2014年11月。


下旬。


 さて、しばしの間一人暮らし状態になったわけです。両親は南の島に行き、祖母は施設にショートステイ。ふむむ。てきとーに洗濯したり掃除したり御飯食べたりしておりました。で、ある晩のこと。帰宅して、そういえば父が「冷凍庫に焼き飯もあるぞ。前に食べたが結構うまかった」といってたことを思い出す。今夜はそれいってみますか! えーと冷凍庫冷凍庫。お、これですな。

 

 えーと解凍はどれくらいかしら。左下に450gと書いてあります。450ねえ。いまひとつ分からないまま、裏返してみる。

 

 む? 1袋450gと1/2袋225gと分けてあります。1袋ってことは、これ、小分けにされてるわけじゃない。つーか、フツー何人前とか書いてあるんじゃね? 書いてないってことは1人前なのかとも思いましたが、だったら1/2袋とか書く必要ねえ。うーむ。しばし迷う。とりあえず開けてみる。やっぱり袋に分けられてるわけじゃなく、袋を開けたら剥き出しで入ってますよ。お皿にざらざらと目分量。半分くらい行ったかなというところで止めて、袋を縛って冷凍庫に戻す。さーて、半分でどのくらいかしら。解凍開始。その間、袋ラーメンなどを煮込んでみる。ラーメン屋定食セットですよ。

 晩御飯をてきとーに仕上げつつ、考える。やっぱりレトルトとか冷凍食品とかは、何人前とか小袋に分けてある方がいいですよねえ。分かりやすいし。何グラム何人前とか、一人前が一袋とかドームいくつ分とか。……ドーム? ドームってのはよく比較対象として出てきますが、ドームつってもいろいろあるわけですしねえ。他にもいろいろ比較対象ありますが、例えばレモン何個分のビタミンCとかいっちゃうわけですよ。でもレモンはビタミンCだけでできてるってことでもなし。別にレモンいくつ分の皮の厚さとかいってもいいんじゃね? スイカいくつ分の水分とか。まあ、ドームと同じでレモンが同じ大きさとは限らないし、もしかしたら巨大レモンの国の人であれば、とんでもない量のビタミンCだと思うかもしれないですな。てことは、国際的に認められた基準となるレモンとか特定できるものがないといかんわけか。キログラム原器みたいな感じで。


 閑話休題。ドームですが、例えば東京ドームを基準にした場合って、考えてみりゃ広さの比較で使われますな。でもドームいくつ分のチャーハンっていったら……面積じゃなくて体積よね? てことは……ドームにびっしり詰まったチャーハン(国産焼豚入り)を想像してみんとす。うわあ。なんちゅーか、スコップで掘る感じ? 焼豚の鉱脈とか発掘する感じですかね? すげえ。ドーム3つ分とかあったら、どうする?


 さらに閑話休題。晩御飯まで戻ります。できあがった目分量半袋のチャーハンですが、うーん、半チャーハンよりちょっち多いくらいですかね? ラーメンと合わせて半チャーハンセットでいただきました。ちなみに翌日同じ内容で御飯を食べようとしましたら、袋に半分以上残っていたことが発覚。袋全部で1.5人前くらいあったんじゃないかなあ?


 高速やら下の道やら使ってうろちょろ相変わらずしております。目的地に到着するのはいいんですが、途中で道を間違えることもしばしば。まあ、それでも辿り着くことは辿り着くんですがねえ。こないだは、朝から武雄市→福岡市南区→唐津市と回って最後合志市ました。うん、アホかというルートですよ。

 

 ぐるーっと山の周辺回ってる感じですわ。んで、道間違えたのは、福岡→唐津の途中。マップ見るとかもめロードと書いてある県境を越える元有料道路。油断してました。この手の元有料道路って、交差点の名前もインターの名前もマップから消えてるんですよ。てか交差点の名前なんか最初からない。荒尾辺りから出てる大牟田→玉名→柳川とつながる湾岸道路なんかもそうです。グーグル様の道案内でどこで曲がるかの名称がない。てっきり、あると思ってたんですよ交差点。そこから海沿いの道を突っ走ると思ってたんですよ。うん、気がついたらしょぼい看板一枚の浜玉IC通り過ぎてました。え、今のとこで下りるべきだったのか、と首を傾げていましたら、次のインターは唐津とかいってるし。そこまで行ったら遠いし。かといって元有料道路、途中下車できません。ぎゃー。とりあえず唐津で下り、海に向かってごー。や、競艇場発見。アバウトな脳内マップを展開。えーと競艇場がこの辺だから、このまままっすぐ北に向かえば海がある、はず。左手が唐津市街地ですな。勘の赴くままてきとーに進む。で、本来北から侵入して右折するはずだった交差点に逆から入り、「よっしゃ左っ!」ごん、と曲がって本来のルートに無理矢理戻る。えーと到着予定時刻から5分遅れで到着(定刻より20分早い)。ふひー。


 別の日のこと。朝一の現場が長引き、ちょいと遅れそうだったので次の現場に来るだろう別のトーク業者さんに連絡してみる。現場監督には連絡つかなかったので、遅れるかもの旨伝えてもらおうと思ったのです。トーク業者さん本人は来ないものの、その同僚の人が行くというのでオッケー。そっから地図見ながら駆けつけましたが……あれ? 業者さんがおらず、監督もおらず、そこでトークしなくてはならない空気でもありません。現場は熊本市中央区本山町。仕事の依頼主である営業さんにかけるも地図の現場だと信じてらっしゃったので解決せず、監督にも連絡つかず。やむを得ず、またしてもトーク業者さんに連絡。だいたいの場所を伝言ゲームのように聞いてもらう。ついでに監督に状況の説明をしてもらう。どうやら本山に現場が2ヶ所あるらしく、別の方らしい。「えっとねー、リハビリテーション学院のそばだって、川沿い」「えっと情報それだけですか?」「うん、天野さんならそれで着くかなーと思って」無茶いうな! ナビなし地図なし情報2つの状態で、5分くらいかかりました。現場で監督が外に立って待っててくれたので最後は分かりました。うむ。


 ところで、昔からRPGとかしてますと、最短距離を突っ走る習性がありましてねえ。コンピュータRPGだと、途中に脇道があったりアイテムがあったりするわけですよ。うん、本能の赴くままに走るとそーゆーの出くわすことなく、ゴールに行っちゃう。顕著だったのは、「FF[」でした。終盤だと思うのですが、戦闘用のコマンドを封印されるイベントがあります。ダンジョン内にいる中ボス連中を倒すか何かするとひとつずつコマンドが回復するのです、たしか。うん、コマンドひとつも回復してない状態で、そのダンジョンの大ボス戦に入りました。投げました。以来「FF[」プレイしてません。思い起こせば、私、テーブルトークRPGでも気を抜くとそんなことやってた気がします。本人はまったく意図してないんですがねえ。なのでアイテムとかほしいときには「こっち!」じゃない方に敢えて行く所存


 何の話だったかというと本山町。どうやらまた最短距離ぶっち切ってたみたいです。途中一方通行進入禁止工事通行止立体交差でその道に入れない、とかの各イベントをまとめてすっ飛ばしてゴールまで来てました。戻るときの方が時間かかりました。ふひー。


 また別の日のこと。前日にミッションの予定表を見せてもらい、確認して、事務の人に詰め寄りました。「これ、無理じゃろ」「他に人がいないんです。天野さんならやれるかな、と思って」その予定。

 B:10:00八女市立花町
 C:11:00筑後市
 D:13:00宗像市
 E:14:00遠賀郡岡垣町
 F:15:00中間市
 G:17:00東区龍田

   うん、問題は最後。東区の龍田。熊本市ですともさ。恒例の地図で見てみましょう。

 

 中間までは順調に熊本から遠ざかるルートで、そこまで問題はなさげ。ただ、宗像岡垣中間が計ったように25分くらいかかる距離で、早めに到着するのも難しい。そんで、中間から龍田まで2時間です。しかもこれ、土曜日、夕方。多分、熊本インター下りてからがめっちゃ混むよ、東バイパス北バイパスおよびその連結地点。まともに行ったら2時間越える。中間のトークが30分とみて、すでにその分オーバーですわ。むっきー。


 ともあれ、この無茶スケジュールで走る。立花は高速使わずに行きます。このルート、あんまし使わないんですがねえ。一度だけ北上で走ったことがあります。いつだったかも覚えてますよ。2012年7月14日です。このサイトでの文章にも残ってますね。さよう、九州北部水害の日、次々に冠水通行止めをくぐり抜けた日のルートです。曇り空の下走っておりますと、目の前の風景にあの日のシーンが重なってきます。あー、ここ水浸しだった、あ、浸水してたこの建物はお茶の工場であったか。ここの崖が崩れてきてて水が流れ込んでましたっけか。結構覚えてるもんですな。そんなことを思いつつ、立花と筑後をクリア。さらに宗像岡垣をクリア。中間までの時間を10分稼いだ上、トークを手短に終わらせ、中間終了が15:10。


 さて問題はこれから。現場監督へ連絡し、少し遅れる旨了承してもらう。とっとと九州道に入り、突っ走る。うわー、混んでる。邪魔邪魔邪魔ーっ。特にこういうときにいらつくのが、高速道路のマナーを知らないような運転の人たちやトラック。低速でちんたら追い越し車線を走り、譲らないというパターン。トラックなら、トラック同士の追い越しとか、急に追い越し車線に入ってくるとか。そうしたことを経験しつつ、いらついてたのが、目の前の宮崎ナンバー普通車。ふらふら追い越し車線を走っておりまして、どく気配がない。ぐおーっ。パッシングを数分繰り返し、ようやく退いてくれました。あと、○○物流だかの車が追い越し車線みんな100キロ越えで走っててわりと隙間ないところにいきなり急ハンドルで突っ込んでくる。後続3台急ブレーキ(私が3台目)とか。その後、また急ハンドルで走行車線に戻り、こちらが追い越そうとしたらまた追い越し車線に突っ込んできやがりました。おのれ貴様も宮崎ナンバーか。本当は社名だそうかと思ったくらいです。この日は給油している余裕もなかったので、わりとぎりぎり。やむなく広川サービスエリアで給油。給油後またすぐ本線に戻り突っ走る。すると、目の前追い越し車線をふらふらしてる普通車がある。うっとーしいのう。と思ったらどっかで見た車で。また貴様か宮崎ナンバー! 怒り狂ってるのが伝わったのか、今度はパッシングする前にどいてくれました。熊本インターを下り、メイン道路である東バイパスは走らず、裏道を切りながらショートカット。龍田の現場到着、17:00ジャスト。死ぬかと思いました(精神的に)。


 そんなことやってるうちに、両親が南の島から帰国。土産話とともにお土産ももらいました。えーと、

 

 なんで日本食やねん! しかもこのパッケージ! 食えるんか? と思ったらリバイバルかなにかやっているようで。地域限定っぽい。ふーむ。土産話としましては、父は甥っ子に相当からまれたらしいです。サッカーやろうという話になったり、幼稚園で組み体操をしたそうで肩の上に乗ってT字形に手を広げたりとかした証拠写真がありました。で、父はバテバテになった模様。するとそこへ2階にいた姪っ子がわざわざ下りてきて「お兄ちゃんと遊んであげて!」と注意されたとか。おいおいおい。日頃歩いたりとかして体力があるといってた父ですが、そりゃあと3倍くらい歩かないといけないんじゃね?


 月末恒例のペーパーを作るべくちまちまやりまして、どうにか作成してPDF化。郵送すべき人には印刷しなくてはなりません。いつもコンビニで必要な分だけ出すパターン。USBメモリに入れ、よく使うコンビニに朝から行って、コピー機を使用。ところが、まずこのコンビニのコピー機がなかなかUSBを認識してくれません。てか、機械側のソケット、USBだけじゃなくて他のも相当汚れてますよ? ファミコンのカセットかーというくらい有野課長ばりに息を吹きかけてようやく認識。今回は3ページと少なめ。ただ2枚目がカラー。うーん。いつもはまとめて白黒でやって、これとは別にカラーページのみのPDF作ってきててカラー印刷追加というのをやってたんですが、こないだ開始終了のページ指定ができることに気づきました。1ページ目をモノクロ印刷、3ページ目をモノクロ印刷。んで、2ページをカラー印刷。……のつもりだったのです。ところが3ページ目の途中で紙切れ。店員さんを呼ぶ。B5という今時あんまし使わないサイズでやってたので、店員さん、B5の引き出しが分からずもたもた。やっと入れると今度は設定が分からず、モニターで「終了」をタッチ。私の印刷、途中で強制終了。さらにもたもたされ、別の店員さんに大声で呼びかける。別の店員さんの返事「オーナーは?」「いらっしゃいませーん」私、ミッション前にここ寄ってるんですがね。わりと急いでるんですがね。再開しても、すでに印刷し終えたページを勘定し、残りを算出しなくてはなりません。がーっ。突発的におつりレバーを回し、「あー、もういいです」とUSBメモリを引っこ抜く。「他のとこでやります」と宣言、店を出る。あー、もうあの店で、印刷するのは止めようと思う。店員さんの態度もですが、差し込み口が汚いのがねえ。


 ちょっといらついたりもしてますけど、本来いい人ですよ、メイビー。こないだボスを空港まで送った際、高速の料金所でフツーに「お早うございまーす」受け取って「ありがとうございます、お疲れ様です」といってたらボスから「えらいさわやかに挨拶するねえ」と感心されてくらいです。いやでもこれフツーじゃね? 挨拶くらいしない? 天候の話とかしない? 当たり前だと思っていたのですが、他の人はそうじゃないのかなあ? ともあれ、そろそろ寒くなってきやがりました。冬が近い。てか、もう11月終わりだしなあ。あと1ヶ月頑張りましょ。




 購入した本:
  十本スイ『金色の文字使い3』、アサウラ『ファング・オブ・アンダードッグ』、杉井光『放課後アポカリプス』、美奈川護『スプラッシュ!』、宮澤伊織『高度に発達したラブコメは魔法と区別がつかない』、羊太郎『ロクでなし魔術講師と禁忌教典2』

 読了した本:
  九岡望『エスケヱプ・スピヰド 七』、十階堂一系『十三矛盾の魔技使い』、杉井光『放課後アポカリプス』



←少し過去へ    少し未来へ→

 戻る