2016年7月。


上旬。


 しばらく前、ええと、6月中旬ですか、隣町で突然町内放送が鳴った話を書きました。実際は八代方面での地震が震度5だったわけですが、それに関して八代の人妻さんからメールをいただきました。

 そうそう、八代が震度5の日八代では緊急地震速報鳴らなくてね。局所的な揺れだと結構揺れてても気象庁の発表ないのには慣れたけど、震度5くらいじゃもう緊急地震速報も鳴らないんだね。

 えー!? この人妻さんのお知り合いが震源地の坂本村に住んでるのだそうですが、そちらでもまったく鳴らなかったとか。その頃、揺れてもいない遙か遠くの隣町で火の始末をしろとかラジオを付けろとかいってたのに。つーか、地震が起こったという情報が八代ではなく、我が隣町に誤って行っちゃったのかねえ。つくづく当事者には役に立たぬのう。


 おおよそ2日に一度くらいは震度3を体験していますが、このところ一周した感じで、地震が起こるとぎょっと反応することが増えてきました。ゆさゆさと揺れているとだんだん落ち着いてきて「これくらいならまだ大丈夫、震度3くらいかね」となっていきます。慣れてるんだか慣れてないんだか。


 雨がひどくて、なんつーか、ゲリラ豪雨が延々続いてる感じなんですよねえ。すぐそばではからりと晴れていたり、降ったり止んだり。止んでるときは猛烈に蒸し暑くなります。立っているだけで汗だく。まあ、その辺り例年通りといえば例年通りなのですが、例年通りじゃないのは地震関連でしょうかねえ。地盤が緩んでたり、雨漏りだったりとかいろいろあるでしょう。大変です。そういやこないだ益城町を通りかかったところ、ん? と前方の景色に違和感を覚えまして、撮影してみました。

 

 タイトルは「歪んだ町」といったところでしょうか。間違い探しみたいですが。これ、信号の奥の方では竹林がまた歪んで揺れてまして。電柱は右に左に、ガードレールも標識も家々も曲がったり歪んだり傾いたり。震災2ヶ月後わりと益城の中心近くつーか、避難所そばです。まだまだ時間がかかりそうです。


 復興がらみであったり、雨だったり、地震だったりのため、いまだ渋滞が読めず苦労しております。こないだは通常原付で5分くらいの距離、車で30分かかりましたし。渋滞の時間も開始時間だけ前倒しになっています(終わるのはあんまし変わらない)。げんなりです。で、こないだも渋滞に朝っぱらから巻き込まれておりましたら、変なものが見えましたので、ぱちりと撮影。

 

 えーと拡大してみんとす。

 

 タイトル「ムックもどき(2Pカラー)」あたりでどうか。


 ここんとこしばらくネタにさせてもらっているぬらりひょんの人の話。この人、長年営業をやってきた人で昨年うちのミッション場に移ってきた人なんですが、例によって日本語が不自由な方でして。報告書には「お主人さま、お奥様に」とか平気で書いてますしねえ。


 んで、ある夜、21:00頃、事務所に私が戻ってきました。いたのは、ボスと女性同僚とぬらりひょんの人。翌日の予定だけ確認して「あー、私帰りますね」と告げましたところ、「あ、空いてる時間に〇〇社と××社に書類持っていって」とボス。ミッションのひとつに取引先の会議に出席というのがありまして、これ、代理出席なんで会議の内容を報告書に書いて報告、資料等があれば後日持参するというものなんですね。で、2つ会議ミッションがあって、今いる女性同僚とぬらりひょんが出席してたということで。翌日はたしかにその2社付近を通過できる時間がありましたので了承しました。「じゃあ、資料下さい」と2人にいいましたら、「あ、ちょっと待ってください」とぬらりひょん。女性の方はさくっと資料をまとめて私にくれたのですが。資料には別に報告書が添付するわけじゃないので、単に紙束まとめるだけなんですが、えらく時間がかかる。「何してるんです?」と問えば、例の文章力で報告書書いてやがります。いやそれ後からでよかろうが。私帰るっていってるじゃん。ちなみに、この私の待ち時間はきっちり残業時間として申請するものでして、待ってる間特に急ぎでもない書類の整理とかしてましたしねえ。つまり、このぬらりひょん、人を待たせることによって本来発生しない私への給与を発生させてるわけで。つまるところ会社にダメージ。それがまったく分かってないようで。「報告書は後からでいいですやんか」と急かしたら、出てきたのは剥き出しの紙束。整理もされてません。クリアファイル等に入れてるわけでもなく、「これ誰に渡せばいいんですか?」「さあ?」おいっ。「すぐ確認して下さいや。受付で出したら届くってわけじゃないっしょ。付箋でもつけて書く」と、ボスから「言い方キツくない? もっと優しく」と横合いからツッコミが来たのですが、「3度までなら、です。もう同じパターン4度目ですから」つくづく学習しない人である。自己防衛するわけでもなく、メモするわけでもなく、注意するわけでもなく。


 さらに待っている間、女性同僚がぬらりひょんに話しかけています。「何でいつも注意されるばかりなんです。ヘコみません?」文意としましては、ヘコむくらいなら次はしないように心がければいいのに、みたいなことだったのでしょう。それに対してぬらりひょんの発言は「ああ、無視しますんで大丈夫です」ええ、周囲からされる注意をスルーするといいやがりました。注意した本人目の前にして。場の空気が凍り付いたようになっている中、「ええ、まあそんな風なら、今度から相手にもしませんけどね、こちらも」と私も応じる。その発言もスルーされましたがね。


 ようやく上がってきた書類を受け取り、とっとと事務所を出る。22:00。1時間の猛烈な無駄でした。ちなみにこのぬらりひょん、私が出た後、女性同僚とボスに猛烈な説教を受けたそうです。が、すでに相応の対応をすると決めている私にはまったく関係ないことでございました。


 数日後、やはり夜。事務所にて報告書を書き書きしておりました。別の同僚が戻ってきました話ながら書類処理。そこへボスからの指示があり、ぬらりひょんの人に電話することに。用件としましては、翌日のミッションで、ぬらりひょんが行くところに持って行く書類があり、それはメールで事務所に届いていたので私が出していたのですが、それに関する注意事項とかを伝えておくというもの。で、電話してビジネスライクに用件をいうわけですよ私。翌日にあるミッションは4件。1件は事務所にいる同僚が昼から行くもの。残りについてはぬらりひょんとの電話の中で「〇〇社のミッション3件はすべてチェックミッションで、多数型なんで」という話を5回くらい繰り返したのです。多数の現場が一ヶ所に設定されているタイプ。まあひとつの現場でやたらチェックする場所が多いのですよ。ひとつは宗像で9:00スタート、ひとつは鳥栖で10:00スタート、最後が筑紫野市で15:00スタート。どう考えても午前中のはひとりでは無理なので、宗像が私、鳥栖がぬらりひょん、最後のは私の予定。説明をし終えて、しばらく書類作業を続け、さあ帰るかというところで、ぬらりひょんから着信。「あー、すいません、教えていただきたいんですが」「はいはい?」「宗像の現場って多数型なんですかね?」「ああ!?」どうやら早く終わる現場に交代したかったようで、ボスにまず聞いたら当然ながら事務所にいる私に聞けとまあこういう次第で。つーか喧嘩売ってんのかこの妖怪。ぎしぎしと「明日の、チェック、ミッションは、3・件・と・も・多数型、です」「どっちが早く終わりますか」「現場数が行ってみないと分かりませんので、そんなことは分かりません」ふ、と見ますと同僚がこちらを大変哀れむような目で。「同じだけの時間がかかっても、距離の問題があります。どっちに行きます? 私はどっちでもいいですが。始まるのが遅くて、距離が近い鳥栖がいいですか。始まるのが早くて、距離も遠い宗像ですか」「あー、最初のままでいいです」「なら、お願いしいます」ぷちっ、とケータイを切る。大きく溜息。「聞いてなかったみたいですねえ、さっきの電話、あれだけいってたのにねえ」と同僚。いやはや。


 そんな感じで軋轢摩擦いろいろありつつ、テレビをつければ何かしらの注意報や警報が表示されてる日々。げんなりぐったり。まあ7月ですしねえ。暑いのはしょーがありませんが。なごやかにいきたいところではあります。




 購入した本:
 枯野瑛『終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #02』、アサウラ『英雄都市のバカども3』、林トモアキ『ヒマワリ2』、藍敦『暇人、魔王の姿で異世界へ2』、ひびき遊『復活したらLV1だったので、生き延びるために英雄少女を口説くことにしました。』、折口良乃『モンスター娘のお医者さん』、相沢沙呼『小説の神様』、米津一成『追い風ライダー』

 読了した本:
  つちせ八十八『クソゲーオンライン(仮)』、椎名ほわほわ『とあるおっさんのVRMMO活動記7〜8』、小路幸也『ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード』、櫻井春輝『Bグループの少年6』、藍敦『暇人、魔王の姿で異世界へ2』、ひびき遊『復活したらLV1だったので、生き延びるために英雄少女を口説くことにしました。』



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