2015年4月。


下旬。


 あーつーいー。と心底思うのですが、夜とかは窓開けてると寒いんですがどうしたものか。皆様いかがお過ごしでしょうか。昼暑いので、車内に入れてたコーヒーがあったかくなってたりとか、そろそろ、

 

 アイスボックスが必要になってきたり。今年の新作はパインですか。食してみました。うーん、好みとしては去年のグレープの方がいいなあ。それにしても、背後に写り込んでらっしゃるオバアと比較して存在感がある……。


 ところで、前回鯉のぼりを甥っ子に送った話を書きましたが、その後のこと。弟から写真を入手しました。以前、父が上の甥っ子=初孫に贈ったものをようやく別荘に飾ることができたそうで、その写真。

 

 えーと、この写真だと分かりにくいですかね。拡大してみましょ。

 

 ええ、お分かりでしょうか。鯨のぼりです。で、新しい甥っ子にはないので、私があげた次第ですが、無事に届いたようです。

 

 持ってるの姪っ子ですが、予想よりデカくね? 室内用は室内ようですが、もう少し小さいのかと思っておりました。まあ、いいですがね。


 相変わらず「ドラクエX」をプレイしておりまする。えーと10時間は越えましたかね。このゲームでは、この手のゲームでは珍しいタイプの選択肢が出てきます(もう少しフリーダムなゲームでは存在する選択肢ですが)。ええ、結婚相手の選択。オリジナル版のスーファミ版からも存在しておりました。ひとりは幼馴染みのビアンカ、ひとりはお金持ちのお嬢様フローラ。どちらを選択しても話は進み、子どもができます。ちなみに私は、スーファミでビアンカ、PS2でフローラを選んだ記憶が。んで、DS版では3人目が追加されました。フローラの姉デボラ。ものすごい暴言吐きのセクシー派お姉ちゃん。今回のプレイでは迷わずデボラを選択。シナリオの流れとしましては、

 1)主人公は天空シリーズの武器防具を探している。
 2)ルドマンという金持ちが天空の盾を持っている。
 3)ルドマンが娘フローラの婿を求めている。
 4)ルドマンの出した条件を満たす主人公。それを手伝うビアンカ。
 5)フローラ「もしかしてビアンカさんはあなたのことを……」
 6)一晩考えてみたまえ。

 こんな感じですかね。そうして選択するシーン、DS版では突然割り込んでくるデボラ。デボラを選ぶ私。ルドマン、泣いて喜ぶ(←デボラが嫁に行けると思ってなかった)。ちなみに、生まれた子どもは母親の髪の色を引き継ぐようです。ビアンカは金色、フローラは青、デボラは黒。旅についてくる嫁。デボラ、途中で体調を崩して二度倒れる。妊娠発覚。生まれる双子


 このゲームでは二度、時間がスキップします。一度目は、主人公が人質に取られ、パパスが殺された後。主人公は拉致され、労働奴隷として10年経過。そっから脱走して戻って来ます。これで10年。そして、二度目は双子が生まれた後。魔物襲来、さらわれる嫁。追跡の旅に出る主人公。しかし返り討ちに遭い、石にされてしまいまする。放置された石像は盗賊に盗まれ、オークションで転売。金持ちの家の庭に置かれ、8年。成長した子どもたちによって石化が解除されます。これで8年。うん、非常に若いお父さんですな。見た目20歳前の青年で8歳の子持ち。これで、パパス−主人公−双子というラインで話が進みます。時間が飛ぶことによって、前とは少しずつ状況が異なってくる演出も。何年も作るのにかかるアイテムができてたりとか、村が滅んだりとか。封じられたいた魔物が復活寸前になってたりとか。この魔物については、ピンポイントで風景的に覚えてました。どっかの塔の上で、主人公と双子たちが迎撃をする、というもので。遠くからデカいのが迫ってきて、戦闘。全滅寸前で倒したような……。ああ、ちなみに双子についてはネーミングは、自分で可能です。えーと私は今回、男の子をクルト、女の子をルカナとしています。理由についてはたいしたものではありませんがね。


 ところで、嫁のデボラですが。暴言がきついので評判悪いっぽいですねえ。ただ、移動中にボタンを押すとキャラがしゃべったりするのですが、デボラのセリフのひとつに、「あんたと結婚しなければこんな旅には出なかった。楽しいからいいけどね」みたいなものがあり、いやこいついいやつじゃね? さらに魔物襲来のときにはまず双子を隠して、自分がさらわれる。んで、奪還に来た主人公には「なんできたの!」などといいつつ、戦闘シーンに乱入してくる。ちなみに、この嫁さん、ばりばりの戦闘系キャラっぽい。まだまだストーリーは途中なんで、今後デボラがどうなるかはわりと楽しみではあります。石になった嫁さんがどこに行ったか分からないてか、覚えてないしなあ。どこで合流できるんだろ。石になってるんで、こっちも年とってないスキップ状態の、はず。


 『スキップ』といえば北村薫なわけですが。先日のこと。ネットを徘徊しておりまして、新刊を見つけました。北村薫『太宰治の辞書』ふーん、と思いながら、あらすじを見て驚愕。え、え、え、<円紫さんと私>の最新刊じゃったよ……。んー、調べてみましたら、前作である『朝霧』の雑誌掲載とかから20年くらい経ってます。『空飛ぶ馬』で登場した「私」は短大生で、『六の宮の姫君』で卒業論文を書き、『朝霧』で出版社に勤務しました。そっから20年が経ち、「私」は中学生の子持ちとか。うわなんじゃそりゃ、まさにスキップです。北村の『スキップ』は高校生が中年の自分(結婚して子持ち)になるまで意識がスキップしてるというものでしたっけ。それよりも今回のはインパクトあるなあ。前にこの手のやつでは、新井素子の『結婚物語』が『新婚物語』になった挙げ句『銀婚式物語』になったようなのがありましがねえ。ともあれ、熊本市立図書館にあるようなのでとっとと予約。とりあえず予約したのが回ってくる時期に、シリーズ再読しましょうかねえ。


 ここんとこしばらく宝探しのようになっていますLINDBERGですが、

 

 「]」を見つけて購入しました。あとちょいですが、なかなか見つかりません。この手のものって、最近ではどうもネットでポチったりすることが多いですが、昔は足でかけずり回って探したもので、そういうのもたまには楽しいなあと。あと、「]]」の方は調べてみましたら、単純なベストではなく、再起動時に昔のを再レコーディングしたもののようです。あ、こっちも聴いてみるか。こちらはレンタル屋にも置いてあるので近々借りてきましょう。


 さて、祖母の三回忌がありました。伯母の家に赴き、そこにいたイトコ衆やその子どもたちに会いましたよ。会社休んで、法事に出て参りました。一昨年結婚した従妹の娘を初めて見る。写真とかで見せてもらったときはおっそろしく従妹に似ててびびったもんですが。動いてるのを見ると、父親にも似てます。前回書きましたが、下の甥っ子だけじゃなく、この娘も私の祖母が死んだときには生まれてもいなかったんだよなあ。入れ替わりみたいな、時が流れてるといいますか、生命の流れが続いているなあと実感。初節句のときは親戚の男衆ども総出で山に竹を切りに行った、従兄の長男は高校生となり、別の従妹んとこの双子の片方は久方ぶりに見たら丸坊主でがりがりに痩せてました。野球部で鍛えられてるそうで、そういや前に会ったときには「キャプテン」にはまってたなこいつ。そんな感じで親戚づきあいしつつ、人生ってリレーみたいだねえと思ったり思わなかったり。ところで、料亭にて御飯を食べたのですが、寿司と折り詰めが最初から用意されていたり大量に食べ物が出てきたり。まあよくあることよくあること。ただ、私の母は、すき焼きをビニール袋に入れて大量に持ち帰ってましたが、それはどうか。


 トークミッションをやっておりまして、ちょいと現場で時間待ち。そこにお客さんがやってこられました。ん。さらに待機して、ようやく私のトークの番。するとお客さんが私見て、ちょっと首を傾げました。「どっかで会ったことなかったですか……?」それを受けまして、「いやいやいやはっはっはっ。私の顔なんてどこにでもあるようなものですし、世の中には三人はよく似た顔があると申しますよ。てことは私のなんてその十倍くらいあってもおかしくないですし、そもそも影が薄いので印象に残りにくく、かえってそれがどこにでもあるような顔だと思わせる一因ではないかと思うわけですが、どうですかね、○○さん、お久しぶりです」というようなことをいって、「やっぱり知ってるじゃないですか! てか前フリ長っ」前にいたミッション場の同僚さんでした。最初見たときには気づいてたんですがね私。いやお懐かしや。そのミッション場にいたの、えらい前ですよ。そういや、このミッション場の別の同僚さんにも以前トークをぶちかましたことありましたなあ。ともあれ、そっからトークを始め、ちょいと話をして終了。


 トークだけじゃなく、作業ミッションも入っておりまして。肉体労働っぽいこともやってみたり。そこで別の会社から来てるヒゲのおっさん(初対面)がいまして、話していましたら、なんとDSで「ドラクエX」をプレイしているところだとか。最新のゲームじゃないですよ。New3DSでもなく、3DSでもなく、DS版ですよ? なんたるシンクロ! 進行状況はといいますと「嫁選択でずっと迷ってます」ビアンカ派だということですが、フローラで今度はやってみようかとかどうしたもんか、とか。「でも選択の夜に夜風に当たってるビアンカを見ると、選ばないのは人間としてどうかと思うんですよ」そんなことを熱心に主張されたり。ゲーム好きの同僚も一緒に現場に入っておりまして、「Xやったことあると思うんですけど、そんな場面ありました?」「待てこら、そこ重要なとこだぞ」問い詰めてみるに、「FF」と「DQ」の有名RPGを取り違えてた模様。説教する。ヒゲの人にも「よし今度お前にソフト貸す。プレイしてみたらどうか。いや、プレイしろ」とかいわれている。私はヘルプで入っていたのですが、別の同僚が翌日は入ることになっており、ゲーム好きの同僚はあまり話が合わないようで。「そりゃ××さんにゲーム教えてやったらいいじゃん」とそそのかす。「いやゲームとかしないでしょあの人」頑固オヤジ系のおっさん(しんどい現場に回されることが多いので口癖は「勘弁してくださいよ」)です。「いや分からないよ。ハマるかもよ。今度会ったら『いやあそこはやっぱりビアンカですよ』とかいってるかもしれん」「だったら面白いですねえ」「でもあの人だったら『ゲームでも結婚とか勘弁してくださいよ』とかいうかもしれん」けらけら笑う。


 そんな感じで、ゲームやったり親戚づきあいしたり時の流れを感じつつ、やっております。えー、世間的には連休突入っぽいんですが……休みあるのかね私。とりあえず「いのちだいじに」ってとこで。




 購入した本:
  なし。

 読了した本:
  ベーテ・有理・黒崎/グループSNE『千竜と刃の革命3』、九岡望『エスケヱプ・スピヰド/異譚集』、小路幸也『フロム・ミー・トゥー・ユー』、枯野瑛『週末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』、理不尽な孫の手『無職転生6』



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