないのがほとんどで、特徴としては、攻撃力がアホみたいに高く会心率も+40%あるが、近接武器は斬れ味が低いし、弓は溜め+2くらいまでしかデフォルトでない。防具は、ひとつくらいは作れそうでしたけど、これもシリーズがある程度揃わないとなあ。シリーズコンプで剣士は見切り+2に斬れ味+1、ガンナーは見切り+2と装填数UPとかなりいい。アカムは武器より防具かなあ。
加工屋を出て、ギルドカードを開く。クエストクリアしたときに勲章を二つ新たにもらったのでした。えーと、ひとつが
ブラッドオニキス。初アカム討伐の証です。アカムトルムは「2nd」では集会所のラスボスだったんで、そちらにも今回いるはず。村アカムを先にやっちゃったんで、まずこれが出たと。んで、もうひとつが
ポッケ村とっくり。ゲーム内説明文を見ると、
ポッケ村の最終緊急クエストを終えた証。このとっくりで呑むいっぱいが寒さを忘れさせる。
これこそ、あの村アカムを倒した証明ですな。村クエは集会所と違って集団で狩りができないので、
単独でアカムトルムを倒したステータス。きっと大きな仕事を終えた
ネコートさんと一緒に酌み交わしてるんでしょうな。
ほっこりあったかくなる。ギャラリー登録されたムービーは2つで、アカム登場の「覇竜咆吼」とエンディングの「英雄の証P」です。「P」は
ポータブルであり、パーソナルであり、ポッケ村であろうかと。
ただし、とも思う。これは単なる通過点なんですな。まだ黒
グラビモスも倒してないし炎帝もクリアしてないし黒龍召喚の義も終わってないし、そもそもG級に上がってないし、だいたい
ネコートさんのクエストだって、クリアしてないの結構あるし、村長クエストだって「最後の挑戦状」残ってます。
やることはまだまだたくさんあり、これからも続いていくのです。うん、楽しんでいこう。ぎっしり、みっしり。ほっこり、まったり。
* * *
覇竜をついに倒した狩人。だが
狩猟の旅はまだまだ続く。といいつつも諸々の事情にて採集行為をメインにせざるをえなくなる。強敵と対峙するのはいつの日か。次回
「驚々茸狩編」で一休み一休みっ!?
なお、番組の内容は予告なしに変更することがあります。ご了承ください。
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溜めていた
川上稔『境界線上のホライゾン』を読み始める。都市シリーズやAHEADシリーズとはまた違った、それでいていつもの川上節だなあ。てか、AHEADの「終わりのクロニクル」後半でキャラが揃ってきたときの愉快なノリが1巻目から全開。どうすんだこれみたいな状況で楽しい。完結まで遠そうですが、楽しみ楽しみ。ただし、1冊1冊が
ラノベなのに700ページ越えとか1000ページ越えとかいうのはどうにかならんもんか。
購入した本:
アサウラ『ベン・トー4』、三浦しをん『風が強く吹いている』、川端裕人『はじまりの歌をさがす旅』、恩田陸『中庭の出来事』、小路幸也『東京公園』、ロバート・チャールズ・ウィルソン『無限記憶』
読了した本:
川上稔『終わりのクロニクル3(下)』『終わりのクロニクル4(上・下)』『終わりのクロニクル5(上・下)』『終わりのクロニクル6(上・下)』『終わりのクロニクル7』『境界線上のホライゾン1(上・下)』、鈴吹太郎/F.E.A.R.『アリアンロッド・サガ・リプレイ・ブレイク2』、伊藤和幸『ダブルクロスthe 3rd edition リプレイ・ジェネシス1』