下旬。
前回は多少骨休めめいたことをやった的話でしたな。そんな骨休めチックお盆も終了しまして、今回は
台風の話。非常に強い台風が来るってんで、どうなるかと心配しておりました。テレビでは
「非常に強い台風」と「大型で強い台風」のどちらがひどいかという話がされてました。もちろん、前者。大型かどうかってのは風の強さとは関係なくて、範囲が広いかどうかだし。んで、その前日はお休みだったんですが、
台風当日には朝10:30に水俣というミッションが用意されてました。
前日夕方に現場監督に電話しましたよ。「確認なんですけど、
明日は水俣は予定通りあるんですか?」「あります」とどきっぱり断言。「ただ来れそうにないならそちらは延期されてもいいですよ。とりあえず様子みますか」とおっしゃる。自分は行くけど、と重ねていわれる。まあ、監督は監督でお客さんとの直接やりとりがあるので、ということなんでしょうが。ただ、一応書いておきますが、
電話した時点で、水俣市全域避難勧告。ついでにいうと、朝方水俣近辺には台風の予定。
当日、
朝4時に目を覚ましてネットで情報をちぇきー。ネクスコの高速情報と県道の規制情報。人吉くらいまで高速が通行止め。さらに九州道のあちこちで
血しぶきのように赤い点々。カーソルを当ててみると、大半は横転。日奈久辺りは料金所付近で
上下ともに横転。さらに
南関近辺で一区間くらいまとめて赤くなってます。初めて見た表示でしたが、情報は「
落下物」でした。通常、落下物も赤い点なんですが、場所が特定できないのか広範囲なのか。後にして思えば、これ多分、木の枝とか大量に折れて飛んでたんじゃないかなあ。この区間翌日になるまで延々通行止めが続いてたし。高速道路情報に「倒木」とかそういうのはフォーマットないと思うし。
さて、会社事務所から水俣の現場まで、
高速を使えば1時間40分くらい。
下の道だと2時間半。前日の時点で、「絶対高速は通れない」と思ってたし、
余裕見て3時間くらいかしら。
台風に真っ向から向かってく形になりますな。高速道路情報を更新しまくっていますと、徐々に
通行止めの黒いラインが北に侵食。福岡の県境を越えました。さらに県道情報で6時半の時点で日奈久インター料金所付近にて
風雨のため3号線が通行止めになりました。うわ、
水俣行けねえ。あの辺りから3号線海沿いだしなあ。ボスに電話で対応を協議する。我が家近辺では猛烈に風が吹いておりました。とりあえず
外に出ることすらできそうにありません。私原付で会社行かないといけないんですが。協議の結果8時くらいまで自宅待機となる。8時前、現場監督とボスが連絡を取り合い、私の
トークミッションは延期となる。監督は現場に行ってお客さんとのやりとりをするのはそのまんま。まあ、監督−お客さんのやりとりは11時過ぎからということだったし、ちょうどいい感じで走れるんじゃないかなあ。「とりあえず午前中は家にいていいよ」とボスにいわれた30分後、また電話がかかってきて、事務所がひどいことになってるので出てきて片付けを手伝えといわれる。ちょほほ。雨も風もほとんど止んでました。
私の
自宅近辺はほとんど被害はないようでした。途中で台風はヤマを越えた、と思った瞬間があり、そのときに「ああ、もう大丈夫」と。事務所は隣町にあるんですが、そちらに入った途端がらりと風景が変わりました。
物置が倒れてフェンスを壊してるとか、新しく家建ててるとこの
仮設トイレが軒並み倒れてるとか。
屋根を持って行かれてる家もありましたし、
いきなり倒木とか。事務所に隣接しているボスの自宅は
瓦が飛んでたり、近くの防風林みたいになってるとこの木が折れて枝が飛んできてたり。その掃除におわれて午前中終了。午後からミッションが開始になり、御船行ったり、黒髪行ったり、田迎行ったりしてました。道々台風の被害を観察していたのですが、熊本市は中央区がひどかったようで、具体的には東バイパス沿いから江津湖近辺、浜線、流通団地。特に江津は倒木が電線を切ってるのか、
停電が夜になっても復活せず、信号機も止まってるとこがありました。
翌日玉名のミッションがあったのですが、朝から車で走っていると208号線の大牟田方向から
佐賀の九電の車が群れをなしてこちらに来てました。
災害支援班、と書いてありました。こりゃよっぽど熊本の停電ひどいんでしょうねえ。
熊本の台風は私から見たらこんな感じだったのですが、熊本についていえば、正直な感想は「
あのときよりマシ」でしたよ。黒髪の現場行ったら、そこに長く住んでるような老婦人がいらっしゃって、同じようなことをおっしゃってましたし、台風が今回直接上陸した荒尾の現場も翌日の玉名の後であったのですが、そこでも似たようなことをおっしゃったましたな。「あのとき」ってのは、ええ、
二十年以上前の1991のアレ。今回は折れたりした木はあったけど、根こそぎ木が持って行かれてるとか、電柱がへし折れてるとかは見てないしなあ。まあ、アレがあったからこそ、対策取ったりとか熱心にやるようになって、瓦を固定したりとかするようになった気がしますし(私の家でもやったように記憶)、だからこそ、被害がそこまでひどくなかったのかね。まあ、
熊本県民の意識にぐっさり突き刺さっている記憶なんじゃないですかいな。ともあれ、「あのときよりマシ」という意識があったもんだから、北部九州水害んときと違って知り合いの安否確認とかしてないけど。大丈夫だったですか九州の衆?
前回載せるのを忘れておりましたが、
新刊購入。ええ、
せがわまさきです。もちろん、例によって特製しおりもついておりました。
表紙もしおりも柳生如雲斎祭ですが、今巻のメインは槍の宝蔵院。胤舜はすでにしおりと表紙で登場しております。
セーラー服でおさげでマッチョ。登場するなり
十兵衛への恋心がどうのといいだす始末(曲解)。いや、戦闘シーンかっこええんですよねえ、このバトル。ともあれ、転生衆のうち2人が倒され、ラストで如雲斎出陣。まだまだ先は長い。楽しみではあります。
さて、ボスの娘さんの誕生日ってことで、去年たしか「また来年も同じものを!」みたいにいわれたのでした(
2014年8月下旬。)。同じものってのは、ケーキのことで。具体的には、えーと、いつだったか別件で撮ったのがありました。
これこれ、くまモンのケーキ。
記憶力だけはいいので、前々日くらいにケーキ屋に行って予約を敢行。行ったときには、その日くだんのケーキは売り切れておりましたので、やっぱ予約ですよ。「まわりに季節のフルーツを飾ることもできますが?」「じゃあ、それ
全盛りで」「プレートはどうされますか?」「えーと誕生日おめでとうで」「
ローソクは何本ごいりようですか?」「
いりません」いや、まあ、去年もそうでしたが、ミョーレイの女性に年齢を思わせるものをつけるのもどうかと。
んで、当日ミッションの合間にケーキを回収して、たまたま本人がいたので渡せました。喜んでいただけたようで。何故か、交換するように、
私へのプレゼントとして買っていた一年前の誕生日プレゼントをいただく。いや、もう9月にまた誕生日来るんですが私。ともあれ、私からのプレゼントは無事終了。
あんまり無事じゃないのは、配送部隊の男衆でして。
ipodの最新のやつだかをねだられてました。まっさきに被害に会った小ボスが
募金を募るように、配送部隊で参加者を集めてる模様。うわー大変。
「ねだる」という字は「強請る」と書きますが、「ゆする」とも読みますな。何故あんたはそれだけですんだのだ、とケーキのことを持ち出して、私にも話が振られましたが、「日頃の行いですかねえ」ときっぱりいっておく。募金には参加しませんでした。
そうそう、なんとなく思い出したので追記。前回、
うっかりフルフルを創りそうになったという話の続き。タイトルつけるなら「
天使たちのその後」ですかね。途中からフルフルになってましたが、脳内アンドゥでなかったことに。多分分岐しちゃったのは、天井からぶら下がるとかその辺りでしょう。何となく知らずのうちにフルフルがかぶってきたっぽい。ここで、あくまで人の形をしているというのを強調イメージ。肌の色は……ううーん、青白い感じで。肌色にすると結構気色悪いし、元々のイメージから離れていきますしねえ。ぶら下がり方は完全に逆さ吊り。ただし、天井は四つん這いで這い回るような風で。首とか手足は伸びません(ここ重要)。電撃もしません(ここも重要)。あとはー、この世界の天使って、
常に何か語ってたり、しゃべってたり、叫んでたりするんですが、その部分は変わらず。ただし、今回の棲息地域は「音が消えるダンジョン」なので、口だけ動かしてる感じ。目と翼は退化。臭いと熱感知は変わらず。で、エサについては、もっと浅い階層にいる白いリザードマンたちが時々獲物を追い落としてくるみたいなことでいいかな。そんな感じでひとつ。また気が向いたら別の設定とか細かく書いてみますかね。結構この世界の天使関連でえぐい方向に発展していってる脳内会議でした。
そんな感じで台風来てもわりと通常営業ですかねえ。まあ、台風が過ぎたら旧に朝とか寒くなってきました。いつもは9月の下旬くらいなんで、一ヶ月早いか。早く涼しくなれば、それだけ台風も来にくいんでいいですけどねえ、どうだろう。昼はまだ暑いし。
購入した本:
ゆうきまさみ『ゆうきまさみのもっとはてしない物語』、田尾典丈『七星のスバル』、赤石赫々『武に身を捧げて百と余年。エルフでやり直す武者修行5』、横井軍平・牧野武文『横井軍平ゲーム館』、柳実冬貴『対魔導学園35試験小隊11(下)』、美奈川護『ギンカムロ』、丹藤武敏/F.E.A.R.『春日恭二の事件簿』、日々花長春『異世界混浴物語2』、三萩せんや『たま高社交ダンス部へようこそ』、疎陀陽『フレイム王国興亡記4』、小田雅久仁『本にだって雄と雌があります』
読了した本:
タンバ『軍師は何でも知っている4』、丹藤武敏/F.E.A.R.『春日恭二の事件簿』、蝉川夏哉『異世界居酒屋のぶ 三杯目』、ゆうきまさみ『ゆうきまさみのもっとはてしない物語』、田尾典丈『七星のスバル』、赤石赫々『武に身を捧げて百と余年。エルフでやり直す武者修行5』、杉井光『放課後アポカリプス2』、むらさきゆきや『放課後のゲームフレンド、きみのいた季節』