上旬。
世間的には連休でございました。私は前半は
肉体労働系作業ミッションを突っ込まれ、へろへろに。わりと夜遅くまで入るミッションです。終了時、翌日の開始予定等をゲーム好きの同僚が、その日休みだったヒゲのおっさん(前回登場)にメール。「了解」と返ってきたメールに「ただいまドラクエ中」と来やがりました。見せられて、むきーっとなり、「
ザラキ……全滅しろ」とメールを返信させる。「おいっ!」という返信が来たり。けっ。前半はこのような感じだったのですが、後半は2日ほどお休みいただきました。
去年はどうだったかと読み返してみますと、あー、今年も
去年と同じく体力回復に努める感じでひとつ。
とかいいつつ、よく晴れてたので、
ふらりと古本屋巡りなどをする。昔はよくチャリンコで行ってたもんです。多いときで一日17軒とか回りました。ただ、昔と今で違うのは、移動手段と古本屋の数ですかね。だいぶ古本屋も減ってしまいました。残念。ただ、
晴れた空の下走っていますと、爽快爽快。今回はここんとこしばらくの流れから
LINDBERGのCDアルバム探しがメイン。途中本屋で新刊本買ったりしつつ、探すもこれまでに集めた]まではあっても、お目当ての]T〜]Xは見当たらず。ただ、
再録音した]]が500円くらいで売ってたので購入。これは再起動したときのアルバムなんで、しばらく前のやつではあるんですが、
メンバー歳くったなあ。結局他のアルバムは見つからず、
ホントにどっかに売ってるのが疑わしくなってきましたよ。だいぶ近場は探し回ったので、遠くまで足を伸ばすか、ミッションの合間に見つけた古本屋とかで探すか。
そんなことをやっておりますと、帰宅した際、父から「
南の島の別荘にプールができたようだぞ」と教えられる。「どうせビニールプールかなんかで甥っ子姪っ子がはしゃいでおるのじゃろう」というと、父が頷く。後で写真を見せてもらった。
うお、
ある意味ビニールプールってのは当たってましたが、
予想してない大きさ。詳しく話を聞いてみましたら、
仕事で使う資材をしばらく家に預かったようで、それを組み合わせた上で、シートを購入してかぶせ、
即席でプールにしたということでした。ようやるわ。まあ、数日で資材は回収されたそうですがね、それまではたっぷり子どもたちがはしゃいでいたようです。
まあ甥っ子姪っ子たちがはしゃいでいる間、
こちらは熱気あふれる熊本です。古本屋回りの合間は
本を読んだりゲームをしたり、ゲームは引き続き「ドラクエV」のDS番をやっております。その、「ドラクエX」ですが、まあいろいろと「W」のときからも思っていたところがありましてね。パーティーの人数について。T→U→Vと来て、それぞれ1人→3人→4人で、Wから8人制。ただし直接戦闘に入るのは4人で残りは控えという制度になっております。馬車を入れた戦闘では入れ替えが可能なので、ぶっちゃけそれだけの人数の装備も管理しなくてはなりません。ただ
8人分の装備を調えるのって大変ですよ。なのでレギュラーの4人を中心に装備を買ったり拾ったりして、お下がりを控えに回していくパターンになりがち。で、ストーリーの流れでいいますと、子どもたちが参戦し、嫁の行方を追っている辺りでのレギュラーは、主人公、息子、娘、ピエールでした。役割としては、魔法使い系の娘は普段はMP温存のため呪文を使用せず、「めいれいさせろ」にてひたすら「しゅくふくのつえ」を使って仲間の回復に努める。主人公、息子、ピエールが物理攻撃役。ただし、ピエールをはじめみんなして回復呪文も使えるので重宝。「しゅくふくのつえ」が対象1人なので、ピエールに「きせきのつるぎ」(与えたダメージの何割かで体力回復)、主人公は「しんぴのよろい」(ターンの最後にHP30回復)として、メインの回復対象は息子という形でやっておりました。
そこへ嫁が帰還。当初ひとりだけレベルが低い状態でしたので、
嫁は馬車に放り込み、レベルアップを待つ。やがて、ある程度レベルが上がってきたので、レギュラーに昇格。ピエールの持っていた「きせきのつるぎ」を嫁に渡し、レギュラーメンバーの装備をどんどん改めていきました。もちろん控えは後回し。んで、「けんじゃのいし」を入手し、娘が回復担当。「けんじゃのいし」はレギュラーどころか馬車内のメンバーまで一斉回復させてくれるので、ひたすらこれを使って回復。同じことをする呪文ベホマラーを使用可能なキメラのメッキーも控えにいますので、これを組み合わせれば、前線が崩壊しかかったら、後方に下げて、ベホマラーか「けんじゃのいし」で後方もまとめて回復する戦法。
なにしろ
装備を買うのに金がかかるので、ちまちまラストダンジョンに踏み込んでお金稼ぎをしておりました。おかげである程度主人公一家の装備はよくなってきたのですが……。ああ、
ピエールの武器がねえや。買わないとなあ。順番的にようやくピエールが回ってきました。ピエールは今回の冒険では最初に仲間になったモンスターで、回復と攻撃ともにお役立ちでした。
愛着もあります。控えとはいえ、いつ前線と交代になるかもしれません。ラスダンにて、でかい扉をぶちやぶって登場したヘルバトラーというモンスター×2を倒したあと、「この先ならもう少し稼げるかも」と考えた私は、そのまま壊れた扉をくぐりました。
そこで突然始まるラスボス戦(のイベント)。ぎゃー。なんてこった。お金と経験値稼ぎのため、そこそこ疲弊しております。特に途中でうっかり死んだりしたため、復活用の呪文を使ったりもしております。それがそのままラスボス戦。しかも
ピエール、ラスボス相手に素手ですよ? そんときのメンバー。
主人公:
とりあえず攻撃役。いろいろ呪文使えるが、自力で回復できる「ちからのたて」も持っている(装備はしてない)し、ついでに「しんぴのよろい」で自動回復。
嫁:攻撃力×2になる
バイキルト役。「きせきのつるぎ」で自力回復。
息子:ブレス系のダメージを軽減する
フバーハ使い。攻撃力もある。回復もオッケー。勇者。
娘:いろいろ攻撃呪文を使えるが回復呪文なし。「けんじゃのいし」での
ひたすら回復役。
ピエール:スライムナイト。回復呪文を使う剣士で頼りになる準レギュラー。ただし
今は素手。
チロル:キラーパンサー。オリハルコンの牙を装備して
攻撃力高し。防御力は低めの装備。攻撃役。
メッキー:キメラ。回復役。
ベホマラー使い。ベホイミも行けます。ただし、攻撃力・防御力はそこそこ。
ケンタス:ケンタラウス。
壁役で攻撃力もある。バイキルトとベホイミも使える。
どどど、どうしよう。始まったラスボス戦。全員に「めいれいさせろ」と作戦変更。主人公のみ攻撃で、息子はフバーハ、嫁は主人公にバイキルト、娘は前の戦闘でへたった体力を「けんじゃのいし」で回復。予想通りブレス攻撃もあったので、フバーハは正解。ただし、「いてつくはどう」でこちらの強化呪文はすべて解除されるので、解除されるたびに掛け直すことに。うぐう。ともあれ、レギュラーメンバーで
殴りまくっていたら、あっさりラスボスは倒れる。うん、このラスボス、見かけは
乳製品戦隊の隊長とナメクジな宇宙人を合成したような姿だったのですが、それが変形しまして……、ん、これは
まるでドドリア改!? 大きくて
ごてごていろいろついてりゃいいってもんじゃないよなあ。むしろ
すっきりしてる方が進化を極めたようでいい気がします。
なんとなく進化で思い出しましたが、
ウェルズの「宇宙戦争」ではタコ型の火星人が出てきますわい。ウェルズの時代は進化論の時代なので、この小説も進化論の影響を受けているわけです(「タイムマシン」とかもそう)。生物が進化するという点で、
不要なものをどんどん削除していったりした結果がアレでした。食物を摂取→消化→栄養として回すという手間を栄養剤注入とか点滴みたいにすればボディの大半を占める消化器いらないよね。乗り物に乗るんだし、足いらないよね。考える方は進むので頭は大きい方がいいよね。スイッチとか機械の操作するし、指は動きやすい方がいいよね。
結果、タコ型火星人。これはこれで説得力があるってもんです。翼の必要がないのに翼あっても仕方ないしねえ。
閑話休題。ともあれ、ラスボス戦の後半開始、なのですが。前半の終了はまっさきに動く主人公で殴り倒してしまったのです。そのため、後に行動する娘の番がキャンセルされ、結果として、
体力回復してない状態のまま戦闘再開。ぎゃーっす。ドドリア改を相手にしても、行動パターンは変わらず。主人公殴る、息子フバーハ、嫁バイキルト、娘回復。ただし、ちょっと敵の攻撃が違いまして。えらい頻繁に「いてつくはどう」が飛んできます。結果一番MPを消耗するのは嫁。主人公にバイキルト、息子にバイキルト、自分にバイキルト、とやってる途中のどっかで「いてつくはどう」で全部キャンセル。もりもり減っていくMP。同様なのは息子のフバーハです。ただしこちらは一度で前衛全員にかかるので、いっぺんかけたらその後取り消しがこない限り殴る方向で。
大魔王ドドリア改は、二回行動。そのうち一回を「いてつくはどう」でつぶせるなら、まあ悪い取引ではないでしょう。
怖いのは連続でイオナズンが飛んでくるパターンで、これされると前衛全員の体力が激減します。防御力関係ないし。戦闘の最中、これを浴びて
前衛壊滅しかかり、馬車の控えと総替えというのが2回ほどありました。ただ、その場合、控えのメンバーってHP満タンで出てくる上、ラスボスよりも行動が早いのですよ。んで、ベホマラー以外の回復呪文は馬車の中に届きません。結果、
ピエール、素手でラスボスに殴りかかる(他にやることがない)。ちゃんとちょっぴりダメージも通りました。
そうこうするうちに嫁のMPが尽き、息子のフバーハ用MPがカウントダウン状態になってきました。あと何回フバーハみたいにやりながら、ひたすら主人公は殴る、娘は回復。そしてついに息子のMPが尽きる。これまでおおよそラスボスのブレス攻撃は50ちょいくらいのダメージだったのが、あっさり100を越えるダメージになりやがりました。
フバーハは偉大なり。メンバーのHPは200を越えていますが、二度ブレスを浴びるとイオナズンよりもやばい。とりあえず
物理攻撃まで受けた嫁が死にかけてるので、メンバー交代で嫁とキラーパンサーのチロルを入れ替える。んで、娘の「けんじゃのいし」と息子のベホマラーでって、息子MPないじゃん。ま、まあ耐えられるじゃろう、耐えようと心に決めつつ、主人公、息子、チロルで攻撃。娘はやっぱり回復作業。ドドリア改めは火炎系呪文メラゾーマで主人公を攻撃、ルカナンで全体の守備力を下げにかかるが、もうすでに
ルカナンかけまくられているので、防御力下がりようがないです(馬車の中にいたチロル以外)。逆に考えますと、今ラスボスに一番選択してほしい行動パターンはルカナンか、「いてつくはどう」ですが、強化は引っぺがされてるので波動はこないかなあ。なにはともあれ、次のターンも全員同じ行動で、殴る殴る殴る回復を選択。その最初に回ってくる
主人公の攻撃にて、ドドリア改撃沈。あ、終わった?
勇者ではなく勇者の父親がとどめを刺す展開。し、しんどかった。まあ実際には控えメンバーのMPは大半が残っていましたし、娘にいたってはラストダンジョンでMP1ポイントすら使ってないくらいひたすら回復しておりました。余力はあったものの、ブレス攻撃を考えるとフバーハがないのはきついので、いいタイミングだったのかも。
そんなこんなでクリアしました。たしかクリア後にエスターク(前作「W」の途中で出てきたボス)が登場する隠しダンジョンがあったはず。そのダンジョンにて「たたかいのドラム」を入手。馬車の外にいるメンバー全員にバイキルトという凶悪な効果です。
嫁に持たせて太鼓係。ちまちま隠しダンジョンやってましたが、正直
エンディングを迎えて気が抜けた感じで、「すごろく場」にも「カジノ」といった要素にもあまりハマらないので、どうしたもんかなあというところ。「Y」まではあんまし食指が動かないのですよねえ。トータル23時間ちょい。ボリュームあったように感じましたが、「W」とあんまし変わらないなあ。「W」はいくつかの章によってぶつ切りになってたせいもあるのか。
てなわけで、「X」自体は終わったのですが、みょーに気になったこと。息子と娘は双子で、登場時は「○○のむすこ」「○○のむすめ」という称号から始まり、途中で息子のみ「ゆうしゃ」に切り替わります。娘の称号は最後まで変わらず。ついでに嫁は「○○のよめ」のまま。これってどうなんかなあ。たしかに息子と娘では覚える呪文も成長の仕方も違うのです。けれど、例えば
どっちかを勇者に選べるみたいな形にした方が面白かった気がします。勇者しか使えない呪文があったり、勇者しか装備できないものがあったりもして処理は大変なんでしょうけどねえ。んで、その称号についても主人公は「ゆうしゃのちちおや」になっております。それはそれで正しいのですけれど、何故主人公だけが息子との関係なのか。だったら娘は「ゆうしゃのいもうと」で嫁は「ゆうしゃのははおや」でもありだったのではないか。他のゲームでは称号の変更が自分でできたりするのもあるわけで、自分で選べれば一番すっきりした気がします。
「ゆうしゃのちちおや」という称号は好きですけれど、どうももやもやしたものが残る。
読書の方では、前回でしたか、北村薫のシリーズを、最新刊に備えて再読しようとしてましたが、先に
柳広司のD機関が回ってきたので、文庫3冊を読み直した後、図書館で借りた『ラスト・ワルツ』を読む。陸軍スパイの話ですが、相変わらず面白いや。そういやこれって、陸軍中野学校をモデルにしてるわけですよ。
むかーし、中野学校の本を読んでた時期があったことを思い出したりしました。んで、なんでそんな本読んでたのかといいますと、その前に悪友どもとの間で
「陸軍中野予備校」が流行ってたからだったり(「県立地球防衛軍」とかも)。あー、安永航一郎安永航一郎。ちと古いコミックですがねえ。同じ頃に中津賢也も流行ってましたっけか。
こーゆーオバカな話が流行るのって、中学くらいだよなあ。とか予想もしてない流れで記憶が引っ張り出されてきたり。
そうこうするうちにゴールデンウィークとやらも過ぎ、あ、
もう母の日前じゃん。てことで、
9日に帰り道を大きく回りこみ、ケーキ屋に寄る。いや10日当日は、夜遅いので無理だろうという予想が容易だったのです。いつものケーキ屋はやっぱり混んでおりましたが、おいしそうなフルーツの載ってるケーキを購入。母はチーズがダメなので、チーズ系のケーキとかも食べられないのです。
購入時、「お誕生日用ですか」と店員さん問われ「いや、母の日用で」と返答。「メッセージのプレートはいりますか」「いやいらないです」「
ローソクはどうされますか」「いや、母の日のだし」規則なんだろうけど、マニュアル通りすぎるわ。さすがに母の日前日にケーキ買ってくるとは思ってなかったようで、母は驚いておりました。記念撮影などして、弟と妹に写真を送っておりました。「
立て替えておいたぞ、といっておいてくれたまえ」と付け加えておく。
そんな感じで、頑張っておりますが、
疲労も溜まりつつありますのう。原因はちょくちょく入ってくる作業系ミッションですわ。いや毎日やってるんだったらまだマシなんですが、隙間が空いて、週に1日とか2日とかになると
疲労が中途半端に残るのです。もう少しゆっくりしたいとこでございますよ。
購入した本:
林トモアキ『ミスマルカ興国物語]U』、出口きぬごし『サディスティックムーン』、いしわたり淳治『うれしい悲鳴をあげてくれ』、枯野瑛『週末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #02』、土橋章宏『超高速! 参勤交代』、日暮眠都『モンスターのご主人様3』、柑橘ゆすら『ソード&ウィザーズ』、田尾典丈『中古でも恋がしたい!』、千歳綾『未来/珈琲 彼女の恋。』
読了した本:
小路幸也『ぱらっぱフーガ』、吉野万里子『空色バウムクーヘン』、枯野瑛『週末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #02』、柳広司『ジョーカー・ゲーム』『ダブル・ジョーカー』『パラダイス・ロスト』『ラスト・ワルツ』、風波しのぎ『THE NEW GATE 03』、宮本昌孝『陣星、翔ける』、浮世草子『最新のゲームは凄すぎだろ3』、高見梁川『異世界転生騒動記4』