2019年7月。


下旬。


 カッパ装備で、ミッション場の駐輪場に到着し、ずぶ濡れになったそれを脱ぐ。昨年新調したカッパは、結構水を弾いてくれるので快適である。が、あれ、脱いだときにそこはかとない違和感が。こんなにこのカッパ重かったっけか? 数秒後、謎が解けました。両方のポケットにたっぷり水が入ってました。うちから20分も走ってないんですがねえ。そんな土砂降り、熊本。あるいはニッポン。そんな夏。


 暑い


 帰宅しまして、夜10時くらい、居間に入りますと、両親はすでに自室で寝ておりまして、誰もいない。よしとりあえずクーラーだ。とスイッチを押す。うんともすんともいわぬ。何故かそこに別室のクーラーリモコンがあったので、押してみる。うんともすんともいわぬ。リモコンの表示を見ると、ボタンは反応し、指示は飛んでおりまする。にんともかんとも。両親のとこに行って問うてみますと、「壊れたらしい」とのことで。電気工事をやってる叔父がいますので、翌日来てくれるとのことで。ありがたやー。


 翌日、同じような時間帯に帰り着いて、クーラーを見る。リモコンのスイッチを押す。反応がない。ぎゃー。聞いてみますと、どうやら新しいのに変えるしかないとのことで。その翌日に叔父が持って来てくれるのだそうだ。ともかくその日は暑いまま。ぎゃー。



 ま、いずれにせよ、私の自室にはいまだクーラーありませんがね。扇風機でしのぐ所存。なので一番キツいのは、休みの日の昼だったり。ぐう。


 で、何でわりと遅めの帰宅になってるのかといいますと、ええ、ミッション場がある程度修羅場に突入しております。連日残業。海外研修生のコたちも一緒に残業。やっかいさんも残業。ええ、いろいろ大変です。特に最後の項目。たまたまその途中、別場所に所属になったままのバッハ氏がこちらに顔を出した途端、私らみんなして「お持ち帰りですね!?」と詰め寄る始末。真顔で「イヤ」といわれましたが。とっととどっかに持って行ってもらいたい。温和なサブリーダーですらやっかいさんの今旬および次回に出てくるはずの仕事ぶりを見て、「あれはもう何か注意する気力もないわ」という。実際は次回のネタなんですがたいちょーはたいちょーで休憩時間に真顔で「殺してえ」と呟く。そんな一部殺伐な、全体として和気藹々な職場。修羅場


 修羅場に入る直前。前回書いたバーベキューが開催されました。場所は結構山の方で、私、原付で参加。途中、フルスロットルで時速25キロを切るくらいの坂でしたが。で、ただひとり本人を除いて、みんなして心配してたやっかいさんですが、ドタキャン。ごくごく平和にバーベキューでした。送迎付きの研修生のコらもビール飲んで、ほろ酔い加減で楽しんでいたようでした。これが土曜日。週明けから修羅場に入りました。ふう。まあ、イベントがあったりしたのもあって、研修生との職場でのコミュニケーションはスムーズになってるので、いいことだと思いますがね。


 「宝島」の廉価版DVDの話を何度か書きましたが、とうとう、

 

 同じシリーズで「ガンバの冒険」が出るそうで。もちろんとっとと予約しましたともさ。9月なんてすぐ来ちゃいそうですな。たーのーしーみー。


 前回、ロード・ダンセイニの本を購入した話を書きました。それに煽られるように「ペガーナの神々」の復刊版を購入。いや、もちろん、

 

 持ってますよ、昔のやつ。奥付見たら昭和五十四年とありました。ふむー、昭和平成令和。あと、ハヤカワ文庫は途中で大きさが変わったので、並べると違いが分かりますなあ。保存用は昔のやつで、今回買ったのはぱら見用、あるいは布教用ですかね。ぱらぱら見る。うむ、マアナ=ユウド=スウシャイという言葉そのものに痺れますな。栗本薫の小説でもいきなりぽん、とこの言葉が差し込まれたりしてるのがありましたっけ。Mana-Yood-Sushai。〈宿命〉と〈偶然〉がサイコロ勝負をして、勝った方がマアナ=ユウド=スウシャイに世界を創らせるという設定そのもの。うんうん、神話はいいのう。無駄を削ぎ落とした文章とか。前に書いた「巫女の予言」もそうですかね。


 とか何やらここんとこレトロなものというか、懐古的なものというかそういうものに踏み込みつつありますが、ん、あれ、最近でもないか。ここ一年ほど、あんまし新しいものに踏み込んでないなあという気もします。今度文芸部の先輩とお盆辺り飲むかという話も出ておりまして。昨年同じ時期に飲んだときには、オススメ本を教え合ったりしておりました。今年はどうかとこういうときの覚え書きとばかりに「旬」を見返してみたのですが、あんましこれは、というオススメ本が出てこないなあ。とりあえず昨年先輩にオススメした『筺底のエルピス』は最新刊を読んでないままだったので、また読んでみることにする。このためソウヤーキャンペーン一旦停止。


 ゲームについては、ほとんどやれてないなあ。あ、買ったは買ったのですよ。

 

 「蒼き翼のシュバリエ」です。エクスペリエンス。「円卓の生徒」のリメイクですな。2時間弱くらいプレイしたんですが、うーん、なんつーか、ビミョー。特にユーザーインターフェース。え、すげー、分かりにくいこれ。ダンジョンに入る前に、隊列を変える方法を「発見」するまでにマジで10分くらいかかりました。いまだにダンジョンに入ってから隊列を変える方法が分かりません。ぎゃ。


 あと、ヤフオクでちょいと安めに購入できたのが、

 

 発売されてから一年くらい経ちますがまだあまり値が落ちてこないのですよねえ。「9」はVitaじゃ出なかったんで、こちらをやってみようかと。あんまりお馬さんのゲームはやらないんですが、こーゆーのもやってみたいなあと。昔「ダビスタ」をちょいとやったくらい?


 ともあれ夏です。暑いです。熱中症とかコワイので、体調管理には気を付けねばなりませんなあ。ふう。今回は暑さと残業による疲労でちょいとお疲れ気味なので、ネタ少なめでひとつ。次回はたいちょーの「殺してえ」発言の真相をからめてやっかいさんネタかなあ。




 購入した本:
 ロード・ダンセイニ『ペガーナの神々』、京極夏彦訳/東雅夫編『稲生物怪録』、松山剛『君死にたもう流星群4』、大森藤ノ『ソード・オラトリア12』、小川一水『疾走! 千マイル急行(上・下)』


 読了した本:
 米澤穂信『本と鍵の季節』、オキシタケヒコ『筺底のエルピス1〜2』、小路幸也『アンド・アイ・ラブ・ハー』



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