2017年8月。


中旬。


 てなわけで、

 

 前回の書いた後、慌てて買いに行きましたよコードウェイナー・スミス。3冊目も無事掘り当ててきまして、揃いました。ぼちぼち読んでいますが、ううむ、いいねえ。年取って、昔読んで面白かったものがやっぱり面白いと感じられるのかってえと、そうじゃないケースもあるわけで。それでも面白いものは、ずっと折りに触れて読んでいくのかな、と思う。私の場合、川上稔であったり隆慶一郎であったり山田風太郎であったりマーセデス・ラッキーであったりティプトリーであったりロード・ダンセイニであったりするのかね。


 ところでそろそろ甥っ子の手術の日が近いので、お休みの日に思い立って郵便局。現金書留に札入れて送る。数日後、やけに神妙な声で弟が電話をかけてきました。「手術で金とかいるじゃろうが、足しにせえ」と厳かに宣告。まだ何かいってたんで、「前にもいうたろうが、金はこういうときに使うもんじゃい」と畳み掛けてこの話終了。ちなみに前にいったのはいつだったのかってえと、多分このとき。くだんの甥っ子が一歳の誕生日にプレゼントをする話のとき。


 続いて弟に代わって義妹が電話に出る。こちらも何やら神妙な声をしている。そんなに大したことしてないっちゅーねん。ところで、甥っ子はどうしてる、と話を切り替えましたところ、時々何やらナーバスになっているようで、夜眠れずに何か考え事をしてる風だったりしている模様。じゃあ、金余ったら、甥っ子にうまいもんでも食わせてやってよ、といっておく。今回の一件で一年ほど甘いものとかほとんど食えずにいたしねえ。「甘い物食べさせてあげますよ」と義妹がいっておりました。


 で、ついでに情報収集。3DSは、友達の家に遊びに行くときに必ず持って行ってるようで、友達と遊んでるっぽい。協力プレイとかしてるのかね。通信もやりたいといってるようで、設定を弟に頼んでしてもらってるそうです。あー、その手の設定がいるのは、モンハンかファンタジーライフかね。モンハンはMiiを作ってないとネットプレイできないし。こちらにはきゃつめ一言もいってこないが、楽しんでるようなら何よりでございますよ。友達と遊ぶツールにもなってるみたいだし。よかった、といえましょうか。昔のファミコンとかスーファミだと、持ってない友達がいても一緒に遊べたけど、携帯型だとなかなか難しいでしょうしね。個人で持ってないと協力プレイや対戦もしにくい世の中でございますよ。


 もひとつ情報収集。本について。ドリトル先生とか読んでるらしいねえ、といったところ、最近は、私が弟に昔貸したままになっている本を発掘して「ぼうけんものだーっ」とむさぼるようにして読んでいるとか。いや待て……弟に貸した本? 私が? 記憶を巻き戻してみる。きゅるきゅるきゅる。いつのことか確定しませんが、おそらく本棚がたっぷりになってきたこともあって、弟が興味を示してたのもプラスして、持って行ったのは、「ロードス島」「スレイヤーズ」「オーフェン」だった気がする。多分、この辺で間違いないとは思いますが、小学3年生でか……! 図書館とか利用したらどうよ、というのもいってみましたが、こちらは弟が夏休み中にちょくちょく連れてってる模様。ただ、地元の図書館ができてそんなに経ってないらしく本の数が少ないっぽい。いやそれは考え方だよ。利用客が少ないだろうから、リクエストしたらたいていやってくれるんじゃね? とそそのかす。「それは思いつきませんでした!」と義妹が喜んでいました。


 それにしてもゲームの話もそうですが、私の楽しんでた本を甥っ子も楽しんでるというのは嬉しいなあ。古くても通じるものはあるわいな。


 というわけで、ゲームの話。頭文字Dの有名RPGバツイチをプレイしております。えーと、途中経過としまして、

 

 

 しばりプレイ2種類と本編をクリア。本編クリアで★マークがついてますね。ただ、クリアしてもどうにももやもやしているところがあり、そこが堀井雄二の思うツボ。クリア後ストーリーが始まっています。これがまた長いんだ。つーか、そっからが本編みたいな気分でいっぱいですが。


 クリア後ストーリーをやってて、思うことがちらほら。これはクリア前にもあったんですが、まあいちゃもんですわ。つーかそれくらいしかマイナスで書くことがない気がする。

 このゲームでは装備できるもののほとんどが鍛冶で強化加工することが可能です。「ひのきのぼう」「ひのきのぼう+1」「ひのきのぼう+2」「ひのきのぼう+3」と最大で+3まで。守備力や攻撃力などが上昇します。これは素材集めて装備品作るときでも採用されていて、最初から+3を作ることも可能。素材から作成した場合は作成時に「うちなおしの宝珠」がもらえ、これを消費するとさらに強化加工が可能になります。やってみた感じ、無印→+3でも十分可能ですが、+2→+3になる場合は加工に補正がかかるっぽいのでやりやすくはなる(その分宝珠がいりますが)。まあこれはよい。問題は、「ひのきのぼう」と「ひのきのぼう+1」は別アイテム扱いなんですよ。このお店でものを買う際、そのアイテムをいくつ持ってるかは同時に表示されます。まあ、今のゲームでは当然みたいな仕様ですが。お店で「ひのきのぼう」を買おうとした際、「ひのきのぼう+1」を所持してても別アイテムなので所持数0になるんですよ。高いアイテムでダブり買いをうっかりしたときのダメージたるや……。


 もうひとつの「あれ?」な感じは、某キャラがクリア後ストーリーで弱体化していること。いやまあ、話としては分かるんですよ。ただ、ゲームとして見た場合、クリアまでがんがん活躍してたキャラなんですが、一気に影が薄くなった感じで。わりと万能キャラだったんですがねえ。まあ別のキャラに立場を取られたようなもんで、んー、フュージョンほしい、切実に


 あと、これ2Dメインでやるような人には、「あー、そういうのあるよねー」ですむのかもしれませんね。ええ、モンスター名につけたして別のモンスター扱いにするのはどうなのだ。ネタバレになりそうだからあえていいませんが、要は、デザイン一緒、カラーリングも一緒で、強化された形になってるモンスター多数いるんですよ。そうですねえ、例えばヒーローで、「〇〇マン」ってのがあっとするじゃないですか。これに「〇〇マン・ネオ」とつけてデザイン、カラーリング一緒で強さだけが違ってる状態。たくさん。一括でつけてる感じなんでねえ。モンスター図鑑では別項目。どうなんすかねえ。


 あー、もうひとつ思うことあったわ。しばりプレイ、もう解除していいよねこれ。クリアして、クリアマークつけたんだし。まだ解除せずにそのままなってるわー。逃げられないし、戦闘中に勇者が動けなくなる。ぎゃー。


 ともあれ、このシリーズで、裏ボスまでやるのって、わりとタルかったりする記憶があるんですが、今のところクリア後もそんなにタルみもしないでやってますよ。楽しい楽しい。たまに3Dモードでやったりもしますが、まったく違うゲームみたいになりますね。主に3Dでやるときは特定のモンスター狙いでやってるときですが。2Dだとランダムエンカウントで、3Dだとシンボルエンカウントで狙いのモンスターを選んで戦闘挑めるので。


 そちらは、64時間でクリアしたわけですが、ちょっと気を抜いたときに、続きをやっちゃいました頭文字Fで始まる方のピクロス。さっくりエリア11をクリアしまして、

 

 エリア12の解放まで120時間……。何度か書いてますが、このゲーム、エリアは30まであります。有名RPGのクリア時間の2倍。これハマってる人だと課金するよねこんだけ待ち時間あったら。私の場合はやるものが多すぎるので別に待っててもいっかなかまわんのですけどねえ。


 密林をうろついておりましたら、おすすめにこんなモノが、

 

 ちょい先の話ではありますが、反射的に予約する。予約入れた後に、公式サイトに確認しに行く。

 

 収録曲リストもあったので見ましたが、まあこれまでのアルバムに入ってますよ、たいてい。しかも前にタイアップの曲だけ集めたアルバムもありましたしね。ただ、ボーナスディスクやボーナストラックがあるようで。バージョン違いのやつとか入ってるのかね。限定盤にしたのは、待ったらレンタル屋で通常版借りれるだろうしね。好きなバンドなんでお布施の意味も込めて限定版にてひとつ


 あと、待ちくたびれてた話ではありますが、

 

 祝!「銀の匙」最新刊発売! えっと2年振りの新刊なんですかね。富樫かっ!? まあ、こちらはご家族の病気のために連載がほとんど停止しちゃってたからねえ。荒川弘は「鋼の錬金術師」よりも先に「百姓家族」を読んで好きになったので、もちろん「銀の匙」も好きでして。14巻買ってから、何度も読み返しておりますよ。入学から始まった農業高校の話も、そろそろ3年生のクリスマスまで来たので、終わりは近いのですが、終わるのはいつだ?


 そろそろ8月も終わりに近づいてきましたねえ。暑さも早いとこやわらいでくれるといいのですが、とかいいつつテレビなどを観ますと、東京とか長雨で暑くないとか。ぐおう。雨はいやだが、暑さもいやだ。うむ。




 購入した本:
 コードウェイナー・スミス『三惑星の探求』、佐島勤『魔法科高校の劣等生23』、あわむら赤光『我が驍勇にふるえよ天地5』、山和平『デーモンロード・ニュービー』、伊達康『友人キャラは大変ですか?3』、オキシタケヒコ『筺底のエルピス5』


 読了した本:
 天沢夏月『サマー・ランサー』『なぎなた男子!』、あわむら赤光『我が驍勇にふるえよ天地5』、渡辺恒彦『理想のヒモ生活9』、山和平『デーモンロード・ニュービー』、朱雀新吾『異世界落語3』、コードウェイナー・スミス『スキャナーに生きがいはない』



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