2012年2月。


中旬。


 さて、インフルエンザです。とはいえ、あっさり熱も下がったのですがね。ただ、咳と痰と鼻水。これに悩まされておりました。医者のとこで「直ったら一日おいて出ていい」みたいなことをいわれたので、その境界線がはっきりせず、とりあえず咳がおさまるまでは、とかやってたら、結構な日数経過。そうこうするうちに「明日はミッション入ってるから、出てきてね」とボスから電話がかかってくる。しょーがねー。でっかいマスクしてミッション復帰。ところで、咳と痰と鼻水の薬に関してですが、私、これ、咳と痰と鼻水を出なくする薬だと思ってたんですよ。咳はそのとおりなんですが、痰と鼻水は説明書きを読むと違いました。痰と鼻水をそれぞれ薄めて吐き出しやすくする薬ってことでひとつ。つまり、痰と鼻水自体を停止させるわけじゃないってんですな。いやあ勘違い勘違い。薬に関しては昔、「食前」「食後」「食間」の区別のうち、「食間」を「食事中」のことだと思ってた時代もありました。ともかく、復帰最初のミッション、朝っぱらから八代市でトーク→昼、合志市で荷運び系みたいな。ちょっと時間が空いたので、病院に薬をもらいに行く。いや咳止めとかもう切れてたんで。そんで医者に「咳出てるんですけど、復帰してもいいんですかね?」と相談してみると問題なしとのこと。てゆーか、「5日程度でウイルスがなくなるので」え!? いやたしかにそういうこといってた気もしますが、それってつまり発症後5日経過で復帰していいってことかー!? 一週間くらい休んでた私って一体……。この後、テレビとかのニュースで、解熱後2日か発症後5日というのが基準らしいと知る。知らなんだー。ともあれ、復帰です。


 療養中に「エルリック」をちまちま読むが、あんまし進まず。前回「アリオッホ」の新訳のたとえで、「サルーマン」と「サルマン」を出しましたが、考えてみりゃ「イセンガルド」より「アイゼンガルド」の方がいいなあという気もする。「鉄っ!!」て感じがしね? ともあれ『暁の女王マイシェラ』の後半、つーか旧訳でいうと『薔薇の復讐』(合本されてるので)あたりまで来ました。まあふよふよした感じのファンタジーにちょっと進みにくくなってきたので、今度は柔らかめの本を読むことに。誉田哲也の「武士道」シリーズが文庫で揃ったので読む。まあ物足りない点はありますが、単行本でも好きだったので、と書いて過去の「旬。」調べてみたところ、読んだときには感想とか一行たりとも書いてないですな、はっはっはっ。読んだのは2009年11月下旬で、このシリーズが実際に「旬。」で取り上げられるのは、2009年12月中旬でして。このときのことを、今回文庫で読んで、ふっ、と思い出しました。そう、しおりです。

 

 ↑そんときの画像。紅白のしおりがついてまして、それがふたりのヒロイン(と剣道の紅白の判定とか)を表してるってことでおおっ、と思っておりました。ところが、文庫では、といいますか、文春文庫、ひもしおりとかついてないっちゅーねん。いつもの文春の紙しおりが入ってるだけでちょっちがっかりしてみたりする。


 ミッションに復帰しまして、あちこち車で走ってることが多いのですよ。そうするとカーラジオをお供としてたりしまして。前回とかその前とかで書いてる携帯プレイヤーに関する話って、ラジオが入らない状態のものですからねえ。で、ラジオとか聞いてますと、よく耳にする曲とかCMとかがあります。CMは例えばダイエットのものだったり英会話だったりとかなんですが、曲の方。あー、これ何かいいなあ、と耳に残るものがありまして。で、うっかり、

 

 Amazonでポチる。家入レオの「サブリナ」です。ラジオで聞いてたら、まあ歌い手の経歴とかも紹介しておりまして、現役女子高校生とかそーゆーのはぶっちゃけどーでもよく、私が聞いてて気持ちいいかどうかなんすよね。まあその辺は、音楽に限らず、ゲームとか映画とか本とかでも一緒で、究極は私が満足するかというオレサマ世界の中心発想でひとつ。他人の評価も見たりしますが、それはあくまできっかけであったり選ぶ際のヒントっていうだけですよねえ。評価見て買っても満足できなかったりすることもあるし、そりゃ私の判断が悪かったってだけのことで。もちろん、そうした私に合わないものが他の人には大満足ってもありえますが、私の世界の中心は私なんで、私が満足できればそれでいいのです。他の人とかしりません。というわけで、購入して今もこれ書きながらエンドレスで流してます。それにしても、CDのシングルを新品購入するのっていつぶりだろう。……(記憶検索中)……えーと、多分、スピッツの「渚」とか「チェリー」あたり? っていつの時代だそりゃ。


 ミッションであちこち動き回るのですが、2月19日、この日も予定が入っていたのです。この日の予定は、朝:熊本市御領→昼:八代→午後:熊本市白藤→夕方:熊本市下硯川という流れ。んで、問題。御領から八代はいいのですが、八代から白藤。さらに夕方の下硯川への移動。八代からの移動がグーグルマップだと1時間ちょい。スケジュールはぎりぎり。さらに白藤から下硯川だと移動時間が30分弱、こちらもぎりぎりのスケジュール。そしてこの日、熊本城マラソンがあるのでした。白藤は川尻近辺でアクアドーム含めたコースにわりと近いとこ。白藤から下硯川となると3号線を行くと熊本の街中を突っ切るし、西回りで上熊本の方に出るとしたらそちらもモロにコースが入ってるので大変なことに。とすると3号線ルートってことになりますが、夕方の3号線がまともに走れるのかどうかと。とりあえず当日は、全体を前倒しにする形でごー。八代までは順調に進み、昼飯は八代のイオンで食らい、ミッションをこなす。八代から松橋までを高速で突っ走り、問題の3号線に降りる。うわ、何じゃこりゃ。3号線が、3号線が、がらがら。びっくりするくらい順調に白藤到着。これは、どうやら「ノーマイカーデー」という呼びかけが効いたものなのか。はたまた3号線は無理とみんなして諦めたのか。15時過ぎ、白藤のミッションが終わり、そっから3号線に戻る。ちなみに、下硯川のミッションは16時スタート。3号線をひた走り、結果、25分くらいで到着してビビる。いやマジでほとんど混んでなかったのです。南北に突っ切る3号線に対して、東西へのラインはすべて寸断されてましたが。産業道路との交差点ではポールやポリスやパトカーが封鎖してましたし、他の交差点でも右左折禁止の看板が出てたし。そちらの方へ行きたい車とかがかえって困惑してたようでした。とにもかくにも無事にミッションをクリアし、意外に皆マナーがよいと感心してみたり。


 なんつーか、前半ぶっ倒れてた分、一気に2月が進んだ感じです。いっとき暖かかったのがまた寒くなってきたし。うむ、健康で乗り切っていきたいもんですぞ。





 購入した本:
  誉田哲也『武士道エイティーン』、三雲岳斗『ストライク・ザ・ブラッド3』、川原礫『ソードアート・オンライン9』、九岡望『エスケヱプ・スピヰド』、三河ごーすと『ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー』、加納正顕/F.E.A.R.『ダブルクロスThe 3rd Editionリプレイ・デイズ2』、丹藤武敏/F.E.A.R.『アリアンロッド・リプレイ・ブレイド4』、たのあきら/F.E.A.R.『アリアンロッド・サガ・リプレイIF』、石川博品『クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門』

 読了した本:
  マイクル・ムアコック『メルニボネの皇子』『この世の彼方の海』、竹岡葉月『おおコウスケよ、えらべないとはなさけない!』、北村薫『鷺と雪』、誉田哲也『武士道シックスティーン』『武士道セブンティーン』『武士道エイティーン』



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