上旬。
なんちゅーか、
梅雨明けしてからの方が、梅雨っぽい今日この頃の熊本なんですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。台風とかのせいですかねえ、雨とか風とかこりゃこりゃ。しょぼつく雨の中走っておりますと、前の車に違和感。はてはて? よくよく眺めますと、
四つの赤ランプのうち、二つが死んでますな。最近、やたら片方が切れてるってパターンは見かけるんですが、このパターンは初めて。眺めておりますと、何やら前の車、
ころっとひっくり返りそうに見えてくる錯覚。
ミッションの現場に走っておりますと、
前方に不穏な気配。んー、
どっからどう見ましても、雨が降ってますな。しかも
境目くっきり。カーブミラーのちょい左に見えてるのが境目ですわ。そっから右は雨降ってます。左は降ってません。私が行く先はちょっと明るい方だからまだマシか。いやでも雲の動きからすると急がないと降りそうよ? 急ぐことにする。
スポット的に土砂降りが来るのって怖いですからねえ。
さて、ミッションで朝から日田(←大分県)に行き、それから鳥栖ジャンクションで下りて、そのまま乗り直して鳥栖→太宰府→福岡都市高と行く予定になっておりました。乗り直すのは、依頼主に請求する関係上です。んで、日田からひたひたと走っておりますと、朝倉か甘木辺りで電光掲示板。台風が近いんで強風とかかなあと思いましたが、さにあらず。「
鳥栖JCT−東背振 逆走車有注意」
前回も見たよこの手の掲示。前回は高速にそもそも乗らなかったので関係なかったですがねえ。こっち側から見える掲示板に表示されてるってことは……。しばらく進むと、
NEXCO的車が停まってまして、その電光掲示に「
逆走車有注意」と再び表示。あーやっぱりこっち側の車線なわけね。ところで、現在位置等から考えますと、
私が右から左へ進む方、逆走車は左からです。んで、逆走車が走ってる長崎道と私が走ってる大分道って、鳥栖ジャンクションで直結です、車線変更とかなしでモロ直結。なので、がーっと走っていった場合、そのまま来るなあ。
何をどうしたら逆走になるのかよく分かりませんが、
そのまま突っ走ってくる可能性って高くね? ついでにいいますと、
大型のトラックとかがパーキングに這い出しましたよ? どきどきしながら走っておりました。が、次の電光掲示板が通常モードに戻っていたため、おそらく鳥栖ジャンクション付近で解決したのだと思われ。でも
逆走車って止めるの大変そうだなあ。
さて、お休みがありまして、本屋などに寄って新刊をチェックしていたときのこと。単行本のコーナーで池井戸潤の
『逆襲のロスジェネ』が平積みされておりまして「ん?」となる。帯が「
8/1新発売」みたいな感じになってますが、『ロスジェネ』はずいぶん前に出てますよね。
去年話題にした気がします。てか、今そのときの記事読み直してみて、あれ? 私『ロスジェネ』購入して母にあげた記憶があるんですが、図書館で借りてきてる?
記憶があやふやですぞ! しかもそのさらに前の回にシリーズ既刊を購入した話を書いたことになってますが、
そんな記事がなかったり。た、多分暑かったので脳が煮えてるんでしょう。えーと記事の書き漏れはともかくとして、『ロスジェネ』はその後きっちり購入しているのを確認しました。ほっ。
閑話休題。「新発売」ですが、隣を見ると最新刊が出てまして、
あー、これに合わせて帯がついて平積みなのね、と納得。てか、
この本もまた黄色い……(
去年の参照)。
別の本屋にて、さらに本を物色しておりましたところ、中年女性と高校生くらいの男子が新刊コーナーに。や、「半沢直樹」の話をしているようです。ただし、新刊を購入するわけではなく、そのまま文庫コーナーへ移動。どうやら本をあまり読まないお母さん+本を読む息子さんの組み合わせの模様。お母さんが本の名前をいう。
「半沢」の既刊文庫本を購入して読んでみたいということのようです。で、案内役であろうその息子さんがやけに自信満々で「
角川文庫だった」とのたまう。うん、見つかりません。そのまま息子さんたち、文庫棚で物色中の私の後ろを通り越して探しています。えーと、その、なんだ。今、あなた方が通り過ぎた
私の斜め向かいに文春棚がありまして、そこに並んでおるんですが。なかなか見つからないとうろうろしている親子連れに見かけて、「あのー」と声をかける私。「お探しの本、これじゃないですかね」「え?」不審げな顔をされる。「あー、話が聞こえたもんで」本の背を指さし確認。「あ!? これこれ。ほんとだ。ありがとうございます」息子さんの立場なしですが、お母さん大喜び。とりあえず何となくいたたまれなくなり、私撤退。ほしい本も見つからなかったしね。あとから考えれば、
私が単純にどいていれば、いずれ見つかったんじゃないかと思いますが、でもまあ、出版社別に並べられた本って、出版社違いに気づかないとなかなか見つからないもんだし、
よしとする。よしとした。
最近、
ぬるーいファンタジーばかり読んでいる気がしてなりませんな。もうちょっとどっぷり浸れるものも読みたいなあと思うのですよ。ただ、例えば『指輪』(トールキン)とかにいっちゃうとしばらく戻って来れそうにないしなあ。「歳月の書」(モーウッド)辺りがいいかなと思って本棚を探すものの、1冊目の
『騎馬の公子』だけ見つからぬ。『悪鬼の侯子』『火竜の高師』はあったんですがねえ。多分、人に貸して、戻ってきて、そのままどっかに紛れ込んでると思われ。図書館等にも置いてないようで、
しょんぼりする。
最近、
ぬるーいファンタジーばかり読んでいる気がしてなりませんな。と同じ出だしで書いてみる。今度はタイトルに関すること。
タイトルが何か面白くないのよねえ。似たようなタイトルが多いし、何より、
漢字に変なカタカナルビを振ってるのがいまいちなのが多い。その作品世界でしか意味がない言葉をぼんと持ってこられてもという気がします。やはりタイトルは作品の顔であるからして、
ぱっと見てインパクトがあって、興味を引いて、なおかつ使ってる言葉そのものはよく知っているというのが望ましい、というのが私の持論。ちなみに私が好きなタイトルを挙げていきますと『たったひとつの冴えたやり方』『世界の中心で愛を叫んだけもの』『鼠と竜のゲーム』『夏への扉』等々SF系が多くなるのはどうなのか。
という話を前フリとしまして、先日ミッション現場の位置をグーグルで調べていたときのこと。地名ですよ地名。ぱっと目を引くものがあったりしますと、これは何故こんな地名なのだろうと不思議に感じたりするのです。もちろん、由来などがあるわけでしょうし、地形や住人や特産物などから採れてる場合もあるでしょう。で、私の目をそのとき引いたのは、
何この神社!? ま、まあ熊本には味噌を祭った「味噌天神」もあるわけですが、何故に左の目……。
私、気になります! こーゆーの
旧支配者様とか詳しそうなんですが。あ、ちなみに左の目神社は上益城郡益城町ってとこにありますよ。検索してもなかなかヒットしなかったのですが、どうやら
左の目八幡宮で出てくる模様。ほうほう。
益城町のサイトに載ってましたよ左の目の由来。
「平家の大将悪平衛景清が九州に落のびてきて、追手の源氏より身を守るため左目をくりぬき人相を変えたのでその左目を祀った」、「ある時、その左目を麹屋の清次郎が発見し祀った」などの伝説があり、
なるほどねー。それで左の目、って、
悪平衛景清って平景清!? 意外な名前が出てきてびっくりする。落人系で景清物ですかこの神社、というか私なぞにしてみれば
「源平討魔伝」の人という印象が強かったり。
ところで、こうした
インパクトのある名称というものは、
個人的な経験知識なども大いに左右されるのですな。個人的に今回辺りで一番インパクトのあったのは左の目八幡宮ではなく、たまたま読んでたラノベで出てきた
人の話聞かない系中二病的勇者クレス・バーフィールドの本名が「丸山園子」だったということですが。うむ。サークルの後輩2名の本名をくっつけた感じでひとつ。あーあるよねこういうこと。知ってる人の名前だったりすると、その知人の顔とかが浮かんで仕方がないってパターン。
とまあ、こんな感じで、もう8月です。うわー、
月日経つの早っ。まだ梅雨みたいな気が抜けてないんですがねえ。このペースだと
気がついたら年末みたいになりそう。一日一日頑張って生きていきたいところ。
購入した本:
林トモアキ『レイセン7』、割内タリサ『異世界迷宮の最深部を目指そう1』、九重七六八『関ヶ原で待ってるわ1』、タンバ『軍師は何でも知っている1』、すずの木くろ『宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する1』、菊池たけし/F.E.A.R.『壊れた世界の聖約1』、ウスバー『天啓的異世界転生譚1』、池井戸潤『銀翼のイカロス』
読了した本:
埴輪星人『フェアリーテイル・クロニクル3〜4』、ウスバー『この世界がゲームだと俺だけが知っている3〜4』、疎陀陽『フレイム王国興亡記2』、気がつけば毛玉『フリーライフ3』、割内タリサ『異世界迷宮の最深部を目指そう1』、タンバ『軍師は何でも知っている1』、赤雪トナ『竜殺しの過ごす日々2』、渡辺恒彦『理想のヒモ生活3』、浮世草子『最新のゲームは凄すぎだろ2』