2018年3月。


中旬。


 ウルトラ的な動画を作ってネット公開してるということが同僚の告白で発覚しました。私はたまたま他のところで作業してたのですが戻って来てみれば、他の人たちが思い出したようにウルトラ的なメロディを口ずさんでいたり。おおう。あまり詳しくない別の人が「それって金入るの?」と尋ね、いっそすがすがしく「自己満足の世界ですね」と語っていたのが印象的。


 そんな和やかな職場なんですが、ある朝、ボスがいいました。「こないだ会議があって、人員の異動が発生した」と。私たち出向してる組は、おおよそ出向したメンツで固まっていて、そちらに変更はなし。ただし、サブリーダーであったバッハ氏が同じ現場内の別の組に異動するということになりました。他に2名ほど強者の先輩が異動を持ちかけられたのですが、ボスが懸命にそこまではと阻止したようで。ぶっちゃけボス以外の上位3人なんで、まとめて引き抜かれるとこちらが回らなくなる可能性があるという判断。つーか、しばらく農閑期といいますか、ミッションがぬるくなっておりまして、それを抜けると、具体的には7月から、こないだ死にそうになってたスケジュールの約2倍ほどのミッション量になることが判明しております。ええ、12月までずっとそのペース。ぶっちゃけ上位3人がいても手数が足りなさすぎということも判明。夏前までに人員確保等もしていかなくてならないとボスが頭抱えていました。同日夕方、実にとーとつに残り2名が4月半ばまで別の現場に出稼ぎに行くことが決まる。いやなにそのとーとつな話は。まあその2名がきちんと戻って来てくれれば、繁忙期には間に合うのですがねえ。しばらくはぬるーく、ウルトラ的な新人さんなども含めてスキルアップに努める流れですか。


 さて、そんなぬるい日々なんで、ボスなども月末辺りに懇親会でも開くか〜などといってる状況。出向組でも別口で御飯食べに行くことになりました。つか、これ、実は、出向元の方でやろうという話が来たのが年末。つまり、忘年会がらみ。これがミッション現場のと連日になったのでみんなしてキャンセル。代わりに商品券が人数分来たのでした。つまり、元は忘年会。年明けになって、出向組の人数が増えてきたのです。商品券の数が増えてるわけじゃないので、みんなで少し出して行くかという話になったところで、ハイペースなミッション状況になり、また延期。ようやく回ってきました。商品券の関係上、肉を食らう会になりました。私は体調整え、リミッター解除の上、肉に挑みました。他のメンツはそれ以上だったようです。ウルトラな同僚は、初っぱなから白飯食べつつ延々肉を食い、別の人はどんぶり2杯の飯を食らい、別の人は冷麺、クッパを食らい、別の人はビビンバを2名分食らいつつ、食べ放題の肉に挑みました。中でもうまかったのは、壷漬けのカルビで、ほぼみなで1人1壷くらいの勢いで食べ、ふと誰かが「これは単品だといくらくらいするのか」と問い、別の誰かがメニューで確認。「1人前1700円也」「わりとこれだけでも元取れそうな勢いですよね」時間を気にしつつ、すさまじい勢いで突っ走ったわけですが、1時間半をメドにデザートまで食べ、判明したこと。食べ放題の時間は2時間でした。分かったときにはすでに皆腹一杯になっていて、「このまま30分いてもしょうがない、帰るか」と解散しましたとさ。


 さて、ゲームの話。「デモンゲイズ」なんですが、前回盾のボスを倒してから、そのままラスボスまで到達しました。もちろんこないだので懲りてましたので、回復アイテムなどを持ちつつ、挑戦。結果……惨敗。うむむ、またレベル上げするかなあと考えつつ、そのままなし崩しに終わった感じで。そのかわりに、

  

 「討鬼伝2」やってました。「デモンゲイズ」と同じ系統、つまりウィズライクなゲームってまだたっぷり手持ちがあります。てか「デモンゲイズ2」もありますしね。連続してやるのもアレなのでちょっと違う系統で攻めてみた次第。ええ、32時間で第6章終了しました。つーか、キャラの称号が「新米」にセットしたままですな私。


 以前は、PSP版の「討鬼伝 極」にハマっていた時期があったかと思います。前作との違いは何かといいますと、一番大きいのはオープンワールド的な舞台になったことでしょうかね。拠点から出ますとシームレスで各領域がつながっています。そこに敵である鬼が湧いてたりするのでそれを倒していくことが可能。進め方としましては多少複雑になっていて、おおよそ「使命」「依頼」「任務」みたいな感じで分かれてます。


 「使命」はどこそこに行け、誰と話せ的な小目標がことこまかに示され、行き先の方向も分かるゆとり設計。これをするとストーリーが動いていきます。「依頼」は、登場するNPC等と話すこと発生し、目的と果たすと報酬がもらえます。「〜の素材を持って来てくれ」「〜の鬼を倒してくれ」的なものが多いですな。で、「任務」は個人用と集団用がありまして、これが前作まで中心だったもの。モンハン的な感じで鬼討伐が中心。たいていはもう目の前に鬼が出現して、という形。前作はたしか任務の中にキーになるものがあって、それを進めていくとストーリーが展開していったかと思います(モンハン方式)。ぬるーくプレイしてて、結果としまして、第6章終了時点で、画像には出てますが、進行度2とありますのは集団任務のもの。要は協力プレイとかするやつですよ(NPC連れてソロでも可能)。単なる任務は全体の2割もクリアしてない状態でしたよ。


 プレイスタイルは部位破壊をメインに据えた「壊」で、使用武器は薙刀。……前作とまったく同じですが何か? プレイしてて相変わらずNPCが役に立ちますが、いまひとつ私の動きが悪い。うーん、こんなだったっけ? ようやく薙刀の使い方のチュートリアルである「指南」を受けたのがプレイ時間15時間時点。 おお、連続攻撃叩き込むやつとか空中で攻撃するやつ、二段ジャンプするやつとか思い出しました。つか、よくそんな状態で15時間もプレイしてたな私。覚醒したので、我がチームの火力が爆上がりでした。てか、こういうゲームだったよこれ。狩りやってるというよりも、戦闘の後半は無双ゲーみたいな雰囲気だし。


 あと、今回の目玉である「鬼ノ手」ですよ。画面をタッチすることで、びよーんとこちらの手から伸びて、鬼の部位をキャッチして、引き寄せるようにキャラを移動させるというもの。空中でも用いることができますので、イメージとしてはスパイダーマンみたいな感じといったら分かりやすいでしょうか。空中で用いることにより、ひたすら空中攻撃をすることもできます。ただし、気力を消費するので、気力ゲージが切れかけてると「鬼ノ手」は発動しません。さらに、「おお!」なのは、仲間と一緒に戦うことによって溜まっていく共闘ゲージマックスで、「鬼ノ手」を使用した場合、敵の部位完全破壊が可能になります。前作でも部位破壊はありましたが、吹っ飛んだ腕なら腕を鬼払いで浄化しない限り、時間経過で再生したり、追い詰められた鬼が強化変身したりする場合に強化再生されたりしてました。今度のは「完全部位破壊」で即座に浄化された上で、治りません。結果、鬼の挙動が見たことのないようなものになりました。片足を完全破壊されたら転ぶようになり、両足を破壊されたら這い回るようにしか移動できなくなり、翼を破壊されたら飛べなくなります。前作だと破壊された場合は、肉体ではなく霊体の足が代わりに出て、直接鬼の本体にダメージが行くようになってました(つまり鬼を倒すためには部位破壊をどんどんしていって本体を露出させてるのが早い)。それすらなくなります。うん、便利。


 ところで第6章クリアしましたら、

 

 いったんエンドロールまで流れました。その後、第7章「マホロバの隊長」にイン。さて、どう展開していくのかと思いましたら、

 

 表示された小目標は「鬼を討つ」だったりして、いやなにこのアバウトなのは。敵は上位モンスターになり、フィールドのも本拠にて「下位」「上位」の切り替えが可能になりました。任務も上位のが出てきましたが、いっかな「使命」が動きません。これはあれか、キークエスト方式に上位は戻ったかといくつか上位クエストをつぶしたものの変化がない。不審に思い、ネットで調べてみましたところ、第6章で話は終わりだと!? なんじゃそりゃ。ボリュームがもう少しあってもいいんじゃないかというか、コーエイお得意の完全版商法か。「討鬼伝」も「討鬼伝 極」で補完されたわけだし、「討鬼伝2 極」が出てもおかしくはありません。ただ、これ2016年の夏くらいに出たゲームなんですよねえ。「極」が出るにしても時期を逸してる気がしますな。売れなかったのかしら。


 ともあれ、これからどうすっかなー。武器は薙刀でしたが、ほぼ3つしか薙刀持ってませんし。属性武器とか作って全薙刀確保を目指してみるか、全任務クリアを目指してみるか、ちまちまやるかねえ。とか書いてて、次回まったく違うゲーム遊んでる気もしますが。そもそも狩り系のゲームにしたって「ゴッドイーターリザレクション」や「ソウルサクリファイス・デルタ」も持ってますしねえ。


 Vitaで結構ダウンロード購入とかしてるんですが、わりと実感するのが3DSとの違いですな。3DSでダウンロード案件があった場合、「いますぐ」か「あとから」の2択です(アップデートなどだと「いますぐ」のみ)。「いますぐ」の場合は、即座にダウンロードが始まりますが、その間動けません。「あとから」だとスリープ状態&通信可能の場合にのみダウンロードをしてくれます。これに対して、PS3やVitaだとダウンロードはバックグラウンド処理が可能になっています。もちろんスリープ状態でもダウンロードは可能で、一番の違いは別のことやってる裏で勝手にダウンロードしてくれてるってことで、別のゲームやってる間にダウンロード終わってることがざらにあります(メッセージは表示される)。結果として、3DSのダウンロードソフトって削除するのにちょっとためらいがありますが、Vitaだとさっくり削除できます。入れ替えが簡単だから。なので、64ギガのカードとかほとんど埋まりかけてますが、やるゲームとか優先度の高いものだけ持っておいて、欲しければゲームやってる間に入れ替えたりしてるのですよ。こっちの方がユーザーとしては便利ですなあ。


 その一方で、カートリッジといいますか、ダウンロードじゃない方は、圧倒的に3DSの方がいいです。Vitaだと、カードが小さくてなくしてしまいそうだし、あとカードのスロットにフタがついてるし、爪で押し込むようにしてカード挿入しなくちゃだし。3DSだとソフトの入れ替えがそんなに苦になりませんが、Vitaだと入れ替えるのにちょいと気合いがいります(というほど大げさではない)。うーん、画像で比較してみますか。

 

 下に敷いてるのは文庫本。上のソフトがゲームボーイアドバンスので、右が3DSで、左がVita。上から見ますと、ちと分かりにくいですが、厚みがかなり違いまして、それが持ったときに挿入しやすさとかにもつながってくるのかなあと。これが数が増えますと、

 

 同じ6本のソフトでもだいぶ印象が違うかと。ポイントは、どっちにもこっそり「海腹川背」が入ってるあたりでしょうか、3DSの方に入ってるのはDS版ですがね(実は、この裏には3DS版も格納されてたり)。ちなみに3DSとDSのカードの違いは、右上にある爪。3DSのはDSのスロットにはささらないようになっています(逆は可)。


 まあ、どっちも一長一短みたいなとこありますが、楽しめればそれでいいんですがねえ。とりあえず今はVitaの方にメインが移ってますが、いずれ3DSもやるでしょうしね。


 だいぶ春めいた日が続いたかと思えば、えらい気温が下がってきたりで、周囲でかなり体調崩したり、花粉症デビューした人がいたり。ふむむ。あと、個人的には今回一番受けたのは、下の購入した本を入力しているときに、「くろいわるいこう」で変換しようとした部分があったのですが、一発で「黒い悪い公」と出たのはどこの悪役であろうかと。そんな日々。




 購入した本:
 川上稔『境界線上のホライゾンX(下)』、佐島勤『魔法科高校の劣等生24』、瘤久保慎司『錆喰いビスコ』、竹本健治『涙香迷宮』、秋『魔王学院の不適合者』、蝸牛くも『ゴブリンスレイヤー7』『ゴブリンスレイヤー外伝 イヤーワン』、D・H・ウィルソン&J・J・アダムズ編『スタートボタンを押してください』


 読了した本:
 岡本タクヤ『異世界修学旅行6〜7』、川上稔『境界線上のホライゾン\(上)』



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